JPS615002A - 殺菌剤 - Google Patents
殺菌剤Info
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- JPS615002A JPS615002A JP8567385A JP8567385A JPS615002A JP S615002 A JPS615002 A JP S615002A JP 8567385 A JP8567385 A JP 8567385A JP 8567385 A JP8567385 A JP 8567385A JP S615002 A JPS615002 A JP S615002A
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- Japan
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- alcohol
- bacteria
- germicide
- disinfectant
- seconds
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、殺菌効果及び微生物を殺菌することにより
微生物による腐敗臭を除く脱臭効果を有する殺菌剤に関
する。
微生物による腐敗臭を除く脱臭効果を有する殺菌剤に関
する。
従来から知られている殺菌手段として、ガス殺菌、熱殺
菌、アルコール殺菌などがある。
菌、アルコール殺菌などがある。
−1−記カス殺菌は、その殺菌効果を見込めるが、殺菌
処理終了後に排気操作により残存しているガスを排除し
ても、カスが被殺菌材に吸着残存している場合が多く、
なかなか完全にガスを排除することができないこともあ
り、ガスの残留性が問題となる。カスの種類によっては
排除に数日かかるものもあり、殺菌処理後の工程に時間
がかかり過ぎる。さらに被殺菌材の材料の中のいろいろ
な成分とも反応して毒性のあるグリコールやクロールヒ
ドリンが生成される問題もある。
処理終了後に排気操作により残存しているガスを排除し
ても、カスが被殺菌材に吸着残存している場合が多く、
なかなか完全にガスを排除することができないこともあ
り、ガスの残留性が問題となる。カスの種類によっては
排除に数日かかるものもあり、殺菌処理後の工程に時間
がかかり過ぎる。さらに被殺菌材の材料の中のいろいろ
な成分とも反応して毒性のあるグリコールやクロールヒ
ドリンが生成される問題もある。
結局、このガス殺菌は殺菌処理後のカス排除に長時間か
かるとともに、その排気が完全か否かの確認及び残留毒
物の確認をしなければならない等の問題もあった。
かるとともに、その排気が完全か否かの確認及び残留毒
物の確認をしなければならない等の問題もあった。
また、前記熱殺菌は、被殺菌材の素材が、熱により破壊
される危険があるので、例えば、高分子化合物の製品や
不織布等の殺菌には使えない欠点がある。
される危険があるので、例えば、高分子化合物の製品や
不織布等の殺菌には使えない欠点がある。
さらに、前記アルコール殺菌は、栄養型細胞に対して殺
菌作用が期待できるが、真菌に対しての殺菌効果は即効
性を望めず、又細菌胞子に対してアルコールの透過性が
ないため、細菌胞子に対する作用は静菌的で、アルコー
ルの殺菌効果に限界があり、アルコール単品での殺菌は
完全とはいえない問題がある。
菌作用が期待できるが、真菌に対しての殺菌効果は即効
性を望めず、又細菌胞子に対してアルコールの透過性が
ないため、細菌胞子に対する作用は静菌的で、アルコー
ルの殺菌効果に限界があり、アルコール単品での殺菌は
完全とはいえない問題がある。
この発明は、細菌だけでなく真菌に対しても即効性があ
り、しかも被殺菌材の素材を破壊せず、かつ毒性が全く
無いきわめて安全性の高い殺菌剤の提供を目的とする。
り、しかも被殺菌材の素材を破壊せず、かつ毒性が全く
無いきわめて安全性の高い殺菌剤の提供を目的とする。
この発明の殺菌剤は、アルコールに対して0.1%〜3
%のソルビン酸を混合したものである。
%のソルビン酸を混合したものである。
そして、この発明は、従来防腐剤としてしか考えられて
いなかったソルビン酸を殺菌剤に用いた点に最大の特徴
を有する。
いなかったソルビン酸を殺菌剤に用いた点に最大の特徴
を有する。
つまり、ソルビン酸は、いわゆる静菌作用しか認められ
ていなかったが、これをアルコールと混合することによ
って、従来の殺菌剤より、その殺菌効果が飛躍的に向上
した。特に、各種微生物に対する殺菌力測定試験(石炭
酸係数、消毒用アルコールに対する相対比)で、この発
明の殺菌剤がアルコールと炭酸ガスを混合した殺菌剤等
よりも非常に高い値を示し、殺菌効果が大きいという結
果が得られた。
ていなかったが、これをアルコールと混合することによ
って、従来の殺菌剤より、その殺菌効果が飛躍的に向上
した。特に、各種微生物に対する殺菌力測定試験(石炭
酸係数、消毒用アルコールに対する相対比)で、この発
明の殺菌剤がアルコールと炭酸ガスを混合した殺菌剤等
よりも非常に高い値を示し、殺菌効果が大きいという結
果が得られた。
さらに、この殺菌剤は、真菌に対しても消毒用アルコー
ルの15倍の即効性があることが認められた。
ルの15倍の即効性があることが認められた。
また、この発明の殺菌剤は、その安全性が非常に高いこ
とも特徴の一つである。
とも特徴の一つである。
つまり、この殺菌剤の主成分であるアルコール及びソル
ビン酸は、それらを混合しても触媒として働く物質がな
いために化学反応はおこらない。
ビン酸は、それらを混合しても触媒として働く物質がな
いために化学反応はおこらない。
すなわち、この殺菌剤の主成分の混合物を単離分析して
も、もとの物質であるアルコール及びソルビン酸しか検
出されず、反応生成物は認められない。
も、もとの物質であるアルコール及びソルビン酸しか検
出されず、反応生成物は認められない。
しかも、これら各物質の安全性は、すでに確認されてい
るところで、したがって、それら物質の混合物であるこ
の発明の殺菌剤の安全性が高いことは、理論的にも明ら
かである。
るところで、したがって、それら物質の混合物であるこ
の発明の殺菌剤の安全性が高いことは、理論的にも明ら
かである。
ちなみに、ソルビン酸は体内で酸化され、過酸化物と第
2次的な酸化生成物を生じるが、これは代謝され易い炭
水化物により水と二酸化炭素になる。
2次的な酸化生成物を生じるが、これは代謝され易い炭
水化物により水と二酸化炭素になる。
また、アルコールは、それか経口的に摂取された場合に
速やかに吸収される。
速やかに吸収される。
なお、この安全性については、マウスに対する急性毒性
試験及び局所刺激試験によって、全く問題のないことが
判明している。
試験及び局所刺激試験によって、全く問題のないことが
判明している。
以−1−のようしこ殺菌剤は、即効性及び即乾性に優れ
ているので、病院などでの緊急消毒や、手術後の感染防
止、院内の感染防止等にも使用できる。
ているので、病院などでの緊急消毒や、手術後の感染防
止、院内の感染防止等にも使用できる。
さらに、この殺菌剤は、微生物を殺菌することにより腐
敗臭を除く脱臭効果も発揮する。
敗臭を除く脱臭効果も発揮する。
ちなみに、この殺菌剤を悪臭がする靴の中に3秒はと噴
霧して、6人のパネラ−による嗅覚を基準にした三点比
較式臭袋法でその脱臭情況を比較したところ、非常に良
好な結果を得ることができた。
霧して、6人のパネラ−による嗅覚を基準にした三点比
較式臭袋法でその脱臭情況を比較したところ、非常に良
好な結果を得ることができた。
次に、この発明の実験結果を明らかにする。
実験例工
([」的)
石炭酸係数測定V、を用いて、数種の他の薬剤と本朝発
明の殺菌剤とについて、各種微生物に対する殺菌力を検
討した。
明の殺菌剤とについて、各種微生物に対する殺菌力を検
討した。
(使用菌種)
lサルモネラ ティア イー(Salmonella
typhi)110B10 (チフス菌) 2プロテウス ブルガリス(Proteusvulga
ris)ATCC13315 3シユードモナス エールギノーザ(Pseudomo
nasaeruginosa) ATCC27853(
緑膿菌)4アシネトバクタ−カルコアセティカス(Ac
1n−etobacter calcoacetic
us) ATCC1960e5スタフイロコツカス エ
ピデルミゾイス(ト)tap−hylococcus
epidermidis) ATCCI2228(表皮
ブドウ球菌) 6ストレゾトコツカス パイオゲネス(Strepto
c−occus pyagenes) ATCC188
15(化購性しンサ珠菌) 7バチルス セレウス(Bacillus cereu
s) T(セレウス菌) 8バチルス サプチラス(Bacillus 5ubt
ilis)ATCC9372(枯草菌) 9トルロプシイス ゲラブラタ(Torulopsis
gla−■11にTtl14002 なお、上記菌種のアルファベラ)は学術名、記号は世界
標準画記号にもとづいている。
typhi)110B10 (チフス菌) 2プロテウス ブルガリス(Proteusvulga
ris)ATCC13315 3シユードモナス エールギノーザ(Pseudomo
nasaeruginosa) ATCC27853(
緑膿菌)4アシネトバクタ−カルコアセティカス(Ac
1n−etobacter calcoacetic
us) ATCC1960e5スタフイロコツカス エ
ピデルミゾイス(ト)tap−hylococcus
epidermidis) ATCCI2228(表皮
ブドウ球菌) 6ストレゾトコツカス パイオゲネス(Strepto
c−occus pyagenes) ATCC188
15(化購性しンサ珠菌) 7バチルス セレウス(Bacillus cereu
s) T(セレウス菌) 8バチルス サプチラス(Bacillus 5ubt
ilis)ATCC9372(枯草菌) 9トルロプシイス ゲラブラタ(Torulopsis
gla−■11にTtl14002 なお、上記菌種のアルファベラ)は学術名、記号は世界
標準画記号にもとづいている。
(菌種の選択の基準)
被験薬剤の利用目的を考えて、院内感染防止の立場から
呼吸器系から分離される頻度の高いもの、および臨床的
に重要なものを選択した。
呼吸器系から分離される頻度の高いもの、および臨床的
に重要なものを選択した。
(被験薬剤の種類)
A9石炭酸
B、消毒用アルコール
C,アルコールと炭酸ガスとの混合
り、7Ulzコールに対してソルビン酸を0.5%にし
た本発明の殺菌剤 E、ブツシュ コール(今津薬品工業株式会社)F、グ
リーン・シイ(フロイト産業株式会社)これらは、消毒
薬の検定法に準拠し、被験薬剤の石炭酸に対する相対的
な、殺菌力(石炭酸係数)を検討した。
た本発明の殺菌剤 E、ブツシュ コール(今津薬品工業株式会社)F、グ
リーン・シイ(フロイト産業株式会社)これらは、消毒
薬の検定法に準拠し、被験薬剤の石炭酸に対する相対的
な、殺菌力(石炭酸係数)を検討した。
また、消毒用アルコールに対する相対的な殺菌力も、あ
わせて検討した。
わせて検討した。
(被験薬剤の調製)
アルコールと炭酸ガスとの混合、本願発明の殺菌剤、ブ
ツシュコールおよびグリーン・シイは、殺菌容器に噴霧
して液体状にした後、直ちに任意の濃度に稀釈した。
ツシュコールおよびグリーン・シイは、殺菌容器に噴霧
して液体状にした後、直ちに任意の濃度に稀釈した。
上記の条件下で、実験した結果が、次頁以降に示した表
1に示す通りである。
1に示す通りである。
なお、この表1において、a欄は菌種、b欄は被験薬剤
であって、A−Fは上記被験薬剤のところで説明したも
のと対応させている。つまり、Dが本願発明の殺菌剤に
対応する。またC欄は増殖を阻止する最高稀釈倍数の逆
数、d欄は石炭酸係数、e欄は消毒用アルコールに対す
る相対比(係数)である。
であって、A−Fは上記被験薬剤のところで説明したも
のと対応させている。つまり、Dが本願発明の殺菌剤に
対応する。またC欄は増殖を阻止する最高稀釈倍数の逆
数、d欄は石炭酸係数、e欄は消毒用アルコールに対す
る相対比(係数)である。
表1
a41] b欄 c4m1. d41111
e欄lID8+OA ?5 − 3.O
B 25 0.3 C250,31,0 木D 75 1.0 3.OE 25
0.3 1.0 a4(gl b欄 C欄 d欄 e欄ATC
C13315A 75 − 3.OB
25 0.3 C250,31,0 木D +30 1.2 3.6E 2
5 0.3 1.O F 10 0.1 0.4 ATC:C27853A 75 − 3.O
B 25 0.3 C250,31,0 *D 90 1.2 3.6 E 25 0.3 1.O F 10 0.1 0.4 Arc:C19Ei08 A 75 −
0.8B 100 1.4 C250,30,3 木D 225 3.0 2.3E 25
0.3 0.3 F 10(11,41,0 a4Il ba c欄 dMI e欄ATC
C12228A 75 − 3.OB
25 0.3 C250,31,0 木D 75 1.0 3.OE 25
0.3 1.O F +0 0.1 0.4 ATCC19815A 75 − 3.OB
25 0.3 C250,31,0 *D +50 2.0 6.OE 25
0.3 1.O F 10 0.IO,4 T A 100 − 4.OB
25 0.3 C250,31,0 *D 140 1.4 5.8E 50
0.5 2.O F 10 0.1 0.4 a欄 b欄 C欄 d欄 e欄ATCC937
2A 10 − 1.OB 10 1
.0 − CIo 1.0 1.0 *D 25 2.5 2.5 E 10 1.0 1.O F 25 2.5 2.5 MTU14002 A 80 3
.2B 25 11.3 − C750,93,0 *D 110 1.4 4.4E 10
0 1.2 4.O F 10 0.1 0.4 なお、[−記以外の菌種についても実験したが、はぼ同
様の結果が得られた。この実験した菌種は、腸内菌種5
菌種、ブドウ糖非醗酵2菌種、グラム陰性桿菌1菌種、
グラム陽性球菌2菌種、非定型抗酸菌1 +2i種、真
菌1菌種である。
e欄lID8+OA ?5 − 3.O
B 25 0.3 C250,31,0 木D 75 1.0 3.OE 25
0.3 1.0 a4(gl b欄 C欄 d欄 e欄ATC
C13315A 75 − 3.OB
25 0.3 C250,31,0 木D +30 1.2 3.6E 2
5 0.3 1.O F 10 0.1 0.4 ATC:C27853A 75 − 3.O
B 25 0.3 C250,31,0 *D 90 1.2 3.6 E 25 0.3 1.O F 10 0.1 0.4 Arc:C19Ei08 A 75 −
0.8B 100 1.4 C250,30,3 木D 225 3.0 2.3E 25
0.3 0.3 F 10(11,41,0 a4Il ba c欄 dMI e欄ATC
C12228A 75 − 3.OB
25 0.3 C250,31,0 木D 75 1.0 3.OE 25
0.3 1.O F +0 0.1 0.4 ATCC19815A 75 − 3.OB
25 0.3 C250,31,0 *D +50 2.0 6.OE 25
0.3 1.O F 10 0.IO,4 T A 100 − 4.OB
25 0.3 C250,31,0 *D 140 1.4 5.8E 50
0.5 2.O F 10 0.1 0.4 a欄 b欄 C欄 d欄 e欄ATCC937
2A 10 − 1.OB 10 1
.0 − CIo 1.0 1.0 *D 25 2.5 2.5 E 10 1.0 1.O F 25 2.5 2.5 MTU14002 A 80 3
.2B 25 11.3 − C750,93,0 *D 110 1.4 4.4E 10
0 1.2 4.O F 10 0.1 0.4 なお、[−記以外の菌種についても実験したが、はぼ同
様の結果が得られた。この実験した菌種は、腸内菌種5
菌種、ブドウ糖非醗酵2菌種、グラム陰性桿菌1菌種、
グラム陽性球菌2菌種、非定型抗酸菌1 +2i種、真
菌1菌種である。
L記の表からも明らかなように、本願発明の殺菌剤は、
他の被験剤に比べて、各微生物に対する殺菌力が、きわ
めて強いことが明確である。
他の被験剤に比べて、各微生物に対する殺菌力が、きわ
めて強いことが明確である。
つまり、その石炭酸係数およびアルコールに対する相対
比が、きわめて強く、殺菌剤としての効果が抜群である
。
比が、きわめて強く、殺菌剤としての効果が抜群である
。
実験例II
また、本願発明の殺菌剤について、その殺菌力のモデル
実験の結果を示したのが、表2および表3である。
実験の結果を示したのが、表2および表3である。
なお、このモデル実験は、つぎの条件下でおこなった。
(被験薬剤)
アルコールに対してソルビン酸を0.5%混人した本願
発明の殺菌剤を使用した。
発明の殺菌剤を使用した。
(試験方法)
蛇管(フクダ産業製、黒ゴム、内径32)×長さ100
cm ) ヲ用い、−・力の端をアルミホイルで密閉し
、開口した他端から、一定量の被験菌液を塗布し、それ
を15分間放置した。
cm ) ヲ用い、−・力の端をアルミホイルで密閉し
、開口した他端から、一定量の被験菌液を塗布し、それ
を15分間放置した。
このようにした蛇管を2木用意し、一方の蛇管には、殺
菌剤を噴霧せずに、そのまま放置した。
菌剤を噴霧せずに、そのまま放置した。
また、他方の蛇管には、本願発明の上記殺菌剤を一定1
11J間噴霧し、それを一定時間後にガーゼタンポンで
拭きとり、3mlの殺菌リン酸緩衝生理食塩水で洗いだ
したものを被験菌液として、その供試菌の残存菌数を測
定した。
11J間噴霧し、それを一定時間後にガーゼタンポンで
拭きとり、3mlの殺菌リン酸緩衝生理食塩水で洗いだ
したものを被験菌液として、その供試菌の残存菌数を測
定した。
さらに、上記殺菌剤の噴霧時間を、3秒、5秒、15秒
とに分け、その放置時間を、15秒、30秒、60秒、
180秒とした。
とに分け、その放置時間を、15秒、30秒、60秒、
180秒とした。
(被験菌液)
シュードモナス エールギノーザ
ATCC27853(緑膿菌)
バチルス サブチラスATCC9372(枯草菌)表2
(ATCG 27853) 噴霧時間 放置時間 残存菌数(個/m1)0
2、OX10515秒
1.4 X1023秒 3011O 011O 噴′R詩間 放置11+r間 残存菌数(個/
m1)5秒 301/ 060tt
015秒
O 15秒 301/ 0この表
2からも明らかなように、本願発明の殺菌剤を、3秒間
噴霧し、それを30秒間放置することによって、残存菌
数が0となり、本願発明の殺菌剤の効果が立証された。
(ATCG 27853) 噴霧時間 放置時間 残存菌数(個/m1)0
2、OX10515秒
1.4 X1023秒 3011O 011O 噴′R詩間 放置11+r間 残存菌数(個/
m1)5秒 301/ 060tt
015秒
O 15秒 301/ 0この表
2からも明らかなように、本願発明の殺菌剤を、3秒間
噴霧し、それを30秒間放置することによって、残存菌
数が0となり、本願発明の殺菌剤の効果が立証された。
表3 (ATC;G 9372 )’
噴霧時間 放置時間 残存菌数(個/m1)Q
3.8 X10515秒
2.4 X1023秒 30tt
0Boil
0噴霧時間 放置時間 残存菌数15秒
0 5秒 3011゜ 180// 、0 15秒 O 15秒 30// 0この実
験結果からも明らかなように1本発明の殺菌剤を3秒間
噴霧し、それを30秒間放置するだけで、残存菌数が完
全に無くなってしまった。
3.8 X10515秒
2.4 X1023秒 30tt
0Boil
0噴霧時間 放置時間 残存菌数15秒
0 5秒 3011゜ 180// 、0 15秒 O 15秒 30// 0この実
験結果からも明らかなように1本発明の殺菌剤を3秒間
噴霧し、それを30秒間放置するだけで、残存菌数が完
全に無くなってしまった。
実験例■
真菌に対する殺菌力測定試験
(1−1的)
この発明の殺菌剤が、真菌に対してどの程度殺菌効果を
有するかについて検討するとともに、消毒用アルコール
(エタノール)に対する相対的な殺゛菌力も検討するこ
とを目的にした。
有するかについて検討するとともに、消毒用アルコール
(エタノール)に対する相対的な殺゛菌力も検討するこ
とを目的にした。
(被験薬剤の調整)
消毒用アルコールは常法通り作成し、この発明の殺菌剤
はアルコールに対してソルビン酸を2.0%混合した。
はアルコールに対してソルビン酸を2.0%混合した。
そして、両薬剤は、l、?、4.8.10倍の5段階に
稀釈するとともに、それぞれの稀釈度における殺菌効果
を試験した。
稀釈するとともに、それぞれの稀釈度における殺菌効果
を試験した。
(測定方法)
各濃度に稀釈した被験薬剤4.5mlに被験菌液0.5
mlを加えて十分に混和した後、1.3.5.1530
分後に各々の一白金耳を後培養培地に接種し、30°C
で7日間培養して菌の生死を判定した。
mlを加えて十分に混和した後、1.3.5.1530
分後に各々の一白金耳を後培養培地に接種し、30°C
で7日間培養して菌の生死を判定した。
菌種l
アスペルギルス フミガータス
(Aspergillus fumigatus)消毒
用アルコールの試験結果 稀釈 1351530 1:1 + + + −−1:2
+ + + −−1:4 + →−+++ 1:8 + + 十
十 本材、釈 135 +530 1:10 +++++ 本願発明の試験結果 稀釈 1351530 1+1 −−−一 1:2 −− − − −1+4
+ + + −−1:8
+ + 十 + +
l : 10 + + 十 +
+菌種2 アスペルギルス テレウス (Aspergillus terreus)消消1j
ノ用アルコールの試験結果 稀釈 135’1530 1:I + + 十−−1
:2 + + +−’−1:4
+ + 十 +
+1’+8 + + 十
+ +1 : 10 ++++
+本願発明の試験結果 稀釈 1351530 1:1 −−−− 1+2 −−−−− 1:4 + + +
十 十1:8 + 十
+ + +1:10 +++
十 +なお、上記アスペルギルスは、体内
において発ガン性のアフラトキシンを作る。
用アルコールの試験結果 稀釈 1351530 1:1 + + + −−1:2
+ + + −−1:4 + →−+++ 1:8 + + 十
十 本材、釈 135 +530 1:10 +++++ 本願発明の試験結果 稀釈 1351530 1+1 −−−一 1:2 −− − − −1+4
+ + + −−1:8
+ + 十 + +
l : 10 + + 十 +
+菌種2 アスペルギルス テレウス (Aspergillus terreus)消消1j
ノ用アルコールの試験結果 稀釈 135’1530 1:I + + 十−−1
:2 + + +−’−1:4
+ + 十 +
+1’+8 + + 十
+ +1 : 10 ++++
+本願発明の試験結果 稀釈 1351530 1:1 −−−− 1+2 −−−−− 1:4 + + +
十 十1:8 + 十
+ + +1:10 +++
十 +なお、上記アスペルギルスは、体内
において発ガン性のアフラトキシンを作る。
菌種3
ミクロスポリュウム ジブサム(Microsporu
mgYPseum) 消fjJ用アルコールの試験結果 稀釈 1351530 1:1 + + + −−1
:2 + + + →−−1、:
4 +++++ 1:8 + + +
十 +1・10 + + + +
+本願発明の試験結果 稀釈 1351530 1:l −−一一一一 1:2 −−一−−− 1:4 + + + + −1:8
+ + + + +■ ・ 10
+ + + + +なお、−1−
記ミクロスボリュウムは皮膚感染症の病原菌である。
mgYPseum) 消fjJ用アルコールの試験結果 稀釈 1351530 1:1 + + + −−1
:2 + + + →−−1、:
4 +++++ 1:8 + + +
十 +1・10 + + + +
+本願発明の試験結果 稀釈 1351530 1:l −−一一一一 1:2 −−一−−− 1:4 + + + + −1:8
+ + + + +■ ・ 10
+ + + + +なお、−1−
記ミクロスボリュウムは皮膚感染症の病原菌である。
そして、上記−記号の部分はその殺菌効果が認られ、十
記号は殺菌効果が認められなかった場合である。この結
果から、本発明の殺菌剤が真菌に対しても十分に効果が
あることが認められた。
記号は殺菌効果が認められなかった場合である。この結
果から、本発明の殺菌剤が真菌に対しても十分に効果が
あることが認められた。
Claims (1)
- アルコールに対して0.1%〜3%のソルビン酸を混合
してなる殺菌剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8567385A JPS615002A (ja) | 1985-04-22 | 1985-04-22 | 殺菌剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8567385A JPS615002A (ja) | 1985-04-22 | 1985-04-22 | 殺菌剤 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3045983A Division JPS59157007A (ja) | 1983-02-25 | 1983-02-25 | 滅菌剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS615002A true JPS615002A (ja) | 1986-01-10 |
Family
ID=13865341
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8567385A Pending JPS615002A (ja) | 1985-04-22 | 1985-04-22 | 殺菌剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS615002A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6435108A (en) * | 1987-07-30 | 1989-02-06 | Canon Kk | Drive mechanism |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56123906A (en) * | 1980-03-04 | 1981-09-29 | Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The | Antibacterial, antimold composition |
JPS57212104A (en) * | 1981-06-24 | 1982-12-27 | Hokko Chem Ind Co Ltd | Agricultural and horticultural fungicide |
-
1985
- 1985-04-22 JP JP8567385A patent/JPS615002A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56123906A (en) * | 1980-03-04 | 1981-09-29 | Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The | Antibacterial, antimold composition |
JPS57212104A (en) * | 1981-06-24 | 1982-12-27 | Hokko Chem Ind Co Ltd | Agricultural and horticultural fungicide |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6435108A (en) * | 1987-07-30 | 1989-02-06 | Canon Kk | Drive mechanism |
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