JPS61500150A - 種子用被覆 - Google Patents

種子用被覆

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JPS61500150A
JPS61500150A JP50381084A JP50381084A JPS61500150A JP S61500150 A JPS61500150 A JP S61500150A JP 50381084 A JP50381084 A JP 50381084A JP 50381084 A JP50381084 A JP 50381084A JP S61500150 A JPS61500150 A JP S61500150A
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JP
Japan
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seeds
coating composition
microns
coating
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Pending
Application number
JP50381084A
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English (en)
Inventor
エバンス、ピーター・ロルフ
Original Assignee
アグリソ−ブ・プロプライエタリ−・リミテッド
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 種 子 用 被 覆 技m 本発明は水吸収用被覆組成物の水吸収性により蒔種の際の種子の発芽を促進する ための水吸収用被覆組成物に関する。
彰LIL 過去、種子を蒔き、種子を自然に発芽させていた。発芽は蒔種時の気候条件、湿 度及び土壌の肥沃さに単に依存する。発芽操作を開始するための気候要因は種子 を発芽させるために利用できる湿度が充分にあることである。
これは単に雨並びに一般的な農業条件及び農地条件に依存する。それ故、農業従 事者は通常がなりの降雨があった後に種子の作付けを行なうが、しかし、土壌の 内層面に充分な水分がある。
それ故、発芽のために通常必要な気候条件よりも乾燥した気候条件で種子を発芽 させる方法の発見には多くの利点がある。これは乾燥した陸地の農地、すなわち 低降雨量の農業地帯をもつ諸国では特に重要である。それ故、吸湿性であり、種 子へ水分を集中することができ、これによって発芽を開始させる種子用の被覆を 開発することが好都合である。
本発明の目的は種子へ被覆することができ、且つ吸収特性により種子の発芽を促 進する有効吸湿性または水吸収用被覆組成物を提供するにある。
発明の開示 それ故、本発明は微細ポリアクリルアミドと微細ポリアクリレートの緊密な混合 物よりなる種子用吸収性被覆組成物に関する。この吸収性組成物はまた粘着剤と して微細グラアイトを含有することが好適である。
本発明組成物を被覆することができる種子は発芽の際に水分を必要とする全ての 植物種子である。例えば適当な種子は小麦、トウモロコシ、モロコシ、脂肪種子 類、豆類、線種子、牧草、ムラサキウマゴヤシ及び野菜種子類である。
本発明組成物は吸湿性であり、水を吸収することができる。本発明組成物は水分 を吸収するための高い能力をもつものでなければならない。本発明組成物は種子 に被覆するまで、好適には被覆した種子を土地に蒔くまで湿気または水との接触 を回避しなければならない。しかし、蒔種時点に種子へ更に水分を与えるために 本発明組成物を種子へ被覆する前または後に被覆用混合物を湿潤させることがで きる。
被覆組成物は微細天然グラアイトのような粘着剤を含有す仝ことが最適である。
グファイトを使用しない場合、植物油、アラビアゴムまたは若干の同様の粘着剤 のような粘着剤で種子を被覆することができる。
本発明の被覆組成物は微細ポリアクリレートと微細ポリアクリルアミドの組み合 わせに関する。ポリアクリレートとポリアクリルアミドの混合物は驚くほど効果 的な吸湿性被覆組成物を提供する。この予期せぬ効果についての理由は正確には 解明されていないが、しかし、上述の混合物が発芽のために必要な土壌成分並び に水分を種子へ誘引するものと思われる。
被覆組成物の種々の成分は微細である。このことは被覆組成物を種子へ接着させ 、また有効な水分を種子の表面に移動させるために重要である。ポリアクリルア ミドは1000ミクロン以下の粒子寸法をもつものが好適であり、またポリアク リレートは1000ミクロン以下の粒子寸法をもつものが好適である。また、グ ラアイトを使用する場合、グラアイトは約200ミクロン以下の粒子寸法をもつ ものが好適である。
ポリアクリルアミドは粒子寸法範囲の一方が200+。
クロン以上であり、他方が200ミクロン以下である2種の異なる粒子寸法範囲 の組成物で存在することが好適である。
ポリアクリレートは10〜200ミクロンの粒子寸法をもつものが好適である。
ポリアクリレートは約60ミクロンの粗粒寸法をもつものが最適である。
最も好ましくはポリアクリルアミドは、1つの粒子寸法範囲が200〜1ooo ミクロンの範囲、最も好ましくは約300ミクロンの範囲で、他の粒子寸法範囲 が1〜200ミクロン、最も好ましくは約200ミクロンの粒子中に存在するこ ともで柊る。
グラファイトは好ましくは約10〜20ミクロンの粒子寸法をもつ。
被覆組成物は例えば肥料、殺カビ剤及び/または殺虫剤をも含むことができる。
このように使用する殺カビ剤及゛び殺虫剤は、穀物を蒔種するときに種子に適用 するのに有効なことが既知の普通使用される化合物のいずれでもよい。肥料も適 当な肥料の任意のものを使用できるが、得効性の肥料が好ましい。ここに、「肥 料」とは種子の成。
長を促進するための種として添加できる窒素固定用バクテリアを含む。殺カビ剤 、殺虫剤、または肥料添加剤は被覆組成物中に配合するが、あるいは前記添加剤 に被覆用組成物を種子に適用するときだけ添加してもよい。被覆組成物を製造す るときに被覆組成物に配合する場合は、添加剤は微細に磨砕した状態で添加しな ければならない。
本発明の好適な澱粉グラフト化ポリアクリレート成分は、窒素固定バクテリアの 特に良好なキャリアである。
本発明は種子を上述の吸湿性被覆組成物で被覆し、被覆した種子を蒔き発芽させ ることからなる種子の発芽促進法にも関する。別法として、被覆組成物を種子を 蒔くときに種子に適用してもよい。水を畑のうねのみぞに蒔くか、蒔種作業と一 緒に種子と共に添加する。
本発明はまた、上述の乾燥吸湿性被覆組成物を防湿防水性包装内に包装してなる 包装した種子被覆組成物をも包含するものである。吸湿性被覆組成物は種子を被 覆するのに使用するまで乾燥して保つのが好ましい。これにより被覆作業を容易 にし、且つ運送重量を軽減し、また、使用前の組成物の貯蔵重量を軽減できる。
被覆組成物は他に直接蒔種機と一緒に水性スラリーとして使用してもよい。この 場合には土壌中の水分は蒔種時を決定するためにそう重要な因子ではなくなり、 農業作業者は土壌中の水分の量に関係なく穀物種子を蒔種できる。例えば被覆組 成物は水:被覆組成物の重量比として約300〜400:1の比で水と共に混合 することができる。次いで種子を土壌表面上に蒔種する。
本発明のポリアクリレートは内部架橋澱粉グラフト化ポリアクリレートで、これ は澱粉とアクリル酸とから造られる。このポリマーは通常極めて良好な吸着剤で 、例えばポリマーの重量の100倍までの水を吸着する。このポリマーは実質上 水に不溶性でなければならない。好適なこの種のポリアクリレートは、サンヨ化 学工業(日本)により製造された「サンウェト・アイ・エム(SANWET I M)−1000Jとして知れられるポリアクリレートである。これは予め架橋し たでん粉でグラフト化したポリアクリレートである。この物質はその重量の10 0倍の水を吸収できる白色粉末である。このポリアクリレートは20メ・ンシュ より大きい粒子が約1重量%、20〜145メツシユの粒子が約89重量%、1 45メツシユ以下の粒子が約10重量%の粒子寸法分布をもつ。これは約7重量 %以下の水分含有のものとして購入できる。使用前にこのポリマーを本発明の好 適な実施態様に従って適当な粒子寸法例えば約60ミクロンに磨砕する。
ポリアクリルアミドは、例えばアニオン性ポリマーでもカチオン性ポリマーでも よい。
ポリアクリルアミドはその重量の何倍もの水を吸着できる架橋アクリルアミドコ ポリマーであることができる。
このようなポリアクリルアミドの適当な1例は、英国、ヨークシャイヤーのアラ イド・コロイド(AlliedColloids)からアルコソーブAB I( ALCO8ORBABI)の商品名で販売されているものである。これはその重 量の約70倍の水を吸着できる水吸着性、水不溶性ポリマーである。これは普通 5〜7重量%の水分含、量の白色顆粒として入手できる。このポリアクリルアミ ドを本発明に好適な小粒子寸法、例えば1部が300ミクロンで、他の部分が約 20ミクロンの粒子寸法に磨砕する。他にポリアクリルアミドはフランス国のS 、N、F社により製造され、[アクアソーブPR3005(AQUASOPB  PR3005)jの商品名で販売されているものがある。このポリマーはその重 量の約30倍または約500倍それぞれ水吸着することができる。
このポリマーも使用前に所望粒子寸法に磨砕する。
組成物中に各成分をほぼ等量ずつ配合するのが好ましい。理想的な組成は下記の 通りであるニゲラフト化ポリアクリレート約60ミクロンの粒子33.3% 内部架橋澱粉グラフト化ポリアクリレート約60ミクー ロンの粒子33.3% 架橋ポリアクリルアミド約300ミクロンの粒子16% 架橋ポリアクリルアミド約20ミクロンの粒子17.4% この組成物はその重量の約300倍の水を吸着する。
被覆組成物は種子を被覆するのに充分な量で種子を適用する。代表的には約10 0〜400kgの種子当たり約1kgの被覆組成物を使用する。しかし、小麦の 種子の場合には400kgの種子を1kgの被覆組成物で被覆するのが好ましい 。
本 明の最良 上述の種子被覆組成物を普通の農業作業要領で使用する。種子を蒔く前に種子に 組成物を数式散布する。少量の種子の場合には種子被覆組成物及び種子を密封容 器中に入れて約1分間振るか、転動して種子を被覆する。多量の種子を使用する 場合には種子を1回約100kg収容できるコンクリートミキサーまたはタンブ ラ−に充分量の種子被覆組成物と共に入れ、装置を約1分間運転すれば種子は被 覆される。1トンまたはそれ以上の種子を被覆する場合には種子を被覆するのに 市販の混合機を使用するのが好ましい。
本発明の種子被覆それは種子の発芽速度を顕者に改善する。そして乾燥した土地 または潅水栽培穀物の発芽速度を顕者に改善することが判明した。穀物の判明は より速(なり、発芽率も増大することが判明した。また、発芽後の最初の4週間 内の根の発育も者しく深くなり、丈夫に発育することが判明した。これらの利点 はより高い穀物生産性、より速い穀物熟成を可能にする。また、根がより深く発 育するので食物は生育初期の若゛干の開の水の応力の効果をうけにくくする利点 がある。
別の利点は本発明の組成物の好適なグラアイト成分が穏やかな殺カビ作用及び殺 虫作用有するから種子を保護することにある。グファイトは種子に被覆組成物を 粘着させる粘着剤として作用し、更に被覆した種子の種蒔き作業をしやすくする 滑剤として働く。
実」1例一 本発明の被覆組成物をオーストラリア、ニュー・サウス・ウエイルスのライ・ウ ア(W ee W aa)近くの木綿の収穫について試験した。木綿の種子を蒔 種前に種子箱に・入れて被覆組成物で被覆した。木綿種子200kg毎に約1k gの被覆組成物を使用した。種子を蒔くと、被覆した種子は地面がら4日後に発 芽するが、普通、発芽には40夜を要する。発芽時間のこの実験の改善は天候及 び土壌の条件に依存するが、一般に被覆種子は非被覆種子よりも早いように思わ れる。今日までの結果によれば被覆種子からの収穫は非被覆種子に比べて改善さ れていることを示す。
被覆組成物は普通種子に適用するのに安価で、種子の成長及び収穫に顕著な利点 を提供する。
工業的適用性 本発明の被覆組成物は農業、園芸及び種子がらの植物の成長に適用できる。
国際調査報告

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.微細ポリアクリルアミドと微細ポリアクリレートの緊密な混合物よりなる種 子用吸湿性被覆組成物。
  2. 2.吸湿性被覆組成物がまた粘着剤を含有する請求の範囲第1項記載の被覆組成 物。
  3. 3.粘着剤が微細グラアイトである請求の範囲第2項記載の被覆組成物。
  4. 4.ポリアクリルアミド及びポリアクリレートの粒子寸法が1000ミクロン以 下であり、グラアイトの粒子寸法が200ミクロン以下である請求の範囲第3項 記載の被覆組成物。
  5. 5.ポリアクリルアミドが一方の粒子寸法範囲が200ミクロン以下であり、他 方が200ミクロン以上である2種の異なる粒子寸法で存在する請求の範囲第4 項記載の被覆組成物。
  6. 6.ポリアクリレートの粒子寸法が約60ミクロンであり、ポリアクリルアミド の粒子寸法が約20ミクロン及び約30ミクロンであり、且つグラアイトの粒子 寸法範囲が約10ミクロン〜約20ミクロンである請求の範囲第5項記載の被覆 組成物。
  7. 7.ポリアクリレートが架橋澱粉グラフト化ポリアクリレートである請求の範囲 第1項記載の被覆組成物。
  8. 8.被覆組成物が肥料、殺虫剤または殺カビ剤の1種または2種以上を含有する 請求の範囲第1項記載の被覆組成物。
  9. 9.請求の範囲第1項の乾燥吸湿性被覆組成物を防湿防水性包装に封入する包装 した種子被覆用組成物。
  10. 10.請求の範囲第1項ないし第9項のいずれかに記載した被覆用組成物を被覆 した種子。
  11. 11.種子を請求の範囲第1項ないし第8項のいずれかに記載した吸湿性被覆組 成物で被覆し、被覆した種子を蒔き、蒔種した種子を発芽させることからなる種 子の発芽促進方法。
JP50381084A 1983-10-13 1984-10-15 種子用被覆 Pending JPS61500150A (ja)

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AU183183 1983-10-13
AU1831 1984-06-27
AU5705 1984-06-27
AU5703 1989-08-10
AU5704 1989-08-10
AU5702 1989-08-10

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022551376A (ja) * 2019-08-01 2022-12-09 ピー イー ダブリュー エー エス エス.アール.オー. 種子の水分刺激コーティングに適した超吸収剤ベースの懸濁液および懸濁液で種子をコーティングする方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2022551376A (ja) * 2019-08-01 2022-12-09 ピー イー ダブリュー エー エス エス.アール.オー. 種子の水分刺激コーティングに適した超吸収剤ベースの懸濁液および懸濁液で種子をコーティングする方法

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