JPS61500001A - 配植着生植物の培養および輸送方法 - Google Patents

配植着生植物の培養および輸送方法

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JPS61500001A
JPS61500001A JP59503168A JP50316884A JPS61500001A JP S61500001 A JPS61500001 A JP S61500001A JP 59503168 A JP59503168 A JP 59503168A JP 50316884 A JP50316884 A JP 50316884A JP S61500001 A JPS61500001 A JP S61500001A
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マカラ ギヨルギイ
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インノバトル メルノ−ク キスゾ−ベトケゼト
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 配植着生植物の培養および輸送方法 本発明は、予備培養した着生植物またはそれらの派生物を用いることによる、着 生植物、とりわけラン科植物ならひにそのハイブリッドおよび/または極間派生 物(intergeneric derivatives )の人工培養方法に 関する。さらに、本発明は、着生植物、とりわけラン科植物ならひにそれらのハ イブリッドおよび/捷たは極間派生物によって造った花舟配植物(f 1ora 、1 arrangement )に関する。最終的には、本発明は、予備培養 した着生植物、とりわけラン科植物ならびにそれらのハイブリッドおよび/捷た は極間派生物をその目的の場所に輸送するために用いる方法に関する。
次に、本発明の記載において、着生植物なる語は樹木の体表」−に生息する植物 の意味で用いる。前記樹木の体表」−に生息する植物の中でもとりわけラン科植 物が本発明の中心である。しかしながら、他の着生植物およびそれらのハイブリ ッドまたは極間派生物も本発明の目的の中にある。
着生植物を人工的に培養する場合、その植物は種種の混合物の栽植培地に植える 。植物はこの栽植培地で根がつく。混合栽植培地は、アメリカンコニフ2 特表 昭G1−5000tll (3)デーの樹皮、シダの根および繊維、木炭、プラ スチック、心岩および他の成分がら構成する。次いて、着生植物を、最もさ才ざ 咬な様式で、例えば、デープル上に置いた、丑たはプラスチック而がら吊した孔 あきプランタポット、プラスチックバスケット、ネノl−、木の細片から編んだ バスケットに配置することができる。
前記の如き着生植物の人工培養は、栽植培地すなわち基材が調製し難くその成分 が得難いという不都合はか9でなく、基材に植え付ける着生植物を毎年植えかえ ねばならずおよびその基材を取りがえねばならないという不都合をも伴っている 。このような植えかえを行なう場合、根が傷み腐朽1〜始める。これは、植物の 発育および開花の活力を著しく妨けるものである。このことがら、定期的に必要 な植えがえがコストおよび労働の両方において集中的なものとなり、植物の観点 からがなりの不都合を伴うことになる。さらに、最も注意深く世話をし最も優れ た基材を用いた場合でさえ短期間しか人工的に生がし得ないかまたは全く生がし 得ない、多くの美しい着生植物が存在することが示されてきた。着生のラン科植 物それ自体は、173程度しか人工の基材て生がし得ないという事実は一般によ く知られているところである。従って、人工的に着生植物を培養して維持すると いう問題は現在までのところ十分には解決されていないということを認識すべき である。
着生植物の輸送の問題に関しても同じことが言える。その解決手段は人工的に育 てた着生植物をその植物が根をおろしている基材と一緒に移動することであるこ とは明らかである。しかしながら、とのことに反して、実際には、植物保護とい う理由によって、植物の基材またはルートボールおよびそれらの中の植物は、全 くまたは最も厳しい規制に従う場合のみ大部分の国の国境を越えて移動させるこ とはできない。従って、人工的基材て生かし得ない着生植物を輸送できないこと は当然のことである。
しかしながら、固有の生息地で自然に生育した着生植物を輸送する問題さえ解決 されていない。熱帯地方では、着生植物は熱帯の樹木に根をつげる。もちるん、 これらの樹木を移動させることは不可能であるので、着生植物をこれらの樹木か ら引き離さなければならない。引き離す際に着生植物は損傷を受ける。このこと は着生植物の移動の問題を複雑にし、場合によっては移動を不可能にすることさ えある。
移動の間、植物の生育は弱捷り、多くの植物が枯死する。熱帯地方で生育した着 生植物を移動する場合、長距離にわたる輸送が含まれる。なぜならば、極めてし ばしば、販売および最終的処分の行なわれる場所が熱帯でない、例えば、温和な 気候をイ]する地域に位置しているからである。
現在まで、植物の配植を行なう唯一の動機は、通常、審美的魅力を増すことにあ った。なせならば、装飾的植物を栽培し評価する場合に最も重要な2つの因子は 好ましい外観と新鮮さだからである。極めてよく、展覧会および植物園において 1人工基材中の着生植物の大部分が死んだ捷たは生きている木からたれ下がって いるのを見ることができる。このことは美的効果を高めている。しかしながら、 このことによって達成される効果は、植物をつり下げるのに用いる設備および人 工基材を視野から隠、すことがてきないという事実によって大きく減じられてい る。
さらに、このような取り扱いによって着生植物はより一層負担をかけられ、この ことによって着生植物の損傷は一層大きくなる。
着生植物の人工培養および維持に関連して、苗条形成がその植物の貫生にとりわ け重要であるという一般に知られている事実も認識されなければならない。種か ら栽培した次の世代は母植物の特質を失ってしまうので、多くの有色の葉および 花の変形は前記方法によってのみ継続していくことができる。さらに、多くの特 別のハイブリッドは、受粉および種子生産することができない。これらのノ・イ ブリノドは、不稔性であり、栄養方法によってのみ繁殖させ得る。極めてよく、 人工栽植基材に根付く苗条は解決できない問題を有しており、このことは人工繁 殖を行なう上で大きな支障となっている。
発明の記載 上記のことに従い、本発明の課題は、従来適用されてきた解決方法に見られる不 都合を示さない、着生植物、とシわけラン科植物、ならびにそれらのノ・イブリ ッドおよび/または居間派生物の人工培養または輸送の方法であって、その方法 によって人工培養および輸送に順応するラン科植物群を有意に多数つくることが 可能でチシ、そしてそれに付随するコストを軽減する方法を開発することにあっ た。この方法は、簡単で、任意の気候条件下で利用可能なものである。
さらに、本発明の課題は、かなシ広い着生植物群、とシわけラン科植物またはそ れらのノ・イブリッドおよび/′tまたは居間派生物の群を用いることができる 花弁配植物を形成することにある。前記群は従来の場合よりかなり大きなもので ある。形成した花弁配植物は、新規なものであシ、芸術的価値を有しておシ、さ らに着生植物の生物学的特質の維持にすぐれている。
着生植物の人工培養および輸送において見い出される困難、および着生植物から 形成した花弁配植物に付随する問題が本発明の複合したおよび複雑な課題の解決 に寄与する共通的基礎を有するという基本的認識−着生植物の自然の生育条件に 対立するものとして、人工的につくった環境中で培養されそして維持される着生 植物は樹木に着生していない。
着生植物、とりわけラン科植物、またはそれらのハイズリノドおよび/または居 間派生物の人工培養に適用する、本発明の一層の発展は、予備培養した着生植物 捷たけそれらの派生物を木質化した樹皮を形成する数年齢の生きている宿主樹木 の樹皮と永続的な生物的接触状態に置くということに存し、環境制御された領域 において少なくとも一時的に生物的結合を形成するために用いられる宿主樹木の 少なくともその部分を維持し、そしてそれによって根で結合した植物群(花弁配 植物)をつ〈シ出してこれを生かし続け、そして継続的にその全体またはその部 分を用いる。別の場合には、予備培養した着生植物またはそれらの派生物を、自 然の生息地以外の地理的領域に由来する宿主樹木との永続的な生物的接触状態に 置き、そしてそれによって根で結合した数年齢の植物の群をつくってこれを全体 として生かし続け、そしてこれを全体とじてにまたは部分的に用いるように発展 させることができる。この解決方法の最大の意義は、着生植物の生育条件が大き く改善されるということ、に存する。宿主樹木の樹皮およびその樹皮の分解生成 物は、着生植物に、人工的代用品によっては取ってかえることができない物質を 供給する。樹木の冠部からおよび樹皮に沿って流れ落ちる流水は、組成、PH値 、酸素含量に関して着生植物に最適なものである。この流水は、栄養素に富んで おり、この理由から着生植物に理想的な培養培地となる。さらに、このようにし て、光活性である根の同化端、および根の残シの部分を覆い水分を貯蔵する気根 は解放され、支障なしに機能し得る。この方法により、他の人工的条件下では生 育し続けることができない着生植物を人工的に維持することが可能となる。
本発明の方法の好ましい態様において、永続的な生物的結合は、着生植物または それらの派生物によっておよび根に共生する菌類によって形成される。
簡単に、着生植物またはそれらの派生物に宿主樹木の樹皮に根付かせることがで きる。このことに関して、少なくとも部分的に、宿主樹木の根の生長速度、また はその幹、その枝および/またはその冠部の生長速度を制御することが好ましい 。
着生植物の培養および維持の間、宿主樹木を一時的に移動するか、または持ち運 びできるようにする本方法の別の態様は大変に重要である。
着生植物またはそれらの派生物は、人工培養の間、化学的、微生物学的および/ −!たは物理的処理に付することかできる。根の処理はとりわけ好都合である。
しかしながら、宿主樹木、およびとりわけその樹皮も同様に処理することができ る。このような処理は、花弁配植物の形成の前および/または間に実施する。こ こで処理とは、下記のタイプの処理のうちの少なくとも1つを意味するものであ る:ホルモン処理、生長、生育、根形成、および根の生長速度を刺激するための 化学的処理、着生植物と共生する菌類の適用、ならびに植物の生態に関して種々 の効果を有する照射。
本発明に係る花弁配植物の一層の進展は、着生植物またはそれらの派生物を、着 生植物を宿主樹木に永続的に結合する生物的結合によって、木質化した樹皮を形 成する数年齢の生きている樹木の樹皮に配植するということ、およびこの花弁配 植物が少なくとも一時的に持ち運びできるようなものであるということに存する 。このことに関して、着生植物の生育条件が本方法によって大いに改善されると いうことは極めて重要なことである。種々の配植の可能性および花弁配植物の可 変性に関して、持ち運びできるということは重要である。
宿主樹木の樹皮と着生植物との間の永続的な生物的結合が着生植物の根とその根 に共生ずる菌類とによって形成される本方法による花弁配植物の形が好ましい。
宿主樹木は、棚仕立ての樹木(espaliertree)’−楼小形の樹木( dwarf tree ) 、木片、かん木、捷たは生きている樹皮を有する木 質化した装飾植物、または前記したものの一部であることができる。さらに、宿 主樹木は、フラノンで培養することができる数年齢の植物であることができる。
このような場合、前記の如き植物および着生植物またはそれらの派生物とからつ くった花弁配植物を、半透明物質製の保護覆いによって部分的に保護することが 好都合である。
着生植物またはそれらの派生物が、木質化した樹皮を形成しおよび温和または寒 冷な地域に由来し地面に生育した数年齢の生きている樹木に永続的に生−物的結 合することによって配植され、その際少なくとも幹のこの結合部分の周囲に制御 された環境が形成される花弁配植物もつくられてきた。
さらに、本発明に係る進展は、着生植物またはそれらの派生物の商業的培養に宿 主樹木から柱状物(column )の系をつくり、永続的な生物的結合によっ てこれらの垂直柱状物に着生植物またはそれらの派生物を配植し、また、たげの 低いもしくは他の植1078表昭6l−50(JOυ1(5)物の配植物をこれ らの柱状物の間のスペースに設ける、花弁配植物の形成をも可能とする。柱状物 間のスペースは変化をさせ得るものであることが好まし着生植物、とりわけラン 科植物、ならびにそれらのハイブリッドおよび/または居間派生物の輸送に関す る限りでは、本発明に係る一層の進展は、輸送のために、木質化した樹皮を形成 する数年齢の生きている宿主樹木の樹皮と永続的に生物的に結合した着生植物ま たはそれらの派生物を用いるということ、および必要によりこの永続的な生物的 結合を輸送前に形成し次いでこのようにして形成した花弁配植物を移動するとい うことに見られる。この解決方法の最大の意義は、植物基材もルートポールも不 要であること、着生植物は移植を必要としないこと、自然に形成された着生植物 の着生根の結合を強制的に引き離す必要のないとと、および着生植物は移動の間 、栄養素の供給状態に置かれることに存する。
本方法の好捷しい態様に従い、花弁配植物は、着生植物またはそれらの派生物の 根によって件たは着生植物の根と一緒のその根に共生ずる菌類によっておよび/ またはその場で生育させることによっておよび/または移植することによって形 成する。着生を受けた宿主樹木も輸送に用いることができる。しか17ながら、 との花弁配植物は、容易に着生できる宿主樹木の樹皮に、および形成後に輸送に 用いる花弁配植物の形成に用いる宿主樹木の部分だけに適用することもできる。
図面の簡単な説明 添付の図面に示した例示的な型および形を基にして、以下に本発明をより詳細に 記載する。添付した図面は次の通りである。
第1図は、本発明に係る花弁配植物の効果的な形の側面略示図を示すものである 。
第2図は、温室におり゛る別の型の部分横断面図である。
第3図は、別の型の側面図である。
第4図は、別の型の透視図である。
第5図は、別の型の部分横断面図である。
第6図は、輸送用に調製した型を示すものである。
本発明の最良の態様 例示的な型および例において、簡単のために、着生植物およびそれらのノ・イブ リッドおよび居間派生物の代表例としてう/科植物を引用した。しかしながら、 事実上、本発明の適用をラン科植物に限定し得るような制限は何もない。このラ ン科植物の代わりに、任意の着生植物またはそのノ・イブ’J 7ドおよび居間 派生物を用いるととがてきる。
第1図から理解されるように、ラン科植物1を宿主樹木2に配植する。宿主樹木 2は、木質化した樹皮を形成する数年齢の生きている樹木である。前記樹木に配 植されたラン科植物は予備培養された植物である。この特定の配植において、宿 主樹木2はフラノン3に植える。
本発明の基礎をなす思切により予知されるように、ラン科植物1の根4が宿主樹 木2の樹皮に着生ずるところの、ラン科植物1と宿主樹木2の樹皮との間の永続 的な生物的結合が存在している。
通常の着生植物の根と同様に、ラン科植物1の根4も空気および酸素を必要とし ている。宿主樹木2の樹皮に付着する根4は同化が可能であり、根を覆う層によ って根は乾燥することなくそのラン科植物の付着を確実にし適当な方向における その植物の維持を確実にする。同化過程の間、水および栄養素代謝が起こり、こ の代謝においてラン科植物1および宿主樹木2の酵素は同じ役割を果たす。宿主 樹木2の樹皮およびそこから得られる分解副産物は、ラン科植物1の根に、人工 的には得ることができない栄養素を供給する。宿主樹木の樹上5から流れ次いで 樹皮じ沿って流れる流水は、その組成、PI(値、および酸素含量に関する限シ ラン科植物1によく適している。この水は、根4によって用いられる栄養素に富 んでいる。ここに含まれているのは寄生的な配植ではなく共同的なものであるこ とは明らかである。
すでに前述したように、宿主樹木2に関して満たされるべき唯一の条件は、木質 化した樹皮を有する成熟植物でなければならないということである。従って、多 数の種類のものがラン科植物1および宿主樹木2から成る花弁配植物を゛形成す るのに利用可能である。第2図において説明される場合においては、培養は、そ の気候が熱帯地方の気候よシ寒冷である地域で行なうが、宿主樹木2は、ラン科 植物1の自然の生息地に由来するタイプの熱帯植物である。この結果として、宿 主樹木2およびそれに着生するラン科植物の両方とも、環境制御した領域に、こ の場合には温室6中に保持しなげればならない。宿主樹木は常法で植え培養し、 そしてラン科植物は宿主樹木2の樹皮に永続的に生物的に結合する。温室6は、 すべての必要な設備および付属品、例えば、開き屋根7、換気、暖房、水、およ び栄養素供給システムを備えている。
第3図も、熱帯地方より寒冷な環境における培養の一例を示している。しかしな がら、ここで、環境制御された領域にあるのは宿主樹木2のうちで花弁配植物の 形成に用いられる部分だけである。このために、宿主樹木2の根の周囲および樹 上を開放にした温室8を備える。宿主樹木2の樹幹と温室の屋根材9およびベー ス11との間には可撓性結合が存在する。この可撓性結合は、一方では、温室8 に対する宿主樹木の自由な動きを可能とし、他方では、制御した環境の維持を保 証する。温室8の内部寸法は、人が宿主樹木20間の温室80床材11上を移動 できるように選ぶことができる。このために−列の樹木を用いる場合には、互い に他に対して陣立する樹木は宿主樹木2の一列の柱状物を形成することが可能で あり、そして最も多種にわたる数および方法で垂直な柱状物としての宿主樹木2 の樹幹にラン科植物を配植することができる。最も目を楽しませる極めて魅力的 な美的効果を生ずる柱状物の系は、ラン科植物1を有する宿主樹木2によってつ くり出すことができる。
温室8の内部の宿主樹木2によって形成される柱状物系の柱状物の間のオープン スペースは、別の花弁配植物を設けるために用いることができる。これらの花弁 配植物は、他の場合には温室において通常のものであるたけの低い植物配植物ま たは植物14であることができる。この方法によって、一方では、温室の構成要 素、すなわち、宿主樹木2とベース11との間の結合材12を覆い隠すことがで き、他方では、熱帯地方の幻想をかもし出す植物環境をつくり出すことが可能で ある。
第4図はブランク3中の宿主樹木2を示しておシ、ラン科植物1はこれらの宿主 樹木に配植されている。
この透視図は、優れた発想の宿主樹木によって形成される柱状物の系を提供する ものである。ブランク3または宿主樹木2の間のスペースは、別の植物または花 弁配植物を設けるために用いることができる。
第5図は、花弁配植物または環境制御した領域の別の可能性を示すものである。
宿主樹木2は歩道15に沿って植え、その各々が宿主樹木2を囲う温室16によ って環境制御領域を形成する。訪問者はこれらの小さな温室16内に入いらない が、歩道15に沿って移動して、宿主樹木2の樹幹に配置されている温室16内 に配植されたラン科植物1を観賞する。
ここでも同様に、温室16と宿主樹木2との間に、人工的な照明、暖房、および 換気等のための通常の付属品である可撓性結合材が必要である。
第6図は、木質化した樹皮によって覆われている宿主樹木2の小部分を示してお シ、ラン科植物1はその根4を介してこの部分に永続的な生物的結合をしている 。
宿主樹木2のこの部分は根17を有してお9、この図では、ここで用いた宿主樹 木2が良好な発根状態にありこの部分で生きているということを示している。
前述したこと・から明らかなように、本発明の基礎をなす思想は、永続的な生物 的結合が2種の植物、すなわち、着生植物またはその派生物(例中では、ラン科 植物1)および宿主樹木2の間につくられるものであるということに存している 。これは生物的対合を構成するものであり、そのために2種の植物のタイプを最 初に選択しなければならない。次いで、木質化した樹皮を形成する数年齢の生き ている宿主樹木2の樹幹の任意の場所に、特定の数のラン科植物1を、その根4 が宿主樹木2の樹皮と接触状態にあるように暫定的に配置する。暫定的に付着し たラン科植物1は給水および噴霧状態に置く。このようにして、数週間以内また は高次数ケ月で、根形成、着生が生ずる。この期間に、または任意に根結合の形 成の後に、花弁配植物またはラン科植物1または宿主樹木2、宿主樹木2の樹皮 の根4を、化学的、微生物学的、および/または物理的処理に付すことができる 。ここで意味しているのは、第1に、ホルモン処理、生長、育生、根形成、また は根生長を刺激するための処理、着生植物と共生する種類の菌類の適用、および 植物の生態領域に種々の効果を達成する照射である。
宿主樹木2として働く生きている樹木は、木質化した樹皮を形成する数年齢の任 意の生きている樹木であることができ、前記樹皮は着生植物の着生に適したもの である。木質化した樹皮を有する生きている植物からの切断した樹幹捷たは枝の 部分が板形成に順応し新たな苗条および新たな樹冠を生ずる場合には、その樹幹 または核部分は適当なものである。
葉上(1eaf crown )を除去し、刈り込みまたは間引いた後でさえ生 きている多くの植物も宿主樹木2として適当である。これらの植物は、葉上の生 長ばかりでなく根の生長も調節することができる。これらの植物は、その根を切 ってまたは小さなルートボールのみと共に残して比較的小さなブランクで生き続 けることができ、その植物の樹幹および枝の部分は、極めて容易に根付く。
この領域における実験は、着生植物が、予想外に容易に配植され得ることおよび 自然環境では着生植物に対して決して宿主樹木でない宿主樹木2によって生き続 は得ることを示した。従って、例えば、世界の中のある地域に由来するラン科植 物1は、その自然の生息地で生育する場合よシ、世界の他の地域の宿主樹木によ ってよりよく生育することができる。
地中海地域および温和な地域の着生植物を熱帯地方の着生植物と対合させ得ると いうこともわかる。このことを第3図および第5図に示している。
本発明の方法を輸送に適用する可能性は、前述したことから導き出すことができ る。ラン科植物1がプランタに根付いた宿主樹木2に着生し、そしてこの宿主樹 木2と永続的な生物的結合の状態にある場合(第4図、第1図)には、このラン 科植物1は何の困難もなくプランタ3と一緒に輸送することができる。任意の理 由でブランク3の輸送が望才しくない場合には、ラン科植物1を、その小部分が 移動の間生きておりかつラン料植物による着生に順応である宿主樹木2と永続的 におよび生物的に結合させなげればならない。このような宿主樹木2の選択の幅 の大きさは、すでに述べたように有効である。この可能性は第6図に示している 。
しかしながら、本方法は、予めつくった花丹配植物を移動させ得る可能性をも提 供する。この場合、宿主樹木2とラン科植物との間の永続的な生物的結合を保存 するように行なわねばならず、その花丹配植物の生存に必要な宿主樹木2の部分 を移動させるだけである。これは、宿主樹木2からラン科植物1を分離すること によって永続的な生物的結合、および着生を破壊してしまう従来の実施方法とは 反対のものである。
特に記すべきことではないが、培養の間、花丹配植物の造出の間、永続的な生物 的結合の保存の間、輸送の間、およびラン科植物1および/または宿主樹木2の 他のすべての取り扱いの間、植木屋のように慎重に行なわねばならない。所望の 効果を得るために、本方法においては、庭園で用いるすべての方法、材料、およ び手順を用いる。このような方法の選択および適用は、平均的知識を有する専門 家には何の問題も与えない。
本発明を現実化するに有効な多くの可能性は、入手できる着生植物およびそれら の派生物、および適当な宿主樹木2の選択の幅の広さによってはかることができ る。樹木の体表上に生息するラン科植物およびこのようなタイプのハイブリッド は100,000種類以上もあり、樹木の体表上に生息するプロメリア(bro melia ) 、サボテンおよびシダ類は倒千も存在している。とシわけ、フ ィロプントロン(philodendron ) 、フィカススティゾラータ( Ficu3stipulata )、シムゴニウム(symgonium )  、シンダプザス(5cindapsus ) 、およびヘデラ(hedera  )、および最も種々の植物の科に由来するいわゆる懸垂植物に加えて他の適当な 植物は数が多くて数え切れない。
木質化した樹皮を形成する生きている植物を選択する場合に、5つの植物群があ る。
その第1に、熱帯のラン科植物と同じ温度条件を有する樹木、例えばフィカスハ イビスカス(ficushibiscus) 、 ”;シ科植物(palms  )、コジェナム(codienum )、エノキブザ(acalypha )  、イトラン(yucca )タイプ、竜血樹(dracaenae )、タコツ キ(pandanus )等がある。第2の群は、常緑樹、例えば、月桂樹、チ ュヤ(thuya )、イチイ等を含んでいる。これらの植物の茎は、先端に1 枚だけ葉が残るように、完全に落葉することができる。第3の群は、比較的速く 生長する樹木から成り、かん木。
ユーエンリマス(euoenlymus )、ギョウリーウ(tamarix  )、ソケイ(jasminum )、ロニセラ(1onicera ) 、サリ ックス(5alix ) 、西洋キョウチクトウ(oleander ) 、フ トモモ科の常緑かん木(myrtle )、コツイアアラビカ(coffea  arabica )、ティーブツシュ(tea bush )、ン1゛ラス(c itrus )タイプを含んでいる。これらの植物は、極めてよく根付き、刈り 込んだ後でもよく生育する。第4の群は、例えば、ヨーロッパの品種、例えぜオ ークの木(oak )、ホワイトビーチ(white beech ) 、 / ’ンノキ(alder)、ライム(lime )、ハクヨウ(whitepop lar) 、セイヨウニワト:I (elder ) 、およびスーマノク(s umac )を含んでいる。これらの樹木は寒冷な土壌に根付き、夏には高く、 比較的細い樹冠を有する。これらの樹木の比較的高い数メートル厚の樹幹はラン 科植物の着生によく適している。第5の群は木質化した樹木を有する短小形の観 賞植物。
コルジリネス(cordi 1ynes )、ロードプントロン(rhodod endron ) 、シップツキ(grevillea ) 、およびユーホル ビア(euphorbia )のいくつかの多汁タイプから成る。
対合の可能性によシ数十万の変化が可能であるので、宿主樹木1が特有な例につ いてのみ以下に記載する。この宿主樹木は、観賞植物を培養する見地から好都合 である1種もしくは数種の着生植物と対合させることが可能である。
各側に記載したタイプは、例として示すものであシ、群内の任意の他のタイプの ものに代えることが熱帯のラン科植物と同じ温度要件を有する樹木、イトランニ レファントイデス(elephantoides )から切り取った10cm厚 2mの部分を201の容積のプランタに根付かせた。こげによって覆われた露出 した根を有する4葉期の、現代的な大孔のコチョウラン(phalaenops is )ハイブリッドを、開花前に、前記の切シ取った部分上に三角形に配置し 絹糸で固定して着生させた。萌芽後、生じた花の巻きひげを、可撓性のホックに よって必要な角度および所望の方向に茎に固定し、満開時に切り離した。イトラ ンの余分の苗条を+7Iシ離して種苗として用いた。秋には、余分の葉を除去し 根おおいとして用いた。イトランの茎の覆われていない領域を、サルオガセモド キ(tillandsia )を培養するために用いた。
第2例 生長の速いかん木、ギョウリーウ(tamarix )の5cm厚50cmの部 分を、土を満たしたブランクに根付かせた。その部分の中央に、コチョウラン( oncidium )パピリオ(papilio )を着生させた。
萌芽後、花の巻きひげが生長した。ハートカズラ(ceropegia )を茎 に伸ばした。この配植物の全体を、開花期に用いた。
第3例 10帰厚の、熱帯のラン科植物と同じ温度要件を有する樹木であるタコツキの樹 冠を除去した。根は10cmまで切り詰めた。この全体を1LO1のブランクに おいて再び根付かせ、新たな苗条に間引いた。
このようにして得られた宿主樹木に、多色葉のフィロプントロンを一面に繁茂さ せた。ムカデラン(vanda )科のラン科植物タイプおよび・・イブリッド を前記樹木の樹皮に着生させた。開花期に、この造形物を切シ花を得るために、 または展示するために用いることができる。
第5例 ヤシ科植物、すなわち、熱帯のラン科植物と同じ温度要件を有する樹木のルート ボールを人為的に木わくに収めた。冠部を間引いて、その露出した樹幹に1.5 0mの高さまで、セラコク(Laelien )科に属するラン科植物を着生さ せた。庭園用に、セノコクタイプの収集主として前記植物を用いた。
第5例 ジャスミン属植物の幹の3つの部分、すなわち、それぞれが1.50mの長さで 20の厚さの、生長が速いかん木の部分を、互いに他と接触するように401の プランタに根付かせた。上端においてのみ、数本の緑の枝を樹冠として残した。
互いに他から20crnの間隔で、セラコク((lendrobium )ファ レノプシス(phale’nopsis )の現代的な7、イブリッドを茎に着 生させた。その根は3本の柱状物の間のスペースを満たし、そこで固定された。
この配植物は切シ花を連続的に供給するために用いた。冬期に、このラン科植物 を休眠させ、ジャスミン属植物を落葉させた。
短小形のヤナギ、すなわち、生長の速い樹木(サリックス(5alix) )の 長さ60α厚さ3crnの部分を12cm径の植木ばちに根付かせた。ジゴベタ ロンクリニタム(zygopetalon crinitum)をアディアンタ ムフェルン(adiantum ferm )と−緒に茎に着生させた。この配 植物は、販売用にした。
第7例 生長の速いかん木であるロニセラの厚さ3crn長さ150mの枝を根付かせ、 これにアラクニス(arachnis )ラン科植物を着生させた。この配植物 は、切シ花を供給するために用いた。
社8例 ラン科植物と同じ温度要件を有する樹木である竜血樹の高さ1mの幹を、20L :m径のポットにルートボールで根付かせた。樹冠の形を整え、幹全体にライゾ サリス(rhipsalis )およびエペフィラム(epephyllum  )のタイプを配植した。サイサス(5cissus )を不縁植物(climb er )として用いた。
この配植物は、販売用とした。
第9例 木質化した樹皮を有する観賞植物であるユーホルビアの高さ6cmの茎部分を2 0Cmポットで培養し、これにイオノプシスパニクラク(Ionopsis p anicu’1ata )ラン科植物およびサルオガセモドキカクチカロ(ca cticalo )を着生させた。この配植物の全体を市販に用いた。
根と樹冠をかなシ刈り込んだ、常緑樹であるチェヤの高さ2mの茎に、バルボフ ィラム(Bulbophylum)ラン科植物を着生させた。この配植物は、植 物愛好家向にした。
で培養した。長茎の長さの1/8で頂部にだけ冠部を残した。この茎にドリテノ ゾシス(Doritaenopsis)ラン科植物を着生させた。この配植物は 、切9花用その根および葉を間引いた、4cm径の幹を有する生長の速いかん木 であるコーヒーのかん木(コツイアアラビカ)の高さ1mのものに、そのコーヒ ーのかん木と同じ時期に開花する相異なる12種類の短小形のラン科植物を着生 させた。この配植物は全体として販売した。
第13例 刈り込んだ根および分枝した葉を有する常緑樹であるレモンの木(シトラス)を フィカススティプラタで覆った。茎および枝にコチョウラン(OdOntogl ossumおよび5tanhopes )ラン科植物を着生させた。この配植物 は、全体として販売し、または展示した。
短小形の常緑樹である短小形のオレンジ(orange)(シトラスイカウサ( C1trus 1chausa ) )の樹冠を切って形を整え、これを+−2 0のポットで培養した。
この茎にカドレア(Epi dendrum )ラン科植物および短小形のプロ メリア(ネオレグリア(Neoreglia) )を着生させた。この配植物は 、ショーウィンドーの展示として適切である。
根を刈り込み、樹冠を切りそして苗条を間引いた、常緑のかん木であるニーオニ マス(Euonymus ) (Z)0.3mの茎部分に、モンスーン地域のセ ノコク(Dendrobium )ノビル(nobil ) ’!、たけ類縁関 係のタイプを着生させた。この配植物は、開花時に全体として販売した。
第16例 オークの木(ケルカス(Quercus) )でのみ生育するラン科植物カトレ オゾシス(Cattleopsis )の1つを、ポットで生育したオークの木 に苗学接木することによって、それが位置する枝と一緒に移した。
この移植体が生育した後には、この配植物を移動することが可能であった。
第17例 根および全部の葉を切った、常緑樹であるナンヨウスギの1つを、中央アメリカ のラン科植物であるコリアンツ(Coryantes )と−緒にその生育地に 植えた。従って、現在まで前記ラン科植物を温和な地方で長期間生存させること が不可能であることが証明されてきたにもかかわらず、このラン科植物は輸送可 能であった。
第18例 根を切シそして葉を間引いたフトモモ科の常緑かん木の1つを容器に培養した。
ボレア(Bollea )、コラノクス(Co1ax )および同様の美しい花 の咲くラン科植物を木質化した部分に着生させた。この配植物は、小さな室内温 室としての透明な円筒で販売培養するのが難しいが着生のプロメリアおよびザル オガセモドキと一緒にはよく生育するラン科植物タイプを、常緑の月桂樹(La urus )の生きている樹皮に着生させた。多色葉を有する筆線植物を畢緑の 植物として用いた。着生させたすべての植物は、苗条を繁殖させるのに用いた。
切9離した苗条は、生きている樹木に培養させ、または適当な基材にセットして 販売した。
第20例 コノクリオダ(Cochlioda )ラン科植物を、生長の速いかん木である 西洋キョウチクトウ(oleander)のかん木の指の厚さの枝に、新しい苗 条で板形成が始まるや否や固、定した。6が力抜、前記ラン科植物の根が枝の周 りで生長したとき、西洋キョウチクトウの枝をラン科植物の根の下約15Cm位 のところで切断し、西洋キョウチクトウにカルス(callous )が形成さ れ根の発生が見られるまでの2週間水中に置いた。この時点でラン科植物の5L :m上のところで枝を葉と一緒に切り離し、カルスを有するこの枝の下端を湿っ た綿または湿ったプラスチックフオームで包み込んだ。この枝を、その枝の上に しっかシ着生して生長したラン科植物と一緒に輸送した。目的地に着くと同時に 、西洋キョウチクトウの枝の下端の下5cmを、土を満たした植木ばちに植えた 。冠部が生長し、これを所望の形に整えることができる。
西洋キョウチクトウの上にしっかり着生して生長したラン科植物は、損傷を受け ていない根を有し、生長し、そして繁殖した。
第21例 ハイビスカス(hibiscus )と同じ温度要件を有しおよび相異なる時期 に開花する少数の品種のラン科植物を、簡単に刈り込んだ、熱帯のラン科植物と 同じ温度要件を有するかん木、ハイビスカスの茎および枝に着生させた。ザルオ ガセモドキもそこに着生させた1、この配植物全体を、−年中花の咲く花六配植 物として販売した。
第22例 常緑のかん木である、たけの高いパンクスバウム(Buxbaum )の枝を間 引きした。ヴリエシア(Vriesea)、ガズマニア(Guzmannia  )、ピルペリア(Billberia)、ネオレグリア(Neoregelia  )およびエクメア(Aechmea)の品種を枝に着生させた。この配植物は 、任意の時期に花を形成する植物群として販売することができるが、着生した多 色の葉を有するプロ゛メリアの栄養繁殖用の苗条供給の源としても販売すること ができる。
第23例 カトレヤ(Cattleya )のノ・イブリッドおよびもとの品種を、熱帯の ラン科植物と同じ温度要件を持ちそして小さな樹上を有する樹木である厚い茎の フイカスの樹皮に着生させ生育させた。この配植物は、繁殖材料の供給源として 造園において用いることがだけの高い樹木、例えば、オークの木、ノ・クヨウ、 ハンノキおよびレノドスプルース(red 5pruce )を、互いに他から 2.5mの間隔をあけて植えた(第3図)。
約6mの高さの2列の樹木から生じた柱状物の列に、約40crnの高さで温室 8の底材11を配置し、3mの高さに屋根材11を設けた。樹上5は温室8の上 に伸びている。、温室3を通る宿主樹木2のだめの下方および上方の開口を、可 撓性の結合材12によって断熱する。カトレヤのハイブリッドを、春期に根が生 育したとき、温室8内の樹木の生きている樹皮に、2.60771の高さまで螺 旋形に着生させた。カトレヤは、花のタイミング、色および量が地方の市場の需 要と釣合うように選択する。樹木間のふさがっていたい温室8の領域は、たけの 低い装飾樹木の類、例えば、ディジゴテア(Dizygotea )、コジエナ ム(Codienum )、カメリア(Gamelia )、777トシエデラ (Fatshedera ) 、アイレンクス(Ilex)、マチョニア(Ma chonia )、シップツキ、および室内用に適した着生植物を含む、50c rnの高さに置かれた花弁配植物を培養するのに用いることができる。これらの ものは、花の咲くものとして培養後平均3〜9か月で販売することができる。樹 木柱状物に生育するカトレヤの・・イブリッドは、連続的な切り花供給源として 役立つ。
例中に記載した配植物の構成メンバーは混合することが可能であシ、また、美的 因子を考慮し種々の他の組合せを行なうことによって選択の幅を広げることがで きる。宿主樹木2の配置もいろいろに変えることができる。温室の高さに釣り合 った柱状物のようにすることが好都合であ′る。従って、光利用おとができる。
さらに、この間隔は、管理の必要性お浄書(内容に変更なし) 1積昭61−500001 (H) 千〇続 補 正 害−(方式) %式% l 事件の表示 PCT/HU84100043 2 発明の名称 配植着生植物の培養および輸送方法 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 名称 インツバトル メルノーク キスジーへトゲゼト 4代理人 住所 〒105東京都港区虎ノ門−丁目8番10号6 補正の対象 fil 特許法第184条の5第1項の規定による書面の出願人の代表者の欄 (2)明細書及び請求の範囲の翻訳文 (3)図面の翻訳文 (4)委任状 7 補正の内容 (11,[4) 別紙の通り (2)明細書及び請求の範囲の翻訳文の浄書(内容に変更なし) (3)図面の翻訳文の浄書(内容に変更なし)8 添付書類の目録 (1)特許法第184条の5第 1項の規定による書面 1通 (2)明細書及び請求の範囲の翻訳文 各1通(3)図面の翻訳文 1通 (4)委任状及び訳文 各1通 国際調査報告

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.予備培養した着生植物またはそれらの派生物を用いることによる、着生植物 、とりわけラン科植物、ならびにそれらのハイブリッドおよび/または属間派生 物の人工培養方法であって、 予備培養した着生植物またはそれらの派生物を、木質化した樹皮を形成する数年 齢の生きている宿主樹木の樹皮と永続的な生物的結合状態に導き、少なくとも、 前記生物的結合を形成するために用いる宿主樹木の部分を、少なくとも一時的に 環境制御した領域で維持し、前記手段によって、根で結合した植物群(花卉配植 物)を形成し、そしてこれを全体として生かし続け、引き続いてこれを全体とし てまたは部分的に用いることを特徴とする着生植物の人工培養方法。
  2. 2.予備培養した着生植物を用いることによる、着生植物、とりわけラン科植物 ならびにそれらのハイブリッドおよび/または属間派生物の人工培養方法であっ て、 予備培養した着生植物またはそれらの派生物を、木質化した樹皮を形成しおよび 別の地理的地域に由来する数年齢の生きている宿主樹木の樹皮と永続的な生物的 結合状態に導き、前記手段によって、根で結合した数年齢の花卉配植物を形成し 、これを全体として生かし続け、そして引き続いてこれを全体としてまたは部分 的に用いることを特徴とする着生植物の人工培養方法。
  3. 3.前記永続的な生物的結合を、着生植物またはその派生物の根およびその根に 共生する菌類によって形成することを特徴とする、請求の範囲第1項または第2 項に記載の方法。
  4. 4.前記着生植物またはそれらの派生物を宿主樹木の樹皮上で生育させることを 特徴とする、請求の範囲第1項から第3項までのいずれかに記載の方法。
  5. 5.前記宿主樹木の根生長を制限することを特徴とする、請求の範囲第1項から 第4項までのいずれかに記載の方法。
  6. 6.前記宿主樹木の幹、枝および/または樹冠を、少なくとも部分的に調節する ことを特徴とする、請求の範囲第1項から第5項までのいずれかに記載の方法。
  7. 7.前記着生植物の培養の間、宿主樹木を少なくとも一時的に移動しまたは移動 自在にすることを特徴とする、請求の範囲第1項から第6項までのいずれかに記 載の方法。
  8. 8.前記着生植物またはそれらの派生物を、化学的、微生物学的および/または 物理的処理に付することを特徴とする、請求の範囲第1項から第7項までのいず れかに記載の方法。
  9. 9.前記着生植物またはそれらの派生物、とりわけその根を処理することを特徴 とする、請求の範囲第8項記載の方法。
  10. 10.前記宿主樹木、とりわけその樹皮を処理することを特徴とする、請求の範 囲第8項または第9項記載の方法。
  11. 11.前記処理を、植物群(花卉配植物)の形成の前および/または間に実施す ることを特徴とする、請求の範囲第8項から第10項までのいずれかに記載の方 法。
  12. 12.前記処理の間、最低1種の処理、例えば、ホルモン処理;生長、生育、根 形成を刺激する化学的処理;着生植物と共生する種類の菌類の適用;植物の生態 に関する種々の効果を達成するための照射を用いることを特徴とする、請求の範 囲第8項から第11項までのいずれかに記載の方法。
  13. 13.予備培養した着生植物、とりわけラン科植物、またはそれらのハイブリッ ドおよび/または属間派生物を有する花卉配植物であって、 着生植物またはそれらの派生物(1)を、木質化した樹皮を形成する数年齢の生 きている宿主樹木(2)の樹皮に、前記2者の間に生ずる永続的な生物的結合に よって着生させること、およびこの花卉配植物が少なくとも一時的に移動自在で あることを特徴とする花卉配植物。
  14. 14.前記宿主樹木(2)の樹皮と着生植物またはそれらの派生物(1)との間 の永続的な生物的結合を、後者の根およびその根に共生する菌類とによって形成 することを特徴とする、請求の範囲第13項記載の花卉配植物。
  15. 15.前記宿主樹木(2)が棚仕立ての樹木、矮小形の樹木、生きている樹皮を 有する木片または前記したタイプの少なくとも一部であることを特徴とする、請 求の範囲第13項または第14項記載の花卉配植物。
  16. 16.前記宿主樹木(2)がプランタで培養した数年齢の植物であり、そして前 記宿主樹木(2)および着生植物またはそれらの派生物からつくった花卉配植物 を、少なくとも部分的に、水分を維持する半透明の覆いから形成することを特徴 とする、請求の範囲第13項から第15項までのいずれかに記載の花卉配植物。
  17. 17.予備培養した着生植物、とりわけラン科植物、またはそれらの派生物およ び/または属間派生物を有する花卉配植物であって、 宿主樹木(2)が木質化した樹皮を形成し温和または寒冷な地帯に由来する数年 齢の生きている樹木であり、その樹木の幹に着生植物またはそれらの派生物(1 )が永続的な生物的結合によって着生しており、そして制御された環境が少なく とも幹のこの結合部分の周りに提供されていることを特徴とする花卉配植物。
  18. 18.予備培養した着生植物、とりわけラン科植物、またはそれらのハイブリッ ドおよび/または属間派生物を有する花卉配植物であって、 着生植物またはそれらの派生物(1)を商業的に培養するために、宿主樹木(2 )から柱状物の系が形成され、その垂直の柱状物に永続的な生物的結合によって 着生植物またはそれらの派生物(1)が着生しており、一方、低生長または他の 植物(14)が前記柱状物の間に配置されていることを特徴とする花卉配植物。
  19. 19.前記柱状物の系の柱状物の間の距離を変えることができることを特徴とす る、請求の範囲第18項記載の花卉配植物。
  20. 20.予備培養した着生植物、とりわけラン科植物、ならびにそれらのハイブリ ッドおよび/または属間派生物を目的地に輸送するための方法であって、輸送の ために、輸送前にその端部に永続的な生物的結合が形成されている、木質化した 樹皮を形成する数年齢の生きている宿主樹木の樹皮と永続的な生物的結合状態に ある着生植物およびそれらの派生物を用い、次いでそれによって形成した花卉配 植物を移動することを特徴とする輸送方法。
  21. 21.前記植物配植物を、着生植物の根によって、または着生植物の根に共生す る菌類によって、および/または根付かせることによって、および/または着生 によって形成することを特徴とする、請求の範囲第20項記載の方法。
  22. 22.根付いた宿主樹木を有する花卉配植物を輸送に用いることを特徴とする、 請求の範囲第20項または第21項に記載の方法。
  23. 23.前記花卉配植物を着生に順応する宿主樹木の樹皮に形成し、宿主樹木の、 前記花卉配植物の形成に必要な部分だけを輸送に用いることを特徴とする、請求 の範囲第20項または第21項記載の方法。
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