JPS6147284B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6147284B2 JPS6147284B2 JP627380A JP627380A JPS6147284B2 JP S6147284 B2 JPS6147284 B2 JP S6147284B2 JP 627380 A JP627380 A JP 627380A JP 627380 A JP627380 A JP 627380A JP S6147284 B2 JPS6147284 B2 JP S6147284B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- cross
- wing
- view
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 4
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 1
- 206010016256 fatigue Diseases 0.000 description 1
- 238000005242 forging Methods 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はタービン、コンプレツサ、ブロア等の
回転翼に関する。
回転翼に関する。
従来のこの種回転翼は第１図ないし第４図に示
すような形状のものである。すなわち第２図にお
いて参照番号１はタービン等の回転翼、２はデイ
スクの取付部を示す。このような動翼は従来、１
本１本鍛造、機械加工、鋳造等によつて完全一体
に形成されていた。
すような形状のものである。すなわち第２図にお
いて参照番号１はタービン等の回転翼、２はデイ
スクの取付部を示す。このような動翼は従来、１
本１本鍛造、機械加工、鋳造等によつて完全一体
に形成されていた。
一般にこのような回転体動翼は、回転中に共振
したりフラツタ現象その他の振動現象で疲労破損
をする可能性があり、これを防止するためシユラ
ウドやレーシングワイヤを使用してひとつの振動
系を形成させる等種々の工夫が講ぜられている。
したりフラツタ現象その他の振動現象で疲労破損
をする可能性があり、これを防止するためシユラ
ウドやレーシングワイヤを使用してひとつの振動
系を形成させる等種々の工夫が講ぜられている。
また翼を独立して材料面から翼自身に大きな減
衰能を与えることが試みられかなり成果を上げて
いるが、大きな構造減衰を生ぜしめるものは未だ
試みられていない。
衰能を与えることが試みられかなり成果を上げて
いるが、大きな構造減衰を生ぜしめるものは未だ
試みられていない。
本発明はこの点をさらに改善せんとしてなされ
たもので、本発明によれば、翼厚方向に入口から
出口までか翼弦方向に翼背面側から腹側に貫通し
た切断面を有する複数個のバランスのよい分割構
成部分から成り、これらをあり継ぎ構造などで一
本の翼形に組立てることにより、大きな構造減衰
を生ぜしめることができる。これによつて回転翼
の振動応力を大幅に低減させることが可能となつ
た。
たもので、本発明によれば、翼厚方向に入口から
出口までか翼弦方向に翼背面側から腹側に貫通し
た切断面を有する複数個のバランスのよい分割構
成部分から成り、これらをあり継ぎ構造などで一
本の翼形に組立てることにより、大きな構造減衰
を生ぜしめることができる。これによつて回転翼
の振動応力を大幅に低減させることが可能となつ
た。
以下本発明を添付図面第５図以下に例示したそ
の好適な実施例について詳述する。
の好適な実施例について詳述する。
第５図に斜視図を、また第６図に断面を示した
第１の実施例では、回転翼１の長手方向に切断し
た形に形成してくさび状嵌合部またはあり継ぎ部
３′で接合して１体の翼を形成している。B1，
B2，B3は分割された翼の構成部分を示す。
第１の実施例では、回転翼１の長手方向に切断し
た形に形成してくさび状嵌合部またはあり継ぎ部
３′で接合して１体の翼を形成している。B1，
B2，B3は分割された翼の構成部分を示す。
上記のように回転翼を形成することにより、翼
の殆んど全ての固有振動モードの減衰増加を計る
事が出来るので、回転翼の振動応力を大幅に低減
させることが可能であり、回転体の信頼性向上を
はかることができる。
の殆んど全ての固有振動モードの減衰増加を計る
事が出来るので、回転翼の振動応力を大幅に低減
させることが可能であり、回転体の信頼性向上を
はかることができる。
振動強度に関しては接合面での構造減衰が大き
いが遠心応力に対する静強度について考察すると
第５図断面A1，A2，A3（第６図）の遠心応力は
その断面より翼頂側の遠心力を、つまりB1，
B2，B3による遠心力を、A1，A2，A3部の面積で
割つた値になり、これは組立式でない一体型の翼
の遠心応力B1＋B2＋B3による遠心力をA1＋A2＋
A3の断面積で割つた値と大差ないので、基本的
には同レベルと考えてよい。
いが遠心応力に対する静強度について考察すると
第５図断面A1，A2，A3（第６図）の遠心応力は
その断面より翼頂側の遠心力を、つまりB1，
B2，B3による遠心力を、A1，A2，A3部の面積で
割つた値になり、これは組立式でない一体型の翼
の遠心応力B1＋B2＋B3による遠心力をA1＋A2＋
A3の断面積で割つた値と大差ないので、基本的
には同レベルと考えてよい。
従つて組立式にすることによる強度的欠点は生
じない。
じない。
なお、分割された翼構成部分B1，B2，B3はあ
り継ぎにせず、単に面だけ合わせ、これを部分的
に溶接してもよい。その際には、接合面を若干Ｖ
字にけずつて溶接し、翼の外表面を滑らかにす
る。
り継ぎにせず、単に面だけ合わせ、これを部分的
に溶接してもよい。その際には、接合面を若干Ｖ
字にけずつて溶接し、翼の外表面を滑らかにす
る。
第７図に断面を示す第２の実施例では、翼の横
断面において、図のように長手方向に切断し２枚
の翼構成部分５，５′をあり継ぎ部６で接合して
一本の翼に形成してある。
断面において、図のように長手方向に切断し２枚
の翼構成部分５，５′をあり継ぎ部６で接合して
一本の翼に形成してある。
本実施例の場合は適当な接着剤を利用して接合
してもよい。
してもよい。
この実施例の作用効果は第１実施例と同様であ
る。
る。
第８図に断面を示す本発明の第３の実施例で
は、翼の横断面において、長手方向に２分割し、
この分割された翼構成部分７，７′を適当な位置
においてリベツト８で接合してある。図ではリベ
ツト８の頭は翼表面に突出しているが、座ぐり部
を設けて埋め込むことも出来る。この実施例の作
用効果も第１実施例、第２実施例と同様である。
は、翼の横断面において、長手方向に２分割し、
この分割された翼構成部分７，７′を適当な位置
においてリベツト８で接合してある。図ではリベ
ツト８の頭は翼表面に突出しているが、座ぐり部
を設けて埋め込むことも出来る。この実施例の作
用効果も第１実施例、第２実施例と同様である。
第１図は従来の典型的な回転翼の正面図、第２
図はその側面図、第３図はその平面図、第４図は
第１図の―線に沿う拡大断面図、第５図は本
発明の第１の実施例の斜視図、第６図はその―
線に沿う断面図、第７図は本発明の第２の実施
例の断面図、第８図は本発明の第３の実施例の断
面図である。 １……回転翼、２……取付部、３……あり継ぎ
部、５，５′……翼構成部分、７，７′……翼構成
部分、８……リベツト、B1，B2，B3……翼構成
部分。
図はその側面図、第３図はその平面図、第４図は
第１図の―線に沿う拡大断面図、第５図は本
発明の第１の実施例の斜視図、第６図はその―
線に沿う断面図、第７図は本発明の第２の実施
例の断面図、第８図は本発明の第３の実施例の断
面図である。 １……回転翼、２……取付部、３……あり継ぎ
部、５，５′……翼構成部分、７，７′……翼構成
部分、８……リベツト、B1，B2，B3……翼構成
部分。
Claims (1)
- １ 翼厚方向に入口から出口までか翼弦方向に翼
背面側から腹側に貫通した切断面を有する複数個
のバランスのよい分割構成部分から成り、これら
をあり継ぎ構造などで一本の翼形に組立てたこと
を特徴とする回転翼。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP627380A JPS56104103A (en) | 1980-01-24 | 1980-01-24 | Turning blade |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP627380A JPS56104103A (en) | 1980-01-24 | 1980-01-24 | Turning blade |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56104103A JPS56104103A (en) | 1981-08-19 |
| JPS6147284B2 true JPS6147284B2 (ja) | 1986-10-18 |
Family
ID=11633800
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP627380A Granted JPS56104103A (en) | 1980-01-24 | 1980-01-24 | Turning blade |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS56104103A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5927196U (ja) * | 1982-08-12 | 1984-02-20 | 昭和アルミニウム株式会社 | 羽根車の羽根 |
| EP1489264A1 (de) * | 2003-06-18 | 2004-12-22 | Siemens Aktiengesellschaft | Modular aufgebaute Schaufel |
| US8398374B2 (en) * | 2010-01-27 | 2013-03-19 | General Electric Company | Method and apparatus for a segmented turbine bucket assembly |
-
1980
- 1980-01-24 JP JP627380A patent/JPS56104103A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56104103A (en) | 1981-08-19 |
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