JPS6146814B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6146814B2
JPS6146814B2 JP52107305A JP10730577A JPS6146814B2 JP S6146814 B2 JPS6146814 B2 JP S6146814B2 JP 52107305 A JP52107305 A JP 52107305A JP 10730577 A JP10730577 A JP 10730577A JP S6146814 B2 JPS6146814 B2 JP S6146814B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
film unit
dark slide
unit
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP52107305A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5334521A (en
Inventor
Suchuaato Furiidoman Haabei
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Polaroid Corp
Original Assignee
Polaroid Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Polaroid Corp filed Critical Polaroid Corp
Publication of JPS5334521A publication Critical patent/JPS5334521A/ja
Publication of JPS6146814B2 publication Critical patent/JPS6146814B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/48Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor adapted for combination with other photographic or optical apparatus
    • G03B17/50Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor adapted for combination with other photographic or optical apparatus with both developing and finishing apparatus
    • G03B17/52Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor adapted for combination with other photographic or optical apparatus with both developing and finishing apparatus of the Land type

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Cameras Adapted For Combination With Other Photographic Or Optical Apparatuses (AREA)
  • Photographic Developing Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は概括的には写真装置に関するものであ
る。より具体的に言えば本発明は、自己現像型カ
メラにおいて自己処理型フイルム・ユニツトを1
組の加圧ローラによつて現像開始した後でそのフ
イルム・ユニツト内に含まれる現像処理用液体組
成物の分布制御を行なうためのフイルム・ユニツ
ト偏向システルを提供するものである。
「背景技術とその問題点」 米国特許第3415644号、第3415644号に記載され
た形式の自己処理型フイルム・ユニツトでは、現
像時に写真処理組成物の粘液層が露光済み感光面
に拡散するようになつている。写真処理組成物は
フイルム・ユニツトの前縁に設けられた容器に入
つているのが一般的である。カメラ内における現
像工程は、1対の加圧ローラの間隙に露光済みフ
イルムが導入された時から開始される。すなわ
ち、容器はローラの圧力によつて破裂し、中の組
成物が絞り出されて露光済み感光面に拡散する。
上記形成のフイルム・ユニツトは通常、カメラ
への装填が容易なフイルム・カセツトの中に積層
状に入れられている。フイルム・ユニツトの損傷
や不必要な露光を防ぐために、カセツト内の最上
部のフイルム・ユニツトは不透明な〓ダーク・ス
ライド〓で覆われており、このダーク・スライド
は通常、長方形のボール紙で作られる。ダーク・
スライドはフイルム・ユニツトより堅いので、長
手方向の曲げに対する抵抗はフイルム・ユニツト
より強い。カセツトがカメラに装填されたとき、
ダーク・スライドはフイルム・ユニツトの場合と
同様の方法でカセツトから排出される―すなわち
処理ローラや各種フイルム案内構造物によつて画
定されるフイルム処理行程を経てフイルム口から
送り出される。
処理ローラは処理液を流出させてフイルム・ユ
ニツトの感光領域に拡散させるための構成として
は概して効果的である。しかし、処理液は不均一
な分布状態を示す傾向があり、これは完全に露光
されたプリントの画質を低下させる原因になる。
特に、フイルム・ユニツトの構造は複数の可撓性
の層が互にその囲縁で接合された形になつている
ので、処理液層がフイルム・ユニツトの中央部に
おいて周辺部より厚くなり、感光領域の後部の両
角に処理液が行き渡らないことが多い。このよう
な処理液不足個所は、出来上つた写真上に暗い、
未現像個所となつて現われる。
このような不均一な処理液分布の問題を解決す
る方法として、フイルム・ユニツトの中央部に2
次的圧力を加えるための構造をフイルム・カセツ
トおよびカメラのそれぞれに設けてフイルム・ユ
ニツトの周縁部へ処理液を押し込むようにする方
法が、米国特許第3779770号および第3820137号に
よつて提案されている。また、別の従来の方法で
は、処理ローラから排出された後でそのフイル
ム・ユニツトを曲げることによつて処理液の分布
に影響を与えることで上記問題を解決しようとし
ている。例えば、米国特許第3810211号に記載さ
れているカメラはフイルム・ユニツトを下方にわ
ん曲させるための構造を備え、上側の可撓性の層
を引張り状態、下側のたわみ層を圧縮状態に置く
ことによつて、望ましい処理液分布を得ている。
このカメラでは、遮光部材兼用の板を偏向構造に
使用している。
その他、処理ローラとフイルム出口の間隔を比
較的短く(約19.0mm)したカメラでは、処理ロー
ラからフイルム出口へ向つてフイルム・ユニツト
が下方に偏向するように滑らかなカム面を設ける
ことによつて、前に述べたフイルム・ユニツトの
彎曲と同等の効果を得ている。この種のカム面に
ついては、アンドリユウ・エス・アイブスタ
(Andrew S.Ivester)によつて1975年3月3日付
で出願され、本願の出願人に譲渡された“セルフ
デベロツピング・カメラ・ウイズ・フイルム・ユ
ニツト・デフレクテイング”(Self‐Developing
Camera With Film Unit Deflecting
Structure)と題する現在審査に係属中の米国特
許出願一連番号第554781号に説明されている。ま
た、本願の発明者によつて1976年1月13日付で出
願され、現在審査に係属中の米国特許出願一連番
号第648672号「写真フイルム処理装置」
(Photographic Film Processing Apparatus)
に記載されているように、フイルム・ユニツトの
縦方向エツジに合わせて上記カム面上に隆起領域
を設けることは周知である。この隆起領域によつ
て処理液の拡散能力が増し、フイルム・ユニツト
の後部角における処理液の不足現象が減少する。
しかしながら、これらの処理液拡散構成では、
従来の写真処理用組成物より粘度の高い組成物を
用いる場合、特に低温条件では組成物の粘度が増
加するため、満足な効果が得られないと云われて
いる。粘度の高い組成物を適切に分布させるため
の1つの方法は、処理ローラ通過後のフイルム・
ユニツトを曲げるときにその曲げ度合いを強める
ことである。ポラロイド社からSX―70の登録商
標で販売されている各種カメラでは、カメラの諸
動作に悪影響を及ぼさずにフイルム・ユニツトの
曲げ度合を強めることを可能にするため、ローラ
とフイルム出口の間隔が十分に長く取られてい
る。そのほか、例えばポラロイド社から「プロン
ト(Pronto !)」の登録商標で販売されている
カメラのように比較的厳しい空間的制限を持つた
カメラでは、カム面においてフイルム・ユニツト
の進行方向を横切る方向に伸びた隆起領域を利用
してフイルムの曲げを所要の度合いまで大きくし
ている。しかしながら、カム面をこのように修正
すると、必要程度に円滑かつ確実にダーク・スラ
イドをカメラから排出することが困難になること
が認められている。これはダーク・スライドがフ
イルム・ユニツトより堅いため、フイルム出口の
方向へ曲げるためには大きい駆動力を必要とし、
その駆動力が処理ローラとダーク・スライドの間
の摩擦力を上回ることが原因である。その結果、
ダーク・スライドはローラ間でスリツプ状態にな
り易く、排出されない。この誤動作を直すために
は、カメラを開けてダーク・スライドを手で取り
出さなければならない。
「発明の要約」 したがつて本発明の主目的は、自己現像型フイ
ルム・ユニツトに内蔵される処理液が低温によつ
て高粘度を示している場合にもフイルム・ユニツ
トの感光領域にわたる処理用組成物分布状態を作
り出し、しかもカメラからダーク・スライドの除
去を妨げないことを条件とした自己現像型カメラ
用フイルム・ユニツト偏向システムを提供するこ
とである。
本発明のもう1つの目的は比較的短い距離内に
おいて上記特長を発揮し得る偏向システムを提供
することである。
本発明のさらにもう1つの目的は簡単で、制作
費が比較的安く、在来のカメラ構造からの設計変
更を最小限にし得る偏向システムを提供すること
である。
本発明による自己現像型カメラでは、固定され
た傾斜カム面と弾性部材とを用い、カメラ・ハウ
ジング内において1対の処理ローラからフイルム
出口へ向つて進行中の自己現像型フイルム・ユニ
ツトを偏向させる。上記弾性部材はカム面とフイ
ルム出口の間に位置し、フイルム出口および処理
ローラにほぼ平行な長手方向に指向している。弾
性部材の一部は実質的に固定され、自由端に近い
部分はカム面から離脱するフイルム・ユニツトと
係合可能な位置に置かれている。弾性部材は十分
に堅く、フイルム・ユニツトとの係合によつて発
生する弾力がフイルム・ユニツトに作用して、フ
イルムが局部的に縦方向に曲げられる。このよう
にして、フイルム・ユニツトの後部角を含めた作
像領域全体にわたつて、不足個所なしに処理用組
成物を厚く均一に分布させるために十分なフイル
ム曲げ度合が上記方法によつて得られる。
しかしながら、フイルム・ユニツトより一般に
堅い物質で作られたダーク・スライドの進行に対
しては、弾性部材が余り大きい抵抗を示さず、ダ
ーク・スライドはローラからの摩擦係合による駆
動力を失することなくフイルム出口へ向つて前進
する。ダーク・スライドの進行に対して弾性部材
が比較的小さい抵抗を示す原因としては少なくと
も2つの要因が考えられる。すなわち、弾性部材
が可撓性を持つことと、もう1つは弾性部材が、
ローラの前方で、偏向時の曲率半径が比較的大き
くなるような位置に配置されていることである。
弾性部材としては薄いプラスチツクの帯板を用い
ることが好ましい。さらに、ダーク・スライドの
通過を促進するためと、反復的偏向動作による帯
板の疲労を軽減するために、帯板の自由端近傍の
部分に角度を付けて、ダーク・スライドおよびフ
イルム・ユニツトの進行方向に対して傾斜を持た
せることが好ましい。
「発明の実施態様」 本発明に関する上述の特徴および目的を以下に
付図と対照しながら詳細に説明する。
第1図に示されるカメラ10はポラロイド社か
ら「プロント(Pronto !)」の登録商標で販売
されているものであつた、このカメラに本発明を
適用することが可能である。なお、上記カメラに
ついては、米国特許第3967304号あるいは、ドナ
ルド・エツチ・ヘンドリ(Donald H.Hendry)、
アンドリユウ・エス・アイブスタ(Andrew S.
Ivester)、ブルース・ケー・ジヨンソン(Bruce
K.Johnson)によつて1975年3月3日付で出願さ
れ、本願の出願人に譲渡された“モジユラ・フオ
トグラフイツク・システム”(Modular
Photographic System)と題する現在審査に係属
中の米国特許出願一連番号第554770号に記載され
ている。このカメラは比較的薄く強固なハウジン
グ12を備え、所定の開口以外の個所はすべて光
密になつている。ハウジング12には、対物レン
ズ14、フイルム・ユニツト16、1対の、少な
くとも片方が駆動されるローラ18,20、伸縮
自在型遮光物22など、各種の光学的要素および
機械的要素が保持される。なお、遮光物22はア
イブスタ(Ivester)に付与された米国特許第
3940774号に記載された形式のものである。この
遮光物22は、ハウジング12の前端下部に形成
されたフイルム出口24の中で収縮状態すなわち
巻き込まれた状態で図示されている。レンズ14
を通してカメラ10へ入射した光は鏡(図示され
ていない)によつて反射されて露光室26へ導か
れ、カセツト16の中で水平に保持されたフイル
ム・ユニツトがカメラの作像面において露光され
る。なお、便宜上、カセツトおよびカセツト内の
フイルムは第1図乃至第5図に示されるように水
平に置かれたものと仮定して本説明を続ける。ま
た、図示されたカメラの右側部分を前面または前
方向として説明することにする。
カセツト16は複数枚の自己処理型フイルム・
ユニツト28を積層状に保持し、各フイルム・ユ
ニツトの作像感光面は上方の露光室26と向い合
つている。フイルム・ユニツト28は、いわゆる
ネガポジー体型のものであつて、ポラロイド社か
らSX―70の登録商標で販売されているカメラに
使用するものとして入手可能なフイルム・ユニツ
トが望ましい。カセツト内にはさらに、フイル
ム・ユニツト積層物の最上部にダーク・スライド
30(第1図および第8図参照)が置かれてい
る。実質的にはこのダーク・スライドはボール紙
などの柔軟な不透明物質で作られたほぼ直方形の
板であり、カセツト16の上壁に形成されたほぼ
正方形の露光用開口(図示されていない)を完全
に塞いで遮光するために十分な大きさを持つてい
る。ダーク・スライドは、カセツトをカメラに装
填する以前におけるフイルム・ユニツトの損傷を
防止するために十分な堅さを持ち、さらに、使用
説明書としても、また、使用者からの通信カード
としても、用いることができる。上記条件を満た
すために、ダーク・スライドは単一のフイルム・
ユニツトに比べて、曲げに対する強い抵抗力すな
わち強度を持つている。
ダーク・スライドはその下のフイルム・ユニツ
トと同様にピツク機構によつてカメラ外部へ排出
される。すなわち、ピツク機構は、ダーク・スラ
イドかフイルム・ユニツトかを問わず、カセツト
内の最上部に位置するものを、カセツトの前端部
の開口16a(第3図乃至第5図参照)から処理
ローラ18,20間隙へ送り込む。第1図および
第3図乃至第5図に示されるように、カセツト内
の最上部に位置するダーク・スライドまたはフイ
ルム・ユニツトと処理ローラの間隙とが、ほぼ同
一平面に位置し、フイルムの処理行程の実質的に
平坦な部分を画定している。カセツト内の最初の
要素を取り出すことが最も困難であるから、フイ
ルム・ユニツトに先立つてまずダーク・スライド
を取り出すことで、摩耗やピツク機構の誤動作に
よるフイルム・ユニツトの損傷の危険を軽減する
ことができるという利点が生じる。ダーク・スラ
イドは曲げに対して堅固にできているのでその排
出過程において望ましくない折れ曲げ力に抵抗し
うるということに注目すべきである。
第1図乃至第3図に示されるように各フイル
ム・ユニツト28は、実質的に平らで、実質的に
長方形の多層積層構造になつている。フイルム・
ユニツトの縁部28b,28c,28d,28e
は、実質的に正方形または長方形の感光性作業領
域28aを囲み、そして、この縁部は不透明であ
る。フイルム・ユニツト28の柔軟な多層構造の
各層は上記縁部において互いに接合されている。
各フイルム・ユニツトの前端部28bには、液状
写真処理組成物を含んだ破れ易い袋状容器32が
設けられている。この写真処理組成物の粘度は水
の約100万倍である。この粘度は低温においてさ
らに増加する。現在市販されているフイルムの推
奨最低使用温度は摂氏約7度である。
第3図乃至第8図に示されるようにハウジング
12に固定された斜視部材34は傾斜面36を含
んでおり、この傾斜面は実質的にローラ18,2
0の間隙からフイルム出口24まで伸びている。
傾斜面36の上端すなわち先端36aは、処理ロ
ーラから出て来るフイルム・ユニツトの進路を妨
げるような状態でローラの間隙の近傍に置かれて
いる。処理ローラは回転しながらフイルム・ユニ
ツトを前方へ駆動するから、(作像画と一致す
る)最上部フイルム・ユニツトまたはダーク・ス
ライドと処理ローラ18,20の間隙とによつて
画定されるほぼ平らな処理行程路より低い位置に
ローラ18,20とほぼ平行に設けられたフイル
ム出口24へ向つて、傾斜カム面36がフイル
ム・ユニツトを案内する。上記処理行程路を含む
平面は第5図において点線38で示されている。
傾斜カム面に設けられた1対の隆起部36cの
位置は、面36を通過するフイルム・ユニツトの
側縁部28c,28dの位置にほぼ合わされてい
る。ローラ処理の終了したフイルム・ユニツトの
後縁28eは、隆起部36cに圧接する1対のク
リツプ39によつて支えられ、したがつてそのフ
イルム・ユニツトは支持されたままスロツト内を
進行する。また、支持されているフイルムの下側
を進行して後続のフイルム・ユニツトが遮光物を
避けて通るという現象も、上記のクリツプ39お
よび隆起部36cによつて確実に防止することが
できる。
傾斜カム面の後縁36bに隣接して、実質的に
長方形の弾性偏向板40が固定されている。この
偏向板40の長さ方向の縁40b近傍の固定部分
40aは、比較的可撓性の小さい取付バー42に
よつて挾み付けられている。取付けバー42と一
体的に作られた3本の支持ピン44を、偏向板の
固定部40aに施された開口46に通して、さら
に傾斜部材34の対応開口にはめ込んで固定する
ことにより、偏向板40がハウジングに固定され
ている。取付けバー42にはさらに、位置決め用
のピン(図示されていない)が設けられており、
これらのピンは、偏向板40に施された開口4
8,50にはめ込まれるようになつている。取付
けバー42は、ハウジング12と同種の熱硬化性
プラスチツクで成形され、そして、ハウジングに
固定された傾斜部材に、ピン44を押しばめする
ことができるように十分な弾力を持つことが好ま
しい。
偏向板40の長さ方向に伸びた自由縁40c附
近の部分40dは、フイルム処理行程路にそつた
フイルム・ユニツト28およびダーク・スライド
30の進路に設けられたフイルム出口24へ傾斜
するような角度が付けられている。このような角
度を付けることによつて、フイルム・ユニツトお
よびダーク・スライドの進行を容易にすると共
に、偏向力から解放されたときの偏向板40の一
定初期位置への復元力を低下させる原因となる偏
向板の疲労を軽減する効果が得られる。この傾斜
部40dは図示されたように傾斜カム面から前方
に離れた位置にある。フイルム・ユニツトまたは
ダーク・スライドは、第4図、第5図に示される
ように傾斜面36からフイルム出口へ前進する過
程において、弛緩状態(第3図参照)にある部分
40dによつて進路を妨げられる。しかし、フイ
ルム・ユニツトまたはダーク・スライドはローラ
18,20によつて前進駆動されているので、フ
イルム・ユニツトまたはダーク・スライドとの係
合によつて部分40dがたわみ状態(第4図、第
5図参照)に変位する。偏向板40は固有的に弾
性を備えているため、その部分40dの上記変位
によつて弾力が生じ、処理ローラからフイルム出
口までの間に広がる処理行程路におけるフイル
ム・ユニツトが局部的に縦曲げされる。フイル
ム・ユニツトの前縁が弾性偏向板の自由縁40c
を通過した直後からは、第5図に示されるように
フイルム・ユニツトはさらに十分に偏向して傾斜
カム面36から離れ、偏向板の前縁40cに接し
ながら摺動前進することに注目すべきである。
遮光物22は、巻き込まれて収縮状態になつて
いるときにフイルム出口の内部に収まるようにし
て、その一端を取付けバー42と偏向板40の間
に締め付けて固定することが好ましい。第5図お
よび第6図に示されるように、フイルム・ユニツ
トはフイルム出口を通過するときに遮光物に係合
しながらその遮光物を伸長させることになり、フ
イルム・ユニツト内への前方からの光の進入が防
止される。このような光の進入を防止しない場
合、それはフイルム・ユニツトの中でまだ十分に
現像処理されていない部分においてカブリを引き
起こす原因となり得る。フイルム・ユニツトが十
分に処理され、クリツプ39によつて後縁8eを
保持された状態でフイルム・ユニツトがフイルム
出口内に位置している間に遮光物22とフイル
ム・ユニツトの係合が解除されて遮光物が巻き込
まれるようにするため、遮光物22はフイルム・
ユニツトより短く作られている。ここで重要な点
は、第1図,第3図,第4図に示される状態への
遮光物の巻き込み動作を弾性偏向板40やその他
のカメラ構造が妨げるようなことがあつてはなら
ないことである。
フイルム送り動作中において、露光済みフイル
ム・ユニツトは、フイルム面と処理ローラの間隙
とによつて画定されるフイルム処理行程路の平坦
部を前進する。そしてこのフイルム・ユニツト2
8は第3図のように処理ローラの間に入る。処理
ローラはモータおよび歯車列(図示されていな
い)によつて駆動されており、したがつて、フイ
ルム・ユニツトはローラの間隙を通過してフイル
ム出口へ向つて推進される。処理ローラ18,2
0の間で加えられる圧力によつて袋32が破られ
るため、中の現像用液状組成物がフイルム・ユニ
ツトの作像感光面に拡散する。
フイルム・ユニツトは処理ローラの間隙を通過
して前進するとき、傾斜部材34のカム面36と
係合し、さらに弾性偏向板40と係合する。この
間、フイルム・ユニツト内ではローラ間を通過し
た部分において現像用組成物の拡散が継続され
る。この拡散現像はカム面によるフイルム・ユニ
ツトの初期偏向によつて増強される。フイルム・
ユニツトがカム面を通つて弾性偏向板40と係合
し始めると、偏向板によつて十分な局部的縦曲げ
効果が得られるため、仮に摂氏7度に近い低温条
件下で組成物の粘度が増加している場合でも、感
光領域の全域にわたつて組成物がほぼ均一な層に
なつて分布する。特に本発明の著しい利点は、比
較的短い距離しか隔てられていない処理ローラと
フイルム出口の間で、同種市販カメラの従来式の
ローラ処理後に偏向させるシステムに比較して大
きい偏向が偏向板40によつて得られることであ
る。本発明のもう1つの利点は、偏向増強のため
に隆起部を利用している従来の傾斜型偏向システ
ムに比べてローラから遠く離れた位置において、
進行中のフイルムと接触させることによつて偏向
度合いを強めている点である。このように間隔を
長くすることによつて(この間隔は第5図にSで
表わされる)、本発明の偏向システムでは、処理
行程路偏向部を通るときのダーク・スライドの前
進運動に対する抵抗を減らし、ダーク・スライド
を確実に排出することができる。すなわち、刃先
状の偏向板40がダーク・スライドを従来より大
きい円弧で、つまり従来より大きい曲率半径で偏
向させるのである。詳しく説明するならば、ダー
ク・スライドはフイルム・ユニツトより堅いか
ら、わん曲した通路を進行させるためにはフイル
ム・ユニツトより大きい推進力が必要であり、そ
の所要推進力はローラと偏向点との間の長さの約
3乗に比例して変化する。本発明では、偏向点
(偏向板の部分40dとフイルム・ユニツトの接
触位置)とローラの間隔が、従来構成で使用され
ている隆起部とローラの間隔に比べて約2倍にな
つているから、ダーク・スライドに対する所要推
進力は約8分の1に減少する。この減少によつ
て、ダーク・スライドの排出不能現象が著しく減
少する。また、偏向点とローラの間隔を大きくす
ることによつて、偏向用要素の寸法公差が広くな
るという別の利点が生じる。すなわち、したがつ
て厳しい寸法精度を必要としない点である。例え
ば、フイルム・ユニツトの偏向量は、カム面上の
ローラに近い個所に設られた偏向用隆起の高さの
変化には影響され易いが、処理工程路に突出する
偏向板40の長さの変化には余り影響されない。
また一方では、偏向板40の柔軟性も、ダー
ク・スライドの排出を容易にするために寄与して
いる。偏向板40と比較的堅いダーク・スライド
が係合すると、この偏向板はフイルム・ユニツト
を係合する場合より大きくたわむ。その結果、偏
向板40からの抵抗の減少に伴ない、ダーク・ス
ライドの曲がりはフイルム・ユニツトの曲がりよ
り少くなる。
ダーク・スライドの偏向板通過をさらに容易に
するため、偏向板40には、その自由端40cか
ら傾斜部40dを通つて固定部40bまで伸びる
1対の切込み部54が設けられている。ダーク・
スライドの前縁30bの両角は斜めに切り取られ
て前縁の角30bを形成しており、ダーク・スラ
イドが偏向板を通過する時にその先細の前端30
aの両端の位置に上記切込み部54の位置が一致
するようになつている。その結果、ダーク・スラ
イドと偏向板40の係合開始時には、ダーク・ス
ライドの前進運動に対する抵抗は、偏向板の前縁
全体から与えられるものではなく、1対の切込み
部54の間に位置する前端中央部のみの弾力によ
るものである。このようにダーク・スライドの運
動に対する初期抵抗力が減少することにより、ダ
ーク・スライドに対する処理ローラの係合推進不
良傾向も減少し、カメラからのダーク・スライド
排出が確実になる。
本発明は「プロント(Pronto !)」の登録商
標で販売されているポラロイド社製カメラにおい
てポラロイドSX―70フイルム・ユニツトを偏向
させるものとして説明されているが、、これは説
明の手段であつて本発明の範囲を限定するもので
はない。このカメラでは、ローラの中心線からフ
イルム出口の先端までの水平距離が約19.05mm3/4
インチ)である。そして、偏向板40は、「マイ
ラ(Mylar)」の登録商標で販売されているデユ
ポン(E.I.Dupont de Nemours &
Company)社製の厚さ0.254mm(10ミル)のポリ
エステル・シートを用いて製作することが好まし
い。のの偏向板は、弾性率が約14000Kg/cm2
(200000 psi)、全長が約92.1mm(35/8インチ)、
全幅または全高が約11.8mm(0.465インチ)、固定
部40aに対する傾斜部40cの曲げ角度が約20
度、そして、前縁40cから伸びた切込み部54
の長さが約7.9mm(5/16インチ)になつている。
以上の記述は、自己現像型カメラ内における比
較的短い距離の間で比較的大きい角度の局部的縦
曲げ操作を行なうと同時に、比較的堅くてカメラ
からの排出が困難なダーク・スライドの進行運動
に抵抗を示さないフイルム・ユニツト偏向システ
ムに関するものである。標準の現像用液状組成物
に比べて特に低温で粘度の高くなる組成物を用い
て実質的に完全な均一層を得るために、本発明の
フイルム・ユニツトは特に有用である。さらにこ
のフイルム・ユニツト偏向システムは、カメラの
フイルム出口への伸縮自在型遮光物の復帰を防げ
ないこと、信頼性が高いこと、製造コストが比較
的安いこと、現在市販されている種類の自己現像
型カメラにもその構造に単に偏向板を取り付ける
だけで適用できることなどの特徴を備えている。
プラスチツクの代りに例えばステンレス鋼の薄
板を用いて弾性偏向板を作ることが可能である。
しかし薄い金属製偏向板は刃物の性質を持つの
で、フイルム・ユニツトを損傷したり、あるいは
使用者にとつて危険な場合もあり得る。また、弾
性偏向板の寸法および形状は、現像用液状組成物
の適切な分布に要する曲げ度合いや、処理ローラ
とフイルム出口の間隔、フイルム・ユニツトおよ
びダーク・スライドの構造的特性、現像用液状組
成物の性質などの特徴に応じて変更することが可
能である。傾斜部34は、偏向部材40と隣接す
る個所に傾斜縁を備える構造にし、それによつて
偏向板の傾斜部40dが位置決めされ、支持され
るように設計することも可能である。当該技術分
野の関係者にとつては、上記の変更あるいはその
他の変更が可能であることは本発明および付図か
ら明らかであろう。これらの変更は添付の特許請
求の範囲に包含されるものと考えられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるフイルム・ユニツト偏向
システムを備えた自己現像型カメラの縦断面図、
第2図は第1図に示される自己処理フイルムの上
平面図、第3図は第1図に示されるフイルム処理
偏向システムの断片的拡大図であり、処理ローラ
の間隙にフイルム・ユニツトが入る状態を示す
図、第4図は第3図と同じ部分の断片的拡大図で
あつて、フイルムがカム面によつて偏向させられ
て弾性部材と係合する状態を示す図、第5図は第
3図おび第4図と同じ部分の断片的拡大図であつ
て、弾性部材によつて完全に偏向させられたフイ
ルム・ユニツトのカメラ外進出部が伸縮型遮光物
で覆われている状態を示す図、第6図は第5図の
部分の透視図、第7図は本発明による弾性部材の
透視図、第8図は第7図の弾性部材とダーク・ス
ライドの先端の係合状態を示す図である。 参照符号の説明、10…カメラ、28…フイル
ム・ユニツト、30…ダーク・スライド、28a
…フイルム感光面、32…現像液容器、12…ハ
ウジング、24…フイルム出口、18,20…加
圧ローラ、36…固定傾斜面、16…カセツト、
40…可撓偏向板、34…傾斜部材、54…可撓
偏向板の切込み部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 各々が写真処理用組成物を収容した容器を有
    するフイルムユニツトの積重体と、該フイルムユ
    ニツトの最上部のものの上に載置され、前記フイ
    ルムユニツトよりも硬い材質からなり、かつその
    前縁両端が斜めに切断された形状の直線状前縁端
    を有するようなダークスライドと、を収容したカ
    セツトを収納する装置と、前記ダークススライド
    や前記フイルムユニツトを前記カセツトの一端か
    ら第1方向に1度に1枚づつ前進させる送り装置
    と、前記写真処理用組成物を前記各フイルムユニ
    ツトの感光部に拡散塗布するための加圧ローラと
    を具備した自己現像型カメラにおいて、 (イ) 前記カセツトの第1端に接近してフイルム出
    口を有するハウジングと、 (ロ) 前記カセツトの第1端と前記フイルム出口と
    の間に設けられた1対の加圧ローラであつて、
    該加圧ローラのローラ間に形成される間隙は前
    記フイルム出口から前記フイルムユニツトの前
    記第1方向において離して設置され、前記フイ
    ルムユニツトおよび前記ダークスライドを前進
    させて前記写真処理組成物を前記フイルムユニ
    ツトの感光部に拡散塗布するよう構成された前
    記加圧ローラと、 (ハ) 前記加圧ローラと前記フイルム出口との間
    に、前記フイルムユニツトおよび前記ダークス
    ライドの進行通路に沿つて設けられた固定案内
    装置と、 (ニ) 前記フイルム出口に接近して前記固定案内装
    置の端部に設けられた可撓性偏向部材であつ
    て、前記フイルムユニツトが前記固定案内装置
    から離れるとき前記フイルムユニツトの進行を
    妨げるように、また前記フイルムユニツトが前
    記可撓性偏向部材を通過して進行するとき前記
    フイルムユニツトに局部的な縦彎曲を形成する
    ように構成されている前記可撓性偏向部材と、
    を具備し、 前記可撓性偏向部材は、前記フイルムユニツト
    に形成される彎曲よりも少ない彎曲で前記ダーク
    スライドを進行させるには充分な可撓性を備える
    が、しかし前記フイルムユニツトに形成される局
    部的縦彎曲によつて前記写真処理組成物が前記フ
    イルムユニツトの感光部全体に均一な厚さの層と
    して拡散塗布され得るように、前記加圧ローラと
    前記フイルム出口との間にフイルム処理通路部を
    形成するには充分な剛性を備えており、 前記可撓性偏向部材は、前記フイルムユニツト
    および前記ダークスライドに係合するよう配置さ
    れた弾性プラスチツク材の薄板で構成され、該薄
    板の縦方向に延びる縁の一方は前記ハウジングに
    固定された固定縁であり、その他方は自由縁とな
    つており、 前記薄板には、一対の開口であつて各開口の
    各々が前記自由縁から前記固定縁に向つて延びる
    開口が形成されており、前記開口間の間隔は、前
    記ダークスライドが前記薄板を通過するときの初
    期抵抗を減少させるために、前記ダークスライド
    の前記直線状前端縁の横幅に等しく設定されてお
    り、かつ 前記加圧ローラと前記薄板との間の間隔は、前
    記フイルム処理通路部を通過する前記ダークスラ
    イドに対して比較的小さい抵抗が与えられるよう
    に、充分に大きく設定されていることを特徴とす
    る自己現像型カメラ。
JP10730577A 1976-09-09 1977-09-08 Selffdeveloping camera Granted JPS5334521A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US05/721,992 US4134655A (en) 1976-09-09 1976-09-09 Film unit deflection system for self developing camera

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5334521A JPS5334521A (en) 1978-03-31
JPS6146814B2 true JPS6146814B2 (ja) 1986-10-16

Family

ID=24900090

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10730577A Granted JPS5334521A (en) 1976-09-09 1977-09-08 Selffdeveloping camera

Country Status (7)

Country Link
US (1) US4134655A (ja)
JP (1) JPS5334521A (ja)
AU (1) AU507186B2 (ja)
CA (1) CA1087896A (ja)
DE (1) DE2740512A1 (ja)
FR (1) FR2364478A1 (ja)
GB (1) GB1562159A (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4174164A (en) * 1978-05-30 1979-11-13 Polaroid Corporation Photographic processing apparatus
US4226519A (en) * 1979-04-02 1980-10-07 Polaroid Corporation Self-developing film pack with improved spread control structure
US4253757A (en) * 1979-10-01 1981-03-03 Polaroid Corporation Spread roller assembly
JP3351232B2 (ja) * 1996-04-10 2002-11-25 ノーリツ鋼機株式会社 フィルムアタッチのためのフィルムガイド装置
US6304725B2 (en) * 1998-03-05 2001-10-16 Fuji Photo Film Co., Ltd. Instant camera
US6417911B1 (en) 2000-01-31 2002-07-09 Polaroid Corporation Processing fluid spread system for an electronic photographic printer and camera and related method thereof
US6317561B1 (en) 2000-01-31 2001-11-13 Polaroid Corporation Processing fluid spread system for a detachable electronic photographic printer and camera
US6795114B1 (en) 2000-01-31 2004-09-21 Polaroid Corporation Film unit drive assembly for a detachable electronic photographic printer and camera
USD746895S1 (en) * 2013-11-20 2016-01-05 Fujifilm Corporation Instant photo print
USD747400S1 (en) * 2013-11-20 2016-01-12 Fujifilm Corporation Instant photo print
USD746894S1 (en) * 2013-11-20 2016-01-05 Fujifilm Corporation Instant photo print

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3688667A (en) * 1971-01-04 1972-09-05 Polaroid Corp Film retaining apparatus
US3810211A (en) * 1972-04-24 1974-05-07 Polaroid Corp Self-developing camera system
US3940774A (en) * 1974-05-02 1976-02-24 Polaroid Corporation Opaque shade
US3996595A (en) * 1974-05-02 1976-12-07 Polaroid Corporation Photographic apparatus with extendable light tight imbibing means
US3994002A (en) * 1975-03-03 1976-11-23 Polaroid Corporation Self-developing camera with film unit deflecting structure
US3983570A (en) * 1975-03-17 1976-09-28 Berkey Photo, Inc. Camera construction
US4034386A (en) * 1976-04-21 1977-07-05 Polaroid Corporation Imbibition chamber adapter for self-developing camera

Also Published As

Publication number Publication date
CA1087896A (en) 1980-10-21
AU507186B2 (en) 1980-02-07
FR2364478B1 (ja) 1984-04-27
DE2740512C2 (ja) 1987-04-23
FR2364478A1 (fr) 1978-04-07
JPS5334521A (en) 1978-03-31
AU2833477A (en) 1979-03-08
US4134655A (en) 1979-01-16
GB1562159A (en) 1980-03-05
DE2740512A1 (de) 1978-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6146814B2 (ja)
US6195508B1 (en) Photo film pack for self-developing photo film units with light-shielding cover sheet, and instant camera
US7502551B2 (en) Instant film pack
US4016578A (en) Processing fluid flow control device for self developing camera
DE1597233B2 (de) Photographischer Apparat mit Abtastbelichtung
US4174164A (en) Photographic processing apparatus
CA1145180A (en) Self-developing film pack with improved spread control structure
EP0027387A2 (en) Photographic film pack
JP2725833B2 (ja) 写真装置
US5802402A (en) Camera back including improved film assemblage
US3113496A (en) Photographic apparatus
US6183144B1 (en) Instant photo film pack
US3537371A (en) Processing apparatus having specially configured pressure applying members
US4005446A (en) Photographic film processing apparatus
US3672275A (en) Photographic apparatus for processing film material
JPS6148841A (ja) フイルムパツク
US3994002A (en) Self-developing camera with film unit deflecting structure
JP2752280B2 (ja) インスタントフィルムアセンブリー用の像担持テンプレット
US4804988A (en) Instant film pack
US6408134B2 (en) Instant photo film pack
US3270643A (en) Photographic apparatus
GB1573892A (en) Film-strip processing-composition applicators
US4071294A (en) Photographic apparatus including improved aperture plate
US4032937A (en) Film unit light shielding adapter for photographic apparatus
US4668062A (en) Apparatus for precluding rotational movement of an advancing film unit