JPS6146530Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6146530Y2 JPS6146530Y2 JP1981106652U JP10665281U JPS6146530Y2 JP S6146530 Y2 JPS6146530 Y2 JP S6146530Y2 JP 1981106652 U JP1981106652 U JP 1981106652U JP 10665281 U JP10665281 U JP 10665281U JP S6146530 Y2 JPS6146530 Y2 JP S6146530Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- color
- coating
- ellipse
- major axis
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims description 15
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims description 15
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- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 claims description 3
- 239000003086 colorant Substances 0.000 claims 1
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- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、所望する離心率および長軸径の楕円
形を求めるピールフイルムに関する。
形を求めるピールフイルムに関する。
ピールフイルムは、平担な無色の基板上に写真
感光剤を感光せしめる光線を遮断する特性を有す
る色（一般には赤色）の被膜を一様にラミネート
したもので、所望する形状の図案よりなる製版又
は版下を作成するに当つて、裁断具により、ピー
ルフイルムよりその形状に被膜を幾何学的に又は
手描きにより裁断してこれを基板より剥離し、こ
れを写真感光剤上に移植するもので、レタリング
等に多用せられている。
感光剤を感光せしめる光線を遮断する特性を有す
る色（一般には赤色）の被膜を一様にラミネート
したもので、所望する形状の図案よりなる製版又
は版下を作成するに当つて、裁断具により、ピー
ルフイルムよりその形状に被膜を幾何学的に又は
手描きにより裁断してこれを基板より剥離し、こ
れを写真感光剤上に移植するもので、レタリング
等に多用せられている。
一方、写真製版においては、上記レタリングを
製版する上から、また人物等のポートレートを製
版する上から、半幾何学的な楕円形がマスキング
に多用せられている。楕円形は、これを製図的に
求めることもできるし、手描きで求めることもで
きるが、これを正確に、且つ美麗に上記した如く
栽断具によりピールフイルム上の被膜を切断する
如く描くことは、楕円が半幾何学的なものである
ため極めて困難である。そこでピールフイルムの
被膜を例えばプレスの如き機械で種々の離心率と
長軸径を有する楕円を打ち抜いておくことが考え
られるが、楕円は長軸と短軸とを有するもので、
これらの軸が、版の縁に対し傾斜して移植される
と、図形が幾何学的のものであるだけに、これに
例えばポートレートを入れても甚だ見苦しいもの
である。
製版する上から、また人物等のポートレートを製
版する上から、半幾何学的な楕円形がマスキング
に多用せられている。楕円形は、これを製図的に
求めることもできるし、手描きで求めることもで
きるが、これを正確に、且つ美麗に上記した如く
栽断具によりピールフイルム上の被膜を切断する
如く描くことは、楕円が半幾何学的なものである
ため極めて困難である。そこでピールフイルムの
被膜を例えばプレスの如き機械で種々の離心率と
長軸径を有する楕円を打ち抜いておくことが考え
られるが、楕円は長軸と短軸とを有するもので、
これらの軸が、版の縁に対し傾斜して移植される
と、図形が幾何学的のものであるだけに、これに
例えばポートレートを入れても甚だ見苦しいもの
である。
本考案は、このような従来の欠点を除去する楕
円形ピールフイルムを提供することを目的とした
ものである。
円形ピールフイルムを提供することを目的とした
ものである。
図面について本考案の実施例を詳述すると、１
は光の反射の良好な基板であつて、例えば硫酸紙
とか、白色のポリエチレン等よりなつている離型
紙である。
は光の反射の良好な基板であつて、例えば硫酸紙
とか、白色のポリエチレン等よりなつている離型
紙である。
２は基板１上に一様の厚さにラミネートされた
被膜であつて、被膜２はその透過光又は反射光が
写真感光剤を感光せしめる光線を遮断する色、例
えば赤色を呈している。
被膜であつて、被膜２はその透過光又は反射光が
写真感光剤を感光せしめる光線を遮断する色、例
えば赤色を呈している。
而して、この被膜２のみ、すなわち、基板１を
除く被膜２のみが、例えば打抜き手段等により
種々の離心率と長軸径の楕円３がそれぞれの長軸
４が互いに平行し、且つ楕円３同志が互いに重な
り合わないよう形成されている。しかしながら被
膜２は基板１上にラミネートされているので、上
記楕円形内又は楕円形外の被膜２が基板１より遊
離してしまうことはない。それ故両者を離すため
には剥離操作を必要とする。もしこのまま楕円３
を剥離してしまうと、その長軸がどこにあるか、
またその短軸がどこにあるのか判らなくなつてし
まい、それを製版又は版下に移植する場合、その
長軸が版に対して傾いているか否かを識別するこ
とが困難となる。
除く被膜２のみが、例えば打抜き手段等により
種々の離心率と長軸径の楕円３がそれぞれの長軸
４が互いに平行し、且つ楕円３同志が互いに重な
り合わないよう形成されている。しかしながら被
膜２は基板１上にラミネートされているので、上
記楕円形内又は楕円形外の被膜２が基板１より遊
離してしまうことはない。それ故両者を離すため
には剥離操作を必要とする。もしこのまま楕円３
を剥離してしまうと、その長軸がどこにあるか、
またその短軸がどこにあるのか判らなくなつてし
まい、それを製版又は版下に移植する場合、その
長軸が版に対して傾いているか否かを識別するこ
とが困難となる。
そこで本考案においては、上記楕円３の長軸４
並びに短軸５と平行する等間隔の方眼線６を印刷
しておく。この方眼線の色彩は、肉眼で被膜２と
識別し得るものであれば何色でもよく、特にこれ
が写真感光剤に感じる色であつても、元来被膜２
が上記光を吸収して遮断する特性を有するもので
あるから差支えなく、例えば青色、茶色、紫色、
黒色等何色でもよい。さらに上記した楕円３の外
側にこれと近接して、又は楕円３内にその楕円の
離心率および長軸径を表わす記号の表記７を表記
する。この表記する色は、被膜２の色と異なるこ
とは勿論、方眼線６の色彩とも異なる色となすこ
とが、肉眼での識別を容易とする。なお離心率を
表わすためには、図示する如く長軸径と等しい径
の円が平面に対して傾く角度として表わしてもよ
い。
並びに短軸５と平行する等間隔の方眼線６を印刷
しておく。この方眼線の色彩は、肉眼で被膜２と
識別し得るものであれば何色でもよく、特にこれ
が写真感光剤に感じる色であつても、元来被膜２
が上記光を吸収して遮断する特性を有するもので
あるから差支えなく、例えば青色、茶色、紫色、
黒色等何色でもよい。さらに上記した楕円３の外
側にこれと近接して、又は楕円３内にその楕円の
離心率および長軸径を表わす記号の表記７を表記
する。この表記する色は、被膜２の色と異なるこ
とは勿論、方眼線６の色彩とも異なる色となすこ
とが、肉眼での識別を容易とする。なお離心率を
表わすためには、図示する如く長軸径と等しい径
の円が平面に対して傾く角度として表わしてもよ
い。
楕円の長軸及び短軸の位置を求めるため、被膜
２に楕円形を打抜いた後に、その周囲に長軸位置
並びに短軸位置を示す刻印をすることも考えられ
るが、これは２工程となり、両工程間に僅かな誤
差の存在することが認められないものであるか
ら、楕円形ピールフイルムの製作を甚だ困難と
し、加えてこれを製版、版下等に移植するにも手
数を要するものとなる。
２に楕円形を打抜いた後に、その周囲に長軸位置
並びに短軸位置を示す刻印をすることも考えられ
るが、これは２工程となり、両工程間に僅かな誤
差の存在することが認められないものであるか
ら、楕円形ピールフイルムの製作を甚だ困難と
し、加えてこれを製版、版下等に移植するにも手
数を要するものとなる。
これに対し、本考案においては、所望する離心
率と長軸径の楕円３を表記７によりピールフイル
ムより選択し、その被膜２を基板１より剥離する
と、すでに該被膜２には、その長軸４および短軸
５に平行する方眼線６が被膜２の色と容易に識別
し得るよう印刷されているので、製版又は版下に
対し、楕円３の長軸４または短軸５が傾かないよ
う容易に移植することができるものであつて、正
確にして且つ美麗な製版を作成することができる
実用上の効果を奏するものである。
率と長軸径の楕円３を表記７によりピールフイル
ムより選択し、その被膜２を基板１より剥離する
と、すでに該被膜２には、その長軸４および短軸
５に平行する方眼線６が被膜２の色と容易に識別
し得るよう印刷されているので、製版又は版下に
対し、楕円３の長軸４または短軸５が傾かないよ
う容易に移植することができるものであつて、正
確にして且つ美麗な製版を作成することができる
実用上の効果を奏するものである。
図面は、本考案の一実施例を示し、第１図はそ
の平面図、第２図はその縦断側面図である。 １……基板、２……被膜、３……被膜２の楕
円、４……長軸、５……短軸、６……方眼線、７
……表記。
の平面図、第２図はその縦断側面図である。 １……基板、２……被膜、３……被膜２の楕
円、４……長軸、５……短軸、６……方眼線、７
……表記。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 １ 平担な基板１上に剥離自在にラミネートされ
た、所望する離心率と長軸とを有し、写真感光
剤を感光せしめる光線を遮断する色の被膜２に
よつて形成された複数個の楕円３からなり、該
複数個の楕円３はその軸を互いに平行して配置
されると共に、その長軸４および短軸５と平行
する、上記被膜２の色と異なる色の等間隔の方
眼線６を有することを特徴とする楕円形ピール
フイルム。 ２ 上記複数個の楕円３毎に、上記被膜２の色と
異なる色によつてその楕円３の離心率と長軸径
とを表す記号を表示した実用新案登録請求の範
囲第１項記載の楕円形ピールフイルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981106652U JPS5813524U (ja) | 1981-07-20 | 1981-07-20 | 楕円形ピ−ルフイルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981106652U JPS5813524U (ja) | 1981-07-20 | 1981-07-20 | 楕円形ピ−ルフイルム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5813524U JPS5813524U (ja) | 1983-01-27 |
| JPS6146530Y2 true JPS6146530Y2 (ja) | 1986-12-27 |
Family
ID=29901118
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981106652U Granted JPS5813524U (ja) | 1981-07-20 | 1981-07-20 | 楕円形ピ−ルフイルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5813524U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0425765Y2 (ja) * | 1987-11-27 | 1992-06-22 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5264002U (ja) * | 1975-11-04 | 1977-05-12 |
-
1981
- 1981-07-20 JP JP1981106652U patent/JPS5813524U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5813524U (ja) | 1983-01-27 |
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