JPS6146201A - 蒸気再圧縮式蒸発装置 - Google Patents
蒸気再圧縮式蒸発装置Info
- Publication number
- JPS6146201A JPS6146201A JP16777384A JP16777384A JPS6146201A JP S6146201 A JPS6146201 A JP S6146201A JP 16777384 A JP16777384 A JP 16777384A JP 16777384 A JP16777384 A JP 16777384A JP S6146201 A JPS6146201 A JP S6146201A
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- JP
- Japan
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- liquid
- steam
- compressor
- evaporator
- heat exchanger
- Prior art date
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- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、廃液処理用蒸発装置、海水淡水化装置、溶剤
回収装置、其の他各種濃縮装置等に利用可能な蒸発装置
で、遠心式ポンプを用いた従来のように、キャビテーシ
ョンの心配がなく、液面とポンプ吸い込み位置までの高
さを低くできるので、装置全体として低くでき、構造が
簡単でコストを低減する省エネルギの技術分野で利用さ
れる。
回収装置、其の他各種濃縮装置等に利用可能な蒸発装置
で、遠心式ポンプを用いた従来のように、キャビテーシ
ョンの心配がなく、液面とポンプ吸い込み位置までの高
さを低くできるので、装置全体として低くでき、構造が
簡単でコストを低減する省エネルギの技術分野で利用さ
れる。
従来の技術
蒸気再圧縮式の蒸発装置は蒸発による潜熱な回収でき、
非常に省エネとなるので、近年盛んに用いられている。
非常に省エネとなるので、近年盛んに用いられている。
しかし、これは大規模なプラントノミでアリ、小規模の
プラントでは一般的でない。
プラントでは一般的でない。
第4図に蒸発器に伝熱性能の良い薄膜降下式を採用した
従来例の系統図を示す。
従来例の系統図を示す。
第4図において、符号1は薄膜降下式の蒸発缶、2は圧
縮機、3及び4は予熱器、5はポンプ、6はデミスタ、
7は熱交換器、8より15は配管を示す。
縮機、3及び4は予熱器、5はポンプ、6はデミスタ、
7は熱交換器、8より15は配管を示す。
従来はポンプ5に最も一般的な遠心式が採用されている
が、この欠点は液面から十分な高さを取らないと(約2
m前後)蒸発圧力に近いためキャビテーションを起し、
ポンプ5が腐食する。また、蒸発をする液は廃液、海水
等であるので、液面からの高さを十分取ってもポンプは
高温で腐食性の液に耐える高価なものとなることである
。
が、この欠点は液面から十分な高さを取らないと(約2
m前後)蒸発圧力に近いためキャビテーションを起し、
ポンプ5が腐食する。また、蒸発をする液は廃液、海水
等であるので、液面からの高さを十分取ってもポンプは
高温で腐食性の液に耐える高価なものとなることである
。
発明が解決しようとする問題点
本発明は、以上述べたような構造の蒸発装置において、
遠心ポンプの様にキャビテーションを起すことなく、液
面とポンプ吸込み位置までの高さを低くすることができ
、簡単な構成でコンパクト、かつ安価に生産することに
ある。
遠心ポンプの様にキャビテーションを起すことなく、液
面とポンプ吸込み位置までの高さを低くすることができ
、簡単な構成でコンパクト、かつ安価に生産することに
ある。
問題点を解決するための手段
本発明は、上述の問題を解決するために1次のような手
段を採っている。すなわち、 蒸発・凝縮を行う熱交換器の循環ポンプ−を蒸気再圧縮
用圧縮機の吐出ガスを駆動源として用いる気泡ポンプな
いし蒸気エジェクタとする。
段を採っている。すなわち、 蒸発・凝縮を行う熱交換器の循環ポンプ−を蒸気再圧縮
用圧縮機の吐出ガスを駆動源として用いる気泡ポンプな
いし蒸気エジェクタとする。
実施例
次に、本発明の実施例について、本装置のダイヤグラム
を示す第1図、気泡ポンプの詳細を示す第2図、蒸気エ
ジェクタの詳細を示す第3図を参照して詳述する。
を示す第1図、気泡ポンプの詳細を示す第2図、蒸気エ
ジェクタの詳細を示す第3図を参照して詳述する。
第1,2.3図において、上記第4図と同一部分には同
一符号を付し説明は省略する。
一符号を付し説明は省略する。
第1図で、符号16は気泡ポンプ、17は配管。
第2図で18は揚液管、19は蒸気吹き出し管、第3図
では、19/はディフューザ管、20は蒸気噴出管、2
1は揚水管を示している。
では、19/はディフューザ管、20は蒸気噴出管、2
1は揚水管を示している。
廃液等を処理する液は配管13により供給し、一方は予
熱器3で凝縮液と熱交換し、高温となる。
熱器3で凝縮液と熱交換し、高温となる。
また、配管13より供給された液のもう一方は、予熱器
4で濃縮排液と熱交換し、高温となる。
4で濃縮排液と熱交換し、高温となる。
予熱器3と4を出た処理する液は配管8と合流し、蒸発
缶lの上部にある液供給部に入る。第1図では配管8に
合流させているが、気泡ポンプ16の上流の配管9に合
流しても良く、その時、流量比によっては液噴射ポンプ
を使用してブースタとしても良い。
缶lの上部にある液供給部に入る。第1図では配管8に
合流させているが、気泡ポンプ16の上流の配管9に合
流しても良く、その時、流量比によっては液噴射ポンプ
を使用してブースタとしても良い。
蒸発缶1の液供給部に入った液はさらに熱交換器7に入
り、圧縮機2の蒸気により加熱され、液は蒸発する。液
と蒸気は液蒸気分離器に流れ落ち、液は底部に貯まる。
り、圧縮機2の蒸気により加熱され、液は蒸発する。液
と蒸気は液蒸気分離器に流れ落ち、液は底部に貯まる。
貯まった液は、気泡ポンプ16により循環するのと、配
管10を通り予熱器4に送られて、濃縮液として取り出
されるものとがある。
管10を通り予熱器4に送られて、濃縮液として取り出
されるものとがある。
一方、蒸発缶lの底部で分離された蒸気は、デ !ミス
タ6でミストが除去され、圧縮機2で圧縮され、高温高
圧の蒸気となる。高温高圧の蒸気は熱交換器7で処理す
る液を加熱し、凝縮する。凝縮した液は配管11を通り
、予熱器3で放熱して排出される。
タ6でミストが除去され、圧縮機2で圧縮され、高温高
圧の蒸気となる。高温高圧の蒸気は熱交換器7で処理す
る液を加熱し、凝縮する。凝縮した液は配管11を通り
、予熱器3で放熱して排出される。
熱交換器7の凝縮側には、不凝縮ガスを排出する為の配
管12があり、必要であれば、図示していないベントコ
ンデンサ、真空ポンプに接続する。
管12があり、必要であれば、図示していないベントコ
ンデンサ、真空ポンプに接続する。
気泡ポンプ16の駆動気体は圧縮機2の吐出ガスを用い
、配管17で送られる。
、配管17で送られる。
第2図に示す様に、配管17は気泡ポンプ16の蒸気吹
き出し管19につながり、配管9とつながった揚液管1
8の中の液中に吐出ガスは多数の穴より気泡として出る
。気泡と液が混合した状態となるので、比重が軽くなる
ので、揚力を生じるのを利用する方法である。吐出ガス
の圧力によっては、気泡ポンプ16でなく蒸気エジェク
タの方が効率が良い場合がある。
き出し管19につながり、配管9とつながった揚液管1
8の中の液中に吐出ガスは多数の穴より気泡として出る
。気泡と液が混合した状態となるので、比重が軽くなる
ので、揚力を生じるのを利用する方法である。吐出ガス
の圧力によっては、気泡ポンプ16でなく蒸気エジェク
タの方が効率が良い場合がある。
蒸気エジェクタは第3図に示すように、蒸気噴出管20
より噴出される蒸気により、揚水管21は負圧となり、
液が吸入されてディフューザ管19′に送られ、速度ヘ
ッドが圧力ヘッドに変換される。
より噴出される蒸気により、揚水管21は負圧となり、
液が吸入されてディフューザ管19′に送られ、速度ヘ
ッドが圧力ヘッドに変換される。
発明の効果
以上述べた構成によれば、次のような効果を有する。
(a) 遠心式ポンプの様にキャビテーションの心配
がないので、液面とポンプ吸い込み位置までの高さを低
くできるので、装置全体として低くできる。
がないので、液面とポンプ吸い込み位置までの高さを低
くできるので、装置全体として低くできる。
(b) このポンプは構造が簡単なので、安価、に生
産することができる。
産することができる。
(CI 駆動源として圧縮機の吐出ガスを用いている
ので、圧縮機の若干の容量アップで良いので、簡単なシ
ステムとなる。
ので、圧縮機の若干の容量アップで良いので、簡単なシ
ステムとなる。
(d) 駆動源として圧縮機の吐出ガスを用いるので
、循環液を加熱して、熱交換器7に供給する液は過冷却
がある状態から飽和状態にすることができる。
、循環液を加熱して、熱交換器7に供給する液は過冷却
がある状態から飽和状態にすることができる。
第1図は本発明の蒸発装置の系統図、第2図は気泡ポン
プの詳細を示す断面図、第3図は蒸気エジェクタの詳細
を示す断面図、第4図は従来の蒸発装置の系統図である
。 1・・蒸発缶、2・・圧縮機、3,4・・予熱器、6・
・デミスタ、7・・熱交換器、8,9゜10.11,1
2,13,14,15.17・・配管、16・・気泡ポ
ンプ、18・・揚水管、19・・蒸気吹き出し管、19
1 ・・ディフューザ、20・・蒸気噴出管、21・
・揚水管。 第1図 第2図 第3図
プの詳細を示す断面図、第3図は蒸気エジェクタの詳細
を示す断面図、第4図は従来の蒸発装置の系統図である
。 1・・蒸発缶、2・・圧縮機、3,4・・予熱器、6・
・デミスタ、7・・熱交換器、8,9゜10.11,1
2,13,14,15.17・・配管、16・・気泡ポ
ンプ、18・・揚水管、19・・蒸気吹き出し管、19
1 ・・ディフューザ、20・・蒸気噴出管、21・
・揚水管。 第1図 第2図 第3図
Claims (1)
- 発生した蒸気を加圧して加熱源として用いる蒸気再圧縮
式の蒸発装置において、蒸発・凝縮を行う熱交換器の循
環ポンプを蒸気再圧縮用圧縮機の吐出ガスを駆動源とし
て用いる気泡ポンプないし蒸気エジェクタとした蒸気再
圧縮式蒸発装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16777384A JPS6146201A (ja) | 1984-08-13 | 1984-08-13 | 蒸気再圧縮式蒸発装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16777384A JPS6146201A (ja) | 1984-08-13 | 1984-08-13 | 蒸気再圧縮式蒸発装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6146201A true JPS6146201A (ja) | 1986-03-06 |
JPH0368721B2 JPH0368721B2 (ja) | 1991-10-29 |
Family
ID=15855835
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16777384A Granted JPS6146201A (ja) | 1984-08-13 | 1984-08-13 | 蒸気再圧縮式蒸発装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6146201A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6413361B1 (en) * | 1997-10-08 | 2002-07-02 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Heavy oil emulsified fuel evaporator system and operation method thereof |
WO2024197698A1 (zh) * | 2023-03-30 | 2024-10-03 | 利得仪器股份有限公司 | 机械蒸气再压缩系统 |
-
1984
- 1984-08-13 JP JP16777384A patent/JPS6146201A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6413361B1 (en) * | 1997-10-08 | 2002-07-02 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Heavy oil emulsified fuel evaporator system and operation method thereof |
WO2024197698A1 (zh) * | 2023-03-30 | 2024-10-03 | 利得仪器股份有限公司 | 机械蒸气再压缩系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0368721B2 (ja) | 1991-10-29 |
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