JPS6145601A - マイクロ波集積回路の形成方法 - Google Patents
マイクロ波集積回路の形成方法Info
- Publication number
- JPS6145601A JPS6145601A JP59166796A JP16679684A JPS6145601A JP S6145601 A JPS6145601 A JP S6145601A JP 59166796 A JP59166796 A JP 59166796A JP 16679684 A JP16679684 A JP 16679684A JP S6145601 A JPS6145601 A JP S6145601A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- length
- open stub
- microstrip line
- open
- integrated circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P1/00—Auxiliary devices
- H01P1/20—Frequency-selective devices, e.g. filters
- H01P1/201—Filters for transverse electromagnetic waves
- H01P1/203—Strip line filters
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Waveguides (AREA)
- Microwave Amplifiers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はマイクロ波集積回路の形成方法の改良に関する
。
。
マイクロ波回路にはマイクロストリップラインを伝送線
路に用いて構成されるものがある。この種回路において
も、その回路特性、例えばインピーダンスマツチングを
とって回路の整合性を所望のものにするべくその伝送線
路であるマイクロストリップラインにサセプタンス素子
としてのオープンスタブを付加している。
路に用いて構成されるものがある。この種回路において
も、その回路特性、例えばインピーダンスマツチングを
とって回路の整合性を所望のものにするべくその伝送線
路であるマイクロストリップラインにサセプタンス素子
としてのオープンスタブを付加している。
従来、オープンスタブが伝送線路に対して呈するサセプ
タンス値を計算により正確に算定することが困難である
ことから、解析結果から得た簡略式を用いてその算定に
当たっている。その簡略式の一例を示せば次の通りであ
る。
タンス値を計算により正確に算定することが困難である
ことから、解析結果から得た簡略式を用いてその算定に
当たっている。その簡略式の一例を示せば次の通りであ
る。
比誘電率εｒ、厚さｈ（ｍ）の誘電体基板にマイクロス
トリップラインで作られた幅Ｗ（ｉｎ）、長さｊ！（ｍ
）・のオープンスタブが周波数ｆ （ＧＨｚ ）にお
いて呈するサセプタンスの値Ｂは次式により求められる
。
トリップラインで作られた幅Ｗ（ｉｎ）、長さｊ！（ｍ
）・のオープンスタブが周波数ｆ （ＧＨｚ ）にお
いて呈するサセプタンスの値Ｂは次式により求められる
。
但し、λｇ及びＺｏは
であり、εｆは
ε ｒ −ε 。
１＋Ｇ（−□）２
Ｄ
であり、ｆｐ、Ｇ及びε８は
ｎ
であり、Ｆは
である。又、Ｗ／ｈ≧１なることを要し、線路損失は無
視している。また、簡略式は種々提案されており、いず
れもほぼ同じ計算結果が得られる。
視している。また、簡略式は種々提案されており、いず
れもほぼ同じ計算結果が得られる。
上述の簡略式により求められるサセプタンスの値は伝送
線路に１本のオープンスタブが接続されている場合には
、その値は実験値と比較的よく一致している。
線路に１本のオープンスタブが接続されている場合には
、その値は実験値と比較的よく一致している。
しかしながら、所要のサセプタンス値を得るべく伝送線
路の１ケ所でその両側にオープンスタブを並列に接続し
た場合、計算上では単純に各サセプタンス値の和となる
が、実験値はその計算値からかなり異なった値になる。
路の１ケ所でその両側にオープンスタブを並列に接続し
た場合、計算上では単純に各サセプタンス値の和となる
が、実験値はその計算値からかなり異なった値になる。
これは上記簡略式が２本のオープンスタブの場合におけ
る接続部での電磁界の差違を考慮に入れていないことか
ら来るものと考えられる。
る接続部での電磁界の差違を考慮に入れていないことか
ら来るものと考えられる。
上述のような理論値と測定値との大きな違いがでること
はマイクロ波回路の設計を計算機シミュレーションに依
存する場合の設計性等を悪くすることとなり、ひいては
マイクロ波回路のＭＩＣ化（マイクロ波回路の集積化）
の障害となる。
はマイクロ波回路の設計を計算機シミュレーションに依
存する場合の設計性等を悪くすることとなり、ひいては
マイクロ波回路のＭＩＣ化（マイクロ波回路の集積化）
の障害となる。
本発明は上述の問題点を解決し得るマイクロ波集積回路
の形成方法を提供するもので、その手段はマイクロ波集
積回路の形成に際しそのマイクロストリップラインのほ
ぼ同じ位置の両側に形成されるほぼ同じライン幅のオー
プンスタブの長さを夫々、マイクロストリップラインの
特性インピーダンスが３０乃至８０オームの範囲で且つ
オープンスタブの特性インピーダンスが３０乃至７０オ
ームの範囲においてオープンスタブの理論長の１゜１乃
至１．３倍の長さにしてオープンスタブを形成するもの
である。
の形成方法を提供するもので、その手段はマイクロ波集
積回路の形成に際しそのマイクロストリップラインのほ
ぼ同じ位置の両側に形成されるほぼ同じライン幅のオー
プンスタブの長さを夫々、マイクロストリップラインの
特性インピーダンスが３０乃至８０オームの範囲で且つ
オープンスタブの特性インピーダンスが３０乃至７０オ
ームの範囲においてオープンスタブの理論長の１゜１乃
至１．３倍の長さにしてオープンスタブを形成するもの
である。
本発明方法によれば、マイクロ波集積回路内のマイクロ
ストリップラインの両側に付加されるオープンスタブの
長さをマイクロストリップラインの特性インピーダンス
が３０乃至８０オームの範囲で且つオープンスタブの特
性インピーダンスが３０乃至７０オームの範囲において
オープンスタブの理論長の１．１乃至１．３倍にして形
成しているから、両オープンスタブが呈するサセプタン
スの値をほぼ理論値に一致させることが可能となり、マ
イクロ波集積回路（Ｍ Ｉ Ｃ）の計算機シミュレーシ
ョンによる設計性が格段に向上し、マイクロ波回路のＭ
ＩＣ化に大いに寄与し得る。
ストリップラインの両側に付加されるオープンスタブの
長さをマイクロストリップラインの特性インピーダンス
が３０乃至８０オームの範囲で且つオープンスタブの特
性インピーダンスが３０乃至７０オームの範囲において
オープンスタブの理論長の１．１乃至１．３倍にして形
成しているから、両オープンスタブが呈するサセプタン
スの値をほぼ理論値に一致させることが可能となり、マ
イクロ波集積回路（Ｍ Ｉ Ｃ）の計算機シミュレーシ
ョンによる設計性が格段に向上し、マイクロ波回路のＭ
ＩＣ化に大いに寄与し得る。
以下、添付図面を参照しながら本発明の詳細な説明する
。
。
本発明は第１図に示すようなマイクロ波集積回路内のマ
イクロストリップライン１のほぼ同じ位置の両側に形成
されるほぼ同じライン幅のオープンスタブ２の長さをマ
イクロストリップライン１の特性インピーダンスが３０
乃至８０オームの範囲で且つオープンスタブ２の特性イ
ンピーダンスが３０乃至７０オームの範囲においてオー
プンスタブの理論長の１．１乃至１．３倍の長さにして
オープンスタブを形成するようにすれば、それらオープ
ンスタブによってほぼ理論サセプタンス（上述の簡略式
の値）の和となるサセプタンスがマイクロストリップラ
イン１に接続され得ることを、実験的に確かめたもので
ある。この実験事実をグラフ化したのが第２図である。
イクロストリップライン１のほぼ同じ位置の両側に形成
されるほぼ同じライン幅のオープンスタブ２の長さをマ
イクロストリップライン１の特性インピーダンスが３０
乃至８０オームの範囲で且つオープンスタブ２の特性イ
ンピーダンスが３０乃至７０オームの範囲においてオー
プンスタブの理論長の１．１乃至１．３倍の長さにして
オープンスタブを形成するようにすれば、それらオープ
ンスタブによってほぼ理論サセプタンス（上述の簡略式
の値）の和となるサセプタンスがマイクロストリップラ
イン１に接続され得ることを、実験的に確かめたもので
ある。この実験事実をグラフ化したのが第２図である。
又、オープンスタブの帯域阻止特性における共振周波数
と上述のスタブ長理論式の値とを比較したのが第３図で
ある。
と上述のスタブ長理論式の値とを比較したのが第３図で
ある。
この図において、２本のオープンスタブの場合のスタブ
長ｌは理論長を約１．１５倍したものに一致している。
長ｌは理論長を約１．１５倍したものに一致している。
上述のようにして決定形成されるオープンスタブを用い
て成る２段増幅器ＣＭ Ｉ Ｃ回路）を第４図に示す。
て成る２段増幅器ＣＭ Ｉ Ｃ回路）を第４図に示す。
この図中の片端がどこにも接続されていない長方形のブ
ロックがオープンスタブ１０であり、両端が接続されて
いるのがマイクロストリップラインである。又、１１．
１２は２０ＧＨｚ帯のＧａＡｓＦＥＴである。第４図に
示す如き本発明によって形成されるオープンスタブを有
して成る増幅器の特性と従来のオープンスタブを有して
成る増幅器の特性との比較を示すのが第５図である。こ
の第５図において、Ｉが設計回路の特性、■が本発明に
なる回路の特性、■が従来技法になる回路の特性を示す
。この図から明らかなように、本発明を実施する回路の
特性はよく、設計回路の特性に近似している。
ロックがオープンスタブ１０であり、両端が接続されて
いるのがマイクロストリップラインである。又、１１．
１２は２０ＧＨｚ帯のＧａＡｓＦＥＴである。第４図に
示す如き本発明によって形成されるオープンスタブを有
して成る増幅器の特性と従来のオープンスタブを有して
成る増幅器の特性との比較を示すのが第５図である。こ
の第５図において、Ｉが設計回路の特性、■が本発明に
なる回路の特性、■が従来技法になる回路の特性を示す
。この図から明らかなように、本発明を実施する回路の
特性はよく、設計回路の特性に近似している。
第６図は検波器（２１からＲＦ倍信号入力し、２２から
直流を出力する。）、周波数変換器（２１から周波数の
異なる２つのＲＦ倍信号入力し、２２からその差の中間
周波信号を出力する。）によく用いられる帯域阻止フィ
ルタを示す。この図はスペースファクタ等の関係でマイ
クロストリップラインの片側に接続されるオープンスタ
ブの長さｌを帯域阻止周波数における波長λｇの４分の
１とし、両側に接続されるスタブの長さをβの１゜１〜
１．３倍にした例であるが、こうすることによって良好
な帯域阻止特性が得られた。
直流を出力する。）、周波数変換器（２１から周波数の
異なる２つのＲＦ倍信号入力し、２２からその差の中間
周波信号を出力する。）によく用いられる帯域阻止フィ
ルタを示す。この図はスペースファクタ等の関係でマイ
クロストリップラインの片側に接続されるオープンスタ
ブの長さｌを帯域阻止周波数における波長λｇの４分の
１とし、両側に接続されるスタブの長さをβの１゜１〜
１．３倍にした例であるが、こうすることによって良好
な帯域阻止特性が得られた。
以上述べたように本発明によれば、
■マイクロ波集積回路の設計性が格段に向上されて設計
工数、試験調整工数の削減が図れるし、 ■又、マイクロ波回路のＭＩＣ化の推進に大いに寄与し
得て無線通信装置の小型化、高信頼化が達成される、等
の効果が得られる。・
工数、試験調整工数の削減が図れるし、 ■又、マイクロ波回路のＭＩＣ化の推進に大いに寄与し
得て無線通信装置の小型化、高信頼化が達成される、等
の効果が得られる。・
第１図は本発明の説明に供するマイクロ波集積回路内の
マイクロストリップライン及びオープンスタブを示す図
、第２図は理論サセプタンスを得るのに要する実際のオ
ープンスタブ長を理論オープンスタブ長から定める係数
を決定するためのグラフ、第３図は共振周波数に対する
スタブ長を理論値及び実測値について示す図、第４図は
本発明を実施した増幅器の構成を示す図、第５図は第４
図増幅器の設計特性、第４図増幅器の実際の特性及び従
来技法になる第４図増幅器の実際の特性を示す図、第６
図は本発明を実施する帯域阻止フィルタの構成を示す図
である。 図中、ｌはマイクロ波集積回路のマイクロストリップラ
イン、２はオープンスタブである。 第１図 第２図 イ１ｆｌｊｌ＆ｌ＃ｎ特Ａｔ イｖ ピーダンスＺｏ（
ｆｌ）第５図 ＦＩＡ ｉｔ久 （ＧＨｚｌ 第６図
マイクロストリップライン及びオープンスタブを示す図
、第２図は理論サセプタンスを得るのに要する実際のオ
ープンスタブ長を理論オープンスタブ長から定める係数
を決定するためのグラフ、第３図は共振周波数に対する
スタブ長を理論値及び実測値について示す図、第４図は
本発明を実施した増幅器の構成を示す図、第５図は第４
図増幅器の設計特性、第４図増幅器の実際の特性及び従
来技法になる第４図増幅器の実際の特性を示す図、第６
図は本発明を実施する帯域阻止フィルタの構成を示す図
である。 図中、ｌはマイクロ波集積回路のマイクロストリップラ
イン、２はオープンスタブである。 第１図 第２図 イ１ｆｌｊｌ＆ｌ＃ｎ特Ａｔ イｖ ピーダンスＺｏ（
ｆｌ）第５図 ＦＩＡ ｉｔ久 （ＧＨｚｌ 第６図
Claims (1)
- マイクロ波集積回路の形成に際しそのマイクロストリッ
プラインのほぼ同じ位置の両側に形成されるほぼ同じラ
イン幅のオープンスタブの長さを夫々、前記マイクロス
トリップラインの特性インピーダンスが３０乃至８０オ
ームの範囲で且つオープンスタブの特性インピーダンス
が３０乃至７０オームの範囲においてオープンスタブの
理論長の１．１乃至１．３倍の長さにしてオープンスタ
ブを形成することを特徴とするマイクロ波集積回路の形
成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59166796A JPH0618284B2 (ja) | 1984-08-09 | 1984-08-09 | マイクロ波集積回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59166796A JPH0618284B2 (ja) | 1984-08-09 | 1984-08-09 | マイクロ波集積回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6145601A true JPS6145601A (ja) | 1986-03-05 |
| JPH0618284B2 JPH0618284B2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=15837834
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59166796A Expired - Lifetime JPH0618284B2 (ja) | 1984-08-09 | 1984-08-09 | マイクロ波集積回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0618284B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5682871A (en) * | 1979-12-12 | 1981-07-06 | Seitetsu Kagaku Co Ltd | Method for preventing corrosion of metal in aerosol product |
| JPH037207A (ja) * | 1989-03-02 | 1991-01-14 | Dainippon Jochugiku Co Ltd | 液体式加熱蒸散用水性殺虫剤 |
| US4999596A (en) * | 1988-12-02 | 1991-03-12 | Fujitsu Limited | Second-harmonic-wave chocking filter |
| US5055299A (en) * | 1987-12-15 | 1991-10-08 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Insecticidal aerosol |
| US5064639A (en) * | 1987-12-15 | 1991-11-12 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Insecticidal aerosol |
| JPH04173711A (ja) * | 1990-11-06 | 1992-06-22 | Dainippon Jochugiku Co Ltd | 加熱蒸散用水性殺虫剤の効力増強剤 |
-
1984
- 1984-08-09 JP JP59166796A patent/JPH0618284B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| THE BELL SYSTEM TECHNICAL JOURNAL=1971 * |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5682871A (en) * | 1979-12-12 | 1981-07-06 | Seitetsu Kagaku Co Ltd | Method for preventing corrosion of metal in aerosol product |
| JPS6331518B2 (ja) * | 1979-12-12 | 1988-06-24 | Seitetsu Kagaku Co Ltd | |
| US5055299A (en) * | 1987-12-15 | 1991-10-08 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Insecticidal aerosol |
| US5064639A (en) * | 1987-12-15 | 1991-11-12 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Insecticidal aerosol |
| US4999596A (en) * | 1988-12-02 | 1991-03-12 | Fujitsu Limited | Second-harmonic-wave chocking filter |
| JPH037207A (ja) * | 1989-03-02 | 1991-01-14 | Dainippon Jochugiku Co Ltd | 液体式加熱蒸散用水性殺虫剤 |
| JPH04173711A (ja) * | 1990-11-06 | 1992-06-22 | Dainippon Jochugiku Co Ltd | 加熱蒸散用水性殺虫剤の効力増強剤 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0618284B2 (ja) | 1994-03-09 |
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