JPS6145313B2 - - Google Patents

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JPS6145313B2
JPS6145313B2 JP54140844A JP14084479A JPS6145313B2 JP S6145313 B2 JPS6145313 B2 JP S6145313B2 JP 54140844 A JP54140844 A JP 54140844A JP 14084479 A JP14084479 A JP 14084479A JP S6145313 B2 JPS6145313 B2 JP S6145313B2
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JP
Japan
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pattern
magnetic
magnetic field
bubble
patterns
Prior art date
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Expired
Application number
JP54140844A
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English (en)
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JPS5665392A (en
Inventor
Hidema Uchishiba
Tsutomu Myashita
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP14084479A priority Critical patent/JPS5665392A/ja
Publication of JPS5665392A publication Critical patent/JPS5665392A/ja
Publication of JPS6145313B2 publication Critical patent/JPS6145313B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は磁気バブルメモリ素子の検出器で障害
となるスイツチングノイズ発生磁界を低減しかつ
検出出力を余り落さないようにした磁気バブル検
出パターンに関するものである。
従来、磁気バブルの書込み、読出しを行なうた
めに用いられるループ方式としてメジヤマイナル
ープ方式が多用されている。第1図はその概略説
明図である。すなわち、磁性薄板上に形成された
磁性体パターンにより1個のメジヤループ1と複
数のマイナループ2で構成され、アドレス,デー
タに対応する磁気バブルをバイアス,回転磁界印
加手段により駆動し、書込み、読出しを行なう。
そのため、メジヤループ1には導体パターンによ
り発生器G,4,複製器R,5,検出器D,3,
消去器A,6等が設けられる。磁気バルブの発生
器4で発生したアドレス,データに対応する磁気
バブルをメジヤループ1上を転送し、各マイナル
ープ2に対向する位置に1情報分(たとえば1ワ
ード分)が整列される。このときトランスフアゲ
ート7を構成する導体パターンに電流を供給して
メジヤループ1上の磁気バブル群を各マイナルー
プ2内へ並列に送り込む。各マイナループ2内に
送り込まれた磁気バブルは駆動磁界によりマイナ
ループ2内を巡回しはじめ情報の格納を終了す
る。次に情報の読出しは読出すべき各マイナルー
プ2内の磁気バブル群がトランスフアゲート7に
対向する位置に到来した時点で導体パターンに通
電してメジヤループ1上に転送する。メジヤルー
プ1上に転送された磁気バブル列は駆動磁界によ
り順次転送され複製器D,5に至る。複製器5は
到来する磁気バブルを2個に分割し、1個を検出
器3に、他の1個をメジヤループ1を介して再び
マイナループ2へ送り出す。検出器3は順次到来
する磁気バブルをたとえば拡大し磁気抵抗効果素
子に入れ電圧変化として読出す。なお、読出した
後その情報を消去し新たな別の情報を書込みたい
時は消去器6を用いて消去するとともに、新たな
別の情報を発生器4により書込む。
磁気抵抗効果素子は電流と同一の方向に設定さ
れた素子の磁化が磁気バブルからの浮遊磁界によ
り電流と直角の方向に回転したときに生ずる抵抗
値変化をその両端の電圧変化として検知するもの
である。
従来、この種の検出パターンとしては第2図
a,bに示すような形状の連鎖状パターンが一般
に用いられる。同図aは多数の90゜シエブロンパ
ターンより成る2列のパターン11とその左右に
設けられた磁気バブル拡大のための伸張用パター
ン12が配置される。90゜シエブロンパターンは
磁気バブル進行方向に対して適当間隔をおいて並
置し、これらのパターンの端部において互い違い
に連結して構成される。この検出パターン11を
直径3μm(ミクロン)の磁気バブルに適用した
場合、駆動磁界が20〜25〔Oe(エルステツド)〕
において検出波形のモード遷移に伴なうスイツチ
ングノイズを発生する。しかし3μmの磁気バブ
ル素子の有効駆動磁界は35〔Oe〕以上であるか
ら実用上の問題はなかつた。
ところがこの検出パターンを直径1.5μmの磁
気バブルに適用したところ、信号出力が直径3μ
m磁気バブルの場合と同等であるにも拘らず、有
効駆動磁界の40〜45〔Oe〕でスイツチングノイ
ズが発生することが明らかとなつた。最近、磁気
バブル素子の高密度化に伴ないバブル径を小さく
することが要求される方向にあり、この実用駆動
磁界におけるスイツチングノイズの発生は大きな
障害となつてきた。
これに対し、本出願人は第2図bに示す形状の
連鎖状パターンを提案した。これにより有効駆動
磁界範囲におけるスイツチングノイズの発生を有
効に減少することができた。また、第3図a〜d
は同図aの90゜シエブロンパターンに対してスイ
ツチングノイズを減少するための各種の検出パタ
ーン形状を示したものである。すなわち、同図
b,cは同図aの90゜シエブロンパターンの連接
部の形状と位置を変えたものであり、同図aの要
素パターンの磁化容易軸の方向が2方向を示すの
に対し、同図b,cは3方向を示す。同図dは前
記提案例のパターンであり、回転磁界が一回転す
る間に該回転磁界により端部を除く中間部の少く
とも2ケ所において発生する磁極が強くなるよう
に屈曲させた台形状パターンより成り、斜辺の中
間から互い違いに垂直に連結パターンが出てい
る。各要素パターンの方向はこの場合4方向から
成つている。
第4図a,bは第3図aの90゜シエブロンパタ
ーンと同図dの台形パターンの各形状の1例を比
較のため拡大した図形である。同図aの90゜シエ
ブロンパターンでは山形の斜辺21と連結部22
の比は2:1である。これに対し同図bの台形パ
ターンは斜辺24と中央部幅23との比は1.5:
1、斜辺24と連続部25の比は1.5:1に形成
されている。
いま、第4図a,bの検出パターンを直径1.5
μmの磁気バブルに適用し、両者のスイツチング
ノイズ発生磁界を比較すると、バイアス磁界を
300〔Oe〕とした場合、第4図aの検出パターン
では42〔Oe〕の駆動磁界でスイツチングノイズ
が発生するのに対し、第4図bの検出パターンで
は17〔Oe〕と非常に小さくなり、スイツチング
ノイズ発生磁界を有効駆動磁界領域外にもつてい
くことができ前記障害が除去される。これは台形
状の検出パターンが従来の検出パターンに比べて
磁化容易軸の方向を多く有していることに起因す
る。しかし、このようにスイツチングノイズを減
少する反面、検出出力も減小することが問題とな
る。すなわち、一般にバブル検出器の抵抗RはR
=R0(1+α)〔α;膜特性係数〕で表わされ、
たとえば同図aの検出パターンの場合R0=1026
Ωとなるのに対し、同図bはR0=529Ωとなり、
従つて検出出力は約1/2に減少するから不足する
場合が起る。
本発明の目的は検出出力を余り低減させること
なくスイツチングノイズを減少させる磁気バブル
検出パターンを提供することである。
前記目的を達成するため、本発明の磁気バブル
検出パターンは回転磁界が一回転する間に該回転
磁界により端部を除く中間部の少なくとも2ケ所
において発生する磁極が強くなるように屈曲させ
てなるパターンを、バブル進行方向に対して垂直
な方向に複数個並列配置し、隣接する該各パター
ン相互を端部近傍で連結した磁気バブル検出パタ
ーンにおいて、前記屈曲部に挾まれる上底のパタ
ーン長に対して前記屈曲部よりパターン端部に至
る斜辺のパターン長を少くとも2倍に設定するこ
とを特徴とするものである。
以下本発明を実施例につき詳述する。
第5図a,bは本発明の実施例の構成を示す説
明図である。同図aは本発明の検出パターン13
を示すもので、その各パターンの拡大図を同図b
に示す。すなわち、直径1.5μmバブルに適応す
るため、検出パターンの中央部31を挾くして斜
辺32を長くするもので、斜辺長さと中央部との
比を4:1とし、連結部33を中央部に寄せてそ
の長さを斜辺長さの半分とし、連結部22は斜辺
32に平行に設ける。この検出パターンに直径
1.5μmバブルを適用した場合、スイツチングノ
イズ発生磁界を低減して有効駆動磁界領域外とす
ることができるとともに、第4図bの検出出力を
25%増大することができた。このパターンの斜辺
長さと中央部との比はバブル径を現在の3μmよ
り小さくした場合には2以上に増大すればよい。
第6図a,bはそれぞれ本発明の他の実施例の
構成を示す説明図である。すなわち、台形状パタ
ーンは第5図bと同形状であるが、同図aは連結
部25,26が第4図bと同様の位置、形状とし
たものであり、同図bは連結部33を第5図bと
同様とし、連結部26を第4図bと同様にしたも
のであり、これらの特性は第5図bの実施例と同
様に余り検出出力を低減することなく、スイツチ
ングノイズを減少させることができるものが得ら
れる。とくに磁気バブル径の小さい場合に好適で
ある。
以上の効果の比較を第7図a,bに示す。すな
わち、それぞれ横軸に従来例の第4図a,bの磁
性体パターンイ,ロと、本発明の第5図、第6図
a,bの磁性体パターンハ,ニ,ホを順次とり、
それぞれに対応し同図aはスイツチングノイズ発
生磁界(Oe)、同図bは検出出力(mV)を示し
たものである。
従来例の第4図aの90゜シエブロンパターンが
スイツチングノイズ発生磁界が42(Oe)、検出出
力が3(mV)であるのに対し、同図bの2ケ所
屈曲させたパターンでは、それぞれ17(Oe),
1.15(mV)と減少するが、検出出力が不足す
る。
これに対し、本発明の実施例である第5図、第
6図a,bの上底を斜辺の半分に特定したパター
ンでは、同図aのスイツチングノイズ発生磁界が
19〜20(Oe)、検出出力が同図bの1.45〜1.3
(mV)となり、第4図bで不足した検出出力を
最大25%程度改善することができた。
以上説明したように、本発明によれば、検出す
べき磁気バブル径が小さくなる程、検出用台形パ
ターンの斜辺と上底の比を大きく設定し、たとえ
ば3μm磁気バブルで1.5とすれば、3μmより
小さいバブル径に対しては2以上、たとえば1.5
μm磁気バブルでは4程度に設定することによ
り、余り検出出力を大幅に低減させることなく実
用駆動磁界においてスイツチングノイズの発生が
ないようにすることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は磁気バブル素子の構成例、第2図a,
b、第3図a〜d、第4図a,bは従来例の説明
図、第5図a,bは本発明の実施例の構成を示す
説明図、第6図a,bは本発明の他の実施例の構
成図を示す説明図、第7図a,bは効果を示す説
明図であり、図中、12は伸張用パターン、13
は検出パターン、22,25,26,33はパタ
ーン連結部、31はパターン中央部、32はパタ
ーン斜辺を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 回転磁界が一回転する間に該回転磁界により
    端部を除く中間部の少なくとも2ケ所において発
    生する磁極が強くなるように屈曲させてなるパタ
    ーンを、バブル進行方向に対して垂直な方向に複
    数個並列配置し、隣接する該各パターン相互を端
    部近傍で連結した磁気バブル検出パターンにおい
    て、前記屈曲部に挟まれる上底のパターン長に対
    して前記屈曲部よりパターン端部に至る斜辺のパ
    ターン長を少なくとも2倍に設定することを特徴
    とする磁気バブル検出パターン。
JP14084479A 1979-10-31 1979-10-31 Magnetic bubble detection pattern Granted JPS5665392A (en)

Priority Applications (1)

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JP14084479A JPS5665392A (en) 1979-10-31 1979-10-31 Magnetic bubble detection pattern

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JP14084479A JPS5665392A (en) 1979-10-31 1979-10-31 Magnetic bubble detection pattern

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Publication Number Publication Date
JPS5665392A JPS5665392A (en) 1981-06-03
JPS6145313B2 true JPS6145313B2 (ja) 1986-10-07

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JP14084479A Granted JPS5665392A (en) 1979-10-31 1979-10-31 Magnetic bubble detection pattern

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5421132A (en) * 1977-07-19 1979-02-17 Fujitsu Ltd Transfer pattern of bubble magnetic domain
JPS55117783A (en) * 1979-03-02 1980-09-10 Fujitsu Ltd Magnetic bubble detection pattern

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5421132A (en) * 1977-07-19 1979-02-17 Fujitsu Ltd Transfer pattern of bubble magnetic domain
JPS55117783A (en) * 1979-03-02 1980-09-10 Fujitsu Ltd Magnetic bubble detection pattern

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JPS5665392A (en) 1981-06-03

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