JPS6145057Y2 - - Google Patents

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JPS6145057Y2
JPS6145057Y2 JP1980081168U JP8116880U JPS6145057Y2 JP S6145057 Y2 JPS6145057 Y2 JP S6145057Y2 JP 1980081168 U JP1980081168 U JP 1980081168U JP 8116880 U JP8116880 U JP 8116880U JP S6145057 Y2 JPS6145057 Y2 JP S6145057Y2
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JP
Japan
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belt
pulley
conveyor
spring
abnormal tension
Prior art date
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JP1980081168U
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JPS577709U (ja
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  • Drives For Endless Conveyors (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ベルトコンベヤにおいて、積荷部
に大塊の運搬物を積荷したときに発生するコンベ
ヤベルトの異常張力を緩和する装置に関し、特
に、ベルトをばねによつて弾力的に支持しておい
て、大塊がベルト上に落下したときの異常緊張に
瞬間的に応答して緩和できるようにする。
〔従来の技術〕
一般に、ベルトコンベヤにシユートより運搬物
を積荷する個所では、運搬物の衝撃があるので、
積荷部分のキヤリヤローラをインパクトローラに
したり、ローラの配置数をその部分において特に
密にしたりするが、特に大塊を運搬するコンベヤ
では、積荷部のフレームを切り離してばねによつ
て衝撃を受けてクツシヨンフレームにしたりする
ことが行われている。
また、ベルトコンベヤには、駆動時(特に起動
時)にベルトが延びて、たるみを生じベルトとド
ライブプーリとの接触圧が低下するのを防止する
ために重錘でテールプーリやテークアツププーリ
を牽引しておいてベルトを緊張させる、いわゆる
テークアツプ装置が設けられている(例えば、理
論と計算ベルトコンベヤ 真島卯太郎著 工学図
書株式会社出版118〜121頁)。
〔考案が解決しようとる問題点〕
しかしながら、大塊物がベルトコンベヤの上に
落下したときには、その衝撃によつてクツシヨン
フレームが沈み、ベルトがその分だけ異常に緊張
し、瞬間的に異常張力を発生するため、ベルトの
耐久性に悪影響を与える。
そして、重錘を用いたテークアツプ装置は、予
めベルトにテークアツププーリで張力を与えてお
くので、一見、ベルトに緊張が生じたときには、
そのテークアツププーリが重錘の重さに抗して移
動して緊張を緩和できるように考えられるが、一
般にテークアツプ装置は積荷部付近には設置され
ておらずまた、質量が大で大きな慣性があるの
で、急激な緊張には応答できず、結局大塊落下に
よる急激な異常緊張の緩和には効果を発揮できな
いという問題点があつた。
而して、この考案の目的は、ベルトコンベヤの
大塊積荷部のベルト異常張力を緩和することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、かかる問題を解決するために、例
えば図示する実施例に示すように、運搬物積荷部
にばね支持方式のクツシヨンフレーム11を有す
るベルトコンベヤにおいて、テークアツプ装置の
他に前記積荷部付近のテール部のベルト1に、ベ
ルト1の片面に接してベルト1を支持する固定プ
ーリ13と、該固定プーリ13が接するベルト1
の反対面を大塊積荷時の衝撃による異常張力を瞬
時に緩和可能な弾力を備えたばねによつて弾圧付
勢する押えプーリ14とより成るベルト押付装置
12を設けたことを特徴とする、ベルトコンベヤ
の異常張力緩和装置を提供する。
〔作用〕
大塊積荷時の衝撃による異常張力を瞬時に緩和
可能な弾力を備えたばね15によつて、押えプー
リ14が牽引されていて、この押えプーリ14で
ベルト1が弾圧付勢された状態で張設され、大塊
物がベルトの上に落下してクツシヨンフレームが
沈下し急激にベルトが引つ張られたときに、ばね
は、この引張りに即応して延びて押えプーリを移
動させ、ベルトにたるみを発生させて異常緊張を
解消する。
〔実施例〕
この考案の実施例を、図面を参照して説明す
る。
第1図は、この考案による装置を装備したベル
トコンベヤのテール部を示している。コンベヤの
ベルト1は、コンベヤフレーム2に適当な間隔を
おいて多数配設されたキヤリヤローラ3とリタン
ローラ4とに支持案内され、テールプーリ5にお
いて反転して矢印Aの方向に走行する。
コンベヤのテール部付近に積荷部6があり、積
荷部6の上面にシユート7が臨み、このシユート
7からばら物の運搬物8が供給され積み込まれ
る。
運搬物8が大塊のときは、衝撃も大きいので、
その個所のキヤリヤローラは耐衝撃形のインパク
トローラ9とし、且つそれらの配置間隔を密にす
る。更に、耐衝撃構造を完全にするためには、コ
ンベヤフレーム2を積荷部6だけ切り離てし別体
構造とし、その本体から切り離したフレーム2′
は、ばね10を介して地上の支持台座19から支
持し、ばね支持方式のクツシヨンフレーム11を
形成させる。
コンベヤベルトに発生する異常張力を緩和する
ために、コンベヤのテール部付近にベルト押付け
装置12を設ける。ベルト押付け装置12は、コ
ンベヤフレーム2に固定され、リタンベルト1′
の下面に接する2個の固定プーリ13と、それら
の中間位置において、リタンベルト1′の上面に
接してリタンベルト1′に押し下げ力を作用させ
る押えプーリ14とで構成されている。
このベルト押付け装置12の押えプーリ14
は、その軸受18がコイルばね15を介してボル
ト16によつて下方へ引かれ、フレーム2に固設
された枠組17に案内されて上下方向のみに可動
となつている。ばね15の出力は、ベルトの押付
け力となるものであり、大塊の積荷時の衝撃によ
る異常張力を瞬時に緩和可能な弾力となるようボ
ルト16によつて調整可能になつている。
このように、ベルトの押付け力は、弾力的なも
のであればよいので、前記のコイルばね15の他
に適当なばね材を使用することができる。
このようにして、ベルト1はベルト押付け装置
12のところで、弾力的に押さえられて走行する
ことになる。
なお、この実施例では、リタンローラ1′に押
えプーリ14を設けているが、第2図のように、
テールプーリ5をばね20で引いておきD矢方向
に可動にする方式を併用しても同様の機能が得ら
れる。
次に、特に第2図にしたがつてこの実施例の作
動を説明する。
すなわち、供給シユートよりC矢方向に供給さ
れた大塊物8′が、コンベヤベルト1上に落下す
ると、クツシヨンフレーム11を支えるばね10
が撓み、それにしたがつてベルト1も下方に寸法
aだけ沈む。
同時に、押えプーリ14の位置は、沈み量aに
よるベルト1の長さ増加に相当する量に関係し
て、ベルト1′によつて寸法bだけ上方へ持ち上
げられる。すなわち、ばね15は初めのセツト位
置よりbだけさらに圧縮されたことになる。
大塊物8′が運搬されて移動し去つた後は、ク
ツシヨンフレーム11も、ベルト1,1′も、ま
た押えプーリ14も、旧の位置に復する。つま
り、クツシヨンフレーム11畳のベルト1の沈み
に対応して押えプーリ14が自動的に上下移動す
るため、ベルトの瞬間的な張力増加を緩和するこ
とができる。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によれば、大塊物を運
搬するベルトコンベヤにおいて、大塊物落下時の
衝撃的な異常張力の発生を防止することができ、
ベルトの寿命を延長するとともに、プーリ等の破
損事故を防止し、コンベヤの保守管理コストを節
減できる等の顕著な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の装置を装備したベルトコン
ベヤのテール部の側面図、第2図は第1図の実施
例を説明する説明図である。 図中、1はコンベヤベルト、11はクツシヨン
フレーム、12はベルト押付け装置、13は固定
プーリ、14は押えプーリ、15はばねである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 運搬物積荷部にばね支持方式のクツシヨンフ
    レームを有するベルトコンベヤにおいて、テー
    クアツプ装置の他に前記積荷部付近のテール部
    のベルトに、ベルトの片面に接してベルトを支
    持する固定プーリと、該固定プーリが接するベ
    ルトの反対面を大塊積荷時の衝撃による異常張
    力を瞬時に緩和可能な弾力を備えたばねによつ
    て弾圧付勢する押えプーリとより成るベルト押
    付け装置を設けたことを特徴とする、ベルトコ
    ンベヤの異常張力緩和装置。 (2) 押付け力が可調節的である、実用新案登録請
    求の範囲第1項記載のベルトコンベヤの異常張
    力緩和装置。
JP1980081168U 1980-06-11 1980-06-11 Expired JPS6145057Y2 (ja)

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JP1980081168U JPS6145057Y2 (ja) 1980-06-11 1980-06-11

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JP1980081168U JPS6145057Y2 (ja) 1980-06-11 1980-06-11

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Publication Number Publication Date
JPS577709U JPS577709U (ja) 1982-01-14
JPS6145057Y2 true JPS6145057Y2 (ja) 1986-12-18

Family

ID=29443575

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102745461A (zh) * 2012-07-19 2012-10-24 苏州优备精密电子有限公司 用于agv输送机的减震装置

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JPS6091743U (ja) * 1983-11-29 1985-06-22 松下電工株式会社 這樋
CN113320890B (zh) * 2021-05-11 2022-09-06 宁波澳玛特高精冲压机床股份有限公司 一种具有多级分力机构的缓冲床及其缓冲方法

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US2326098A (en) * 1940-08-02 1943-08-03 Wingfoot Corp Conveyer system
GB907203A (en) * 1959-07-29 1962-10-03 Eickhoff Geb Improvements in or relating to belt conveyors including articulated-plate conveyors

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