JPS6144721Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6144721Y2 JPS6144721Y2 JP16033980U JP16033980U JPS6144721Y2 JP S6144721 Y2 JPS6144721 Y2 JP S6144721Y2 JP 16033980 U JP16033980 U JP 16033980U JP 16033980 U JP16033980 U JP 16033980U JP S6144721 Y2 JPS6144721 Y2 JP S6144721Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- boring bar
- boring
- mandrel
- chamfering
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 3
- 241001272720 Medialuna californiensis Species 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
従来第4図に示すように中ぐり盤の主軸10の
先端に短いボーリングバー4′を取付けて、ワー
ク送りテーブルに締板11で固定したワークWに
孔ぐり加工と面取り加工を一工程で順次施す場合
は、アジヤスタブルソケツト等を使用し得るスペ
ースがないため、該ボーリングバーに削設した軸
方向溝に面取り用バイト12を軸方向位置の調節
可能に止ねじ13で取付け、且つボーリングバー
先端に孔ぐり用カツタ14を止ねじ15で取付け
るなど、ボーリングバーに2個の刃物を別々に固
定していた。しかしこれでは面取り用バイト12
の摺動調整時に、ボーリングバー4′に対するバ
イト移動量を測定できぬため、該ボーリングバー
に対する面取りバイトの寸法出しに著しく時間を
要するのみならず、該バイトを摺動させるには鎖
線示のようなてこ16を使用するため、往々面取
りバイト尾端が浮き上がつて面取り角度が狂う恐
れがあつた。
先端に短いボーリングバー4′を取付けて、ワー
ク送りテーブルに締板11で固定したワークWに
孔ぐり加工と面取り加工を一工程で順次施す場合
は、アジヤスタブルソケツト等を使用し得るスペ
ースがないため、該ボーリングバーに削設した軸
方向溝に面取り用バイト12を軸方向位置の調節
可能に止ねじ13で取付け、且つボーリングバー
先端に孔ぐり用カツタ14を止ねじ15で取付け
るなど、ボーリングバーに2個の刃物を別々に固
定していた。しかしこれでは面取り用バイト12
の摺動調整時に、ボーリングバー4′に対するバ
イト移動量を測定できぬため、該ボーリングバー
に対する面取りバイトの寸法出しに著しく時間を
要するのみならず、該バイトを摺動させるには鎖
線示のようなてこ16を使用するため、往々面取
りバイト尾端が浮き上がつて面取り角度が狂う恐
れがあつた。
本考案はこのような場合に用いるボーリングバ
ーの刃物位置微調整装置に関する。
ーの刃物位置微調整装置に関する。
本考案は一側に内鍔1を備える横孔2を心軸嵌
合孔3と交叉するように基部に穿設した短いボー
リングバー4と、該横孔2に回動自在に嵌合する
両端の軸部分5,6間を偏心ピン7で一体に固着
連結してなり、内鍔1にボルト頭が係合するボル
ト8を該内鍔に接した軸部分5に緊締可能に螺合
し、又軸部分6側にその回動操作手段を設けた偏
心棒と、心軸嵌合孔3に摺動のみ自在に挿入さ
れ、該偏心棒の回動によつてボーリングバー4か
ら押出されるように、基端が偏心ピン7に当接す
る心軸9とを含み、該心軸9の先端部に半径方向
に突出する面取り用刃物18とボーリング用刃物
19とを、ワークの孔ぐり加工が面取り加工より
先に行われるように固着し、且つボーリングバー
4に心軸固定用の止ねじを取付けることにより、
前述の従来型ボーリングバーの持つ問題を解消し
たものである。
合孔3と交叉するように基部に穿設した短いボー
リングバー4と、該横孔2に回動自在に嵌合する
両端の軸部分5,6間を偏心ピン7で一体に固着
連結してなり、内鍔1にボルト頭が係合するボル
ト8を該内鍔に接した軸部分5に緊締可能に螺合
し、又軸部分6側にその回動操作手段を設けた偏
心棒と、心軸嵌合孔3に摺動のみ自在に挿入さ
れ、該偏心棒の回動によつてボーリングバー4か
ら押出されるように、基端が偏心ピン7に当接す
る心軸9とを含み、該心軸9の先端部に半径方向
に突出する面取り用刃物18とボーリング用刃物
19とを、ワークの孔ぐり加工が面取り加工より
先に行われるように固着し、且つボーリングバー
4に心軸固定用の止ねじを取付けることにより、
前述の従来型ボーリングバーの持つ問題を解消し
たものである。
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示し、軸
部分6の回動操作手段は、該軸部分6に接着剤を
つけた六角穴付止ねじ17を螺合固着しており、
偏心ピン7の長さは心軸嵌合孔3の内径より若干
大きく、軸部分5が六角穴付ボルト8で内鍔1に
結合固着されると否とに拘らず、該偏心ピン7が
心軸嵌合孔3に対向する。心軸9の先端部9aに
は切削径の大きい面取り用刃物18と、これより
先行する切削径の小さいボーリング用刃物19が
夫々固着され、該心軸9は基部軸部分に嵌着した
半月キー20を心軸嵌合孔3に削設したキー軸3
aに係合させることにより、ボーリングバー4に
対し摺動自在である。心軸固定手段はボーリング
バー4に螺合した六角穴付の止ねじ21,22
と、該止ねじ21に対応して心軸9に凹設した楔
状切欠9bとよりなる。尚23はボーリングバー
4のフランジ部を主軸10に固着するボルト孔を
示す。
部分6の回動操作手段は、該軸部分6に接着剤を
つけた六角穴付止ねじ17を螺合固着しており、
偏心ピン7の長さは心軸嵌合孔3の内径より若干
大きく、軸部分5が六角穴付ボルト8で内鍔1に
結合固着されると否とに拘らず、該偏心ピン7が
心軸嵌合孔3に対向する。心軸9の先端部9aに
は切削径の大きい面取り用刃物18と、これより
先行する切削径の小さいボーリング用刃物19が
夫々固着され、該心軸9は基部軸部分に嵌着した
半月キー20を心軸嵌合孔3に削設したキー軸3
aに係合させることにより、ボーリングバー4に
対し摺動自在である。心軸固定手段はボーリング
バー4に螺合した六角穴付の止ねじ21,22
と、該止ねじ21に対応して心軸9に凹設した楔
状切欠9bとよりなる。尚23はボーリングバー
4のフランジ部を主軸10に固着するボルト孔を
示す。
本考案は上記構成よりなり、ボーリングバー4
に対する面取り用刃物18の取付位置の調整に際
しては、先ず該刃物18による面取り深さが所定
寸法より浅くなるように心軸9をボーリングバー
4に固定して、主軸10に対してワーク送りテー
ブルを所定ストローク送ることにより、ワーク1
1を刃物18,19で試験的に穿孔し、ワーク1
1を取脱して面取り深さを計測することにより、
ボーリングバー4に対する刃物18の送出量を算
出する。次で止ねじ21,22による心軸9の固
定を解いて該心軸先端にダイヤルゲージを当て、
且つボルト8を弛めて内鍔1への軸部分5の固定
を解き、軸部分6をその止ねじ17に係合させた
ねじ廻しで回動させることにより、ダイヤルゲー
ジを読みながら前記刃物18の送出量だけ心軸9
を偏心ピン7で押出し、止ねじ21,22により
心軸9をボーリングバー4に固定し、且つボルト
8を緊締して偏心棒5,6,7を内鍔1に固定す
る。
に対する面取り用刃物18の取付位置の調整に際
しては、先ず該刃物18による面取り深さが所定
寸法より浅くなるように心軸9をボーリングバー
4に固定して、主軸10に対してワーク送りテー
ブルを所定ストローク送ることにより、ワーク1
1を刃物18,19で試験的に穿孔し、ワーク1
1を取脱して面取り深さを計測することにより、
ボーリングバー4に対する刃物18の送出量を算
出する。次で止ねじ21,22による心軸9の固
定を解いて該心軸先端にダイヤルゲージを当て、
且つボルト8を弛めて内鍔1への軸部分5の固定
を解き、軸部分6をその止ねじ17に係合させた
ねじ廻しで回動させることにより、ダイヤルゲー
ジを読みながら前記刃物18の送出量だけ心軸9
を偏心ピン7で押出し、止ねじ21,22により
心軸9をボーリングバー4に固定し、且つボルト
8を緊締して偏心棒5,6,7を内鍔1に固定す
る。
偏心棒をボルト8で内鍔1或いはボーリングバ
ー4に固定するのは、ボーリングバー4に対する
刃物18の取付位置を記憶させるためである。従
つて刃物18が摩耗して刃研ぎした後、再び心軸
9をボーリングバー4に取付ける際は、ボーリン
グバー4に固定した偏心棒の偏心ピン7に心軸9
を突当てた後、前述の操作を繰返して刃物18の
位置を調整する。このため偏心ピン7の偏心量は
刃物18の刃研回数に応じた数値とするべきであ
る。
ー4に固定するのは、ボーリングバー4に対する
刃物18の取付位置を記憶させるためである。従
つて刃物18が摩耗して刃研ぎした後、再び心軸
9をボーリングバー4に取付ける際は、ボーリン
グバー4に固定した偏心棒の偏心ピン7に心軸9
を突当てた後、前述の操作を繰返して刃物18の
位置を調整する。このため偏心ピン7の偏心量は
刃物18の刃研回数に応じた数値とするべきであ
る。
本考案によれば、ワークの孔ぐり加工が面取り
加工より先に行われるように、面取り用刃物18
とボーリング用刃物19とを短いボーリングバー
の先端に取付けるに際し、該両刃物を先端部に固
着した心軸9をボーリングバー4の心軸嵌合孔3
に摺動のみ自在に挿入して、該ボーリングバー基
部の横孔2に回動可能に嵌挿した軸部分5,6間
の偏心ピン7で該心軸を直接押出し得るように構
成すると共に、ボルト8の緊締よつて偏心棒5,
6,7を任意回動位置に固定するようにしたか
ら、ボーリングバー4の長さに対する心軸嵌合孔
3の長さの割合、即ち該ボーリングバーによる心
軸9の保持長さの割合を相対的に大きくすること
ができ、従つて該心軸の先端に取付けたボーリン
グ用刃物19によるワークの孔ぐり加工精度を従
来程度に収めることができ、しかも面切削のため
摩耗し易い面取り用刃物18の研ぎ直し後におけ
る刃物位置調整がまことに容易となる効果があ
る。
加工より先に行われるように、面取り用刃物18
とボーリング用刃物19とを短いボーリングバー
の先端に取付けるに際し、該両刃物を先端部に固
着した心軸9をボーリングバー4の心軸嵌合孔3
に摺動のみ自在に挿入して、該ボーリングバー基
部の横孔2に回動可能に嵌挿した軸部分5,6間
の偏心ピン7で該心軸を直接押出し得るように構
成すると共に、ボルト8の緊締よつて偏心棒5,
6,7を任意回動位置に固定するようにしたか
ら、ボーリングバー4の長さに対する心軸嵌合孔
3の長さの割合、即ち該ボーリングバーによる心
軸9の保持長さの割合を相対的に大きくすること
ができ、従つて該心軸の先端に取付けたボーリン
グ用刃物19によるワークの孔ぐり加工精度を従
来程度に収めることができ、しかも面切削のため
摩耗し易い面取り用刃物18の研ぎ直し後におけ
る刃物位置調整がまことに容易となる効果があ
る。
第1図は正面図、第2図は第1図のX−X断面
図、第3図は第1図要部のY−Y断面図、第4図
は要部を縦断して示す従来型装置の側面図であ
る。 10……主軸、11……締板、17……六角穴
付止ねじ、18……面取り用刃物、19……ボー
リング用刃物、21,22……六角穴付止ねじ、
W……ワーク
図、第3図は第1図要部のY−Y断面図、第4図
は要部を縦断して示す従来型装置の側面図であ
る。 10……主軸、11……締板、17……六角穴
付止ねじ、18……面取り用刃物、19……ボー
リング用刃物、21,22……六角穴付止ねじ、
W……ワーク
Claims (1)
- 一側に内鍔1を備える横孔2を心軸嵌合孔3と
交又するように基部に穿設した短いボーリングバ
ー4と、該横孔2に回動自在に嵌合する両端の軸
部分5,6間を偏心ピン7で一体に固着連結して
なり、内鍔1にボルト頭が係合するボルト8を該
内鍔に接した軸部分5に緊締可能に螺合し、又軸
部分6側にその回動操作手段を設けた偏心棒と、
心軸嵌合孔3に摺動のみ自在に挿入され、該偏心
棒の回動によつてボーリングバー4から押出され
るように、基端が偏心ピン7に当接する心軸9と
を含み、該心軸9の先端部に半径方向に突出する
面取り用刃物18とボーリング用刃物19とを、
ワークの孔ぐり加工が面取り加工より先に行われ
るように固着し、且つボーリングバー4に心軸固
定用の止ねじを取付けたことを特徴とするボーリ
ングバーの刃物位置微調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16033980U JPS6144721Y2 (ja) | 1980-11-11 | 1980-11-11 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16033980U JPS6144721Y2 (ja) | 1980-11-11 | 1980-11-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5786702U JPS5786702U (ja) | 1982-05-28 |
JPS6144721Y2 true JPS6144721Y2 (ja) | 1986-12-16 |
Family
ID=29519328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16033980U Expired JPS6144721Y2 (ja) | 1980-11-11 | 1980-11-11 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6144721Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007125649A (ja) * | 2005-11-04 | 2007-05-24 | Konica Minolta Opto Inc | 加工装置、光学素子成形用金型及び切削工具における切削角度の調整方法。 |
-
1980
- 1980-11-11 JP JP16033980U patent/JPS6144721Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5786702U (ja) | 1982-05-28 |
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