JPS6144172Y2 - - Google Patents

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JPS6144172Y2
JPS6144172Y2 JP1977013445U JP1344577U JPS6144172Y2 JP S6144172 Y2 JPS6144172 Y2 JP S6144172Y2 JP 1977013445 U JP1977013445 U JP 1977013445U JP 1344577 U JP1344577 U JP 1344577U JP S6144172 Y2 JPS6144172 Y2 JP S6144172Y2
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JP
Japan
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arm
nose
screw
hole
cylindrical hole
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977013445U
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English (en)
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JPS53108346U (ja
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Publication date
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Priority to JP1977013445U priority Critical patent/JPS6144172Y2/ja
Publication of JPS53108346U publication Critical patent/JPS53108346U/ja
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Publication of JPS6144172Y2 publication Critical patent/JPS6144172Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は眼鏡枠の鼻当ての取り付け機構に関す
る。
従来眼鏡装用者の鼻根の高低や巾の違いや脂肪
或いは発汗により使用中に鼻当が滑り、また振動
によつてずれ、これらのため鼻当によつて支持さ
れている前枠が眼に対して適正な位置に保てない
という問題を生じ、これらを解決するため鼻当の
位置を昇降出来る構造のものがあつたが、調整し
た位置を中央に鼻当てが縦左右方向に揺動するた
め前枠を上げるために鼻当を下げると鼻当相互の
左右の間隔が拡がるため装用した場合逆にレンズ
枠の位置が下つてしまい位置調整の効果が期待出
来なかつた。また一方、人の鼻の外形は人種によ
り差のあることは勿論、同一人種であつても鼻
根・鼻背(はなすじ)・鼻屋(鼻の上部側面傾斜
部分)等の比率は人によつて微妙に異つて居るの
に対し、従来の鼻当は昇降動による調整のみで横
方向の左右に動かず固定されるため高さの調節が
出来ても微妙に異る鼻屋の外側傾斜面に鼻当を適
合されることが出来ず、鼻当の全面が鼻屋に当ら
ず鼻当の上方部分のみが鼻屋と部分的に接触し鼻
屋に圧接感や痛みを与えるという問題があり、更
に構造が複雑で製作工程も煩雑である等の欠点が
あつた。
本考案は眼鏡装用者の鼻根や鼻背の高低に留ま
らず鼻屋の外側傾斜度に応じて鼻当を適合可能に
し前枠を眼に対して適正位置に保持出来るように
すると共に鼻当の全面が鼻屋に適確に面接触し、
鼻屋に於ける圧接感や痛みを生ずることなく快適
に装用出来、且つ使用中も確実に適正状態を持続
出来、また構造を簡単にして容易に操作出来、製
作も簡単なものを提供することを目的とした考案
である。
本考案の実施例を図面について説明すると、1
はレンズイを嵌めた前枠、2は前記前枠1の内側
で且つ接眼側にほぼ前枠1の周縁に沿つて下向き
に彎曲させて左右に対向して突設した一対のアー
ムである。このアーム2の外面2aに、アーム2
と交叉する方向に適宜の間隔を介して凹部3を並
べて刻設する。これとは別に左右のアーム2に装
着する鼻当4の背面4aに突部5を固着する。こ
の突部5には上下方向に、前記アーム2の太さよ
り少許大きい口径でアーム2を挿通出来る円筒孔
6を穿設し、更に突部5の後面から前面に貫通す
るネジ孔7を、上記円筒孔6の軸心Oと交叉する
方向で且つ円筒孔6の一側に偏し、即ちアーム2
の凹部3を形成した側に、ネジ孔7の口径Rの一
部約3分の1程度が円筒の孔6と連通するように
穿設し(第3図)、前記アーム2を突部5の円筒
の孔6に嵌挿し、ネジ孔7にネジ8を螺合して成
るものである。
尚、実施例ではネジ孔7にネジ8を螺合して凹
部3とネジ8を係合したが、ネジ孔7に代えて単
なる通孔を形成し、この通孔に凹部3に係合出来
る太さのピンを通し端部を曲げる等して通孔に保
持出来るようにして凹部3とピンを係合させ、突
部5がアーム2から抜け落ちることのないように
してもよい。また、アーム2に形成する凹部を実
施例の場合とは反対側の側面に形成した場合には
突部5に穿設するネジ孔8も実施例とは反対側の
鼻当4の背面4a側に近接して形成する。
本考案は上述のように構成したので、前枠1の
位置を調整する場合にはネジ孔7からネジ8が凹
部3に係合しない位置までゆるめて引き出し、突
部5をアーム2に沿つて昇降させ鼻当4を調整し
ようとする所望の位置若しくはこれに近接した位
置の凹部3をネジ孔7に対向させネジ8を再びネ
ジ孔7に螺合するとネジ8の外周面が凹部3に係
合するので突部5はアーム2に係合されて突部5
を固着した鼻当4もその位置に保たれる。そして
ネジ孔7は円筒の孔6の一側に偏しネジ孔7の口
径Rの一部約3分の1程度が円筒孔6に連通する
ように穿設したので、ネジ孔7に螺合したネジ8
は凹部3に気密に係合することなくネジ8の外周
面と凹部3との間には間隙を生じ(第3図)、突
部5は円筒孔6の軸心Oを軸として横左右方向
〔第4図イ,ロ〕に動かすことが出来、鼻当4も
突部5と共に動かすことが出来る。
本考案は上述のようにネジ8を抜いてアーム2
に対して鼻当4自体を昇降して調節出来るので、
装用者の鼻屋の縦方向の傾斜角度が大きかつたり
肉付きがよく所謂広鼻型の場合には鼻当4をアー
ム2に沿つて上方に移動させ所望の凹部3の位置
でネジ8をネジ孔7に螺着して顔面に対して前枠
1を相対的に下げ、また鼻屋の縦方向の傾斜角度
が小さかつたり肉付きが少く所謂狭鼻型の場合に
は鼻当4を下降させた位置でネジ8を螺着して前
枠1を相対的に上方に上げた夫々の装用者の鼻の
高低の違いがあつても眼鏡枠を装用者の適正位置
に保つことが出来、また同じ装用者であつても鼻
根や鼻屋が滑り易い場合や夏の発汗し易い時期に
も鼻当を下降させて前枠を上げ適正位置に保ち、
レンズと瞳の焦点とを一致させた状態で装用出来
るので、眼の疲れを感じさせず健康管理上も有効
である。また、突部5の円筒孔6は上下方向に穿
設してこの孔6にアーム2を嵌挿してネジ8によ
り突部5並びに鼻当4を保持するようにし、円筒
孔6の内壁とアーム2の外周面との間には間隙が
少いので突部5並びに鼻当4がネジ孔7の軸心を
軸とし換言すればアーム2の縦軸と交叉する縦方
向の左右に対してがたつくことがなく、従来の如
く位置調整後に装用した場合に左右鼻当が「八」
の字状に開いてしまうということもない。而も、
鼻当4は円筒孔6の軸心Oを軸とし、換言すれば
アーム2の縦軸を軸として横左右方向〔第4図
イ,ロ〕に動くので、夫々の装用者の鼻屋の傾斜
状態の相違や一人の装用者の左右の鼻屋の傾斜状
態の相違に対しても鼻当4の外面全体が鼻屋の外
側傾斜面に対し適切な状態で接触し枠の適正位置
の保持に有効であると共に鼻の外面に対して鼻当
の一部が接触して圧接感や痛みを生じさせたり鼻
屋に鼻当のあとが残ることもなく、またネジ孔7
に螺合したネジ8の外周面或いは先端が凹部3に
係合するので鼻当4がアーム2から抜け落ちるこ
ともなく、反面ネジ8の外周面が凹部3と気密に
接触することがないので長期に使用しても鼻当の
揺動によつてネジが逆転しゆるみを生ぜず、従つ
て突部5がずれ落ちる事なく確実に保持されて鼻
当4が上下に移動せず長期に亘り安定して使用出
来る。また鼻当を昇降或いは固定させる場合もネ
ジ8を廻して凹部3に係脱させて調整すればよい
ので操作が簡単で、構造上もアームと突部に加工
を施すことによつて構成されるので簡単で製作費
用の削減を計ることも出来るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の鼻当てを取り付けた眼鏡枠の
斜視図、第2図は要部の分解拡大斜視図、第3図
は突部の孔とネジ孔とネジの位置関係を示した要
部の横断拡大平面図、第4図イ,ロは鼻当が横左
右方向に動く状態を示した要部の横断拡大平面
図、第5図はアームに鼻当を取り付けた状態の要
部の縦断拡大側面図、第6図は使用状態の説明図
である。 符号:1……前枠、2……アーム、2a……外
面、3……凹部、4……鼻当、4a……背面、5
……突部、6……孔、7……ネジ孔、8……ネ
ジ、O……軸心、R……口径、イ……レンズ、ロ
……鼻屋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右の前枠1の内側で且接眼側にアーム2を突
    設し、このアーム2の外面2aに、該アーム2と
    交叉する方向で、且つ彎曲内周面がネジ8の外周
    面との間に間隙を生ずる大きさに形成した凹部3
    を適宜の間隔を介して並設し、鼻当4の背面4a
    に固着した突部5に前記アーム2の太さより少許
    大きい口径の円筒孔6を上下方向に穿設すると共
    に前記孔6の軸心Oと交叉する方向で且つ円筒孔
    6の一側に偏しネジ孔7の口径Rの一部が円筒の
    孔6に連通するようにネジ孔7を穿設し、前記ア
    ーム2を円筒の孔6に嵌挿し前記ネジ孔7にネジ
    8を螺合したことを特徴とする眼鏡枠の鼻当ての
    取り付け機構。
JP1977013445U 1977-02-07 1977-02-07 Expired JPS6144172Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977013445U JPS6144172Y2 (ja) 1977-02-07 1977-02-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977013445U JPS6144172Y2 (ja) 1977-02-07 1977-02-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53108346U JPS53108346U (ja) 1978-08-30
JPS6144172Y2 true JPS6144172Y2 (ja) 1986-12-12

Family

ID=28831545

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977013445U Expired JPS6144172Y2 (ja) 1977-02-07 1977-02-07

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6144172Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019144373A (ja) * 2018-02-20 2019-08-29 きく子 米澤 双眼ルーペ及びその製作方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019144373A (ja) * 2018-02-20 2019-08-29 きく子 米澤 双眼ルーペ及びその製作方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS53108346U (ja) 1978-08-30

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