JPS614362A - 画像入力装置 - Google Patents

画像入力装置

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JPS614362A
JPS614362A JP59125614A JP12561484A JPS614362A JP S614362 A JPS614362 A JP S614362A JP 59125614 A JP59125614 A JP 59125614A JP 12561484 A JP12561484 A JP 12561484A JP S614362 A JPS614362 A JP S614362A
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circuit
output
pulse
stator
movable element
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JP59125614A
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English (en)
Inventor
Shuichi Yoshida
修一 吉田
Takeshi Shimamoto
嶋本 健
Shingi Yokobori
横堀 進義
Yoshihiro Yokoyama
嘉広 横山
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業との利用分野 本発明は、コンピュータの入力端末を始めとして、超高
速ファクシミリ、電子ファイリングシステム、インテリ
ジェントコピー機等の情報処理機器の画像入力システム
に用いられる画像入力装置に関する。
従来例の構成とその問題点 原稿を機械的に走査する画像入力装置は、円筒走査方式
と平面走査方式に分けられる。円筒走査方式では原稿を
1枚ずつ円筒に巻き付け、主走査を円筒の回転で、副走
査を走査ヘッドと円筒との円筒軸方向の相対移動で行な
うものである。しかし、この方式では、シート状の原稿
に限られ、また、遠心力による原稿の剥離などの問題が
生ずる。平面走査による装置は、原稿を平面状のまま移
動させて副走査する方式で、主走査を光点掃引で行なう
方法や直線状に配列した光学ファイバを用いる方法など
があるが、これらはいずれも、機構的に複雑で大きなス
ペースを占めるという欠点を有する。
平面走査方式に類するものに固体走査方式がある。これ
は対象物上に配列される固体撮像素子によって画像の入
力を行なうもので、主走査を撮像素子の電子的な切換で
行ない、副走査を撮像素子列を含んだ撮像部と原稿との
相対的な移動で行なうもので、機構的に簡素でスペース
も少なく、また、原稿もシート状に限らず、書籍のよう
な綴じた原稿も対象にできる。
しかし、従来の固体走査方式の画像入力装置では、ロー
タリ形のステップモータやロータリ形のサーボモータを
用い、ギア、ローラ、プーリ、ワイヤなど伝達部材を介
して撮像部を直線状に移動させるような駆動機構を採用
するのが最も一般的であった。
ところが、このような駆動機構を用いた場合、得られる
性能には以下に述べるようなある一定の限界と言うべき
ものがあって、それを超えようとした場合には技術的に
もコスト的にも急激に困難な状況に直面せさぜるを得な
かった。
その第1は位置精度や直線性、再現性に係る物理的な精
度の問題である。例えばギアには常に一定のバックラッ
シュ、不感帯が存在し、プーリにはスリップが存在する
。またワイヤ見長ければ長い程その伸縮が精度に悪い影
響を与える。ロークリ形のステップモータはクローズト
ループ制御では無いので(いわゆるオープンループ制御
)ギアの偏芯は直線性に微妙な影響を与え、また高速化
を目指すと過渡的状態で税調をひき起し易いという致命
的な問題点もはらんでいる。
一方、ロークリ形のサーボモータを使用する場合は作用
点(制御対象)に1人ニアポテンショメータを使用しク
ローズトループ制御を実垣することが多いので伝達系に
起因する精度劣化要因は緩和されるが、今度はリニアポ
テンショメータに起因する精度劣化が発生する。現在広
く用いられているリニア形ポテンショメータは巻線形や
導電性プラスチック形の抵抗体と摺動刷子によるもので
あって、抵抗体の非直線性、刷子のヒステリシス、バッ
クラッシュ、抵抗体の摩耗が精度を大きく支配している
その第2は耐久性とか寿命と言う信頼性の問題である。
上述した伝達系では摩擦抵抗を仲介とした力の伝達部材
を含んでいたり、ワイヤを屈曲させるためにローラのよ
うな回転部材を多用しているために、必然的に摩耗が各
部で進行し劣化が起ってゆくのは避けられない。また特
にワイヤの劣化、断線事故の確率も高い。
一方、ロータリ形のサーボモータはその多くがブラシ付
DCモータから出来ているため、その寿命にはやはり一
定の限界を考えておかなくてはならない。また前記のよ
うなポテンショメータの抵抗体の摩耗は信頼性を低下さ
せる要因のひとつになっている。
その第3の問題は騒音の問題である。上述のように従来
の方式はロータリ形のモータの回転力を数多くの伝達部
材を介して制御対象に伝えこれを直線状に駆動するため
可動部材が多(、各部でかなり大きな騒音を発生する。
特にワイヤの共振音、ローラの回転音が比較的大きい。
そのため機器の品位が著しくそこなわれることが多い。
一方、固体撮像素子列の主走査、つまり、撮像素子の電
子的な切換は撮像部の移動、即ち副走査と同期して行な
われなければならない。この同期が乱れて、例えばある
一定時間の主走査に対して副走査の走査速度が遅れた場
合、読み込まれたデータは原稿よりも副走査方向に長く
延びたものになる。
従来、この主走査と副走査の同期は外部から与えられた
一連のパルスに対して独立に行なう方式、あるいは副走
査側の駆動モータにロータリーエンコーダ等を付属させ
て同期パルスを発生させ、それを用いて主走査との同期
をとる方式等があったが、いずれも上述した駆動機構と
の限られた精度及び信頼性の為に、画像読取りの際の分
解能等の性能面で一定の限界を与えていた。
発明の目的 j        本発明は、前記従来の問題点を除去
するために、より簡単体機構で、高精度かつ高信頼性を
有し、カリ占有体積の小さブラシレスリニアサーボモー
タを駆動機構として採用し、その位置信号に基づいて撮
像素子の走査を行なうことによって、より高速かつ高性
能の画像入力装置を提供することを目的としたものであ
る。
発明の構成 本発明の画像入力装置は、位置信号を発生しつつ走行す
るブラシレスリニアサーボモータと、外部からの走査信
号によって画像情報を読取る固体撮像素子を含めて構成
され、ブラシレスリニアサーボモータの位置信号から作
った走査同期信号に基づいて固体撮像素子の走査を行な
うことを基本としたものである。
実施例の説明 以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説
明する。
第1図は本発明の画像人力装置の具体的な構成例を示し
たものである。同図において、ブラシレスリニアサーボ
モータ1は、角棒状の固定子2.可動子32位置検出セ
ンサブロック〔を含めて構成され、固定子2は原稿面及
び原稿副走査方向と平行になるように筺体5に固定され
ている。撮像ユニット6は、光源7.導光系8.固体撮
像素子及び信号処理回路を含む光電変換ユニット9から
構成され、原稿面と平行かつ原稿副走査方向き直交する
ように可動子3に固定されている。
第2図は、可動子3と、その可動子3に固定された撮像
ユニット6を側面から見た図である。可動子3は、可動
子枠lOに取付けられ、可動子枠lOには固定子2と可
動子3との間の僅かな空隙を一定に維持し、かつ可動子
3を滑らかに案内するローラの如き案内手段11が取付
けられている。
次に撮像ユニット6の基本的な機能について第2図を参
照しつつ説明する。光源7から出た光は、原稿載置用の
透明なガラス板12を通して原稿面13で反射され、導
光系8を経て固体撮像素子9aに入って電気信号に変換
され、さらに信号処理回路9bを経て出力される。
第3図は本発明で使用しうるブラシレスリニアサーボモ
ータの構成例の主要部を詳しく説明するなめの斜視図で
ある。
同図において、固定子2の長手方向(可動子移動方向)
に一定のピッチで磁性体よりなる多数の歯状の凹凸(こ
れを以後磁極歯と称する)14を有している。可動子3
は、可動子移動方向と直角の面方向に着磁された永久磁
石15と、これを両側から挾むように積層された2個の
継鉄16A、16Bと、これらの継鉄16A、16Bに
巻装された3相3個のコイル7a、 17b、 17c
と、継鉄16Aの固定子対向面にきざまれた3群の磁極
歯群18a、 l 8b、 18cと、同様に継鉄1G
Bにきざまれた3群の磁極歯群19a、  19b、 
 19c(但し、19.b、 l’9cは第3図では、
かくれて見えない)と、無接点位置検出センサブロック
4を含めて構成されている。
本実施例では固定子2にきざまれた磁極歯は一定のピッ
チでその長手方向に多数個設けられているのに対し、可
動子側の継鉄16A、16Bにきざまれた磁極歯はそれ
ぞれ3群で合計6群あり、その同一群内の磁極歯ピッチ
は固定子ピッチと等しいが、異なる群間ではすべて位相
が異るようにきざまれでいる。
即ち、継鉄16Aにきざまれた磁極歯群18a、18b
、18cは、互いに 120°ずつ位相が異る。また同
じように継鉄16Bにきざまれた磁極歯群19a、 l
 9b、 I 9cもまた互いに 120’n’つ位相
が異る。そして更に継鉄1.6Aと16B間ではそれぞ
れ互いに180°位相が異っている。即ち、18aと1
9a、18bと19b、18cと19cはそれぞれ18
0°位相差をもった磁極歯となっている。コイル17a
17b、 17cはいずれも継鉄16Aと16Bにまた
かって巻装されている。この3相3個のコイルに順次電
流を付勢すれば可動子を固定子の上でその長手方向に移
動させることかできる。特に前記無接点位置検出センサ
ブロック4からの位置情報に従って電子的にコイルを順
次付勢すれば、円滑かつ連続的に移動させることができ
る。
さて、第3図に示すリニアサーボモータでは3相3個の
コイルであるので、上記無接点位置検出センサブロック
4に含まれるセンサ素子は、3対必要で、各々は固定子
磁極歯の凹凸を直接検出するように、そのピッチLに関
して夫々120゜位相が異なるように位置決めされてい
る。
第4図は上記無接点位置センサブロック4のセンサ出力
波形の一例である。3相3個のセンサ(受光素子)の出
力は、それぞれ120°ずつずれた波形となっている。
なお後述する理由により、それぞれの波形は可能な限り
正弦波に近似したものでなければならない。
次に本発明の画像入力装置における電気回路部について
説明する。
第5図は前記実施例の画像入力装置における電気回路部
のf          ブロック図であり、モータの
制御に関しては3相モータを位置制御する構成となって
いる。図中、50は前述のブラシレスリニアサーボモー
タの機構部であり、51は固定子、53は可動子、57
は無接点位置検出センサブロックである。58はローラ
ベアリング、60a、6Qb、60cは3相3個のコイ
ルを示す。61a、 6 lb、 61cは上記無接点
位置検出センサブロック57の3相の位置信号をそれぞ
れ増幅する位置信号増幅器である。この位置信号増幅器
の出力は固定子の磁極歯ピッチLを周期とするそれぞれ
120°ずつすれた(L/3すつずれた)正弦波出力で
あって、電子整流子の位置信号となる。62は3相モ一
タ駆動回路であり、上記位置信号増幅器61a、 6 
lb、 61’cの出力の位置信号に応じて順次3相モ
ータコイルを付勢する。その電流の大きさはモータ指令
電圧入力63に比例する。無接点電子整流子は以上に説
明したセンサと電子回路で構成される。
さて、前記位置信号増幅器の位置信号の出力は上記電子
整流子の役割のほかにポテンショメータきしての役割が
あり兼用化されている。第5図に示すブロック図の残り
の部分の主たるものはこのポテンショメータに係わるも
のである。このポテンショメータは機械的なものと異っ
て電子的なものである。以下これについて説明する。6
4a、64b、64cはいずれも変調回路であって位置
信号増幅器61a、61b、61Cの3つの正弦波出力
で高い周波数のキャリア信号65a。
65b、65cをそれぞれ変調する一種の乗算器である
。但し、この3つのキャリア信号の位相はそれぞれ12
0°ずつずれている。66は加算回路で前記3つの変調
回路64a、64b、64cの変調出力を加え合わせる
。67はローパスフィルタであり、加算回路66で加え
合わされた変調出力の高調波成分を除去し、基本波成分
のみを取る役目をもっている。68は波形整形回路で上
記基本波を矩形波化するものである。
いま位置信号増幅器61’a、 6 lb、 61cの
3つの正弦波出力をに、(x)、 K2(x)、 K3
(x)として以下のように表現できるとする。
K、(x)−ksin  [2KX/L]K2(x)=
ksin  [2πX/ L −21E/ 3 ]K3
(x)=ksin  [2xx/L−4π/3]但し、
Xは可動子の変位量、Lは固定子の磁極歯ピッチ、kは
振幅の半幅値である。
一方キャリア信号65a、65b、65cをC+(t)
、 C2(t)。
C3(t) Lし以下のように表現できるとする。
C+(t)=sin(2xfct) C2(t)−sin(2xfct −2π/ 3 )(
、(t)=sin(2xfct −4x/ 3 )(但
し、fcはキャリア周波数) 変調回路64a、64b、64cで変調後、加算回路6
6で加え合わせた結果をS(t、’x)とすればS (
t 、X) −K + (X) C+ (t)+ k2
(X) C2(t)+ K3(X) C3(t)−kt
sin (2’xx/L)・5in(21fct)+5
in(2πX/ L −2K/ 3 )・5in(2x
fct−2x/3)+5in(2xx/L−4i/3)
・5in(2xfct −4x/ 3 )l−3/ 2
 ・kcos< 2xfct−2πx/L)となる。こ
れはfcの周波数をもつキャリアに2πχ/Lきいう位
相項が含まれていることを意味している。言い換えれば
S(t、 X)では位置情報Xが位相情報という形に変
換されている。
従ってS(t、”x)の位相情報を復調すればモータの
可動子53の位置を認識するこ七ができる。
゛なお上記S(t、 x)から、可動子の位置を正確に
認識するための条件は位置信号Kl(X)、 K2(X
)、 I(3(X)の波形が位置Xに関して歪の少ない
正弦波様であるこ吉である。もし歪が大きいきうねりの
多い直線性の悪いポテンショメータが出来あがってしま
う。
さて変調後加算された信号S(t、 x)はそのままで
は利用できないので、これを復調して位置情報のみを分
離して取り出す必要がある。本発明の実施例では分周器
を含むPLL(Phase Locked LOOD)
回路を用いてS(t、x)を逓倍して基準周波数と比較
することにより分解能の高い位置情報を取り出すきいう
復調方法を用いている。PLL回路は、位相比較器69
七、この出力の低域を濾波するローパスフィルタ70と
、この出力によって制御されるVCO(電圧制御発振器
:Voltage Controlled 0scil
ator) 71 L、この周波数(fvとする)をl
/M (Mは整数)に分周する分周器72とから構成さ
れる。なお位相比較器69の入力は前記S(t、 x)
を波形整形回路68によって矩形波化させたもの七、V
CO71出力を分周したもの(分周器72の出力)であ
る。このように構成するとVCO71の出力は前記S(
t、 x)をM逓倍したものになり、その周波数位相情
報はM倍となり、M(2にfct−2xx/L) −2K ・Mfct −2xMx/ Lとなる。ここで
fo−M−fcであるような基準周波数を発生させる基
準周波数発生回路73を設け、この基準周波数foと上
記VCO71の逓倍出力とを比較すればその位相情報(
2πMx/L)のみを分離することができる。この比較
2分離に#       (、iヶゎ比較、□4、。−
7,7,7<)V/75□工ゎ。あ。
6を用いる。分離された位相情報(2にMx/L)はX
に関して周期的であり、2xMx/L=2nに(nは整
数)と表わすことができる。ローパスフィルタ75、波
形整形回路76の働きで矩形波パルス化される位相情報
はX=n・(L/M)であり、■パルスあたりの可動子
53換算変位量はL/Mとなる。
以とのことから明らかのように可動子53の変位はステ
ップ状に認識されその最小きざみL/Mが分解能になる
。これは周定子の磁極歯のピッチLを等間隔にM分の1
に内挿(インターボレイジョン)したこ七を意味してい
る。
従って分解能をあげ滑らかな位置情報を得るためにはL
を小さく、Mを大きくすれば良い。77はパルス分離回
路である。波形整形回路76の出力のパルスは極性が無
いためこれをそのまま位置カウンタで数えても方向が判
別できない。そのため、可動子53の移動方向にもとづ
いてup count pulse。
down count pulseに分離する@78は
このup count pulse。
down count pulseをインクリメント的
にカウントし可動子53の現在位置をリアルタイムで表
示する位置カウンタである。
79は位置カウンタ78の原点・初期リセット入力であ
る。
なお、80は3相の分周器であり、基準周波数発生回路
73の基準周波数foを1/Mに分周し、互いに120
°ずつずれた3相のキャリア信号65a、65b、65
c(周波数fc)を作るものである。
以との構成によって可動子53の位置は位置カウンタ7
8にディジタル的に示されることになる。従って位置カ
ウンタ78の出力がポテンショメータの出力となる。可
動子53の位置制御は、位置指令人力81と、位置カウ
ンタ78の出力の差を増幅する誤差増幅回路82を用い
て、その出力をモータ指令電圧入力63として3相モ一
タ駆動回路62に与えてやることによって実現される。
さて前記の如< up count pulse、 d
own count pulseは可動子53の移動上
ともに出され、1パルスあたりは極めて高い分解能の位
置変化に相当する。例えば、磁極歯ピッチL−1、6m
m、 M=64とするとL/M=25umとなる。つま
り可動子53が25uFn移動する度に1パルス出るこ
七になる。
そこで、このパルスを固定撮像素子84の走査の周期と
一致させるために逓倍または分周回路83を経て周波数
を2倍した後、固体撮像素子84の同期信号として用い
ると、可動子がL/(M−R)だけ移動する間にクロッ
ク85に基づいた一連の走査が行なわれる。
ただし)前記の如< up count pulse、
 down count pulseはモータの2方向
の移動のいずれかの方向に対応して出されるパルスであ
り、固体撮像素子84で読み取る際の方向をそのうちの
一方に決めた場合は、そのときに出されるパルスを用い
て同期信号を作る。第5図では、それを仮にup co
unt pulse、、!:決めている。従って、2方
向のうち双方向で読み取る場合は、その方向に応じてu
p count pulseとdown count 
pulseを切り換えて同期信号入力とする。
第6図は、固体撮像素子の移動(副走査)と主走査と同
期信号との関係を示した図である。−列に配列された固
体撮像素子列100がX=L/(M−R)だけ移動する
間に、副走査同期パルス101が1個出るとし、その間
に固体撮像素子列100に対し主走査クロックパルス1
02に基づいて各素子の選択を行なうと、選択された素
子の描く軌跡は103の如くなる。
前述した様に同期パルス101の一周期は、回路上で生
じるわずかな遅延やジッタを除けば、無接点位置検出セ
ンサに基づいて自己の現在位置を精密に認識しながら移
動する可動子の微少変位(即ち撮像素子列100の微少
変位)に完全に対応する。
つまり、例えば第5図の位置指令人力81として、時間
に正比例して増加または減少する信号を与えて、可動子
53を一定速度で駆動する場合に、何らかの外部要因に
よって、速度、即ちある一定時間に可動子53が進む距
離が変動したとしても、それに応じて前記の同期パルス
101の周期も変化するため、主走査の同期に支障は発
生しない。そのため、従来の様に外部パルスに基づいて
ロータリ形モータの制御と固体撮像素子の選択を独立に
行なう方式あるいはロータリモータの駆動回路とは別に
ポテンショメータあるいはエンコーダ等を設けて同期パ
ルスを発生させ、それを用いて主走査の同期をとる方式
に比較して、前者では主に伝達系で生じる摩擦損失や精
度劣化の点で後者ではそれに加えてポテンショメータあ
るいはエンコーダ等で生じる摩擦損失や精度劣化の点で
、本発明ではそれぞれの原因が皆無となった結果、主走
査と副走査との同期ずれが著しく少なくなったことによ
り、従来の方法では実現困難であった画像読取りの際の
分解能等の性能を達成することが可能になった。
なお、上記の実施例ではリニアサーボモータの制御方式
として位置制御方式をとったが、これは速度制御方式で
もかま4          h ’=:い・第7図は
、速度制御方式を用いた場合の電気回路部のうち、ま用
いることができる。
第7図で、発振器110の周波数fsで決まる周期Ts
(−1/fs)毎に、単安定マルチバイブレータ111
からはラッチパルス112が、単安定マルチバイブレー
タ113からは、ラッチパルス113に基づいて位置カ
ウンタ78に対する初期リセットパルス114が、それ
ぞれ出力される。ただし、初期リセットパルス114の
ラッチパルス113に対する遅れは充分小さいとする。
例えば、前記実施例のブラシレスリニアサーボモータの
可動子か、時間Tsの間に距離Xだけ移動するとすると
、位置カウンタ78では、初期リセットの後にup c
ount pulseあるいはdown’count 
pulseに基づいて、距離Xに相当するディジタル値
がカウントされる。そして、上記初期リセットからTs
時間後に、ラッチパルス112がラッチ回路115に入
力される七、このディジタル値はラッチ回路115を通
してD/A変換器」16に入力され、ここでアナログ信
号に変換される。このアナログ信号のTs時間における
平均値は、この期間における可動子の平均的な移動速度
 シーx/Tsに相当する。従って、可動子の速度制御
は、指令電圧入力として3相モ一タ駆動回路62に与え
てやることによって実現される。
また、ブラシレスリニアサーボモータを一定速度で駆動
する場合、即ち第5図では位置指令人力81として、時
間に正比例して増加または減少する信号を与え、第7図
では速度指令人力117として、一定の信号を与える場
合に、速度の範囲を可変に゛しても、固体撮像素子には
夫々の速度に応じた走査同期パルスが入力されるので、
画像読取りには影響しない。
従って、速度を可変にするこ七によって、読取りのため
に特別の電子回路や機構部品を必要とするということが
ない。
発明の効果 以との説明から明らかなように、本発明の画像入力装置
はブラシレスリニアサーボモータを駆動源として採用し
たことにより、次のような数々のすぐれた効果が得られ
る。
(1)モータが完全に無接点化されており、そのポテン
ショメータはモータに内蔵され、電子整流子と共用化さ
れた無接点位置検出センサーはモータの固定子をリニア
エンコーダのスケールとみなして位置検出を行っている
ために、よりi構的に簡素になり、耐久性及び信頼性が
高い。
C)位置検出センサから得た信号を処理するこ七によっ
て分解能の高い位置情報をとり出してモータの制御に用
いたいるために、位置精度か高い。
(3)そして、その分解能の高い位置情報に基づいて作
られたパルスを用いて、固体撮像素子の副走査を主走査
との同期をきることによって、従来の方式では避けられ
なかった副走査と主走査との同期ずれが著しく少なくな
り、その結果、従来の方法では(実現)困難であった画
像読取りの際の分解能等の高性能化を達成することが可
能になる。
(4)  さらに、ブラシレスリニアモータを一定速度
で駆動する場合に、速度の範囲を可変にしても、固体撮
像素子に入力される走査同期パルスは、夫々の速度に対
応しており、画像読取りのために、特別の電子回路や機
構部品等を必要とすることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の画像入力装置の一実施例を示した斜視
図、第2図は第1図の主要部の側断面図、第3図は本説
明の画像入力装置で使用し得るブラシレスリニアサーボ
モータの一例の主要部の斜視図、第4図は無接点位置セ
ンサブロックの出示した説明図、第7図は速度制御方式
を用いた実施例における電気回路部のブロック図である
。 ■・・・・・・ブラシレスリニアサーボモータ、2,5
1・・・・・・固定子、3.53・・・・・・可動子、
4,57・・・・・・無接点位置センサブロック、6・
・・・・・撮像ユニット、7・・・・・・光源、訃・・
・・・光導系、9・・・・・・光電変換ユニット、9a
、84・・・・・・固体撮像素子、9b・・・・・・信
号処理回路、14・・・・・・固定子磁極歯、18a、
18b、18c、 19a、 (19b、 19c)・
・・・・・可動子磁極歯、77・・・・・・パルス分離
回路、78・・・・・・位置カウンタ、83・・・・・
・逓倍あるいは分周回路。100・・・・・・固体撮像
素子列。 代理人の氏名  弁理士  中 尾 敏 男  ほか1
名第2図 N    q、  クツ       2唱 3 図 第4図 ;報壷( 区       ミ 派

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原稿面に平行に、かつ原稿主走査方向に沿って配
    置された撮像素子列と、光源と、該光源による原稿から
    の反射光を前記撮像素子列上に集光する光学系とを含む
    撮像ユニットを具備し、原稿面に平行に、かつ原稿主走
    査方向と直交する原稿副走査方向に沿って筐体に固定さ
    れた固定子と、前記撮像ユニットを搭載して直接直線的
    に固定子に沿って閉ループで位置もしくは速度を制御し
    つつ移動可能であって、かつ電気的接点をもたない可動
    子と、その可動子の移動に伴って無接点で位置信号を発
    生する位置信号発生手段とを含むブラシレスリニアサー
    ボモータを具備し、前記撮像素子列の原稿主走査方向へ
    の素子の選択の同期を、前記位置信号発生手段の出力信
    号に基づく信号によって行なうように構成したことを特
    徴とする画像入力装置。
  2. (2)ブラシレスリニアサーボモータは、長手方向に一
    定のピッチで多数の歯状の凹凸よりなる磁極歯をその表
    面に具備する磁性体からなる固定子と、該固定子と対向
    しこれに沿って長手方向に移動可能であって、かつ永久
    磁石と、該永久磁石を両側から積層する継鉄と、該継鉄
    の固定子対向面にきざまれた磁極歯群と、該継鉄に巻装
    された複数個のコイルと、固定子との空隙を一定に維持
    し固定子に沿って滑らかに移動可能ならしめる案内手段
    とから構成される可動子と、該可動子に取り付けられ前
    記固定子の磁極歯の凹凸を検出しこれを電気信号に変換
    し互いに位相の異る略正弦波の位置信号を出力する複数
    個の非接触センサと、該位置信号に従って前記複数個の
    コイルを順番に付勢するような電子整流子手段と、上記
    位置信号によって変調されるキャリア信号の位相情報を
    復調することによって電子的に前記可動子の位置を認識
    する電子ポテンショメータ手段と、該電子ポテンショメ
    ータ手段の出力と位置指令入力との差分を取り出し、こ
    の出力の大きさに比例する電流を前記複数個のコイルに
    与え可動子を駆動するモータ駆動回路とを備えてなるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の画像入
    力装置。
  3. (3)電子ポテンショメータ手段は基準周波数発生回路
    と、該出力を1/M(Mは整数)に分周し互いに位相の
    異る複数のキャリア信号を作る分周回路と、該複数のキ
    ャリア信号を前記位置信号によって変調させる複数の変
    調回路と、該変調回路の出力を加算する加算回路と、該
    加算回路の加算出力の基本周波数成分をM倍に逓倍する
    PLL回路(Phase LockedLoop回路)
    と、該PLL回路中の電圧制御発振回路の逓倍出力と前
    記基準周波数発生回路の基準周波数出力との位相を比較
    する位相比較器と、この出力の低周波成分を濾波するロ
    ーパスフィルタと、該ローパスフィルタの出力を整形し
    て矩形波パルスを作る波形整形回路と、該矩形波パルス
    をカウントし前期可動子の位置をディジタル的に検知す
    る位置カウンタとを含んで構成され、前記矩形波パルス
    を逓倍または分周することによって得たパルス信号を用
    いて、前記可動子の走行に同期して、撮像素子の走査同
    期をとるようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第
    (2)項記載の画像入力装置。
  4. (4)可動子の移動の制御方法は、定速度制御であり、
    かつ前記可動子の速度の大きさは自在に調節可能であっ
    て、位置信号発生手段の出力信号に基づく撮像素子列の
    同期信号の周期は、前記可動子の速度に対応して変化す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の画
    像入力装置。
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