JPS6143408A - 巻線装置 - Google Patents
巻線装置Info
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- JPS6143408A JPS6143408A JP16500484A JP16500484A JPS6143408A JP S6143408 A JPS6143408 A JP S6143408A JP 16500484 A JP16500484 A JP 16500484A JP 16500484 A JP16500484 A JP 16500484A JP S6143408 A JPS6143408 A JP S6143408A
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- Japan
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- storage frame
- wire storage
- lead
- winding
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F41/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
- H01F41/02—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets
- H01F41/04—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets for manufacturing coils
- H01F41/06—Coil winding
- H01F41/08—Winding conductors onto closed formers or cores, e.g. threading conductors through toroidal cores
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は変圧器の巻線装置に係シ、特に薄板状の鉄心材
料を巻回して構成した無端状の巻鉄心に電源を巻付ける
ための巻線装置に関する。
料を巻回して構成した無端状の巻鉄心に電源を巻付ける
ための巻線装置に関する。
第4図に、容量が10〜数士kVA級の配電用変圧器の
構成例を示す。全体の構成は第4図(a)のように、磁
性薄帯を巻回して構成した鉄心5に銅線を巻回して構成
した巻線26を組込んだものである。配電用変圧器では
通常−次側が6600ボルト、数アンペア、二次側が1
00−200ボルト。
構成例を示す。全体の構成は第4図(a)のように、磁
性薄帯を巻回して構成した鉄心5に銅線を巻回して構成
した巻線26を組込んだものである。配電用変圧器では
通常−次側が6600ボルト、数アンペア、二次側が1
00−200ボルト。
数十〜数百アンペアの電気を流す。そこで−次側は直径
1〜2顛程度の円形断面の電線を数百〜数千回巻回す。
1〜2顛程度の円形断面の電線を数百〜数千回巻回す。
二次側は第4図(b)に示すように数期角の矩形断面の
平角電線7を1本または複数本並列にして巻回す。この
平角電線7は曲げ剛性が大きいため、折シ曲げが容易で
はない。そこで鉄心5に巻a26を組込む方法としては
、α)鉄心5の一部を切断、開口し、予め型巻きした巻
線26を挿入した後、開口部分を再接合する、(2)鉄
心5の断面を略円形として、円形の巻線26を形成する
、という方法が主に用いられてきた。しかしく1)の方
法では鉄心の切断、再接合の過程で鉄心に過大な歪が加
わったシ、接合部に空隙が生じて、損失や励磁容量が増
大してしまう。また(2)の方法では巻線が円形である
のに対し、巻線内部に入る鉄心断面が略円形であるため
、無駄な空間が多くなシ、鉄心と巻線が共に大型化して
必要以上の材料を要し、省資源に反すると共に、損失も
増してしまう。
平角電線7を1本または複数本並列にして巻回す。この
平角電線7は曲げ剛性が大きいため、折シ曲げが容易で
はない。そこで鉄心5に巻a26を組込む方法としては
、α)鉄心5の一部を切断、開口し、予め型巻きした巻
線26を挿入した後、開口部分を再接合する、(2)鉄
心5の断面を略円形として、円形の巻線26を形成する
、という方法が主に用いられてきた。しかしく1)の方
法では鉄心の切断、再接合の過程で鉄心に過大な歪が加
わったシ、接合部に空隙が生じて、損失や励磁容量が増
大してしまう。また(2)の方法では巻線が円形である
のに対し、巻線内部に入る鉄心断面が略円形であるため
、無駄な空間が多くなシ、鉄心と巻線が共に大型化して
必要以上の材料を要し、省資源に反すると共に、損失も
増してしまう。
上記の欠点を解消して、小型、軽量かつ損失の小さい変
圧器を製作するためには、矩形断面で切断部をもたない
鉄心に巻線を施せばよい。し力為し従来は計算機の7E
源用等の一部の限られた用途の変圧器製作用にトロイダ
ル巻線機が実用化されていたが、第4図に示したように
、平角電源を巻回して構成する数十kVA級の配電用変
圧器については適用できる巻線装置が実用化されていな
かった。
圧器を製作するためには、矩形断面で切断部をもたない
鉄心に巻線を施せばよい。し力為し従来は計算機の7E
源用等の一部の限られた用途の変圧器製作用にトロイダ
ル巻線機が実用化されていたが、第4図に示したように
、平角電源を巻回して構成する数十kVA級の配電用変
圧器については適用できる巻線装置が実用化されていな
かった。
以下に従来のトロイダル巻線機の構成例と動作例を示す
。第5図に巻線機の一構成例を、第6図に第5図の■方
向視図を示す。第5図と第6図において貯線枠1は電線
ドラム33から鉄心5に巻付けるのに必要な量の電線を
収納した後、鉄心5に巻移すためのものである。貯線枠
1は複数のローラー2a、 2b、・・・・・・20で
貯線枠1の両側に対向して配置された2つの架台3aと
3bに支持される。貯線枠工は周方向A、Bに回転可能
に支持され、回転駆動力はモーター4の駆動力がシャフ
ト28を介して、ローラー2jを経て貯線枠1に伝動さ
れる。伝動は摩擦力等による。貯線枠1を支持するロー
ラー’la、 2b、・・・・・・20を取付けである
2らの架台3a、3bはそれぞれ継鉄29a、29bに
よフベース30に固定される。
。第5図に巻線機の一構成例を、第6図に第5図の■方
向視図を示す。第5図と第6図において貯線枠1は電線
ドラム33から鉄心5に巻付けるのに必要な量の電線を
収納した後、鉄心5に巻移すためのものである。貯線枠
1は複数のローラー2a、 2b、・・・・・・20で
貯線枠1の両側に対向して配置された2つの架台3aと
3bに支持される。貯線枠工は周方向A、Bに回転可能
に支持され、回転駆動力はモーター4の駆動力がシャフ
ト28を介して、ローラー2jを経て貯線枠1に伝動さ
れる。伝動は摩擦力等による。貯線枠1を支持するロー
ラー’la、 2b、・・・・・・20を取付けである
2らの架台3a、3bはそれぞれ継鉄29a、29bに
よフベース30に固定される。
またモーター4も吊シ金31によυベース30に固定さ
れる。ここで巻線される鉄心5はベース30に取付けら
れたコア台32に置かれる。第7図に貯線枠1から電線
7を引出す部分8の拡大図を示す。従来のトロイダル巻
線機では貯線枠1に沿って摺動可能なシャトル11を設
けてあシ、鉄心5に巻付けられる電線7はシャトル11
を経て貯線枠1から引出されていた。
れる。ここで巻線される鉄心5はベース30に取付けら
れたコア台32に置かれる。第7図に貯線枠1から電線
7を引出す部分8の拡大図を示す。従来のトロイダル巻
線機では貯線枠1に沿って摺動可能なシャトル11を設
けてあシ、鉄心5に巻付けられる電線7はシャトル11
を経て貯線枠1から引出されていた。
第5.6.7図に示した巻線機の巻線の過程は次のとお
りである。まず第5図の貯線枠1の一部を開口して鉄心
5の窓部6を通した後に開口部を再接合する。次に貯線
枠1を入方向に回転しながら所定量の電線7を電線ドラ
ム33よシ巻取り、貯線枠1に収納する。このとき電線
7の先端は第7図のシャトル11から引出すことができ
るように導いておく。所定量の電線7を貯線枠1に収納
した後は電線ドラム33に残った電線は切離す。
りである。まず第5図の貯線枠1の一部を開口して鉄心
5の窓部6を通した後に開口部を再接合する。次に貯線
枠1を入方向に回転しながら所定量の電線7を電線ドラ
ム33よシ巻取り、貯線枠1に収納する。このとき電線
7の先端は第7図のシャトル11から引出すことができ
るように導いておく。所定量の電線7を貯線枠1に収納
した後は電線ドラム33に残った電線は切離す。
続いて電線7の先端を鉄心5に導いた後、貯線枠1を第
5図のB方向に回転させながら、貯線枠1に収納されて
いる電線7を順次引出して鉄心5に巻付ける。貯線枠1
が1回転する毎に鉄心5に1巻′きの電線7が巻かれる
が、第8図に、鉄心5に電線7を1回巻付ける工程を模
式的に示す。第8図においては貯線枠1に沿って摺動す
るシャトル11がB方向にa−4b−4C→aと1回転
して鉄心5に1回巻線するが、シャトル11がa付近か
らb付近にある間はシャトル11の動きは貯線枠工の動
きよシ遅く、′電線7が貯線枠1から引出される。すな
わちシャトル11と貯線枠1の間にはすべ)が生じてい
る。シャトル11がb付近からCを経て再びa付近に至
る間はシャトル11と貯線枠1は同時に動き、貯線枠1
からは電線7は引出されずに1既に引き出された電線が
鉄心5に巻回される。
5図のB方向に回転させながら、貯線枠1に収納されて
いる電線7を順次引出して鉄心5に巻付ける。貯線枠1
が1回転する毎に鉄心5に1巻′きの電線7が巻かれる
が、第8図に、鉄心5に電線7を1回巻付ける工程を模
式的に示す。第8図においては貯線枠1に沿って摺動す
るシャトル11がB方向にa−4b−4C→aと1回転
して鉄心5に1回巻線するが、シャトル11がa付近か
らb付近にある間はシャトル11の動きは貯線枠工の動
きよシ遅く、′電線7が貯線枠1から引出される。すな
わちシャトル11と貯線枠1の間にはすべ)が生じてい
る。シャトル11がb付近からCを経て再びa付近に至
る間はシャトル11と貯線枠1は同時に動き、貯線枠1
からは電線7は引出されずに1既に引き出された電線が
鉄心5に巻回される。
以上に述べ九巻腺の過程では、電線引出し部8において
電線7がシャトル11により常に90゜以上に曲げられ
てしまう。これは第7図に示したように貯線枠1の外側
(第7図のC側)にある電線がシャトル11により貯線
枠1の内側(第7図のD側)に導かれているからである
。そして上述の巻線機では電線7はシャトル11で小さ
な曲率に曲げられた後、一度はぼ直線に伸ばされた後に
再び鉄心5の角部の形状に合せて曲げられる。このよう
に電線7が小さな曲率に曲げられたシ伸ばされたシする
ことになるため、上述の構成の巻線機を適用できるのは
線径が小さく曲げ剛性の小さい電線を巻く場合に限られ
ていた。特に第4図に構成例を示した数十kVA級の配
電用変圧器に用いる平角電線を巻線することは難かしか
った。
電線7がシャトル11により常に90゜以上に曲げられ
てしまう。これは第7図に示したように貯線枠1の外側
(第7図のC側)にある電線がシャトル11により貯線
枠1の内側(第7図のD側)に導かれているからである
。そして上述の巻線機では電線7はシャトル11で小さ
な曲率に曲げられた後、一度はぼ直線に伸ばされた後に
再び鉄心5の角部の形状に合せて曲げられる。このよう
に電線7が小さな曲率に曲げられたシ伸ばされたシする
ことになるため、上述の構成の巻線機を適用できるのは
線径が小さく曲げ剛性の小さい電線を巻く場合に限られ
ていた。特に第4図に構成例を示した数十kVA級の配
電用変圧器に用いる平角電線を巻線することは難かしか
った。
本発明の目的は前述のトロイダル巻線様の欠点を取り除
いた、平角電線を巻回して数十kVA級の配電用変圧器
を製作する際に適用す名ことのできる巻線装置を提供す
るところにある。
いた、平角電線を巻回して数十kVA級の配電用変圧器
を製作する際に適用す名ことのできる巻線装置を提供す
るところにある。
本発明は前述のトロイダル巻線機の適用範囲を制限する
要因が、貯線枠から電線を引出す際の電線の曲りα曲率
が小さい点にあることに着目し、これらの欠点を解決し
てトロイダル巻線機の適用範囲を拡大しようとするもの
である。本発明においては上記欠点を解決する手段とし
て、貯線枠からの電線の引出し部を貯線枠の内周面に設
ける方法を採用して、電線引出し時の電線の曲げ曲率を
大きくとシ、曲げ剛性の大きい電線を巻くことができる
ようにしたものである。
要因が、貯線枠から電線を引出す際の電線の曲りα曲率
が小さい点にあることに着目し、これらの欠点を解決し
てトロイダル巻線機の適用範囲を拡大しようとするもの
である。本発明においては上記欠点を解決する手段とし
て、貯線枠からの電線の引出し部を貯線枠の内周面に設
ける方法を採用して、電線引出し時の電線の曲げ曲率を
大きくとシ、曲げ剛性の大きい電線を巻くことができる
ようにしたものである。
以下に本発明の一実施例°を説明する。第1図は本発明
による電線引出部8の一実施例であ)、第5図に全体構
成を示す巻線機の貯線枠1の電線引出部8に適用して平
角電線を巻回すための巻線機を構成する実施例である。
による電線引出部8の一実施例であ)、第5図に全体構
成を示す巻線機の貯線枠1の電線引出部8に適用して平
角電線を巻回すための巻線機を構成する実施例である。
第1図(a)に示す実施例の最も大きな特徴は、貯線枠
1の内側(第6図のD側)の壁面に電線引出口34を設
けて、貯線枠1内に数段に収納されている平角電線7a
、7b。
1の内側(第6図のD側)の壁面に電線引出口34を設
けて、貯線枠1内に数段に収納されている平角電線7a
、7b。
・・・・・・7Cのうち最も内側に収納されている平角
電線7aから順次引出すように構成したところにある。
電線7aから順次引出すように構成したところにある。
本実施例の他の1つの特徴は、電線取出口34にローラ
ー9を設けたところにある。このローラー9は貯線枠1
にアーム10a、10bを設けて、このアームに支持す
るように取付ける。第1図(a)の■−■方向方向全図
1図(b)に示す。貯線枠1から収納されている平角電
線7aが引出される際にはローラー9を転動しながら引
出されることになる。
ー9を設けたところにある。このローラー9は貯線枠1
にアーム10a、10bを設けて、このアームに支持す
るように取付ける。第1図(a)の■−■方向方向全図
1図(b)に示す。貯線枠1から収納されている平角電
線7aが引出される際にはローラー9を転動しながら引
出されることになる。
以上説明した本発明による実施例を用いた巻線機の動作
を第2図を用いて説明する。貯線枠1に平角電線7aを
収納するところまでは従来と同様であるので省略する。
を第2図を用いて説明する。貯線枠1に平角電線7aを
収納するところまでは従来と同様であるので省略する。
所定量の平角電線7aを収納した後、貯線枠1はB方向
に回転駆動されて、電線引出部8がa−4b−hC→a
と移動し、平角電線7aを鉄心5に巻回す。電線引°当
部8がa付近からb付近の間にある間は貯線枠1から平
角電線7aが繰出されながら進むが、この時は貯線枠1
に収納しである電線と貯線枠1が相対的に変位する。す
なわち電線と貯線枠の間にすべりが生じる。
に回転駆動されて、電線引出部8がa−4b−hC→a
と移動し、平角電線7aを鉄心5に巻回す。電線引°当
部8がa付近からb付近の間にある間は貯線枠1から平
角電線7aが繰出されながら進むが、この時は貯線枠1
に収納しである電線と貯線枠1が相対的に変位する。す
なわち電線と貯線枠の間にすべりが生じる。
電線引出し部8がb付近からCを経て再びa付近に至る
間は貯線されている電線と貯線枠1は同時に動き、電線
は繰り出されず、既に引出された電線が鉄心5に巻回さ
れる。
間は貯線されている電線と貯線枠1は同時に動き、電線
は繰り出されず、既に引出された電線が鉄心5に巻回さ
れる。
以上の巻線の過程において、平角電線7aは貯線枠1の
内周側から引出されるように構成されているため、電線
引出部8における平角電線7aの曲がシの曲率は貯線枠
1に収納されている時の曲率よシやや小さいだけである
。そこで電線の断面積が大きく、曲げ剛性の大きい平角
電線でも容易に巻回すことが可能となる。そして電線引
出口34にローラー9を設けることによシ、貯線枠1か
ら平角電線7aが引出される際に摩擦による抵抗が小さ
くなシ、なめらかに引出すことができるので貯線枠1を
回転駆動する力が小さくなる効果がある。また平角電線
の絶縁被膜の傷みを防止できる効果もちる。
内周側から引出されるように構成されているため、電線
引出部8における平角電線7aの曲がシの曲率は貯線枠
1に収納されている時の曲率よシやや小さいだけである
。そこで電線の断面積が大きく、曲げ剛性の大きい平角
電線でも容易に巻回すことが可能となる。そして電線引
出口34にローラー9を設けることによシ、貯線枠1か
ら平角電線7aが引出される際に摩擦による抵抗が小さ
くなシ、なめらかに引出すことができるので貯線枠1を
回転駆動する力が小さくなる効果がある。また平角電線
の絶縁被膜の傷みを防止できる効果もちる。
第3図に本発明の一実施例として、貯線枠1からの平角
電線7aの引出しを容易にするための構成例を示す。本
実施例は貯線枠1の内壁を表面のなめらかな材料、例え
ばテフロン樹脂12で被覆するものである。貯線枠1か
ら平角電線7aが引出される際には、平角電線と貯線枠
の接触面、すなわち第3図の最も内側の平角電線7aと
貯線枠1の内壁および最も外側の平角電線7dと貯線枠
1の内壁が接触している部分ですべりが生じて摩擦抵抗
が生じ、絶縁被膜を傷つける恐れがあるが、第3図に示
したように、貯線枠1の内壁を被覆しておくことによシ
、接触抵抗を低減して、絶縁被膜を保護する効果を得る
ことができる。
電線7aの引出しを容易にするための構成例を示す。本
実施例は貯線枠1の内壁を表面のなめらかな材料、例え
ばテフロン樹脂12で被覆するものである。貯線枠1か
ら平角電線7aが引出される際には、平角電線と貯線枠
の接触面、すなわち第3図の最も内側の平角電線7aと
貯線枠1の内壁および最も外側の平角電線7dと貯線枠
1の内壁が接触している部分ですべりが生じて摩擦抵抗
が生じ、絶縁被膜を傷つける恐れがあるが、第3図に示
したように、貯線枠1の内壁を被覆しておくことによシ
、接触抵抗を低減して、絶縁被膜を保護する効果を得る
ことができる。
以上に説明した本発明の巻線装置によれば、貯線枠から
の電線引出し口を貯線枠の内周側に設けて、電線引出し
に伴うIE線の曲げの曲率を大きくとり、貯線枠と貯線
されている電線の間の接触抵抗を小さくしてすべりやす
い構成としたので、太くて曲げ剛性の大きい電線を鉄心
に巻回すことが可能となシ、小屋、軽量かつ損失の小さ
い変圧器を製作することが可能となった。
の電線引出し口を貯線枠の内周側に設けて、電線引出し
に伴うIE線の曲げの曲率を大きくとり、貯線枠と貯線
されている電線の間の接触抵抗を小さくしてすべりやす
い構成としたので、太くて曲げ剛性の大きい電線を鉄心
に巻回すことが可能となシ、小屋、軽量かつ損失の小さ
い変圧器を製作することが可能となった。
第1図(a)は本発明の実施例による巻線機の電線引出
部の概略側面図、同図(b)は同図(a)のM−VI線
断面図、第2図(a)、 (b)、 (C)は本発明の
巻線による巻線作業苦程を示す概略説明図、第3図は本
発明の一実施例である貯線枠の概略側面図、第4図(a
)は従来の巻鉄心変圧器の側断面図、同図(b)は同図
(a)に使用された導体の斜視図、第5図は従来のトロ
イダル巻線機の側断面図、第6図は第5図の■方向から
視た時の平面図、第7図は第5.6図の電線引出部の概
略fll11面図、第8図(a)、 (b)、 (e)
は第5.6図のトロイダル巻線機による巻線工程を示す
概略説明図である。 1・・・貯線枠、2a〜20・・・ローラー、3a、3
b・・・架台、4・・・モーター、5・・・鉄心、6・
・・鉄心窓部、7・・・電線、7a〜7e・・・平角電
線、8・・・電線引出部、9・・・ローラー、10・・
・アーム、11・・・シャトル、12・・・テフロン樹
脂、28・・・モーターシャフト、29a、29b−・
−継鉄、30・・・ベース、31・・・モーター吊金、
33・・・電線ドラム、34・・・電線引出口。
部の概略側面図、同図(b)は同図(a)のM−VI線
断面図、第2図(a)、 (b)、 (C)は本発明の
巻線による巻線作業苦程を示す概略説明図、第3図は本
発明の一実施例である貯線枠の概略側面図、第4図(a
)は従来の巻鉄心変圧器の側断面図、同図(b)は同図
(a)に使用された導体の斜視図、第5図は従来のトロ
イダル巻線機の側断面図、第6図は第5図の■方向から
視た時の平面図、第7図は第5.6図の電線引出部の概
略fll11面図、第8図(a)、 (b)、 (e)
は第5.6図のトロイダル巻線機による巻線工程を示す
概略説明図である。 1・・・貯線枠、2a〜20・・・ローラー、3a、3
b・・・架台、4・・・モーター、5・・・鉄心、6・
・・鉄心窓部、7・・・電線、7a〜7e・・・平角電
線、8・・・電線引出部、9・・・ローラー、10・・
・アーム、11・・・シャトル、12・・・テフロン樹
脂、28・・・モーターシャフト、29a、29b−・
−継鉄、30・・・ベース、31・・・モーター吊金、
33・・・電線ドラム、34・・・電線引出口。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、内部または周上に電線を収納することのできる空間
を有する円環状の貯線枠体、貯線枠体を周方向に回転可
能に支持するための複数個の支持具、支持具を所定の位
置に保持するための架台、架台を支えるための継鉄、貯
線枠体と交差して無端状の構造物を保持するための支持
台、貯線枠体を周方向に回転駆動するためのモーター、
継鉄、支持台、モーターを取付けるベースを主要構成要
素として、貯線枠体を周方向に回転しながら所定量の電
線を収納した後、貯線枠体を反対の方向に回転して、収
納してある電線を支持台上の無端状の構造物に巻移して
、構造物上に巻線を形成することのできる構成体におい
て、上記円環状の貯線枠体の内周面に1ケ所以上の電線
引出用開口部を設けたことを特徴とする巻線装置。 2、特許請求の範囲第1項に記載した巻線装置において
、貯線枠体の内周面に設けた電線引出用開口部に、貯線
枠体の回転の軸と平行になるような回転の軸を有するロ
ーラーを有することを特徴とする巻線装置。 3、特許請求の範囲第1項に記載した巻線装置において
、貯線枠体の貯線した電線と接触する面を平滑な樹脂に
より被覆したことを特徴とする巻線装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16500484A JPS6143408A (ja) | 1984-08-08 | 1984-08-08 | 巻線装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16500484A JPS6143408A (ja) | 1984-08-08 | 1984-08-08 | 巻線装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6143408A true JPS6143408A (ja) | 1986-03-03 |
Family
ID=15804012
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16500484A Pending JPS6143408A (ja) | 1984-08-08 | 1984-08-08 | 巻線装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6143408A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01319622A (ja) * | 1988-06-21 | 1989-12-25 | Yutaka Kawano | 鉄系セラミック材料の製法 |
-
1984
- 1984-08-08 JP JP16500484A patent/JPS6143408A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH01319622A (ja) * | 1988-06-21 | 1989-12-25 | Yutaka Kawano | 鉄系セラミック材料の製法 |
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