JPS6142968Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6142968Y2 JPS6142968Y2 JP3783881U JP3783881U JPS6142968Y2 JP S6142968 Y2 JPS6142968 Y2 JP S6142968Y2 JP 3783881 U JP3783881 U JP 3783881U JP 3783881 U JP3783881 U JP 3783881U JP S6142968 Y2 JPS6142968 Y2 JP S6142968Y2
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- Japan
- Prior art keywords
- cap
- head
- leg
- cylindrical leg
- screw
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 3
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 3
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 2
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- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
- Non-Flushing Toilets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案、衛生陶器の固定に用いる化粧ねじのキ
ヤツプの改良に関するものである。
ヤツプの改良に関するものである。
従来の化粧ねじキヤツプは、キヤツプ内腔に植
立固定した雄ねじを取付ねじ頭部に設けた雌ねじ
に螺合させることにより、キヤツプを取付ねじ頭
部に螺着していたが、この構造では取付ねじ頭部
に深い雌ねじ孔を設ける工作が必要で、特にステ
ンレス鋼製ねじに深い雌ねじ孔を設ける作業は、
ステンレス鋼の硬さの故に、時間と手間とを要
し、製品原価を高する欠点があつた。
立固定した雄ねじを取付ねじ頭部に設けた雌ねじ
に螺合させることにより、キヤツプを取付ねじ頭
部に螺着していたが、この構造では取付ねじ頭部
に深い雌ねじ孔を設ける工作が必要で、特にステ
ンレス鋼製ねじに深い雌ねじ孔を設ける作業は、
ステンレス鋼の硬さの故に、時間と手間とを要
し、製品原価を高する欠点があつた。
また、この欠点を補うために、キヤツプ内に雌
ねじ鈑を埋めこみ、取付ねじ頭部に突設した雄ね
じを該雌ねじ鈑と螺合させる構造のものがある
が、この場合には、雌ねじ鈑が少しでも傾いて埋
めこまれた場合には、螺着したキヤツプが傾き、
キヤツプの下辺がタイルに密着せず、隙間を生じ
るという欠点があつた。
ねじ鈑を埋めこみ、取付ねじ頭部に突設した雄ね
じを該雌ねじ鈑と螺合させる構造のものがある
が、この場合には、雌ねじ鈑が少しでも傾いて埋
めこまれた場合には、螺着したキヤツプが傾き、
キヤツプの下辺がタイルに密着せず、隙間を生じ
るという欠点があつた。
本考案は、キヤツプ内面中央に、該キヤツプと
同体に、筒脚を突設し、該筒脚の内壁には筒脚の
中心線に平行な多数の平行襞を設け、該襞の筒脚
下端面に近い部分をテーパー部となし、かつ、該
筒脚の下端面には半径方向の切欠溝を設けたこ
と、を特徴とする衛生陶器用化粧ねじキヤツプを
提供することにより、製造および使用が簡易確実
なキヤツプを安価に供給するを得しめたものであ
る。
同体に、筒脚を突設し、該筒脚の内壁には筒脚の
中心線に平行な多数の平行襞を設け、該襞の筒脚
下端面に近い部分をテーパー部となし、かつ、該
筒脚の下端面には半径方向の切欠溝を設けたこ
と、を特徴とする衛生陶器用化粧ねじキヤツプを
提供することにより、製造および使用が簡易確実
なキヤツプを安価に供給するを得しめたものであ
る。
図について本案実施の一例を説明すると、1は
取付ねじ、2はキヤツプ、である。
取付ねじ、2はキヤツプ、である。
取付ねじ1は頭部3、鍔部4およびねじ部5よ
り成り、頭部3およびねじ部5には夫々雄ねじが
切つてある。また、頭部3にはドライバー溝6が
切つてある。鍔部4はすくなくとも一組の平行面
を有する多角形に作つてある。
り成り、頭部3およびねじ部5には夫々雄ねじが
切つてある。また、頭部3にはドライバー溝6が
切つてある。鍔部4はすくなくとも一組の平行面
を有する多角形に作つてある。
キヤツプ2はポリアミド樹脂、塩化ビニル樹脂
などの可塑性体により作られ、キヤツプ2の内面
中央には筒脚7がキヤツプ2と同体に突出してい
る。
などの可塑性体により作られ、キヤツプ2の内面
中央には筒脚7がキヤツプ2と同体に突出してい
る。
また、筒脚7の内壁8には筒脚7の中心線9に
平行な多数の平行襞10を設けてある。筒脚7の
内径は取付ねじ頭部3の外径よりわずかに大き
く、平行襞10の高さは取付ねじ1頭部3のねじ
山の高さよりわずかに小さい。また、平行襞10
は、筒脚下端面11に近い部分を、テーパー部1
2としてある。
平行な多数の平行襞10を設けてある。筒脚7の
内径は取付ねじ頭部3の外径よりわずかに大き
く、平行襞10の高さは取付ねじ1頭部3のねじ
山の高さよりわずかに小さい。また、平行襞10
は、筒脚下端面11に近い部分を、テーパー部1
2としてある。
また、筒脚7の下端面11には、半径方向の切
欠溝13が設けてある。
欠溝13が設けてある。
14はタイル、15は木部、である。
本案キヤツプ2は図面および前記説明のとおり
の構造であり、次のごとくにして使用する。
の構造であり、次のごとくにして使用する。
先づ、木部15の所定の位置に孔を開け、タイ
ル14の既設の取付孔をこの孔に当て、取付ねじ
1を両孔に通して螺入し、タイル14を木部15
に固定する。取付ねじ1を螺入するには、先づ取
付ねじ1頭部3のドライバー溝6にドライバーを
挿入して螺廻し、次いで鍔部4にレンチを掛けて
締めつける。
ル14の既設の取付孔をこの孔に当て、取付ねじ
1を両孔に通して螺入し、タイル14を木部15
に固定する。取付ねじ1を螺入するには、先づ取
付ねじ1頭部3のドライバー溝6にドライバーを
挿入して螺廻し、次いで鍔部4にレンチを掛けて
締めつける。
次に、キヤツプ2の筒脚7が取付ねじ1の頭部
3に載るごとくしてキヤツプ2を該頭部3にかぶ
せ、キヤツプ2を圧しながら時計方向に捻廻する
と、頭部3先端は平行襞10のテーパー部12に
導かれて容易に筒脚7内に入り、頭部3の雄ねじ
山は平行襞10に切削しながら筒脚7に螺嵌合
し、キヤツプ下面16がタイル14の表面に密接
するに到つて停止する。
3に載るごとくしてキヤツプ2を該頭部3にかぶ
せ、キヤツプ2を圧しながら時計方向に捻廻する
と、頭部3先端は平行襞10のテーパー部12に
導かれて容易に筒脚7内に入り、頭部3の雄ねじ
山は平行襞10に切削しながら筒脚7に螺嵌合
し、キヤツプ下面16がタイル14の表面に密接
するに到つて停止する。
本考案は以上のとおりの構成であるので、次の
ような特徴がある。
ような特徴がある。
キヤツプ2の筒脚7内壁8に設けた平行襞10
は、すべて中心線9に平行であるため、成型の際
に型の抜き勝手が良く、キヤツプ2を製造するこ
とが容易で、従つて、極めて安価に製造すること
ができる。
は、すべて中心線9に平行であるため、成型の際
に型の抜き勝手が良く、キヤツプ2を製造するこ
とが容易で、従つて、極めて安価に製造すること
ができる。
また、取付ねじ頭部3を筒脚7に螺入する際に
は、頭部3の雄ねじ山が平行襞10のみを切削し
ながら螺入するので、切削量は筒脚内壁8の全周
を切削する場合の2分の1以下ですみ、従つて切
削抵抗がすくなく、容易に螺入することができ
る。
は、頭部3の雄ねじ山が平行襞10のみを切削し
ながら螺入するので、切削量は筒脚内壁8の全周
を切削する場合の2分の1以下ですみ、従つて切
削抵抗がすくなく、容易に螺入することができ
る。
また、平行襞10の筒脚下端面11に近い部分
をテーパー部12としているので、キヤツプ2の
押圧螺入が容易で、常に正しく螺入することがで
きる。
をテーパー部12としているので、キヤツプ2の
押圧螺入が容易で、常に正しく螺入することがで
きる。
また、筒脚7の下端面11には半径方向の切欠
溝13を設けてあるので、筒脚7の下部入口附近
が多少とも膨大可能であり、キヤツプ2の押圧螺
入に際して該部が割れることがなく、常に完全に
螺入することができる。
溝13を設けてあるので、筒脚7の下部入口附近
が多少とも膨大可能であり、キヤツプ2の押圧螺
入に際して該部が割れることがなく、常に完全に
螺入することができる。
なお、キヤツプ2の外形は半球形、截頭円錐形
でもよく、平行襞10の断面は三角形がよい。
でもよく、平行襞10の断面は三角形がよい。
また、切欠溝13は普通は2個でよいが、3個
またはそれ以上としてもよい。切欠溝13の幅お
よび深さは普通は筒脚7の壁の厚さとほぼ等しい
寸法であれば良いが、使用する可塑性体材料が硬
い場合はやゝ大きく、軟かい場合はやゝ小さく作
る。
またはそれ以上としてもよい。切欠溝13の幅お
よび深さは普通は筒脚7の壁の厚さとほぼ等しい
寸法であれば良いが、使用する可塑性体材料が硬
い場合はやゝ大きく、軟かい場合はやゝ小さく作
る。
第1図は、本案の使用状態を示す側面図で、要
部を断面で示したもの、第2図は、キヤツプの側
断面図、第3図は、同じく底面図、第4図、取付
ねじの斜視図、である。 図において、1……取付ねじ、2……キヤツ
プ、7……筒脚、10……平行襞、12……テー
パー部、13……切欠溝、である。
部を断面で示したもの、第2図は、キヤツプの側
断面図、第3図は、同じく底面図、第4図、取付
ねじの斜視図、である。 図において、1……取付ねじ、2……キヤツ
プ、7……筒脚、10……平行襞、12……テー
パー部、13……切欠溝、である。
Claims (1)
- 衛生陶器の固定に用いる化粧ねじのキヤツプに
おいて、キヤツプ2内面中央に、該キヤツプ2と
同体に、筒脚7を突設し、該筒脚7の内壁8には
筒脚7の中心線9に平行な多数の平行襞10を設
け、該襞10の筒脚下端面11に近い部分をテー
パー部12となし、かつ、該筒脚7の下端面11
には半径方向の切欠溝13を設けたこと、を特徴
とする、衛生陶器用化粧ねじキヤツプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3783881U JPS6142968Y2 (ja) | 1981-03-17 | 1981-03-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3783881U JPS6142968Y2 (ja) | 1981-03-17 | 1981-03-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57150610U JPS57150610U (ja) | 1982-09-21 |
JPS6142968Y2 true JPS6142968Y2 (ja) | 1986-12-05 |
Family
ID=29835012
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3783881U Expired JPS6142968Y2 (ja) | 1981-03-17 | 1981-03-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6142968Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5143407B2 (ja) * | 2006-12-06 | 2013-02-13 | 株式会社森創 | 遊技機の基板ケース |
-
1981
- 1981-03-17 JP JP3783881U patent/JPS6142968Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57150610U (ja) | 1982-09-21 |