JPS6142620Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6142620Y2 JPS6142620Y2 JP11573984U JP11573984U JPS6142620Y2 JP S6142620 Y2 JPS6142620 Y2 JP S6142620Y2 JP 11573984 U JP11573984 U JP 11573984U JP 11573984 U JP11573984 U JP 11573984U JP S6142620 Y2 JPS6142620 Y2 JP S6142620Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- solvent
- drug solution
- solute
- semipermeable membrane
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は滲透圧を利用した持続給液装置に関す
るものである。
るものである。
従来技術及びその問題点と技術的分析
例えば眼科治療などにおいて、１分間あるいは
１時間に１〜２滴の薬液を患者の眼に点眼し続け
る持続点眼用自動給液装置として、薬液を可塑性
容器に入れ、該容器を圧力室に入れて該圧力室を
極めて徐々に加圧し、可塑性容器内の薬液を押し
出す場合に、圧力室を加圧する手段として滲透圧
を利用する手段は、例えば特開昭58−127658号に
記載されている。
１時間に１〜２滴の薬液を患者の眼に点眼し続け
る持続点眼用自動給液装置として、薬液を可塑性
容器に入れ、該容器を圧力室に入れて該圧力室を
極めて徐々に加圧し、可塑性容器内の薬液を押し
出す場合に、圧力室を加圧する手段として滲透圧
を利用する手段は、例えば特開昭58−127658号に
記載されている。
医院において滲透圧式持続給液装置を患者に薬
液、溶質、溶媒を充填した状態で支給すると、そ
の時点から薬液の送給が開始されることになる。
薬液容量の少ない小型安価な装置を、例えば使い
捨て形式に多数患者に支給する場合には薬液の排
出が行なわれないようにして患者に支給しなけれ
ばならない。溶媒は多くの場合清水が使用される
が、上記のような場合には患者自身で溶媒の供給
ができるようにすることが必要になる。
液、溶質、溶媒を充填した状態で支給すると、そ
の時点から薬液の送給が開始されることになる。
薬液容量の少ない小型安価な装置を、例えば使い
捨て形式に多数患者に支給する場合には薬液の排
出が行なわれないようにして患者に支給しなけれ
ばならない。溶媒は多くの場合清水が使用される
が、上記のような場合には患者自身で溶媒の供給
ができるようにすることが必要になる。
考案の目的
本考案は上記に鑑みなされたもので、患者自身
が溶媒を溶媒容器に充填することができるように
した持続給液装置用溶媒補給装置を提供すること
を目的とする。
が溶媒を溶媒容器に充填することができるように
した持続給液装置用溶媒補給装置を提供すること
を目的とする。
技術的手段
本考案は可塑性水密膜よりなる薬液容器と、そ
の外側に該薬液容器を内蔵する半透膜を有する溶
質容器と、該半透膜を介して該溶質容器に接する
ようにした溶媒容器とによつて構成された装置に
おいて、該溶媒容器は溶媒の被補給用突出口を有
してなり、該突出口より溶媒容器内まで挿入可能
な注液嘴を有する溶媒補給容器を着脱可能に設け
てなる滲透圧を利用した持続給液装置用溶媒補給
装置である。更に本考案の実施例を第１図および
第２図によつて説明すると、薬液を充填した薬液
容器１と、その外側に該薬液容器１を内蔵する半
透膜３を有する溶質容器２と、該溶質容器２と半
透膜３を介して接する溶媒容器４とによつて構成
された装置において、該溶媒容器４は溶媒の被補
給用突出口５を有してなり、該突出口５の先端６
より溶媒容器４内まで挿入可能な注液嘴７を有す
る溶媒補給容器８を着脱可能に構成したものであ
る。
の外側に該薬液容器を内蔵する半透膜を有する溶
質容器と、該半透膜を介して該溶質容器に接する
ようにした溶媒容器とによつて構成された装置に
おいて、該溶媒容器は溶媒の被補給用突出口を有
してなり、該突出口より溶媒容器内まで挿入可能
な注液嘴を有する溶媒補給容器を着脱可能に設け
てなる滲透圧を利用した持続給液装置用溶媒補給
装置である。更に本考案の実施例を第１図および
第２図によつて説明すると、薬液を充填した薬液
容器１と、その外側に該薬液容器１を内蔵する半
透膜３を有する溶質容器２と、該溶質容器２と半
透膜３を介して接する溶媒容器４とによつて構成
された装置において、該溶媒容器４は溶媒の被補
給用突出口５を有してなり、該突出口５の先端６
より溶媒容器４内まで挿入可能な注液嘴７を有す
る溶媒補給容器８を着脱可能に構成したものであ
る。
作 用
次に本考案の使用状態と共にその作用について
説明すると、実施例として薬液容器１に点眼液を
充填し、溶質として濃厚な庶糖水溶液を溶質容器
２に充填し、溶媒容器４には溶媒を入れず、溶媒
補給容器８を分離しておく。このときは突出口先
端６には適当な蓋をして密封状態にしておき、注
液嘴７も密封しておく。本装置の使用にあたり第
１図に示す如く、溶媒容器４の突出口５を上にし
て先端６を開放し、溶媒補給容器８の注液嘴７を
開いてて上記突出口５内に該注液嘴７を挿入し、
該容器８から溶媒である清水を溶媒容器４内に供
給する。溶媒の供給に伴い溶媒容器４内の空気は
注液嘴７と突出口５の間の空間を通り突出口の先
端６から排出される。溶媒補給容器８は可塑性材
料から成り容器を縮小して注液する。溶媒容器４
内に溶媒が充填されると突出口先端６から溶媒が
溢れ、完全に空気を排出した状態にしてから、注
液嘴７の根本と突出口先端６とを固定する。固定
手段は公知の密着式でもよいし、ねじしめ式でも
差支えない。溶媒が溶媒容器４に充満し滲透作用
が開始すると、溶媒容器４内の清水は次第に溶質
容器内の庶糖の方に移行し、その分だけ薬液容器
１を圧縮変形させ点眼液を排出する。溶媒補給容
器８はその分だけ圧縮され小さくなる。薬液容器
１内の薬液が完全になくなれば、装置の機能は終
了するから、各液をつめ替えるか、新しい容器に
とり替えるかをすればよい。第２図は携帯用に用
いる場合の例で、例えば鎖線で囲んだＡの大きさ
のケースに入れて使用することができる。その場
合には突出口５および注液嘴７を湾曲させてケー
スにおさめるものである。
説明すると、実施例として薬液容器１に点眼液を
充填し、溶質として濃厚な庶糖水溶液を溶質容器
２に充填し、溶媒容器４には溶媒を入れず、溶媒
補給容器８を分離しておく。このときは突出口先
端６には適当な蓋をして密封状態にしておき、注
液嘴７も密封しておく。本装置の使用にあたり第
１図に示す如く、溶媒容器４の突出口５を上にし
て先端６を開放し、溶媒補給容器８の注液嘴７を
開いてて上記突出口５内に該注液嘴７を挿入し、
該容器８から溶媒である清水を溶媒容器４内に供
給する。溶媒の供給に伴い溶媒容器４内の空気は
注液嘴７と突出口５の間の空間を通り突出口の先
端６から排出される。溶媒補給容器８は可塑性材
料から成り容器を縮小して注液する。溶媒容器４
内に溶媒が充填されると突出口先端６から溶媒が
溢れ、完全に空気を排出した状態にしてから、注
液嘴７の根本と突出口先端６とを固定する。固定
手段は公知の密着式でもよいし、ねじしめ式でも
差支えない。溶媒が溶媒容器４に充満し滲透作用
が開始すると、溶媒容器４内の清水は次第に溶質
容器内の庶糖の方に移行し、その分だけ薬液容器
１を圧縮変形させ点眼液を排出する。溶媒補給容
器８はその分だけ圧縮され小さくなる。薬液容器
１内の薬液が完全になくなれば、装置の機能は終
了するから、各液をつめ替えるか、新しい容器に
とり替えるかをすればよい。第２図は携帯用に用
いる場合の例で、例えば鎖線で囲んだＡの大きさ
のケースに入れて使用することができる。その場
合には突出口５および注液嘴７を湾曲させてケー
スにおさめるものである。
効 果
上記説明で明らかな如く、溶媒を半透膜に接せ
しめると溶質が直ちに作用を開始するので、本考
案を適用すれば任意のときに滲透圧を発生させる
ことができる上に、溶媒の供給に当つては完全に
空気を排除することができるので、持続点眼用の
薬液供給装置に使用すると極めて有効である。
しめると溶質が直ちに作用を開始するので、本考
案を適用すれば任意のときに滲透圧を発生させる
ことができる上に、溶媒の供給に当つては完全に
空気を排除することができるので、持続点眼用の
薬液供給装置に使用すると極めて有効である。
第１図および第２図は共に本考案の実施例を説
明するための側断面図である。 １……薬液容器、２……溶質容器、３……半透
膜、４……溶媒容器、５……突出口、７……注液
嘴、８……溶媒補給容器。
明するための側断面図である。 １……薬液容器、２……溶質容器、３……半透
膜、４……溶媒容器、５……突出口、７……注液
嘴、８……溶媒補給容器。
Claims (1)
- 可塑性水密膜よりなる薬液容器と、該薬液容器
を内蔵する半透膜を有する溶媒容器と、該溶質容
器と前記半透膜を介して接する溶媒容器とによつ
て構成された装置において、該溶媒容器は溶媒被
補給用突出口を有してなり、該突出口より溶媒容
器内まで挿入可能な注液嘴を有する溶媒補給容器
を着脱可能に構成してなる滲透圧を利用した持続
給液装置用溶媒補給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11573984U JPS6129750U (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | 滲透圧を利用した持続給液装置用溶媒補給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11573984U JPS6129750U (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | 滲透圧を利用した持続給液装置用溶媒補給装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6129750U JPS6129750U (ja) | 1986-02-22 |
| JPS6142620Y2 true JPS6142620Y2 (ja) | 1986-12-03 |
Family
ID=30674695
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11573984U Granted JPS6129750U (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | 滲透圧を利用した持続給液装置用溶媒補給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6129750U (ja) |
-
1984
- 1984-07-27 JP JP11573984U patent/JPS6129750U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6129750U (ja) | 1986-02-22 |
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