JPS6142520A - 水溶性グラフト共重合体の製法 - Google Patents
水溶性グラフト共重合体の製法Info
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- JPS6142520A JPS6142520A JP16461284A JP16461284A JPS6142520A JP S6142520 A JPS6142520 A JP S6142520A JP 16461284 A JP16461284 A JP 16461284A JP 16461284 A JP16461284 A JP 16461284A JP S6142520 A JPS6142520 A JP S6142520A
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- soluble
- oxazoline
- graft copolymer
- graft
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、新規な水溶性グラフト重合体の製法に関する
ものであり、詳しぐは水溶性糖類又は水溶性糖類誘導体
に2−フルキル−2−オキサゾリンをグラフト重合させ
て、水溶性グラフト共重合体を得る方法に関するもので
ある。
ものであり、詳しぐは水溶性糖類又は水溶性糖類誘導体
に2−フルキル−2−オキサゾリンをグラフト重合させ
て、水溶性グラフト共重合体を得る方法に関するもので
ある。
2−オキサゾリン類がカチオン重合触媒の共存によって
重合し、高重合体全厚えることは公知である。(Ang
ew、ohea+、 78 913(1966) ;西
独特許1206585号;ベルギー特許第666828
号;特公昭51−10280号など〕 2−アルキル−2−オキサゾリンの重合体はポリ(N−
アシルエチレンイミンンとして同定されており、1合反
応は次式に従うと考えられる。(J、Pa1y、 8o
1 Al 42253(1966)など〕 (Rは炭化水素ラジカル、H+はカチオン重合触媒を示
す〕 重合開始剤としてセルロース又は分子中に遊離の水酸基
を有するセルロース誘導体のスルホン酸エステルを用い
、2−オキサゾリン類全重合するとグラフト重合体を得
ることができる。
重合し、高重合体全厚えることは公知である。(Ang
ew、ohea+、 78 913(1966) ;西
独特許1206585号;ベルギー特許第666828
号;特公昭51−10280号など〕 2−アルキル−2−オキサゾリンの重合体はポリ(N−
アシルエチレンイミンンとして同定されており、1合反
応は次式に従うと考えられる。(J、Pa1y、 8o
1 Al 42253(1966)など〕 (Rは炭化水素ラジカル、H+はカチオン重合触媒を示
す〕 重合開始剤としてセルロース又は分子中に遊離の水酸基
を有するセルロース誘導体のスルホン酸エステルを用い
、2−オキサゾリン類全重合するとグラフト重合体を得
ることができる。
例工ば、トシル化セルロース、或はメシル化セルロース
ジアセテートなどを触媒として2−メチル−2−オキサ
ゾリンを重合させ、それぞれセルロース或はセルロース
ジアセテートeと?幹ポリマーとするグラフト共重合体
を得ることができる(特願昭58−175698)。
ジアセテートなどを触媒として2−メチル−2−オキサ
ゾリンを重合させ、それぞれセルロース或はセルロース
ジアセテートeと?幹ポリマーとするグラフト共重合体
を得ることができる(特願昭58−175698)。
セルロース誘導体のみならず1分子内に遊離の水酸基t
−Mする高分子であれは、これをスルホン酸エステルと
し、同様の反応を行わゼることによp該高分子を幹ポリ
マーとするグラフト共重合体を製造することは、理論的
には可能である。しかしながら、水溶性高分子、例えば
ヒドロキシエチルセルロースをトシル化又はlシル化し
て得られるトシル化物又はメタル化物は一般に溶媒溶解
性に乏しいので、グラフトモノマーでおる2−アルキル
−2−オキサゾリンとの共通溶媒が見出し雛いという問
題がある。
−Mする高分子であれは、これをスルホン酸エステルと
し、同様の反応を行わゼることによp該高分子を幹ポリ
マーとするグラフト共重合体を製造することは、理論的
には可能である。しかしながら、水溶性高分子、例えば
ヒドロキシエチルセルロースをトシル化又はlシル化し
て得られるトシル化物又はメタル化物は一般に溶媒溶解
性に乏しいので、グラフトモノマーでおる2−アルキル
−2−オキサゾリンとの共通溶媒が見出し雛いという問
題がある。
発明者らは、幹ポリマーとしてヒドロキシエチルセルロ
ースを用いた場合、トシル化又ハメシル化に代えてα−
ブロモ酢酸エステル化を行ったところ、生成物の溶剤溶
解性が良好でおり、グラフト重合開始触媒としての充分
な活性金有するものでおること金みとめた。
ースを用いた場合、トシル化又ハメシル化に代えてα−
ブロモ酢酸エステル化を行ったところ、生成物の溶剤溶
解性が良好でおり、グラフト重合開始触媒としての充分
な活性金有するものでおること金みとめた。
さらにグラフト反応させる単量体として、炭素a4以上
のアルキル基を有する2−アルキル−2−オキサゾリン
を用いた場合は、得られるグラフト共重合体が水溶性で
おり、且つ、大きい界面活性能゛ヲ示すものであること
を見出した。
のアルキル基を有する2−アルキル−2−オキサゾリン
を用いた場合は、得られるグラフト共重合体が水溶性で
おり、且つ、大きい界面活性能゛ヲ示すものであること
を見出した。
即ち、本発明は水溶性糖類又は水溶性糖類誘導体の水酸
基に対し、ブロモアセチルクロリドを反応させて、和尚
するブロモ酢酸エステルに交換し、次いで諸媒中%2−
フルキルー2−オキサゾリンを添〃口し、グラフト重合
させることt−特徴とする幹成分が水浴性糖類又は水溶
性糖3fA誘導体であり、枝成分がポリ(N−アシルエ
チレンイミン]である水溶性グラフト共重合体の製法を
提供するものでおる。
基に対し、ブロモアセチルクロリドを反応させて、和尚
するブロモ酢酸エステルに交換し、次いで諸媒中%2−
フルキルー2−オキサゾリンを添〃口し、グラフト重合
させることt−特徴とする幹成分が水浴性糖類又は水溶
性糖3fA誘導体であり、枝成分がポリ(N−アシルエ
チレンイミン]である水溶性グラフト共重合体の製法を
提供するものでおる。
本発明のグラフト共重合体の製造において重合単量体で
ある2−アルキル−2−オキサゾリン類のアルキル基と
して炭素数4〜18が好ましい。
ある2−アルキル−2−オキサゾリン類のアルキル基と
して炭素数4〜18が好ましい。
また幹ポリマーになり得る物質、即ち水溶性糖類又は水
溶性糖類誘導体としては、ヒドロキシエチルセルロース
、ヒドロキシプロピルセルロースなどのヒドロキシアル
キルセルロースに止ラス、メチルセルロース、エチルセ
ルロースカルボキシメチルセルロースなどの水溶性セル
ロース誘導体や澱粉、アルギン酸ナトリウム、アラビア
ゴム、トラガントゴム、デキストランなどが適用され1
本発明のグラフト共重合体を得ることができる。
溶性糖類誘導体としては、ヒドロキシエチルセルロース
、ヒドロキシプロピルセルロースなどのヒドロキシアル
キルセルロースに止ラス、メチルセルロース、エチルセ
ルロースカルボキシメチルセルロースなどの水溶性セル
ロース誘導体や澱粉、アルギン酸ナトリウム、アラビア
ゴム、トラガントゴム、デキストランなどが適用され1
本発明のグラフト共重合体を得ることができる。
本発明の方法を化学式で示すと次のようでらる0
C冨0 0H20H2
−0−l−0−0)12−N−OH2−OH,f、Br
本発明の方法によって得られる水溶性グラフト共重合体
は、水溶液から流延した場合皮膜形成性であり、無色透
明のフィルムを得る0また、その水溶液は皮膚に対する
刺激性がなく界面活性能が高いことから、スキンケア、
ヘアケア用品その他化粧品、トイレタリー製品としての
用途が期待される。
本発明の方法によって得られる水溶性グラフト共重合体
は、水溶液から流延した場合皮膜形成性であり、無色透
明のフィルムを得る0また、その水溶液は皮膚に対する
刺激性がなく界面活性能が高いことから、スキンケア、
ヘアケア用品その他化粧品、トイレタリー製品としての
用途が期待される。
〔実施0例〕
以下に実施例tあばて本発明を説明する。
実施例1
ヒドロキシエチルセルロース(DS=1.2、ダイセル
化学製) 3.0.9 ′fニジメチルアセトアミド1
0(lljK溶解し、ブロモアセチルクロリド0.66
1を添加し、室温で24時間攪拌し反応させた。上記ブ
ロモアセチルクロリドの添加量は、ヒドロキシエチルセ
ルロースの無水グルコース残基1ユニツトに対して1モ
ル、即ち、水酸基1モルに対し0.33モルである。
化学製) 3.0.9 ′fニジメチルアセトアミド1
0(lljK溶解し、ブロモアセチルクロリド0.66
1を添加し、室温で24時間攪拌し反応させた。上記ブ
ロモアセチルクロリドの添加量は、ヒドロキシエチルセ
ルロースの無水グルコース残基1ユニツトに対して1モ
ル、即ち、水酸基1モルに対し0.33モルである。
反応液をメタノール700d中に滴下し、沈澱L7’j
?−ドロキシエチルセルロースノフロモ酢酸エステルを
回収し、室温で2日間真空乾燥した。得うれたヒドロキ
シエチルセルロースのブロモ酢酸エステルは、元素分析
の結果、無水グルコース残基1ユニツトあたり0.13
個のブロモアセチル基を肩することが認められ′fc。
?−ドロキシエチルセルロースノフロモ酢酸エステルを
回収し、室温で2日間真空乾燥した。得うれたヒドロキ
シエチルセルロースのブロモ酢酸エステルは、元素分析
の結果、無水グルコース残基1ユニツトあたり0.13
個のブロモアセチル基を肩することが認められ′fc。
上記ブロモ酢酸エステル0.13Fと、2−ブチル−2
−オキサゾリン0.22 F tジメチルスルホキシド
中で80℃、144時間反応させた後1反応混合物をエ
ーテル中に沈澱させ反応生成物を分離した。収量0.1
61でおった0反応生成物は水、ジメチルスルホキシド
に可溶、アセトニトリル、ベンゾニトリル、クロロホル
ム。
−オキサゾリン0.22 F tジメチルスルホキシド
中で80℃、144時間反応させた後1反応混合物をエ
ーテル中に沈澱させ反応生成物を分離した。収量0.1
61でおった0反応生成物は水、ジメチルスルホキシド
に可溶、アセトニトリル、ベンゾニトリル、クロロホル
ム。
エーテルに不溶でるる。反応生成物I H−NMR。
IR,元素分析で調べた結果、目的とするグラフト共重
合体であることを確認した。分析データーにもとづく1
分子構造に関する数値は以下の通りである。
合体であることを確認した。分析データーにもとづく1
分子構造に関する数値は以下の通りである。
無水グルコース残基1ユニツト当ク
オキサゾリン付加モル数 =0.27
枝ポリマ一当9オヤサゾリン付加モ
ル数(重合度) −=4.44オキサゾリン
モノマーのグラフト効 率 : 1 5.7%
原料ヒドロキシエチルセルロース、ブロム酢酸エステル
、グラフト共重合体はいずれも水溶性であり、1.Oi
童%水溶液(19,5℃〕の表面張力を測定したところ
1次の数値が得られfc。
モノマーのグラフト効 率 : 1 5.7%
原料ヒドロキシエチルセルロース、ブロム酢酸エステル
、グラフト共重合体はいずれも水溶性であり、1.Oi
童%水溶液(19,5℃〕の表面張力を測定したところ
1次の数値が得られfc。
ヒドロキシエチルセ/I/C1−ス r = 66、
0 ei7ne /(’114〃 ブロム酢酸エス
テル γ==61.5 #l グラフト共重
合体 γ=57.5 #本発明によって得ら
れたグラフト共重合体は。
0 ei7ne /(’114〃 ブロム酢酸エス
テル γ==61.5 #l グラフト共重
合体 γ=57.5 #本発明によって得ら
れたグラフト共重合体は。
顕著な表面張力低下作用を有するものでおる。
実施例2
実施例1で合成したものと同じヒドロキシエチルセルロ
ースのブロモ酢酸エステル0.561を用い、ジメチル
スルホキシド中で2−オクチル−2−オキサゾリン0.
5611と80℃で114時間反応させた。実施例1に
準じて処理しグラフト共重合体を分離した。収i 0.
79 Jであつ7’C。
ースのブロモ酢酸エステル0.561を用い、ジメチル
スルホキシド中で2−オクチル−2−オキサゾリン0.
5611と80℃で114時間反応させた。実施例1に
準じて処理しグラフト共重合体を分離した。収i 0.
79 Jであつ7’C。
分析にもとづき、分子構造に関する数値を求めた。まン
t、水溶液の表面張力金求めた0数値を以下に示す。
t、水溶液の表面張力金求めた0数値を以下に示す。
無水グルコース残基1ユニツト当ク
オキサゾリン付加モルB=o、2゜
枝ポリマー轟りオキサゾリン付加七
ル数 =4.67
オキサゾリンモノマーのグラフト効
率 ==4 1.1
%1%水溶液の表面張力 :: 36.5 dyn
el/aII実施例5 実施例1で合成したものと同じヒドロキシエチルセルロ
ースのブロモ酢酸エステル0.16と2−ドデシル−2
−オキサゾリン0,16.9t”ジメチルスルホキシド
中で80℃、114時間反応させた。
%1%水溶液の表面張力 :: 36.5 dyn
el/aII実施例5 実施例1で合成したものと同じヒドロキシエチルセルロ
ースのブロモ酢酸エステル0.16と2−ドデシル−2
−オキサゾリン0,16.9t”ジメチルスルホキシド
中で80℃、114時間反応させた。
実施例1と同様に処理してグラフト共重合体を分離した
収io、24.5Iでおった。
収io、24.5Iでおった。
実施例1,2と同様に諸数値を求めた0111水1fk
コース残基1ユニット当りオキサゾリン付加モル数 =
=0.22枝ポリマー当りオキサゾリン付加モ ル数 ==+2.44オキサゾリン
モノマーのグラフト効 、率 =50% 1%水溶液の表面張力 = 48.3 +17n61
01s手続争甫正書(自発) 昭和59年9月21日 特願昭59−164612号 2、発明の名称 水溶性グラフト共重合体の製法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 (290)ダイセル化学工業株式会社 (091)花王石鹸株式会社 4、代理人 東京都中央区日本橋横山町1の3中井ビル明細書の発明
の詳細な説明の欄 66.補正の内容 (1) 明細書5頁12行「デキストラン」の次に「
などの多糖類、シクロデキストリン、澱粉加水分解物な
どのオリゴtUi、サッカロース、マルトース、ラクト
ース、セロビオースなどの二糖頻、グルコース、ガラク
トース、マンノースなどの単糖類」 <11 明細書IO頁未行の次に改行して以下の実施
例を加入 「実施例4 D−グルコース5.0g(27,8ミリモル)をN。
コース残基1ユニット当りオキサゾリン付加モル数 =
=0.22枝ポリマー当りオキサゾリン付加モ ル数 ==+2.44オキサゾリン
モノマーのグラフト効 、率 =50% 1%水溶液の表面張力 = 48.3 +17n61
01s手続争甫正書(自発) 昭和59年9月21日 特願昭59−164612号 2、発明の名称 水溶性グラフト共重合体の製法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 (290)ダイセル化学工業株式会社 (091)花王石鹸株式会社 4、代理人 東京都中央区日本橋横山町1の3中井ビル明細書の発明
の詳細な説明の欄 66.補正の内容 (1) 明細書5頁12行「デキストラン」の次に「
などの多糖類、シクロデキストリン、澱粉加水分解物な
どのオリゴtUi、サッカロース、マルトース、ラクト
ース、セロビオースなどの二糖頻、グルコース、ガラク
トース、マンノースなどの単糖類」 <11 明細書IO頁未行の次に改行して以下の実施
例を加入 「実施例4 D−グルコース5.0g(27,8ミリモル)をN。
N−ジメチルアセトアミド1ood中に溶解させ、室温
で攪拌下、ブロモアセチルクロリド4.81(30,6
ミリモル、対グルコース1.1当m>を滴下した0滴下
は系内の温度が5℃以上上昇しない程度にゆっくり行い
、引続き室温で24時間攪拌して反応させた。反応終了
後、減圧下に溶媒を留去して濃縮し、乾燥エーテル20
0−中に滴下し、エーテル不溶部を得た。
で攪拌下、ブロモアセチルクロリド4.81(30,6
ミリモル、対グルコース1.1当m>を滴下した0滴下
は系内の温度が5℃以上上昇しない程度にゆっくり行い
、引続き室温で24時間攪拌して反応させた。反応終了
後、減圧下に溶媒を留去して濃縮し、乾燥エーテル20
0−中に滴下し、エーテル不溶部を得た。
エーテル不溶部は’II−NMRによりブロモアセチル
グルコースとジメチルアセトアミド塩酸塩との混合物で
あることを認めたので、アセトニトリルを用いてジメチ
ルアセトアミド塩酸塩を洗滌除去しブロモアセチルグル
コースを得た。このものは’H−NMR1IR1及び元
素分析からグルコース1モルに対するブロモアセチル基
の付加モル数は0.41であることが確認された。得ら
れたブロモアセチルグルコースはアセトニトリル、クロ
ロホルム、エーテルに不溶、水、メタノール、ジメチル
ホルムアミド、ジメチルスルホキシドに可溶である。
グルコースとジメチルアセトアミド塩酸塩との混合物で
あることを認めたので、アセトニトリルを用いてジメチ
ルアセトアミド塩酸塩を洗滌除去しブロモアセチルグル
コースを得た。このものは’H−NMR1IR1及び元
素分析からグルコース1モルに対するブロモアセチル基
の付加モル数は0.41であることが確認された。得ら
れたブロモアセチルグルコースはアセトニトリル、クロ
ロホルム、エーテルに不溶、水、メタノール、ジメチル
ホルムアミド、ジメチルスルホキシドに可溶である。
上記ブロモアセチルグルコース0.19gと2−ブチル
−2−オキサゾリン0.27gをジメチルスルホキシド
中で80℃、14時間反応させた。
−2−オキサゾリン0.27gをジメチルスルホキシド
中で80℃、14時間反応させた。
反応終了後、溶媒を減圧下に除去したのち生成物を60
℃、24時間真空乾燥した。収ff10.41g(収率
89χ)、使用したブロモアセチルグルコースと2−ブ
チル−2−オキサゾリンのモル比は1.34である。
℃、24時間真空乾燥した。収ff10.41g(収率
89χ)、使用したブロモアセチルグルコースと2−ブ
チル−2−オキサゾリンのモル比は1.34である。
得られたグラフト共重合体はクロロホルム、水などに可
溶である。但し水に対する溶解度に原料D−グルコース
よりも低い、その水溶液は表面張力が著しく低(、界面
活性効果が大きいことが認められた。測定値は実施例5
に併せて示す。
溶である。但し水に対する溶解度に原料D−グルコース
よりも低い、その水溶液は表面張力が著しく低(、界面
活性効果が大きいことが認められた。測定値は実施例5
に併せて示す。
実施例5
実施例4で得られたものと同じブロモアセチルグルコー
ス0.22gを用い、2−オクチル−2−オキサゾリン
0.40gとジメチルスルホキシド中で80℃、 14
時間反応させた後、実施例4と同様にして反応生成物を
分離した。収量0.48gC収率78%)、使用したブ
ロモアセチルグルコースと2−オクチル−2−オキサゾ
リンのモル比はt:3.Oである。
ス0.22gを用い、2−オクチル−2−オキサゾリン
0.40gとジメチルスルホキシド中で80℃、 14
時間反応させた後、実施例4と同様にして反応生成物を
分離した。収量0.48gC収率78%)、使用したブ
ロモアセチルグルコースと2−オクチル−2−オキサゾ
リンのモル比はt:3.Oである。
D−グルコース、ブロモアセチルグルコース、実施例4
及び5でそれぞれ得られたグラフト共重合体はいずれも
水溶性であり、1.0重1%水溶液(34℃)の界面張
力を測定し以下の値を得た。
及び5でそれぞれ得られたグラフト共重合体はいずれも
水溶性であり、1.0重1%水溶液(34℃)の界面張
力を測定し以下の値を得た。
グルコース γ=70.5dyne/a
mブロモアセチルグルコース r =57.0dyne
/cm実施例6 シヨF2.OgをN、N−ジメチルアセトアミド5ON
中に溶解させ、室温で攪拌下ブロモアセチルクロリド1
.07gを滴下し、引続き室温で24時間攪拌して反応
させた0反応終了後減圧下に溶媒を留去して濃縮し乾燥
エーテル100tel中に滴下し、エーテル不溶部を得
た。このものはブロモアセチルサッカロースである。
mブロモアセチルグルコース r =57.0dyne
/cm実施例6 シヨF2.OgをN、N−ジメチルアセトアミド5ON
中に溶解させ、室温で攪拌下ブロモアセチルクロリド1
.07gを滴下し、引続き室温で24時間攪拌して反応
させた0反応終了後減圧下に溶媒を留去して濃縮し乾燥
エーテル100tel中に滴下し、エーテル不溶部を得
た。このものはブロモアセチルサッカロースである。
得られたブロモアセチルサッカロースはアセトニトリル
、クロロホルム、エーテルに不溶、水、メタノール、ジ
メチルホルムアミド、ジメチルスルホキシドに可溶であ
る。
、クロロホルム、エーテルに不溶、水、メタノール、ジ
メチルホルムアミド、ジメチルスルホキシドに可溶であ
る。
上記ブロモアセチルサッカロース0.198と2−ブチ
ル−2−オキサゾリンをジメチルスルホキシド中で80
℃、14時間反応させた後、実施例4と同様に処理して
反応生成物を分離した。収ff10.31g(収率74
χ)、使用したブロモアセチルサッカロースと2−ブチ
ル−2−オキサゾリンのモル比は1:4.3である。
ル−2−オキサゾリンをジメチルスルホキシド中で80
℃、14時間反応させた後、実施例4と同様に処理して
反応生成物を分離した。収ff10.31g(収率74
χ)、使用したブロモアセチルサッカロースと2−ブチ
ル−2−オキサゾリンのモル比は1:4.3である。
得られたグラフト共重合体の界面活性効果測定値は実施
例7に併せて示す。
例7に併せて示す。
実施例7
実施例6で得られたのと同じブロモアセチルサッカロー
ス0.17gを用い、2−オクチル−2−オキサゾリン
0.22gと反応させた0反応条件、生成物分離方法は
実施例6に同じである。収fiO,3h(収率100χ
)。使用したブロモアセチルサッカロースと2−オクチ
ル、−2−オキサゾリンのモル比は1:3.4である。
ス0.17gを用い、2−オクチル−2−オキサゾリン
0.22gと反応させた0反応条件、生成物分離方法は
実施例6に同じである。収fiO,3h(収率100χ
)。使用したブロモアセチルサッカロースと2−オクチ
ル、−2−オキサゾリンのモル比は1:3.4である。
シgIFI 、ブロモアセチルサッカロース、実施例6
及び7でそれぞれ得られたグラフト共重合体の1.0重
■%水溶液(34℃)の界面張力を測定し、次の値を得
た。
及び7でそれぞれ得られたグラフト共重合体の1.0重
■%水溶液(34℃)の界面張力を測定し、次の値を得
た。
シ* TIN r −10,5
dyne/ctaプロモアセチルサン力ロース r =
61.0dyne/cm12C
dyne/ctaプロモアセチルサン力ロース r =
61.0dyne/cm12C
Claims (1)
- 水溶性糖類又は水溶性糖類誘導体の水酸基に対しブロモ
アセチルクロリドを反応させて、相当するブロモ酢酸エ
ステルに変換し、次いで溶媒中、2−アルキル−2−オ
キサゾリンを添加し、グラフト重合させることを特徴と
する幹成分が水溶性糖類又は水溶性糖類誘導体であり、
枝成分がポリ(N−アシルエチレンイミン)である水溶
性グラフト共重合体の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16461284A JPS6142520A (ja) | 1984-08-06 | 1984-08-06 | 水溶性グラフト共重合体の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16461284A JPS6142520A (ja) | 1984-08-06 | 1984-08-06 | 水溶性グラフト共重合体の製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6142520A true JPS6142520A (ja) | 1986-03-01 |
JPH058736B2 JPH058736B2 (ja) | 1993-02-03 |
Family
ID=15796495
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16461284A Granted JPS6142520A (ja) | 1984-08-06 | 1984-08-06 | 水溶性グラフト共重合体の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6142520A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5916547A (en) * | 1993-08-23 | 1999-06-29 | The Procter & Gamble Company | Silicone grafted thermoplastic elastomeric copolymers and hair and skin care compositions containing the same |
US5919439A (en) * | 1993-08-23 | 1999-07-06 | The Procter & Gamble Company | Silicone grafted thermoplastic elastomeric copolymers and hair and skin care compositions containing the same |
US6458906B1 (en) | 1993-07-01 | 2002-10-01 | The Procter & Gamble Company | Thermoplastic elastomeric copolymers and hair and skin care compositions containing the same |
-
1984
- 1984-08-06 JP JP16461284A patent/JPS6142520A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6458906B1 (en) | 1993-07-01 | 2002-10-01 | The Procter & Gamble Company | Thermoplastic elastomeric copolymers and hair and skin care compositions containing the same |
US5916547A (en) * | 1993-08-23 | 1999-06-29 | The Procter & Gamble Company | Silicone grafted thermoplastic elastomeric copolymers and hair and skin care compositions containing the same |
US5919439A (en) * | 1993-08-23 | 1999-07-06 | The Procter & Gamble Company | Silicone grafted thermoplastic elastomeric copolymers and hair and skin care compositions containing the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH058736B2 (ja) | 1993-02-03 |
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