JPS6142374Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6142374Y2 JPS6142374Y2 JP5966282U JP5966282U JPS6142374Y2 JP S6142374 Y2 JPS6142374 Y2 JP S6142374Y2 JP 5966282 U JP5966282 U JP 5966282U JP 5966282 U JP5966282 U JP 5966282U JP S6142374 Y2 JPS6142374 Y2 JP S6142374Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- feed
- feeding section
- partition plate
- feeding
- livestock
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 15
- 244000144972 livestock Species 0.000 claims description 10
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 2
- 235000004522 Pentaglottis sempervirens Nutrition 0.000 description 1
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 description 1
- 230000007812 deficiency Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 235000013305 food Nutrition 0.000 description 1
- 239000004459 forage Substances 0.000 description 1
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Feeding And Watering For Cattle Raising And Animal Husbandry (AREA)
Description
本考案は、一般に流通している配合飼料を家畜
に給与する際に用いられる不断給飼器に関するも
のである。 既存の不断給餌器の多くは、飼料貯蔵部から採
食部への飼料の供給量を飼料流出スリツトの開口
幅によつて調節しているため、この開口幅が狭い
と、とくにマツシユ形態の飼料の場合は吸湿によ
つて飼料流出口近傍で固まるか、あるいはブリツ
ジを形成して飼料が滞り、不断給与の目的を達し
得ない。また、このことを防止するため開口幅を
広く設定すれば、飼料の過剰流出が生じて、家畜
が採食する際に食べこぼす量が増加し、さらに、
採食部底面に飼料が固着し、変敗を生じて、飼料
の浪費がいつそう増大する。 本考案はこれらの欠陥を改善すべくなしたもの
で、不断給与の目的を達すると同時に飼料の浪費
を低減するためには、採食部へ供給された飼料が
ほぼ食べ尽くされた段階で、新たに適正量の飼料
が供給されなければならないとの考えに立つもの
である。以下、実施例のひとつである図面に基づ
いて説明する。 本給餌器は、多くの既存の給餌器と同様、短形
の飼料貯蔵部3と樋状の採食部4を有し、飼料は
その自重により、飼料流出スリツト9を通過して
採食部4へ供給される。採食部4は間仕切板1に
よつて仕切られている。間仕切板1は、その材料
が剛体であることと大きさが採食部4の断面より
小さいことが必要である。この間仕切板1は軸
1′に固着され、この軸を中心に回動する。軸
1′は、第4図に示すように、飼料貯蔵部前面板
8の下端に設けられた切り込み11により、飼料
貯蔵部前面板8(回動自在に)貫通して軸1′の
先端が飼料貯蔵部3内に存するようにして設け、
軸1′の飼料貯蔵部内にある先端部分(ボルト状
に成形する)に飼料切落板2をナツトにより締め
つけ固着する。したがつて、軸1′は飼料切落板
2と連動する。軸1′は軸受5および5′によつて
支持され、軸受5および5′は軸受支持パイプ6
に固着されており、軸受支持パイプ6は給餌器側
面板10に固着されている。飼料切落板2と軸
1′との装着角度は、飼料切落板2が飼料貯蔵部
3の中で自在に回動し得る範囲であればよい。ま
た、飼料切落板2の形状に制限はなく、本実施例
のように三角形でもよいし、半円形などでもよ
い。 第6図に示すように、飼料貯蔵部前面板8と、
採食部4との間に飼料流出スリツト9を設けた。
飼料流出スリツト9は飼料の過剰流出を防ぐため
既存の給餌器のそれと比較して狭く設定するが、
適正開口幅は使用する飼料の種類によつて異な
り、幼畜用飼料では比較的広く、成畜用飼料では
狭く設定しなければならない。これら開口幅の調
節は飼料貯蔵部前面板8をスライドさせることに
より容易に行なうことができる。 採食部4に供給された飼料が食べ尽くされると
家畜は間仕切板1近傍に少量残存する飼料を求め
て頭部を動かし、間仕切板1を作動させる。これ
と同時に間仕切軸1′先端に装着されている飼料
切落板2が作動し、飼料貯蔵部3から採食部4へ
の飼料の流出を促す。また、採食部3に多量の飼
料が残存しているときは、家畜が間仕切板1を作
動しにくいため、過剰量の飼料が流出することは
ほとんどない。 試験家畜として子豚を用い、本案給餌器を試験
区、市販給餌器を対照区として実施した試験の結
果の一部を示すと第1表のとおりである。
に給与する際に用いられる不断給飼器に関するも
のである。 既存の不断給餌器の多くは、飼料貯蔵部から採
食部への飼料の供給量を飼料流出スリツトの開口
幅によつて調節しているため、この開口幅が狭い
と、とくにマツシユ形態の飼料の場合は吸湿によ
つて飼料流出口近傍で固まるか、あるいはブリツ
ジを形成して飼料が滞り、不断給与の目的を達し
得ない。また、このことを防止するため開口幅を
広く設定すれば、飼料の過剰流出が生じて、家畜
が採食する際に食べこぼす量が増加し、さらに、
採食部底面に飼料が固着し、変敗を生じて、飼料
の浪費がいつそう増大する。 本考案はこれらの欠陥を改善すべくなしたもの
で、不断給与の目的を達すると同時に飼料の浪費
を低減するためには、採食部へ供給された飼料が
ほぼ食べ尽くされた段階で、新たに適正量の飼料
が供給されなければならないとの考えに立つもの
である。以下、実施例のひとつである図面に基づ
いて説明する。 本給餌器は、多くの既存の給餌器と同様、短形
の飼料貯蔵部3と樋状の採食部4を有し、飼料は
その自重により、飼料流出スリツト9を通過して
採食部4へ供給される。採食部4は間仕切板1に
よつて仕切られている。間仕切板1は、その材料
が剛体であることと大きさが採食部4の断面より
小さいことが必要である。この間仕切板1は軸
1′に固着され、この軸を中心に回動する。軸
1′は、第4図に示すように、飼料貯蔵部前面板
8の下端に設けられた切り込み11により、飼料
貯蔵部前面板8(回動自在に)貫通して軸1′の
先端が飼料貯蔵部3内に存するようにして設け、
軸1′の飼料貯蔵部内にある先端部分(ボルト状
に成形する)に飼料切落板2をナツトにより締め
つけ固着する。したがつて、軸1′は飼料切落板
2と連動する。軸1′は軸受5および5′によつて
支持され、軸受5および5′は軸受支持パイプ6
に固着されており、軸受支持パイプ6は給餌器側
面板10に固着されている。飼料切落板2と軸
1′との装着角度は、飼料切落板2が飼料貯蔵部
3の中で自在に回動し得る範囲であればよい。ま
た、飼料切落板2の形状に制限はなく、本実施例
のように三角形でもよいし、半円形などでもよ
い。 第6図に示すように、飼料貯蔵部前面板8と、
採食部4との間に飼料流出スリツト9を設けた。
飼料流出スリツト9は飼料の過剰流出を防ぐため
既存の給餌器のそれと比較して狭く設定するが、
適正開口幅は使用する飼料の種類によつて異な
り、幼畜用飼料では比較的広く、成畜用飼料では
狭く設定しなければならない。これら開口幅の調
節は飼料貯蔵部前面板8をスライドさせることに
より容易に行なうことができる。 採食部4に供給された飼料が食べ尽くされると
家畜は間仕切板1近傍に少量残存する飼料を求め
て頭部を動かし、間仕切板1を作動させる。これ
と同時に間仕切軸1′先端に装着されている飼料
切落板2が作動し、飼料貯蔵部3から採食部4へ
の飼料の流出を促す。また、採食部3に多量の飼
料が残存しているときは、家畜が間仕切板1を作
動しにくいため、過剰量の飼料が流出することは
ほとんどない。 試験家畜として子豚を用い、本案給餌器を試験
区、市販給餌器を対照区として実施した試験の結
果の一部を示すと第1表のとおりである。
【表】
これから明らかなように、本案給餌器は家畜の
挙動を利用して採食部への飼料の供給を実現し得
るものであり、不断給与の目的を完全に達成する
とともに、既存の不断給餌器に比べて飼料の浪費
を著しく低減し得るものである。
挙動を利用して採食部への飼料の供給を実現し得
るものであり、不断給与の目的を完全に達成する
とともに、既存の不断給餌器に比べて飼料の浪費
を著しく低減し得るものである。
図面は実施例を示すもので、第1図は正面図、
第2図は側面図、第3図は平面図、第4図は断面
図(A−A′断面)、第5図は間仕切板と飼料切落
板の連結を示す部分鳥かん図、第6図は概観図。 1……採食部間仕切板、11′……採食部間仕
切板の回動軸、2……飼料切落板、3……飼料貯
蔵部、4……採食部、5および5′……間仕切軸
受けパイプ、6……軸受けパイプ支持棒、7……
飼料切落板締付ナツト、8……スライド式飼料貯
蔵部前面板、9……飼料流出スリツト、10……
給餌器側面板、11……軸貫通用切込み。
第2図は側面図、第3図は平面図、第4図は断面
図(A−A′断面)、第5図は間仕切板と飼料切落
板の連結を示す部分鳥かん図、第6図は概観図。 1……採食部間仕切板、11′……採食部間仕
切板の回動軸、2……飼料切落板、3……飼料貯
蔵部、4……採食部、5および5′……間仕切軸
受けパイプ、6……軸受けパイプ支持棒、7……
飼料切落板締付ナツト、8……スライド式飼料貯
蔵部前面板、9……飼料流出スリツト、10……
給餌器側面板、11……軸貫通用切込み。
Claims (1)
- 採食部4内に、左右可動な採食部間仕切板1と
一辺が飼料流出スリツト9と平行になるように該
採食部間仕切板1と連結した飼料切落板2を飼料
貯蔵部3内の飼料流出スリツト9の近傍に設置
し、家畜が採食時に該採食部間仕切板1を作動さ
せることにより、飼料貯蔵部3から適正量の飼料
が採食部4に落下して来ることを特徴とした家畜
用不断給餌器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5966282U JPS58164462U (ja) | 1982-04-26 | 1982-04-26 | 家畜用不断給餌器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5966282U JPS58164462U (ja) | 1982-04-26 | 1982-04-26 | 家畜用不断給餌器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58164462U JPS58164462U (ja) | 1983-11-01 |
JPS6142374Y2 true JPS6142374Y2 (ja) | 1986-12-02 |
Family
ID=30069959
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5966282U Granted JPS58164462U (ja) | 1982-04-26 | 1982-04-26 | 家畜用不断給餌器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58164462U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6049763U (ja) * | 1983-09-14 | 1985-04-08 | 日本ハム株式会社 | 飼育豚の給餌装置 |
-
1982
- 1982-04-26 JP JP5966282U patent/JPS58164462U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58164462U (ja) | 1983-11-01 |
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