JPS6142020A - アクテイブフイルタ - Google Patents
アクテイブフイルタInfo
- Publication number
- JPS6142020A JPS6142020A JP16412984A JP16412984A JPS6142020A JP S6142020 A JPS6142020 A JP S6142020A JP 16412984 A JP16412984 A JP 16412984A JP 16412984 A JP16412984 A JP 16412984A JP S6142020 A JPS6142020 A JP S6142020A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waveform
- compensation
- load current
- triangular wave
- level value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Control Of Electrical Variables (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は電力系統から高調波発生負荷へ給電する際に
、高調波発生負荷が発生する高調波成分が電力系統に接
続された他の負荷に悪影響を及ぼすのを防止するために
、高調波発生負荷の電源入力端に設置されて補償電流(
または電圧)を注入するアクティブフィルタに関するも
のである。
、高調波発生負荷が発生する高調波成分が電力系統に接
続された他の負荷に悪影響を及ぼすのを防止するために
、高調波発生負荷の電源入力端に設置されて補償電流(
または電圧)を注入するアクティブフィルタに関するも
のである。
従来例の構成とその問題点
第3図は従来のPWM方式のアクティブフィルタの構成
を示すブロック図である。第3図において、電力系統l
から高調波発生負荷2へ給電すると、高調波発生負荷2
には負荷電流IL (=IL。
を示すブロック図である。第3図において、電力系統l
から高調波発生負荷2へ給電すると、高調波発生負荷2
には負荷電流IL (=IL。
+ΣIt、n)が流れる。アクティブフィルタ3は電力
系統1に補償電流i。を注入するようになっている。し
たがって、電力系統1に流れる系統電流をi、とすれば
、 i、−z。−■、 ゛ となり、ここで、補償電流ICを IC−Σrt、n とすれば、系統電流I、は IS”ILI となり、高調波発生負荷2には電力系統1からは歪のな
い基本波成分のみが供給され、高調波成分はアクティブ
フィルタ3から供給されることになり、電力系統lから
見た場合に高調波発生負荷2が発生する高調波成分はア
クティブフィルタ3によってキャンセルされ、上記高調
波成分は電力系統1には全く流出しないことになる。
系統1に補償電流i。を注入するようになっている。し
たがって、電力系統1に流れる系統電流をi、とすれば
、 i、−z。−■、 ゛ となり、ここで、補償電流ICを IC−Σrt、n とすれば、系統電流I、は IS”ILI となり、高調波発生負荷2には電力系統1からは歪のな
い基本波成分のみが供給され、高調波成分はアクティブ
フィルタ3から供給されることになり、電力系統lから
見た場合に高調波発生負荷2が発生する高調波成分はア
クティブフィルタ3によってキャンセルされ、上記高調
波成分は電力系統1には全く流出しないことになる。
上記アクティブフィルタ3は、高調波成分を補償すべき
対象、すなわち負荷電流I、を変流器4で検出し、この
変流器4で検出された負荷電流波形信号iL′をバンド
パスフィルタ5に通すことにより負荷電流波形信号iL
′中の直流成分、基本波成分などの低周波分と所定以上
の高周波成分とを除去して補償すべき高調波成分Σi
Ln′を抽出し、この高調波成分Σハ。′をそのまま補
償波形信号i。′ (−ΣI、□′)としてこの補償波
形信号ic′と三角波発生回路6から出力されて負荷電
流iLの基本周波数の整数倍の十分高い周波数を有する
三角波信号(搬送波信号)Sとを比較回路7で比較する
ことによりパルス幅変調信号Pを得、得られたパルス幅
変調信号Pでインバータ9のスイッチング素子のオンオ
フタイミングを決め、すなわち第4図(A)に示すよう
に補償波形信号1゜′と三角波信号Sとの大小関係で上
記スイッチング素子のオンオフタイミングを決定し、上
記パルス幅変調信号Pに応じて点弧パルス制御回路8で
インバータ9のスイッチング素子のオンオフを制御し、
インバータ9から得られる第4図(B)の補償電流lc
(パルス幅変1!l信号Pと相似な波形)を電力系統
1に注入するように構成している。
対象、すなわち負荷電流I、を変流器4で検出し、この
変流器4で検出された負荷電流波形信号iL′をバンド
パスフィルタ5に通すことにより負荷電流波形信号iL
′中の直流成分、基本波成分などの低周波分と所定以上
の高周波成分とを除去して補償すべき高調波成分Σi
Ln′を抽出し、この高調波成分Σハ。′をそのまま補
償波形信号i。′ (−ΣI、□′)としてこの補償波
形信号ic′と三角波発生回路6から出力されて負荷電
流iLの基本周波数の整数倍の十分高い周波数を有する
三角波信号(搬送波信号)Sとを比較回路7で比較する
ことによりパルス幅変調信号Pを得、得られたパルス幅
変調信号Pでインバータ9のスイッチング素子のオンオ
フタイミングを決め、すなわち第4図(A)に示すよう
に補償波形信号1゜′と三角波信号Sとの大小関係で上
記スイッチング素子のオンオフタイミングを決定し、上
記パルス幅変調信号Pに応じて点弧パルス制御回路8で
インバータ9のスイッチング素子のオンオフを制御し、
インバータ9から得られる第4図(B)の補償電流lc
(パルス幅変1!l信号Pと相似な波形)を電力系統
1に注入するように構成している。
しかし、このような従来のアクティブフィルタ3は、単
にバンドパスフィルタ5から取り出しただけの補償波形
信号■c′と三角波信号Sとの大小関係でインバータ9
のスイッチング素子のオンオフタイミングを決定する構
成であったため、バンドパスフィルタによる位相誤差が
大きくアクティブフィルタとしての性能に限界があった
。またどの次数の調波成分をどの程度の割合で補償する
かというようなアクティブフィルタ3の補償性能の定量
化を行うことができず、電力系統lから見た場合に高調
波の定量的な管理が困難であった。
にバンドパスフィルタ5から取り出しただけの補償波形
信号■c′と三角波信号Sとの大小関係でインバータ9
のスイッチング素子のオンオフタイミングを決定する構
成であったため、バンドパスフィルタによる位相誤差が
大きくアクティブフィルタとしての性能に限界があった
。またどの次数の調波成分をどの程度の割合で補償する
かというようなアクティブフィルタ3の補償性能の定量
化を行うことができず、電力系統lから見た場合に高調
波の定量的な管理が困難であった。
特に第5図に示すように、負荷電流ILの高調波成分Σ
■、。が大きくなって、補償波形信号I。
■、。が大きくなって、補償波形信号I。
の振幅が三角波信号Sの振幅より大きくなった場合に、
リミッタ動作で対応せざるを得す、どの調波成分を優先
的に補償するかといった柔軟性に欠けるという問題があ
る。
リミッタ動作で対応せざるを得す、どの調波成分を優先
的に補償するかといった柔軟性に欠けるという問題があ
る。
発明の目的
この発明は、位相誤差が小さく、かつ補償性能を定量化
することができて柔軟性の高いアクティブフィルタを提
供することを目的とする。
することができて柔軟性の高いアクティブフィルタを提
供することを目的とする。
発明の構成
この発明のアクティブフィルタは、電力系統とこの電力
系統より給電される高調波発生負荷との間に設置されて
補償電流(または電圧)を注入するアクティブフィルタ
であって、負荷電流(または電圧)を検出する検出器と
、この検出器の出力をA/D変換するA/D変換器と、
このA/D変換器の出力を高速フーリエ変換して前記負
荷電流(または電圧)中に含まれる各次調波成分の振幅
および位相を求める高速フーリエ変1負手段と、この高
速フーリエ変換手段により求めた各次調波成分の振幅お
よび位相と補償すべき調波成分の次数およびその補償率
とをもとにしai11関数テーブルを参照して演算を行
うことにより補償波形の各タイミングのレベル値を算出
する補償波形演算手段と、三角波バタ7ンテーブルから
前記!+li IN波形と同じタイミングの三角波のレ
ベル値を読み出す三角波パターン読み出し手段と、前記
補償波形の各タイミングのレベル値と前記三角波の各タ
イミングのレベル値とを順次レベル比較することにより
前記補償波形を前記三角波で変調したパルス幅変調波形
を、イ乍成する比較回路と、この比較回路より出力され
るパルス幅変調波と相似な波形の補償電流(または電圧
)を前記電力系統に注入するインバータとを備える構成
にしたことを特徴とする。
系統より給電される高調波発生負荷との間に設置されて
補償電流(または電圧)を注入するアクティブフィルタ
であって、負荷電流(または電圧)を検出する検出器と
、この検出器の出力をA/D変換するA/D変換器と、
このA/D変換器の出力を高速フーリエ変換して前記負
荷電流(または電圧)中に含まれる各次調波成分の振幅
および位相を求める高速フーリエ変1負手段と、この高
速フーリエ変換手段により求めた各次調波成分の振幅お
よび位相と補償すべき調波成分の次数およびその補償率
とをもとにしai11関数テーブルを参照して演算を行
うことにより補償波形の各タイミングのレベル値を算出
する補償波形演算手段と、三角波バタ7ンテーブルから
前記!+li IN波形と同じタイミングの三角波のレ
ベル値を読み出す三角波パターン読み出し手段と、前記
補償波形の各タイミングのレベル値と前記三角波の各タ
イミングのレベル値とを順次レベル比較することにより
前記補償波形を前記三角波で変調したパルス幅変調波形
を、イ乍成する比較回路と、この比較回路より出力され
るパルス幅変調波と相似な波形の補償電流(または電圧
)を前記電力系統に注入するインバータとを備える構成
にしたことを特徴とする。
このように構成すると、位相誤差の小さなアクティブフ
ィルタとすることができる。また、補償すべき調波成分
の次数およびその補償°率を変更することにより、アク
ティブフィルタの補償性能を調整することができ、その
定量化が容易であるとともに、柔軟性に冨んだ補償を行
うことができる。
ィルタとすることができる。また、補償すべき調波成分
の次数およびその補償°率を変更することにより、アク
ティブフィルタの補償性能を調整することができ、その
定量化が容易であるとともに、柔軟性に冨んだ補償を行
うことができる。
実施例の説明
この発明の一実施例を第1図、第2図および第6図に基
づいて説明する。
づいて説明する。
第1図はこの発明の一実施例のPWM方式のアクティブ
フィルタの構成を示すブロック図である。
フィルタの構成を示すブロック図である。
第1図において、電力系統1から高調波発生負荷2へ給
電すると、高調波発生負荷2には負荷電流IL(”IL
I+ムILn)が流れる。このときに、アクティブフィ
ルタ11は、電力系統2に補償電流lcを注入するよう
になっている。したがって、電力系統lに流れる系統電
流を1.とすれば 1、+Io冨IL となり、補償電流icを負荷電流IL中の高調波成分Σ
ILnと、補償すべき調波成分の次数およびその補償率
とをもとにして作成すれば、電力系統1に流れる高調波
成分を任意の状態に補償することができる。
電すると、高調波発生負荷2には負荷電流IL(”IL
I+ムILn)が流れる。このときに、アクティブフィ
ルタ11は、電力系統2に補償電流lcを注入するよう
になっている。したがって、電力系統lに流れる系統電
流を1.とすれば 1、+Io冨IL となり、補償電流icを負荷電流IL中の高調波成分Σ
ILnと、補償すべき調波成分の次数およびその補償率
とをもとにして作成すれば、電力系統1に流れる高調波
成分を任意の状態に補償することができる。
より詳しく説明すると、このアクティブフィルタ11は
、高調波成分を補償すべき対象、すなわち負荷電流iL
を変流器12で検出し、この変流器12で検出された負
荷電流波形信号jL′をローパスフィルタ13に通すこ
とにより負荷電流波形信号■1′中に含まれる所定以上
の高周波成分を除去し、ローパスフィルタ13を通過し
た負荷電流波形信号IL′をA/D変換器14によって
A/D変換し、さらにこのA/D変1灸器14の出力を
高速フーリエ変換回路(以下FF7回路)15によって
高速フーリエ変換することによって負荷電流lL中に含
まれる基本波成分および各次調波成分の振幅および位相
(系統電圧V、の基本波位相を基準にしたもの)を算出
し、これをCPU16に送るようになっている。この場
合、A/D変換器14およびFFT回路15は、いずれ
もCPU16からの指令に基づいて動作するようになっ
ている。また、FFT回路15は、具体的には第2図に
示すように、次式で表わされる負荷電流IL(【)にお
けるn次調波の振幅ILnの値およびn次調波の位相θ
。の値(系統電圧※、の基本波位相を特徴とする請求め
、これをCPUI 6へ送る。
、高調波成分を補償すべき対象、すなわち負荷電流iL
を変流器12で検出し、この変流器12で検出された負
荷電流波形信号jL′をローパスフィルタ13に通すこ
とにより負荷電流波形信号■1′中に含まれる所定以上
の高周波成分を除去し、ローパスフィルタ13を通過し
た負荷電流波形信号IL′をA/D変換器14によって
A/D変換し、さらにこのA/D変1灸器14の出力を
高速フーリエ変換回路(以下FF7回路)15によって
高速フーリエ変換することによって負荷電流lL中に含
まれる基本波成分および各次調波成分の振幅および位相
(系統電圧V、の基本波位相を基準にしたもの)を算出
し、これをCPU16に送るようになっている。この場
合、A/D変換器14およびFFT回路15は、いずれ
もCPU16からの指令に基づいて動作するようになっ
ている。また、FFT回路15は、具体的には第2図に
示すように、次式で表わされる負荷電流IL(【)にお
けるn次調波の振幅ILnの値およびn次調波の位相θ
。の値(系統電圧※、の基本波位相を特徴とする請求め
、これをCPUI 6へ送る。
I L(t)−Σ(I L B ・aln (nωt+
θ。))CPU16は、第2図に示すように、n次調波
の振幅IL1および位相θ。に対して、ローパスフィル
タ13による誤差を補正し、補正後のn次調波の振幅I
L1′および位相θ。′と外部設定器17より与えられ
る補償すべき調波成分の次式nl、n2.・・・・・・
およびその補償率に1.に2゜・・・・・・(%)とを
もとにし、−関数テーブルを参照して演算を行うことに
より補償波形I。 の各タイミングのレベル値を求め、
さらに三角波パターンテーブル18に指令を与えて三角
波パターンテ・本 一ブル18から補償波形■c と同じタイミングにおけ
る三角波S のレベル値を読み出すようになっている。
θ。))CPU16は、第2図に示すように、n次調波
の振幅IL1および位相θ。に対して、ローパスフィル
タ13による誤差を補正し、補正後のn次調波の振幅I
L1′および位相θ。′と外部設定器17より与えられ
る補償すべき調波成分の次式nl、n2.・・・・・・
およびその補償率に1.に2゜・・・・・・(%)とを
もとにし、−関数テーブルを参照して演算を行うことに
より補償波形I。 の各タイミングのレベル値を求め、
さらに三角波パターンテーブル18に指令を与えて三角
波パターンテ・本 一ブル18から補償波形■c と同じタイミングにおけ
る三角波S のレベル値を読み出すようになっている。
0ネ
上記CPU16による補償波形1゜ のレベル値演算お
よび三角波S のレベル値読み出しは、具体的には、n
次調波の振幅rL□′および位相θ。′と補償すべき調
波成分の次数nl、n2゜・・・・・・およびその補償
率に、、に2・・・・・・とをもとにし、a+n関数テ
ーブルを参照して一定周回毎に次式の演算を行うことに
より補償波形1゜ の各タイミングのレベル値を順次求
め、補償波形1c の各タイミングのレベル値を求める
毎に三角波パターンテーブル18から同じタイミングに
8けう二角波S”のレベル値を読み出すようになってい
る。
よび三角波S のレベル値読み出しは、具体的には、n
次調波の振幅rL□′および位相θ。′と補償すべき調
波成分の次数nl、n2゜・・・・・・およびその補償
率に、、に2・・・・・・とをもとにし、a+n関数テ
ーブルを参照して一定周回毎に次式の演算を行うことに
より補償波形1゜ の各タイミングのレベル値を順次求
め、補償波形1c の各タイミングのレベル値を求める
毎に三角波パターンテーブル18から同じタイミングに
8けう二角波S”のレベル値を読み出すようになってい
る。
八:hl、ハ□、−−一
にルl l ’ h s −
なお、三角波パターンテーブル18には、三角波SFの
1周期分の各タイミングにおけるレベル値が格納されて
あり、補償波形jt のレベル値の演算毎に三角波パタ
ーンテーブル18から順次具なる部分のレベル値が読み
出されることになる。
1周期分の各タイミングにおけるレベル値が格納されて
あり、補償波形jt のレベル値の演算毎に三角波パタ
ーンテーブル18から順次具なる部分のレベル値が読み
出されることになる。
比較回路19は、CPU16が求めた補償波形0ネ
Io のレベル値と三角波パターンテーブル18から読
み出した三角波? のレベル値とを順次比較し、この比
較回路19の出力として1よ階段状にレベル変化する補
償波形′Iざ を三角波S′で変調したパルス幅変調波
形PAが得られることになる。
み出した三角波? のレベル値とを順次比較し、この比
較回路19の出力として1よ階段状にレベル変化する補
償波形′Iざ を三角波S′で変調したパルス幅変調波
形PAが得られることになる。
点弧パルス制御回路20は、上記パルス幅変調波形PA
をもとにインバータ21のスイッチング素子のオンオフ
を制御することにより、パルス幅変調波形PAと相似な
波形の補償電流!。を発生し、これを電力系統1に注入
することになる。
をもとにインバータ21のスイッチング素子のオンオフ
を制御することにより、パルス幅変調波形PAと相似な
波形の補償電流!。を発生し、これを電力系統1に注入
することになる。
22は変圧器、23は変圧器22を介して系統電圧Ω、
の波形を取り込み、系統電圧◇、と同期した同期信号を
作成する位相同期回路で、cpu16および点弧パルス
制御回路20に同期信号を与える。
の波形を取り込み、系統電圧◇、と同期した同期信号を
作成する位相同期回路で、cpu16および点弧パルス
制御回路20に同期信号を与える。
ここで、負荷電流波形信号iL′中には基本波と第5調
波としか含まれていないと仮定し、第5調波を100%
補償するケースにつき、第6図を参照して説明する。た
だし、第6図(C)、 (D)(E)は同図(A)、
(B)に対して時間軸を拡大して表している。
波としか含まれていないと仮定し、第5調波を100%
補償するケースにつき、第6図を参照して説明する。た
だし、第6図(C)、 (D)(E)は同図(A)、
(B)に対して時間軸を拡大して表している。
このアクティブフィルタは、負荷電流波形信号■5′と
して第6図(A)に示すようなもの(基本波十第5調波
)が得られると、これをA/D変換および高速フーリエ
変換してCPU16へ送る。
して第6図(A)に示すようなもの(基本波十第5調波
)が得られると、これをA/D変換および高速フーリエ
変換してCPU16へ送る。
第6図(B)は負荷電流波形信号11.′中に含まれる
第511波成分の波形を示している。
第511波成分の波形を示している。
CPU16は、FFT回路15の出力をもとにして第2
図の演算を行うことにより第6図(C)に示す補償波形
I。を出力するとともに三角波パターンテーブル18か
ら第6図(C)に示す三角本 波S を読み出し、比較回路19へ送る。なお、比較回
路19には、第6図(C)に図示した波形は送られず、
この波形に対応したデータが送られ、デジタル的に比較
される。この結果、比較回路19は、第6図(D)に示
すようなパルス幅変調波形PAを出力し、点弧制御回路
20.がこのパルス幅変調波形PAにもとづいてインバ
ータ21を制御することにより、インバータ21が第6
図(E)に示す波形の補償電流■cを系統に注入するこ
とになる。
図の演算を行うことにより第6図(C)に示す補償波形
I。を出力するとともに三角波パターンテーブル18か
ら第6図(C)に示す三角本 波S を読み出し、比較回路19へ送る。なお、比較回
路19には、第6図(C)に図示した波形は送られず、
この波形に対応したデータが送られ、デジタル的に比較
される。この結果、比較回路19は、第6図(D)に示
すようなパルス幅変調波形PAを出力し、点弧制御回路
20.がこのパルス幅変調波形PAにもとづいてインバ
ータ21を制御することにより、インバータ21が第6
図(E)に示す波形の補償電流■cを系統に注入するこ
とになる。
このように、この実施例は、負荷電法ILをA/D変換
および高速フーリエ変換することにより負荷電流i、に
含まれる各次調波成分の振幅および位相を求め、この各
次調波成分の振幅および位相と補償すべき調波成分の次
数およびその補償率° t とをもとにして、補償波形■。 の各タイミングのレベ
ル値を算出するとともにこれに対応したタネ イミノジにおける三角波S のレベル値を読み出し、補
償波形iJ のレベル値と三角波S8のレベル値とを比
較し、この比較結果にもとづいてインバータ2Iを制御
して補償電流■。を作成するようにしたため、補償すべ
き調波成分の次数およびその補償率の設定を変更するこ
とにより、アクティブフィルタ11の補償性能を任意に
調整することができ、その定量化が容易であるとともに
、柔軟性に冨んだ補償を行うことができζる。また、デ
ジタル処理しているため、ローパスフィルタ13による
誤差の補償もきわめて容易に行うことができる。
および高速フーリエ変換することにより負荷電流i、に
含まれる各次調波成分の振幅および位相を求め、この各
次調波成分の振幅および位相と補償すべき調波成分の次
数およびその補償率° t とをもとにして、補償波形■。 の各タイミングのレベ
ル値を算出するとともにこれに対応したタネ イミノジにおける三角波S のレベル値を読み出し、補
償波形iJ のレベル値と三角波S8のレベル値とを比
較し、この比較結果にもとづいてインバータ2Iを制御
して補償電流■。を作成するようにしたため、補償すべ
き調波成分の次数およびその補償率の設定を変更するこ
とにより、アクティブフィルタ11の補償性能を任意に
調整することができ、その定量化が容易であるとともに
、柔軟性に冨んだ補償を行うことができζる。また、デ
ジタル処理しているため、ローパスフィルタ13による
誤差の補償もきわめて容易に行うことができる。
なお、上記実施例は、負荷電流ILの高調波成分を補償
するものについて述べたが、負荷電圧の高調波成分を補
償するものについてもこの発明を適用できる。
するものについて述べたが、負荷電圧の高調波成分を補
償するものについてもこの発明を適用できる。
発明の効果
この発明のアクティブフィルタによれば、補償性能を定
置化することができるとともに柔軟性に冨んだ補償を行
うことができる。
置化することができるとともに柔軟性に冨んだ補償を行
うことができる。
第1図はqの発明の一実施例のブロック図、第2図は動
作の説明図、第3図は従来のアクティブフィルタのブロ
ック図、第4図はその各部の波形図、第5図は欠点説明
のための波形図、第6図は実施例の動作説明のための波
形図である。
作の説明図、第3図は従来のアクティブフィルタのブロ
ック図、第4図はその各部の波形図、第5図は欠点説明
のための波形図、第6図は実施例の動作説明のための波
形図である。
Claims (1)
- 電力系統とこの電力系統より給電される高調波発生負荷
との間に設置されて補償電流(または電圧)を注入する
アクティブフィルタであって、負荷電流(または電圧)
を検出する検出器と、この検出器の出力をA/D変換す
るA/D変換器と、このA/D変換器の出力を高速フー
リエ変換して前記負荷電流(または電圧)中に含まれる
各次調波成分の振幅および位相を求める高速フーリエ変
換手段と、この高速フーリエ変換手段により求めた各次
調波成分の振幅および位相と補償すべき調波成分の次数
およびその補償率とをもとにしsin関数テーブルを参
照して演算を行うことにより補償波形の各タイミングの
レベル値を算出する補償波形演算手段と、三角波パター
ンテーブルから前記補償波形と同じタイミングの三角波
のレベル値を読み出す三角波パターン読み出し手段と、
前記補償波形の各タイミングのレベル値と前記三角波の
各タイミングのレベル値とを順次レベル比較することに
より前記補償波形を前記三角波で変調したパルス幅変調
波形を作成する比較回路と、この比較回路より出力され
るパルス幅変調波と相似な波形の補償電流(または電圧
)を前記電力系統に注入するインバータとを備えたアク
ティブフィルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16412984A JPS6142020A (ja) | 1984-08-03 | 1984-08-03 | アクテイブフイルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16412984A JPS6142020A (ja) | 1984-08-03 | 1984-08-03 | アクテイブフイルタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6142020A true JPS6142020A (ja) | 1986-02-28 |
Family
ID=15787298
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16412984A Pending JPS6142020A (ja) | 1984-08-03 | 1984-08-03 | アクテイブフイルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6142020A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999067455A1 (fr) * | 1998-06-24 | 1999-12-29 | Mizuno Corporation | Tissu interieur calogene a absorption/desorption d'humidite et procede de fabrication, articles calogenes a absorption calorifique pouvant absorber/desorber l'humidite |
-
1984
- 1984-08-03 JP JP16412984A patent/JPS6142020A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999067455A1 (fr) * | 1998-06-24 | 1999-12-29 | Mizuno Corporation | Tissu interieur calogene a absorption/desorption d'humidite et procede de fabrication, articles calogenes a absorption calorifique pouvant absorber/desorber l'humidite |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11226648B2 (en) | Power factor correction circuit, control method and controller | |
US11275397B2 (en) | Power factor correction circuit, control method and controller | |
KR102160883B1 (ko) | 계통 연계 인버터의 고조파 보상을 위한 전류 제어 장치 | |
CN106787880B (zh) | 一种模块化多电平变换器的低次环流抑制方法 | |
Zhou et al. | Time delay compensation-based fast current controller for active power filters | |
CN107370358B (zh) | 功率因数校正电路的电流环控制方法及电流环控制器 | |
KR20070089885A (ko) | 컨버터 제어 장치 | |
US7561451B2 (en) | Power converter apparatus and methods using a phase reference derived from a DC bus voltage | |
US20230208137A1 (en) | Devices and methods for improving a grid synchronization of unidirectional power converters | |
JPS6142020A (ja) | アクテイブフイルタ | |
CN114512991A (zh) | 一种有源谐波和无功发生系统及方法 | |
Fu et al. | Single-phase PWM rectifier based on ADRC and PR control | |
Kong et al. | Enhanced three phase ac stationary frame PI current regulators | |
Ramshaw et al. | A PWM inverter algorithm for adjustable speed ac drives using a nonconstant voltage source | |
Futó et al. | Compensation of discontinuous conduction in single phase grid connected PWM inverters | |
US20150318737A1 (en) | System and method for controlling dynamic output impedance of an inverter | |
CN111769563B (zh) | 一种lcl有源电力滤波器模型及其预测控制方法 | |
CN115589172B (zh) | 一种阻感性逆变器死区补偿方法及装置 | |
JP2002058163A (ja) | 電力系統の周波数特性同定方法 | |
Govind et al. | Modernistic Synchronization Technique during Adverse Grid Conditions using Shunt Active Power Filter | |
JPH10327583A (ja) | インバータ装置 | |
Xie et al. | Study on large power shunt active power filters with high compensation precision | |
WO2021070295A1 (ja) | 電力変換装置 | |
JPH074066B2 (ja) | 3相インバータの制御回路 | |
CN118783442A (zh) | 一种并联型有源滤波器控制系统 |