JPS6141306A - 防除衣 - Google Patents

防除衣

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Publication number
JPS6141306A
JPS6141306A JP15906684A JP15906684A JPS6141306A JP S6141306 A JPS6141306 A JP S6141306A JP 15906684 A JP15906684 A JP 15906684A JP 15906684 A JP15906684 A JP 15906684A JP S6141306 A JPS6141306 A JP S6141306A
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JP
Japan
Prior art keywords
cooling
cooling sheet
protective clothing
present
sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP15906684A
Other languages
English (en)
Inventor
大串 勝教
眞壽士 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS6141306A publication Critical patent/JPS6141306A/ja
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  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
  • Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は農作業時の薬剤散布時に健康を維持するための
冷却用物質を内封した防除衣の改良に係るものである。
[従来技術及びその問題点] 農業における農薬散布作業は広く農作物全般に実施され
ているが、農薬が人体に有害であるため従来から合羽を
着用して作業が行なわれている。しかし合羽を着用した
場合は、悪環境が現出し長時間の作業が困難で、特に下
記の作業でその障害が大きい。
このため、消毒薬等の農薬の混入を阻止しつつ、発汗を
透湿する防除衣の開発が進められ、例えば東し■製の商
品名゛′エンドラント″(透湿コーティング布帛)で防
除衣を作製することが知られている。このような透湿コ
ーティング防除衣は、確かに合羽に比較すると透湿効果
が大きいが、夏期において長時間の作業に耐えるために
はなお不充分である。
一方、防除衣そのものではないが、衣服に冷却手段を適
用した公知例として特開昭52−15747号公報、実
開昭53−88301号公報等が知られている。特開昭
52−15747号公報は衣服内部にドライアイスを保
持するポケットを設け、そこにドライアイスを投入して
発生するガス状炭酸ガスで人体を冷却することを特徴と
するものである。
しかしながらかかる発明に係る衣Jllllは、本発明
石らの着用試験ではドライアイスというきわめて低い温
度で、かつ固い固体を直接衣服に挿入し、しかも間断な
く冷気ガスの発生を受けるため外気湿度との格差が大き
く、体調を不調にすることが多かった。加えて通常の農
村ではドライアイスの入手は不可能であり、経済性の面
でも好ましいことではない。
実開昭53−88301号公報は防護衣の胸部、背部内
側にドライアイス等の冷媒を入れることが開示されてい
るが、この考案においても前記特開昭52−15747
号公報と同じような問題かあ、る。
[本発明の目的] 本発明は農薬散布時に農薬からの人体の保護を確実に行
なうとともに、作業者に快適な作業環境を与え、特に夏
期において長時間の着用作業が可能な防除衣の提供を目
的とするものである。
[本発明の構成] 前記した本発明の目的は、冷却用シートを内封した防除
衣であって、前記冷却用シートが融点−20〜O℃の非
昇華性媒体を外衣で区画割りを施してなる冷却用シート
であることを特徴とする防除衣によって達成することが
できる。
本発明の第1の特異点は、冷媒として融点が一20〜O
℃の非昇華性媒体を用いることである。冷媒が非昇華性
でない場合は、凍結−着用の繰り返し使用によって冷媒
が減量するので本発明の目的は達成できない。さらに同
様な理由から前記冷媒は非蒸発性であることが好ましい
本発明で用いる冷媒は一20〜O℃の融点を有する必要
があり、−15〜−5℃の融点を有するものがより好ま
しい。本発明の防除衣に内封する冷却シートは着用前に
冷却、凍結されて用いられるので、その融解熱を効果的
に発揮させる点、及び冷却シートの冷却、凍結を農家が
一般に保有している冷開り冷凍庫で行なう点から本発明
で用いる冷媒は=20〜0℃の融点を有する必要がある
本発明で用いる冷媒は融点が−20−0℃で、かつ非R
華性のものであれば特に限定はないが、高重合麿のポリ
ビニルアルコール、カルボキシビニルポリマー、ポリエ
チレングリコール等の合成重合体が好ましく、特にポリ
ビニルアルコール、ポリエチレングリコールが好ましい
。これらは水溶液、アルコール変性液等どして用いるが
、本発明の目的を損わない範囲で各種添加剤を加えるこ
とができる。
本発明の第2の特異点は、前記非昇華性媒体(冷媒)を
外衣で覆い両者を一体として厚さ10mm以下であり、
かつ一区画の辺長を30mm以下となるように区画割り
を施した冷却用シートを内封することである。
第1図は本発明で用いる区画割りを施した冷却用シート
の好適例の斜視図であり、図中1は冷却用シートを、2
は一区画を、aは一区画の辺長を、bは厚さをそれぞれ
表わす。
冷却用シー1〜1は、例えばポリ塩化ビニルをコーティ
ングしたポリエステル基布、°゛デフロン゛′フイルム
ラミネートしたポリエステル基布等の外衣で前記非昇華
性媒体を覆い、キルテイング、縫製等で区画割りを施し
て形成する。
前記区画割りを施さないと冷却用シート中での冷媒の移
動が生じ易く、防除衣に内封した場合、屈曲が阻害され
着用時の連動+1に支障が生じるほか、冷却を局部集中
型とし、また着用中に冷媒が溶融したとき流動によって
冷媒が下部に溜る等の支障が生じる。
区画割りを施ず前記キルテイング、縫製の手段としては
高周波ミシン、超音波ミシン、縫糸ミシン等を用いるこ
とができる。この場合、厚さbは10#以下、−1×画
の辺長aは30mm以下とする必要がある。岸さbが1
0mを越えると防除衣に内封した場合、屈曲が阻害され
着用時の運動性に支障を生じる。また一区画の辺長aが
30mmを越えると、冷却用シー1〜中での冷媒の移動
が生じ易く、冷却効果が低下し、かつ元の形態への復元
が困難になる。なお、前記厚さbは7 mm以下がより
好ましく、一区画の辺長aは25mm以下がより好まし
い。
前記冷却用シートを防除衣に内封する場合の取り付は方
法としては、特に制限はないがファスナーで添付する方
法、内ポケットに挿入する方法、ピースとしてベス1へ
に装着させる方法等で簡単に冷却用物質が取りはずし可
能とする方法で内封するのが好ましい。
防除衣に内封する場合の冷却用シートの取り付は場所及
び取り付は面積は農作業にともなう人間工学的見地から
決定する必要があり、本発明者らの検討結果から1肩、
上胸部、上背部及び太もも部での冷却が好ましく、直接
冷却ではなく肌着の上からの冷却がより好ましい。この
場合の冷却温度は一20〜O℃が好ましく、−15〜−
5℃がよりりfましい。
冷却用シートの取り付は面積は全面取り(1けよりも、
ある空間をおいた間欠取り付(プが好ましい。また冷却
用シートの取り付は面積(冷却面積)は1個所当り40
0 cM以下どするのが好ましい。
冷却用シートを内封する防除衣としては、農薬散布時に
使用する作業衣であれば特に限定はないが、透湿コーテ
ィングを施しIC41−地のものが好ましい。
第2図、第3図、第4図は冷却用シートを内封した本発
明になる防除衣の実施例を示したもので第2図は防除衣
上衣のi[面図を、第3図は防除衣]−衣の開放正面図
を、第4図は防除衣下衣の正面図を示したものである。
なお、図中3は防除衣本体、1は冷却用シートである。
防除衣を着用するに際しては、冷却用シートが簡単に取
りはずしか可能な場合は、取りはずした冷却用シートを
通常の冷蔵庫、冷凍庫に入れて冷却するが、冷却用シー
トが簡単に取りはずしかできない場合は冷却用シート□
 を取り付けたままの防除衣を冷蔵庫、冷凍庫に入れて
冷却する。また防除作業が終了した後は、冷却用シート
が簡単に取りはずしかできるものは冷却用シートを取り
はずし、簡単な水洗いをしてポリエチレン袋等に入れて
冷蔵庫、冷凍庫中で冷却し再使用する。冷却用シートの
取りはずしが簡単にできないものは通常の洗’+’l!
を行なった後、冷蔵庫、冷凍庫中で冷却して再使用する
[本発明の効果] 1、 農薬散布時に本発明になる防除衣を着用する場合
は、夏期の作業においても、防除衣の内側に特定の冷却
用シートを内封しているため、外部及び内部からの熱の
移動を吸収して昇温かゆるやかどなり、かつ発熱を押え
るので快適な環境下で能率よく作業を行なうことができ
、さらに農薬の滲透を防ぐことができる。
2、 防除衣に内封する本発明の冷ノ」」用シートは、
使用後簡単に水洗いをしlこ後、冷W&庫等で冷51後
繰り返し使用でさるI〔め、ぎわめ−C経済的である。
以下実施例をあげて本発明を、l■述りる3゜実施例1 ポリエチレングリコールとポリヒニルアル」−ル(PV
A)を50%ずつ混合し、これに水を加え、ざらに若干
のエチレングリコールを添加した。かくして得られた媒
体を冷凍庫(゛冷却したところ、−13°C付近で凍結
づることがわかった。そこで′該混合冷媒を種々のj9
さに調整し、2枚の塩化じニルコーディングターポリン
にはさみ込み、高周波ウェルダーを用いて第1図に示す
形状で区画割りを変更した冷7JI用シー1へを種々作
製した。かくしてひき上った各秤冷却用シートを冷凍庫
で一20℃まで凍結し、冷却用シートの折り柔軟度を測
定した。
その結果を条件とともに第1表に示J。
第1表 第1表の結果から防除衣に内封した場合の運動性の点で
、冷却用シートの厚さは1o#とする必要があり7II
n以下がより好ましく、かつキルテイングで区画割りを
行なった一区画の辺長は30Mm以下とする必要があり
、25履以下がより好ましいことがわかる。
実施例2 実施例1において、エチレングリニ1−ルと水の混合割
合を変更して融点の眉なる8秒の冷媒を調整し、これら
の冷媒を用い厚さ7#、キルテイングの一区画の辺長2
5mmの冷741用シートを作製した。これらの冷却用
シートについて行なったドレープ性能及び保冷性の、;
11j価結果は第2表のとおりである。
第2表 前記第2表の結果から冷却用シートに使用する冷媒の融
点は、運動性と保冷性の点で一20〜0℃と1−る必吸
があり、−15〜−5℃がより好ましいことがわかる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明で防除衣に内封するため冷却用シートの
好適例の斜視図を示し、第2図、第3図、第4図は本発
明になる防除衣の好適例を示し、第2図は防除衣上衣の
正面図、第3図は防除衣上衣の開放正面図、第4図は防
除衣下衣の正面図を示′1J。 ′1・・・冷l1ll用シート 2・・・冷却用シートの一区画 3・・・防除衣本体 特許出願人   東  し  株  式  会  社第
1図       第2図 第6図       第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 冷却用シートを内封した防除衣であって、前記冷却用シ
    ートが融点−20〜0℃の非昇華性媒体を外衣で覆い両
    者を一体として厚さ10mm以下であり、かつ一区画の
    辺長が30mm以下となるよう区画割りを施してなる冷
    却用シートであることを特徴とする防除衣。
JP15906684A 1984-07-31 1984-07-31 防除衣 Pending JPS6141306A (ja)

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JP15906684A JPS6141306A (ja) 1984-07-31 1984-07-31 防除衣

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JP15906684A JPS6141306A (ja) 1984-07-31 1984-07-31 防除衣

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JPS6141306A true JPS6141306A (ja) 1986-02-27

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ID=15685467

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JP15906684A Pending JPS6141306A (ja) 1984-07-31 1984-07-31 防除衣

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5532432A (en) * 1993-09-29 1996-07-02 Mitsubishi Denki Kabushiki Control unit, plug-in unit, transformer, zero-phase current transformer, and frequency measuring circuit applied to control center
WO2009087932A1 (ja) * 2008-01-09 2009-07-16 K-Wan Co., Ltd. 保冷部材、保冷用具、及び、保冷用具の冷却方法

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