JPS6140945A - 組積構築物における梁構造 - Google Patents

組積構築物における梁構造

Info

Publication number
JPS6140945A
JPS6140945A JP16323284A JP16323284A JPS6140945A JP S6140945 A JPS6140945 A JP S6140945A JP 16323284 A JP16323284 A JP 16323284A JP 16323284 A JP16323284 A JP 16323284A JP S6140945 A JPS6140945 A JP S6140945A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
block
masonry
blocks
mortar
beam structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16323284A
Other languages
English (en)
Inventor
大和 泰隆
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP16323284A priority Critical patent/JPS6140945A/ja
Publication of JPS6140945A publication Critical patent/JPS6140945A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rod-Shaped Construction Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はブロックを組積してなる構築物における梁構
造に係り、梁の長手方向に敷設されたブロックにpcg
材に加えた引張応力を利用し梁にプレストレスを与える
ことにより耐震性及び施工性の優れた、かつ外観の良い
梁構造を提供することにある。
この明細書において、ブロックとは焼成(調合された原
料を加熱し、硬化性化合物をつくること)された単位形
状を有する−ものをいう。この明細書において、pcm
材とはプレストレスを与えるために用いる高強度の鋼棒
若しくは鋼線をいう。
この明細書において定着部材とはコンクリートに埋込ま
れたPCWi材の張力を保持し構造物面に設けられた定
着板、ボルト等からなるものをいう。
(従来の技術) 従来は第13図示等のブロック(21)等を用い第14
図示等の構築物を構築していた。
このような従来の構築物は、組積されたブロック(21
)上に臥梁(22)がコンクリート構造等にて構築され
ていた。
(発明が解決しようとする問題点) このため以下に記す問題点を有していた。
(1)生コンを型枠内で固める必要があり、その施工に
工数を多く要していた。
(2)  型枠内から漏れた生コンがブロック(11面
に付着するため、その付着したコンクリートを除去する
作業(酸洗いにて除去する)に多くの手間と工数を要し
ていた。
(3)組積工法の構築物は、落ち着いた雰囲気を与える
(棟瓦をブロック(21)の素材として使用した場合に
は顕著である)が、臥梁(22)の外面がコンクリート
であるためその落ち着いた雰囲気を損なっていた。(臥
梁(22)のコンクリート露出部分に同一材質のタイル
を貼って統一された美観を醸し出す工法も採用されてい
るが、タイルを貼るのに工数を要する上、タイル自体は
構築物の強度を向上させる働きをしない。) この発明は上記の様な問題点を解決せんとして完成され
たものである。
(問題点を解決するための手段) 梁の長手方向に敷設された所要数のブロックと、このブ
ロックに所要間隔にて貫通する縦配筋と、前記梁の長手
方向の両端に具設する定着部材と、前記梁の長手方向に
貫通しその両端を定着部材で固定し引張応力を有するP
C鋼材と、前記各部材が形成する隙間を埋めるモルタル
とからなり前記ブロックの圧縮・剪断許容応力度及び圧
縮強度がモルタルのそれよりも大きい組積構築物におけ
る梁構造を提供することにより前述の問題点を解決する
(実施例) 以下第1図乃至第9図に基づいて、この発明の一実施例
について詳説する。
第1図乃至第9図において、(1)は壁用ブロック、(
2a) 、 (2b)は乗用ブロック、(3)は角層ブ
ロック、班は梁、(5)は縦配筋、(6)は定着板(6
a)とナツト(6b)とからなる定着部材、(7)はP
CIi4棒、(8)はモルタルである。
所要の基礎から縦配筋(5)を立上げ、この縦配筋(5
)が貫通する様に壁用ブロック(1)を組積する。次い
で梁即−を組積構築する。
梁−飢は、乗用ブロック(2a) 、 (2b)  と
、角層ブロック(3)と、縦配筋(5)と、定着部材(
6)と、pcm材(7)と、これら各部材(2a) 、
 (2b) 、 (5) 、 (6) 、 (7)が形
成する隙間を埋めるモルタル(8)とからなる。
乗用ブロック(2a) 、 (2b) 、角層ブロック
(3)は梁班の長手方向に敷設され、それぞれPC鋼棒
(7)の貫通孔(9)を有し、乗用ブロック(2b) 
、角層ブロック(3)には縦配筋(5)の貫通用切欠(
10a)が、乗用ブロック(2a)には切欠(10b)
がそれぞれ設けられている(第7図乃至第9図参照)。
乗用ブロック(2a)、(2b) 、角層ブロック(3
)はそれぞれ上下に鏡対象に組積され、その空部(11
)に補強筋(12)を有す(第3図乃至第6図参照)。
縦配筋(5)は各ブ0,7り(11、(2a) 、 (
2b) 、 (3)に所要間隔にて貫通する。
定着板(6a)は金属、合成樹脂等からなり、梁班の長
手方向の両端に具設されている。
pc@棒(7)は引張応力を保持した状態で乗用ブロッ
ク(2a) 、 (2b) 、角層ブロック(3)及び
定着板(6a)に貫通し、その両端を定着板(6a)の
端面でPC鋼棒(7)の両端に螺設されたオネジに螺合
するす・7ト(6b)にて固定する。
各ブロック(11、(2a) 、 (2b) 、 (3
1の圧縮、剪断許容応力度及び圧縮強度はモルタル(8
)のそれよりも大である。
(実施例効果) この様な構成からなるこの実施例に係る組積構築物にお
ける梁構造は以下の様な優れた効果を奏す。
(11PCm棒(7)が引張応力を保持しているから、
梁−ゆ、全体は定着板(6a)でその両端を圧縮され、
梁間全体に圧縮応力(プレストレス)が生じ、梁(9)
の引張強度と曲げ強度が増加し、耐震構造の組積構築物
に好適に使用できる。
(2)生コンを型枠内で固める作業(型枠組、養生、型
枠取り外し)が不要なすなわちブロック(2a)、 (
2b) 、 (31を組積する工法を採用できるので、
作業が容易でかつ工数が少なくて済み、さらに養生期間
が極く短いので工期が短縮できる。
(3)  コンクリートがすべてのブロック(11,(
2a)、(2b)、 (3)に付着することがなく、こ
のため付着した。
コンクリートを酸洗いにて除去する等の工数を必要とし
ない。
(4)構築物の乗座をもブロックによる組積工法を採用
し構築したので、組積工法特有の落ち着いた雰囲気をよ
り一層高め、統一された美観を醸し出すことができる。
(5)  この様な統一された美観を醸し出すのにコン
クリートで作られた梁の上に同一材質のタイル等を貼る
という作業も不要であり、かつタイル貼りとは異なり、
すべての部材が乗座の強度を向上させる働きをしている
ので材料に無駄がない。
コノ発明において、ブロック(11、(2a) 、 (
2b) 、 (31の圧縮・剪断許容応力度及び圧縮強
度をモルタル(8)のそれよりも大きいものに限定した
理由は、モルタル(8)よりも小さい強度のブロック(
IL  (2a)、(2b) 、 [31では従来の組
積工法の構築物よりも構築物全体の強度が低下し実用に
供さないからである。
この発明において使用するブロック(11、(2a) 
、 (2b) 、 +3)としては、高強度多孔型煉瓦
ブロックが好適に使用できる。
高強度多孔型煉瓦ブロックとは、第14図示等の多孔(
13)型の形状で軽量化され、かつモルタル(8)との
付着強度を向上させ、優れた耐火、耐震、遮音、耐吸水
性を有す。
高強度多孔型煉瓦プロ・ツクとしては圧縮許容応力度;
150 kg/ al1以上、剪断許容応力度11kg
/ c+it以上、圧縮強度300 kg/ e11!
以上という優れた機械的性質を有すものが好適に使用で
きる。
この発明において各ブロック(11、(2a) 、 (
2b) 、 (31の形状は必ずしも図示する形状に限
定するものではない。
この発明はスラブ等の構築にも通用できることは言うま
でもない。
(変更例 1) 第10図乃至第11図において、(3a) 、 (3b
)は外突出片(14)を有す角層ブロック、(15)は
角部皿を覆う保護片である。
この保護片(15)は、構築物と同一材質のプロ・ツク
、あるいは合成樹脂、金属等からなりモルタル等にて角
部皿に固着する。
この様な構成を有すこの変更例に係る組積構築物におけ
る梁構造は、定着部材(6)等を保護片(15)にて覆
い防水保護するので、定着板(6a)、ナツト(6b)
、pc鋼棒(7)を腐食等から保護するばかりでなく、
組積構築の統一された美観をより一層高める。
この変更例において保護片(15)は必ずしも第11図
示する形状に限定するものではなく要するに上述の効果
を奏する形状であれば良い。
(変更例 2) 第12図乃至第13図において、(2c) 、 (2d
)は乗用ブロックを形成する乗用ブロック片、(17)
はこの乗用ブロック片(2d)の内突出部である。
この様な構成を有すこの変更例に係る組積構築物におけ
る梁構造は、乗用ブロンクを2片(2c) 、 (2d
)から構成したのでPC@棒(7)を乗用ブロック内に
挿通する必要がない。すなわち、PCI棒(7)を配設
した後、乗用ブロック片(2c) 、 (2d)を載置
しても良く、あるいはその逆の手順を用いても良い(要
するに、組積後PCwi棒(7)が梁川ブロックに貫通
していれば良い)という効果を奏す。叉、内突出部(1
7)を設けたので大引き(18)を容易に取りつけられ
るという効果をも奏す。
(発明の効果) 以上説明した如く、この発明に係るこの組積構築物にお
ける梁構造は以下の様な優れた効果を奏す。
(1)  プレストレスにより梁の引張強度と曲げ強度
が増加し、耐震構造の組積構築物に好適に使用できる。
(2)生コンを型枠内で固める作業(型枠組、養生、取
り外し)が不要なすなわちブロックを組積する工法を採
用できるので、作業が容易でかつ工数が少なくて済み、
さらに養生期間が極く短いので工期が短縮できる。
(3)  コンクリートがすべてのブロックに付着する
ことがなく、このため付着したコンクリートを酸洗いに
て除去する等の工数を必要としない。
(4)  構築物の梁をもブロックによる組積工法を採
用し構築したので、組積工法特有の落ち着いた雰囲気を
より一層高め、統一された美観を醸し出すことができる
(5)  この様な統一された美観を醸し出すのにコン
クリートで作られた梁の上に同一材質のタイル等を貼る
という作業も不要であり、かつタイル貼りとは異なり、
すべての部材が梁の強度を向上させる働きをしているの
で材料に無駄がない。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第9図はこの発明に係る組積構築物における
梁構造の一実施例を説明する図であり、第1図は梁、壁
の一部側面図、第2図は第1図のA−A線矢視図、第3
図は第2図のA−A線矢視図、第4図は第3図のA−A
線断面図、第5図は第3図の13−B線断面図、第6図
は第3図のC−C線断面図、第7図は乗用ブロックの斜
視図、第8図は乗用ブロックの斜視図、第9図は角層ブ
ロックの斜視図である。    ゛ 第10図乃至第11図はこの発明に係る組積構築物にお
ける梁構造の変更例1を説明する図であり、第10図は
角部の斜視図、第11図は保護片の斜視図である。 第12図乃至第13図はこの発明に係る組積構築物にお
ける梁構造の変更例2を説明する図であり、第12図は
乗用ブロックの側面図、第13図は乗用ブロックの平面
図である。 第14図乃至第15図は従来技術を説明する図であり、
第14図はブロックの斜視図、第15図は従来技術を用
いて構築された組積構築物の一部省略斜視図である。 (lトー壁用ブロック (2a) 、 (2b) −乗
用ブロック(3)・−角層ブロック   班−梁 (51−縦配筋      (6)−・定着部材(7)
−P CWi棒     (8)・−モルタルΦ 法 鑑         l 第  12  図 第  13  図 図 )H・・

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ブロックを組積してなる構築物の梁構造であって
    、梁の長手方向に敷設された所要数のブロックと、この
    ブロックに所要間隔にて貫通する縦配筋と、前記梁の長
    手方向の両端に具設する定着部材と、前記梁の長手方向
    に貫通しその両端を定着部材で固定し引張応力を有する
    PC鋼材と、前記各部材が形成する隙間を埋めるモルタ
    ルとからなり前記ブロックの圧縮・剪断許容応力度及び
    圧縮強度がモルタルのそれよりも大きいことを特徴とす
    る組積構築物における梁構造。
JP16323284A 1984-08-01 1984-08-01 組積構築物における梁構造 Pending JPS6140945A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16323284A JPS6140945A (ja) 1984-08-01 1984-08-01 組積構築物における梁構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16323284A JPS6140945A (ja) 1984-08-01 1984-08-01 組積構築物における梁構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6140945A true JPS6140945A (ja) 1986-02-27

Family

ID=15769837

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16323284A Pending JPS6140945A (ja) 1984-08-01 1984-08-01 組積構築物における梁構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6140945A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3750355A (en) Facade composite panel element
ATE62722T1 (de) Gebaeudekonstruktionen aus bewehrtem beton.
US6416693B1 (en) Method of strengthening an existing reinforced concrete member
JP2003213623A6 (ja) 橋梁の上部構造
JP2003213623A (ja) 橋梁の上部構造
JPS6282147A (ja) プレストレス合成桁の製造方法
JPS6140945A (ja) 組積構築物における梁構造
JPS62156457A (ja) 電波吸収壁体
JPH05106339A (ja) コンクリート打継ぎ用プレキヤストコンクリート型枠
JPS5853286Y2 (ja) 引張部にpcプレキヤストコンクリ−トブロツクを有する合成桁
US7444786B2 (en) Cast log structure
JPS58178745A (ja) 仕上げ下地兼用型枠材
JPH0334967Y2 (ja)
JPS58213914A (ja) プレハブスラブからなる補強石造構造物
CN215406826U (zh) 一种新型免支撑易连接肋键组合叠合板结构
JPS6346588Y2 (ja)
JP2891113B2 (ja) 鉄筋コンクリート造り耐震壁の設置工法
JPH01158146A (ja) トラス補強した薄肉プレキャスト床板打込み型枠工法
JP3198642B2 (ja) プレストレストコンクリート板
JP4152328B2 (ja) 壁式鉄筋コンクリート構造物
JPH04144B2 (ja)
SU802474A1 (ru) Устройство дл усилени стыковых со-ЕдиНЕНий КРупНОпАНЕльНыХ здАНий
JPS59224755A (ja) 開口部コ−ナ−のひび割れ防止方法
AU2020264362A1 (en) Panels
JPH0467536B2 (ja)