JPS6140619B2 - - Google Patents
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- JPS6140619B2 JPS6140619B2 JP53089148A JP8914878A JPS6140619B2 JP S6140619 B2 JPS6140619 B2 JP S6140619B2 JP 53089148 A JP53089148 A JP 53089148A JP 8914878 A JP8914878 A JP 8914878A JP S6140619 B2 JPS6140619 B2 JP S6140619B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transparent plate
- glass tube
- fusing
- zinc sulfide
- heat storage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
- Light Receiving Elements (AREA)
- Optical Filters (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ガラス管と硫化亜鉛結晶板の融着方
法の改良に係り、とくに赤外線検知器の冷却用デ
ユワを構成するガラス管端面に硫化亜鉛結晶から
なる透光板を融着する方法の改善に関するもので
ある。
法の改良に係り、とくに赤外線検知器の冷却用デ
ユワを構成するガラス管端面に硫化亜鉛結晶から
なる透光板を融着する方法の改善に関するもので
ある。
入射光量子に対応した出力を生ずる半導体光電
変換素子を用いたたとえば赤外線検知器は光量子
型検知器と呼ばれていて応答速度が早い長所を有
するが、その反面常温よりはるかに低い温度に冷
却しないと良好に動作しない性質がある。ゆえに
光量子型検知器は通常2重ガラス管よりなるデユ
ワ構造の冷却容器内にその内筒に支持した形で半
導体検知素子(光電変換素子)を収容し、該検知
素子に対向する冷却容器の外筒の一部を切抜いて
透光窓を作り、該透光窓に赤外線を透過する物質
からなる透光板を取付けた構造となつており、前
記透光板材料としては一般にゲルマニウム
(Ge)、硫化亜鉛(ZnS)結晶が広く用いられてい
る。ここでGeの透光板は普通インジウム等によ
るハンダ付けにより外筒ガラス管端面に接着可能
であつてその封着は比較的簡単であるが、反面
Ge自体の透過特性が悪かつたので、最近では透
過特性のよいZnS結晶を透光板材料として用いる
ことが推奨されている。ところがかかるZnSの透
光板を冷却容器の外筒ガラス管端面に融着法によ
つて封着しようとするとZnS結晶の一面に曇りを
生じて本来の光透過特性が損なわれる外、クラツ
クあるいはリークを生ずる等の問題を生じてい
た。
変換素子を用いたたとえば赤外線検知器は光量子
型検知器と呼ばれていて応答速度が早い長所を有
するが、その反面常温よりはるかに低い温度に冷
却しないと良好に動作しない性質がある。ゆえに
光量子型検知器は通常2重ガラス管よりなるデユ
ワ構造の冷却容器内にその内筒に支持した形で半
導体検知素子(光電変換素子)を収容し、該検知
素子に対向する冷却容器の外筒の一部を切抜いて
透光窓を作り、該透光窓に赤外線を透過する物質
からなる透光板を取付けた構造となつており、前
記透光板材料としては一般にゲルマニウム
(Ge)、硫化亜鉛(ZnS)結晶が広く用いられてい
る。ここでGeの透光板は普通インジウム等によ
るハンダ付けにより外筒ガラス管端面に接着可能
であつてその封着は比較的簡単であるが、反面
Ge自体の透過特性が悪かつたので、最近では透
過特性のよいZnS結晶を透光板材料として用いる
ことが推奨されている。ところがかかるZnSの透
光板を冷却容器の外筒ガラス管端面に融着法によ
つて封着しようとするとZnS結晶の一面に曇りを
生じて本来の光透過特性が損なわれる外、クラツ
クあるいはリークを生ずる等の問題を生じてい
た。
本発明は、前記の欠点を解消すべくなされたも
ので、ガラス管端面に融着するZnS結晶の透光板
の上下面をカーボン等からなる蓄熱体で挾持した
状態で該蓄熱体を高周波加熱ヒータで加熱して融
着する新規な融着方法を提供せんとするものであ
る。
ので、ガラス管端面に融着するZnS結晶の透光板
の上下面をカーボン等からなる蓄熱体で挾持した
状態で該蓄熱体を高周波加熱ヒータで加熱して融
着する新規な融着方法を提供せんとするものであ
る。
以下、図面を参照して従来例と比較しながら本
発明に係るガラス管と硫化亜鉛結晶からなる透光
板の融着方法の1実施例について詳細に説明す
る。
発明に係るガラス管と硫化亜鉛結晶からなる透光
板の融着方法の1実施例について詳細に説明す
る。
第1図は、従来のガラス管と硫化亜鉛結晶板の
融着方法を示す側断面図で、耐熱性の低熱伝導度
の材料たとえばセラミツクス、アルミナ等からな
る取付台1に保持されたカーボン等からなる下部
蓄熱体2の上にZnS結晶からなる透光板3を載置
し、さらに比較的透光板材料の膨脹係数に近いガ
ラスからなるガラス管4の封着端面を鏡面に研磨
した後、前記透光板3に合致するようセツトし、
融着の最適温度に制御された高周波加熱ヒータ5
の中に挿入してN2等の雰囲気ガス中において融
着する。しかるに融着後の冷却時に前記透光板3
の上下面の温度差のため上面に白い曇りが発生し
て透過特性が低下し、さらに透光板3と外囲容器
4の熱膨脹の違いによりクラツクが発生したり、
リークの原因ともなつていた。
融着方法を示す側断面図で、耐熱性の低熱伝導度
の材料たとえばセラミツクス、アルミナ等からな
る取付台1に保持されたカーボン等からなる下部
蓄熱体2の上にZnS結晶からなる透光板3を載置
し、さらに比較的透光板材料の膨脹係数に近いガ
ラスからなるガラス管4の封着端面を鏡面に研磨
した後、前記透光板3に合致するようセツトし、
融着の最適温度に制御された高周波加熱ヒータ5
の中に挿入してN2等の雰囲気ガス中において融
着する。しかるに融着後の冷却時に前記透光板3
の上下面の温度差のため上面に白い曇りが発生し
て透過特性が低下し、さらに透光板3と外囲容器
4の熱膨脹の違いによりクラツクが発生したり、
リークの原因ともなつていた。
第2図は、本発明に係るガラス管とZnS結晶板
の融着方法の1実施例を示す側断面図で、前図と
同等部分については同符号を用いている。図でわ
かるように透光板3の上面に新たにカーボン等か
らなる上部蓄熱体2′を設けたものであつて、該
上部蓄熱体2′と下部蓄熱体2で前記透光板3を
上下より挾持するよう密着させ、融着に最適な温
度に制御された高周波加熱ヒータ5によつてN2
等の雰囲気ガス中で加熱融着する。この融着方法
では透光板3の上下面を蓄熱体2,2′で挾持し
ているので、透光板3の温度上昇時および冷却時
ともに前記透光板3の上下面ともにほぼ同じ温度
条件で融着することができるので、透光板3の透
過特性は第3図で示すとおり融着前とほとんど変
わらず、しかも透光板3と外囲容器4の熱膨脹の
違いによるクラツクおよびリークも減少すること
ができる。
の融着方法の1実施例を示す側断面図で、前図と
同等部分については同符号を用いている。図でわ
かるように透光板3の上面に新たにカーボン等か
らなる上部蓄熱体2′を設けたものであつて、該
上部蓄熱体2′と下部蓄熱体2で前記透光板3を
上下より挾持するよう密着させ、融着に最適な温
度に制御された高周波加熱ヒータ5によつてN2
等の雰囲気ガス中で加熱融着する。この融着方法
では透光板3の上下面を蓄熱体2,2′で挾持し
ているので、透光板3の温度上昇時および冷却時
ともに前記透光板3の上下面ともにほぼ同じ温度
条件で融着することができるので、透光板3の透
過特性は第3図で示すとおり融着前とほとんど変
わらず、しかも透光板3と外囲容器4の熱膨脹の
違いによるクラツクおよびリークも減少すること
ができる。
第3図は、縦軸に透過度をとり、横軸に波長を
とつて本発明に係る融着方法によつて融着した透
光板3を分光器により8〜13μmでの透過特性を
測定した実施値を線6で示し、理論値7と比較し
たものである。図でわかるように理論値すなわち
融着前の透過特性と融着後の透過特性がほとんど
変わらないことを示している。
とつて本発明に係る融着方法によつて融着した透
光板3を分光器により8〜13μmでの透過特性を
測定した実施値を線6で示し、理論値7と比較し
たものである。図でわかるように理論値すなわち
融着前の透過特性と融着後の透過特性がほとんど
変わらないことを示している。
以上説明したように本発明に係るガラス管と
ZnS結晶板の融着方法を適用すること、すなわち
透光板3の上下両面に蓄熱体2,2′を設けて融
着することによつて良品率が飛躍的に向上すると
ともに品質の向上が期待でき、冷却型光電変換装
置に適用して極めて有利である。
ZnS結晶板の融着方法を適用すること、すなわち
透光板3の上下両面に蓄熱体2,2′を設けて融
着することによつて良品率が飛躍的に向上すると
ともに品質の向上が期待でき、冷却型光電変換装
置に適用して極めて有利である。
なお、本実施例では8〜13μm帯の透光板材料
を使用した赤外線検知器の外囲容器と透光板の融
着方法について詳述したが、透光窓を具備した外
囲容器を必要とする発光素子、受光素子等にも適
用が可能であり、また透光板材料も波長に応じた
他の材料であつても構わない。
を使用した赤外線検知器の外囲容器と透光板の融
着方法について詳述したが、透光窓を具備した外
囲容器を必要とする発光素子、受光素子等にも適
用が可能であり、また透光板材料も波長に応じた
他の材料であつても構わない。
第1図は、従来のガラス管と硫化亜鉛結晶板の
融着方法の側断面図、第2図は本発明に係るガラ
ス管と硫化亜鉛板の融着方法の1実施例を示す側
断面図、第3図は透過特性の測定結果である。 1……下部蓄熱体取付台、2……下部蓄熱体、
2′……上部蓄熱体、3……透光板、4……外囲
容器、5……高周波加熱ヒータ、6……透過特性
の実測値、7……透過特性の理論値。
融着方法の側断面図、第2図は本発明に係るガラ
ス管と硫化亜鉛板の融着方法の1実施例を示す側
断面図、第3図は透過特性の測定結果である。 1……下部蓄熱体取付台、2……下部蓄熱体、
2′……上部蓄熱体、3……透光板、4……外囲
容器、5……高周波加熱ヒータ、6……透過特性
の実測値、7……透過特性の理論値。
Claims (1)
- 1 ガラス管端面に硫化亜鉛結晶板を融着するに
際し、前記硫化亜鉛結晶板の上下面を蓄熱体で挾
持した状態で加熱し、前記ガラス管端面に硫化亜
鉛結晶板の融着を行うことを特徴とするガラス管
と硫化亜鉛結晶板の融着方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8914878A JPS5515294A (en) | 1978-07-20 | 1978-07-20 | Method for welding glass tube with zinc sulfide crystal plate |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8914878A JPS5515294A (en) | 1978-07-20 | 1978-07-20 | Method for welding glass tube with zinc sulfide crystal plate |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5515294A JPS5515294A (en) | 1980-02-02 |
JPS6140619B2 true JPS6140619B2 (ja) | 1986-09-10 |
Family
ID=13962773
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8914878A Granted JPS5515294A (en) | 1978-07-20 | 1978-07-20 | Method for welding glass tube with zinc sulfide crystal plate |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5515294A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS632181U (ja) * | 1986-06-23 | 1988-01-08 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5921779B2 (ja) * | 1980-08-28 | 1984-05-22 | 住友ゴム工業株式会社 | 熱可塑性材料の多重押出用金型 |
US4539169A (en) * | 1983-07-29 | 1985-09-03 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Apparatus and method for forming a co-extrusion from extruded strips |
-
1978
- 1978-07-20 JP JP8914878A patent/JPS5515294A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS632181U (ja) * | 1986-06-23 | 1988-01-08 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5515294A (en) | 1980-02-02 |
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