JPS6140597A - 核廃棄物包装用モジユ−ル - Google Patents

核廃棄物包装用モジユ−ル

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JPS6140597A
JPS6140597A JP14908585A JP14908585A JPS6140597A JP S6140597 A JPS6140597 A JP S6140597A JP 14908585 A JP14908585 A JP 14908585A JP 14908585 A JP14908585 A JP 14908585A JP S6140597 A JPS6140597 A JP S6140597A
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JP
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module
container
waste
transport
transport container
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JP14908585A
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English (en)
Inventor
チヤールズ・ウイリアム・マロリー
ウイリアム・サムエル・サナー・ジユニア
アーサー・ウイラード・リレイ
ラルフ・エドモンド・ワツツ
ラルフ・ロバート・デイシビオ
ステイーブン・ジヤン・ウインストン
ビリー・クラーク・ストリツクリン
ジヨン・エドワード・ラゾー
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CBS Corp
Original Assignee
Westinghouse Electric Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21FPROTECTION AGAINST X-RADIATION, GAMMA RADIATION, CORPUSCULAR RADIATION OR PARTICLE BOMBARDMENT; TREATING RADIOACTIVELY CONTAMINATED MATERIAL; DECONTAMINATION ARRANGEMENTS THEREFOR
    • G21F9/00Treating radioactively contaminated material; Decontamination arrangements therefor
    • G21F9/28Treating solids
    • G21F9/34Disposal of solid waste
    • G21F9/36Disposal of solid waste by packaging; by baling

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Pallets (AREA)
  • Refuse Receptacles (AREA)
  • Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)
  • Package Frames And Binding Bands (AREA)
  • Stackable Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般的には、廃棄物処理サイトに安全にかつ
永久的に埋蔵してしまうことができる種々の放射能レベ
ルの核廃棄物包装用モジュールに関する。
核廃棄物を包装する種々の方法が当該技術分野で知られ
ている。最も早くから使用された包装型式は、壁部が鋼
である55ガロン入りのドラムである。この型のドラム
は、初期の「キックアンドロール」型の廃棄物埋蔵方式
で使用された。充填後におけるドラム表面の放射能は作
業者が手で取扱うには高すぎるため、充填済みのドラム
はブームの長いクレーンで処理された。クレーンによっ
てドラムは簡単な地面に掘ったみぞに落とされて、そこ
に埋蔵された。このように55ガロン入りの鋼製ドラム
をみぞに入れる方法は、核廃棄物の地中廃棄法としては
著しく不満足なものであることがわかった。みぞに充填
された締まっていない土壌は、みぞの両側部を形成して
いる密な土壌や、みぞの底部を形成している緻密な岩石
層よりも遥かに透水性が高い。従って、ドラム周囲の比
較的線(ルーズ)で透水性の土壌が原因で、みぞには大
量の水が溜まり、いわゆる「浴槽効果」という現象が生
じる。この溜まり水により、みぞに埋められたドラムの
鋼製壁部が腐食され崩壊する。長期にわたるドラムの崩
壊と土壌の押し固めにより、土壌の下降即ち沈下が起こ
り、みぞの上部にくぼみができる。このくぼみに表面水
が集まり、みぞのドラムの上方にこの溜まり水が集まっ
て、溜まり水のプールが常に存在すると言う悪い傾向が
ある。この結果溜まり水が増えて、内部に埋められたド
ラムの腐食と崩壊が加速され沈下も激しくなる。埋蔵場
所でのドラム容器の腐食及び崩壊の結果、流過する地下
水が放射f@で汚染される。
[キックアンドロール」方式の包装中廃棄システムで使
用するドラムの]二連の問題を解決するために、比較的
厚く、放射線を遮蔽し、水を透過しない壁部を持つ包装
体が開発された。、55ガロン入りの壁厚の薄いドラム
とは異なり、コンクリ−1・髪色装体の厚い壁は、長い
ブームを持つクレーンで取扱う必要がなく、作業者が安
全に処理できる程度にまで、包装物の表面放射能を減少
させる。更に、コンクリートの厚い層は、地下水による
劣化に対する抵抗力が大きい。使用に当たって、壁の厚
いコンクリート製包装体は、廃棄物が発生する場所、即
ち原子力発電所等に運び込まれる。核廃棄物を直接包装
体の内部に投入し、その場で包装体を密封する。密封し
た包装物を遠くの廃棄場所に運んで埋める。この種のコ
ンクリート製包装体の場合には表面放射能が低いので、
遮蔽されたフォークリフトを用いて通常の方法で埋蔵み
ぞに入れることができる。
上記のコンクリート製包装体は、[キックアンドロール
]方式のドラム型の包装体と比較して、遥かに優れては
いるけれども、包装体に特有のいくつかの欠点を持って
いる。第一に、この種の包装体は、高レベル廃棄物、た
とえば使用済みの制御棒等の処理には適さない。何故な
ら、包装体のコンクリート壁は包装物からの表面放射能
を許容できるレベルにまで低下させるに充分な厚さを持
つものではなかったからである。第二に、上記と関連す
る問題であるが、包装体の表面放射能が内部に充填され
た特定の廃棄物の放射能によって変動する。埋蔵みぞの
内部では、最も「放射能の高い」包装物を放射能の低い
包装物で取囲むことが望ましいので、上記のように特定
の包装物の表面放射能が広い範囲にわたって変化するこ
とは、最適の積重ね順序の確定を困難にする。第三に、
この種の包装体は、内部に収納された廃棄物と外部の土
壌との間の障壁として有効な単一の放射線障壁及び防水
壁を持つにすぎない。Jth震等によりこれらの包装体
のコンクリート壁部に割れが入ったり、コンクリート壁
部が破損したときには、後備の防水壁または放射能防止
壁はない。第四に、−に記のコンクリート製包装体は、
埋蔵場所から容易に回収できない。この最後の欠点は、
地震により、放射性物質が漏出する程のクラック(割れ
)または破損が特定の包装体に生じた場合に、特に重大
な欠陥となる。
特定の包装体を選択的に回収できないために、埋蔵地点
を広範囲に掘り起こして配置がえをしなえればならない
放射能レベルの異なる放射性廃棄物の包装が可能である
、しかも各種の廃棄物の表面放射能を同一レベルまたは
少なくとも近似したレベルにできる地中廃棄核廃棄物包
装体が求められていることは明らかである。理想的には
、何らかの理由で外側の壁部に割れや破損が生じた事態
に備えて、包装体は内部に収納された廃棄物を多重構造
の防水・放射線遮蔽部で取囲むものでなければならない
。最後に、包装体はj1!!震その他の自然界の撹乱に
対する抵抗性が高い形状に積重ねることができるもので
あり、積重ねた包装体の特定の一つが破損した場合には
容易に破損した特定の包装体を回収できるものでなけれ
ばならない。
従って、本発明は、運搬容器の内部に収納された放射性
廃棄物を封入して圧縮負荷に耐えることができる安定な
構造にしたモジュールであって、廃棄物を完全に取囲ん
で廃棄物に対して放射線及び水を遮蔽する第一障壁とな
る剛性の外側容器と、運搬容器により形成されて廃棄物
に対する第二の放射線遮蔽障壁を構成する内側容器と、
外側容器と内側容器の間の空間に充填され廃棄物に対し
て更にもう一つの放射線遮蔽障壁となりかつモジュール
の圧縮強度を補強する実質的に固体状の補強中間部分を
構成する流体状で硬化可能な物質から成る中間層を有す
ることを特徴とするモジュールを提供する。
本発明は、更に、運搬容器に収納された放射性廃棄物を
埋設が可能で構造的に安定な形状で封入するモジュール
であって、セメント質の物質から成り廃棄物に対して放
射線及び水を遮蔽する第一障壁となる直角プリズム形の
剛性外側容器と、運搬容器から形成されていて廃棄物に
対して放射線及び水を遮蔽する第二障壁となる内側容器
と、外側容器と内側容器の間の空間を完全に充填して廃
棄物に対して放射線及び水を遮蔽する更にもう一つの障
壁となりモジュールに圧縮負荷力を支持できる実質的に
固体状の補強中間層を与える中央グラウト層とから成る
ことを特徴とするモジュールを提供する。
本発明は、更にJ中に埋設された後に種1c% 々の形状のf1!!盤に柔軟に適合する核廃棄物処理モ
ジュールをぎっしりと充填したモジュール列であって、
複数のモジュールから成り、各モジュールが直角プリズ
ムの外形を持ち、複数の側壁部が同一寸法の同一形状で
あり、一対の端部壁が同一寸法の同一形状であり、前記
の複数のモジュールが端部と端部を接合させて連続した
柱状に積上げられ、特定の1本の柱の全モジュールの側
壁部が同一平面」二に位置し、複数のモジュールから成
る各柱状体を隣接する他の柱状体に対して鉛直方向に移
動させることができることを特徴とするモジュール列を
提供する。
本発明は、更に、押し固め可能な運搬容器の内部の押し
固め可能な廃棄処理物を封入する方法であって、運搬容
器と内部の廃棄物とを押し固め、少なくとも−っの押し
固めた運搬容器をモジュール容器の中央部に配設し、押
し固めた運搬容器とモジュール容器の中間の環状空間に
硬化可能な流動物質を充填することを特徴とする方法を
提供する。
モジュール容器は、放射性廃棄物を入れた複数の運搬容
器を収納できる。モジュール容器の内部に充填できる運
搬容器の数を最大にするために、各運搬容器を押し固め
ることができる。押し固めることにより、廃棄物を堅固
にしてモジュールの全体としての圧縮強度を増大させ、
廃棄物の水吸収性を低下させ漏出性を減することができ
る。
本発明の好ましい実施例においては、運搬容器及びその
内容物の両方を非弾性変形させる押し固め力を運搬容器
に印加して、グラウトがまだ可塑状態であるときに「は
ね返り」が起こった場合子じる可能性のある割れの発生
やモジュール内部の空洞部の形成を避けるために、押し
固めた運搬容器が「はね返ら」ないようにする。
モジュールの剛性外側容器の中央部に押し固めた運搬容
器を配置して、得られるモジュールの表面放射能が均一
になるようにすることができる。更に、剛性の外側容器
の内部でグラウト固定されるM搬容器を数を適宜な数に
して、得られるモジュールの表面放射能が選定した限界
を越えないようにすることができる。モジュールの取扱
い処理を容易にするために、モジュールの外側容器の底
部にフォークリフトのフォークを受容する複数のほぼ平
行なみぞパターンをつくっておき、外側容器の上部には
巻上げ機のフックと着脱自在に接続できる複数の■字形
ボルト・アンカーを付設しておくこともできる。更に、
グラウトが未硬化状態であるときにグラウトの内部に挿
入でき、グラウトが硬化したときには蓋を外側容器に固
定する少なくとも1本の蓋固定部材を持つスラブ形の蓋
を剛性の外側容器に設けることもできる。
最後に、剛性のモジュールの外側容器の形状は、モジュ
ールを互いに隣り合う柱状物の形できっしりと積上げる
ことができるよう、同一寸法形状の複数の側壁部を持つ
直角ブリズムの形にするのが好ましい。好ましい実施例
においては、各モジュールは六角形プリズムである。こ
のような六角形プリズムによって得られる沈下しない緊
密に充填されたモジュール列は、土壌から成るみぞ蓋を
支持するに充分な圧縮強度を持ち、しかも地震その他の
自然界の撹乱によって生じるみぞの形状変化に柔軟に対
応できる。
以  下  余  白 本発明をより明確に理解できるよう、以下に添付の図面
を参照しつつ1、本発明の好ましい実施例について説明
する。
全部の図面において、類似の参照符号は類似した部材を
示すが、まず第1図を参照して説明を始めると、本発明
の包装設備lは、建物の左側の遠隔操作廃棄物包装区画
3と、建物の中央モジュール積込み・運搬区画60と、
建物の右側の接触廃棄物処理区画85とを取囲む4つの
隔離壁2a、2b、2c及び2dを有する。遠隔操作包
装区画3と接触廃棄物処理区画85には、それぞれ、貫
通車道7及び87がある。これらの貫通車道で、遠くの
廃棄物発生場所からの比較的軽量の運搬容器(即ち、ラ
イナー55ガロン入り容器及LSA容器)に入った遠隔
操作または接触操作核廃棄物がトラック13及び95に
よって比較的重い緊密モジュール200に搬入される。
好ましい実施例においては(13,5)ン(30,00
0ポンド)を越える重量になることもある]充填済みモ
ジュール200を運搬する距離を最小にするために、包
装設備1によって充填されたモジュール200の最終廃
棄場所150は設置ii1に近接した位置にある。廃棄
物発生場所から遠く、シかも最終廃棄場所150に近く
て、隔離壁に取囲まれた包装設備1には主要な三つの利
点があることを最初に述べておかねばならない。第一に
、比較的重いモジュール200を廃棄物発生場所に運搬
する必要がない。第二に、包装時の事故により廃棄物発
生場所が汚染される可能性を回避できる。第三に、隔離
壁2a、2b、2c及び2dにより、包装時の事故によ
って廃棄場所150が汚染される可能性を最小にできる
次に、設置tllの遠隔操作廃棄物包装区画3について
更に詳細に説明すると、この区画3は搬送トラック13
を受は入れる入口(図示せず)及び出口■を持つ車道8
を有する。トラック13は、普通、米国運輸省(U、S
Department of Transportat
ion)または米国原子力規制委員会(U、S、Nuc
lear RegulatoryAk Cammissron)が承認した再使用可能な遮蔽運
搬カスタ15に核廃棄物を入れて運搬できる。
遮蔽MJIIカスク15の内部には、廃棄物を収納する
金属またはプラスチック製のライナー(図示せず)が施
されている。設置1iflの区画3は、更に、トラック
13の床とほぼ同じ高さの処理プラットホーム!8と、
フック集合体21を持つ遮蔽ベル18と、遠隔操作走行
うレーン23とを有する。遮蔽ベル18は、好ましくは
、非接触廃棄物から出る放射能の量を許容レベルに減少
させるに充分な厚さの鉛塗膜を持つ鋼製の外皮から形成
されている。クレーン23は、電気モータ作動プーリー
装置27を介して、遮蔽ベル19のフック集合体と着脱
自在に接続できる一次巻上げ機25を持つ、走行うレー
ン23は、更に、−次巻上げ機25をX方向(貫通車道
7の車道8に平行な方向)に移動させる運び台28と、
−次巻上げ機25をY方向(設備!の前面に平行な方向
)に移動させるトロリー33とを有する。鉛直方向調整
電気千−タ作動プーリー装置27が運び台28及びトロ
リー33と組合わされているので、走行うレーン23は
運搬トラック13の運搬カスタ15の上方で遮蔽ベルを
揺動させ、カスタ15から廃棄物収納ライナーを取上げ
、ライナーを処理プラットホーム18の所望位置に置く
ことができる。この好ましい実施例においては、テレビ
による監視を通して操作される遠隔操作走行うレーン2
3を使用したが、本発明の実施に当たっては既存の多く
の種類の遠隔操作クレー機構を使用できる。−次巻上げ
機25に加えて、走行うレーン23と遮蔽ベル19の中
間に二次巻上げ機35が接続されている。二次巻上げ機
35は、遮蔽運搬カスタ15の内部に配置されて廃棄物
収納ライナーと着脱自在に係合できる遮蔽ベル19の内
部におけるケーブル及びフック(図示せず)の位置を制
御する。
建物lの遠隔処理廃棄物区画3には、更に、運搬カスタ
15の内部のライナーの内容物が送り状と一致するかど
うかを確認するために各種の放射能検出器3B及び超音
波検出器41を備えた識別ステーション37がある。放
射能検出器38を用いて、ライナーに収納されている廃
棄物から出る放射能の強さを測定し、廃棄物の放射スペ
クトルの特徴をチェックして、送り状が正確であるかど
うか確認する。超音波検出器41は、ライナーに放射性
液体が存在するか否かを知るために使用する。連邦規格
は、液状の放射性廃棄物の埋蔵を厳しく禁止しているの
で、超音波検出器41によって得られる情報は極めて重
要な情報である。放射能検出器38及び超音波検出器4
1は、処理プラットホーム18のみぞ43に配設された
ケーブルによって、読取りダイヤル群45と電気的に接
続されている。添付の図面には示さなかったが、記録を
残す目的並びにモジュール200の表面放射能が所定限
界を越えるまでに特定のモジュールに装入できる特定の
種類の廃棄物の量を知る目的のために、放射能検知器3
9及び超音波検知器41の出力を中央コンピュータに入
れるのが好ましい。中央コンピュータにより、廃棄物の
適切な封入のために注入すべきグラウトの量を算出する
ことができ、ライナーに収納されている液状の廃棄物の
比率が許容できない比率であることを超音波検出器41
が示したときには警報回路を作動させることができる。
好ましい実施例においては、処理プラットホーム18の
高さをトレーラ−・トラック13の床の高さにほぼ対応
する高さにして、カスタ15から蓋を取外した際にカス
タの上部から放射される放射能がプラットホーム18の
上に居る作業員に照射されないようにする0作業に当た
っては、遮蔽ベル19を下降させて開口したカスタ15
の内部に入れ、カスタ内部のライナーと係合させ、識別
ステーション37の検知器38及び41の]二方を揺動
させて、迅速に上記検知器から数インチ以内の個所に下
降させて、遮蔽ベル18の底部から放射されてプラット
ホーム18に反射され区画3を照射する放射能が最小に
なるようにする。好ましい実施例では、設@1の全体と
しての構造一体性及び遮蔽の目的のために、処理プラッ
トホーム18はコンクリートの緻密な厚板から形成され
ている。遮蔽の目的については、ラグ(lag)貯蔵穴
50の構造及び機能について後述するときに、より一層
明確に理解できょう。好ましい実施例の識別ステーショ
ン37は、放射能検出器38及び超音波検出器41のみ
を有するものであるが、所望に応じて他の型式の検出器
(たとえば、廃棄物を視覚で識別する遠隔操作テレビ監
視機器等)を配設することもできる。
設@1の遠隔操作廃棄物区画3は、四つのラグ貯蔵穴5
0と、遮蔽壁54及び接近通り抜は遮蔽ドア55によっ
て形成された修理作業室53とを有する。各ラグ貯蔵穴
50は、上部が円形形カバーから成るほぼ円筒形のくぼ
みである、識別ステージ曹ン37によって過剰量の液体
の存在が検出されたり、その他の許容できない状態が検
出された場合に、ラグ貯蔵穴5oが核廃棄物運搬時の安
全で便利な貯蔵区域を提供する。更に、グラウト注入ス
テーション118がつかえた場合に、遠隔操作廃棄物の
運搬物を一時的に貯蔵するためにラグ貯蔵穴を使用する
こともできる。区画3に貯蔵できる遠隔操作廃棄物から
区画3の作業区域に放射される放射線量を安全レベルの
範囲内に減少できるよう、穴50の一1二部の円板形キ
ャップの材質及び厚さを選定する。修理作業室は、設備
lの遠隔操作区画3の内部で隔離された区域であり、遠
隔操作区画3または設備lの主要部を汚染するおそれな
く、破損したライナー(または液体を含むライナー)を
適宜に修理または処理する区域である。後述の説明から
明らかになるように、モジュール200の内部でライナ
ーをグラウトによって固めたときにライナー壁部が三つ
の放射線及び水遮蔽障壁の一つになるわけであるから、
ライナーの破損壁部を修理する隔離された内室53を設
けることは重要である。廃棄物ライナーの内部に遊離し
た状態の液体が発見されたときには、修理作業室53が
内室を提供し、その内部で液体を適当な吸着剤その他の
固化媒体と混合して、液体を連邦規格の規定に合った埋
蔵が許容できる固体状態にすることができる。正常な状
態では、遠隔処理廃棄物の処理のために、ラグ貯蔵穴5
0や修理作業室53は使用されない。通常は、識別試験
完了後、区画3の背後部を形成する遮蔽壁57a及び5
7bによって形成される迷路の出口5Bを介して、廃棄
物は遠隔操作によって持上げられてグラウト注入ステー
ション118に運ばれる途上のレール・カート84に載
置されているモジュール200に入る。
モジュール積込みゃ運搬区画80が、設備1の内部の遠
隔操作区画3と接触処理区画85の間の中央部分に配置
されている。モジュール積込み・運搬区画80を中央に
配置してあるので、区画60は設f11の遠隔操作区画
3及び接触処理区画85の双方にとって便利である。一
般に、モジュール積込み・運搬区画80には、建物1の
外部に保管されているモジュール200をレール・カー
ト64に積込む従来法の走行うレーン62(前述の走行
うレーン23の持つ全ての部材及び能力を具備している
)がある。レール・カート64は、一対の平行な積込み
レール設置jiB6a及び66bに沿って自由に移動で
きる。レール・カートを自由に移動できるようにするた
めに、軌道88a及びeebを取付けた床70a及び7
0bを僅かに傾斜させ、積込みレール酸1i188a及
びeebの軌道88a及び88bと係合するカート64
が軌道上を重力によって転がり下降するようにしてある
。添付の図面には示さなかったが、各積込みレール設備
86a及び[J8bには、積込みレール設備θ8a及び
8Cbに沿った積込み位置、グラウト注入位置及び蓋取
付は位置でレール・カート84を停止させる複数の空気
圧作動停止機構が設けられている。モジュール積込み、
運搬区画80には、積込みレール酸1iHa及び611
thの床70a及び70bとは逆方向に傾斜した床78
を持つ戻りレール設備74がある。このように戻りレー
ル酸@74の床78は逆方向に傾斜させであるので、グ
ラウトを注入し蓋を取付けたモジュール200をレール
・カートから取出した後に、レール拳カートは軌道7e
上を重力によって転勤して区画60の内部の積込み位置
に戻る。好ましくは少なくとも厚さ30.5c諺(12
インチ)の堅固なコンクリート壁から成る遮蔽壁79が
、レール酸@88aと戻りレール酸@74の間にあり、
遮蔽ベルの内部に収納された遠隔操作廃棄物がモジュー
ルに積込まれたグラウトを注入される際に接触区画が廃
棄物からの放射能に暴露されないように遮蔽している。
この遮蔽壁79は、接触処理区画85を遠隔操作廃棄物
区画3と同−設備の内部に封じ込めるとともに、設@1
の内部の遠隔操作区画3及び接触処理区画85の双方で
共通のモジュール積込み・運搬区画60を使用できるよ
うにする機能を果たしている。この利点により、植込み
・運搬装置を2組設ける必要がなくなる。
接触処理廃棄物区画85について説明すると、設@1の
この区画85は、遠隔操作区画3と同一の数多くの部材
を有する。−例を挙げると、区画85は、貫通車道7に
ついて記述したと同じ種類の車道8。9、入口90及び
出口(図示せず)を持つ貫通車道87を有する。区画8
5は、更に、搬入トラック85から包装済みの廃棄物を
容器に下ろすことができるように、トラックの床とほぼ
同じ高さの好ましくはコンクリートの緻密な厚板から成
る処理プラットホーム83を有する。区画85は、更に
、一対の識別ステーション107d及び107bと、ラ
グ貯蔵穴+13がある。最後に、区画85は、破損した
容器を修理し、液体その他の不適当な包装の廃棄物を埋
蔵が許容できる固体状態に変える修理作業室112を有
する。
しかしながら、区画3と共通の一1m記の部材以外に、
区画85や建物lに特有のいくつかの他の部材を有する
。たとえば、区画3の比較的強力な走行うレーン23の
代わりに、磁気または真空巻」二げ機101を持つ比較
的軽負荷のジブクレーン99が用いられる。区画85で
処理される廃棄物の放射能レベルは作業員が直接に触れ
ることができる作業員が直接に触れることができる程度
に低いレベルであるから、クレーンは区画3で使用した
ような重い遮蔽ベルを持ち上げることができるクレーン
でなくともよい。従って、区画85で使用するクレーン
は、一般には55ガロン入りの鋼製ドラム97に入って
建物1に到着する軽量の包装状廃棄物を持ち上げること
ができるものであればよい。建物1の接触処理区画85
では何らかの軽い保護遮蔽体を使用することもできるけ
れども、この区域で処理する廃棄物の放射能レベルは一
般に低レベルであるので、廃棄物を収納している鋼製の
各ドラム97を強力に遮蔽する必要はない。従って、コ
ンベア装置103は好ましくはローラーから形成され、
廃棄物を収納したドラムの処理を極めて容易に行なえる
。廃棄物を小容積に押し固めるだけでなく、グラウト注
入峙に廃棄物の容積の「はね返り」が起こらない鋼の非
弾性限界以上のところまで、廃棄物を取囲んでいるドラ
ムを絞る強力押し固め機101が配設されている。これ
は、本明細書で後述するように、重要な特徴である。
コンベア装置103は、一対の直列配置押し固めコンベ
アーベルト105a及び105bと、修復作業コンベア
争ベルト10Eiとを有する。押し固めコンベア・ベル
ト105aにより、接触処理廃棄物の入った55ガロン
入りのドラム87は、ジブクレーン99から超音波検出
器及び放射能検出器(図示せず)を持つ識別ステーショ
ン107aを通って強力押し固め機110の負荷機構1
10.1に送られる。強力押し固め機110が55ガロ
ン入りのドラム容器に500〜1100トンの圧力を印
加し、0.9B 〜1.12g/d (80〜70ボン
ド/立方フィート)の密度を持つ高密度「パックス」1
17にする。好ましい実施例で通常用いる押し固め力は
600トンである。高密度パックス117は強力押し固
め機110から射出され、傾刺路111.2を滑り落ち
て、押し固めコンベア争ベルト105bに入り、コンベ
ア・ベル) 105bによりパックス117は、超音波
検出器及び放射能検出器(図示せず)を備えた第二識別
ステーション107bを通って移動する。
その後、コンベア・ベル) 105bにより、高密度パ
ック117はジブクレーン114の磁気または真空巻上
げ機tteに送られ巻上げ機116がパック117を揺
動してグラウト注入ステーション11日に向かうモジュ
ール200にパックを入れる。識別ステーション]07
aが、(a)  ドラム97に液体が入っているか、(
b)  ドラム87の壁部が破損しているか、または(
C)  ドラム87の内部に収納された廃棄物が圧縮で
きないものであることを検出したときに、修理作業コン
ベア・ベルト106が作動する。上記の3種の状態の何
れかが検出されたときには、作業員(図示せず)が押し
固めコンベア105aからドラム87を押し出して修理
作業コンベア・ベルト106に押し入れれば、ドラム8
7は修理作業室112に運ばれて、適宜な壁修理作業、
液体固化作業または独立したドラム内へのグラウト注入
作業が行なわれて、ドラム97及び内容物をモジュール
200の内部に封入するに適した状態にする。修理作業
質112がつまった状態である場合には、ドラム97を
一時的に接触処理区画85のラグ貯蔵穴113に保管す
ればよい。
第2図を参照して説明を続けると、本発明の強力押し固
め機110は、図示したように関節のある後退自在のア
ーム集合体110.3の端部にドラム・スコップ110
.2を設けた装入機構110.1を有する。押し固めコ
ンベア105aの端部のシュートを滑り落ちてきたドラ
ム87は、作業員によってドラム・スコップ110.2
に供給されている。関節のある後退自在のアーム集合体
110.3がドラム87を装入受台110.4に装入す
る。押し固め機110は、ドラム87を後退自在の押し
固めシリンダ110.11に供給する装入ドラム110
.5を持ち、押し固めシリンダ110.8は主ラム11
0.8の外側位置と射出傾斜路111.2の一1二部位
置とに移動できる。第2図には、押し固めシリンダ11
0.8が、主ラム110−8から遠い延伸位置であって
、射出傾斜路111.2の上部に隣接した位置にある状
態を示してある。ドラムが押し固めシリンダ110.8
に装入された後シリンダ110.8が主ラム110.8
の内部に後退して、ドラム87はラムのピストン110
.8(図示せず)と主ラム111.8のベッドとの間で
押しつぶされる。既に説明したように、ドラム87に5
00〜1101ンの押し固め力を印加する。このように
高い押し固め力の使用には三つの特異な利点がある。第
一に、ドラム87及び内容物の容積減少により、一つの
モジュール200の内部に充填されるドラムの数が多く
なる。例を挙げると、上記のような高い押し固め力を使
用することにより、押し固めない場合には14個のドラ
ムしか充填できなかった一つのモジュールの内部に35
〜48個のドラム87を充填できるようになる。第二に
、−見ではわかりにくいこと小 ではなるが、高い押し固め力を使用することによりドラ
ム及びドラムの内容物の鋼が非弾性限界を越えて変形し
て、得られた高密度のパックスが射出傾斜路111.2
から射出された後に「はね返り」を起こして大きな形に
戻る可能性がなくなる。このような「はね返り」が起こ
らないということは、モジュール200にパックス1】
7を装入してグラウト注入した後に、モジュール200
の内部で硬化するグラウトの内部に空洞ができたり内部
側れた発生する可能性がないということである。「はね
返り」を起こすとどころか、グラウトで被覆された高密
度パックス11?は、モジュール200の内部で確固と
した非圧縮性の補強構造体を形成し、モジュールが廃棄
場所15Gの上部に被覆された土質ぞキャップ184の
構造支持部材としての機能を果たす際にモジュールの機
能を助ける。最後に、一般的には、ぼる布、紙及び汚染
されたユニホーム等から成るドラム97の内部の廃棄物
を上記のように極度に押し固めることにより、これらの
廃棄物の水吸収に対する抵抗性を持つようになる。勿論
、可能性は極めて少ないが、濡れた場合においても放射
性物質が漏出する傾向も減少する。このように水吸収に
対する抵抗性により廃棄物は微生物分解されに〈〈なり
、微生物分解により廃棄物を入れた容器が長期間の後に
「中空」になって沈下の問題を惹起こす可能性があるこ
とを考えると、微生物分解されにくいという特徴はモジ
ュール200の全体としての機能を補足するものである
以  下  余  白 押し固め機110の説明を終えるに当たって、押し固め
alloは、フィルタ111.5と、送風装!1111
.8と、損気煙突111.7とを持つ濾過装置111.
4を有することを記載しておく。
濾過装置111.4は、接触処理可能な廃棄物を入れた
ドラム87に860〜1100 )ンの力を加えた結果
生じる放射性の空気中に含まれる放射性粒子を吸い出す
ものである。
第1図に戻って説明を続けると、設iIlの区画85に
はグラウト注入区画118があり、グラウト注入区画1
18は、1/−ル設備86a(遠隔操作廃棄物区画3に
隣接するレール)またはレール設WIeeb(接触処理
廃棄物区画85に隣接するレール)と係合しているレー
ル・カート84上のモジュール200にグラウトを注入
できる引き伸ばし自在の樋120を有する。非接触処理
区画3及び接触処理区画85の双方から充填されるモジ
ュール200に対してグラウト注入ステーション116
を一つだけ使用することにより、設備全体としては、高
価な部材な重複使用せずに済む。グラウト注入ステーシ
ョン118のすぐ1一方には、蓋取付は工程に付随して
モジュール200の−に方に蓋220を持ち−にげる巻
4二げ機128を持つ走行うレーンを愉えた蓋取付はス
テーション122がある。モジュール200の構造を詳
細に説明する際に、蓋取付は工程をもっと正確に説明す
る。
一般的には、廃棄物処理サイ) 150の近くに位置す
る廃棄物色装設i#lで、モジュールに廃棄物を充填し
、グラウト注入ステーション+!8でグラウトを注入し
て、蓋を取伺けるが、廃棄物が発生ずる設備でモジュー
ル処理を行うこともできる。得られるモジュールの表面
放射能は接触処理が可能である程度に低いので、利用で
きる廃棄場所が決まらない場合には、モジュール200
をそのまま処理場所に貯蔵していおくこともできる。利
用できる廃棄場所が得られると、再使用可能な運搬外装
(図示せず)の内部に入れてモジュール       
200を廃棄場所150に運搬して、直接みぞ152に
積み上げる。この方法は好ましくないけれども、廃棄サ
イト立地廃棄物貯蔵設備を使用するよりも費用がかから
ない。
第3図に、包装設備1と組合わせて使用する廃棄サイト
150を図示する。廃棄サイト150には、はぼ平らな
堆積土床154を持つ1本または複数の平行なみぞ15
2がある。硬化したグラウトの入った蓋をしたモジュー
ル200をみぞに入れる前に、みぞの内部の水の放射能
レベルを床全体について監視するために、複数の集水浸
漏計155を均一に設置する。床に穴をあけて、浸漏計
の細長い本体部を穴に挿入して、みぞの床154に浸漏
計を設置する。プラスチック製の管の連絡網(図示せず
)により、廃棄サイ1150の作業者は周期的に浸漏計
155のカップに集められた水を採取できる。水サンプ
ルの放射能レベルを周期的に測定して、モジュール20
0から放射能物質が漏れ出しているか否かを知ることが
できる。床154全体に浸漏計155を適宜に埋設した
後、毛細管減少を防ぐ障壁として働く厚さ約80c+w
(2フイート)の砂利層15Bで床154を覆う。地下
水の流れが少なくとも24.4腸(80フイート)みぞ
の床より低いところを流れている区域を廃棄サイト15
0として選定するのが好ましく、みぞの床!54の毛細
管現象によって地下水がモジュール200を積−)Zげ
た列180に浸透しないように、床154の−に面に砂
利から成る毛細管障壁158を乗せて、浸透防止を更に
確かなものにする。本発明の廃棄サイ) 150の毛細
管遮蔽障壁全体が砂利から成ることが好ましいけれども
、導水率の高い粗粒または顆粒状の物質の使用も本発明
の範囲内に含まれる。約10.2c層(4インチ)の厚
さのぎっしりと敷きつめた砂15Bの層で砂利層156
を覆う。砂158を敷きつめた層は、みぞ152にモジ
ュール200を搬入する重いフォークリスト184及び
トレーラ−184の車輪を支える路盤になる。層15B
がない場合には、これらの車輪184 、185の車輪
は砂利層158にはまり込み易くなる。
廃棄サイト150の次の構成部材は、第3図に示す六角
形モジュール200を緊密に充填したモジュール列16
0である。好ましい実施例では、複数のモジュールを相
互に当接し合う柱状に積みにげて、各モジュール200
の六角面が隣接する他の柱状体のモジュールの六角面と
同一平面上に位置するようにする。モジュール200を
上述のように相互に当接し合う柱状体に積み1=げるこ
とにより、少なくとも四つの利点が得られる。第一に、
このように緊密にモジュールを詰めることにより、手近
な便宜上の手段として、土壌、砂及び砂利のような天然
の流動し易い物質から形成される剛性を持たないみぞ蓋
164の支持構造物が得られる。第二に、このような配
置にすれば、−1−述した土壌沈下を引起す可能性のあ
る間隙がモジュール200の中間に形成されるのをほぼ
完全に回避できる。第三に、各モジュール −は別個独
立に8面(即ち、モジュールを形成している六角形プリ
ズムの上面、底面及び6面の側面)に沿って異なる動き
をするので、−1;記の配とは激烈な地震にも耐えるこ
とかできる。どのモジュールの隣接するモジュールに一
体に係止されていないので、地震による撹乱時には、各
モジュールの鉛直方向及び水平方向に少なくともいくぶ
んかは滑動移動できる。このように8面に沿った移動自
由度を持つので、モジュール列160全体としてはみぞ
152の形状変化に柔軟に対応し、個々の容器の壁部の
破裂または割れを起こすに充分な強さの局部的な内部応
力が地震の撹乱によって列160の内部に生じる可使性
を少なくとも最小にすることができる。第四に、列中で
採用した柱状積」―げにより、特定のモジュールの回収
が望まれる場合には、回収を望むモジュールを含む特定
の柱の上に一つのモジュールの大きさの穴を掘って、み
ぞからモジュール200の一つを引き出すことができる
ので、特定のモジュールを容易に回収できる。好ま  
  ・しい実施例においては、モジュール200のうち
の最も放射能の高いモジュールをモジュール列180の
底部層に位置させて、放射能の低いモジュールで取囲む
ことにより、放射能の高いモジュール内部の物質から放
出されるの放射線を、取囲んでいるモジュール並びに中
間及びl一部モジュール層で更に遮蔽する。
みぞ152のぎっしりと詰まったモジュール列160の
側部とみぞの壁部との間には、側部砂利毛細管現象防止
障壁1f32a及び182bが設けられている。これら
の障壁1fi2a及び182bの目的は、みぞの側部か
らぎっしりと詰まったモジュール200の列180に水
が浸透しないように防止することである。好ましい実施
例における側部毛細管現象防1F障壁182a及び18
2bの厚さは、約60cm(2フイート)である。
みぞの蓋部または表M164は、好ましくは、土壌、砂
及び砂利のような流動性の天然の物質から形成された剛
性を持たない表層である。このような表層は、剛性を持
つ剛性構造鵡 体よりも、地震゛′ン攬乱に対して強い。特に、地震の
撹乱により表層164の各層が鉛直方向に離れるような
位置変更作用が働いた場合に、剛性を持たない表層16
4では少なくとも部分的に「自己修理」が行なわれる。
更に、地震の撹乱によって表層164にかなりの破損が
生じた場合には、従来法の道路建設設備及び土壌運搬設
備を用いて表層IEi4を容易に修復できる。既に述べ
たように、緊密に詰めたモジュール列160が、みぞの
表層164の各層を構成し保持するのに必要な構造上の
支持体となる。
みぞの表N184の第一層は、側方では厚さ1.2m(
4フィート)、中心部では厚さ2.1■(7フイート)
の土層188から成るのが好ましい。第3図に示すよう
に、好ましくはみぞ掘削時に除去した地面の土壌から成
る土層1813は、層の中心線から約4.5zの勾配で
次第に低くなっている。このような輪郭にすることによ
り、表層164に浸透した水を自然に流下させて、水を
側部の水抜き溝178a及び178bに向けることがで
きる。緊密に詰めたモジュール列160の上部に土層1
6Bを被覆した後。
残りの各層をその」二に載せる前に層166を押し固め
る。従来法の路床押し固め機械によって押し固めてもよ
く、巾に層18Bの内部の土が自然の力で完全に落ち着
くまで放置しておいてもよい。918B土を押し固める
」二連の二つの方法のうちでは、路床押し固め機械を用
いるのが好ましい。従来法の廃棄サイトで用いた土壌の
沈下速度と比較すると、本発明における土の自然沈下時
間は遥かに短いけれども、3箇月未満で落ち着くことは
稀であり、土層を形成する土壌の性質によっては1年に
も及ぶこともある。これに対して、路面押し固め機械を
使用した場合には、沈下時間は数日程度に減少する。個
々のモジュール200を積み−にばて列160を形成す
るのとほぼ同時に緊密に詰めた列160の上方に土層1
6Bの上方に土層186を同時に載置してゆけば、廃棄
場の造成時にみぞ内部で働く人が照射される放射能量は
最少限になる。
土層IE18がほぼ押し固められた後に、約100■(
4インチ)の厚さの砂詰め層188を土層186の上部
に被覆する。砂詰め層188で土層16Bを完全に被覆
した後に、砂詰め層1ftBの上部に深さ約80c層(
2フイート)の砂利から成る毛細管現象防■]二障壁1
70を設ける。砂詰め層268は、毛細管現象防止砂利
層170を形成している比較的粗い砂利と土層18Bを
形成している比較的細かい土との間にあって、貫入防止
障壁として働く。毛細管現象防止砂利砂利層170を敷
設した後に、毛細管現象防止砂利R170の−に部に厚
さ約10c腸(4インチ)のもう一層の砂詰めゾーン1
72を設ける。次に2毛細管現象防止砂利砂利層170
を覆う砂詰めゾーン172の−L部に細かい水流下シル
ト174を被覆する。シルト層174のシルトと、毛細
管現象防止砂利層170の砂利との間で、」二記の砂詰
めゾーン+72が貫入防11二障壁として働く。
シルト層174は、主としてみぞの表層IEi4の・度 発水層として働くものであり、厚さは約80c腸(2フ
イート)程度で、好ましくはその場で得られた材料から
シルトとなる粒度のものをりに使用することは、少なく
とも二つの点で有利である。第一に、シルトは粘度より
も入手し易く、従って安価である。第二に、シルト層1
74は、水で飽和した後に乾燥した場合においても、粘
度のように亀裂が入ったり割れたりすることがない。亀
裂や割れがないと、みぞの表層184の全体としての一
体性を保持し易い。
シルト層の側方エツジは、みぞ152の両側にあるフレ
ンチ水抜き溝(french train)178a及
び178bで終端する。フレンチ水抜き溝178a及び
178bには、孔開きパイプ182a及び182bが敷
設されている。シルト層174の側部に流れ落ちた水は
、パイプ182a及び182bの孔部を浮イー7 流して水抜き180a及び180bに沿って流れて、み
ぞ152から遠ざかる。雨その他によって表面水が非常
に多くなリシルト層が水で完全に飽和されてしまった場
合でも、毛細管現象防止砂利障壁層170により、毛細
管現象に起因する飽和シルト層!74からモジュール列
160への水の移行は防1(ユされる。
みぞの表層164の最上部の最後の層178は、大きさ
のそろった捨石(rip−rap)から成り、もっと現
場的な用語で言えば玉石程度の大きさの極めて相い砂利
である。この捨石層17Bは、少なくとも三つの機能を
果たす。第一に、シルト層174を潜在的な風食性を持
つ風と走り水から切り離す。第二に、モジュール列18
0に対する最後の放射能遮蔽障壁となり、廃棄サイトの
放射能レベルを通常の自然放射範囲内の程度にまで減少
させる。第三に、人や動物が侵入してモジュール列18
0の−に方の地面を掘ろうとする試みを思いlにまらせ
る。」二連の好ましい実施例の表層184は、湿気のな
い区域におけるものである湿気の強い区域で用いる表層
1fli4の変形実施例では、モジュール200を緊密
に詰めた列160の一ヒに、その土地の土壌から成る非
透水性の第一層を被覆する。この層を、上述の層188
 、170及び172と同様の砂層、砂利層及び毛細管
現象防1(1障壁層で覆う。これらの砂層、砂利層及び
毛細管現象防止層を玉石から成る微生物侵入時11二層
で覆い、最−上部に植物被覆を持つ最終土壌層を支持す
る砂層及び砂利層を更に被覆する。この変形実施例にお
いては、植物被覆が土壌から成る最上層の風蝕を防1に
するとともに、表層の最上層への水の侵入を取除く。植
物を植えることにより、表層184が荒らされない統合
を与える細かい根ができる。更に、この変形実施例は、
湿気の強い地域における多量の降雨量に対処するために
、10度またはそれ以上の大きな傾斜をつける。
次に第4A図、第4B図、第4C図、第5A図及び第5
B図を参照して説明すると、本発明のモジュール200
は、補強コンクリート壁部を持つ容器201 と、核廃
棄物を充填し適宜にグラウトを注入し後に容器201を
覆うM220とから成る。
次に、第4A図〜第4C図を参照するとわかるように、
モジュール200の容器20!は、円筒形の内面部21
6を持つ六角形プリズム202から成る。六角形壁部が
互いに当接するコーナ一部分は面取りされていて、第3
図に示すように積み」二げてモジュール列160にした
ときに当接するモジュール200の中間に小さな間隙が
残るようにするのが好ましい。この間隙は、モジュール
200の一つの回収が望まれるときには回収工具を入れ
るに充分な大きさであり、しかもモジュール200を第
3図に示す形に配置したときに大量の土壌の沈下が起こ
らない程度に小さな間隙である。更にコーナ一部分を面
取りしておくと、積み上げ工程でフォークリフト185
によって押してモジュール200をモジュール列180
にするときに起こる可能性のある割れやかけの危険が少
なくなる。
モジュール200の容器201の上部及び下部について
説明すると、上部20Bは核廃棄物及びグラウトの充填
が可能なように開口している。」二部20Bには、容器
201を包装設備1でクレーンの保持フックによって取
扱い処理してみぞIE14に積み−)二げることができ
るように、3つの■ポルト・アンカー208a  、 
208b及び208cがある0回収が望まれるときには
、これらのアンカー208a  、208b及び208
Cを利用してモジュール200をみぞ164から持ち上
げることもできる。アンカー208a  、 208b
及び208cの軸部は、図示したように、容器201の
コンクリート壁部内に深く挿入されていて、適宜な把持
ができる。容器201の底部209は、容器20!の内
面になる底面210と、みぞ212のパターンを持つ外
面とから成る。外面のみぞは遮蔽フォークリフト!85
のフォークの厚さ及び幅よりも僅かに深くて輻拡であり
、これらのみぞ212によりフォークリフト185によ
るモジュールの取扱いが容易になる。みぞ212のパタ
ーンの角度は、フォークリフトが特定のモジュールにい
くつかの異なる角度から保合できるようになっており、
モジュールの取扱い処理を更に容易にしている。
モジュールの容器201のコンクリート壁部及び底部は
、市販されている鋼製の網から形成された「かご」21
5によって補強されている、「かご」215がモジュー
ル200の容器201の壁部及び底部20111の引っ
張り強度を大幅に増大する。好ましい実施例においては
、容器201の壁の厚さは、少なくとも7.8c■(3
インチ)ある。更に、容器201の円筒形内面の内部に
14木のドラムまたは高密度パック117の積上げ体7
本分を収納できるよう、容器201の円筒形内面の直径
は少なくとも1.91(75インチ)にする。容器20
1の上部20Bには1次に詳細に説明する厚板から成る
容器の蓋220の蓋固定棒232a、232b、232
c、232d、232e及び232fを受容する。複数
のみぞ214a、2L4b。
214c、214d、214e及び214fがある。
以  下  余  白 第5A図及び第5B図に示すように、厚板状の容器蓋2
20は、円板形の上部区画222と、上部区画と一体構
造で直径が僅かに小さな円板形の下部区画228とから
成る。上部区画223の縁部は3個所223.1 、2
23.2及び223.3で示す個所で平らに削られてお
り、平らに削られた個所はそれぞれ約120度の間隔で
設けられている。容器の蓋220を容器201の上部2
0Bの適切な位置に位置させて、クレーンのフックがア
ンカーの■ボルト区画と保合できる間隙ができるように
、平らに削り取った区画223.1 、223.2及び
223.3が上述の■エポルトーアンカと向き合った角
度位置に位置するようにする。好ましくは蓋220の面
に成形で鋳込んだ放射能警告マーク22Bが蓋220の
上部区画222の上面に設けである。モジュールの回収
が必要となったりモジュールの回収が望まれる場合に所
望のモジュールの特定を容易にするために、蓋220を
表面224には更に表示一連番号を鋳込んでおく(第3
図参照)。
第5A図に最もわかり易く示すように、容器の蓋220
の上部区画222に互いに約120度離して三つのU字
形運搬耳部227a、227C及び227eが配置され
ている。好ましくは、耳部227a、227c、227
eは、上部区画222の円周上の平らに削った部分22
3.1 、223.2及び223.3からはずれた部分
にある。このように蓋運搬耳部227a、 227c及
び227eを上述の平らに削った部分223.1 、2
23.2及び223.3と位置角度をずらしてあるので
、モジュール容器201の■ポルトφアンカーの一つと
係合させるクレーンのフックが蓋運搬耳部22?a、 
227c、または227eの一つを誤って掴んで耳部を
破損させるおそれが少なくなる。既に述べたように、容
器の蓋220は、円板形の上部区画222よりも僅かに
直径が小さな一体構造の下部区画22Bを有する。容器
の蓋220を形成するコンクリートの内部には、第5B
図に示す位置に、鋼製の補強網228の層が挿入されて
いる。また、蓋220には1等間隔離れた蓋固定棒23
2a、232b、232G、232d、 232e及び
232fが鋳込まれる。容器に核廃棄物を充填しグラウ
トを注入した後に、上記の蓋固定棒は対応するスロット
214a、 214b、 214c、 214d、 2
14e及び214fに滑り入れられる。好ましくは、容
器の蓋220及びモジュールの容器は、許容圧縮力28
1kg10/ (4000psi)程度の孔部のないポ
ルトランド形コンクリートから成形する。この種のコン
クリートは強く、水の侵入に対する抵抗性を持つ。
第8図及び第7図に1強力押し固め機11Gで成形した
高密度パック117を充填した後にグラウトを注入して
蓋をしたモジュール200を示す、実地の作業において
は、第7図に示すように1、モジュール200の容器2
01の内部中央に高密度パー2り11?を積み上げた7
本の柱を配置する。押し固めた廃棄物を覆う押し固めた
容器が、廃棄物とモジュール200の外部との間におけ
る更にもう一つの放射線及び水遮蔽障壁を形成する0次
に、建物lのグラウト注入区画118の引き伸ばし自在
の樋120からパック117の7本の積上げ柱状体上に
グラウト216を注入し、パック117の中間部分と容
器201の内壁面の間に固体状のグラウト層を形成させ
る。好ましい実施例では、モジュール200の充填ため
に使用するグラウトは、圧縮強度211または281k
g/c/ (3000または4000 psi)のポル
トランド系コンクリートである。しかしながら、石こう
、ポゾラン、フライアッシュその他のセメント質材料を
グラウトとして使用することができる0図面からも明ら
かなように、硬化したグラウト218が、パック117
の内部の廃棄物と容器の外面との間で第三の放射線及び
水遮蔽障壁を形成する。グラウト218は蓋固定棒23
2a、232b、232c、232d、232e、及び
232fをモジュール2000本体部に錨止する作用を
果たすので、容器201.蓋220、グラウト218及
び積重ねられたパック11?が相当の圧縮強度及び引っ
張り強度を持つ単一の固体状構造物になる。完成した硬
化モジュール200は、低床トレーラ−184により包
装建物1から運び出され、第3図に示すように遮蔽フォ
ークリフト185によって、ぎっしりと詰まった列16
0に積み一部げられる。
添付の図面には示していないが、たとえば使用済みの制
御棒のような特殊な放射能の強い核廃棄物の包装に適す
るようにモジュールを変形することもできる。特に、モ
ジュール200を非常に厚いコンクリート壁を持つもの
にし、モジュール中心部には比較的細い円筒形空洞部が
残る設計にすることができる。予めグラウトを注入して
おいたモジュール内部の細い円筒形空洞部に遮蔽運搬カ
スタ15から直接に制御棒を移し入れればよい。このよ
うに変形したモジュールの長さをもっと長くして、数本
の制御棒を収納できるようにすることもできる。制御棒
を短く切断する場合には、通常の高さを持ち予めグラウ
トを注入しておいた変形モジュールを使用することもで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、包装設備の一部破断斜視図である。 第2図は、第1図に示した包装設備で使用する強力押し
固め機の一部破断斜視図である第3図は、廃棄処理サイ
トの一部破断斜視図である。 第4A図は、包装モジュールの上部平面図である。 第4B図は、包装モジュールの一部を断面で示す側面図
である。 第4C図は、包装モジュールのキャップの底面図である
。 第5A図は、包装モジュールのキャップの上面図である
。 第5B図は、第5A図に示したキャップの一部を断面で
示す側面図である。 第8図は、充填され密封された包装モジュールの斜視図
である。 第7図は、充填済みの包装モジュールの一部破断斜視図
である。 1・・・・包装設備 3・・・・遠隔操作廃棄物包装区画(第一区画)41・
・・・超音波検出器 53・・・・修理作業室 60・・・・モジュール運搬・積込み区画85・・・・
接触処理廃棄物区画(第二区画)97・・争・ドラム 110・・強力押し固め機 118・・グラウト注入ステージ目ン 150・・廃棄サイト 152◆・みぞ 15fl 、 182a、 1e2b・・・・砂利層1
80・昏モジュール 164・争表層 16B・・土層(沖積み土層) 18B・・砂層 170・・砂利層 172・・砂層 174・・シルト層 !76・・捨石層 +?8a、 178b・・・・水抜き溝200・・包装
モジュール 20+・・モジュール容器 218・・グラウト 220−・蓋 232・・キャップ固定棒

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、運搬容器の内部に収納された放射性廃棄物を封入し
    て圧縮負荷に耐えることができる安定な構造にしたモジ
    ュールであって、廃棄物を完全に取囲んで廃棄物に対し
    て放射線及び水を遮蔽する第一障壁となる剛性の外側容
    器と、運搬容器により形成されて廃棄物に対する第二の
    放射線遮蔽障壁を構成する内側容器と、外側容器と内側
    容器の間の空間に充填され廃棄物に対して更にもう一つ
    の放射線遮蔽障壁となりかつモジュールの圧縮強度を補
    強する実質的に固体状の補強中間部分を構成する流体状
    で硬化可能な物質から成る中間層を有することを特徴と
    するモジュール。 2、剛性の外側容器が、放射性廃棄物を含んだ複数の運
    搬容器を収納することを特徴とする特許請求の波第1項
    に記載のモジュール。 3、外側容器に詰込める運搬容器の数を最大にしかつ運
    搬容器の圧縮強度を増大させて全体としての圧縮強度を
    増すために各運搬容器が押し固められていることを特徴
    とする特許請求の範囲第2項に記載のモジュール。 4、運搬容器及び内容物を非弾性変形させる押し固め力
    を運搬容器に印加したことを特徴とする特許請求の範囲
    第3項に記載のモジュール。 5、運搬容器に500〜1200トンの押し固め力を印
    加したことを特徴とする特許請求の範囲第4項に記載の
    モジュール。 6、運搬容器に約600トンの押し固め力を印加したこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第5項に記載のモジュー
    ル。 7、運搬容器を剛性の外側容器の中央に配置したことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のモジュール。 8、複数の運搬容器を剛性の外側容器の中央に配置した
    ことを特徴とする特許請求の範囲第2項〜第6項の何れ
    かに記載のモジュール。 9、表面放射能が所定の限界を越えないように選定した
    数の運搬容器を剛性の外側容器の内部に入れたことを特
    徴とする特許請求の範囲第8項に記載のモジュール。 10、剛性の外側容器の外面形状が直角プリズムである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項〜第8項の何れ
    かに記載のモジュール。 11、剛性の外側容器の最底部に、複数の角度位置から
    フォークリフトのフォークを受容するほぼ平行な複数の
    みぞから成るパターンが設けられていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第10項に記載のモジュール。 12、外側容器と内側容器の中間の空間に充填される流
    体状で硬化可能な物質に挿入されて前記流体状物質が硬
    化した後に蓋を外側容器に固定する少なくとも1つの固
    定部材を有する蓋を持つことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項〜第11項の何れかに記載のモジュール。 13、剛性の外側容器の最上部に、巻き上げ機のフック
    と着脱自在に接続できる複数の手段が設けられているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項〜第12項の何れ
    かに記載のモジュール。 14、流体状で硬化可能な物質がグラウトであることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項〜第13項の何れかに
    記載のモジュール。 15、運搬容器に収納された放射性廃棄物を埋設が可能
    で構造的に安定な形状で封入するモジュールであって、
    セメント質の物質から成り廃棄物に対して放射線及び水
    を遮蔽する第一障壁となる直角プリズム形の剛性外側容
    器と、運搬容器から形成されていて廃棄物に対して放射
    線及び水を遮蔽する第二障壁となる内側容器と、外側容
    器と内側容器の間の空間を完全に充填して廃棄物に対し
    て放射線及び水を遮蔽する更にもう一つの障壁となりモ
    ジュールに圧縮負荷力を支持できる実質的に固体状の補
    強中間層を与える中央グラウト層とから成ることを特徴
    とするモジュール。 16、剛性の外側容器が、放射性廃棄物を含んだ複数の
    運搬容器を収納することを特徴とする特許請求の範囲第
    15項に記載のモジュール。 17、外側容器に詰め込める運搬容器の数を最大にしか
    つ運搬容器の圧縮強度を増大させて全体としての圧縮強
    度を増すために各運搬容器が押し固められていることを
    特徴とする特許請求の範囲第16項に記載のモジュール
    。 18、運搬容器及び内容物を非弾性変形させる押し固め
    力を運搬容器に印加したことを特徴とする特許請求の範
    囲第17項に記載のモジュール。 19、運搬容器に500〜1100トンの押し固め力を
    印加したことを特徴とする特許請求の範囲第18項に記
    載のモジュール。 20、表面放射能が所定の限界を越えられないように選
    定した数の運搬容器を剛性の外側容器の内部に入れたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第16項〜第19項の何
    れかに記載のモジュール。 21、剛性の外側容器の最底部に、複数の角度位置から
    フォークリフトのフォークを受容するほぼ平行な複数の
    みぞから成るパターンが設けられていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第15項〜第20項の何れかに記載の
    モジュール。 22、グラウトが未硬化状態のときに前記グラウトに挿
    入してグラウトが硬化したときに蓋を外側容器に固定す
    る少なくとも1本の固定部材を有する蓋を持つことを特
    徴とする特許請求の範囲第19項に記載のモジュール。 23、地中に埋設された後に種々の形状の地盤に柔軟に
    適合する核廃棄物処理モジュールをぎっしりと充填した
    モジュール列であって、複数のモジュールから成り、各
    モジュールが直角プリズムの外形を持ち、複数の側壁部
    が同一寸法の同一形状であり、一対の端部壁が同一寸法
    の同一形状であり、前記の複数のモジュールが端部と端
    部を接合させて連続した柱状に積上げられ、特定の1本
    の柱の全モジュールの側壁部が同一平面上に位置し、複
    数のモジュールから成る各柱状体を隣接する他の柱状体
    に対して鉛直方向に移動させることができることを特徴
    とするモジュール列。 24、各モジュールが、運搬容器から形成されていて廃
    棄物に対する第二の放射線遮蔽障壁となる内側容器と、
    外側容器と内側容器の間の空間に充填され廃棄物に対し
    て更にもう一層の放射線遮蔽障壁となりかつモジュール
    の圧縮強度を補強する実質的に固体状の中間層となる流
    体状で硬化可能な物質から成る中間層とを有することを
    特徴とする特許請求の範囲第23項に記載のモジュール
    列。 25、各柱状体の各モジュールの各端面が隣接する柱状
    体のモジュールの端面と同一平面内に位置し、相互に鉛
    直方向に滑動相対移動可能な連続モジュール柱状体であ
    ると同時に、水平方向においても滑動相対移動可能な複
    数のモジュール層から成るモジュール列が形成されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第23項または第2
    4項に記載のモジュール列。 26、押し固め可能な運搬容器の内部の押し固め可能な
    廃棄処理物を封入する方法であって、運搬容器と内部の
    廃棄物とを押し固め、少なくとも一つの押し固めた運搬
    容器をモジュール容器の中央部に配設し、押し固めた運
    搬容器とモジュール容器の中間の環状空間に硬化可能な
    流動物質を充填することを特徴とする方法。 27、運搬容器に500トンを越える押し固め力を印加
    し、運搬容器を長期間にわたって安定に保たれる形に永
    久変形させることを特徴とする特許請求の範囲第26項
    に記載の方法。 28、押し固め力が約600トンであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第27項に記載の方法。 29、モジュールの内部に封入する押し固めた運搬容器
    の数を制御することにより、完成したモジュールの最終
    表面放射能を制御するステップを有することを特徴とす
    る特許請求の範囲第26項、第27項または第28項に
    記載の方法。 30、使用した硬化可能な流動物質がグラウトであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第26項、第27項、第
    28項または第29項に記載の方法。
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ZA854673B (en) 1986-02-26
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