JPS614034A - カメラの視度調整フアインダ - Google Patents
カメラの視度調整フアインダInfo
- Publication number
- JPS614034A JPS614034A JP12490084A JP12490084A JPS614034A JP S614034 A JPS614034 A JP S614034A JP 12490084 A JP12490084 A JP 12490084A JP 12490084 A JP12490084 A JP 12490084A JP S614034 A JPS614034 A JP S614034A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- convex lens
- lens
- finder
- camera
- diopter adjustment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Landscapes
- Viewfinders (AREA)
- Lenses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、−眼しフレyクスカメラ等におけるカメラの
視度調節ファインダに関するものである。
視度調節ファインダに関するものである。
−tiltに、−眼しフレックスカメラ或いはレンズフ
ァインダカメラのファインダは、正常な視力に合わせて
視度を成る一定の値としている。従って、視力の悪い人
にとっては視度が合わず、ピント合わせに際して操作し
難く、また見づらいファインダとなりがちである。
ァインダカメラのファインダは、正常な視力に合わせて
視度を成る一定の値としている。従って、視力の悪い人
にとっては視度が合わず、ピント合わせに際して操作し
難く、また見づらいファインダとなりがちである。
そこで、近年に至って−眼レフレックスカメラにおいて
は視度調整ファインダが開発され、近視者、遠視者に対
する配慮がなされるようになってきた。これは接眼レン
ズを2群、場合によっては3群以上に分け、一部のレン
ズを移動させることによって視度を変える方式が採用さ
れている。この方式では、レンズを移動させるために接
眼レンズ部でのレンズ移動のスペースを確保しなければ
ならず、カメラの大型化を招来することになり、また移
動量に制限を加えると視度調整範囲を広くとれないとい
う欠点を有している。
は視度調整ファインダが開発され、近視者、遠視者に対
する配慮がなされるようになってきた。これは接眼レン
ズを2群、場合によっては3群以上に分け、一部のレン
ズを移動させることによって視度を変える方式が採用さ
れている。この方式では、レンズを移動させるために接
眼レンズ部でのレンズ移動のスペースを確保しなければ
ならず、カメラの大型化を招来することになり、また移
動量に制限を加えると視度調整範囲を広くとれないとい
う欠点を有している。
本発明の目的は、上述の欠点を解消し、光学的に透明な
弾性体を接眼レンズとして使用し、スペースを拡張する
ことなく視度調節が可能なカメラの視度調整ファインダ
を提供することにあり、その要旨は、複数個のレンズで
構成される接眼レンズの内、凸レンズを光学的に透明な
弾性材料によって形成し、前記凸レンズの一方の曲面を
空気(に接し、該空気と接する曲面の周辺部を加圧部材
によって加圧することにより、前記凸レンズの屈折力を
可変としたことを特徴とするものである。
弾性体を接眼レンズとして使用し、スペースを拡張する
ことなく視度調節が可能なカメラの視度調整ファインダ
を提供することにあり、その要旨は、複数個のレンズで
構成される接眼レンズの内、凸レンズを光学的に透明な
弾性材料によって形成し、前記凸レンズの一方の曲面を
空気(に接し、該空気と接する曲面の周辺部を加圧部材
によって加圧することにより、前記凸レンズの屈折力を
可変としたことを特徴とするものである。
次に、本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する
。
。
第1図は本発明に用いる光学的に透明な弾性体から成る
凸レンズlの曲率面の変化を示す断面図であり、例えば
断面円形の透明な凸レンズlの一方の面1aは、透明材
料から成る収容部材2の内面に密着されており、他方の
面ibは周辺部を除いて拘束されない自由面となってい
る。第1図(a)に示す加圧部材3がねじ部4を介して
ねじ込まれると、凸レンズlは拘束されない面1bで(
b)に示すように膨らみ、曲率半径が縮小する方向に変
形する。
凸レンズlの曲率面の変化を示す断面図であり、例えば
断面円形の透明な凸レンズlの一方の面1aは、透明材
料から成る収容部材2の内面に密着されており、他方の
面ibは周辺部を除いて拘束されない自由面となってい
る。第1図(a)に示す加圧部材3がねじ部4を介して
ねじ込まれると、凸レンズlは拘束されない面1bで(
b)に示すように膨らみ、曲率半径が縮小する方向に変
形する。
第2図は一眼フレックスカメラに適応した場合のファイ
ンダ光学系の光路を示しており、撮影レンズ5を透過し
た光束は、クイックリターンミラー6でフィルム7とピ
ント板8とに部分される。ピント板8に向った光束はピ
ント板8、ペンタダハプリズム9を経て凸レンズ10と
凹レンズ11とにより構成された接眼レンズで12に至
る。この接眼レンズ12で生ずる屈折力は所定の値に設
定され、正常な視度を有する人に合致するようにされて
いる。
ンダ光学系の光路を示しており、撮影レンズ5を透過し
た光束は、クイックリターンミラー6でフィルム7とピ
ント板8とに部分される。ピント板8に向った光束はピ
ント板8、ペンタダハプリズム9を経て凸レンズ10と
凹レンズ11とにより構成された接眼レンズで12に至
る。この接眼レンズ12で生ずる屈折力は所定の値に設
定され、正常な視度を有する人に合致するようにされて
いる。
第3図は第2図に示す凸レンズ10を透明な弾性体とし
たものであり、凸レンズ100曲面は加圧により正常視
に合った曲率に調整されている。
たものであり、凸レンズ100曲面は加圧により正常視
に合った曲率に調整されている。
この凸レンズlOには硬質透明なガラス又はプラスチッ
クから成る凹レンズ11が密着され、その他側の平面に
当接する収容部材13の底面は、中抜きとされて光束の
進行を妨げないようになっている。第1図と同様に加圧
部材14がねじ部15を介してねじ込まれると、加圧に
伴って凸レンズ12が変形し屈折力が強められ、遠視視
度に対応するようになる。逆に、加圧部材14が緩めら
れると、屈折力が弱められ近視視度に対応できるように
なる。
クから成る凹レンズ11が密着され、その他側の平面に
当接する収容部材13の底面は、中抜きとされて光束の
進行を妨げないようになっている。第1図と同様に加圧
部材14がねじ部15を介してねじ込まれると、加圧に
伴って凸レンズ12が変形し屈折力が強められ、遠視視
度に対応するようになる。逆に、加圧部材14が緩めら
れると、屈折力が弱められ近視視度に対応できるように
なる。
弾性体として使用する材料は例えばシリコンゴムであり
、光学的に透明でありかつ曲率が容易に変化できるもの
であるが、粘性を有しかつ外力に弱いという欠点がある
。従って、外気に露出する状態にあっては、傷が付き易
くかつ変形を生じ易く、更に塵埃が付着し易いなどの理
由によって比較的短期間で使用に耐えなくなることが予
想される。一般に、接眼レンズは外気に接する位置に設
けられるため露出部分には保護ガラスが必要となる。−
眼レフレックスカメラの接眼レンズ12では、色収差補
正のため凹レンズ11を必要とするので、この凹レンズ
11を観測眼側に配置し、保護ガラスの役割りを兼ねさ
せることが有効である。また、曲率を変える面を直接外
気に触れさせることは避け、−眼レフレックスカメラの
場合ではその前面に透明硬質ブロック体、例えばペンタ
ダハプリズム9を配置することが好適となる。
、光学的に透明でありかつ曲率が容易に変化できるもの
であるが、粘性を有しかつ外力に弱いという欠点がある
。従って、外気に露出する状態にあっては、傷が付き易
くかつ変形を生じ易く、更に塵埃が付着し易いなどの理
由によって比較的短期間で使用に耐えなくなることが予
想される。一般に、接眼レンズは外気に接する位置に設
けられるため露出部分には保護ガラスが必要となる。−
眼レフレックスカメラの接眼レンズ12では、色収差補
正のため凹レンズ11を必要とするので、この凹レンズ
11を観測眼側に配置し、保護ガラスの役割りを兼ねさ
せることが有効である。また、曲率を変える面を直接外
気に触れさせることは避け、−眼レフレックスカメラの
場合ではその前面に透明硬質ブロック体、例えばペンタ
ダハプリズム9を配置することが好適となる。
この弾性体の変形による視度調整方法は、レンズファイ
ンダカメラにも適用することが可能である。第4図は逆
ガリレオファインダに適用した実施例であり、その構成
はほぼ第3図と同様であって、弾性体から成る凸レンズ
16が保護ガラス17を介して収容部材13に密着され
、加圧部材14はねじ部15を介してねじ込み或いは緩
ませ、それに伴って凸レンズ16の曲率が変化するよう
になっている。なお、凸レンズ16に対向して対物レン
ズ18が配置されており、保護ガラス17と対物レンズ
18とによって凸レンズ16が保護されるので、凸レン
ズ16の性能を損なうことはない。
ンダカメラにも適用することが可能である。第4図は逆
ガリレオファインダに適用した実施例であり、その構成
はほぼ第3図と同様であって、弾性体から成る凸レンズ
16が保護ガラス17を介して収容部材13に密着され
、加圧部材14はねじ部15を介してねじ込み或いは緩
ませ、それに伴って凸レンズ16の曲率が変化するよう
になっている。なお、凸レンズ16に対向して対物レン
ズ18が配置されており、保護ガラス17と対物レンズ
18とによって凸レンズ16が保護されるので、凸レン
ズ16の性能を損なうことはない。
弾性体は加圧部材14の加圧面の開口形状によって、そ
の変形する曲面の形状が異なる。第5図は加圧部材14
の開口部を示す正面図であり、(a)は開口部19が円
形、(b)は開口部19が矩形の場合である。(a)の
場合は加圧により弾性体の曲面は球面状となるが、(b
)においては加圧により弾性体の短辺方向の曲率は小さ
く、長辺方向の曲率は大きくトーリック面となる。従っ
て、(a)の形状は一般の近視、遠視の視度に適応し、
(b)の形状は乱視の視度調節に有効である。なお、(
b)の場合は矩形の方向を自在に変更するこ−とにより
、乱視の方向も自由に調節することが可能となる。
の変形する曲面の形状が異なる。第5図は加圧部材14
の開口部を示す正面図であり、(a)は開口部19が円
形、(b)は開口部19が矩形の場合である。(a)の
場合は加圧により弾性体の曲面は球面状となるが、(b
)においては加圧により弾性体の短辺方向の曲率は小さ
く、長辺方向の曲率は大きくトーリック面となる。従っ
て、(a)の形状は一般の近視、遠視の視度に適応し、
(b)の形状は乱視の視度調節に有効である。なお、(
b)の場合は矩形の方向を自在に変更するこ−とにより
、乱視の方向も自由に調節することが可能となる。
以上説明したように本発明に係るカメラの視度調整ファ
インダによれば、光学的に透明な弾性体を接眼レンズの
材料として用いることによって、接眼レンズを移動する
ことなくその屈折力を変えることが可能となるので、カ
メラの大きさが従来とほぼ同様であって、視度調整範囲
も比較的広範囲にとり得る利点を有する。
インダによれば、光学的に透明な弾性体を接眼レンズの
材料として用いることによって、接眼レンズを移動する
ことなくその屈折力を変えることが可能となるので、カ
メラの大きさが従来とほぼ同様であって、視度調整範囲
も比較的広範囲にとり得る利点を有する。
図面は本発明に係るカメラの視度調整ファインダの実施
例であり、第1図(a) 、 (b)は凸レンズの曲率
の変化の説明図、第2図はファインダ光学系の光路図、
第3図は接眼レンズ部の断面図、第4図は他の実施例の
断面図、第5図(a) 、 (b)は加圧部材の開口部
の正面図である。 符号は1.10.16は凹レンズ、2.13は収容部材
、3.14は加圧部材、4.15はねじ部、11は凹レ
ンズ、12は接眼レンズ、17は保護ガラス板、18は
対物レンズ、19は開口部である。
例であり、第1図(a) 、 (b)は凸レンズの曲率
の変化の説明図、第2図はファインダ光学系の光路図、
第3図は接眼レンズ部の断面図、第4図は他の実施例の
断面図、第5図(a) 、 (b)は加圧部材の開口部
の正面図である。 符号は1.10.16は凹レンズ、2.13は収容部材
、3.14は加圧部材、4.15はねじ部、11は凹レ
ンズ、12は接眼レンズ、17は保護ガラス板、18は
対物レンズ、19は開口部である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、複数個のレンズで構成される接眼レンズの内、凸レ
ンズを光学的に透明な弾性材料によって形成し、前記凸
レンズの一方の曲面を空気に接し、該空気と接する曲面
の周辺部を加圧部材によって加圧することにより、前記
凸レンズの屈折力を可変としたことを特徴とするカメラ
の視度調整ファインダ。 2、前記凸レンズの他方の面に透明硬質材料から成る凹
レンズを密着した特許請求の範囲第1項に記載のカメラ
の視度調整ファインダ。 3、前記凸レンズの空気に接する曲面側には、所定の間
隔を設けて透明硬質ブロック体を配置した特許請求の範
囲第1項に記載のカメラの視度調整ファインダ。 4、前記透明硬質ブロック体をペンタダハプリズムとし
た特許請求の範囲第3項に記載のカメラの視度調整ファ
インダ。 5、前記透明硬質ブロック体を凹レンズとした特許請求
の範囲第3項に記載のカメラの視度調整ファインダ。 6、前記凸レンズを加圧する前記加圧部材の開口形状を
使用目的に応じた任意の形状とした特許請求の範囲第1
項に記載のカメラの視度調整ファインダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12490084A JPS614034A (ja) | 1984-06-18 | 1984-06-18 | カメラの視度調整フアインダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12490084A JPS614034A (ja) | 1984-06-18 | 1984-06-18 | カメラの視度調整フアインダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS614034A true JPS614034A (ja) | 1986-01-09 |
JPH0574056B2 JPH0574056B2 (ja) | 1993-10-15 |
Family
ID=14896883
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12490084A Granted JPS614034A (ja) | 1984-06-18 | 1984-06-18 | カメラの視度調整フアインダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS614034A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63155126U (ja) * | 1987-03-31 | 1988-10-12 | ||
JPH0862405A (ja) * | 1994-08-19 | 1996-03-08 | Yoshio Kawamura | ジオプトリー可変レンズ |
JPWO2022024434A1 (ja) * | 2020-07-30 | 2022-02-03 |
-
1984
- 1984-06-18 JP JP12490084A patent/JPS614034A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63155126U (ja) * | 1987-03-31 | 1988-10-12 | ||
JPH0862405A (ja) * | 1994-08-19 | 1996-03-08 | Yoshio Kawamura | ジオプトリー可変レンズ |
JPWO2022024434A1 (ja) * | 2020-07-30 | 2022-02-03 | ||
WO2022024434A1 (ja) * | 2020-07-30 | 2022-02-03 | 富士フイルム株式会社 | 撮像装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0574056B2 (ja) | 1993-10-15 |
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