JPS6139972Y2 - - Google Patents

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JPS6139972Y2
JPS6139972Y2 JP1984078413U JP7841384U JPS6139972Y2 JP S6139972 Y2 JPS6139972 Y2 JP S6139972Y2 JP 1984078413 U JP1984078413 U JP 1984078413U JP 7841384 U JP7841384 U JP 7841384U JP S6139972 Y2 JPS6139972 Y2 JP S6139972Y2
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light
rotating body
light shielding
shielding plate
photocouplers
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JP1984078413U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、回転方向を自動的に判別する回転方
向判別機能付の回転体に関するものである。
本考案の回転体は一対のフオトカプラを使用
し、これらのフオトカプラが出力するパルスの位
相より回転方向を自動的に判別するようにしたも
のである。以下、本考案の回転体を電圧・電流発
生装置の設定機構に使用した場合を例にとつて説
明する。
第1図は本考案に係る回転体が用いられる電
圧・電流発生装置の設定機構部分の前面からみた
図である。第1図において、Aはパネル、B1
B3は設定表示数値、C1〜C3は各桁毎に設けた設
定ツマミである。設定表示数値B1〜B3は例えば
数字表示管等の如くのエレクトロニクスの手段に
よつて表示されるもので、ツマミC1〜C3を廻す
ことによつて後述の如くその値を各桁毎に可変す
ることができ、かつその設定値に応じた電圧又は
電流信号が出力されるようになつている。第2図
は第1図に示した設定機構部分のA1,A1′断面図
である。第2図において、Aは前面パネル、C2
はツマミ、Eは回転軸で、この回転軸の一端はツ
マミC2に固着され、他端はパネルAに遊貫され
たのち容器の内部Fに延びている。Gはプリント
板、Hは本考案に係るクリツク機構を有する傘形
の光遮蔽回転体(以下単に回転体という)、I,
Jはそれぞれフオトカプラである。なお、フオト
カプラJは第2図には現われていない。回転体H
及びフオトカプラI,JをK,K′からみた図を
第3図のイに示し、反対のL,L′からみた回転体
Hの図を第3図ロに示す。第2図及び第3図イ,
ロにおいて回転体Hは円板H10を基板としてその
軸方向(実施例ではプリント板Gに対向する側)
に沿うように実施例では8個の光遮蔽板H0〜H7
が一定の間隔を置いて環状に設けられている。
又、基板H10の他方の側の円周にはそれぞれ16個
の山と谷をもち、その谷が各遮蔽板H0〜H7の中
央部分に対向して位置し、山部分が各遮蔽板の両
端部分に対向して位置するようなクリツク用カム
H8が設けられている。これら各遮蔽板H0〜H7
クリツク用カムH8は基板H10と共に全体として傘
形になつており、これらはモールドにより一体に
形成されている。フオトカプラIは第3図ハに示
す如く発光素子I1と受光素子I2とよりなるもの
で、この発光素子と受光素子はコ字状容器の両腕
内に配置されている。フオトカプラJもフオトカ
プラIと同一構成のものである。フオトカプラI
とJはそれぞれその容器の凹部内に回転体Hの遮
蔽板H0〜H7が順次位置し、各遮蔽板によつてフ
オトカプラIとJの各発光素子と受光素子の間の
光が遮蔽されるように第2図に示すプリント板G
に取付けられている。この場合、回転体Hの各遮
蔽板H0〜H7とフオトカプラIとJの位置関係は
第4図に示す如くなつている。なお、第4図の矢
印は、クリツク位置を示すものである。即ち、第
4図は回転体Hの遮蔽板H0〜H7の1つの遮蔽
板、例えばH3を2分し、H31とH32とし、又H4
同様に2分してH41,H42とすると、フオトカプ
ラIはH3の一方の側H31に位置し、JはH4の他方
の側H42に位置するようになつている。なお、こ
のフオトカプラIとJの位置関係は上記のように
各遮蔽板を2分し、その一方の側にフオトカプラ
Iが、他方の側にフオトカプラJが位置するよう
な関係にあれば、フオトカプラIとJはどの遮蔽
板に対応する位置にあつてもよい。
第2図に戻り、Mは装置の内部Fに設けた固定
板、Nはクリツク用のローラである。ローラNは
回転体Hに設けたクリツク用カムH0〜H7に接す
るように板ばねN1によつて固定板Mに取付けら
れている。しかして、つまみC2を時計又は反時
計方向に回転させると、この回転につれて回転体
Hはクリツク手段を伴つて時計又は反時計方向に
回転するようになつている。第1図に示したツマ
ミC2,C3もそれぞれ第2図〜第4図で示した回
転体Hと同一構成の回転体が設けられている。回
転体Hを回転させることによりフオトカプラIと
Jはパルスを出力する。そのパルスは第5図に示
す演算及び記憶機能を有する演算記憶部Oで各桁
毎に演算処理され、その出力は設定値として表示
部Bにおいて第1図のB1〜B3で示す如く表示さ
れる。
このような構成の本考案の回転体Hが組込まれ
た設定機構をもつ電圧・電流発生装置の動作を説
明すると次の如くなる。
ツマミC1〜C3の回転位置に応じて傘形光遮蔽
回転体Hの遮蔽板H0〜H7が移動することによつ
てフオトカプラIとJから得られるパルスは各桁
毎に演算記憶部Oに与えられて演算処理され現在
の設定値として認識記憶されると共に、出力表示
部Bの各表示部B1〜B3により第1図に示す如く
各桁毎にそのときの設定値として表示される(な
お、第1図に示す如く、実施例では最下位の桁の
ツマミC1は表示部B11とB12を持ち、これにより2
桁の数値を表示するようになつている)。このよ
うな設定状態において、いま1つの桁のツマミ、
例えばC2に着目し、このツマミを例えば時計方
向に回転させると、フオトカプラIの発光素子I1
と受光素子I2の間の光は回転体Hの各遮蔽板H0
H7が到来する毎に遮蔽され、受光素子I2からは回
転体Hに設けたクリツク機構H8のクリツク位置
に応じた第6図のイに示す如くのパルスが出力さ
れる。なお、第6図のハの矢印はクリツクの位置
を示すものである。同様にフオトカプラJからも
第6図のロの如く回転体Hの回転に応じてパルス
が出力される。この場合、第4図で説明した如く
遮蔽板H0〜H7をそれぞれ2分したとき、フオト
カプラIとJは互に反対側に位置するようになつ
ているので、フオトカプラJより得られるパルス
の状態変化は第6図のロに示す如くイのパルスよ
り各遮蔽板の1/2に相当する時間だけ位相が遅れ
て発生する。即ち、フオトカプラIとJにより得
られるパルスは位相が異なり、つまみC2を時計
方向に回転した場合にはフオトカプラJよりフオ
トカプラIの状態変化が早く起き、逆につまみ
C2を反時計方向に回転させるとフオトカプラI
とJより得られるパルスの状態変化はフオトカプ
ラIよりJが早く起きる。フオトカプラIとJの
出力パルスは第5図に示す演算記憶部Oに与えら
れる。演算記憶部OはフオトカプラIとJの出力
パルスの位相からIとJの出力パルスのうちのど
ちらの状態変化が早く起きたかを検出し、それに
よりツマミC2の回転が時計方向か反時計方向か
を判別する。一方、回転体Hにおけるクリツク位
置(ステツプ)でフオトカプラIとJの出力パル
スは第6図ニに示す如く共に“1”(又は“0”)
レベルとなる。演算記憶部Oはそのクリツク位置
でのフオトカプラIとJの出力レベルを検出し、
この検出パターンを前記フオトカプラIとJの状
態変化の関係から得た回転方向の情報を基にし、
つまみC2の回転が時計方向ならそのとき認識表
示している設定表示値B2に「1」を加える演算
を行なう。このため設定表示値B2は「7」にな
る。逆に、つまみC2の回転が反時計方向なら
ば、その情報を基にして演算記憶部Oはそのとき
認識表示している設定値に「1」を減算する演算
を行ない、設定表示値B2を「5」にする。この
ようにつまみC2の回転方向を判別してクリツク
位置でのフオトカプラIとJより得られるパルス
を加算又は減算することにより設定表示B2が行
なわれる。このため他の桁への桁上げ又は桁下げ
はクリツク位置でのフオトカプラIとJより得ら
れるパルスを演算記憶部Oで演算処理することに
より、自動的に行なうことができる。上位および
下位のつまみC1,C3においても同様にそれぞれ
このつまみに連動している回転体Hでこの回転体
とそれぞれ組になつて用いられる一対のフオトカ
プラI,Jによつて得られるパルスをその位相関
係を基にして演算記憶部Oで各桁毎に演算処理す
ることにより、設定値B1,B3が表示される。つ
まみC1における桁の桁上げ、またつまみC3にお
ける桁の桁下げはC2の桁と同様に容易に行なう
ことができる。各桁の設定表示値に対応した値の
アナログの電圧又は電流が本発生装置に設けられ
た信号出力部(図示せず)によつて得られ、この
電圧又は電流は高精度のアナログ信号として出力
される。
なお、本考案装置に係る傘形の光遮蔽回転体H
の構成は第2図及び第3図の実施例に限るもので
はなく、第7図〜第11図のような構成であつて
もよい。即ち、第7図の回転体Hはクリツク用カ
ムを円筒部Pの内部に形成したもので、Nはクリ
ツクローラ、N1は固定軸N2とローラNを連結す
るアームを示すものである。第8図の回転体Hは
円筒部Pから花びら状に突出板Qを設け、これを
クリツクばねとして利用したものでイは上面斜視
図、ロは側面図で、H0(H1〜H7)は光遮蔽板、N
はクリツク用ローラを示すものである。第9図は
回転体Hを円筒体で形成し、遮蔽板H0〜H7部分
を写真フイルムの手段により透明部と不透明部に
より形成したものである。第3図及び第4図の実
施例ではそれぞれ発光素子と受光素子よりなるフ
オトカプラ2個を使用したが、第10図の回転体
Hは発光素子I1を共通にし、この発光素子I1の光
をライトガイド(またはオプテイカルフアイバ)
R1,R2で数個の傘形光遮蔽回転体Hに設けた受
光素子に供給するようにしたもの、又、第11図
は円板Sの周囲に遮蔽板H0〜H7を設け、この円
板にクリツク機構Nを設けたものである。I
(J)はフオトカプラである。なお、第7図及び
第10図においては省略してあるが、いずれの回
転体にもそれぞれ第2図に示した回転体Hと同様
に一対のフオトカプラが用いられている。第7図
及び第11図において、これらのフオトカプラと
各光遮蔽板及びクリツク機構は第2図の回転体で
説明した如くの所定の関係を持つてそれぞれ配置
されている。なお、上述の実施例では本考案の回
転体を電圧・電流発生装置の設定機構部分に用い
た場合について説明したが、本考案の回転体の用
途はこれに限るものではなく、種々の電気機器に
用いることができる。
以上説明した如く、本考案の回転体は所定の間
隔を置いて形成した複数個の光遮蔽板を有する傘
形の光遮蔽回転体に前記光遮蔽板によつて光を遮
蔽することにより互に位相の異なるパルスが得ら
れるように一対のフオトカプラを配置して構成し
たので、その一対のフオトカプラによつて得られ
る光パルスの位相より回転方向が自動的に判別す
ることのできる機能を持ち、かつクリツク機構を
持つた動作の確実な光遮蔽回転体が極めて簡単な
構成によつて実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の回転体が用いられる電圧・電
流発生装置の設定機構部分の前面図、第2図は本
考案に係る回転体の一実施例の断面図、第3図イ
は第2図のK,K′断面図、第3図ロは第2図の
L,L′断面図、第3図ハはフオトカプラの構成説
明図、第4図は本考案に係る回転体の光遮蔽板と
一対のフオトカプラの配置関係を説明するための
図、第5図は電圧・電流信号発生器の電気的ブロ
ツク図、第6図は本考案の回転体の動作を説明す
るための図、第7図乃至第11図は本考案の他の
実施例の回転体の要部の構成説明図である。 H……光遮蔽回転体、H0〜H7……光遮蔽板、
H8……クリツク用カム、I,J……フオトカプ
ラ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 回転円板の一面にこの回転円板の軸方向に向う
    複数個の光遮蔽版が等間隔に形成された光遮蔽回
    転体と、この光遮蔽回転体における各光遮蔽板を
    前記回転円板の円周方向に2分した場合その光遮
    蔽板の一方の側に配置されこの光遮蔽板によつて
    光を遮蔽することによりパルスを発生する第1の
    フオトカプラと、前記光遮蔽板に隣接する光遮蔽
    板の他方の側に配置されこの光遮蔽版によつて光
    を遮蔽することにより前記パルスとは位相の異な
    るパルスを発生する第2のフオトカプラよりなる
    回転体にして、 前記光遮蔽回転体の他面に前記各光遮蔽板の中
    央部分に対向してその谷が位置し山部分が各光遮
    蔽板の両端部分に対向して位置するようなクリツ
    ク手段を設け、このクリツク手段を伴なつて前記
    光遮蔽回転体を回転させることにより前記一対の
    フオトカプラより得られるパルスの位相を基にし
    て、前記光遮蔽回転体の回転位置及び回転方向に
    応じて発生する電圧・電流の設定値を表示する電
    圧・電流設定値表示用回転方向判別機能付回転
    体。
JP7841384U 1984-05-28 1984-05-28 回転方向判別機能付回転体 Granted JPS6017457U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7841384U JPS6017457U (ja) 1984-05-28 1984-05-28 回転方向判別機能付回転体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7841384U JPS6017457U (ja) 1984-05-28 1984-05-28 回転方向判別機能付回転体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6017457U JPS6017457U (ja) 1985-02-06
JPS6139972Y2 true JPS6139972Y2 (ja) 1986-11-15

Family

ID=30208416

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7841384U Granted JPS6017457U (ja) 1984-05-28 1984-05-28 回転方向判別機能付回転体

Country Status (1)

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JP (1) JPS6017457U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53128294A (en) * 1977-03-30 1978-11-09 Raytheon Co Optical encoder

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53128294A (en) * 1977-03-30 1978-11-09 Raytheon Co Optical encoder

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Publication number Publication date
JPS6017457U (ja) 1985-02-06

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