JPS6139811A

JPS6139811A - ケ−ブル用終端接続箱

Info

Publication number: JPS6139811A
Application number: JP15953584A
Authority: JP
Inventors: 正幸小林; 逸見　武男; 陽一渡部
Original assignee: Hitachi Cable Ltd
Current assignee: Hitachi Cable Ltd
Priority date: 1984-07-30
Filing date: 1984-07-30
Publication date: 1986-02-26

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は１．ケーブル用、終端接続箱、特に２２０ＫＶ
以上の超高圧ゴム・プラスチック電カケープル用として
有用な終端接続箱に関するものである。

［従来の技術］通常、超高圧用の例えば２２０ＫＶ、２７５にＶ架橋ポ
リエチレン電カケ−プル用終端接続箱内部には、電気特
性を向上させる目的で、シリコン油。

ボリプデン油等の絶縁油が充填されている。一方、絶縁
油、ケーブル及びケーブルの補強絶縁体は、気温及び負
荷変動による温度変化により膨張収縮するので、圧り上
昇及び低下を許容範囲に納めるために、終端接続箱はレ
ザーバーを内蔵している。

そして、このレザーバーの金属製ベローズには、空気ま
たは窒素ガス等の期待が封入されている。

［発明が解決しようとする問題点］しかし、この終端接続箱においては、ベーロズに、ピン
ホールまたはクラック等の欠陥が万一あった場合、封入
されたガスは欠陥部から漏れ出し、終端接続箱の絶縁油
中に侵入し、レザーバーの機能を果たさなくなり、かつ
、侵入したガスの量が多い場合、終端接続箱の電気的特
性を低下させることがある。ゴム、プラスチック絶縁終
端接続箱の場合は、一般には圧力計や圧力警報装置等は
取り付けないのでレザーバーの異常を知ることができず
、最悪の場合、電気的機械的破損に至ることがある、〔問題点を解決するための手段］本発明は、上記の状況に鑑みなされたものであり、万一
ベーローズに欠陥があった場合でも気体が終端接続箱の
絶縁油中に侵入することのないケーブル用終端接続箱を
提供することを目的としたものである。

すなわち、本発明の要旨、レザーバーのベローズには期
待を封入せずに、代りにスプリングをそれ自身の持つ反
発りが終端接続箱内部の圧力と等しくなるように圧縮し
た状態で内蔵したことにある。

［実施例］以下、添付の図面を参照しながら本発明のケーブル用終
端接続箱の一実施例を説明する。

１はゴムまたはプラスチックのケーブルで、ゴム。

プラスチックケーブル用終端接続箱内において補強絶縁
体３により絶縁補強され導体引出棒２により外部へ導体
部が引き出されている。そして、高電圧ケーブルの場合
には、更に碍管８が取り付けられ、バッキング９により
外部とを気密にシールされ、碍管８とケーブル１及び補
強絶縁体３との間隙は絶縁油７により満されている。４
は絶縁油７がケーブル１の導体の内部に侵入するのを防
止する気密シール、５は絶縁油７がケーブル絶縁体７が
□ケーブル絶縁体と外部シースとの間に侵入することを
防止する気密シールである。また、絶縁油７が外部に流
出しないようにつ”−プルシースと終端接続箱との間に
は気密シール６が設けられている。

１０は絶縁油注入口に設けられたバルブ、１１は導体引
出棒２の先端に設けられたコネクターである。

１２はレザーバーで、本発明による終端接続箱では、ベ
ローズに気体を封入せずに代りにスプリング１４を内蔵
させている。即ち、冒頭で述べたこの種終端接続箱のベ
ローズのようにその内部に気体を封入する代りに、図に
示すようにベローズ内にスプリング１４を、それ自身の
持つ反発力が終端接続箱内部の圧力と等しくなるように
圧縮した状態で内蔵させたものであり、終端接続箱内の
絶縁油７は、このスプリングの伸縮力により加圧規定範
囲の圧力に保つことができる。

ところで、万一ベローズに欠陥があり絶縁油が漏れた場
合、その異常を知る必要があるが、本実施例の終端接続
箱では、それが可能である。第２図にその一例を示す。

即ち、ベローズの底板の一部に穴１５とあけ、その下に
透明の容器１６を取り付けておけば、漏れた絶縁油はこ
の容器に留まるので、日常の目視点検によりベローズの
異常を大事に到る前に容易に知ることができ、終端接続
箱の電気的性能低下による絶縁破壊な、のでトラブルを
事“前にふせぐことができる。図における絶縁油７はベ
ローズの欠陥部から漏洩して来た終端接続ばこに充填さ
れていた絶縁油を示ず。

［発明の効果］以上説明した通り、本発明のケーブル終端接続箱は、レ
ザーバーのベローズ内に期待を、封入する代りにスプリ
ングを内蔵したものであるから、万一ベローズにピンホ
ール、クラック等の欠陥があったとしても、気体が絶縁
油中に侵入する恐れはなく、従ってその電気的特性を大
幅に同上させかつ安定化させ得る効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明ケーブル用終端接続箱の一実施例説明
図、第２図は本発明ケーブル用終端接続箱の他の実施例
の要部説明図である。１・・・ゴム又はプラスチックケーブル、２・・・導体
引出棒、３・・・補強絶縁体、４・・・気密シール５・
・・気密シール、６・・・気密シール、７・・・絶縁油
。８・・・碍管、９・・・バッキング、１０・・・バルブ
。１１・・・コネクター、１２・・・レザーバー、１４・
・・スプリング、１５・・・穴、１６・・・油受は透明
容器。第　ｌＩ２１算　２Ｉ！ｌ

Claims

【特許請求の範囲】

（１）内部に絶縁流体が充填され、温度変化による上記
絶縁流体、ケーブル及びケーブルの補強絶縁体の膨張収
縮を吸収するためのレザーバーを内蔵したケーブル用終
端接続箱において、上記レザーバーの内部にスプリング
を、それ自身の持つ反発力が終端接続箱内部の圧力とほ
ぼ等しくなるように圧縮した状態で設けて成ることを特
徴とするケーブル用終端接続箱。