JPS6139260Y2 - - Google Patents

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JPS6139260Y2
JPS6139260Y2 JP6148680U JP6148680U JPS6139260Y2 JP S6139260 Y2 JPS6139260 Y2 JP S6139260Y2 JP 6148680 U JP6148680 U JP 6148680U JP 6148680 U JP6148680 U JP 6148680U JP S6139260 Y2 JPS6139260 Y2 JP S6139260Y2
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JP
Japan
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air
cooled condenser
heat exchanger
gas
liquid
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JP6148680U
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JPS56163256U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電子計算機室用などの空気調和装置に
関するものである。
従来、一般にこの種の空気調和装置における再
熱コイル(ヒータ)としては、電気ヒータ、蒸気
ヒータもしくは温水ヒータなどが用いられてい
る。しかし、こうした方式では外部から大量の熱
源を必要とするものであるから、その運転費はか
なり膨大なものとなる。近年、空気調和装置外部
からの排熱を利用する方式も開発されてはいる
が、空気調和装置との組合せに当つて運転上、あ
るいは制御などの点で複雑な点が多い。一方、コ
ンデンサーから外気に放出していた冷凍機の排熱
を冷却塔と組合せた水冷コンデンサーを経て温水
ヒータの熱源とすることも行なわれているが、水
配管をしかも長い水配管を使用せざるを得ないた
め施工が煩雑であるばかりでなく、必ずしも設備
費および運転費等を考えると経済的に得策とは言
えない。
そこで本考案者は、冷凍圧縮機からの高温高圧
ガスを熱交換器に通し、この熱交換器において熱
せられた温水を再熱コイルの熱源とし、また高温
ガスは空冷コンデンサに導き、凝縮させた後冷却
コイルに与える方式を創案し、冷凍機自体の排熱
を有効に利用するとともに、従来の水配管上の難
点を一挙に解決した。
ところが、空冷コンデンサを冷凍圧縮機とほぼ
同一レベルに設置する場合、なんら問題はないの
であるが、空冷コンデンサをかなり高位置たとえ
ば屋上に設置せんとする場合、空冷コンデンサの
圧力ヘツドの関係上、冷凍圧縮機、熱交換器、空
冷コンデンサおよび冷却コイルの冷却経路循環を
円滑に行うことができないという問題を残す。
本考案はかかる問題点に対処するために提案さ
れたもので、熱交換器と空冷コンデンサとの間に
液ガスセパレータおよび差圧弁を設けたものであ
る。
以下本考案を図面に示す実施例によつて説明す
ると、1は冷凍圧縮機で、これより吐出された高
温高圧ガスは管路2および3を経て、高温ガス水
熱交換器4に至り、さらに管路5、6を介して液
ガスセパレータ7、差圧弁8を通り、管路9を介
して高位置に設置された空冷コンデンサ10に導
かれる。空冷コンデンサ10からの還流液冷媒
は、管路11を通つてサブクーラ12に至り、さ
らに管路13を経て冷却コイル14に導かれ、管
路15を介して再び冷凍圧縮機1に返送されるよ
うになつている。
他方、熱交換器4には循環ポンプ16により水
が通され、熱交換器4を通る高温ガスとの間で熱
交換がなされ、それに伴う温水が管路17および
室温に基いて作動する三方弁18を通り再熱コイ
ル19に導かれ、排出水が管路20を経て、熱交
換器4へ循環される構成となつている。
また、冷凍圧縮機1からの高温ガスの一部は、
管路21および差圧弁22を通して、直接的に空
冷コンデンサ10に導かれるようにもなつてい
る。さらに、熱交換器4から流出するガスには、
そこで液化した液化冷媒も存する。この液化冷媒
は、液ガスセパレータ7においてガス分と分離さ
れた後、管路23、逆止弁24および液ガスセパ
レータ7のレベルに対応して作動する制御弁25
を経て管路11に戻される。
26はサブクーラ12に付設された制御弁で、
詳細の説明は省略するが、サブクーラ12の出口
温度に基いて、冷却コイル14の還流液を管路2
7を介して導いて、サブクーラ12からの流出温
度を制御すべく機能している。28は膨張弁、2
9は蒸発圧力を所定圧とするための制御弁、30
はサブクーラ12を用いない場合のバイパス管
路、31は各個所の圧力測定用の圧力計である。
なお、空冷コンデンサ10以外は一つのユニツト
Uとして、たとえば電算機室内に設けられ、電算
機内およびその半導体等に対して空調を行うもの
である。
このように構成された装置においては、高温高
圧ガスが空冷コンデンサ10に導かれ、そこで凝
縮した液冷媒が必要によりサブクーラ12によつ
てさらに冷却された後、冷却コイル14に与えら
れ、エアフローAを冷却する。また熱交換器4で
は水が高温ガスと接触して昇温され、この熱が冷
却減湿後に再熱を行う再熱コイル19の加熱源と
される。
かくして、冷凍圧縮機1からの熱を熱交換器4
を介して再熱コイル19の加熱源とするから、従
来の加熱例と比較すると、熱を有効に利用でき、
運転費が大巾に低減する。また空冷コンデンサ1
0を用いているので、配管上の点、ならびに電算
機は水を嫌う点等において、きわめて優れてい
る。
一方、前述のように空冷コンデンサ10はユニ
ツトU(冷凍圧縮機1)に対して高位置にあり、
液再循環経路に圧力ヘツドがかかり、液ガスセパ
レータ7からの液をそのまま管路11に円滑に送
給することができない。そこで、本考案では、差
圧弁8によつて圧力差をとつておき、熱交換器4
で液化した液化冷媒は管路11へ戻し、ガスを空
冷コンデンサ10へ送るようにしたので、液を円
滑に管路11へ送給することができる。
以上の通り、本考案は、熱交換器を設けたか
ら、冷凍機からの熱を有効に利用できるし、空冷
コンデンサを用いたので、配管等の点で有効であ
る。そして、特に高位置に設置した空冷コンデン
サに対応して、差圧弁および液ガスセパレータを
設けたので、冷却循環経路の循環を円滑に行うこ
とができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考扱装置の一例を示すフロー図であ
る。 1……冷凍圧縮機、4……熱交換器、7……液
ガスセパレータ、8……差圧弁、10……空冷コ
ンデンサ、14……冷却コイル、19……再熱コ
イル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 冷凍圧縮機と、これからの高温高圧ガスと水と
    の間で熱交換し、熱さられた温水を再熱コイルの
    熱源とする高温ガス水熱交換器と、この熱交換器
    からの高温ガスを受ける冷凍圧縮機より高位置に
    配設された空冷コンデンサと、この空冷コンデン
    サからの凝縮液を冷却コイルを介して前記冷凍圧
    縮機へ送給する液再循環手段と、前記熱交換器か
    ら空冷コンデンサへの経路に設けられた液ガスセ
    パレータと、冷凍圧縮機に対する空冷コンデンサ
    の圧力ヘツドを考慮して差圧を与える液ガスセパ
    レータから空冷コンデンサへの経路に設けられた
    差圧弁とを備え、前記液ガスセパレータは熱交換
    器からの高温ガスのうち液化冷媒を前記再循環手
    段に戻しガスを空冷コンデンサへ送給するように
    構成したことを特徴とする空気調和装置。
JP6148680U 1980-05-07 1980-05-07 Expired JPS6139260Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP6148680U JPS6139260Y2 (ja) 1980-05-07 1980-05-07

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JP6148680U JPS6139260Y2 (ja) 1980-05-07 1980-05-07

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JPS56163256U JPS56163256U (ja) 1981-12-04
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ID=29655870

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JPS56163256U (ja) 1981-12-04

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