JPS6138921B2 - - Google Patents

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JPS6138921B2
JPS6138921B2 JP56040614A JP4061481A JPS6138921B2 JP S6138921 B2 JPS6138921 B2 JP S6138921B2 JP 56040614 A JP56040614 A JP 56040614A JP 4061481 A JP4061481 A JP 4061481A JP S6138921 B2 JPS6138921 B2 JP S6138921B2
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JP
Japan
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weight
monomer
parts
stage
monomers
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Expired
Application number
JP56040614A
Other languages
Japanese (ja)
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JPS57153011A (en
Inventor
Saburo Mitsushiba
Yoritsune Hyoda
Kenichi Yamazaki
Ryuichi Hosogaki
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Sumika Polycarbonate Ltd
Original Assignee
Sumika Polycarbonate Ltd
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Publication date
Application filed by Sumika Polycarbonate Ltd filed Critical Sumika Polycarbonate Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

本発明はインクグロスの良好な塗工紙を与える
共重合体ラテツクスの製造方法に関する。 詳しくは、 (a) エチレン系不飽和カルボン酸単量体10〜20重
量%、ヒドロキシアルキル基を含有する単量体
10〜20重量%およびシアン化ビニル系単量体60
〜80重量%から成る単量体混合物2〜30重量部
を乳化重合し、 (b) 得られた共重合体ラテツクスの存在下、脂肪
族共役ジエン系単量体30〜70重量%、アルケニ
ル芳香族単量体20〜70重量%、不飽和カルボン
酸アルキルエステル単量体5〜40重量%および
シアン化ビニル系単量体0〜15重量%から構成
される単量体混合物70〜98重量部を添加重合す
る ことを特徴とする共重合体ラテツクスの製造方法
を提供する。 近年、印刷物の急激な増加に伴いその印刷スピ
ードは増し、インキ乾燥の高速化、高温化へと印
刷技術は急速に発達をとげている。それに伴い塗
工紙に要求される性能も当然きびしくなつてきて
おり、高速印刷に充分耐えうるだけの接着強度、
耐水性等が要求される。 特に印刷速度の高速化が要求され、塗工紙の耐
ブリスター性の向上が望まれ、原紙の面および塗
料から改良が加えられてきた。 耐ブリスター性を改善する方法としては、塗被
紙の含有水分量を低くすること、塗被層を多孔性
にすること、あるいは紙の繊維内部結合強度を強
化すること等いろいろな方法があるが、塗被紙の
含有水分量を低くするとオフ輪用紙の巻取を困難
にさせる。又、紙の繊維内部結合強度の強化には
限度がある。以上の観点から耐ブリスター性を改
善する方法としては塗被層を多孔性にすることが
最良の方法である。 塗被層を多孔性にする方法には、紙被覆用塗料
中の成分である顔料組成(例えば、粗大顔料、球
状顔料等を多く使用する)を変えることによつて
も得られる。 また共重合体ラテツクスでの改良方法として共
重合体のゲル含有量を低下させた耐ブリスター性
を改善する方法が提案されている。 しかし以上のような改良方法では確実に耐ブリ
スター性は向上するが、耐ブリスター性以外の印
刷適正(例えばインクグロス、耐水性、接着性
等)を悪化させる。 従来の方法では一方を向上させれば一方が低下
するため、その印刷のために一番要求される性能
(例えば耐ブリスター性など)を第一に向上さ
せ、他の性能の低下はある程度がまんをする必要
があつた。 本発明者らは以上に述べた耐ブリスター性、イ
ンクグロス、耐水性、接着性をバランス良く向上
させる方法を見いだし本発明を完成した。 本発明で製造された共重合体ラテツクスは塗被
紙用塗料を調整する際の安定性、即ち顔料混和性
及び多価カチオンを及む各種顔料との混合時にお
ける化学的安定性に優れ、更に塗工機上での機械
的剪断に対する安定性にも優れているために顔料
バインダーとして画期的な性能を発揮することが
できる。 本発明の合成共重合体ラテツクスの製造に使用
される単量体混合物のうち第1段目で重合される
エチレン系不飽和カルボン酸単量体としてはアク
リル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマール
酸、イタコン酸およびジカルボン酸の無水物また
はモノアルキルエステル等があげられ、これらは
一種又は二種以上で用いられる。これらのエチレ
ン系不飽和カルボン酸単量体は共重合体によりポ
リマーの接着性を向上させ、また生成ラテツクス
の機械的安定性をも向上させる。これらのエチレ
ン系不飽和カルボン酸単量体は接着性、機械的安
定性の面から全単量体の10乃至20重量%の範囲で
使用されるのが好ましい。10重量%末満では共重
合体ラテツクスの接着力および機械的安定性が低
下し、また20重量%を超えると共重合体ラテツク
スの粘度が高くなりすぎ、塗工紙の耐水性も低下
するので好ましくない。 ヒドロキシアルキル基を含有する不飽和単量体
としては、β−ヒドロキシエチルアクリレート、
β−ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロキ
シプロピルアクリレート、ヒドロキシプロピルメ
タクリレート、ヒドロキシブチルアクリレート、
ヒドロキシブチルメタクリレート、3−クロロ−
2−ヒドロキシブチルメタクリレート、ジ−(エ
チレングリコール)マレエート、ジ−(エチレン
グリコール)イタコネート、2−ヒドロキシエチ
ルマレエート、ビス(2−ヒドロキシエチル)マ
レエートおよび2−ヒドロキシエチルメチルフマ
レート等が挙げられ、一種又は二種以上で用いら
れる。 第1段目の重合に用いられる単量体においてヒ
ドロキシアルキル基を含有する不飽和単量体は10
〜20重量%で用いられる。 10重量%未満では最終共重合体ラテツクスの安
定性が悪くなり、20重量%を越えた場合は塗工紙
の耐水性が悪くなる。 第一段目で重合されるシアン化ビニル系単量体
としては、アクリロニトリル、α−クロルアクリ
ロニトリル、メタアクリロニトリル、α−エチル
アクリロニトリルのような脂肪族不飽和ニトリル
類があげられ、一種又は二種以上で用いれらる。
これらのニトリル類は60乃至80重量%の範囲で有
効なインクグロスが得られる。 以上の第一段目で重合される単量体混合物は第
一段および第二段の重合で用いられる全単量体
100重量部として2〜30重量部用いられる。 2重量部未満では安定な共重合体ラテツクスが
得られず、30重量部を越えると、得られた共重合
体ラテツクスを用いた塗工紙の耐水性が低下す
る。 また第2段目で重合する脂肪族共役ジオレフイ
ン系単量体としては1.3−ブタジエン、2−メチ
ル−1.3−ブタジエン、2.3−ジメチル−1.3−ブタ
ジエン、2−ネオペンチル−1.3−ブタジエン、
2−クロロ−1.3−ブタジエン、2−シアノ−1.3
−ブタジエン、置換直鎖共役ペンタジエン類、直
鎖および側鎖をもつ共役ヘキサジエンなどがあげ
られる。 これらの単量体は30〜70重量%で用いられる
が、30重量%末満では接着強度が劣り、70重量%
を越えると耐水性が低下する。 二段目に用いるアルケニル芳香族単量体として
はスチレン、アルフアメチルスチレン、メチルア
ルフアメチルスチレンおよびビニルトルエン等が
あげられる。これらの単量体は20〜70重量%で用
いられるが、20重量%未満では耐水性が低下し、
70重量%を越えると接着強度が低下する。 第2段目に用いる不飽和カルボン酸アルキルエ
ステル単量体としては、メチルアクリレート、メ
チルメタクリレート、エチルアクリレート、エチ
ルメタクリレート、ブチルアクリレート、2−エ
チルヘキシルアクリレート、グリシジルメタクリ
レート、ジメチルフマレート、ジエチルフマレー
ト、ジメチルマレエート、ジエチルマレエート、
ジメチルイタコネート、モノメチルフマレートお
よびモノエチルフマレート等が挙げられる。 これらの単量体は5〜40重量%で用いられるが
5重量%未満ではラテツクスの安定性が劣る。ま
た40重量%を越えると接着力、耐水性が低下す
る。 第2段目に用いるシアン化ビニル系単量体は第
1段目に用いる単量体と同じグループから選択さ
れるが、15重量%以下で用いられる。 15重量%を越えると耐水性と耐ブリスター性が
悪くなる。 以上に述べた第2段目に用いられる単量体はそ
れぞれ一種又は二種以上で用いられる。また、第
2段目で重合される単量体混合物は第1段および
第2段の重合で用いられる全単量体100重量部と
して70〜98重量部用いられる。70重量部未満では
得られた共重合体ラテツクスを用いた塗工紙の耐
水性が劣り、98重量部を越えると安定な共重合体
ラテツクスは得られない。 第2段目の乳化共重合の開始の際、第1段目の
反応が完全に終了している場合、すなわち重合性
ラジカルが完全に消滅している場合には、反応開
始剤の添加等によつて新たに反応を開始させる必
要がある。 第1段目の乳化共重合における各種成分の添加
方法については、特に制限はなく、一括添加方
法、分割添加方法、連続添加方法のいずれでもよ
い。第2段目の乳化接着における単量体の添加方
法についても、第1段目の場合と同様、特に制限
はなく、一括添加方法、分割添加方法、連続添加
方法のいずれでもよい。また第1段目で重合され
る単量体のコンバージヨンが70%以上になつてい
るのが好ましく70%未満では70%以上のものに比
べて耐水性、接着性が悪い。 乳化剤としては高級アルコールの硫酸エステ
ル、アルキンベンゼンスルホン酸塩、脂肪族スル
ホン酸塩等のアニオン性界面活性剤あるいはポリ
エチレングリコールのアルキルエステル型、アル
キルフエニルエーテル型、アルキルエーテル型等
のノニオン性界面活性剤が一種又は二種以上で用
いられる。得られた共重合体ラテツクスの耐水性
を考慮した場合、単量体100重量部あたり2重量
部以下で使用することが好ましい。 開始剤としては、過硫酸カリウム、過硫酸アン
モニウム、過硫酸ナトリウム等の水溶性開始剤、
あるいはレドツクス系開始剤あるいは、過酸化ベ
ンゾイル等の油溶性開始剤が使用される。 連鎖移動剤としては、メルカプタン類、ハロゲ
ン化炭化水素等が使用できる。 以下に実施例を示すが、本発明は実施例によつ
て何ら限定はされない。なお、実施例中の部およ
び%は断りのない限り全て重量部、重量%を意味
する。 実施例 1 耐圧容器に表−1および表−2の第1段目の乳
化重合に使用する単量体100部に対して、ドデシ
ルベンゼンスルフオン酸ナトリウム5部、過硫酸
カリウム3部、四塩化炭素20部、第3級ドデシル
メルカプタン1部、重炭酸ナトリウム3部、水
400部の割合で混合して、第1段階の乳化重合す
る単量体と混合撹拌し、65℃に昇温して重合を行
つた。 次いで表−1および表−2の第2段目の乳化重
合に使用する単量体100部に対してドデシルベン
ゼンスルフオン酸ナトリウム0.5部、過硫酸カリ
ウム0.5部、四塩化炭素2部、第3級ドデシルメ
ルカプタン0.1部、水60部の割合で混合し、第2
段階の乳化重合する単量体と混合撹拌し、連続的
に耐圧容器に添加して重合を行つた。 最終の重合転化率はいずれも99%以上であつ
た。 未反応単量体をストリツピングで除去した後
200メツシユの金網を通過させて共重合体ラテツ
クスA〜Jを得た。
The present invention relates to a method for producing a copolymer latex which provides coated paper with good ink gloss. Specifically, (a) 10 to 20% by weight of an ethylenically unsaturated carboxylic acid monomer, a monomer containing a hydroxyalkyl group.
10-20% by weight and vinyl cyanide monomer 60
Emulsion polymerization of 2 to 30 parts by weight of a monomer mixture consisting of ~80% by weight, (b) 30 to 70% by weight of aliphatic conjugated diene monomer, alkenyl aromatic in the presence of the obtained copolymer latex; 70 to 98 parts by weight of a monomer mixture consisting of 20 to 70% by weight of group monomers, 5 to 40% by weight of unsaturated carboxylic acid alkyl ester monomers, and 0 to 15% by weight of vinyl cyanide monomers. Provided is a method for producing a copolymer latex, which comprises adding and polymerizing a copolymer latex. BACKGROUND ART In recent years, with the rapid increase in the number of printed materials, the printing speed has increased, and printing technology has rapidly developed, with ink drying faster and at higher temperatures. Along with this, the performance requirements for coated paper have naturally become stricter, and adhesive strength and strength sufficient to withstand high-speed printing have become stricter.
Water resistance, etc. is required. In particular, there has been a demand for higher printing speeds and improved blister resistance of coated paper, and improvements have been made from the base paper surface and coating. There are various ways to improve blister resistance, such as lowering the moisture content of coated paper, making the coated layer more porous, or strengthening the internal bonding strength of paper fibers. If the water content of the coated paper is reduced, it becomes difficult to wind up the off-wheel paper. Furthermore, there is a limit to the strength of the internal bonding of paper fibers. From the above viewpoint, the best way to improve blister resistance is to make the coating layer porous. Porous coating layers can also be made by changing the pigment composition (for example, using large amounts of coarse pigments, spherical pigments, etc.) in the paper coating paint. Furthermore, as a method for improving copolymer latexes, a method has been proposed in which the gel content of the copolymer is reduced to improve the blister resistance. However, although the above-mentioned improvement method certainly improves blister resistance, it deteriorates printing suitability other than blister resistance (for example, ink gloss, water resistance, adhesion, etc.). In conventional methods, improving one will reduce the other, so it is necessary to first improve the performance that is most required for the printing (such as blister resistance) and tolerate the decline in other properties to some extent. I needed to. The present inventors have found a method for improving the above-mentioned blister resistance, ink gloss, water resistance, and adhesiveness in a well-balanced manner, and have completed the present invention. The copolymer latex produced according to the present invention has excellent stability when preparing paints for coated paper, that is, excellent pigment miscibility and chemical stability when mixed with various pigments including polyvalent cations. It also has excellent stability against mechanical shearing on a coating machine, so it can exhibit revolutionary performance as a pigment binder. Among the monomer mixtures used in the production of the synthetic copolymer latex of the present invention, the ethylenically unsaturated carboxylic acid monomers polymerized in the first stage include acrylic acid, methacrylic acid, maleic acid, and fumaric acid. , anhydrides or monoalkyl esters of itaconic acid and dicarboxylic acids, and these may be used alone or in combination of two or more. These ethylenically unsaturated carboxylic acid monomers improve the adhesion of the polymer through copolymerization and also improve the mechanical stability of the latex produced. These ethylenically unsaturated carboxylic acid monomers are preferably used in an amount of 10 to 20% by weight of the total monomers from the viewpoint of adhesion and mechanical stability. If it is less than 10% by weight, the adhesive strength and mechanical stability of the copolymer latex will decrease, and if it exceeds 20% by weight, the viscosity of the copolymer latex will become too high and the water resistance of the coated paper will also decrease. Undesirable. Examples of the unsaturated monomer containing a hydroxyalkyl group include β-hydroxyethyl acrylate,
β-hydroxyethyl methacrylate, hydroxypropyl acrylate, hydroxypropyl methacrylate, hydroxybutyl acrylate,
Hydroxybutyl methacrylate, 3-chloro-
Examples include 2-hydroxybutyl methacrylate, di-(ethylene glycol) maleate, di-(ethylene glycol) itaconate, 2-hydroxyethyl maleate, bis(2-hydroxyethyl) maleate, and 2-hydroxyethylmethyl fumarate. Used alone or in combination of two or more. Among the monomers used in the first stage polymerization, the number of unsaturated monomers containing hydroxyalkyl groups is 10
Used at ~20% by weight. If it is less than 10% by weight, the stability of the final copolymer latex will be poor, and if it exceeds 20% by weight, the water resistance of the coated paper will be poor. The vinyl cyanide monomer polymerized in the first stage includes one or more aliphatic unsaturated nitriles such as acrylonitrile, α-chloroacrylonitrile, methacrylonitrile, and α-ethyl acrylonitrile. It is used in
An effective ink gloss can be obtained using these nitriles in a range of 60 to 80% by weight. The monomer mixture polymerized in the first stage above includes all the monomers used in the first and second stage polymerizations.
2 to 30 parts by weight are used as 100 parts by weight. If it is less than 2 parts by weight, a stable copolymer latex cannot be obtained, and if it exceeds 30 parts by weight, the water resistance of coated paper using the obtained copolymer latex will decrease. The aliphatic conjugated diolefin monomers polymerized in the second stage include 1.3-butadiene, 2-methyl-1.3-butadiene, 2.3-dimethyl-1.3-butadiene, 2-neopentyl-1.3-butadiene,
2-chloro-1.3-butadiene, 2-cyano-1.3
-butadiene, substituted linear conjugated pentadienes, conjugated hexadiene with linear and side chains, and the like. These monomers are used in amounts of 30 to 70% by weight, but adhesive strength is poor at less than 30% by weight;
Exceeding this will reduce water resistance. Examples of the alkenyl aromatic monomer used in the second stage include styrene, alphamethylstyrene, methylalphamethylstyrene, and vinyltoluene. These monomers are used in amounts of 20 to 70% by weight, but if less than 20% by weight, water resistance decreases.
If it exceeds 70% by weight, the adhesive strength will decrease. The unsaturated carboxylic acid alkyl ester monomers used in the second stage include methyl acrylate, methyl methacrylate, ethyl acrylate, ethyl methacrylate, butyl acrylate, 2-ethylhexyl acrylate, glycidyl methacrylate, dimethyl fumarate, diethyl fumarate, dimethyl maleate, diethyl maleate,
Dimethyl itaconate, monomethyl fumarate, monoethyl fumarate, and the like. These monomers are used in an amount of 5 to 40% by weight, but if the amount is less than 5% by weight, the stability of the latex will be poor. Moreover, if it exceeds 40% by weight, adhesive strength and water resistance will decrease. The vinyl cyanide monomer used in the second stage is selected from the same group as the monomer used in the first stage, but is used in an amount of 15% by weight or less. If it exceeds 15% by weight, water resistance and blister resistance will deteriorate. The monomers used in the second stage described above may be used alone or in combination of two or more. The monomer mixture to be polymerized in the second stage is used in an amount of 70 to 98 parts by weight based on 100 parts by weight of the total monomers used in the first and second stage polymerizations. If it is less than 70 parts by weight, the water resistance of coated paper using the obtained copolymer latex will be poor, and if it exceeds 98 parts by weight, a stable copolymer latex cannot be obtained. When starting the second stage emulsion copolymerization, if the first stage reaction has completely completed, that is, if the polymerizable radicals have completely disappeared, it is necessary to add a reaction initiator, etc. Therefore, it is necessary to start a new reaction. There is no particular restriction on the method of adding the various components in the first stage emulsion copolymerization, and any of a batch addition method, a divided addition method, and a continuous addition method may be used. As in the case of the first stage, the method of adding the monomer in the second stage of emulsion adhesion is not particularly limited, and may be any one of a batch addition method, a divided addition method, and a continuous addition method. Further, it is preferable that the conversion of the monomers polymerized in the first stage is 70% or more, and if it is less than 70%, the water resistance and adhesive properties will be poorer than if it is 70% or more. Examples of emulsifiers include anionic surfactants such as higher alcohol sulfate esters, alkynebenzene sulfonates, and aliphatic sulfonates, and nonionic surfactants such as polyethylene glycol alkyl esters, alkyl phenyl ethers, and alkyl ethers. One or more types of agents are used. When considering the water resistance of the obtained copolymer latex, it is preferable to use 2 parts by weight or less per 100 parts by weight of the monomer. Examples of initiators include water-soluble initiators such as potassium persulfate, ammonium persulfate, and sodium persulfate;
Alternatively, a redox initiator or an oil-soluble initiator such as benzoyl peroxide is used. As the chain transfer agent, mercaptans, halogenated hydrocarbons, etc. can be used. Examples are shown below, but the present invention is not limited in any way by the examples. Note that all parts and % in the examples mean parts by weight and % by weight unless otherwise specified. Example 1 In a pressure-resistant container, 5 parts of sodium dodecylbenzenesulfonate, 3 parts of potassium persulfate, and 4 parts of potassium persulfate were added to 100 parts of the monomers used in the first stage emulsion polymerization shown in Tables 1 and 2. 20 parts carbon, 1 part tertiary dodecyl mercaptan, 3 parts sodium bicarbonate, water
The mixture was mixed at a ratio of 400 parts and stirred with the monomer to be subjected to emulsion polymerization in the first stage, and the temperature was raised to 65°C to carry out polymerization. Next, 0.5 parts of sodium dodecylbenzenesulfonate, 0.5 parts of potassium persulfate, 2 parts of carbon tetrachloride, and Mix 0.1 part of grade dodecyl mercaptan and 60 parts of water,
The mixture was mixed and stirred with the monomers to be subjected to emulsion polymerization in the step, and then continuously added to a pressure vessel for polymerization. The final polymerization conversion rate was 99% or more in all cases. After removing unreacted monomer by stripping
Copolymer latexes A to J were obtained by passing through a 200-mesh wire mesh.

【表】【table】

【表】 実施例 2 実施例1で得られた共重合体ラテツクスを用い
て次に示す配合によつて塗工液を作成した。 塗工液の組成 カオリンクレー 70部(固形分) 炭酸カルシウム 30部( 〃 ) 変性デンプン 8部( 〃 ) 乳化共重合体ラテツクス 12部( 〃 ) (総固形分62%) 得られた塗工液を用いてコート紙用上質原紙をブ
レードコーターを用い、片面及び両面に塗工を行
い、乾燥を行つた。(塗工量は片面10g/m2)1
昼夜相対湿度65%、温度20℃の条件で調整を行
い、ついで線圧80Kg/cm、温度60℃、速度5m/
min、2nipの条件でスーパーキヤレンダー処理を
行い試料とした。 得られた塗工紙の性能を表−3、表−4に記
す。なお塗工紙の性能測定は次の試験方法で行つ
た。 o RIドライピツク: RI印刷機で印刷した時のピツキングの程度
を肉眼で判定し、1級(一番良好なもの)から
5級(一番悪いもの)の五段階法で評価した。
6回の平均値を示す。 o RIウエツトピツク: RI印刷機で湿し水を用いて印刷した時のピ
ツキングの程度を肉眼で判定し、1級(一番良
好なもの)から5級(一番悪いもの)の五段階
法で評価した。6回の平均値を示す。 o 耐ブリスター性: 両面印刷塗工紙を調湿(約6%)し、加熱し
たオイルバスに投げ込み、ブリスターが発生す
る時の最低温度を示す。 o インクグロス: RI型印刷機を用い、市販のオフセツト印刷
用インキを0.4c.c.使用して1回印刷を行ない、
1昼夜室温で放置する。1昼夜放置した試験紙
をグロスメーターで測定して5段階法で評価し
た。
[Table] Example 2 Using the copolymer latex obtained in Example 1, a coating liquid was prepared according to the following formulation. Composition of coating liquid Kaolin clay 70 parts (solid content) Calcium carbonate 30 parts (〃) Modified starch 8 parts (〃) Emulsion copolymer latex 12 parts (〃) (Total solid content 62%) Obtained coating liquid A high-quality base paper for coated paper was coated on one and both sides using a blade coater and dried. (Coating amount is 10g/ m2 on one side)1
Adjustments were made under conditions of day and night relative humidity of 65% and temperature of 20°C, then linear pressure of 80 kg/cm, temperature of 60°C, and speed of 5 m/cm.
The sample was subjected to supercalender treatment under the conditions of min and 2 nip. The performance of the obtained coated paper is shown in Tables 3 and 4. The performance of the coated paper was measured using the following test method. o RI Dry Picking: The degree of picking when printed with an RI printing machine was visually judged and evaluated on a five-point scale from grade 1 (best) to grade 5 (worst).
The average value of 6 times is shown. o RI Wet Pick: The degree of picking when printing with dampening water on an RI printing machine is visually judged and graded on a five-point scale from Grade 1 (best) to Grade 5 (worst). evaluated. The average value of 6 times is shown. o Blistering resistance: Double-sided printed coated paper is humidity-controlled (approximately 6%) and thrown into a heated oil bath, and the lowest temperature at which blistering occurs is indicated. o Ink gloss: Print once using 0.4cc of commercially available offset printing ink using an RI type printing machine.
Leave it at room temperature for one day and night. The test paper that was left for one day and night was measured using a gloss meter and evaluated using a 5-step method.

【表】【table】

【表】【table】

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 (a) エチレン系不飽和カルボン酸単量体10〜
20重量%、ヒドロキシアルキル基を含有する単
量体10〜20重量%およびシアン化ビニル系単量
体60〜80重量%から成る単量体混合物2〜30重
量部を乳化重合し、 (b) 得られた共重合体ラテツクスの存在下、脂肪
族共役ジエン系単量体30〜70重量%、アルケニ
ル芳香族単量体20〜70重量%、不飽和カルボン
酸アルキルエステル単量体5〜40重量%および
シアン化ビニル系単量体0〜15重量%から構成
される単量体混合物70〜98重量部を添加重合す
る ことを特徴とする共重合体ラテツクスの製造方
法。
[Claims] 1 (a) Ethylenically unsaturated carboxylic acid monomer 10-
emulsion polymerization of 2 to 30 parts by weight of a monomer mixture consisting of 20% by weight, 10 to 20% by weight of a monomer containing a hydroxyalkyl group, and 60 to 80% by weight of a vinyl cyanide monomer, (b) In the presence of the obtained copolymer latex, 30 to 70% by weight of aliphatic conjugated diene monomer, 20 to 70% by weight of alkenyl aromatic monomer, and 5 to 40% by weight of unsaturated carboxylic acid alkyl ester monomer. % and 70 to 98 parts by weight of a monomer mixture consisting of 0 to 15% by weight of a vinyl cyanide monomer.
JP4061481A 1981-03-19 1981-03-19 Production of copolymer latex Granted JPS57153011A (en)

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