JPS6138303A - 転炉排ガス処理装置の過熱蒸気発生装置 - Google Patents

転炉排ガス処理装置の過熱蒸気発生装置

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JPS6138303A
JPS6138303A JP16133084A JP16133084A JPS6138303A JP S6138303 A JPS6138303 A JP S6138303A JP 16133084 A JP16133084 A JP 16133084A JP 16133084 A JP16133084 A JP 16133084A JP S6138303 A JPS6138303 A JP S6138303A
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尾岸 道郎
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/25Process efficiency

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  • Carbon Steel Or Casting Steel Manufacturing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、間歇運転される転炉排ガス処理装置から、安
定して過熱蒸気を得るようにした転炉排ガス処理装置の
過熱蒸気発生装置に関する。
〔従来技術〕
転炉からは高温のCOガスが大量に発生する。
転炉排ガス処理装置は、このCOガスを燃焼−を押えた
状態で冷却除塵して有価ガスとして回収するだめの装置
である。
又、一方において、上記COガスの保有熱の回収又は有
効利用も行われる。
然し乍ら、この転操業は、30〜50分周期でもって間
歇運転されるので、上記COガスの保有熱の回収又は利
用を過熱蒸気で行なう場合、過熱度が安定せず、技術的
な問題がある。
先ず第2図を用いて、転炉排ガス処理装置の概要を説明
する。図において、転炉1から発生した高温のCOガス
(約1.50..0℃)は、誘引送風機5によって冷却
器2内に誘引されて冷却され、除塵器3,4にて除塵さ
れた後、ガスホルダ6に有価ガスとして回収される。
一方転炉操業嬬、次のようにして行なわれる。
先ず図示省略の高炉で生産された溶銑は、転炉1内に注
入され(以下受銑工程という)る0次に転炉1と冷却器
2(フード)との間を制限し、酸素吹込みランス9よシ
、転炉1内に純酸素を吹き込む(以下吹錬工程といり゛
)。、この吹錬工程において、吹き込まれた純酸素と溶
銑中の炭素とが反応して高温のcoガスが発生すると同
時に、溶銑中の炭素が除かれ(脱炭)精錬が行われる。
この精錬が完了すると、次に転炉1がらその溶鋼を取シ
出す(以下出鋼工程という)。
このように転炉操業は、受銑→吹錬→出鋼の一連の工程
が行われて1チヤージが完了し、次の精錬へと繰返し行
なわれる。
このようにして、転炉操業は間歇的に行われ、従ってc
oガスの発生も間歇的に発生する。
従来の転炉排ガス処理装置の過熱蒸気発生装置を第3図
によって説明する。
図において、1は転炉、2は冷却器である。
仁の冷却器2は、水冷壁で形成され、この水冷壁内に冷
却水を循環させることによ、b、coガスを冷却するよ
うにしている。
即ち、I冷却水循環ボング13により、ボイラドラム1
0に溜められた水を冷却器2に導き、冷却器2でcoガ
スを冷却すると同時に昇温され、高温水又は一部蒸発し
てボイラドラム10に再び戻される。なお、15.16
は、冷却器2に設けられたヘッダである。又ボイラドラ
ム10に戻された冷却水のうち、蒸発した蒸気は、アキ
ュムレータ11に貯留し、この貯留した蒸気を過熱器1
4に導いて過熱し、主蒸気配管20よシ、この過熱蒸気
を取シ出して、例えば発電用蒸気として使用するよりに
していた。
又、消費された蒸気量分を補うために、給水配管24よ
)脱気器12に給水して脱気した後、給水ポンプ19に
よ)、ボイラドラム10に給水するようにしていた。
〔発明の解決すべき問題点〕
以上のように構成された従来の過熱蒸気発生装置におい
ては、次のような欠点がある。
即ち、吹錬工程中に発生するCOガス量は、吹錬開始か
ら徐々に増加し、吹錬中期で比較的安定した流量となシ
吹錬終シにおいて徐々に減少して吹錬工程が完了する。
蒸気を得ることができないという欠点があった。
しかも吹錬初期・末期ででは極端に過熱度の低い時期が
あシ、有効な過熱蒸気として利用できない効率の悪いも
のとなっていた。
〔発明の目的〕
本発明は、上記従来の欠点を解決するためになされたも
のであシ、吹錬の初期、末期の蒸気を回収するととによ
り、吹錬中期の安定した過熱蒸気だけを効率よく利用す
ることのできる過熱蒸気発生装置を提供せんとするもの
である。
〔発明の概要〕
本発明の過熱蒸気発生装置は、吹錬初期・末期の蒸気を
回収することにより従来の欠点を解決したものであシ、
冷却器で昇温した冷却水をボイラドラムに貯え、この冷
却水をボイラ循環ポンプによ如再び冷却器に導くように
した冷却水循環回路と、この冷却水循環回路にて蒸発し
た蒸気を貯えるために上記ボイラドラムの蒸気室と配管
によ)連結したアキュムレータと、このアキュムレータ
に貯えられた蒸気を過熱器に導き過熱蒸気を得るように
した過熱蒸気系と、過熱器出口よシ分岐し過熱蒸気の一
部を回収アキュムレータに導いてボイラ給水を昇温しこ
の昇温した給水をボイラドラムに導くようにしたことを
特徴とする。
〔発明の実施例〕
以下本発明の一実施例について詳細に説明する。第1図
忙おいて、1は転炉、2は冷却器であシ、この冷却器2
で昇温した冷却水をボイラドラム10に貯え、この冷却
水を再びボイラ循環ポンプ13によって冷却器2に導く
ようKした冷却水循環回路、ボイラドラム10の蒸気な
貯えるためのアキュムレータ11、及びアキュムレータ
11の蒸気を過熱器14に導き、主蒸気管20よ)過熱
器を取出すようにした点は、従来(第3図)と同じであ
る。17は、回収アキュムレータ、21は、主蒸気管2
0よシ分岐した分岐管であ)、過熱蒸気を回収アキュム
レータ17に導くために設けられている。又図中、24
は、給水配管、12は脱気器、19は、回収アキュムレ
ータ17に給水するための給水ポンプ、18は、ボイラ
給水ポンプである。
〔実施例の作用〕
以上のように構成した本実施例において、給水配管24
よシ給水された水は、先ず脱気器12で脱気され、給水
ポンプ19によって配管23を通シ回収アキュムレータ
1Tに給水される。
回収アキュムレータ17に給水された水は、分岐管21
よシ供給される過熱蒸気によって昇温され、ボイラ給水
ポンプ18によ)管路22を通してボイラドラム10に
給水される。
ボイラドラム10に給水された冷却水は、ボイラ循環ポ
ンプ13によ)冷却器2に導いて昇温し、ボイラドラム
10に再び戻す。冷却器2で昇温され、蒸発した蒸気は
、ボイラドラム10内で分離し、アキュムレータ11に
貯えられる。とのようにして貯えられた蒸気は、過熱器
14に導かれて過熱蒸気となシ、主蒸気管20よル取シ
出される。
この過熱蒸気発生装置において、吹錬初期・末期の最も
過熱度の低い間に、回収アキュムレータ17に回収して
、給水ポンプ19より供給されてくる水の温度を昇温し
蓄熱しておく。この蓄熱によって、吹錬を通して高温の
水をボイラドラム10に供給し、蒸発量を多くする。ま
た吹錬の中期において、比較的安定した過熱蒸気を得る
ことができ、収熱量に対し効率の良い装置となる。
(発明の効果〕 以上詳述した通シ、本発明による過熱蒸気発生装置は、
従来の過熱蒸気発生装置に更に回収アキュムレータを設
け、この回収アキュムレータに過熱蒸気を供給して、ボ
イラドラムに給水される給水の温度を上昇して吹錬初期
・末期の熱を蓄熱するようにしたので、吹錬中期におい
て、安定した過熱蒸気を得ることができ、間歇的に操業
される転炉からの発生ガスの保有熱を利用価値の大きい
過熱蒸気として得ることができて、エネルギーの有効利
用の点で果す効果は顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す系統図、第2図は転炉
排ガス処理装置の全体を示す概略図、第3図は従来の過
熱蒸気発生装置の系統図である0 1・・・転炉  2・・・冷却器  3,4・・・除厘
器10−・・ボイラドラム  11・・・アキュムレー
タ12・・・脱気器  13・・・ボイラ循環ポンプ1
4−・過熱器  17・・・回収アキュムレータ第1図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 転炉から発生する排ガスを冷却除塵して回収するように
    した転炉排ガス処理装置において、ガス冷却器で昇温し
    た冷却水をボイラドラムに貯えこの貯えた冷却水をボイ
    ラ循環ポンプにより再びガス冷却器に導くようにしたガ
    ス冷却器の冷却水循環回路と、該冷却水循環回路にて蒸
    気を貯えるため上記ボイラドラムの蒸気室と配管より連
    結されたアキュムレータと、該アキュムレータに貯えた
    蒸気を過熱器に導き過熱蒸気を得るようにした過熱蒸気
    系と、過熱器出口より分岐し過熱蒸気の一部を回収アキ
    ュムレータに導いてボイラ給水を昇温しこの昇温した給
    水を冷却水循環回路中に設けたボイラドラムに導くよう
    にしたボイラ給水系とにより構成したことを特徴とする
    転炉排ガス処理装置の過熱蒸気発生装置。
JP16133084A 1984-07-31 1984-07-31 転炉排ガス処理装置の過熱蒸気発生装置 Granted JPS6138303A (ja)

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