JPS6138222A - 機械式クラツチ - Google Patents

機械式クラツチ

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JPS6138222A
JPS6138222A JP15959684A JP15959684A JPS6138222A JP S6138222 A JPS6138222 A JP S6138222A JP 15959684 A JP15959684 A JP 15959684A JP 15959684 A JP15959684 A JP 15959684A JP S6138222 A JPS6138222 A JP S6138222A
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JP
Japan
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clutch
sleeve
spring
carrier sleeve
transmission shaft
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JP15959684A
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Kazuhiko Yano
和彦 矢野
Kazuhiko Otsuki
和彦 大槻
Hajime Yoshii
源 吉井
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KAMIZAKI KOKYU KOKI SEISAKUSHO KK
Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
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KAMIZAKI KOKYU KOKI SEISAKUSHO KK
Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D21/00Systems comprising a plurality of actuated clutches
    • F16D21/02Systems comprising a plurality of actuated clutches for interconnecting three or more shafts or other transmission members in different ways
    • F16D21/06Systems comprising a plurality of actuated clutches for interconnecting three or more shafts or other transmission members in different ways at least two driving shafts or two driven shafts being concentric
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D13/00Friction clutches
    • F16D13/22Friction clutches with axially-movable clutching members
    • F16D13/24Friction clutches with axially-movable clutching members with conical friction surfaces cone clutches
    • F16D13/32Friction clutches with axially-movable clutching members with conical friction surfaces cone clutches in which two or more axially-movable members are pressed from one side towards an axially-located member
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D21/00Systems comprising a plurality of actuated clutches
    • F16D21/02Systems comprising a plurality of actuated clutches for interconnecting three or more shafts or other transmission members in different ways
    • F16D21/06Systems comprising a plurality of actuated clutches for interconnecting three or more shafts or other transmission members in different ways at least two driving shafts or two driven shafts being concentric
    • F16D2021/0676Mechanically actuated multiple lamellae clutches

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)
  • Structure Of Transmissions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
この発明は、伝動軸上に互に間隔をめけて遊嵌設置され
た2個の歯車を、該両歯車間で伝動軸上に摺動可能に設
けた切換えスリーブによって伝動軸に対し択一的に結合
するための機械式クラッチであり、上記した歯車と切換
えスリーブとが、クラッチ軸線方向に対し傾斜する摩擦
面であって切換えスリーブの摺動変位により互に係合さ
せうる摩擦面を備えていると共に、上記切換えスリーブ
を上記伝動軸に対し、クラッチ軸線方向に対し傾斜する
歯でもって係合させてあり、また互に係合し合う摩擦面
のりちの一方の摩擦面を少なくともクラッチ係合状態に
おきクラッチ係合方向で弾性的に支持する2組のスプリ
ングを、クラッチ内部に設けてある型式の機械式クラッ
チに、関するものである。 かかる機械式クラッチは動力伝達の断続及び動力伝達径
路の変更を必要とする各種のトランスミッションにおい
て利用可能であるが、典型的には小型船舶の推進機構中
における逆転クラッチとして利用されている。舶用逆転
クラッチとして利用さソするときは、l:記した2個の
歯車のつちの一つが伝動軸に対し結合されるとプロペラ
軸が船舶前進方向に回転され、他の一つの歯車が伝動軸
に対し結合されるとプロペラ軸が船舶後進方向に回転さ
れるように、トランスミッションが構成される。 従来の技術 この型式の機械式クラッチは西ドイツ特許1kl、08
1.77及び特開昭57−161387号公報に開示さ
れており、クラッチ部自体は同構造であるが前記のよう
なスプリングを設けていない、例えば米国特許−3,2
69,497及びぬ4,278,156に開示されてい
る機械式クラッチと対比して、クラッチの保合開始時及
びトルク伝達中の衝撃の緩和及び振動、騒音の吸収性能
において優れている。 すなわちクラッチ@線方向に対し傾斜する摩擦面同士で
係合する機械式クラッチでは、伝達さJ″Lるトルクに
より傾斜する摩擦保合面で切換えスリーブを歯車方向へ
と押付けるクラッチ軸線方向の押王力が生ぜしめられ、
また切換えスリーブがクラッチ軸線方向に対し傾斜する
歯でもって伝動軸に係合させておることから、クラッチ
係合により伝動軸が回転するとき該伝動軸と切換えスリ
ーブ間でも切換えスリーブを歯車方向へと押伺けるスラ
ストないし押圧力が生せしめられる。したがってこの種
の機械式クラッチは伝達トルクが増大するとクラッチ係
合力が増すといったサーボ効果を有するが、このため逆
に、クラッチの保合開始時には初期係合が一旦起ると切
換えスリーブが歯車方向に自動的且つ急激に変位せしめ
られて衝撃とそれに伴なう振動及び騒音が発生し易く、
またクラッチ稼働中においても負荷変セbに伴なう、或
はエンジンのスロットル制御によるトルク変動の影響を
受けてクラッチ部で衝撃と振動、騒音が発生し易い。こ
のような事情があるのに対し、前記のようなスプリング
を設けてある機械式クラッチでは、クラッチ内部の該ス
プリングがサーボ効果に基づく力に対抗して一方の摩擦
面を支持し、衝撃を緩和し振動、騒音全吸収するのであ
る。 このように・機能するスプリングをクラッチ内部に設け
てある機械式クラッチでは、歯車側または切換えスリー
ブ1111の摩)察面が切換えスリーブの操作系から独
立してクラッチ軸線方向で可動であるように役けられ、
スズリングはそのような摩擦面を附勢するように設けら
れることとなる。 前述した西ドイツ特許阻1,031、774に開示のク
ラッチでは歯車側の摩擦面が、歯車とは別形成して該歯
車のボス部上に摺動自在に設けられたコーン部材であっ
て歯車1〆こ対し相対回転不能に係合させであるコーン
部材に設けられ、スプリングは該コーン部材と歯車間に
配設されている。したがって衝撃的なトルクがクラッチ
部に加わると、上記コーン部材がその摩擦面が切換えス
リーブの摩擦面を離れる方向に若干移動し、スプリング
により衝撃が減衰される。 前述した%開閉57−161387号公報には8種の構
造のものが開示されており、そのうち第1図に掲げられ
たクラッチでは、2個の歯車を遊嵌支持すると共に該両
歯車間で切換えスリーブを係合させである長尺の伝動軸
が摺動可能に支持され、2組のスプリングはそのような
伝動軸を一方向及び他方向に附勢するように設けられて
いる0衝撃的なトルクが加わると上記伝動軸が、クラッ
チ係合に関与する摩擦面が位置する側とは反対の向きに
移動して1組のスプリングf王縮し、これによシ衝撃が
吸収される。 特開昭57−1613:(7号公報の第2図及び第3図
にはそれぞれ、切換えスリーブを軸線方向に沼い相対移
動可能である複数部分に分割して、同切換えスリーブの
内部に2組のスプリングを設けてある機械式クラッチが
、掲げられている。衝撃的なトルクが加わったときは、
切換えスリーブの内部で複M部分間の相対移動が起きる
こととなる。 以上に述べた公知例は何れも、構造がかなり複雑である
。 すなわち歯車或は切換えスリーブを複数部分に分割して
各部分間にクラッチ機能が阻害されないよりに保合部を
設けることは、歯車或は切換えスリーブの構造を複雑と
し、また長尺で重量物である伝動軸を摺動可能に支持す
ることは、その支持を安定にするため及び軸支承用のベ
アリングの摩耗を防ぐために構造を複雑と1゛る特別の
配慮を要し、倒れもコストを高める。 目     的 しkがってこの発明の王たる目的とするところは、冒頭
に記載した型式の機械式クラッチであって前述機能のス
プリングを極く単純な構造で設けてる新規な1幾械式ク
ラッチを、提供するにろる。 この発明は冒頭に記載した型式の機械式クラッチにおい
て、前記L7た2個の歯車間で前記伝動軸上に前記切換
えスリーブ用のキャリア・スリーブを、スプライン嵌め
により伝動・旧に対し相対摺動可能1つ相対回転不能に
設け、このキャリア・スリーブの外面と前記切換えスリ
ーブの内面とにクラッチ軸線方向に対し傾斜し互に係合
する前記歯を形成して、キャリア・スリーブ上に切換え
スリーブを配置すると共CC、前記した2組のスズリン
グを、上記キャリア・スリーブに対しクラッチ軸線方向
の一端及び他端から作用するように該キャリア・スリー
ブの両側に配して設けたこと全特徴とする。 このように構成された本発明クラッチではクラッチ係合
中に、クラッチ軸線方向に対し傾斜する歯でもってキャ
リア・スリーブに係合している切換えスリーブがキャリ
ア・スリーブに対しクラッチ係合方向に沿9押圧力を及
ぼし、歯車上の摩擦面に対する切換えスリーブ上の摩擦
面の押付力が伝達トルクに比例することとなるサーボク
ラッチにおいてキャリア・スリーブに作用する上記押圧
力は、伝達トルクに比例することとなる。キャリア・ス
リーブはこのような押圧力とクラッチが係合する側とは
反対側のスプリングの附勢力とがバランスする位置をと
りつつ、切換えスリーブ及び伝動軸と一体回転する。 このようなりラッチ係合中に、クラッチ部に対し伝達さ
れるトルクの変動が起きると、それにより切換えスリー
ブからキャリア・スリーブへと加えられる押圧力が変動
するから、キャリア・スリーブはその上の切換えスリー
ブごと、スプリングの附勢下で伝動軸上におきクラッチ
軸線方向での一方向もしくは他方向に変位せしめられる
。したがってトルク変動に伴なう衝撃がスプリングによ
り緩和され、振動及び騒音がスプリングに吸収される関
係となって発生しない0 クラッチを係合させ始めるときは、クラッチの初期係合
が起きキャリア・スリーブに押圧力が作用するようにな
った時点からスプリングが、サーボ効果に基づくクラッ
チ係合方向の力に対抗して、クラッチを緩衝的に係合さ
せて行く。したがってクラッチ係合時の衝撃緩和と振動
、騒音の発生防止も、所要のように達成されるO このように作用する本発明クラッチは2組のスプリング
を所要のように機能するように設は得るようにすること
を、伝動軸上に単一のキャリア・スリーブを附加したの
みで達成している。このキャリア・スリーブは、2個の
歯車間で伝動軸上に設けられるものであることから短長
でよく、またクラッチ放射方向でみて伝動軸と切換えス
リーブ間に位置するものであることから比較的小径のも
のでよい0クラツチ軸線方向に対し傾斜させた歯は伝動
軸面上にではなく、よシ形成が容易であるキャリア・ス
リーブの外面に形成されている。キャリア・スリーブと
伝動軸とを回転方向において係合させるために設けられ
るスプラインは勿論、形成加工が容易である0 キャリア・スリーブは、伝i助蜘−ヒにスプライン嵌め
して設けるのみで他の何らの支持手段を要求しない。切
換えスリーブは非分割の単体として形成され、緩衝用の
スプリングを設けない型式の機械式クラッチ用のものと
兼用させうる。つまりスズリングを設けない型式のクラ
ッチと対比して本発明クラッチは、切換えスリーブを伝
動軸上に直接に設置するのではなく、伝動軸における切
換えスリーブ設置部をより小径としそこにキャリア・ス
リーブを介し切換えスリーブをのせた点のみで実質的に
相違するからでめる。 以上に述べたところからして出願人は、最も単純な構造
で緩衝用スプリング金設置しうろこととしである機械式
クラッチを提供したと、判断している。 緩衝用スプリングとしては、コンパクトで緩衝性能が高
い岨ばねを用いるのが適当している。したがってこの発
明の一実施態様では前記した2組のスプリングを、前記
キャリア・スリーブの一両端部分に形成したばね受部に
内周側端部を受けさせると共に該キャリア・スリーブの
両側外方で位置を固定して設けたばね受部材に外周側端
部を受けさせた2組の皿ばねにて、構成する。 この構造によれば小径のキャリア・スリーブを附勢する
ための皿ばねを、切換えスリーブと歯車との間の狭まい
空間内に納めうる。 それぞれクラッチ軸線方向に対し傾斜させてキャリア・
スリーブの外面と切換えスリーブの内面とに形成する前
記歯は、ヘリカルスプラインによって形成するのが、形
成加工の容易性の上でも切換えスリーブの安定支持の上
でも有利である。 この発明の他の実施態様ではキャリア・スリーブについ
て、そのようなヘリカルスプラインの形成により同時に
前記ばね受部が提供されるようにすべく、前記したキャ
リア・スリーブの外面上の歯を、キャリア・スリーブの
外面上にその両端部を残して刻設したヘリカルスプライ
ン1(より形成して、このヘリカルスプラインの両端面
を、皿ばね内周側端部を受ける前記ばね受部に構成する
。 緩衝用のスプリングはそれが、切換えスリーブを摺動変
位させるクラッチ・エンゲージング操作を重くせず、そ
れでありながら緩衝能が大であるように設けるのが、理
想的である。そこでこの発明の一実施態様では、前記し
′fc4組のスプリングを、クラッチ軸線方向でみて外
側に配置されたばね荷重小で小径の4iの皿ばねと内側
に配置されたばね荷重大で大径の第2の皿ばねとから構
成し、外周側端部を前記ばね受部材に受けさせた第1の
皿ばねによシ第2の皿ばねの位置を、クラッチの非係合
状態で該第20皿ばねの外周側端部と前記ばね受部材と
の間にクリアランスが存在するように、規制する。 このように支持した2個の皿ばねを設けるときは、歯車
上の1摩擦面に対し切換えスリーブ上の1摩擦面を保合
略せるように切換えスリーブを摺動操作してクラッチ係
合を行なわせるとき、はぼクラッチの初期係合が起こる
までの間は小荷重のilの皿ばねのみが撓まされつつク
ラッチ操作に対抗し、緩衝用のスプリングが実質的にク
ラッチ操作力を高めないと共に、次いでのクラッチ完全
係合に至るまでの間及び定常運転中には大荷重の第2の
皿ばねも緩衝に関与して、高い緩衝能が確保される。ま
た上記のような2種の皿ばねは互に周波数特性を異にす
るから、振動及び騒音について斤に異なる周波数のもの
を吸収減衰させることになり、これによっても緩衝機能
が高められる。 実施列 図面には、この発明に係る機械式クラッチを小型船舶の
推進機溝中に設けられる逆転クラッチとして利用した実
施例が、示されている。 小型船舶の船尾t■9で船体内に設置することとされて
いるトランスミッション@ハウジングlOには、前方に
延出していて図外のエンジンへと接続される入力軸11
と後下方向きく延出していて図外のプロペラ軸へと接続
される出力軸12と全装備させてあり、これらの軸11
,12間の伝動径路中に配して逆転クラッチ軸として機
能する伝動軸13が、入力軸11と同心的に配置でシて
ハウジングlO内に設けられている。 伝動@la上には前進歯車14と後進歯車15とを、そ
の間に間隔をあけて遊嵌設置しである。 このうち前進歯車14は、筒状に形成したボス前端部分
14 ae2重の筒状に形成した入力軸11の後端部分
中へと、該入力軸後端部分の内側の筒状部分11aに外
挿した状態で入り込iぜ、トルクリミタ−16を介して
入力軸11へと接続されている。トルクリミタ−16は
、入力軸11後端部分の外側の筒状部分11bと前進歯
車14のボス前端部分14aとにそれぞれ、一方及び他
方の摩擦ニレメン)16a、16bi摺動のみ自在に支
持させると共に、これらの摩擦エレメント16a+16
b間を係合させる皿ばね16cを設けて、皿ばね16c
のばね荷重に対応する値より大きなトルクが入力軸11
から前進歯車14に対し伝達されることを阻止するもの
とされている。後進歯車15は前進歯車14に対し、支
@17上に設置され前進歯車14へと噛合されている第
1のアイドラ歯車13と、図外の他の支軸ヒに設置され
第1のアイドラ113及び後進歯車15へと噛合されて
いる図外の第2のアイドラ歯車とを、介して接続されて
いる。したがって曲進歯車14と後進歯車15とは入力
軸11により、互に逆方向に回転せしめられる。伝動軸
13と出力・I伯12とは、これらの軸上に固定設置し
た歯車i9,20を噛合せることにより接続されており
、出力@12上の歯車20は該出力軸12に傾斜を与え
るべく円錐ギヤに構成されている。 曲進歯車I4と後進歯車15とを択一的に伝動軸13へ
と結合して、船舶を選択的に前進させたり後進させたり
するために、この発明に従った機械式クラッチが設けら
れている。 このクラッチは、上記した両歯車14.15間で伝動軸
13上に摺動可能に設けられた切換えスリーブ21を含
む。両歯車14.15は内面側においてそれぞれ截頭円
錐面をなす摩擦面2212Bを有し、対応して切換えス
リーブ21は外周面上におき、これらの摩擦面22t2
gに対し係合させつるl対の截頭円錐面をなす苧擦面2
4.25を有する。切換えスリーブ21岐その軸線方向
の中央部に形成した溝穴21aに臨む図外の7フターを
備えた操作機構(てより幅線方向に沿い摺動変位せしめ
られるものとされており、第1図でみて切換えスリーブ
21が、左向きに変位操作されると摩擦面22.24間
の保合が得られて曲進歯車14が伝動@13へと結合さ
れ、右向きに変位操作されると摩擦面21125間の係
合が得られて後進歯車15が伝動軸13へと結合される
。上記した操作機構は、例えば前述した米国特詐細、2
69,497或はNa4,278,156に開示されて
いるような、公知の任意のものであってよい。 切換えスリーブ21は伝動@13上に直接にはのせられ
ておらず、特に、次のようなキャリア・スリーブ26を
介してのせられている。すなわち同キャリア・スリーブ
26は第2図に取出して示すように、内周面トには軸線
方向に沿うスプライン歯27を刻設され、外周面上には
軸線方向に対し傾斜するヘリカルスプライン歯28f:
刻設されている。対応して第1図に示すように、伝動軸
13の外面にはスプライン歯29が成る長さ範囲にわた
って刻設され、捷た切換えスリーブ21の内面Kidヘ
リカルスプライン歯80が刻設されていル。 キャリア・スリーブ26は上記したスプライン歯27.
29を係合させることで両歯部14.15間におき伝動
軸13上に、該伝動軸13に対し相対摺動可能且つ相対
回転不能にスプライン嵌めされている。また切換えスリ
ーブ21は、その内面上のヘリカルスプライン歯30を
キャリア・スリーブ26外面上のヘリカルスプライン歯
28へと係合させて、キャリア・スリーブ26上に設け
られている。なおit図からみてとれるようにキャリア
・スリーブ26内面上のスプライン歯27と切換えスリ
ーブ21内面上のヘリカルスプライン@8(Iとはそれ
ぞれ、これらの部材26.21の軸線方向中央部分にお
いて(は形成されていない。 キャリア・スリーブ26外面上のヘリカルスプライン歯
26は該スリーブ26外面の両端部を残して刻設されて
おり、このよ′)ナヘリカルスプライン端によって1対
のばね受部81.82がキャリア・スリーブ26の両端
部分に形成されている。 また伝動軸13上には、歯車14.15全内周側で支承
するニードルベアリングのブツシュ83゜34にてキャ
リア・スリーブ26反対方向への変位を阻止された1対
のばね受部材85.86を、設けてある。キャリア・ス
リーブ26の両側外方位置に配置されているこれらのば
ね受部材35゜86i1j、キャリア・スリーブ26よ
りも適当量だけ外径を犬とするリング状のものとされる
と共に、外周端に切換えスリーブ21方向に張出す張出
し都を有するものとされている。 このようなばね受手段を利用して、クラッチ係合状態で
切換えスリーブ21上の保合に関与する摩擦面24もし
くは25を弾性的に支持する2組のスプリング87.8
8は、ばね荷重小で小径の第1の皿ばね39、40とば
ね荷重大で大径の第2の皿ばね41.42とでもって構
成されており、の クラッチ軸線方向でみて第tS皿ばね39、40を外側
に、第2の皿ばね41142を内側に、配置してるる。 第2の皿ばね41.42の内周側端部はキャリア・スリ
ーブ26のばね受部81.82に直接に受けさせてあシ
、また第1の皿ばね39゜40の内周側端部は第2の皿
ばね41,42の内周側端部を介して上記ばね受部81
*82に受けさせである。軸線方向で外側に位置する第
1の皿ばね89.40の外周側端部は、前記した張出し
部においてばね受部材85*86に受けさせである。こ
れに対し$2皿ばね41.42は第1図に図示のクラッ
チの非係合状態ないし中立状態で、内周側及び外周側の
端部を受止め支持されているitの皿ばね89.40に
寄りかかつて支えられ、この第1の皿ばね39、40に
より第2の皿ばね41142の外周側端部とばね受部材
85.86ないしその張出し部との間に第8図に図示の
ようなりリアランスαが存在するように、位置を規制さ
れている。したがって第2の皿ばね41,42は、切換
えスリーブ21がクラッチ係合方向に変位操作されると
き第1の皿ばね89.40が撓まされてクリアランスα
が埋められることとなった時点からキャリア・スリーブ
26を附勢することとなるが、上記のクリアランスαは
、はぼクラッチの初期係合が達成されたときに該クリア
ランスαが埋められるような値のものに設定されている
。 図示の機械式クラッチは、次のように作用する。 今、第1図でみて切換えスリーブ21を左方向に変位操
作してクラッチ係合金得る場合についてみると、切換え
スリーブ21の変位操作により該切換えスリーブ21は
キャリア・スリーブ26との間でヘリカルスプライン歯
23、29の噛合せに基づき相対回転しつつ左方向に変
位し、キャリア・スリーブ26は逆に右方向に変位せし
められる。切換えスリーブ21の摩擦面24が前進歯車
14の摩擦面22に対し係合するまでの間は、第lの皿
ばね40のかが撓まされつつ操作力に対抗するから、実
質的に操作力は高められない。第4図に示すよりに摩擦
面22p24間の初期係合が起き伝動1131]13が
低速回転する状態となると切換えスリーブ21に対し、
サーボ効果に基づく押圧力がクラッチ係合方向である左
方向に作用し始め、切換えスリーブ21は自動的に同方
向に一変位する。 このよ′)な時点になると第1の皿ばね40に加えて第
2の皿ばね42も1、キャリア・スリーブ26及び切換
えスリーブ21を左方向に附勢するように作用するから
、サーボ効果に基づく切換えスリーブ21のクラッチ完
全係合位置までの自動的な変位は皿ばね40,42力に
抗して緩衝的に行なわれ、クラッチを係合させるときの
振動及び騒音は皿ばね40.42に吸収されて減衰され
る。 第5図に示すように切換えスリーブ21が伝達トルクと
皿ばね40,42力とがバランスする位置をとり全負荷
伝達が行なわれることとなる船舶前進航行中においては
、クラッチ部に伝達されるトルクの変動が起きると、係
合する摩擦面22゜24から切換えスリーブ21及び歯
80.28i介1〜キャリア・スリーブ26に加えられ
る押圧力が変動するから、キャリア・スリーブ26が伝
動軸13上で切換えスリーブ21ごと、皿ばね4014
2の附勢下で一方或は他方向に変位する。このためトル
ク変動に基因する衝撃が皿ばね40.42により緩和さ
れ、振動及び騒音は皿ll
【ね40142に吸収されて
減衰される。 前進歯車14をクラッチ係合により伝動軸13に結合し
ている状態から切換えスリーブ2】を右方向へと変位さ
せてクラッチを切る操作Iは、皿ばね4(1,42の附
勢力に援けられる。 第6図はキャリア・スリーブ26のストロークSとスプ
リングR8の附勢力Fとの関係を示すグラフで、低速回
転域R7では第1の皿ばね10の附勢力のみが作用し、
定常運転域R1では第2の皿ばね42の附勢力が主とし
て作用する。 後進歯車15を伝動@13に対し結合する場合も、前述
したのと同様の作用が得られる。 図示の機械式クラッチにおいて、それ自体が単純情造で
あるキャリア・スリーブ26によって、切換えスリーブ
21或は歯車14,15の分割形成とか、特別な支持構
造物とかを、何ら必要とすることなしに、2組の緩衝用
スプリング87.88の設置が可能とされている点に、
留意されるべきである。 この発明は図示のようなコーンクラッチの他に、コーン
クラッチ同様にクラッチ軸線方向に対し傾斜する摩擦保
合面を有する、ジョークラッチ等の他の機械式クラッチ
としても、実施することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に従った機械式クラッチの一実施例
を備えた舶用推進機構の要部を示す縦断側面図である。 第2図は、第1図に図示の機械式クラッチに設けられて
いるキャリア・スリーブを示す斜視図である。 第3図fハ、i1図の一部を拡大して画いた拡大側面図
である。 第4図及び第5回位それぞれ、第1図に図示の機械式ク
ラッチの作用を示す縦断側面部分図である0 第6図は、21図に図示の機械式クラッチの保合時にお
けるスプリング附勢力の変化を示す模式的なグラフであ
るO

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、伝動軸上に互に間隔をあけて遊嵌設置された2個の
    歯車を、該両歯車間で伝動軸上に摺動可能に設けた切換
    えスリーブによつて伝動軸に対し択一的に結合するため
    の機械式クラッチであり、上記した歯車と切換えスリー
    ブとが、クラッチ軸線方向に対し傾斜する摩擦面であつ
    て切換えスリーブの摺動変位により互に係合させうる摩
    擦面を備えていると共に、上記切換えスリーブを上記伝
    動軸に対し、クラッチ軸線方向に対し傾斜する歯でもつ
    て係合させてあり、また互に係合し合う摩擦面のうちの
    一方の摩擦面を少なくともクラッチ係合状態におきクラ
    ッチ係合方向で弾性的に支持する2組のスプリングを、
    クラッチ内部に設けてある型式のものにおいて、前記し
    た2個の歯車(14、15)間で前記伝動軸(13)上
    に前記切換えスリーブ(21)用のキャリア・スリーブ
    (26)を、スプライン嵌めにより伝動軸(13)に対
    し相対摺動可能且つ相対回転不能に設け、このキャリア
    ・スリーブ(13)の外面と前記切換えスリーブ(21
    )の内面とにクラッチ軸線方向に対し傾斜し互に係合す
    る前記歯(28、30)を形成して、キャリア・スリー
    ブ(26)上に切換えスリーブ(21)を配置すると共
    に、前記した2組のスプリング(37、38)を、上記
    キャリア・スリーブ(26)に対しクラッチ軸線の一端
    及び他端から作用するように該キャリア・スリーブ(2
    6)の両側に配して設けたことを特徴とする機械式クラ
    ッチ。 2、特許請求の範囲第1項に記載の機械式クラッチであ
    つて、前記した2組のスプリング(37、38)を、前
    記キャリア・スリーブ(26)の両端部分に形成したば
    ね受部(31、32)に内周側端部を受けさせると共に
    該キャリア・スリーブ(26)の両側方で位置を固定し
    て設けたばね受部材(35、36)に外周側端部を受け
    させた2組の皿ばね(39、41、40、42)にて構
    成したことを特徴とする機械式クラッチ。 3、特許請求の範囲第2項に記載の機械式クラッチであ
    つて、前記したキャリア・スリーブ(26)の外面上の
    歯(28)を、キャリア・スリーブ(26)の外面上に
    その両端部を残して刻設したヘリカルスプラインにより
    形成して、このヘリカルスプラインの両端面を前記ばね
    受部(31、32)に構成したことを特徴とする機械式
    クラッチ。 4、特許請求の範囲第2項または第3項に記載の機械式
    クラッチであつて、前記した各組のスプリング(37、
    38)を、クラッチ軸線方向でみて外側に配置されたば
    ね荷重小で小径の第1の皿ばね(39、40)と内側に
    配置されたばね荷重大で大径の第2の皿ばね(41、4
    2)とから構成し、外周側端部を前記ばね受部材(35
    、36)に受けさせた第1の皿ばね(39、40)によ
    り第2の皿ばね(41、42)の位置を、クラッチの非
    係合状態で該第2の皿ばね(41、42)の外周側端部
    と前記ばね受部材(35、36)との間にクリアランス
    が存在するように、規制したことを特徴とする機械式ク
    ラッチ。
JP15959684A 1984-07-30 1984-07-30 機械式クラツチ Granted JPS6138222A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002005189A (ja) * 2000-06-27 2002-01-09 Houzumi Giyaa:Kk クラッチ付きギヤー

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57161337A (en) * 1981-03-05 1982-10-04 Volvo Penta Ab Boat engine transmission gear

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