JPS6137600B2 - - Google Patents
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- JPS6137600B2 JPS6137600B2 JP20710781A JP20710781A JPS6137600B2 JP S6137600 B2 JPS6137600 B2 JP S6137600B2 JP 20710781 A JP20710781 A JP 20710781A JP 20710781 A JP20710781 A JP 20710781A JP S6137600 B2 JPS6137600 B2 JP S6137600B2
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- radioactive waste
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- impermeable
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21F—PROTECTION AGAINST X-RADIATION, GAMMA RADIATION, CORPUSCULAR RADIATION OR PARTICLE BOMBARDMENT; TREATING RADIOACTIVELY CONTAMINATED MATERIAL; DECONTAMINATION ARRANGEMENTS THEREFOR
- G21F9/00—Treating radioactively contaminated material; Decontamination arrangements therefor
- G21F9/28—Treating solids
- G21F9/34—Disposal of solid waste
- G21F9/36—Disposal of solid waste by packaging; by baling
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- High Energy & Nuclear Physics (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Treatment Of Sludge (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、原子力発電所等で発生する放射性廃
棄物の固化処理方法に係り、容器内壁に水不透過
性層を有する容器に放射性廃棄物を密封してなる
放射性廃棄物の固化処理方法に関する。
棄物の固化処理方法に係り、容器内壁に水不透過
性層を有する容器に放射性廃棄物を密封してなる
放射性廃棄物の固化処理方法に関する。
従来、ドラム缶等の容器内にセメント等の固化
体で放射性廃棄物を被覆収容した固化処理体とす
る技術が存在する。
体で放射性廃棄物を被覆収容した固化処理体とす
る技術が存在する。
また、容器内壁に水不透過性層を有する容器中
に、放射性廃棄物を収容する処理方法が存在する
（特開昭50−131000号、実開昭50−147100号、特
開昭53−79199号）。
に、放射性廃棄物を収容する処理方法が存在する
（特開昭50−131000号、実開昭50−147100号、特
開昭53−79199号）。
この従来技術では、セメントがポーラス状であ
るという特性を考慮し、対水浸透性を与え、固化
し得る廃棄物相対量を拡大せんとしているもので
ある。
るという特性を考慮し、対水浸透性を与え、固化
し得る廃棄物相対量を拡大せんとしているもので
ある。
しかし、上記従来例では、容器内壁に設けた水
不透過性層の剥離の問題があつた。この剥離の結
果、剥離部分から水が浸透し、放射性廃棄物が容
器外に漏洩するおそれがあつた。
不透過性層の剥離の問題があつた。この剥離の結
果、剥離部分から水が浸透し、放射性廃棄物が容
器外に漏洩するおそれがあつた。
本発明は、このような問題点を解決するため
に、容器内壁において水不透過性層の剥離のおそ
れがなく、放射性廃棄物が容器外に漏洩するのを
防止できる放射性廃棄物の固化処理方法を提供す
ることを目的とする。
に、容器内壁において水不透過性層の剥離のおそ
れがなく、放射性廃棄物が容器外に漏洩するのを
防止できる放射性廃棄物の固化処理方法を提供す
ることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、密封容
器内部壁に粘結剤を含浸したガラス繊維を密着さ
せ、当該粘結剤を乾燥固化させたのち、前記ガラ
ス繊維面に水透過性物質を焼成して水不透過性層
を形成し、放射性廃棄物を当該水不透過性を有す
る密封容器内に密封してなることを特徴とする放
射性廃棄物の固化処理方法である。
器内部壁に粘結剤を含浸したガラス繊維を密着さ
せ、当該粘結剤を乾燥固化させたのち、前記ガラ
ス繊維面に水透過性物質を焼成して水不透過性層
を形成し、放射性廃棄物を当該水不透過性を有す
る密封容器内に密封してなることを特徴とする放
射性廃棄物の固化処理方法である。
上記本発明の構成によれば、ガラス繊維表面上
に水不透過性層を形成しているために、水不透過
性物質がガラス物質中に拡散し、両者の接着力が
強固となる。また、ガラス繊維粗面は、物理的な
からまりにより、接着表面積が大きくなり、水不
透過性層と強固に接着する。
に水不透過性層を形成しているために、水不透過
性物質がガラス物質中に拡散し、両者の接着力が
強固となる。また、ガラス繊維粗面は、物理的な
からまりにより、接着表面積が大きくなり、水不
透過性層と強固に接着する。
以下、本発明に係る放射性廃棄物の固化処理方
法の一実施例を、図面に従つて詳説する。
法の一実施例を、図面に従つて詳説する。
一端が開口したドラム缶１を、開口面を上向き
として軸心周りに回転させながら、その内部にケ
イ酸アルカリ溶液を含浸させたガラス繊維２を流
入する。ガラス繊維２は、遠心力によつて、良好
に、そのドラム缶１の内側面に密着する。この
際、ケイ酸アルカリ溶液を含浸したガラス繊維２
は、そのケイ酸アルカリ溶液に基づく粘性によつ
て、ドラム缶の内側壁に容易に密着する。
として軸心周りに回転させながら、その内部にケ
イ酸アルカリ溶液を含浸させたガラス繊維２を流
入する。ガラス繊維２は、遠心力によつて、良好
に、そのドラム缶１の内側面に密着する。この
際、ケイ酸アルカリ溶液を含浸したガラス繊維２
は、そのケイ酸アルカリ溶液に基づく粘性によつ
て、ドラム缶の内側壁に容易に密着する。
ケイ酸アルカリ溶液は、安定でかつ減容能力の
大きいものである。この他、他の無機材からなる
粘結剤を使用することもできる。
大きいものである。この他、他の無機材からなる
粘結剤を使用することもできる。
密着したガラス繊維２の内周側においては、ケ
イ酸アルカリ溶液が重力により下部へ流下し、そ
のガラス繊維の内周側表面には、このガラス繊維
自体に沿う粗面が現われる。このようにして容器
内に固化層が形成される。
イ酸アルカリ溶液が重力により下部へ流下し、そ
のガラス繊維の内周側表面には、このガラス繊維
自体に沿う粗面が現われる。このようにして容器
内に固化層が形成される。
次に、ドラム缶１の内周面にガラス繊維２Ａを
敷設し、側面部のガラス繊維から流下したケイ酸
アルカリ溶液をこの底部ガラス繊維に含浸させ、
側面部とともに乾燥固化させる。
敷設し、側面部のガラス繊維から流下したケイ酸
アルカリ溶液をこの底部ガラス繊維に含浸させ、
側面部とともに乾燥固化させる。
そして、水不透過性の物質として、無機材であ
るセラミツク系の素材、例えばSiO261％、
B2O314％、Al2O310％、NO2O8％、K2O7％の成
分釉を選定し、前記ガラス繊維の粗面となつた内
表面部上に焼成することにより水不透過性の層４
を形成する。なお、水不透過性層の原料として、
耐水性樹脂を用いることもできる。
るセラミツク系の素材、例えばSiO261％、
B2O314％、Al2O310％、NO2O8％、K2O7％の成
分釉を選定し、前記ガラス繊維の粗面となつた内
表面部上に焼成することにより水不透過性の層４
を形成する。なお、水不透過性層の原料として、
耐水性樹脂を用いることもできる。
このようにして得られた、いわば固化容器中
に、放射性廃棄物を圧縮成形したペレツト状廃棄
物を挿入する。
に、放射性廃棄物を圧縮成形したペレツト状廃棄
物を挿入する。
ペレツト状廃棄物を挿入後、ケイ酸アルカリ溶
液をペレツト全てに被覆するごとく注入し、その
上面にガラス繊維５をのせて、ケイ酸アルカリ溶
液を含浸させて固化し、側面および下面と同様に
水不透過性の層４を焼成する。さらに、その上部
にケイ酸アルカリ溶液の単独の層６を設けて、最
終的に蓋１Ａによつて溶器全体を密封する。
液をペレツト全てに被覆するごとく注入し、その
上面にガラス繊維５をのせて、ケイ酸アルカリ溶
液を含浸させて固化し、側面および下面と同様に
水不透過性の層４を焼成する。さらに、その上部
にケイ酸アルカリ溶液の単独の層６を設けて、最
終的に蓋１Ａによつて溶器全体を密封する。
このようにして形成された放射性廃棄物の固化
処理体によると、ケイ酸アルカリ溶液（粘結剤）
によつてガラス繊維はドラム缶１内周側に密着し
また水不透過性層４は、ガラス繊維表面に沿う粗
面部に粘着剤を介して密着したものとなる。した
がつて、水不透過性層４の剥離がなく、ドラム缶
外部からの耐水性の高い固化体が得られる。本実
施例のように、固化体をケイ酸アルカリによつて
密着されたガラス繊維のようにするとセメント等
と異なりポーラス状でないために、比較的薄肉に
しても、十分な耐水性を得られるものとなる。そ
の結果、固化層のみにより廃棄物を被覆したもの
に比べ、固化層に対する廃棄物の相対収容量を増
大させることができ、効率よい廃棄処理が可能と
なる。
処理体によると、ケイ酸アルカリ溶液（粘結剤）
によつてガラス繊維はドラム缶１内周側に密着し
また水不透過性層４は、ガラス繊維表面に沿う粗
面部に粘着剤を介して密着したものとなる。した
がつて、水不透過性層４の剥離がなく、ドラム缶
外部からの耐水性の高い固化体が得られる。本実
施例のように、固化体をケイ酸アルカリによつて
密着されたガラス繊維のようにするとセメント等
と異なりポーラス状でないために、比較的薄肉に
しても、十分な耐水性を得られるものとなる。そ
の結果、固化層のみにより廃棄物を被覆したもの
に比べ、固化層に対する廃棄物の相対収容量を増
大させることができ、効率よい廃棄処理が可能と
なる。
なお、水不透過性層４として、前記材料を用い
た場合には、融点が低いことから作業性のよいも
のとなるが、本発明はそのようなものに限らず、
容器および固化層との密着性がよいものであれ
ば、各種の耐水性樹脂（耐水塗料等を含む）、
釉、セラミツク材料が適用できる。
た場合には、融点が低いことから作業性のよいも
のとなるが、本発明はそのようなものに限らず、
容器および固化層との密着性がよいものであれ
ば、各種の耐水性樹脂（耐水塗料等を含む）、
釉、セラミツク材料が適用できる。
また、前記のごとくガラス繊維を固化剤吸収層
として用いたものであると、コスト的な有利性を
保持しつつ、水不透過性層との密着力が上がり、
耐水性の確実な固化処理方法を行うことができ
る。
として用いたものであると、コスト的な有利性を
保持しつつ、水不透過性層との密着力が上がり、
耐水性の確実な固化処理方法を行うことができ
る。
本実施例では、廃棄物をペレツト化して収容し
ていたが、このようなものに限らず、廃棄物をペ
レツト化せず、粉体化後水ガラスと混練して固化
してもよい。
ていたが、このようなものに限らず、廃棄物をペ
レツト化せず、粉体化後水ガラスと混練して固化
してもよい。
その他、粘結剤としては、有機材を用いること
もできる。
もできる。
以上説明したように、本発明に係る放射性廃棄
物の固化処理方法によれば、固化層と水不透性層
との密着性が高いため、水不透性層の剥離を防止
でき、この結果、放射性廃棄物の漏洩のおそれが
なく、廃棄物の安全確実な処理を行うことができ
る。
物の固化処理方法によれば、固化層と水不透性層
との密着性が高いため、水不透性層の剥離を防止
でき、この結果、放射性廃棄物の漏洩のおそれが
なく、廃棄物の安全確実な処理を行うことができ
る。
図は本発明に係る放射性廃棄物の固化処理方法
の一例を示す処理体の断面構成図である。 １……容器、２，５，６……固化層、３……射
性廃棄物、４……水不透過性層。
の一例を示す処理体の断面構成図である。 １……容器、２，５，６……固化層、３……射
性廃棄物、４……水不透過性層。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 密封容器内部壁に粘結剤を含浸したガラス繊
維を密着させ、当該粘結剤を乾燥固化させたの
ち、前記ガラス繊維面に水不透性物質を焼成して
水不透過性層を形成し、放射性廃棄物を当該水不
透過性を有する密封容器内に密封してなることを
特徴とする放射性廃棄物の固化処理方法。 ２ 水不透過性層は、耐水性樹脂、釉、若しくは
セラミツクであることを特徴とする特許請求の範
囲第１項記載の放射性廃棄物の固化処理方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20710781A JPS58109895A (ja) | 1981-12-23 | 1981-12-23 | 放射性廃棄物の固化処理方法 |
| EP82111669A EP0082483A1 (en) | 1981-12-23 | 1982-12-16 | Solidified product of radioactive waste for disposal thereof |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20710781A JPS58109895A (ja) | 1981-12-23 | 1981-12-23 | 放射性廃棄物の固化処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58109895A JPS58109895A (ja) | 1983-06-30 |
| JPS6137600B2 true JPS6137600B2 (ja) | 1986-08-25 |
Family
ID=16534310
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20710781A Granted JPS58109895A (ja) | 1981-12-23 | 1981-12-23 | 放射性廃棄物の固化処理方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0082483A1 (ja) |
| JP (1) | JPS58109895A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5985999A (ja) * | 1982-11-08 | 1984-05-18 | 秩父セメント株式会社 | 多重型容器およびその製造方法 |
| JPS59220695A (ja) * | 1983-05-30 | 1984-12-12 | 株式会社日立製作所 | 放射性廃棄物固化処理・処分用容器 |
| JPS6238399A (ja) * | 1985-08-13 | 1987-02-19 | 三菱マテリアル株式会社 | 廃棄物の封止方法 |
| FR3002075B1 (fr) * | 2013-02-14 | 2015-03-06 | Areva Nc | Panier en fibre de verre et procede d'incineration de dechets |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE1173998B (de) * | 1961-10-10 | 1964-07-16 | Dr Guenter Friese | Verfahren zur Beseitigung radioaktiver Abfallstoffe |
| US4058479A (en) * | 1975-05-12 | 1977-11-15 | Aerojet-General Corporation | Filter-lined container for hazardous solids |
| DE2628286C2 (de) * | 1976-06-24 | 1986-04-10 | Kernforschungszentrum Karlsruhe Gmbh, 7500 Karlsruhe | Verfahren zur Verbesserung der Auslaugbeständigkeit von Bitumenverfestigungsprodukten radioaktiver Stoffe |
| FR2473213B1 (fr) * | 1980-01-07 | 1986-03-21 | Ecopo | Dispositif de confinement a long terme de dechets radioactifs ou toxiques et son procede de fabrication |
-
1981
- 1981-12-23 JP JP20710781A patent/JPS58109895A/ja active Granted
-
1982
- 1982-12-16 EP EP82111669A patent/EP0082483A1/en not_active Withdrawn
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0082483A1 (en) | 1983-06-29 |
| JPS58109895A (ja) | 1983-06-30 |
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