JPS6136736B2 - - Google Patents

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JPS6136736B2
JPS6136736B2 JP17628980A JP17628980A JPS6136736B2 JP S6136736 B2 JPS6136736 B2 JP S6136736B2 JP 17628980 A JP17628980 A JP 17628980A JP 17628980 A JP17628980 A JP 17628980A JP S6136736 B2 JPS6136736 B2 JP S6136736B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reaction
cyclic ketone
general formula
compounds
fluorine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17628980A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS574941A (en
Inventor
Noboru Sonoda
Shinji Murai
Kazuhisa Takii
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Okamura Oil Mill Ltd
Original Assignee
Okamura Oil Mill Ltd
Daikin Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US06/158,301 external-priority patent/US4346235A/en
Application filed by Okamura Oil Mill Ltd, Daikin Kogyo Co Ltd filed Critical Okamura Oil Mill Ltd
Publication of JPS574941A publication Critical patent/JPS574941A/ja
Publication of JPS6136736B2 publication Critical patent/JPS6136736B2/ja
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は新規で有用な含弗素カルボン酸および
そのエステルに関する。 本発明の含弗素カルボン酸およびそのエステル
は一般式 R1−A−R2 ………〔〕 〔式中、R1およびR2は同一または異なる水素
原子またはR3OOC−(CH2o−(R3は水素原子ま
たは低級アルキル基を、nは4〜11の整数を示
す)を、−A−は (−CF2−CFCl)−n
【式】 または(−CF2−CF=CF−CF2)−n(mは1〜3の
整数を示す)を示す。ただし、R1およびR2は共
に水素原子であることはない。〕 で表わされる化合物である。 ここに低級アルキル基とは炭素数1〜4のアル
キル基をいう。 上記一般式〔〕で表わされる含弗素カルボン
酸もしくはそのエステルは本発明者が始めて見い
出した文献未載の新規化合物である。従来より含
弗素カルボン酸としてはテトラフルオロエチレン
とメタノールのテロマーを酸化して得られる化合
物等が知られているが、該化合物は弗素含有の官
能基にカルボキシル基が直接結合したものに過ぎ
ない。これに対して本発明の化合物は弗素含有の
官能基とカルボキシル基との間に長鎖メチレン基
が介在するものであり、従来公知の化合物とは化
学構造および性質を異にする。而して弗素含有の
官能基とカルボキシル基との間に長鎖メチレン基
が介在した化合物は今日まで全く知られていな
い。 本発明の化合物は次の有用な性質を有する。即
ち本発明の化合物を添加して合成した合成樹脂プ
レポリマー(例えばエポキシ樹脂プレポリマー、
ウレタン樹脂プレポリマー等)は乳化性に極めて
優れたエマルジヨンになり得るものである。該合
成樹脂プレポリマーは例えばエマルジヨンペイン
トとして使用できる。また該合成樹脂プレポリマ
ーを樹脂成分として使用すれば、得られる塗料、
プラスチツク、繊維等に優れた耐防汚性を賦与す
ることができる。それ故本発明の化合物は塗料、
プススチツク、繊維等の合成原料として有用であ
る。また本発明の化合物は界面活性剤、乳化剤等
の合成原料としても有用である。さらに、本発明
化合物のうち、塩素を含むものは脱塩化水素によ
り不飽和結合を形成して、またその他の化合物は
そのままポリマーの合成原料としても利用され
る。 上記一般式〔〕で表わされる本発明化合物の
うち代表的なものを下記第1表に掲げる。 本発明の化合物は例えば、一般式 〔式中nは前記に同じ〕で表わされる環状ケトン
と過酸化水素とを反応せしめ、次いで生成する環
状ケトンパーオキサイド類にクロロトリフルオロ
エテンまたはヘキサフルオロブタジエンの弗素オ
レフインを第一鉄塩の存在下に反応せしめること
により製造される。 一般式〔〕で表わされる環状ケトンと過酸化
水素との反応に於て、両者の使用割合としては特
に限定されず広い範囲内で適宜選択すればよい
が、通常前者に対して後者を0.5〜2倍モル、好
ましくは等モル程度用いるのがよい。一般式
〔〕の環状ケトンとしては具体的にはシクロペ
ンタノン、シクロヘキサノン、シクロヘプタノ
ン、シクロオクタノン、シクロノナノン、シクロ
デカノン、シクロウンデカノン及びシクロドデカ
ノンを挙げることができる。また過酸化水素とし
ては通常約30〜70%濃度の水溶液の形態で使用さ
れる。該反応は適当な溶媒中にて行なうのがよ
い。溶媒としてはメタノール、エタノール、イソ
プロパノール、n−ブタノール、tert−ブタノー
ル等の低級アルコール、アセトニトリル、ベンゼ
ン、ジメチルホルムアミド等を例示できる。これ
らの中でメタノール特に無水メタノールを用いる
のが好ましい。該反応は酸触媒の存在下に行なう
のが好ましく、これにより環状ケトンパーオキサ
イド類の収率を一層向上させることができる。酸
触媒としては例えば硫酸、塩酸、リン酸等の鉱酸
を、好ましくは硫酸を挙げることができる。斯か
る酸触媒の使用量としては一般式〔〕の環状ケ
トン1モルに対して通常0.05〜0.5モル量とする
のがよい。該反応は一般に−70〜50℃、好ましく
は−10〜10℃にて行なわれ、通常5〜60分程度で
上記反応は終了する。斯くして環状ケトンパーオ
キサイド類が生成する。 本発明では上記反応生成物から環状ケトンパー
オキサイド類を単離してこれを次の反応に供して
もよいし、或いは上記反応生成物をそのままもし
くは濃縮して次の反応に供してもよい。 環状ケトンパーオキサイド類と前記含弗素オレ
フインとの反応に於て、両者の使用割合としては
特に限定されず広い範囲内で適宜選択すればよい
が、通常前者に対して後者を等モル〜8倍モル、
好ましくは2〜4倍モル量用いるのがよい。該反
応は適当な溶媒中にて行なうのがよい。溶媒とし
ては上記環状ケトンと過酸化水素との反応に於て
用いられる溶媒と同様のものを使用し得る。該反
応は第一鉄塩の存在下にて行なわれる。第一鉄塩
としては例えば硫酸第一鉄、塩化第一鉄、硫酸第
一鉄アンモニウム等を挙げることができる。斯か
る第一鉄塩を環状ケトンパーオキサイド類1モル
に対して通常0.1〜2モル、好ましくは0.8〜1.2モ
ル用いるのがよい。該反応の好ましい一実施態様
を述べれば、例えば所定量の含弗素オレフインを
溶媒に加えオレフインの弗点以下の温度、一般的
には−70〜50℃、好ましくは−40〜−25℃の温度
で撹拌して懸濁溶液とし、次いで該懸濁溶液に所
定量の第一鉄塩を添加した後撹拌下に上記で生成
した環状ケトンパーオキサイド類を滴下していく
のがよい。この反応を窒素ガス気流中で行なうと
目的物の収率をさらに向上させることができる。
該反応の反応時間は一般に1〜7時間程度であ
る。 低級アルコール中にて環状ケトン及び過酸化水
素を反応させた場合に生成する環状ケトンパーオ
キサイド類は低級アルコキシ環状ケトンパーオキ
サイドであり、それ故引き続く環状ケトンパーオ
キサイド類と含弗素オレフインとの反応に於て一
般式〔〕で表わされる本発明化合物は主として
エステルの形態(即ち一般式〔〕に於てR3
低級アルキル基を示すもの)で生成する。従つて
一般式〔〕の化合物のうちカルボン酸の形態の
化合物(即ち一般式〔〕に於てR3が水素原子
を示す化合物)は上記エステルを常法により加水
分解することにより合成される。また低級アルコ
ール以外の溶媒中にて環状ケトン及び過酸化水素
を反応させた場合に生成する環状ケトンパーオキ
サイド類は環状ケトンパーオキサイドであり、そ
れ故引き続く環状ケトンパーオキサイド類と含弗
素オレフインとの反応に於て一般式〔〕で表わ
される本発明の化合物はカルボン酸(一塩基酸も
しくは二塩基酸)の形態で生成する。従つて一般
式〔〕の化合物のうちエステルの形態の化合物
は上記カルボン酸を常法によりエステル化するこ
とにより合成される。 斯くして生成する本発明の化合物は従来公知の
分離手段、例えば溶媒抽出、蒸留等により容易に
単離、精製される。また反応生成物中に存する過
剰の含弗素オレフイン、溶媒等は簡単な蒸留操作
により回収され、再使用される。 以下に実施例を挙げる。 実施例 1 撹拌機付反応器に無水メタノール27mlを入れ、
0〜5℃に冷却し、シクロヘキサノン4.6g
(4.7m mol)、濃硫酸0.16g及び過酸化水素水溶
液4.6gを加えて60分撹拌を続け、メトキシシク
ロヘキサノンパーオキサイドを生成させた。窒素
ガスを通じた別の撹拌機付反応器に無水メタノー
ル27mlを入れ、−40℃に冷却しついで硫酸第一鉄
(7水塩)13g及び液化トリフルオロクロルエチ
レン8.2gを加え上記メトキシシクロヘキサノン
パーオキサイド含有溶液を撹拌下−40℃に保ちな
がら徐々に滴下する。滴下終了後2時間−40℃で
撹拌を続けたのち反応液を室温まで自然昇温させ
る。未反応トリフルオロクロルエチレン及びメタ
ノールを留去後、有機層をエーテルで抽出する。
抽出液を酸洗、水洗、乾燥後エーテルを留去し、
淡黄色油状粗製物5.0gを得た。 ガスクロマトグラフイー及びマススペクトル分
析の結果次の生成物を確認した。 (1) HCFClCF2(CH25COOCH3 (2) H(CFClCF22(CH25COOCH3 (3) H(CFClCF23(CH25COOCH3 (4) CH3OOC(CH25CF2CFCl(CH25COOCH3
0.5g (5) CH3OOC(CH25(CF2CFCl)2
(CH25COOCH3 0.8g (6) CH3OOC(CH25(CF2CFCl)3
(CH25COOCH3 1.5g (7) CH3OOC(CH25(CF2CFCl)4
(CH25COOCH3 1.0g (8) CH3OOC(CH25(CF2CFCl)5
(CH25COOCH3 (9) 高沸点物 実施例 2 撹拌機付反応器に無水メタノール9mlを入れ0
〜5℃に冷却し、シクロヘキサン1.47gを加えて
60分間撹拌を続け、メトキシシクロヘキサノンパ
ーオキサイドを生成させる。 窒素ガスを通じた別の撹拌機付反応器に無水メ
タノール9mlを入れ、−30℃に冷却し、ついで硫
酸第一鉄(7水塩)4.2g及び液化ヘキサフルオ
ロブタジエン2.4gを加え、上記メトキシシクロ
ヘキサノンパーオキサイド含有溶液を撹拌下−30
℃で徐々に滴下する。滴下終了後2時間−30℃で
撹拌を続けたのち、反応液を室温まで自然上昇さ
せる。 未反応のヘキサフルオロブタジエン及びメタノ
ールを留去後、有機層を酸洗、水洗、乾燥後エー
テルを留去し、白色ワツクス状の粗製物1.5gを
得た。 ガスクロマトグラフイー、マススペクトルで分
析の結果、この粗製物中にヘキサフルオロブタジ
エンを単位として含むカルボン酸及びそのメチル
エステルの存在を確認した。 実施例 3 実施例1で得られたHCFClCF2
(CH25COOCH3 5gを50%苛性ソーダ水溶液2
gと混合し、70〜80℃で1時間加熱した。冷却後
濃硫酸でPH4〜5に調節し分液後、水洗、乾燥す
るとHCFClCF2(CH25COOH 4gを得た。マ
ススペクトル及びNMRで上記化合物を確認し
た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 R1−A−R2 〔式中、R1およびR2は同一または異なる水素
    原子またはR3OOC−(CH2o−(R3は水素原子ま
    たは低級アルキル基を、nは4〜11の整数を示
    す)を、−A−は (−CF2−CFCl)−n、【式】 または(−CF2−CF=CF−CF2)−n(mは1〜3の
    整数を示す)を示す。ただし、R1およびR2は共
    に水素原子であることはない。〕 で表わされる含弗素カルボン酸およびそのエス
    テル。
JP17628980A 1980-06-10 1980-12-12 Fluorine-containing corboxylic acid and its ester Granted JPS574941A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/158,301 US4346235A (en) 1979-06-15 1980-06-10 Fluorine-containing compounds

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS574941A JPS574941A (en) 1982-01-11
JPS6136736B2 true JPS6136736B2 (ja) 1986-08-20

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ID=22567492

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JP17628980A Granted JPS574941A (en) 1980-06-10 1980-12-12 Fluorine-containing corboxylic acid and its ester

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Families Citing this family (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60123442A (ja) * 1983-12-07 1985-07-02 Okamura Seiyu Kk 含フッ素カルボン酸エステルの製造法
CA1233266A (en) * 1985-02-21 1988-02-23 William L. Terrell Configuration capability for devices in an open system
KR100676885B1 (ko) 2004-12-02 2007-02-23 주식회사 하이닉스반도체 상부 반사방지막 중합체, 이의 제조방법 및 이를 함유하는상부 반사방지막 조성물
EP3178806B1 (en) * 2014-08-08 2019-06-05 Unimatec Co., Ltd. Mixture of polyfluoroalkene carboxylic acid or salt thereof and production method therefor

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JPS574941A (en) 1982-01-11

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