JPS6136569Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6136569Y2
JPS6136569Y2 JP1978097843U JP9784378U JPS6136569Y2 JP S6136569 Y2 JPS6136569 Y2 JP S6136569Y2 JP 1978097843 U JP1978097843 U JP 1978097843U JP 9784378 U JP9784378 U JP 9784378U JP S6136569 Y2 JPS6136569 Y2 JP S6136569Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bottom plate
ski
holes
shoe
ski body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1978097843U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5517823U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1978097843U priority Critical patent/JPS6136569Y2/ja
Publication of JPS5517823U publication Critical patent/JPS5517823U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6136569Y2 publication Critical patent/JPS6136569Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は除雪作業用装置等に装着されるスキー
シユーに関する。ブレード等除雪作業用装置に装
着されるスキーシユーは、除雪作業に際して作業
装置の移動をスムース且つ安定に行うため通常該
装置の背面下方部に取着されることが多く、作業
装置はスキーシユーによつて長手方向の全体を支
持されて雪面を滑動し除雪作業を行なう。これが
ためスキーシユーは雪面・アイスバーンはもとよ
り路面等に隆起する石砂あるいは土塊等との接触
によりその摩耗が激しく交換も頻繁に行なわれる
のが常である。従つてスキーシユーについては特
に摩耗による交換時間の短縮化についてその改善
が叫ばれているが未だ一向に進歩がみられず、例
えば第1図及び第2図に示す従来型のスキーシユ
ーに於いては、該シユーを構成するスキー本体3
と底板5が溶接によつて接合された一体型構造の
ものである。この種タイプのスキーシユーにあつ
ては、除雪作業によつて生じる底板5の摩耗に際
してスキー本体3に溶接された該底板5を取り外
し、新しい底板を溶接しなければならないといつ
た補修作業が発生し、除雪作業時にこの作業のた
めに多くの時間を浪費していた。
そこでこれに代わる方法として、予め予備のス
キーシユーを用意しておき、これと摩耗したスキ
ーシユーを取替えることで除雪作業時の上記浪費
作業をなくす対策が試みられたが、これとて該シ
ユーが高価なものだけに経済的でない上に除雪作
業時の一時的な浪費は免れたものの前記取外し作
業と溶接作業をなくすための方法ではないため好
ましいものではなかつた。
他の公知例としては、例えば米国特許第
3432948号明細書に示されるように、ボルト着脱
式のスキーシユーが知られている。
このボルト着脱式スキーシユーは、底板(摩耗
板)の底面側よりボルト孔を開口し、該ボルト孔
をスキーシユー本体迄貫通させ、プラウボルトに
より底板及びスキーシユー本体をナツト止めする
交換型スキーシユーである。
然し該スキーシユーでは高価なプラウボルトの
使用と、該ボルトを底板へ埋設する為の角抜ポン
チと特殊座ぐりを一般穴加工の他に開設しなけれ
ばならず加工費を招く欠点を有していた。
加えて、該底板の摩耗はプラウボルトを埋設し
ている底面側より進行する。従つてこの摩耗が特
殊座ぐり部まで及ぶと該ボルトによる固着状態を
維持できないため該底板の摩耗代を多くとること
ができない不具合を生じる。
本考案は上記の事情に鑑みなされたもので、そ
の目的とするところは、スキーシユーを従来の一
体型から分割型にすることでより従来の一体型で
は避けることができなかつた溶接摩耗底板の取り
外し(溶断)作業と新しい底板の溶接作業を完全
になくすことができるので、経済的なスキーシユ
ーを提供することにある。
又本考案の目的は、スキーシユーの摩耗がブレ
ードの進行方向側に位置するシユーの底面部前半
側に集中する傾向にあることが判明したことによ
つて、スキー本体と底板をネジ部材で螺着し、底
板の摩耗に際して該底板を前後転することで再使
用可能にしたので、取替え時間の短縮を図つたス
キーシユーを提供することである。
更に本考案の目的は、ネジ部材をスキー本体の
上面部より底板まで貫通せしめて該底板の摩耗代
を多くとれるようにしたスキーシユーを提供する
ものである。
本考案の別の目的は、スキー本体と底板の孔加
工を一般的な機械加工のみによつて行えるように
したため、加工費の廉価なスキーシユーを提供す
ることができる。
本考案の分割型スキーシユーは、ブレード等作
業装置の背面下方部に取着手段を介して装着され
る盃型形状のスキーシユー10に於いて、前記ス
キーシユーは、スキー本体13と底板15とによ
つて構成される上下二分割型構造であつて、前記
スキー本体13に、該本体の直交する中心線C及
びC′上であつて相互に夫々等間隔の位置に配列
した複数個の孔体19…を設け、前記底板15
に、前記スキー本体13の各々の孔体19…と整
合する複数個のネジ孔21…を設けて、スキー本
体13の下面に底板15を整合せしめたのち前記
孔体19…からネジ孔体21…に螺入したネジ部
材30…によつてスキー本体13と底板15とを
固定せしめ、前記底板15を、ネジ部材30…を
取り外すことで水平方向前後転可能に取り付けた
ことを特徴とする構成のものである。
以下添付図面に従つて本考案の構成実態を詳述
する。
図3及び図4に於いてスキーシユーは全体とし
て附号10で示されており、該シユー10は附号
13で示すスキー本体と附号15で示す底板とに
分割せられた上下二分割型のものである。
スキー本体13は所謂公知の盃型形状を呈して
おり、周縁部が斜上方に斜傾して該周縁部の下方
端は底面部と溶接25によつて固着せられている
のでスキーとしての機能を果すべく形成せられて
いる。スキー本体13の中央部に植立せられるそ
れ自体公知のブラケツト17及び17′はスキー
シユー10を除雪作業用装置A(ブレード)に装
着するために設けられた部材で、該ブラケツトの
ピン孔17A・17A′は取着手段Bを装着する
ためのものである(図5参照)。
またスキー本体13には適宜な個所を選定して
スキー本体13の直交する中心線C及びC′上で
あつて相互に夫々等間隔な位置に配設して孔体1
9・・を穿設する必要がある。これは、後述する
ように底板15の前後転再使用可能にするための
もので、本考案にとつて絶対不可欠な事項であ
る。該孔体は通常のドリル加工孔であるが、より
精度の高いリーマ加工されることが本考案にとつ
て好ましい。
一方底板15はスキー本体13の平担な接触面
16と略同じ大きさの鋼板で、長手方向の両端部
はスキー本体13両端部の外側の傾斜角と一致す
るよう斜下方に切欠せしめてある。更に底板15
にはスキー本体13との整合時該スキー本体に穿
設した孔体19…と連通するネジ孔体21…が該
底板15を貫通して穿孔されている。尚該底板即
ち摩耗板15はスキー本体13よりも厚板に形成
されることが本考案にとつて望ましい。
かくしてスキー本体13と底板15を接触面1
6を介して整合せしめ、連通する孔体19…及び
21…にネジ部材30…を挿入し両部材を螺着す
ることでスキーシユー10を完成せしめるのであ
る。
図5によつて明らかな如くスキーシユー10
は、スキー本体13に設けられたブラケツト1
7・17′の孔体17A・17A′と取着部材Bを
構成するアーム部材M下方端に設けられた孔体と
にピン部材を挿入し両部材B・10′を一体化せ
しめた後該取着部材Bを除雪作業用装置Aに装着
して使用に供するのである。
除雪作業によつて生じる底板15の摩耗は、ブ
レード等の作業装置の自重を摩擦面である雪面等
に衝合するような形で発生するから該底板の前方
部と後方部において均一ではなく、作業方向(除
雪車輛の進行)に対して前方部の摩耗が激しく後
方部に向つて傾斜した摩耗状態となる。従つて底
板15の取替え時期は前方部が使用に耐えなくな
つた時で、その交換方法としては、先ずネジ部材
30…をスパナ等の工具によつて弛めて底板15
をスキー本体13から分離せしめる。次に該底板
15を水平方向に前後転せしめてスキー本体13
に整合せしめると、該本体の孔体19…及び底板
のネジ孔体21…は中心線C及びC′上であつて
相互に夫々等間隔な位置に穿設してあるので両部
材の孔体は前後転前と同様連通する。従つて孔体
19…及び21…にネジ部材30…を挿入し両部
材13及び15を螺合することでスキーシユー1
0が完成する。前後転せしめた再使用の底板15
が更に摩耗したときは新しい底板と取替えなけれ
ばならないが、この場合も上記の方法と同じ方法
で不要の底板を取り外し新しい底板を装着すれば
よい。
以上詳述した如く本考案によれば、スキー本体
と底板とが分割せられているので、底板の摩耗に
際して該底板を取替える場合、従来の一体型のス
キーシユーに対してかなりの時間短縮が期待でき
る。
すなわち、本考案は、前記スキー本体に、該本
体の直交する中心線上であつて相互に夫々等間隔
の位置に配列した複数個の孔体を設け、前記底板
に、前記スキー本体の各々の孔体と整合する複数
個のネジ孔体を設け、前記底板を、ネジ部材を取
り外すことで水平方向前後転可能に取り付けたか
ら、該底板の摩耗が激化した際には前記ネジ部材
を取り外すことにより、該底板のみを脱着せし
め、而して該底板のみを水平方向に前後転のうえ
再度取り付けすることで容易に且つ安価に底板の
交換が出来、底板の2倍の有効な利用も計れる。
又再使用の底板を新しい底板と取替える時はネジ
部材を弛めて不要の底板を取り外すことが出来、
そのままの状態で新しい底板をスキー本体の接触
面に整合してネジ部材によつて装着出来るので、
従来型のものに比較し前記底板の溶断作業と溶接
作業を完全になくすことができ、底板の取替えに
大巾な時間短縮が期待できるのである。消耗品で
ある底板の交換は通常除雪作業現場で行なわれる
のが一般的であることからして、取替作業の能率
化を図る上でも本考案は極めて優れた考案である
と言うことができる。
上記事項は、道路等の保全のために、緊急出動
を要求される除雪作業車の休車時間を解消すると
いつた副次効果を齊らす。
又本考案によるスキーシユーは、ネジ部材をス
キー本体の上面部より底板に向けて貫通せしめて
あるので、従来のような高価なプラウボルト使用
のスキーシユーに比較して底板の摩耗代をより多
くとれるようになつた。
つまり本考案は、スキーシユーの耐久性を増し
て除雪作業時間を多少なりとも延長せしめる効果
を期待するものである。
加えて本考案はスキー本体の孔体から底板のネ
ジ孔体にネジ部材を螺入するようにしたから、ス
キー本体と底板の孔加工を一般的な機械加工(ド
リル加工・タツプ加工)だけで行なうことが出
来、これにより、従来のスキーシユーに見られる
ドリル加工・皿座ぐり加工・角抜ポンチ加工・タ
ツプ加工といつた複数な加工を行なわなくて済む
ので、加工費のより廉価なスキーシユーが得られ
るし、更にネジ部材として通常のボルト部材を使
用することが出来るので、従来のプラウボルト使
用のスキーシユーよりも安価なスキーシユーを得
ることが出来るのである。
加えて複数個の孔体およびこの各孔体と整合す
る複数個のネジ孔体は、スキー本体の直交する中
心線上であつて相互に夫々等間隔の位置に配列し
たから、底板を水平方向前後転する前に於いても
後に於いても、全部の孔体と全部のネジ孔体とが
余す所無く合致して、常に全部のネジ孔体にネジ
部材を螺入することが出来る。このように、全て
のネジ孔体をネジ部材によつて塞ぐようにしたか
ら、ネジ孔体に於いて土、石等による又は腐蝕等
による使用ネジ溝の目詰りや欠損等のおそれがな
く、底板を水平方向前後転して再使用するときに
ネジ孔体を使用出来ないというようなことがな
く、更に底板を、ネジ部材を取り外すことで水平
方向前後転可能に取り付けたから、該底板とスキ
ー本体との接触面では底板を前後転する前に於い
ても後に於いても常に底板の同一の面(上面)が
スキー本体の同一に面(下面)と接触して固定さ
れることになる。そしてこの接触面は摩耗損傷す
るおそれが全くないから、底板を付け換えたとき
に接触面が不安定なものとなるおそれが全くな
く、底板をスキー本体に付け換え前と同様に密着
固定出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、従来型スキーシユーの平
面図及び正面図である。第3図は、本考案に係る
スキーシユー平面図である。第4図は、第3図の
−線断面図。第5図は、本考案に係るスキー
シユーの実施例である。 附号の説明、Aは除雪作業用装置。Bは取着手
段。Mはアーム部材。1及び10はスキーシユ
ー。3及び13はスキー本体。5及び15は底
板、7及び17はブラケツト。19は孔体。21
はネジ孔体。30はネジ部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ブレード等作業装置の背面下方部に取着手段を
    介して装着される盃型形状のスキーシユー10に
    於いて、 前記スキーシユーは、スキー本体13と底板1
    5とによつて構成される上下二分割型構造であつ
    て、前記スキー本体13に、該本体の直交する中
    心線C及びC′上であつて相互に夫々等間隔の位
    置に配列した複数個の孔体19…を設け、 前記底板15に、前記スキー本体13の各々の
    孔体19…と整合する複数個のネジ孔21…を設
    けて、 スキー本体13の下面に底板15を整合せしめ
    たのち前記孔体19…からネジ孔体21…に螺入
    したネジ部材30…によつてスキー本体13と底
    板15とを固定せしめ、前記底板15を、ネジ部
    材30…を取り外すことで水平方向前後転可能に
    取り付けたことを特徴とする分割型スキーシユ
    ー。
JP1978097843U 1978-07-14 1978-07-14 Expired JPS6136569Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978097843U JPS6136569Y2 (ja) 1978-07-14 1978-07-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978097843U JPS6136569Y2 (ja) 1978-07-14 1978-07-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5517823U JPS5517823U (ja) 1980-02-04
JPS6136569Y2 true JPS6136569Y2 (ja) 1986-10-23

Family

ID=29033055

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978097843U Expired JPS6136569Y2 (ja) 1978-07-14 1978-07-14

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6136569Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6166475U (ja) * 1984-10-04 1986-05-07

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3432948A (en) * 1966-07-20 1969-03-18 Joseph Albert Myers Articulated snowplow shoe
JPS532884U (ja) * 1976-06-25 1978-01-12

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3432948A (en) * 1966-07-20 1969-03-18 Joseph Albert Myers Articulated snowplow shoe
JPS532884U (ja) * 1976-06-25 1978-01-12

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5517823U (ja) 1980-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1057101A (en) Rotary cutter for a road planer
US4068897A (en) Replaceable cutting bit holder assembly
US4542943A (en) Earthworking tool for protecting from abnormally high cutting loads
US5322351A (en) Rotary cutter and mounting arrangement for cutting tools
JP2657424B2 (ja) 2重の割出し機能をもつ溝掘り工具組立体及び切削ビットを工具ブロックに固定し割出す方法
US7980282B2 (en) Tire system for an off-highway machine
EP0462485B1 (en) Improved flighting section and tooth holder
US7640996B2 (en) Walking beam and tire system for an earthmoving scraping device
US1927818A (en) Ripper tooth
US4007550A (en) Replaceable corner tooth assembly
CA2464438C (en) Surface working device and attachment
JPS63305083A (ja) 無限軌道駆動モジュールとその製作方法
US5904408A (en) Rotary cutter and mounting arrangement for cutting tools
JPS6136569Y2 (ja)
AU717528B2 (en) Apparatus and method for coupling a blade assembly to a vehicle
US10378187B2 (en) Replaceable mounting apparatus for reducing elements
CA1197866A (en) Earthworking tool and method for protecting from abnormally high cutting loads
PL113333B2 (en) Bit for mining machines
US7192095B2 (en) Support base for toolholder of a milling drum
US20050066553A1 (en) Snow blower with glide wheels
US20040114999A1 (en) Cleaner finger assembly and mounting for same
US3826025A (en) Ground engaging unit for ballast tamping machines
JPS62170695A (ja) ドリルビットの再生方法
JP2002500297A (ja) 走路整備装置
EP4158104A1 (en) Blade assembly for work vehicles