JPS6136191A - 溶液単結晶育成装置 - Google Patents

溶液単結晶育成装置

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JPS6136191A
JPS6136191A JP15737384A JP15737384A JPS6136191A JP S6136191 A JPS6136191 A JP S6136191A JP 15737384 A JP15737384 A JP 15737384A JP 15737384 A JP15737384 A JP 15737384A JP S6136191 A JPS6136191 A JP S6136191A
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JP
Japan
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solution
crystals
growth
temperature
miscellaneous
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JP15737384A
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JPH0154316B2 (ja
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Tadashi Uko
忠 宇高
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Rigaku Corp
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Rigaku Industrial Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 例えばX IIの分光に用いられるADP (燐酸2水
素アンモニウム) 、KDP (燐酸2水素カリウム)
等の単結晶は、その飽和水溶液からの析出によって育成
される。本発明はこのように溶液からの析出によって単
結晶を育成する装置に関するものである0このような溶
液単結晶育成装置においては1単結晶を成長させようと
する物質の飽和溶液中に種子結晶を浸漬し、液温を極め
て緩速度で徐々に低下させることにより過飽和の状態を
生じさせて種子結晶を成長させる。この場合、液温の低
下進度は1日当り0.1乃至0.3’Oの範囲で次第に
大きくする必要がある。しかし液温のゆらぎ・下降速度
の過大、あるψけ塵埃の侵入等によって、種子結晶以外
の部分に結晶の析出が生ずると、その析出した結晶を核
として多数の雑晶が成長し始める。このため柚子結晶の
成1長が茶しくI町■害さt[て・ついにはある程度の
大きさで成長が停止してしまう0従って本発明は簡単な
装置をもって雑晶を除去することにより、種子結晶の成
長が阻害されることを防止しようとするものである口 本発明社特許請求の範囲第(])項に記載したような溶
液単結晶育成装置の構成を要旨とするものでN育成しよ
うとする結晶の飽和溶液を収容した育成様の底面に凹部
を形成して・その凹部に該凹部のみを特に加熱する手段
を設けたものである0従って育成槽内に雑晶が生ずると
、その雑晶は種子結晶のように一定位置に固定されてい
ないために、沈澱して底面の凹部に堆積する。その凹部
には特に加熱手段を設はて、この部分の溶液温度のみを
他の部分より僅かに高くしであるために・−上記凹部に
堆積した雑晶が再び溶解して消滅するDこのため雑晶が
成長して種子結晶の成長が阻害されるようなおそれがな
く・住めて大きい単結晶を容易に育成することができる
なお上記加熱手段としては、凹部の外面ある−は内面に
電熱線を設けて、その部分の液温を槽内における種子結
晶の部分の液温より0・5乃至1,0°C程度高くする
。またこの凹部を例えば円筒形にし、その上部の溶液を
可逆回転させて溶液中に生じた雑晶を凹部に送り込むこ
とにより・雑晶を筒状凹部の底に捕捉して通流を防止す
ることができるΩ更に他の手段としては、凹部な錐状に
形成してその1i′1点を下端とし、側壁を育Ufli
tの側壁に直接連結させることができる0すなわちこの
ような装置においては、溶液中に析出された雑晶が沈澱
すると、その雑晶は必らず錐状凹部の側壁に接触するか
ら、更にこの側壁上を滑降して最底部の頂点に蓄積され
る。従って前記可逆回転手段等を必要としないもので、
種子結晶を糸で上方から吊り下げた静止式の単結晶育成
にも利用することができる0°また本づム明の装置は雑
晶の除去と同時に溶液中に混入した塵芥給も、凹部に捕
捉さrLるから1溶液の浄化作用をも有するΩ 第1図は本発明実施例の&断面図で、円筒形水filの
中に単結晶を育成させようとづる物質の飽和溶液、例え
ば前記Al)Pあるい#1KDP等の飽和水溶液2を収
容した円筒状の育成槽3を浸漬しである。この育成槽3
の底面中央部1′−円筒状の凹部1を形成してその外面
に電熱線5を巻回し、この電熱線を自動制御電源6に接
続すると共に上記凹部に配置した例えば白金抵抗線ある
いけサーミスタのような温度センサフの出力で一ト記電
源6を制御しである。また水槽1の底部には、自動制御
電源8に接続された電熱器9を設け・かつこの水槽中に
攪拌器io、11を挿入して収容された水12を常時攪
拌しているΩ更に育成槽3の内部には・凹部4の上方に
可逆回転翼13を配置して、その駆動源14を[3の上
部に取付けると共に例えば溶液2の中央部に腕15で支
持された種子結晶16,16を配置し、かつその側部に
前記温度センサ7と同様の温度センサ17を配置してこ
の出力で電源8を制御するようにしである。
このような装置においてセンサ17で検出さnる温度に
応じて電源8を制御し、電熱器9の電流を調整する。す
なわち水ヌの温度、従ってその中に浸漬された育成槽3
内における溶液2の温度が例えば1日に0・1乃至o、
31c(7)g度で下降し、かつこの下降速度が日を追
って次第に太きくなるようにする。またセンサ7で検出
さjる温度により電源6をtu制御LしC電熱線5の電
流を調整し・凹部4内における溶液の温度が種子結晶1
6の位置の温度より例えば0.5乃至1.♂O程度高い
値を保持するようにする。この状態で攪拌器10 、1
1を駆動して水槽1内における水2の温度が位置によっ
て相違しないようにすると共に可逆回転翼13を駆動し
かつその回転方向を一定時間毎に切替えて育成f# 3
の底面上における溶液2に右回転および左回転の流動を
交互に発生させるDすなわち飽和溶液2から結晶が析出
されて種子結晶16 、16は次第に成長するが、その
成長と同時に例えは溶液中に混入した微細な塵芥等を核
として雑晶も成長するOこのような雑晶は育成槽3の底
面、Lに沈澱するが、その底面には上述のように右およ
び左回転の液流が生じているために沈澱した雑晶が不規
則に流動し〜筒状凹部4内に落下してその底面上に捕捉
ざI′するQかつこの凹部は前述のように槽3内の液温
より0−5乃至1.0°C程度高い温度に保持されてい
るために、凹部1内に捕捉された雑晶は再び溶液2内に
溶解して一雑晶成長の核となった塞芥等だけがその凹部
内に堆積する〇 また第2図は本発明の他の実施例で、育成槽3の底面全
体を円錐状に形成したものであるp″rなわち円錐の頂
点を凹部4の下端となしN円錐の側面を育成槽3の側壁
に直接連結しである。かつ、第1図における可逆回転翼
13を除去すると共に種子結晶16を糸18で吊り下げ
て静置式育成装置としである。このような装置におりて
は溶液2の中に発生した雑晶が円錐状をなした凹部の底
面上に沈澱するから、その雑晶は更に底面に沿ってすべ
り降りて円錐の頂点に集められる。この頂部すなわち凹
部の底には電熱線5を設けてその部分の液温を高くしで
あるから、雑晶は再び溶液2に溶解して消滅する。
このように本発明の装置は発生した雑晶が底の凹部に集
められて再び溶解するために雑晶の成長によって種子結
晶の成長が1!!1害さ21ない々共にクヘ1゜晶の発
生原因となる塵芥等が凹部の高温部分に集積されるため
に、その後の雑晶発生も抑制される。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はそれぞれ本発明実施例の縦断面図であ
る〇 なお図において、lFi水槽・2は結晶の溶液13は育
成槽、4は凹部、5は電熱線、7,17は混用センサ、
9け電熱器・13は可逆回転翼、16は種子結晶である

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)育成しようとする結晶の飽和溶液とこの溶液中に
    浸漬された種子結晶とを収容する育成槽の底面に凹部を
    形成すると共に上記溶液が常に飽和状態を維持して上記
    種子結晶が成長するように上記育成槽内の溶液温度を制
    御する手段と、前記凹部に蓄積された雑晶が上記溶液に
    再溶解するように該凹部のみを加熱する手段とを設けた
    ことを特徴とする溶液単結晶育成装置
  2. (2)凹部が有底筒状をなし、かつ育成槽内の溶液を可
    逆的に回転させて溶液中の雑晶を上記凹部に捕捉する手
    段を設けた特許請求の範囲第1項の溶液単結晶育成装置
  3. (3)凹部が下端を頂点とする錐状をなして、その側壁
    が育成槽の側壁に直接連結された特許請求の範囲第1項
    の溶液単結晶育成装置
JP15737384A 1984-07-30 1984-07-30 溶液単結晶育成装置 Granted JPS6136191A (ja)

Priority Applications (1)

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JP15737384A JPS6136191A (ja) 1984-07-30 1984-07-30 溶液単結晶育成装置

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JP15737384A JPS6136191A (ja) 1984-07-30 1984-07-30 溶液単結晶育成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6136191A true JPS6136191A (ja) 1986-02-20
JPH0154316B2 JPH0154316B2 (ja) 1989-11-17

Family

ID=15648235

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JP15737384A Granted JPS6136191A (ja) 1984-07-30 1984-07-30 溶液単結晶育成装置

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JP (1) JPS6136191A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006337854A (ja) * 2005-06-03 2006-12-14 Tamagawa Seiki Co Ltd 光ファイバジャイロ用偏光子の製造方法
JP2010511589A (ja) * 2006-12-06 2010-04-15 サントル ナシオナル ドゥ ラ ルシェルシェサイアンティフィク(セエヌエールエス) 静的条件下における溶液中の結晶成長
EP2531635A1 (en) * 2010-02-01 2012-12-12 Michael Krautter Device for crystal growth at intermediate temperatures using controlled semi-active cooling

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006337854A (ja) * 2005-06-03 2006-12-14 Tamagawa Seiki Co Ltd 光ファイバジャイロ用偏光子の製造方法
JP2010511589A (ja) * 2006-12-06 2010-04-15 サントル ナシオナル ドゥ ラ ルシェルシェサイアンティフィク(セエヌエールエス) 静的条件下における溶液中の結晶成長
EP2531635A1 (en) * 2010-02-01 2012-12-12 Michael Krautter Device for crystal growth at intermediate temperatures using controlled semi-active cooling
EP2531635A4 (en) * 2010-02-01 2014-01-01 Michael Krautter INTERMEDIATE TEMPERATURE CRYSTAL GROWTH DEVICE USING REGULATED SEMI-ACTIVE COOLING

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Publication number Publication date
JPH0154316B2 (ja) 1989-11-17

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