JPS6135122A - 発電ユニツトの運転制御方法 - Google Patents

発電ユニツトの運転制御方法

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JPS6135122A
JPS6135122A JP15372284A JP15372284A JPS6135122A JP S6135122 A JPS6135122 A JP S6135122A JP 15372284 A JP15372284 A JP 15372284A JP 15372284 A JP15372284 A JP 15372284A JP S6135122 A JPS6135122 A JP S6135122A
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E20/00Combustion technologies with mitigation potential
    • Y02E20/16Combined cycle power plant [CCPP], or combined cycle gas turbine [CCGT]

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  • Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、運転時間と起動回数に制限のある複数台の発
電ユニットの運転を全発電ユニットに対する負荷の変動
に対応して制御する発電ユニットの運転制御方法に関す
る。
〔発明の背景〕   ” ガスタービンの運転に際しては、起動時の熱的ショック
、運転時間に対応した熱疲労の2つの大きな制約条件が
おる。第21図はガスタービン発電機の系統を示したも
のである。空気圧縮機1は空気6を吸入、圧縮し、燃焼
室4へ導く。燃焼室4では燃料入口から燃料を取り込み
燃焼させて高温、高圧ガスを発生させ、そのガスをター
ビン2へ導きタービン内で膨張させて機械的エネルギー
へと変換し発電機3によシ更に電気的エネルギーへと変
える。仕事を終えたガスは排ガス8として大気へ放出さ
れる。従ってこのような高温、高圧ガスを扱うため上記
制約条件(即ち、起動時の熱的ショックを評価する起動
回数と熱疲労を表わす運転時間に対する条件)に加えて
機械部品の摩耗から来る制限条件が必要となる。第22
図では実線によシ1年間の起動回数、運転時間の制限曲
線を表わしている。破線は機械部品の摩耗から来る条件
でアシ、破線9は主にライナ一部の摩耗からくる条件で
アシ、破線10は主にタービン2人口ノズル5の寿命か
ら来る条件である。従ってガスタービンの運転、起動、
停止はこれらの条件を満足するように運転する必要があ
る。通常のガスタービン発電所は複数台のガスタービン
から成っている。起動時間が短いというガスタービンの
特性上、発電所全体の発電電力量要求値は大きく変化す
るのが通例でおり、各ガスタービンの起動停止に優先順
位を付け、上記条件を満足するよう運転する事が必要で
ある。また、ガスタービンの定期検査を考慮すると、各
ガスタービンの起動回数、運転時間が一様であることが
望ましい。
これらの状況は、近年、効率及び中間負荷運用の面から
評価され建設が促進されているコンバインド・サイクル
プラントにおいても同様である。
コンバインドサイクルプラントはガスタービンの排熱を
利用して、蒸気タービンを駆動し発電するプラントでそ
の発電効率が高いこと、及びガスタービンの特性から起
動時間が短いことが特長である。このコンバインドサイ
クルプラントの運転は、高温、高圧のガスに接している
ガスタービン部に対する条件により制限されることにな
り、上述′のガスタービンプラントと同一の運転時間、
起動回数の制限曲線の下で運転することになる。従って
、複数台のコンバインドサイクルプラントからなる発電
所においても、運転時間、起動回数の制限曲線下で最適
なプラントの起動停止を行う事が重要な課題である。
従来、上記のような制限下で起動停止を行う場合、運転
員が各ガスタービンの運転時間を勘案し、運転時間が短
いものから起動させ、運転時間の長いものから停止させ
ていた。しかしながら、1つの発電所の中でガスタービ
ンの設置台数が少なく起動停止の回数が少ない場合は、
そのような運転員の判断で充分対応可能であるが、ガス
タービンの台数が増え、負荷変動が頻繁な場合は運転員
の判断で最適な起動停止を行うことは非常に困難である
。特に中間負荷運用を目的として建設されるコンバイン
ドサイクルプラントでは負荷変化に対応して起動停止を
頻繁に行う事が通例であシ、また1つの発電所内に数台
以上のプラントが設置されているのが一般的である。
ここで、最適な運転とは、例えば各コンバインドプラン
トの起動回数、運転時間を2次元のX−Y座標で表わす
と、各コンバインドプラントを表現する座標点が集中す
るような運転を指す。第23図は4台のコンバインドプ
ラントの状態をY軸に起動回数、Y軸に運転時間をとり
X−Y座標で表わしたものである。第1ユニツト11の
位置(Xl、Yt  )は起動回数がXs回、運転時間
がY1時間であることを意味し、停止状態でない限りは
Ylは一定の率で増大していく。以下、第2〜第4ユニ
ツト12〜14についても同様である。
各ユニットの寿命消費の均一化、定期検査の同期化を考
慮すると、各ユニット11〜14の位置は、4つのユニ
ットの座標群の重心15の点から近い距離に存在する事
即ち集中化している事が望ましい。
〔発明の目的〕
本発明は、発電所全体に対する負荷、すなわち発電電力
要求値の変化に対応して発電所内の複数の発電ユニット
の起動停止を行う際、各発電ユニットの寿命消費量を特
定のユニットに偏らせることなく最適な運転制御を行い
うる運転制御方法を提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
上記目的を達成するために、本発明による発電ユニット
の運転制御方法は、運転時間と起動回数に制限がある複
数の発電ユニットの運転を全発電ユニットに対する負荷
の変動に対応して制御する発電ユニットの運転制御方法
において、前記発電ユニットの熱的および機械的な制約
条件によって定まる制約曲線を発電ユニットの起動回数
軸と運転時間軸とからなる座標上に定め、この制約曲線
によって囲まれる面積の重心位置を基準座標位置と定義
し、次の起動停止時前に前記座標上における現在の各発
電ユニットの前記基準座標位置に対する相対間隔を求め
るとともに、各発電プラントを停止させた場合に所定時
間後に予想される各発ユニットの座標位置の推移を模擬
して予測し、予測の結果前記基準座標位置から最も離れ
た座標位置にある発電ユニットを優先的に前記基準座標
位置に近づけるよう当該発電ユニットの運転時間あるい
は起動停止を制御する点に特徴、=する。このように制
御することによシ、各発電ユ゛ニット全体を最適な運転
寿命状態を維持しつつ効率的な運転が可能となる。
〔発明の実施例〕
次に、本発明による発電プラントの運転制御方法を図面
に基づいて説明する。
まず、本発明の運転制御方法について原理的に説明する
ガスタービンプラントもしくはコンバインドサイクルブ
ラント(以下発電ユニットという。)の運転には上記し
た寿命の制約条件に加えて発電効率の向上という課題が
ある。発電効率向上のためには、与えられた発電所全体
の負荷に対して最適な発電ユニットの運転台数の選択、
起動時、熱量損失が最小となるよう最適な発電ユニット
ヲ選択する事が重要な要素となる。最適な発電ユニット
の運転台数は負荷パターンが与えられれば、一義的に決
めることは可能である。また高効率な起動を行うために
は、一番暖かい状態の発電ユニット即ち、一番最近に停
止した発電ユニットを起動する事が適切である事が知ら
れている。従って、高効率運転を最適な寿命消費の条件
下で行うには、運転ユニット台数の変更が必要となった
時に次の運転ユニット台数変更迄の予定に基づいて、考
えられるすべてのケース(つまり、複数台の全ユニット
の程々の組み合せの各ケース)に渡って各発電ユニット
の運転時間と起動回数を模擬し、予め定めた評価関数に
よって起動停止の優先順位を決定すればよい。
まず、簡単のため停止優先順位の決定方法の概略を第1
図、第2図、第3図に従って説明する。
第1図、第2図で現時点をΔ印で示す。今、トータル負
荷の予定を第1図に示すように現時点でLIMWからL
2MWに、時刻t3でLsMWに変化するものとする。
この負荷予定曲線から最適力発電ユニット台数N2 、
N3を求める。ここで簡単のためN、=4.N2=3.
N5=4とし各発電ユニットの現時点での起動回数−運
転時間座標上での位置を11.12,13.14とする
現時間で発電ユニット1台停止させる必要がある。
従って次の運転台数変更時刻t3での各発電ユニットの
座標を第1〜第4のユニットのうちの1つを停止てせた
場合について模擬する。第3図では第3ユニツト13を
停止させた場合について各ユニットの時刻t3での位置
をX印で表わしている。
時刻t3での各座標(X i’ 、Yi’ )(i=1
゜2.3.4)重心を(XO’ 、YO’ )で表わし
、各(Xi’ 、 Yit 、と(XO’ 、YO’ 
)O距離を7+  (Xi、Yiは同一単位に変換する
)、評価関数としてL + = (Σ Li2)をとる
。第1〜第4のユニットのそれぞれを停止させた場合に
ついてLiを計算し、最小のLiを与える発電ユニット
を停止させれば、各発電ユニットの寿命消費が均等化し
、集中化することになる。よ、b 一般的には、Nlか
らN2へ減少させる場合は、□CNl−N2 のケース
についてLiを計算し、最適な停止ユニットを得る事が
できる。
次に発電ユニットを増加させる場合、即ち起動の場合に
ついて、本発明の詳細な説明する。起動時は、上述した
寿命評価関数Liと効率評価関数Piとの合成評価関数
CIKよシ起動優先順位を決定する事になる。ここで効
率評価関数は、発電ユニットの停止時間に対応して起動
熱量損失(k21)を索引するテーブルを持っておき、
これにょシ、各発電ユニットを起動した場合の起動待熱
量損失を求めたものとする。寿命消費は停止時に制御で
きるため、合成消費関数のは、より効率に重みをおいた
ものとするのが望ましい。即ち、CIをCI = f 
 (L 皿>+g(P 皿)とすると、通常は、fの方
がgよシ充分小さくなるような正値関数にとっておけば
効率Piが、最小々C1を求めるのに大きな影響を持つ
事になる。
ここで特にfを、M、Nを充分大なる値としてf (x
) =OX<M =N      X≧M で定めると、通常、起動は効率重視即ちへ最新に停止し
た最も暖かい発電ユニットを起動して行き、寿命消費が
極端な場合には制限をかけるという事になる。
以上の本発明につき、さらに詳しく説明する。
発電所の運用は、中央給電指令所から指令される1時間
毎の負荷指令によって決まる。本発明の対象としている
発電1ユニツトは中間負荷運用を主とするので、時々刻
々プラント出力が変わる。
単機大容量火力の場合には、出力調整装置の負荷指令を
調節して出力を調整する事によシ負荷制御を行なうが、
ガスタービンプラントの場合は小容量複合プラントであ
るので中央給電指令所からの負荷指令に応じ、次の点を
考慮してプラントの運用すなわち、荷台のガスタービン
を運転するがを決める必要がある。
■複合プラントの総合熱効率 一般に単機の熱効率は、定格負荷において、最も効率が
良くなる様に設計されている。従って、運転効率の面か
らは単機の容量が定格近くになるよう運転台数を決定す
るのが望ましい。そこで、中央給電指令所からの負荷指
令をM W D 、単機定格容量をWGTとすると、運
転台数Nは、次式で求まる。
ここで、αは、各発電ユニットの出力率であシ、α≧α
8となる様制限する。αRは、発電ユニットの効率特性
から決まる数値である。この方式では、運転台数が、最
小となる様、制御する事になる。
■起動損失 一方、−担停止したガスタービンを再び起動し併入して
給電を開始するまでに要する熱量は、起動損失と称し、
プラントの熱勘定においては、熱損失とみなされる。こ
の起動損失を、最小にするには、ガスタービンの起動停
止を最小限にする事が望ましい。
従って、熱効率の面からは、常に最大効率となる様、ガ
スタービンを、起動、停止する必要がらり、起動損失の
面からは、起動、停止を抑制する必要がある。これらの
、相反する要求を勘案した上で、各発電ユニットの寿命
消費、即ち運転時間と起動回数を最適にする運転を行う
事が必要である。
以上の処理アルゴリズムを第4図に示しておく。
第5図は、本発明による運転制御方法を実施するための
制御装置の全体構成を示す。まず、中央給電指令所から
の負荷指令又は運転員によって与えられる負荷スケジュ
ールの設定受は付けを行う負荷スケジュール設定受付装
置15は、設定されたデータを負荷スケジュール情報1
6として最適台数決定装置17へ送る。最適台数決定装
置17は、負荷スケジュール情報16を基に発電ユニッ
トの最適運転台数を決める。ここで運転台数の増減が必
要な場合は現在の運転台数、変更後の運転台数、次の運
転台数変更迄の時間を模擬情報18として運転時間、起
動回数模擬装置19へ送る。
模擬装置19では、あらゆる起動停止の組合せについて
、次の運転台数変更時点での各ユニットの運転時間、起
動回数を模擬し、その結果20を起動停止ユニット優先
順位決定装置21へ送ると共に模擬結果表示装置22へ
表示する。起動停止ユニット優先順位決定装置21は予
め与えられた評価関数に従って模擬結果を評価し、起動
停止の優先順位を決定し、必要とあれば運転員の再情報
23を待って、ユニット起動停止信号24を出力する。
以下、各部を順を追って詳細に説明する。
負荷スケジュール決定受付装置(15)この負荷スケジ
ュール決定受付装置15は、あらかじめ決定されている
プラント運転スケジュールを負荷運用スケジュールとし
て計p−機内に記憶させる機能を有し、系統の電力事情
や発電所内運転事情によって負荷運用スケジュールを変
更する必要がある場合には、オペレータリクエストによ
って記憶された負荷運用スケジュールを修正する機能を
有する。この負荷スケジュール決定受付装置15に上第
1図に示す負荷スケジュールを決定する。この負荷スケ
ジュール情報16は、第1図に示すように、現時点をΔ
で表わす時、現時点で負荷がLl−+L2に負荷変化し
時間t3経過後にL2→L3に負荷変化するといった負
荷変化から次回の負荷変化までを1つの単位として定義
する。
最適運転台数決定装置(17) この最適運転台数決定装置17は負荷スケジュール情報
16を基に、各運転ユニット11〜14の熱効率を計算
し、プラント全体として最も熱効率が良くなる運転台数
を最適台数決定装置17にて決定する。
現状よシ負荷降下する必要がおる時には、発電ユニット
の起動損失をQbosatとし、発電1ユニツトを停止
せず、部分負荷で運転した時の効率低下による熱損失を
、QX、0g82とする。これらの熱損失を比較して、
熱損失の少ない方の運用を採用し最適運転台数を決定す
る。
すなわち、QLO8111>QLO1182の時は、現
状運転台数のままとし、各発電ユニットの出方を調整し
1逆にQt、oas1≦QbOIIIl!の時は1発電
ユニットを停止する運用とする。
発電ユニットを1台追加起動する必要がある時には、起
動損失が最少となる発電ユニットを起動する方が熱効率
的に有利でおる。高効率な起動を行うためには、一番暖
かい状態の発電ユニット即ち一番最近に停止した発電ユ
ニットを起動する事が適切である。
このようにして決定された最適台数18によシ第6図に
示す運転台数スケジュール25が決定される。(すなわ
ち、運転台数スケジュール25のように発電ユニットが
n台のユニットから(n−1)台のユニットに減少し、
46時間後に運転台数が増加するような運転スケジュー
ルとなる。)運転時間、起動回数模擬装置(19) 最適台数決定装置17にて決定された最適台数18のス
ケジュールから各運転ユニットをそれぞれ1台停止7:
′−せた時の様子を第23図と同じように横軸を起動回
数(X)、縦軸を運転時間(Y)にとり、6台ユニット
運転と仮定(n=6)して第8図〜第13図に示す。第
7図は発電ユニット2を停止したと仮定した時の6台発
電ユニットのスケジュールを表わしたものである。
起動、停止ユニット優先順位決定装置(21)上記模擬
装置49による模擬結果20を入力として停止順位を以
下の方法にて決定する。
複数運転ユニットにおける起動、停止優先順位決定方法
を、−例としてn台(図では6台)の運転ユニットにつ
いて以下に示す。
第14図に示すように、現時点での各ユニットの起動回
数(Xi)を横軸に、運転時間(Yi)を縦軸にとシ、
第5図に示すΔh時刻後の各座標位置を(Xi’、Yi
’)で表わす。全ユニットの重心を(XC,Y’C)で
表わし、Δh時刻後の座標を(XC’ 、yC/ )で
表わす。均等寿命配布を考えたユニット起動停止を考え
る時、全ユニ価することができる。
現時点での重心(XCIYC)は(1)式で定義できる
Hn ただし、本実施例において、n=6である。
さらに、重心と各発電ユニット間の距離の和は(2)式
で定義できる。
・・・・・・(2) ここでαは単位をそろえるための係数ユニット1を停止
したと仮定した場合の46時間後の重心座標(XC’ 
、YC’ )は(3)式で、重心(xc’+YC′ )
と各発電ユニット座標(Xi’ 、Yi’)との距離の
合計L′は(4)式で表わせる。
n                        
n・・・・・・(4) ここで(Xi’ 、Yi’ )はΔh時間後の各ユニッ
ト座標 (X1’ 、Yt’)、= (Xt+1 、Yt)()
(i’ 、Yi’ )= (Xi、Yi+Δh)i=2
〜6式(1) 、 (8) 、 (4)式から式(4)
はL’=C2(x1α2 YtΔh)+2(YcΔh−
α2Xc)と変形できる。式(5)において発電ユニッ
ト1が停止後Δh時間後に再起動したことによる影響は
第1項の(X1α2−¥1Δh)に表われ、他の項はユ
ニッ)Aに無関係な値である。そこで同様にしてプラン
ト馬iが停止後Δh時間後に再起動した時の影響は(6
)式評価式で表わされる。
Xiα2yiΔh      ・・団・・・・(6)実
運用に際しては、式(6)を最小にする発電ユニットを
停止すれば全発電ユニットは、収束方向に進みプラント
寿命消費を均一化す−ることが可能と力る。ただしこの
式の適用は、寿命制限曲線内に全ての運転ユニットが収
まる時に適用される。第15図のように制限曲線の近く
においては、(6)式から判断しただけではユニット6
のようにΔh時間後に制限曲線を越える恐れがある。こ
の安全対策として制限曲線の内側に危険ゾーンを設けて
第16図のように寿命制限曲線を越える前にプラントを
停止して保護する。つまシ予測してΔh時間後にこの危
険シー/に入るものは最優先で停止する。
これらの結果は(5)で述べる表示装置に表示する。
オペレータがこの模擬結果を妥当と判断した時は、起動
停止許可をCB、Tキーボードより入力し、発電ユニッ
ト起動停止信号24を計算機より出力する。模擬結果以
外の発電1ユニツトを、停止する必要がある場合、例え
ば、燃料系統等に故障を検出した様な場合には、オペレ
ータリクエストに23より、停止発電ユニツ)AをCR
Tキーボードから指定する。このオペレータリクエスト
23は最優先とする。
以上の制限曲線を越える場合の処理アルゴリズムを要約
して第17図に示しておく。
模擬結果表示装置(22) 各ガスタービンの起動回数と運転時間をガスタービンの
制限曲線と共に、CRTに表示する。第18図にその表
示例を示す。第18図において、横軸は起動回数を表わ
し、縦軸は各ガスタービンの運転時間を表わす。制限曲
線は、実線a−b−c −dで表わされ、各ガスターピ
/の運転状況はto X toで表示する。以下この表
示装置の機能について述べる。
a)現状表示 CRTキーボードからのオペレータリクエストによシ、
表示要求すると要求時点の運転台数、運転時間を第18
図の様に表示する。
h ):4相+1.iil尼テ斗 設定された負荷パターンに従って、負荷変化開始前に、
次の負荷変化までの各軸の寿命消費量の予測が計算され
るので、この予測結果をCRTに現状値と同様に表示す
る。(第18図参照)現状値と予測値は、同一画面に表
示し、予測は最新の予測結果を表示する。
以上で述べた予測は、現状を基点として負荷降下し、そ
の後再び負荷上昇するまでを1単位とし、この1単位経
過後の各軸の予想運転時間、予想起動回数を求めて表示
するものである。この時、各軸の運転時間、運転回数は
収れんするが、どこに収れんするかは運転パターンによ
ってのみ決まるので模擬することはできない。
一方、ガスタービンの寿命消費曲線は一般に第19図の
様に表わされる。この寿命消費曲線は次の3つの制限曲
線によυ成シ立っている。
■ガスタービン寿命消費 ■熱疲労による燃焼器ライナー等の運転時間制限 ■起動−停止時の熱衝撃によるノズル等の運転回数制限 この寿命制限曲線の制限上の意味から考えると各軸の運
転時間と運転回数の収れんする位置は、第18図のQ−
b−cで囲まれる領域が望ましい。
この各軸の寿命の収れん方向は、プラントの運転パター
ンによって決まる。故に、1年間の負荷パターンをあら
かじめ設定する事ができれば、各軸の寿命の収れん方向
は予測できる。そこで、電力需要は、日々刻々変化する
が、それを次の様にパターン化して、設定することを考
える。
■1週間の運用パターンを各時刻毎の負荷を日曜日〜土
曜日までそれぞれ入力する事によシ設定する。入力はC
RTキーボードよシ第20図の画面を用いて行なう。又
、ライトペンを用いて第18図の負荷パターントレンド
グラフを描いても設定できる様にする。
■上記1週間の運用パターンは、4モード設定でき、そ
の内訳は次の様にする。
a、冬季パターン、 b、春季パターンC0夏季パター
ン、  d、冬季パターン■この4モードを、オペレー
タが任意に組み合わせて、現状から予測しだ時みでの負
荷ノくターンを設定する。
このオペレータによシ設定された負荷ノ(ターンを基に
して、次の様にして各軸の寿命を予測し、運転の指針と
する。
■プラントの総合熱効率を考慮して各時刻の最適運転台
数を決める。
■各時刻の最適運転台数と、予想負荷パターンよす各軸
の寿命消費すなわち、運転時間と運転回数が均一となる
様な各軸の起動−停止スケジュールを決定する。
■■、■で決まる起動−停止スケジュールで運転した時
の各軸の予想運転時間、予想運転回数を求める。
■この予想運転時間、予想運転回数を、実施例で、述べ
た表示フォーマットと同様のフォーマットで表示する。
なお、以上の説明では、発電ユニットについて説明した
が本発明は、運転時間、起動回数に制約条件のある複数
台の動力装置の起動停止制御装置に適用できる。
〔発明の効果〕
負荷予定より、各発電ユニットの運転時間と起動回数を
勘案した最適な発電ユニット起動停止優先順位を決定す
ることができる。これによシ各ユニットの寿命消費が均
一化でき、定期検査のスケジュールが容易に策定可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は発電所のトータル負荷のスケジュールを示す説
明図、第2図はトータル負荷変動に対する発電ユニット
の運転台数スケジュールを示す説明図、第3図は第3ユ
ニツトを停止させた場合の各発電ユニットの座標位置の
変化を示す説明図、第4図は最適運転台数の決定アルゴ
リズムを示すフローチャート、第5図は本発明の制御方
法を実施するための運転制御装置を示すブロック図、第
6図は運転台数起動スケジュールを示すタイムチャート
、第7図は各発電ユニットの起動、停止スケジュールを
示すタイムチャート、第8図は第1発電ユニットを停止
した場合の寿命消費模擬結果を示す説明図、第9図は第
2発電ユニットを停止した場合の寿命消費模擬結果を示
す説明図、第10図は第3発電ユニットを停止した場合
の寿命消費模擬結果を示す説明図、第11図は第4発電
ユニットを停止した場合の寿命消費模擬結果を示す説明
図、第12図は第5発電ユニットを停止した場合の寿命
消費模擬結果を示す説明図、第13図は第6発電ユニッ
トを停止した場合の寿命消費模擬結果を示す説明図、第
14図は第2発電ユニットを停止した時め寿命消費模擬
結果と重心移動結果を示す説明図、第15図は制限曲線
近くでの各発電ユニットの寿命消費を示す説明図、第1
6図は寿命消費と危険ゾーンを示す説明図、第17図は
Δh時間後の各ユニットの座標位置計算を行うアルゴリ
ズムのフローチャート、第18図は各発電ユニットの寿
命消費の表示例を示す説明図、第19図はガスタービン
の寿命消費制限曲線を示す説明図、第20図は1週間の
負荷パターン設定例を示す説明図、第21図はガスター
ビン発電機の系統図、第22図は1年間の起動回数、運
転時間の制限曲線を示す説明図、第23図は4台のコン
バインプラントの状態を起動回数、運転時間のX−Y座
標で示す説明図である。 15・・・負荷スケジュール設定受付装置、17・・・
最適台数決定装置、19・・・運転時間、起動回数模擬
装置、22・・・模擬結果表示装置、21・・・起動停
止ユニット優先順位決定装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、運転時間と起動回数に制限がある複数の発電ユニッ
    トの運転を全発電ユニットに対する負荷の変動に対応し
    て制御する発電ユニットの運転制御方法において、前記
    発電ユニットの熱的および機械的な制約条件によつて定
    まる制限曲線を発電ユニットの起動回数軸と運転時間軸
    とからなる座標上に定め、この制約曲線によつて囲まれ
    る面積の重心位置を基準座標位置と定義し、次の起動停
    止時前に前記座標上における現在の各発電ユニットの前
    記基準座標位置に対する相対間隔を求めるとともに、各
    発電プラントを停止させた場合に所定時間後に予想され
    る各発電ユニットの座標位置の推移を模擬して予測し、
    予測の結果前記基準座標位置から最も離れた座標位置に
    ある発電ユニットを優先的に前記基準座標位置に近づけ
    るよう当該発電ユニットの運転時間あるいは起動停止を
    制御することを特徴とする発電ユニットの運転制御方法
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