JPS6134399A

JPS6134399A - 軸流ブロワ

Info

Publication number: JPS6134399A
Application number: JP25389084A
Authority: JP
Inventors: ヴアルター　ハインゲルトナー; ヴエルナー　コルブ
Original assignee: TARUBO RUFUTOTEHINIKU GmbH
Current assignee: TARUBO RUFUTOTEHINIKU GmbH
Priority date: 1984-02-03
Filing date: 1984-11-30
Publication date: 1986-02-18
Also published as: CA1282752C; DE3403674C1; ATE31106T1; EP0153452B1; ES540017A0; MX161116A; ES8704593A1; EP0153452A1; DE3467796D1; ZA849876B

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、特許請求の範囲の第１項の上位概念に従って
構成された軸流ブロワに関する。

たとえば、燃焼ガス脱硫設備のうしろに設置される吸出
しブロワとして、高腐食性の硫黄成分と塩素成分を含ん
でいる湿った廃ガスを移送するためにこの種の軸流ブロ
ワを使用する場合、ランナーのハブとブレイドを耐食性
をもった材料から製作するかあるいは耐食性をもった被
覆をライニングしなければならない。この場合、と（に
重要なことは、ランナーのブレイドを耐食構造に構成す
ることと、可動ブレイドをラン　　　　　　　　　１ナ
ーに取り付ける個所で漏洩が生しないようにすることで
ある。

本発明の目的は、当初に挙げた種類のブロワであって、
ブレイドの取付個所にお＆Ｊる腐食に対する防護が改善
された軸流ブロワを提供することである。

上記の目的を達成するため、特許請求の範囲の第１項の
特徴項に記載されている構成を特徴とする軸流ブロワが
提案されたのモある。本発明の有利な実施態様について
は特許請求の範囲の第２項より第８項までを参照された
い。

本発明に係る軸流ブロワの場合、取付用ボルトの頭部が
腐食性ガスと接触することはない。

バッキングと金属材料がむきだしのブレイドの脚部との
間で相対的な移動が生じるが、バッキングと穴の中にま
でライニングされた被覆層との間では相対的な移動は生
じないようバンキングが使用されている。さらに、ラン
ナーの穴の中でブレイド・アーム機構が移動しても漏洩
が生しることなく、またシール面に付加される予圧縮力
がほとんど変化しないようバンキングが　・予圧縮され
ている。

本発明のいろいろな実施例を図解した添付図面を参照し
ながら本発明の詳細な説明する。

軸流ブロワはインペラーを備えていて、該インペラ〜は
シャフト１とランナー２から構成されている。ランナー
２の正面側に取りはずし可能なカバー３が設けられてい
る。

ランナー２の周囲にブレイド４が取り付けられており、
該ブレイド４はブロワを所要の動作点に適合させるよう
調節することができるようになっている。ブレイド４は
ランナー２の穴に差し通されたうえ、ランナー２の内部
に設けられたアーム５と接続されている。８亥ア〜ム５
はローラー・ヘアリング６を介してシャフトｌと接続さ
れた支持リング７の中に軸支されている。

各アーム５の下端に調節レバー８が固定されており、該
調節レバー８は調節シリンダー（口承せず）と接続され
た調節ディスク９の溝に係着されている。

ランナー２のハブは移送媒体に含まれている成分による
腐食から保護することができるよう耐食材料から作られ
ている。ハブは耐食性をもった非金属材料の被覆１０、
たとえば、柔らかいゴム層、硬いゴム層等でライニング
するようにしてもよい（第２図と第３図と第５図参照）
。

後者の場合、被覆１０はブレイド４の脚部１１を収容す
る穴の中に突出している。ブレイド４は耐食性をもった
合金鋼から構成してもよ（あるいは非耐食性の鋼から構
成してもよい。後者の場合、ブレイド４は、ランナー２
と同様、耐食性をもった被覆１０でライニングされる（
第３図と第５図参照）。図面を見れば判るように、被覆
１０はブレイド４の脚部１１の一部分をおおっている。

第２図より第５図までに示されているように、内股の六
角頭１３をもったボルト１２を用いてブレイド４はアー
ム５に接続されている。ボルト１２はランナー２の内部
からアーム５のフランジ１４を通ってブレイド４の脚部
１１にねじ込まれている。カバー３を取りはずしたあと
、ランナー２の正面側からボルト２に手を届かせること
ができる。

ブレイド４の脚部１１は３つのシール・リング１５．１
６．１７により取り囲まれている。

案内ブツシュ１９に収納されたコイル・スプリング１８
の形をした均一に分散配置されている複数の弾発要素８
がシール・リング１７を押圧している。コイル・スプリ
ング１８の作用によリシール・リング１５．１６．１７
は予圧縮されている。この予圧縮力はごくわずか変化す
るだけであるので、ランナーが回転したときに生しる遠
心力のためブレイド・アーム機構が伸びたときでも、シ
ール・リング１５．１６．１７、がつねに予圧縮の状態
にあるようコイル・スプリング１８の予圧縮量の大きさ
が設定されている。

シール・リング１５と１６は環状のへこみを備えていて
、該環状のへこみの中に断面が星形の変形可能“す７？
゛２０が差ゝ込ま０７０゛る・　　　　　　　　　　　
１この、リング２０はシール・リング１５と１６を所定
の位置にしっかりと保持するとともに、シール・リング
１５．１６．１７とランナー２の被覆層１０との間に相
対的な移動が生じることを阻止している。コイル・スプ
リング１８の作用線に直角に延在しているブレイド４の
脚部に形成された面２１が相対的な移動が生じる面とし
て機能する。この面は被覆１０とは関係していない。シ
ール・リング１５と１６ばシール・リップ２２と２３を
備えている。半径方向外側に設けられたシール・リング
１５のシール・リップ２２は摺動面２１とランナー２の
外周部との間でブレイド４の脚部１１に当接している。

さらに、軸方向の溝が摺動面２１の近傍でブレイド４の
脚部１１に凹設されている。この溝の中に特殊鋼製のピ
ストン・リング２４が挿入されている。シール・リング
１５のシール・リップ２２とピストン・リング２４は摺
動面２１に粗大な異物が入ることを阻止している。

シール・リング１６のシール・リップ２３はこのシール
・リップ１６の半径方向外側の縁から延在して成形され
たものであって、内向きに斜めに向きぎめされている。

シール・リップ２３はブレイド４の脚部１１に当接して
いる。遠心力と封止部に充填されたグリースの作用のも
とシール・リップ２３はブレイド４の脚部１１に押圧さ
れることになる。

被覆１０をライニングしたブレイド４より成る第３図に
示されている実施例は、第２図に示されている実施例と
ほぼ同じものである。ブレイド４の被覆部１０からブレ
イド４の未被覆部にわたる過渡領域を完全に封止するた
め、０リング・バンキング２５と金属製のバッキング・
スリーブ２６が設けられている。金属製のバッキング・
スリーブ２６はアーム５のフランジ１４の突出部とアー
ム４の脚１１の間でランナー２の穴の内部に挿入されて
いる。この実施例では、摺動面２１は被覆部１０からは
ずれてバンキング・スリーブ２６と外股のシール・リン
グ１５の間に位置ぎめされている。ブレイド４の被覆部
１０に当接しているＯリング・バッキング２５はアーム
５の突出フランジ１４とバンキング・スリーブ２６によ
り予圧縮されているので、被覆部１０とブレイド４の残
りの未被覆部との間で完全な漏れ止めを行うことができ
る。

第４図と第５図に示されている実施例の場合、この実施
例に使用されているシール・リング２７．２８を押圧す
る弾発要素として弾性をもった重合物から作られたＯリ
ング２９．３０が使用されている。０リング２９と３０
はランナー２のハブに当接している。ボルト１２をブレ
イド４にねじ込むことによりＯリング２９と３０に予圧
縮が与えられる。０リング２９と３０の目的は、シール
・リング２７と２８を押圧することのほか、ブレイド４
とランナー２との間の封止を行うとともに、シール・リ
ング２７と２８が回動しないよう押えることである。

異なった大きさの直径をもった複数のシール・リング、
好適には２つのシール・リング２７と２８が半径方向に
順々に配置されている。

各シール・リング２７．２８は専用のＯリング２９．３
０により押圧されている。この実施例の場合も、シール
・リング２７．２８のシール面に向かい合ったブレイド
４の脚部１１の金属面が摺動面として機能する。シール
・リング２７．２８の近傍でランナー２の内部に溝リン
グの形をした別のバッキング３１が設けられている。

溝リング３１の溝はランナー２の内部に向がって開口さ
れている。溝リング３１の溝を限定している縁は、ラン
ナー２の回転に伴なう遠心力の作用のもとハブの穴の壁
面に当接するとともに、ブレイド４の脚部１１またはバ
ッキング・スリーブ２６に当接して封止を行う。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の軸流ブロワのランナーを長さ方向に
切断した断面図。第２図より第５図までは第１図の２部
のいろいろな実施態様の部分拡大断面図。１・・・シャフト、２・、・・・ランナー、３・・・カ
バー、４・・・ブレイド、５・・・アーム、６・・・ロ
ーラー・ベアリング、７・・・支持リング、８・・・調
節レバー、９・・・ｔＡ　節ティスフ１１０・・・被覆
、１１・・・ブレイドの脚部、１２・・・ボルト、１３
・・・ボルトの六角頭、１４・・・フランジ、１５．１
６．１７・・・シール・リング、１８・・・コイル・ス
プリング、２０・・・変形可能なリング、２１・・・摺
動面、２２．２３・・・シール・リップ、２４・・・ピ
ストン・リング、２５・・・リング・バッキング、２６
・・・バンキング・スリーブ、２７．２８・・・シール
・リング、２９．３０・・・０リング、３１・・・溝１
１ング

Claims

【特許請求の範囲】

（１）調節可能なブレイド（４）が差し通された穴を有
し、シール・リング（１５、１６、１７、２７、２８）
を用いて前記穴を封止せしめたランナー（２）を備えて
おり、ボルト（１２）を用いて各ブレイド（４）の脚部
（１１）をランナーの内部に設けられたアーム（５）と
接続するよう構成された軸流ブロワであって、ボルト（
１２）がランナーの内部からアーム（５）のフランジ（
１４）を通ってブレイド（４）の脚部（４）にねじ込ま
れていることと、シール・リング（１５、１６、１７、
２７、２８）がブレイド（４）の脚部（１１）に形成さ
れた摺動面（２１）に当接し、弾発要素により予圧縮さ
れていて、該弾発要素の予圧縮の量がシール・リング（
１５、１６、１７、２７、２８）の領域における伸びの
量より大きく設定されていることを特徴とする軸流ブロ
ワ。
（２）ランナー（２）のハブに設けられた穴とブレイド
（４）のうち前記穴に係着された脚部（１１）の一部分
が非金属材料の被覆（１０）でライニングされているこ
とと、シール・リング（１５、１６、１７、２７、２８
）のシール面がブレイド（４）の脚部に形成された金属
材料の摺動面に接面していることとを特徴とする特許請
求の範囲第１項に記載の軸流ロワ。
（３）半径方向外側のシール・リング（５）がシール面
（２１）から外へ突出したシール・リップ（２２）を備
えていて、該シール・リップ（２２）がブレイド（４）
の脚部（１１）に当接していることを特徴とする特許請
求の範囲第１項または第２項に記載の軸流ブロワ。
（４）ブレイド（４）の脚部（１１）にシール面（２１
）から半径方向外側に溝が凹設されていて、該溝の中に
特殊鋼製のピストン・リング（２４）が挿入されている
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項より第３項まで
のいずれか１項に記載の軸流ブロワ。
（５）弾発要素がコイル・スプリング（１８）より成る
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項より第４項まで
のいずれか１項に記載の軸流ブロワ。
（６）弾発要素がＯリング（２９、３０）より成ること
を特徴とする特許請求の範囲第１項より第４項までのい
ずれか１項に記載の軸流ブロワ。
（７）それぞれＯリング（２９、３０）により押圧され
ている複数のシール・リング（２７、２８）が半径方向
に順々に配置されていることを特徴とする特許請求の範
囲第６項記載の軸流ブロワ。
（８）ランナー（２）の内側へ開口した溝を凹設した溝
リング（３１）がシール・リング（１５、１６、１７、
２７、２８）の半径方向内側に配置されていることと、
溝リング（３１）の溝を限定している縁が外向きに作用
する遠心力の影響を受けていることを特徴とする特許請
求の範囲第１項より第７項までのいずれか１項に記載の
軸流ブロワ。