JPS6133978B2 - - Google Patents

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JPS6133978B2
JPS6133978B2 JP15388579A JP15388579A JPS6133978B2 JP S6133978 B2 JPS6133978 B2 JP S6133978B2 JP 15388579 A JP15388579 A JP 15388579A JP 15388579 A JP15388579 A JP 15388579A JP S6133978 B2 JPS6133978 B2 JP S6133978B2
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JP
Japan
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calorific value
gas
valve
control
fuel
Prior art date
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Application number
JP15388579A
Other languages
English (en)
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JPS5677522A (en
Inventor
Hajime Yamamoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP15388579A priority Critical patent/JPS5677522A/ja
Publication of JPS5677522A publication Critical patent/JPS5677522A/ja
Publication of JPS6133978B2 publication Critical patent/JPS6133978B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はガスタービンプラントに関し、特に低
発熱量ガスを主燃料とするとともに高発熱量燃料
を補助燃料としたガスタービンプラントに関す
る。
近年、石油の代替エネルギーとして、石炭の液
化ならびにガス化が開発中であり、また各製鉄所
においては省エネルギー対策として、低発熱量の
高炉ガスの有効利用が検討され、すでに炉頂圧ガ
スタービンが実用に供されているが、10数年前ま
で盛んであつた高炉ガスを燃料とするガスタービ
ンも再び検討され始めている。
すなわち、第1図は従来の低発熱量のガスを用
いたガスタービンプラントのサイクル図であり、
ガスタービン1の出力軸2には空気圧縮機3およ
びガス圧縮機4が連結され、さらにその出力軸2
には例えば発電機のような負荷5および起動装置
6が連結されている。
しかして、空気圧縮機3に導入された大気aは
その空気圧縮機3で圧縮され、その圧縮空気が燃
焼器7へ供給される。また低発熱量ガスbは、混
合器8および吸込弁9を経てガス圧縮機4に導か
れ、そこで圧縮され、主止め弁10、逆止弁11
を通りさらに制御弁12で流量を制御されて前記
燃焼器7に供給され、こゝで前記圧縮空気ととも
に燃焼し、この燃焼器7において高温、高圧とな
つた燃焼ガスcがガスタービン1に流入し、その
ガスタービン1内で膨張して仕事を行ない、負荷
5を駆動しその後排気ガスdとなり大気へ放出さ
れる。
上記燃焼器7には、前記低発熱量ガスbの発熱
量が極度に低く、ガスタービン起動時に着火する
ことができない場合、あるいは高炉やガス化装置
が停止または部分負荷運転で流量が不足している
場合に、補助または混合燃焼用として、高発熱量
燃料eをも供給し得るようにしてある。すなわ
ち、上記燃焼器7には、主止め弁13、逆止弁1
4を経て制御弁15で流量を制御された高発熱量
燃料eもその必要に応じて供給される。
また、前記ガス圧縮機4から吐出された低発熱
量ガスは、制御弁12によつて制御された流量f
のみが燃焼器7に供給され、その残りのガスはバ
イパス弁16を介して分岐導出され、そのバイパ
スされた低発熱量ガスgはバイパス冷却器17で
冷却され、混合器8で吸込ガスbと混合し、再び
ガス圧縮機4に導かれる。
ところで、低発熱量ガス系統の吸込弁9、バイ
パス弁16および制御弁12と、高発熱量燃料系
統の制御弁15は、それぞれの制御油Pおよびi
によつて第2図および第3図のように制御され
る。
すなわち、第2図は低発熱量ガス系統の各弁の
動作を説明する図であり、制御油Pの圧力を横
転、吸込弁9、バイパス弁16および制御弁12
の開度αを縦軸に示している。しかして、制御弁
12は制御油圧P1より開き始め、制御油圧P1で全
開する。またバイパス弁16は逆にP1で閉じ始め
制御油圧P2で全閉する。一方吸込弁9はP2までは
最少開度を保ち、P2から除々に開度を増しP3で全
開する。
また、高発熱量燃料系統の制御弁15は、第3
図に示すように、制御油i1から開き始め、i2で全
開する。
上記制御油Pおよびiは、油圧ラインhより絞
り20を介して負荷設定器21、および補機駆動
歯車装置22により駆動される調速機23によつ
て制御される制御油mに対して、比率設定油圧信
号nにより分配器24において第4図に示すよう
に分配され、それによつて低発熱量ガスfと高発
熱量燃料eの流量配分が決定される。
第4図において、横軸は比率設定油圧信号nの
圧力で、縦軸は制御油Pおよびiの圧力を示して
いる。しかして、比率設定油圧信号nの圧力に対
して、低発熱量燃料系統の制御油Pの圧力は次第
に上昇し、高発熱量燃料系統の制御油iの圧力は
次第に減少し、常にP+i=mとなつている。と
ころで、前記比率設定油圧信号nは、油圧ライン
hより絞り25を介して比率設定弁26によつて
制御され、また制御油mの油圧系統には、ガスタ
ービンの速度が低く、調速機23がまだ機能して
いない場合(例えば起動時)に上記制御油mを制
御するため、始動弁27が設けられている。
しかして、比率設定油圧信号nが0%のとき
は、P=0、i=mとなり高発熱量燃料のみが燃
焼器7に供給される高発熱量燃料の専焼となり、
nが100%のときはi=0、P=mとなり、低発
熱量ガスのみが燃焼器7に供給される低発熱量ガ
スの専焼運転となり、0<n<100のときは混合
燃焼運転となる。
また、低発熱量ガス系統の吸込弁9、主止め弁
10、制御弁12およびバイパス弁16の制御系
には、さらに制御油圧の給排を行なう逃し弁28
が設けられ、同様に高発熱量燃料系統の主止め弁
13および制御弁15の制御系にも制御油圧の給
排を行なうための逃し弁29が設けられている。
したがつて、低発熱量ガスの専焼時には、逃し
弁28を閉じ、逃し弁29を開くと、油圧ライン
hより絞り30を経た作動油jが確立し、主止め
弁10が全開するとともに吸込弁9、制御弁12
およびバイパス弁16が前記制御油Pによる制御
状態となる。一方、高発熱量燃料系の主止め弁1
3および制御弁15は全閉となり、高発熱量燃料
の供給は停止される。
また、高発熱量燃料の専焼時には、逃し弁28
が開、逃し弁29が閉となり、上記作動油jは0
となり、一方油圧ラインhより絞り31を経た作
動油kが確立し、主止め弁10および制御弁12
が全閉、吸込弁9は最小開度、バイパス弁16は
全開となり、低発熱量ガスの燃焼器7への供給が
停止され、反対に主止め弁13が全開、制御弁1
5が制御油iの制御下に入り、その制御弁15の
制御のもとに高発熱量燃料が燃焼器7に供給され
る。
さらに、混合燃焼時には両逃し弁28,29が
開放され作動油jおよびkが確立される。しかし
て主止め弁10,13が全開し、両系統の各弁が
制御油mに対して比率設定油圧信号nにより配分
された制御油Pおよびiによつて制御される。
ところで、このような装置において、高炉ある
いはガス化炉が枯障ししかもガスタービンプラン
トを停止できない場合には、前述のように低発熱
量ガス系統の逃し弁28が開とされた作動油jが
0とされる。また比率設定油圧信号nも0%とな
り制御油はP=0、i=mとなり、高発熱量熱料
の専焼運転となる。
また、ガス圧縮機4はガスタービン1と直結あ
るいは減速装置を介して駆動されているので、ガ
ス圧縮機4は停止できず最小負荷で運転されるこ
とになり、その際ガス圧縮機4を通過するガス流
量はgだけとなり、bおよびfは0となる。すな
わち、ガスはバイパス弁16、バイパス冷却器1
7、混合器8、ガス圧縮機4の経路の循環運転と
なる。
このため、高発熱量燃料の専焼運転時のプラン
ト出力はガス圧縮機4を駆動するのに必要な最小
動力(全負荷の40〜50%)を差引かねばならず、
低発熱量ガスの専焼運転時よりも出力は減少して
しまう等の問題がある。
しかも、タービンを通過する燃焼ガスもガス量
fだけ減少するため、プラント全体の出力はさら
に減少することになる。
また、燃焼器7には、低発熱量ガスと高発熱量
燃料用にそれぞれバーナが設置され、それぞれの
燃料がバーナを通過することによつて、燃料が冷
却剤として作用し、燃焼器内の高温の燃焼ガスか
ら保護されている。
ところが、高発熱量燃料の専焼運転時は、低発
熱量ガスのバーナへのガス通過量は0となり、当
該バーナは燃料ガスによる冷却効果が失われ、高
温ガスにさらされることになり、焼損の危険があ
る等の不都合がある。
本発明はこのような点に鑑み、高発熱量燃料の
専焼運転時においてもプラント出力の低下が生ず
ることを防止するとともに、バーナの冷却効果の
低下をも防止し得るようにしたガスタービンプラ
ントを提供することを目的とする。
以下、第5図を参照して本発明の一実施例につ
いて説明する。なお、第1図と同一部分には同一
符号を付しその説明は省略する。
図中符号40は混合器8への低発熱量ガス供給
管に設けたガス元弁であつて、そのガス元弁40
の下流側には空気元弁41を有する空気供給管4
2が接続されている。
一方、分配器24に接続され、低発熱量ガス系
統の制御弁12等を制御するためその制御弁12
等へ制御油Pを供給する導管43には、油圧ライ
ンhより絞り44を介して制御油rを供給する導
管45が連接され、上記両導管43,44には、
分配器からの制御油Pが上記制御弁12等に供給
される場合には上記制御油rをしや断し、逆に制
御油Pがしや断されたときには制御油rが制御弁
12等に供給されるようにした切換弁46が設け
られている。
また、上記導管45には、その導管45に供給
される制御油rを調整するため、演算器47から
の出力信号によつて操作される調整弁48が連接
されている。上記演算器47には、制御油mの油
圧を検出する油圧リレー49からの油圧信号s、
ガスタービン1からの排ガスの温度を検出する温
度リレー50からの温度信号t、および空気圧縮
機3から吐出される空気圧を検出する空気圧リレ
ー51からの空気圧信号uが印加されており、上
記油圧信号sによつて負荷が計算され、温度信号
tおよび空気圧信号uによつて当該運転中のター
ビンの入口温度が計算され、その負荷およびター
ビン入口温度に対応した制御信号vが調整弁48
に印加されるようにしてある。
しかして、低発熱量ガスを供給している高炉あ
るいはガス化炉等が故障し、高発熱量燃料による
専焼運転になつたような場合には、低発熱量ガス
系統の逃し弁28が開放され、作動油jが0とな
り、比率設定油圧信号nが0%となる。したがつ
て、P=0となり主止め弁10、制御弁12が全
閉され、バイパス弁16が全開、吸込弁9が最少
開度となりガス圧縮機4は最少負荷で運転される
ようになる。そこで、低発熱量ガス系統には例え
ば窒素のような不活性ガスにて置換され、爆発等
の危険がないことを十分確認後、ガス元弁40が
全閉された空気元弁41が開かれ、混合器8に空
気が供給される。その後前記逃し弁28が再び全
閉され、作動油jが確立せしめられ、同時に切換
弁46が切り換えられる。したがつて、制御弁1
2等への作動油として油圧ラインhより絞り44
を経、調整弁48によつて調整された制御油rが
供給されるようになり、上記制御油rによつて制
御弁12、吸込弁9およびバイパス弁16が制御
される。ところで、このとき上記調整弁47は、
当該運転のタービンの入口温度および負荷を検出
しその運転に適した制御信号を出す演算器47か
らの出力信号によつて調整されるので、これによ
つて制御弁12等は当該タービンに最適な空気量
を燃焼器7に供給されるようになる。
本発明は以上説明したように、高発熱量燃料専
焼運転時に、低発熱量ガス系統には空気が供給さ
れるので、ガス圧縮機が有効に作用し、タービン
出力の低下が防止されプラント全体の出力が増大
せしめられる。また、上述のように高発熱量燃料
専焼運転時においても、低発熱量ガス系統に空気
が供給される結果、低発熱量ガス用バーナから上
記空気が噴出され、その低発熱量ガス用バーナが
空気で有効に冷却され、当該バーナが高温の燃焼
ガスによつて焼損されるようなことを確実に防止
することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の低発熱量ガスを用いたガスター
ビンプラントの概略系統図、第2図は低発熱量ガ
ス系統の各弁の作動説明図、第3図は高発熱量燃
料の制御弁の作動説明図、第4図は分配器の作動
説明図、第5図は本発明のガスタービンプラント
の概略系統図である。 1……ガスタービン、3……空気圧縮機、4…
…ガス圧縮機、7……燃焼器、40……ガス元
弁、41……空気元弁、46……切換弁、47…
…演算器、48……調整弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 低発熱量ガスを主燃料とするとともに高発熱
    量燃料を補助燃料とするガスタービンプラントに
    おいて、高発熱量燃料の専焼運転時に低発熱量ガ
    ス系統に空気を供給するとともに、上記低発熱量
    ガス系統に設けられた制御弁、吸込弁およびバイ
    パス弁等を別の制御油系統に切換え、燃焼器への
    上記空気供給量を制御せしめるようにしたことを
    特徴とする、ガスタービンプラント。
JP15388579A 1979-11-28 1979-11-28 Gas-turbine plant Granted JPS5677522A (en)

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JP15388579A JPS5677522A (en) 1979-11-28 1979-11-28 Gas-turbine plant

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JP15388579A JPS5677522A (en) 1979-11-28 1979-11-28 Gas-turbine plant

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JPS5677522A JPS5677522A (en) 1981-06-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4833878A (en) * 1987-04-09 1989-05-30 Solar Turbines Incorporated Wide range gaseous fuel combustion system for gas turbine engines
US4761948A (en) * 1987-04-09 1988-08-09 Solar Turbines Incorporated Wide range gaseous fuel combustion system for gas turbine engines

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JPS5677522A (en) 1981-06-25

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