JPS6133664A - 人工臓器類の蒸気滅菌方法 - Google Patents

人工臓器類の蒸気滅菌方法

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JPS6133664A
JPS6133664A JP15411584A JP15411584A JPS6133664A JP S6133664 A JPS6133664 A JP S6133664A JP 15411584 A JP15411584 A JP 15411584A JP 15411584 A JP15411584 A JP 15411584A JP S6133664 A JPS6133664 A JP S6133664A
Authority
JP
Japan
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bag
steam
sterilization
buffer
hollow needle
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Pending
Application number
JP15411584A
Other languages
English (en)
Inventor
長友 貞美
義行 溝口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Kasei Medical Co Ltd
Original Assignee
Asahi Medical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Medical Co Ltd filed Critical Asahi Medical Co Ltd
Priority to JP15411584A priority Critical patent/JPS6133664A/ja
Publication of JPS6133664A publication Critical patent/JPS6133664A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、人工腎臓等の人工臓器類を、内部に水又は水
溶液を充填して蒸気滅菌する方法に関する。
(従来技術と問題点) 人工臓器類の好ましい滅菌法として、内部に水又は生理
食塩水等の水溶液を充填した状態で、蒸気滅菌する方法
が採用されている。
この方法によれば1人工臓器類を、使用時の流体の流入
あるいは空気抜きといった面倒もなく、不純物も十分に
洗浄され、副作用の心配もない完全な滅菌状態で提供で
きる。
公知の方法としては、次の2方法がある。すなわち、 ■特開昭54−103297 F人工腎臓の熱滅菌方法
j人工腎臓の出入口の少くとも1つを圧力緩衝槽(又は
緩衝袋)に連結し、他の出入口は密栓した状態で、加熱
器中(オートクレーブの高温蒸怒中)で熱滅菌し、次い
で冷却後に、開口を無菌的に密封しく連結部を溶封した
り、あるいは栓を側管に装着して)、緩衝槽を除去する
方法。
■実開昭58−44748  F蒸気滅菌用バッグ」出
入口に軟質プラスチック酸の栓をし、内部に水等を充填
した医療用器材を、プラスチック酸で1部に軟質プラス
チックの部材を設けた包装用バッグに封入した後、緩衝
袋と連結した中空針を包装用バッグの軟質プラスチック
部材に穿針、貫通し、さらに医療用器材の出入口の1つ
に設けられた同様の軟質プラスチックの栓に穿孔して、
充填した水等と連通させる。次いで、この状態で蒸気滅
菌を行い、冷却後、針を抜きとり、包装用バッグと緩衝
体を分離する方法。
しかし、これらの2方法には、下記のような問題点があ
る。
■、の方法は、冷却後に人工腎臓の開口を無菌的に密封
する手段が容易でなく、さらに、包装用/ヘッダに収納
する作業には、無菌室が不可欠である。そして、全体の
作業工程からみて、菌汚染の生ずる危険度が高い。
■の方法は、包装用バッグが蒸気加熱室を兼ねているの
で、無菌状態が十分に保持できるメリットはあるが、中
空針を包装用バッグの軟質プラスチック部材に貫通した
後で、更に医療用器材の出入口の1つの栓に穿孔しなけ
ればならず、この作業が繁雑で難しい。
(発明の目的) 本発明は、公知方法の上記問題点を改善したもので、作
業が容易でしかも完全な無菌状態が得られる新規な蒸気
滅菌方法を提供するものである。
(発明の構成) 本発明の骨子は、下記の(イ)〜(ト)の各工程からな
る人工臓器類の蒸気滅菌方法にある。
(イ)人工臓器類の出入口を密封した栓の1つに、緩衝
袋に連結した中空針をさし込む。
(ロ)l端部に蒸気出入区域をもつプラスチッ、り製等
の滅菌用袋中に封入する。
(ハ)蒸気滅菌処理を行う。
(ニ)冷却後、人工臓器類を袋に入れたままで、緩衝袋
に連結した中空針を栓から抜く。
(ホ)中空針付き緩衝袋を蒸気出入区域の方へ移動する
(へ)袋を熱シールして、中空針付き緩衝袋を入れた蒸
気出入区域をもつ袋部分と、人工臓器類を入れた袋部分
(蒸気出入区域を全くもたないプラスチックのみ)に区
分する。
(ト)蒸気出入区域をもつ袋部分を切断分離する。
本発明で用いる人工臓器としては、図面には人工腎臓を
用いたl実施例を図示しているが、これに限定されるも
のではなく、内部に水又は生理食塩水その他の水溶液を
充填して蒸気滅菌するものであれば、いかなるものでも
良い。具体例とじては、半透膜又は吸着剤を含む人工腎
臓、腹水処理装置、人工肝臓、人工肺、人工すい臓、血
液分離装置等がある。
出入口を密封する栓としては、シリコン、天然ゴム、ブ
チルゴム等の十分な弾性をもち、130℃程度の耐熱性
を有する材料を用い、水又は水溶液等の蒸発性充填物質
が漏れないように密封する。
中空針付き緩衝袋としては、実開昭58744746号
等に用いられている公知の袋が使用できる。材質として
は、耐湿熱性で毒性のないものなら特に限定されない。
例えば、天然ゴム、シリコンゴム等のゴム状弾性体でも
、或は、ポリエステル、ナイロン等の弾性をもたないも
のでもよい。使用に際しては、袋内には水等を満たすか
、又はエアーを全部抜いた状態にしておく。
滅菌用袋は、プラスチック酸等の公知の耐熱性を有する
袋であり、高圧蒸気が通過できる和紙等の素材で構成し
た区域を1部に、出来れば1端部のみに設ける。蒸気滅
菌の際には、袋の外部の加熱蒸気が、この区域を通って
袋内に入り、中の人工臓器類を完全に熱滅菌する。この
区域の面積及び形状には特に限定はないが、最低0.7
85 c rrf(直径10mmの円形)程度は必要で
ある。
次に、本発明の1実施態様を図面によって説明する。
内部に、水又は、生理食塩水等の水溶液を充填し、各出
入口(2)には弾性体製の栓(3)を施した人工臓器(
1)を用意する。この人工臓器の栓の1つに、中空針付
き緩衝袋(4)の中空針をさし込む。次いで、これを和
紙等の蒸気出入区域(6)を端部に有する滅菌用袋(5
)中に挿入し密封する。
図1の状態で蒸気滅菌処理を行い、冷却後、袋中で袋を
介して、注射針を栓から抜き、緩衝袋(4)は蒸気出入
区域(6)の方へ移動させる(図2)。次いで、蒸気出
入区域(6)をもつ袋部分と、人工臓器(1)を入れた
袋部分とを、熱シール(7)によって区分する。緩衝袋
(4)を入れた袋部分は切断除去し、人工臓器(1)を
入れた袋部分を製品として収面する(図3)。この製品
は完全に滅菌されており、以後、無菌状態に保持される
(発明の効果) 本発明は、公知の蒸気滅菌方法に比べて、下記のような
利点を有している。
(イ)出入口の栓に直接中空針をさし込むのみで、緩衝
袋を容易に取付けることができる。
(ロ)*画用袋内での中空針付き緩衝袋の取外しが容易
である。
(ハ)製品を外気にふれること無く熱滅菌できるので、
安全性が優れている。
(ニ)切断された袋中の、中空針付き緩衝袋を再使用で
きる。
(ホ)中空針付き緩衝袋は、緩衝体として、簡単な構造
であり取扱いも容易である。
【図面の簡単な説明】
図1〜図3は、本発明の1実施態様を示す説明図で、図
1は、人工腎臓を滅菌用袋に封入した状態を、図2は、
抜きとった中空針付き緩衝袋を1端部に移動させた状態
を、図3は、熱シール後の切断を示す図である。 1人工腎臓      5滅菌用袋 2出入口       6蒸気出入区域3栓     
    7熱シール 4中空針付き緩衝袋

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 内部に水又は水溶液を充填され、かつ出入口に弾性体製
    の栓が施された、人工臓器類の蒸気滅菌方法であって、 (イ)緩衝袋に連結した中空針を、出入口のいずれか1
    つの栓にさし込む、 (ロ)1端部に和紙等からなる蒸気出入区域をもつ滅菌
    用袋中に封入する、 (ハ)蒸気滅菌処理を行う、 (ニ)冷却後、滅菌用袋の中に入れたままで、緩衝袋に
    連結した中空針を栓から抜く、 (ホ)中空針付き緩衝袋を、蒸気出入区域の方へ移動さ
    せる、 (ヘ)滅菌用袋を熱シールして、緩衝袋に連結した中空
    針を入れた蒸気出入区域をもつ袋部分と、人工臓器類を
    入れた袋部分とに区分する、 (ト)蒸気出入区域をもつ袋部分を切断分離する、 の各工程からなる蒸気滅菌方法。
JP15411584A 1984-07-26 1984-07-26 人工臓器類の蒸気滅菌方法 Pending JPS6133664A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020531101A (ja) * 2017-08-17 2020-11-05 ガンブロ・ルンディア・エービーGambro Lundia Ab 水充填機器の滅菌方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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