JPS609818B2 - 人工臓器 - Google Patents
人工臓器Info
- Publication number
- JPS609818B2 JPS609818B2 JP54025434A JP2543479A JPS609818B2 JP S609818 B2 JPS609818 B2 JP S609818B2 JP 54025434 A JP54025434 A JP 54025434A JP 2543479 A JP2543479 A JP 2543479A JP S609818 B2 JPS609818 B2 JP S609818B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blood
- hydraulic pressure
- dialysate
- artificial
- pressure relief
- Prior art date
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- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D65/00—Accessories or auxiliary operations, in general, for separation processes or apparatus using semi-permeable membranes
- B01D65/02—Membrane cleaning or sterilisation ; Membrane regeneration
- B01D65/022—Membrane sterilisation
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61L—METHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
- A61L2/00—Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor
- A61L2/02—Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor using physical phenomena
- A61L2/04—Heat
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D2321/00—Details relating to membrane cleaning, regeneration, sterilization or to the prevention of fouling
- B01D2321/32—By heating or pyrolysis
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- External Artificial Organs (AREA)
- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
- Prostheses (AREA)
- Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
- Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)
- Detergent Compositions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は人工臓器に関する。
人工じん臓等の人工臓器の滅菌方法としてはこれら臓器
内にホルマリン等の殺菌剤入り水溶液を充填する方法、
エチレンオキサィド等の滅菌ガスを充填する方法など殺
菌剤を使用する方法が知られている。
内にホルマリン等の殺菌剤入り水溶液を充填する方法、
エチレンオキサィド等の滅菌ガスを充填する方法など殺
菌剤を使用する方法が知られている。
しかし、このような従来の方法では殺菌剤が人体に有害
であるため、使用時に人工臓器内を洗浄する必要がある
。この場合、生理食塩水等による内容液交換時における
ホルメアルヒドの残留、クロルヒドリン等の有害物の生
成などの問題、あるいは殺菌剤除去等に費される多くの
手間など多くの問題があり、必ずしも満足な方法とは云
えない。そのため、上記の如き薬剤を使用せずに人工臓
器内に生理食塩水を充満させ、オートクレープにより加
圧，加熱滅菌する方法が提案されている。
であるため、使用時に人工臓器内を洗浄する必要がある
。この場合、生理食塩水等による内容液交換時における
ホルメアルヒドの残留、クロルヒドリン等の有害物の生
成などの問題、あるいは殺菌剤除去等に費される多くの
手間など多くの問題があり、必ずしも満足な方法とは云
えない。そのため、上記の如き薬剤を使用せずに人工臓
器内に生理食塩水を充満させ、オートクレープにより加
圧，加熱滅菌する方法が提案されている。
この場合、充填された生理食塩水の熱膨張等による人工
臓器のひび割れ、破壊のおそれがあり、この問題を解決
しなければならない。この解決法として、従来、人工臓
器の血液ポ−トあるいは透析液ボートにカニュラ付き緩
衝袋を導通させ、その状態でオートクレープ滅菌をおこ
ない、滅菌後この緩衝袋を抜き去り包装し、この包装体
を再びエチレンオキサィドガスで滅菌する方法、あるい
は人工臓器の血液ボートあるいは透析液ボートに変形可
能な袋状桂体を取着し、オートクレープ滅菌後、この袋
状本全体を取りはずし、通常のゴムキ全等で置換し、無
菌雰囲気中で包装する方法等が提案されている。しかし
、これらの方法はオートクレープ滅菌後、滅菌包装体を
得るまでの工程が繁雑であり、多くの手数を要するとと
もにオートクレープ滅菌後の後処理の間に再汚染のおそ
れもある。すなわち、前者のカニュラ付き緩衝袋を使用
する方法にあっては、カニュラ刺通個所のカビ、細菌等
による汚染、また後者の袋状千全体を使用する方法にあ
っては袋状栓体と通常のキャップとの置換および包装を
完全な無菌状態でおこなうことが極め．て困難であるな
どの問題がある。さらに、これら従来の方法はオートク
レーフ後の冷却水による冷却も包装前におこなわれるた
め、これによる汚染に対しても配慮する必要がある。こ
の発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、オー
トクレープ等による加圧，加熱滅菌に適し、滅菌後の後
処理の手数を省くことができ、使用時における血液回路
等との連結も極めて簡単におこなうことが可能な人工臓
器を提供することを目的とする。
臓器のひび割れ、破壊のおそれがあり、この問題を解決
しなければならない。この解決法として、従来、人工臓
器の血液ポ−トあるいは透析液ボートにカニュラ付き緩
衝袋を導通させ、その状態でオートクレープ滅菌をおこ
ない、滅菌後この緩衝袋を抜き去り包装し、この包装体
を再びエチレンオキサィドガスで滅菌する方法、あるい
は人工臓器の血液ボートあるいは透析液ボートに変形可
能な袋状桂体を取着し、オートクレープ滅菌後、この袋
状本全体を取りはずし、通常のゴムキ全等で置換し、無
菌雰囲気中で包装する方法等が提案されている。しかし
、これらの方法はオートクレープ滅菌後、滅菌包装体を
得るまでの工程が繁雑であり、多くの手数を要するとと
もにオートクレープ滅菌後の後処理の間に再汚染のおそ
れもある。すなわち、前者のカニュラ付き緩衝袋を使用
する方法にあっては、カニュラ刺通個所のカビ、細菌等
による汚染、また後者の袋状千全体を使用する方法にあ
っては袋状栓体と通常のキャップとの置換および包装を
完全な無菌状態でおこなうことが極め．て困難であるな
どの問題がある。さらに、これら従来の方法はオートク
レーフ後の冷却水による冷却も包装前におこなわれるた
め、これによる汚染に対しても配慮する必要がある。こ
の発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、オー
トクレープ等による加圧，加熱滅菌に適し、滅菌後の後
処理の手数を省くことができ、使用時における血液回路
等との連結も極めて簡単におこなうことが可能な人工臓
器を提供することを目的とする。
すなわち、この発明は一対の血液ボート及び透析液ボー
トを有し、さらに血液処理機構を内蔵するとともに、人
体に無害な溶液を充満させた装置本体と、一端が該血液
ボートあるいは透析液ポ−トのいずれかに取付けられ、
該一端付近に設けられた細孔を介して前記血液ポ−トあ
るいは透析液ボートと運通し、かつ他端が閉塞しており
、さらに加圧，加熱滅菌時の上記液体の膨張分を吸収し
得る量の気体を収容した非膨張性液圧緩和管体とを具備
していることを特徴とする人工臓器を提供するものであ
る。
トを有し、さらに血液処理機構を内蔵するとともに、人
体に無害な溶液を充満させた装置本体と、一端が該血液
ボートあるいは透析液ポ−トのいずれかに取付けられ、
該一端付近に設けられた細孔を介して前記血液ポ−トあ
るいは透析液ボートと運通し、かつ他端が閉塞しており
、さらに加圧，加熱滅菌時の上記液体の膨張分を吸収し
得る量の気体を収容した非膨張性液圧緩和管体とを具備
していることを特徴とする人工臓器を提供するものであ
る。
以下、この発明を図示の実施例に基づいて説明する。
第１図はこの発明をホローフアィバー型人工じん臓装置
に適用した場合を示すもので、装置本体１と液圧緩和管
体２とからなっている。
に適用した場合を示すもので、装置本体１と液圧緩和管
体２とからなっている。
装置本体１はほぼ円筒状をなし、左右両端に血液ボート
３，４が突設され、さらに左右両端近傍の周壁面にそれ
ぞれ透析液ボート５，６が同一方向に突設されている。
装置本体１内部には多数のホローファィバー７が装置本
体１の長手向に沿ってほぼ平行に収容されていて、該ホ
ローフアイバー７の内部通路は血液ボート３，４と導通
し、その外側間隙は透析液ボート５．６と導適している
。また、この装置本体１内部にはホローフアィバー７内
部を含めて予め減圧にて脱泡処理した生理食塩水８で充
満されている。この場合、生理食塩水８はオートクレー
プ等による加熱処理前において、透析液ボート５，６側
を上にした状態のとき、装置本体１の筒体内に空隙が残
らない程度、好ましくは透析液ボート５，６内にも満さ
れる程度に充填する。液圧緩和管体２は非膨張性材料た
とえばポリカーボネート，ポリプロピレン等のポリアル
キレン，ポリ塩化ビニル，ポリアミド，ポリェステル，
２−メチルベンテン等の合成樹脂、金属等からなり、両
端７，８が透析液ボート５，６の開□部と気密に接合し
、一方の端部７には膜９が該管体２通路を完全に封鎖す
るようにして設けられ、他方の端部８には液体の通過を
許容する細孔１０を有する腰１１が設けられている。
３，４が突設され、さらに左右両端近傍の周壁面にそれ
ぞれ透析液ボート５，６が同一方向に突設されている。
装置本体１内部には多数のホローファィバー７が装置本
体１の長手向に沿ってほぼ平行に収容されていて、該ホ
ローフアイバー７の内部通路は血液ボート３，４と導通
し、その外側間隙は透析液ボート５．６と導適している
。また、この装置本体１内部にはホローフアィバー７内
部を含めて予め減圧にて脱泡処理した生理食塩水８で充
満されている。この場合、生理食塩水８はオートクレー
プ等による加熱処理前において、透析液ボート５，６側
を上にした状態のとき、装置本体１の筒体内に空隙が残
らない程度、好ましくは透析液ボート５，６内にも満さ
れる程度に充填する。液圧緩和管体２は非膨張性材料た
とえばポリカーボネート，ポリプロピレン等のポリアル
キレン，ポリ塩化ビニル，ポリアミド，ポリェステル，
２−メチルベンテン等の合成樹脂、金属等からなり、両
端７，８が透析液ボート５，６の開□部と気密に接合し
、一方の端部７には膜９が該管体２通路を完全に封鎖す
るようにして設けられ、他方の端部８には液体の通過を
許容する細孔１０を有する腰１１が設けられている。
これら膜９，１１間の管体２の内部容積（気体収容積）
は滅菌処理時におけるオートクレープ温度で加熱したと
きの生理食塩水の体積膨張を管体２内の気体の圧縮によ
って十分に吸収でき、かつ、このような生理食塩水の体
積膨張による装置内部全体の圧力増加が装置の耐圧限度
以上にならないように考慮して設定する必要がある。具
体例としては全内部容積５００地の装置本体において、
この管体２の上記内部容積として５０の〜６０洲であれ
ばオートクレーブ滅菌条件、温度１１５００、圧力１．
９ｋｇで装置のシール部分の液もれを生じさせることな
く実施することが可能である。管２の一端の膜１１に穿
設される紬孔１０の大きさについては特に制限はないが
、管２内空気と生理食塩水との置換をできるだけ避ける
ため、可能なかぎり小さいことが好ましい。このような
人工じん豚装置を加熱滅菌する場合、まず人工じん臓装
置の主要部ないし全体を真空包装その他の方法によって
気密に包装し、ついで液圧緩和管体２を上にした状態で
オートクレープ内に収容し、常法により所定の加圧，加
熱下で滅菌処理をおこなう。
は滅菌処理時におけるオートクレープ温度で加熱したと
きの生理食塩水の体積膨張を管体２内の気体の圧縮によ
って十分に吸収でき、かつ、このような生理食塩水の体
積膨張による装置内部全体の圧力増加が装置の耐圧限度
以上にならないように考慮して設定する必要がある。具
体例としては全内部容積５００地の装置本体において、
この管体２の上記内部容積として５０の〜６０洲であれ
ばオートクレーブ滅菌条件、温度１１５００、圧力１．
９ｋｇで装置のシール部分の液もれを生じさせることな
く実施することが可能である。管２の一端の膜１１に穿
設される紬孔１０の大きさについては特に制限はないが
、管２内空気と生理食塩水との置換をできるだけ避ける
ため、可能なかぎり小さいことが好ましい。このような
人工じん豚装置を加熱滅菌する場合、まず人工じん臓装
置の主要部ないし全体を真空包装その他の方法によって
気密に包装し、ついで液圧緩和管体２を上にした状態で
オートクレープ内に収容し、常法により所定の加圧，加
熱下で滅菌処理をおこなう。
この場合、充填された生理食塩水は細孔１０を介して液
圧緩和管体２内に流入し、該管２の中間位置まで侵入す
るが、滅菌処理後そのままの状態で冷却することによっ
て、再び加熱前の位置まで戻る。このようにして、滅菌
処理した人工じん臓装置はこの包装体に収容されたまま
の状態で販売、使用に供され、従来の如き滅菌処理後の
後処理を何んら要しない。第２図はこの発明を人工肝臓
装置に適用した場合の例を示すもので、内部に活性炭粒
子２０を充填した装置本体２１と、該装置本体２１の両
端に突設された血液ボート２２，２３にそれぞれ両端を
薮合させた液圧緩和管体２４とからなる。
圧緩和管体２内に流入し、該管２の中間位置まで侵入す
るが、滅菌処理後そのままの状態で冷却することによっ
て、再び加熱前の位置まで戻る。このようにして、滅菌
処理した人工じん臓装置はこの包装体に収容されたまま
の状態で販売、使用に供され、従来の如き滅菌処理後の
後処理を何んら要しない。第２図はこの発明を人工肝臓
装置に適用した場合の例を示すもので、内部に活性炭粒
子２０を充填した装置本体２１と、該装置本体２１の両
端に突設された血液ボート２２，２３にそれぞれ両端を
薮合させた液圧緩和管体２４とからなる。
液圧緩和管体２４は第１図の実施例同様にプラスチック
、金属等の非膨張性材料からつくられ、一方の端部２５
は細孔２６を介して血液ボート２２と導通し、他端２７
は膜２８によって、血液ボート２３との導通が妨げられ
ている。装置本体２１内部には予め減圧にて脱泡処理し
た生理食塩水２９で充満されている。この場合、生理食
塩水２９は加熱滅菌処理前においては装置本体１内に空
隙が残らない程度、すなわち、液圧緩和管体２４を上に
した状態のとき、図中、線Ａよりも少なくとも上方に液
面がくるようにし、かつ、加熱滅菌時の生理食塩水２９
の体積増加を十分に吸収し得る気体空間が液圧緩和管体
２４内に残存するように考慮する必要がある。したがっ
て、液圧緩和管体２４の大きさはその内部容積が充填さ
れた生理食塩水のオートクレープ温度における体積増加
を該管体２４内の気体の圧縮によって十分に吸収でき、
かつ、このような充填液の体積膨張による装置全体の内
部圧力増加が装置の耐圧限度以上にならないように考慮
して決定する必要がある。液圧緩和管体２４の一端に設
けられた紬孔２６の大きさについては第１図の例と同様
に数、大きさについて特に制限はないができるだけ小さ
いものが好ましい。
、金属等の非膨張性材料からつくられ、一方の端部２５
は細孔２６を介して血液ボート２２と導通し、他端２７
は膜２８によって、血液ボート２３との導通が妨げられ
ている。装置本体２１内部には予め減圧にて脱泡処理し
た生理食塩水２９で充満されている。この場合、生理食
塩水２９は加熱滅菌処理前においては装置本体１内に空
隙が残らない程度、すなわち、液圧緩和管体２４を上に
した状態のとき、図中、線Ａよりも少なくとも上方に液
面がくるようにし、かつ、加熱滅菌時の生理食塩水２９
の体積増加を十分に吸収し得る気体空間が液圧緩和管体
２４内に残存するように考慮する必要がある。したがっ
て、液圧緩和管体２４の大きさはその内部容積が充填さ
れた生理食塩水のオートクレープ温度における体積増加
を該管体２４内の気体の圧縮によって十分に吸収でき、
かつ、このような充填液の体積膨張による装置全体の内
部圧力増加が装置の耐圧限度以上にならないように考慮
して決定する必要がある。液圧緩和管体２４の一端に設
けられた紬孔２６の大きさについては第１図の例と同様
に数、大きさについて特に制限はないができるだけ小さ
いものが好ましい。
この人工肝臓装置の加熱滅菌する方法および作用効果は
第１図の人工じん臓装置の場合と全く同様である。
第１図の人工じん臓装置の場合と全く同様である。
ただし、人工肝臓装置の場合は使用前における気体の混
入を可成りきびしく防止する必要があるので、加熱滅菌
後、紬孔２６が設けられた方の液圧緩和管体２４端部を
クレンメ等のクランプ手段によって密閉することが好ま
しい。このクレンメ等は人工肝臓装置を包装する前に該
管体２４にあらかじめ取付けておき、オートクレープ終
了後、包装体の上から操作するようにしてもよい。上記
第１図および第２図の実施例において、液圧緩和管体と
して、両端を透析液ボートあるいは血液ボートに蝦合固
定するものについて述べたが、これに限らず、液圧緩和
管体の閉塞端部、すなわち、細孔１０，２６が設けられ
ていない方の端部は必ずしも血液ボートあるいは透析液
ボートに接合、固定させる必要はなく、装置本体の他の
適当な個所に接続させてもよく、また第３図に示すよう
に特に固定させずに装置本体から遊離した自由端として
もよい。
入を可成りきびしく防止する必要があるので、加熱滅菌
後、紬孔２６が設けられた方の液圧緩和管体２４端部を
クレンメ等のクランプ手段によって密閉することが好ま
しい。このクレンメ等は人工肝臓装置を包装する前に該
管体２４にあらかじめ取付けておき、オートクレープ終
了後、包装体の上から操作するようにしてもよい。上記
第１図および第２図の実施例において、液圧緩和管体と
して、両端を透析液ボートあるいは血液ボートに蝦合固
定するものについて述べたが、これに限らず、液圧緩和
管体の閉塞端部、すなわち、細孔１０，２６が設けられ
ていない方の端部は必ずしも血液ボートあるいは透析液
ボートに接合、固定させる必要はなく、装置本体の他の
適当な個所に接続させてもよく、また第３図に示すよう
に特に固定させずに装置本体から遊離した自由端として
もよい。
なお、本第３図中の符号は第１図の符号と対応するもの
である。また、装置本体内に予め充填する液体としては
上記生理食塩水に限らず、ヘパリン水溶液、グリセリン
水溶液、蒸留水等生体に悪影響を及ぼすおそれのない液
体を適宜使用し得る。
である。また、装置本体内に予め充填する液体としては
上記生理食塩水に限らず、ヘパリン水溶液、グリセリン
水溶液、蒸留水等生体に悪影響を及ぼすおそれのない液
体を適宜使用し得る。
以上、詳述したようにこの発明に係わる人工臓器は気体
を収容した非膨張性の液圧緩和管体を用いて、加熱滅菌
時の液体膨張を吸便するようにしたから、該人工臓器を
真空包装等により包装した状態で効果的に加熱滅菌する
ことが可能となり、そのため、従来の如く包装時に再び
滅菌処理を施す必要もなく、また、加熱滅菌後に緩衝袋
を取りはずすなどの手間も不要となり、衛生上および製
造工程上極めて有利となる。
を収容した非膨張性の液圧緩和管体を用いて、加熱滅菌
時の液体膨張を吸便するようにしたから、該人工臓器を
真空包装等により包装した状態で効果的に加熱滅菌する
ことが可能となり、そのため、従来の如く包装時に再び
滅菌処理を施す必要もなく、また、加熱滅菌後に緩衝袋
を取りはずすなどの手間も不要となり、衛生上および製
造工程上極めて有利となる。
なお、上記説明においてはこの発明を人工じん豚、人工
肝臓に応用した例し、ついて述べたが、その他、人工腕
等、血液その他流体を取り扱うこの種医療装置にも適用
することも可能である。
肝臓に応用した例し、ついて述べたが、その他、人工腕
等、血液その他流体を取り扱うこの種医療装置にも適用
することも可能である。
また、液圧緩和管体として、〜端が紐孔を介して装置本
体と運通し、他端が閉塞している例について述べたが、
これに限らず、両端が装置本体と運通しているものでも
よい。この場合は、オートクレープ等による加熱滅菌終
了後、少なくともいずれか一端をクランプ手段で密閉す
るようにする。
体と運通し、他端が閉塞している例について述べたが、
これに限らず、両端が装置本体と運通しているものでも
よい。この場合は、オートクレープ等による加熱滅菌終
了後、少なくともいずれか一端をクランプ手段で密閉す
るようにする。
第１図は本発明の−実施例に係わる人工じん勝装置の一
部切欠側面図、第２図は本発明の他の実施例に係わる人
工肝臓装置の一部切欠側面図、第３図は本発明の他の実
施例に係わる人工じん臓装置の要部を示す側面図である
。 図中、１・・・装置本体、２・・・液圧緩和管体、３，
４・・・血液ボート、５，６・・・透析液ボート、７・
・・ホロ−ファイバー、８…生理食塩水、９，１１…膜
、１０・・・紬孔、２０・・・活性炭粒子、２１・・・
装置本体、２２，２３・・・血液ボート、２４・・・液
圧緩和管体、２５・・・端部、２６・・・紬孔、２７・
・・池端、２８…膜、２９・・・生理食塩水。 第１図 第２図 第３図
部切欠側面図、第２図は本発明の他の実施例に係わる人
工肝臓装置の一部切欠側面図、第３図は本発明の他の実
施例に係わる人工じん臓装置の要部を示す側面図である
。 図中、１・・・装置本体、２・・・液圧緩和管体、３，
４・・・血液ボート、５，６・・・透析液ボート、７・
・・ホロ−ファイバー、８…生理食塩水、９，１１…膜
、１０・・・紬孔、２０・・・活性炭粒子、２１・・・
装置本体、２２，２３・・・血液ボート、２４・・・液
圧緩和管体、２５・・・端部、２６・・・紬孔、２７・
・・池端、２８…膜、２９・・・生理食塩水。 第１図 第２図 第３図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 一対の血液ポート及び透析液ポートを有し、さらに
血液処理機構を内蔵するとともに、人体に無害な溶液を
充満させた装置本体と、一端が該血液ポートあるいは透
析液ポートのいずれかに取付けられ、該一端付近に設け
られた細孔を介して前記血液ポートあるいは透析液ポー
トと連通し、かつ他端が閉塞しており、さらに加圧，加
熱滅菌時の上記液体の膨張分を吸収し得る量の気体を収
容した非膨張性液圧緩和管体とを具備していることを特
徴とする人工臓器。 ２ 上記液圧緩和管体の該一端と反対側の他端は透析液
ポートは血液ポートに嵌着されている特許請求の範囲第
１項記載の人工臓器。
Priority Applications (12)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54025434A JPS609818B2 (ja) | 1979-03-05 | 1979-03-05 | 人工臓器 |
| NLAANVRAGE8020082,A NL185000C (nl) | 1979-03-05 | 1980-03-05 | Kunstorgaan met een houder voor een bloedbehandelingsinrichting, alsmede werkwijze voor het steriliseren van het kunstorgaan. |
| AT0901780A AT374368B (de) | 1979-03-05 | 1980-03-05 | Kuenstliches hitzesterilierbares organ |
| US06/212,726 US4376051A (en) | 1979-03-05 | 1980-03-05 | Sterilization of an artificial organ |
| CH8338/80A CH653894A5 (de) | 1979-03-05 | 1980-03-05 | Kuenstliches organ und verfahren zu dessen sterilisation. |
| GB8034743A GB2055618B (en) | 1979-03-05 | 1980-03-05 | Sterilization of artificial organ |
| DE3036782T DE3036782C2 (de) | 1979-03-05 | 1980-03-05 | Künstliches Organ und Verfahren zur Wärmesterilisierung desselben |
| PCT/JP1980/000039 WO1980001876A1 (en) | 1979-03-05 | 1980-03-05 | Sterilization of artificial organ |
| EP80900501A EP0024439B1 (en) | 1979-03-05 | 1980-09-24 | Sterilization of artificial organ |
| SE8007664A SE445087B (sv) | 1979-03-05 | 1980-10-31 | Konstgjort organ anpassat for termisk sterilisering |
| DK467980A DK162738C (da) | 1979-03-05 | 1980-11-04 | Varmesteriliserbart kunstigt organ til blodrensning |
| NO803310A NO151571C (no) | 1979-03-05 | 1980-11-04 | Varmesteriliserbar blodrenseanordning |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54025434A JPS609818B2 (ja) | 1979-03-05 | 1979-03-05 | 人工臓器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55118757A JPS55118757A (en) | 1980-09-11 |
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