JPS6133590Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6133590Y2
JPS6133590Y2 JP16226678U JP16226678U JPS6133590Y2 JP S6133590 Y2 JPS6133590 Y2 JP S6133590Y2 JP 16226678 U JP16226678 U JP 16226678U JP 16226678 U JP16226678 U JP 16226678U JP S6133590 Y2 JPS6133590 Y2 JP S6133590Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
hand
display
magnets
minute
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16226678U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5578981U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16226678U priority Critical patent/JPS6133590Y2/ja
Publication of JPS5578981U publication Critical patent/JPS5578981U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6133590Y2 publication Critical patent/JPS6133590Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electromechanical Clocks (AREA)
  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は指針により時刻表示を行なう、いわ
ゆるアナログ表示時計に使用される螢光表示管に
関するもので、特にその時刻表示の鮮明度を高め
たものである。
暗所での表示を鮮明に行なわせるために、アナ
ログ表示時計の指針及び表示盤の数字又はこれに
対応する表示部分に螢光物質を塗布することが行
なわれている。又表示盤上にその中心から放射状
に多数の線状螢光体陽極を形成しておき、その陽
極を時刻表示デイジタル信号により選択すると共
に、陽極及び陰極間に配設された円板状体もしく
はこれと同心のドーナツ状体の外格子を選択制御
して選択された陽極を長針或いは短針として表示
して時刻表示を行なうことも提案されている。
しかし指針と表示盤の数字もしくはこれに対応
する表示部分に螢光物質を塗布する方式のもので
は鮮明な表示が得なれず、又完全に光がない所で
はその時刻表示が不可能である。
又表示盤上に形成した放射状螢光体陽極を使用
した螢光表示管の場合は、指針の回転が連続的で
なく高分解能が得られず、完全なアナログ表示を
することは不可能である。さらにこの形式のもの
では三針表示させようとすると、その構造が極め
て複雑なものとなる。
この考案は、これら従来の装置での難点を解決
し、構造が簡単で表示が鮮明、且つ高分解能のア
ナログ螢光表示が可能な時計用アナログ螢光表示
管を提供することを目的とするものである。以下
この考案の時計用アナログ螢光表示管をその実施
例に基づき図面を使用して詳細に説明する。
第1図はこの考案の第1の実施例の構成を示す
もので、中空円盤状のガラス製背面筐体12aの
前面が透明ガラスの前面板12bで塞がれて気密
筐体12が構成されている。背面筐体12aには
その中心部で後方に突出した中空柱状の収納室1
1が形成されている。この背面筐体12a及び前
面板12bはその周縁部が互に溶着され、その内
部は真空に保持されている。
背面筐体12aに形成された収納室11内には
駆動用モータ13がその回転軸を筐体12の中心
軸とほゞ一致させて配設収納されている。駆動用
モータ13の回転軸に時計用減速ギヤ部15が取
付けられている。この時計用減速ギヤ部15も収
納室11内に収納され、この時計用減速ギヤ部1
5の出力軸からは、時針16、分針17及び秒針
18がそれぞれ取出され、これらの角回転速度比
が、1:12:720となるように設定されてい
る。
背面筐体12aの底面に回転軸14を中心とす
る円盤状の文字表示盤19が、例えばその裏面に
接着剤が付されて貼着固定されている。この文字
表示盤19上には時間用表示20−11,20−
12,…分用表示20−21,20−22,…が
その周辺に沿つて配列されている。この時間用表
示及び分用表示20−11,20−12…20−
21,20−22…は導電性の電極を構成し、表
面に螢光体が形成され、その端部は一括して陽極
端20に接続されている。陽極端20は背面筐体
12aの底面より外部に突出した構成となつてい
る。
背面筐体12aの底面の周辺部に複数個例えば
2個の陰極支柱21a,21bが筐体の軸心に対
し互に反対側で背面筐体12aの底板上の周縁の
近傍に植設されている。この複数個の陰極支柱2
1a,21b…間に複数本の線状陰極23がほゞ
等間隔で架張されている。これ等の陰極23は時
針16、分針17及び秒針18に対してその前面
側に対向配設されている。
陰極23として使用される導線は極めて細く且
つその太さに比較して充分大きな間隔で配設され
ているので、透明な前面筐体12bを通して背面
筐体12aの底面に取付けられた文字表示盤19
上の時間用表示20−11,20−12…、分用
表示20−21,20−22,…及びその文字表
示盤19に近接した位置で移動する時針16、分
針17及び秒針18を視覚でとらえる際に障害を
生ずることはない。
複数個の陰極支柱21a,21bの内側に、こ
れらと接近して複数個の格子支柱22a,22b
がそれぞれ背面筐体12aの底面に植設されてい
る。これらの複数個の格子支柱22a,22bに
よつて陰極23と時針16、分針17及び秒針1
8間に網状格子24が張設されている。
この格子24を形成する導線も極めて細いた
め、透明な前面筐体12bを通して文字表示盤1
9上の時間用表示20−11,20−12…及び
分用表示20−21,20−22…及びその文字
表示盤19に近接した位置で移動する時針16、
分針17及び秒針18を視覚でとらえる際に障害
を生ずることはない。
複数個の陰極支柱21a,21b…は互に電気
的に接続され、例えば陰極支柱21aと一体の陰
極端子25が背面筐体12aの背面より外部に導
出されている。同様にして複数個の格子支柱22
a,22b…も互に電気的に接続され、例えば格
子支柱22aと一体に形成された格子端子26が
背面筐体12aの背面より外部に取出されてい
る。
時計用減速ギヤ部15の出力軸に取付けられ、
その廻りに回転する時針16分針17及び秒針1
8はそれぞれ電気的導体で形成され互に電気的に
結合されて陽極を構成している。又これらの時針
16、分針17及び秒針18の筐体12の前面側
の所定部分には螢光体層が形成されている。互に
電気的に接続された時針16、分針17及び秒針
18は陽極端20に接続されている。
この第1の実施例のものでは、図示していない
外部の時計信号発生器から例えば60Hzのパルス信
号がモータ13に与えられて駆動される。この駆
動用モータ13の回転軸14に得られる回転は時
計用減速ギヤ部15に与えられ、その出力軸から
同軸的に取出されている時針16、分針17及び
秒針18をそれぞれ回転させる。時計用ギヤ部1
5でギヤの設定により時針16、分針17及び秒
針18は、1:12:720の回転速度比で回転
し、文字表示盤19上の時間用表示20−11,
20−12…及び分用表示20−21,20−2
2…を指示することにより時間表示が行なわれ
る。
図示していない電源供給手段により、陰極端2
5と格子端26及び陽極端20との間に通常の螢
光表示管におけると同様な所定の関係の電圧が印
加される。各電極にこのようにして所定の電圧が
印加されると陰極23から放出された電子が時針
16、分針17、秒針18及び時間用表示20−
11,20−12…及び分用表示20−21,2
0−22…に達し、これら時針16、分針17、
秒針18及び文字表示盤19上の時間用表示20
−11,20−12…及び分用表示20−21,
20−22…の螢光体が一様に励起される。
このために時針16、分針17、秒針18と文
字表示盤19上の時間用表示20−11,20−
12…及び分用表示20−21,20−22…が
コントラストよく一様に螢光を発し、時刻が鮮明
に表示され、可成り明るい場所でも時刻が鮮明に
表示され暗所でのみ読み取りが容易になる。
第3図a及びbは、この考案の時計用アナログ
螢光表示管の第2の実施例の収納室11と外部の
駆動部との構成を示すもので、この実施例におい
ては、背面筐体12aに設けられた収納室11に
は時計用減速ギヤ部15が配設され、この時計用
減速ギヤ部15の出力軸と反対側の軸に、ロータ
29が軸支されている。このロータ29の中心軸
に対して対称な円周上の二個所に、同一極性の磁
石29−a,29−bが付設されている。
この実施例においては、第1の実施例の場合収
納室11内に配設されていた駆動用モータ13は
筐体12の外部で収納室11の背後に配置され
る。駆動用モータ13の回転軸にはロータ30が
軸支され、駆動用モータ13の回転に伴つて収納
室11内のロータ29の面に近接した平行な面内
で回転するように構成されている。
第3図aの例では、このロータ30の半径はほ
ぼロータ29の半径と同一に形成され、その周辺
部の二個所で中心軸に対して対称な位置に同一極
性の磁石30−a,30−bが付設されている。
この磁石30−a,30−bの極性はロータ29
の磁石29−a,29−bと逆極性のもので形成
されている。従つて第3図aに示す例では磁石2
9−a,30−a及び磁石29−b,30−b間
に図示点線Hのように磁界が形成される。
又第3図bに示す例では、ロータ30の半径は
収納室11の半径よりも大に設定され、ロータ3
0の中心に対称な円周上の二個所にロータ30の
面にほゞ直角方向に収納室11の端部を挾むよう
な形で同一極性の磁石30−a,30−bが取り
付けられている。この磁石30−a,30−bの
極性は収納室11内のロータ29の磁石29−
a,29−bの極性とは逆に設定されている。従
つてこの例では第3図bに点線Hで示したように
磁石29−a,30−a及び29−b,30−b
間で磁界が形成される。
この第2の実施例においては、蓋体12の背部
の収納室11の外部から駆動用モータ13を回転
させる。この回転によりロータ30が、収納室1
1内のロータ29の面にほゞ平行な面内で回転す
るため、それに伴つてロータ30の周辺部に配設
された磁石30−a,30−bも回転する。従つ
てロータ30の磁石30−a,30−bとロータ
29の磁石29−a,29−bとは、一回転に2
度づつロータ29の磁石29−aもしくは29−
bとロータ30の磁石30−aもしくは30−b
とが対向した状態になる。
第3図a及びbに示す例のものでは、ロータ2
9の中心を通つて磁石29−aと29−bのそれ
ぞれの中心を結ぶ線と、ロータ30の中心を通つ
て磁石30−aと30−bのそれぞれの中心を結
ぶ線とがロータ29及び30の回転軸を含む同一
面上に存在する対向位置でロータ29を垂直に通
過する磁界が最大となる。
従つてこの状態で最大の磁界が通過するロータ
29上の円板周辺部の点を考えると、この最大磁
界生成の前後でその磁界は時間的に増加もしくは
減少し貫通磁束に時間的な変化が生じている。こ
のためにレンツの法則により磁束の変化を妨げよ
うとする方向にこの磁束の変化点を中心にして渦
電流が発生する。従つてロータ29の中心方向に
向かう渦電流の部分では、フアラデーの右手の法
則によつてロータ29の円周方向に力が働き、ロ
ータ29は収納室11内で回転を継続する。この
回転は駆動用モータ13の回転に同期して行なわ
れるので、ロータ29の回転軸に接続した時計用
減速速ギヤ部15の作動によつて、この第2の実
施例の場合も第1の実施例の場合と同様に時針1
6、分針17及び秒針18の時間表示駆動が行な
われる。
この第2の実施例の収納室11以外の筐体12
内の溝造及び動作は既述の第1の実施例の場合と
同一である。
第1及び第2の実施例において、ロータ29を
導電体で作成しておくと、磁石29−a,29−
bを省いた構造とすることができる。又導体部分
を有するロータ29と鎖交する磁束の変化による
のでなく、単にロータ29上の磁石29−a,2
9−bとロータ30の上の磁石30−a,30−
bとの磁気的吸引力により段階的にロータ29を
回転させる構造のものとすることも可能である。
第4図はこの考案のアナログ螢光表示時計の第
3の実施例の収納室11と外部の駆動部の構成を
示すもので、第2の実施例のものとはその外部の
駆動部のみが異つている。即ち、この実施例では
円周上に複数個のコイルを配列しこれに電源を印
加して回転磁界を形成可能な回転磁界発生器31
が収納室11の背部に配設されている。
回転磁界発生器31を作動させて回転磁界を形
成することにより、収納室11内のロータ29の
磁石29−a,29−bには磁界の時間的な変化
が与えられ、ロータ29周辺部を垂直に切る磁束
の時間的変化が発生する。従つて第2の実施例の
ものと同様にフアラデーの右手の法則によつて、
この場合もロータ29を回転させることができ
る。この場合にもロータ29を導電体で作成し、
その上の磁石29−a,29−bを省くことが可
能である。又形成された回転磁界によりロータ2
9上の磁石29−a,29−bに段階的な磁気的
吸引力を及ぼしロータ29を回転させる構造のも
のとすることも可能である。
又第2及び第3の実施例においては、ロータ2
9上の磁石及びロータ30上の磁石の数はそれぞ
れ2個に限らず、対となる何組かで構成すること
も可能である。第1、第2及び第3の実施例のい
ずれにおいても、ロータ29の回転は秒針18の
回転数に合致させるように構成してもよいが、通
常はこれより高速度回転を行なわせ、時計用減速
ギヤ部15により減速させるようにした方が、所
要の回転力が少なくてよい。
以上詳細に説明したように、この考案の時計用
アナログ螢光表示管では表面の少なくとも一部分
が螢光体で形成された時針、分針、秒針を陽極と
し、これらの指針の近傍でその前面方向に網状の
格子が設けられている。この網状の格子の指針と
反対側に線状の陰極が形成され、文字盤上に表面
が螢光体で形成され陽極となつている時間及び分
用表示が配設された構造を有している。
この陽極、線状の陰極、網状の格子及び時間用
及び分用表示のそれぞれに所定の電圧を印加する
ことにより、線状の陰極から放出された電子が、
指針と文字表示盤上の時間用及び分用表示の螢光
体を励起する。従つて指針と文字表示盤上の時間
用及び分用表示の印加電圧を所定値に設定するこ
とにより、コントラストのよい鮮明度の高い輝度
が得られ、極めて鮮明な表示が得られ、又その指
針部の形状も任意のものが設定可能である。この
ようにしてこの考案によればその構造が簡単で、
且つ堅固であり小型で耐久性が高く、完全なアナ
ログ表示を鮮明に高分解能、且つ正確に行なうこ
とが可能な時計用アナログ螢光表示管を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の時計用アナログ螢光表示管
の第1の実施例の構成を示す一部切開側面図、第
2図はこの考案の時計用アナログ螢光表示管の第
1の実施例の構成を示す正面図、第3図a,bは
この考案の時計用アナログ螢光表示管の第2の実
施例の収納室と外部の駆動部の構成の各例を示す
図、第4図はこの考案の時計用アナログ螢光表示
管の第3の実施例の収納室と外部の駆動部の構成
を示す図である。 11:収納室、12:筐体、13:駆動用モー
タ、15:時計用減速ギヤ部、16:時針、1
7:分針、18:秒針、23:陰極、24:格
子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 螢光体が形成され陽極として動作する時刻表示
    指針と、この指針と対向してその前面側に配設さ
    れる格子と、この格子に対向して前記指針の反対
    側に配設される陰極と、前記指針格子及び陰極を
    収納し、少なくともその前面が透明に形成された
    筐体とを有する時計用アナログ螢光表示管。
JP16226678U 1978-11-24 1978-11-24 Expired JPS6133590Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16226678U JPS6133590Y2 (ja) 1978-11-24 1978-11-24

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16226678U JPS6133590Y2 (ja) 1978-11-24 1978-11-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5578981U JPS5578981U (ja) 1980-05-30
JPS6133590Y2 true JPS6133590Y2 (ja) 1986-10-01

Family

ID=29157809

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16226678U Expired JPS6133590Y2 (ja) 1978-11-24 1978-11-24

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6133590Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3474086A1 (fr) * 2017-10-23 2019-04-24 Harry Winston SA Écrin pour montre électromécanique et ensemble le comprenant

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5578981U (ja) 1980-05-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3691755A (en) Clock with digital display
US4385260A (en) Bargraph display
EP3042396B1 (en) Solar panel and timepiece including solar panel
JP6740574B2 (ja) 時計
US4008566A (en) Electronic watch generator
US4426159A (en) Electronic time keeping device
US4376996A (en) Thin stepping motor watch
US20070223316A1 (en) Watch Displaying the Date and Indicating Astronomical Information
JPS6133590Y2 (ja)
GB1599556A (en) Magnetic display device
US20200192298A1 (en) Electronic watch
US4079279A (en) Electrical micromotor
US4262353A (en) Transducer for electronic timepiece
US4254488A (en) Analog electronic timepiece
JP6544425B2 (ja) ソーラーパネルおよび時計
JPS59500071A (ja) 表示パネル
US3579976A (en) Electronic timepiece
US4095413A (en) Electronic timepiece
US4049993A (en) Multi-digit fluorescent display tube with inclined filament cathode
US2508896A (en) Demountable time switch unit for universal use
WO2015146865A1 (ja) 時計
US3824781A (en) Horological movement employing inductive stepping motor
US4412213A (en) Driving circuit for a fluorescent display apparatus having fewer leads
US4325064A (en) Driving circuit for a fluorescent display apparatus having fewer leads
US4017154A (en) Display device