JPS6133325B2 - - Google Patents

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JPS6133325B2
JPS6133325B2 JP54039502A JP3950279A JPS6133325B2 JP S6133325 B2 JPS6133325 B2 JP S6133325B2 JP 54039502 A JP54039502 A JP 54039502A JP 3950279 A JP3950279 A JP 3950279A JP S6133325 B2 JPS6133325 B2 JP S6133325B2
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JP
Japan
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motor
control
self
propelled vehicle
output
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JP54039502A
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English (en)
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JPS55131204A (en
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Kazuo Morya
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Nippon Signal Co Ltd
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Nippon Signal Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS55131204A publication Critical patent/JPS55131204A/ja
Publication of JPS6133325B2 publication Critical patent/JPS6133325B2/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/72Electric energy management in electromobility

Landscapes

  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は軌条上を走行する自走車の走行制御お
よび自走車上に付設された付帯設備を制御する自
走車制御装置に関する。
病院、銀行、倉庫または一般の事務所内等で、
書類、小荷物あるいは小物品を運搬する際の省力
化のため、構内に設けた軌条の上を、運搬用のモ
ノレール等を走行させる移送システムが提案さ
れ、実用に供される。
この種の移送システムでは、地上からの指令に
よつて自動車の前後進、速度の制御および自走車
上に設けられたリフト、クレーンもしくは荷積卸
用アーム等の付帯設備の動作制御を行なう自走車
制御装置が必要である。
本発明は上述のような自走車制御装置に関し、
その目的とするところは、車上モータ電流切換回
路を、小型のレーと半導体スイツチによる電流制
御回路によつて高信頼性かつ経済的に構成するこ
と、地上制御装置のシーケンス誤まりや伝送路の
雑音による誤動作があつても、自走車および付帯
設備が暴走しない様にインターロツクをかけるこ
と、指令コードの組み方と正常制御シーケンスの
関係を予盾しないように割り付け、異常受信状態
が容易に判定できるようにすることであり、これ
によつて低コストで高度な制御が自走車制御装置
を提供せんとするものである。
以下実施例たる添付図面を参照し、本発明の内
容を具体的に詳説する。第1図は本発明に係る自
走車制御装置の構成を概略的に示すブロツク図で
ある。図において1は誘導無線線路である。該誘
導無線線路1は軌条の一区間A毎に1個のループ
を形成する如く、軌条に沿つて敷設してある。軌
条の一区間Aには自由走行区間P1、減速走行区間
P2および停止区間P3の如き走行制御区間を設けて
ある。区間P1〜P3の分割位置には、前記誘導無線
線路1を、異なるターン数で連続してターンさせ
て形成成した小ループ2,3,4を対応配置して
ある。R0は誘導無線線路1を終端する抵抗であ
る。
5は軌条上を走行する自走車上に設けられた車
上装置である。該車上装置5は車上コイル6、送
信部7、受信部8およびレベルスイツチ9を備え
て構成してある。
前記車上コイル6は誘導無線線路1との間で信
号の授受を行なうためのものである。送信部7
は、入力端子a1〜a4に入力される車上情報たとえ
ば積荷量、行先等に応じた信号を送出する。この
実施例では送信部7は電圧制御発振器7aおよび
電力増幅器7bを備えて構成してあり、入力端子
a1〜a4に対して電圧信号として入力される車上情
報に応じて、FS変調された時分割コード信号を
送出するようにしてある。
また受信部8は信号分離器8a、モータ制御回
路8b、走行用駆動モータ8c1および付帯設備用
モータ8c2より成る。この受信部8は、本発明に
おいて主要な構成部分であり、その詳細について
は後述する。
さらに前記レベルスイツチ9は、前記の送信部
7および受信部8を交互的に切換えて車上コイル
6に接続する働きを有する。第2図は該レベルス
イツチ9の具体的な回路例を示し、D1〜D6は並
列に接続したダイオード、R1は抵抗、6は前述
した車上コイル、7は送信部、8は受信部であ
る。
第2図の実施例では、送信部7が動作すると、
ダイオードD1,D2が導通し、車上コイル6が励
振される。このとき受信部8は、ダイオード
D5,D6の導通によつて短絡され動作しない。一
方送信部7が送信動作を停止しているときは、ダ
イオードD1,D2,D5およびD6は非導通の状態に
あり、地上からの送信があれば、受信可能の状態
になつている。10は地上装置、11は該地上装
置を構成する受信部、12は同じく送信部を示し
ている。
前述した如く、この実施例では、車上情報を時
分割コード信号として送信することから、前記受
信部11にはデコーダ11aを備えてあり、車上
装置5の送信部7から、車上コイル6および誘導
無線線路1を介して、時分割信号として与えられ
る車上情報を解読できるようにしてある。受信部
11には、さらにレベル検出器11bおよびカウ
ンタ11cを備えさせてあり、これらによつて自
走車の走行位置情報を検出し、かつ記憶するよう
にしてある。すなわち、即に説明したように、走
行制御区間P1〜P3のそれぞれの分割位置に、ター
ン数を異ならせた小ループ2,3,4を配置して
あるから、自走車が小ループ2,3または4上を
通過し、新しい走行制御区間P1,P2またはP3に入
る際に、小ループ2,3または4の受信レベルが
変動する。この受信レベルの変動をレベル検出器
11bによつて検出し、カウンタ11Cのカウン
ト数を増加或は減少させ、これによつて自走車の
走行位置を検出記憶するわけである。ただし、自
走車の位置を知る方法は、上述のような手段に限
定されるものではなく、どのような方法でもよ
い。
受信部11によつて解読された車上情報および
走行位置情報は送信部12に入力さされる。車上
情報および走行位置に対応する自走車および付帯
設備の駆動方向、速度などは、予めプログラムし
ておき、送信部12からはそれに応じた指令信号
が送出される。指令信号の伝送方式は、多周波組
合せ信号、シーケンシヤルトーン信号または時分
割コード信号のいずれの方式によつてもよい。
この場合、本発明においては、地上装置10の
シーケンス誤まりや、伝送路の雑音による誤動作
があつても、自走車および付帯設備が暴走しない
ようにすると同時に、自走車走行中は付帯設備の
動作を禁止し、付帯設備動作中は自走車の走行を
禁止すべくインターロツクをかけるため、第3図
に示すように、指令信号として符号化された複数
の信号を制御の状態に割り付ける。この実施例で
は、多周波信号方式とし、制御内容として自走車
走行用モータおよび付帯設備用の速度制御、極性
切換による回転方向制御およびモータの選択制御
を取り上げている。
走行用モータの速度制御にあたつては、高速、
低速および停止にそれぞれ信号(f1とf3)、(f1
f4)、(f1とf2)を割り付け、また付帯設備用モータ
の速度制御にあたつては、高速、低速および停止
に、信号(f2とf3)、(f2とf4)および(f1とf2)をそ
れぞれに割り付けてある。
また極性切換による回転方向制御は、自走車の
前進、後退および付帯設備として自走車に備えら
れたリフト等の巻上げを行なうためのもので、正
方向Aと逆方向Bの二方向制御が必要であり、正
方向Aには信号(f3とf3)を割り付け、逆方向Bに
は信号(f4とf4)を割り付けてある。
さらにモータ選選択制御は、走行用モータと付
帯設備モータとを、インタロツクをとりながら選
択的に動作させるために必要であり、走行用モー
タの選択には信号(f1とf1)を割り付け、付帯設備
用モータの選択には信号(f2とf2)とを割り付けて
ある。上述のように指令信号として複数の信号を
制御の状態に割り付けると、複数の信号が対にな
つて車上装置に受信された場合に限つて制御シー
ケンスが進むこととなるから、伝送路の雑音に対
して非常に強く、信頼性の高い制御を行なうこと
ができる。
第4図は、第3図の信号割り付けによる正常な
シーケンス制御の一例を示し、シーケンスa1にお
いて信号f3,f3によりモータの回転方向を正方向
Aに設定すると同時に、信号f1,f1により走行用
モータを選定する。正方向Aを自走車を前進進さ
せる回転方向とすると、シーケンスa1では自走車
の前進設定が行なわれる。
次に、シーケンスa2〜a6において信号f1,f2
f1,f4、f1,f3、f1,f4およびf1,f2により自走車の
停止、低速走行、高速走行、低速走行および停止
を順次設定してゆき、このシーケンスに従つて自
走車が制御されてゆく。
この場合、シーケンスa1で信号f1,f1により走
行用モータが選定されているから、シーケンスa2
〜a6間で地上装置10のシーケンス誤まり等によ
り、信号f2,f3、f2,f4が出ても、付帯設備が動作
することはない。
さらに、シーケンスa7においては、信号f4,f4
によりモータの回転方向を逆方向Bに設定すると
同時に、信号f2,f2により付帯設備用モータを選
択する。逆方向Bを付帯設備として設けられたリ
フト等を捲き下げる方向に対応させたとすると、
シーケンスa7では付帯設備の捲き下げ設定が行な
われる。シーケンスa7の後、シーケンスa8〜a10
おいて、信号f1,f2、f2,f4、f1により付帯設
備の停止、低速捲下げ、停止を順次設定してゆ
く。
上記シーケンスa7〜a10においても、信号f2,f2
により付帯設備モータが選択されているから、誤
まつて信号f1,f3、f1,f4が出ても走行用モータが
動作することはない。
シーケンスa10のあとシーケンスa11において、
信号f4,f4、f1,f1により自走車の後退設定が行な
われる。
上述のように割り付けられた制御指令信号f1
f4は、誘導無線線路1から車上コイル66にピツ
クアツプされ、レベルスイツチ9を介して受信部
8に導かれる。受信部8に導かれた制御指令信号
f1〜f4は信号分離器8aに与えられる。信号分離
器8aは、たとえば分波器によつて構成される。
信号分離器8aによつて分離された制御指令信号
f1〜f4は、次にモータ制御回路8bに与えられ
る。該モータ制御回路8bでは、制御指令信号f1
〜f4が解読され、走行用駆動モータ8c1および付
帯設備用モータ8c2が、第3図、第4図のシーケ
ンスに従つて制御される。
第5図はモータ制御回路8bのブロツク図を示
し、13は2重出力防止回路、14はデコード回
路、15a,15a2,15b1,15b2,15c1
15c2は増幅回路、16は走行用駆動モータ8c1
と付帯設備用モータ8c2とを切換える複巻磁気保
持形のリレー、17はモータ8c1および8c2の極
性を切換える複巻磁気保持形のリレー、18,1
9はそれぞれモータ8c1,8c2の電流を高速また
は低速側に制御するモータ電流制御回路で半導体
スイツチによつて構成される。20はモータ8
c1,8c2の相互切替および極性切換を行なうモー
タ切替回路である。
前記2重出力防止回路13は、デコード回路1
4におけるシーケンスを所定の順序で進行させる
ために、入力端子b1〜b4に制御指令信号f1〜f4
時間的に前後して入力された場合、最先に入力さ
れた制御指令信号に対応する出力だけを地に優先
して取り出すためのもので、たとえば第6図に示
すよう、2入力のアンドゲート21a〜21dの
1つの入力を、入力端子b1〜b4にそれぞれ接続す
ると共に、入力の他方に、他のアンドゲート21
a〜21dの出力を入力とするノアゲート21e
〜21hの出力を帰還入力させる構造としてあ
る。第6図に示す2重防止回路13で、たとえば
入力端子b1に制御指令信号f1が最先に入力された
場合、この信号と論理1のノアゲート21eの出
力とにより、アンドゲート21aの出力が論理1
となる。この状態では、他のノアゲート21f〜
21hの出力は論理0となるから、入力端子b2
b3に制御指令信号f2〜f4が入力されてもアンドゲ
ート21b〜21dから出力が生じることはな
い。他のアンドゲート21b〜21dの入力端子
b2〜b4にそれぞれ制御指令信号f2〜f4が最先に入
力された場合も、同様の回路作用が得られ、2重
出力が防止される。
次にデコード回路14は、第7図に示すような
回路構成として実現することができる。第7図に
おいて、22a〜22dは受信レジスタで、1ビ
ツト目に受信信号の前半部分、2ビツト目に後半
部分が記憶される。例えば受信信号f1,f3の場
合、受信レジスタ22aが1,0となり、受信レ
ジスタ22cが0,1となる。この実施例では2
ビツトの受信レジスタとしてあるが、動作の信頼
性を向上させるため、3ビツトの受信レジスタと
することもできる。
23a〜23dはアンドゲートで、受信レジス
タ22a〜22dの出力の論理積をとるようにし
てなる。24a〜24dは排他的オアゲートであ
り、前記受信レジスタ22a〜22dの出力の排
他的論理和をとるものである。
25は前記排他的オアゲート24cと24dの
論理和をとるオアゲート、26はモノマルチバイ
ブレータ、16a1〜16b1は前記リレー16の接
点、D7〜D10はダイオードである。27a,27
bはモノマルチバイブレータ26の出力を一否定
入力とし、オアゲート25および排他的オアゲー
ト24bまたは24bの出力を他の入力とするア
ンドゲート、28は同じくモノマルチバイブレー
タ26の出力を一否定入力とし、接点16a1また
は16b1を介して与えられる排他的オアゲート2
4a,24bの出力を他方の入力とするアンドゲ
ート、29a,29bはインバータ、30,31
はアンドゲートである。
また出力端子d1は電源に、出力端子d21,d22
モータ8c1,8c2のブレーキコイルに、d3,d4
それぞれ高速または低速用のモータ電流制御回路
18または19に接続される端子である。
さらに前記モータ電流制御回路18,19およ
びモータ切替回路20は、第8図に示すような回
路構成になつている。
第8図において、16a2,16b2、16a3,1
6b3はリレー16の接点で、走行用駆動モータ8
c1と付帯設備用モータ8c2のいずれかを選択す
る。17a,17b1、17a2,17b2はリレー1
7の接点で、走行用駆動モータ8c1および付帯設
備用モータ8c2の極性を切替え、回転方向を制御
する。32,33は前記モータ8c1,8c2用のブ
レーキコイルである。
また第8図に示す実施例では、モータ電流制御
回路18,19は回路的に一体化され、トランジ
スタスイツチ18a,19aを入力端子d3,d4
ら与えられる信号によつて駆動し、モータ8c1
8c2に流れる電流を高速18aと、低速19aと
の間で制御するようにしてある。
次に上記のモータ制御回路8bの動作を詳説す
る。まずモータ選択制御について詳説すると、第
3図に示すように、走行用駆動モータ8c1の選択
に制御指令信号f1,f1が割り付けられ、付帯設備
用モータの選択には制御指令信号f2,f2が割りつ
けられている。
制御指令信号f1,f1が入力端子c1に入力される
と、受信レジスタ22aの出力が論理1,1にな
り、アンドゲート23aの出力も論理1となる。
アンドゲート23aの出力は増幅器15a1によつ
て増幅され、その増幅出力によつて複巻磁気保持
リレー16が動作し、接点16a1,16a2,16
a3が閉じ、走行用駆動モータ8c1が選択される。
またアンドゲード23aの出力はダイオードD7
を介してモノマルチバイブレータ26に与えら
れ、これをトリガする。第9図は、モノマルチバ
イブレータ26の入力e1と出力E1のタイムチヤー
トを示している。図示するように、出力E1は入
力e1が論理1となるのを同時に論理1となるが、
入力e1がなくなり論理0となつた後、時間Td1
け遅れて論理0となる。このようにすれば、アン
ドゲート28の出力が論理0となり出力端子d3
d4の出力が論理0となる時間が、時間Td1だけ延
長され、その間モータ電流制御回路18,19が
不動作状態になるから、リレー16の接点をモー
タ電流の流れていない状態で切替えることができ
るようになり、接点16a2,16a3の摩耗を防止
し、その寿命を長くすると同時に、回路に対する
過電圧、過電流の悪影響、接点チヤタリングによ
る誤動作等を防止することができる。
一方制御指令信号f2,f2が入力端子C2に入力さ
れた場合は、受信レジスタ22b、アンドゲート
23bおよび増複器15a2が動作し、リレー16
の磁気保持動作が解除され、接点16a1,16
b2,16b3が閉じる。これによつて付帯設備用モ
ータ8C2が選択される。またこの場合も、ダイ
オードD8を介してモノマルチバイブレータ26
がトリガされ、その出力E1が入力e1より時間Td1
だけ遅れて論理0となり、その間アンドゲート2
8bの出力が論理0となるので、接点切替中にモ
ータ電流が流れることはない。
次に極性切替による回転方向制御について説明
する。第3図に示す如く、回転方向制御の場合は
A方向(正方向とする)に信号f3,f3を割り付
け、B方向(逆方向とする)に信号f4,f4を割り
付けてある。制御指令信号f3,f3が入力端子c3
入力されると、受信レジスタ22cの出力が論理
1,1になり、アンドゲート23cの出力も論理
1となる。アンドゲート23cの出力は増幅器1
5b1によつて増幅され、その増幅出力によつてリ
レー17が動作し、接点17a1,17a2が閉じ、
走行用駆動モータ8c1および付帯設備用モータ8
c2の極性がA方向に切替えられる。
またこの場合も、アンドゲート23cの出力が
ダイオードD9を介してモノマルチバイブレータ
26に与えられ、モノマルチバイブレータ26が
トリガされる。モノマルチバイブレータ26の出
力E1は、前述の如く、その入力e1より時間Td1
け遅れて論理0となり、その間アンドゲート28
の出力が論理0となるので、接点切替中にモータ
電流が流れることはない。
一方制御指令信号f4,f4が入力端子C4に入力さ
れた場合、受信レジスタ22d、アンドゲート2
3dの出力が論理1,1または1となり、増幅器
15b2の増幅器15b2の増幅出力によつてリレー
17が接点17b1,17b2を閉じる方向に駆動さ
れ、かつその状態で磁気保持される。この結果、
走行用駆動モータ8c1および付帯設備用モータ8
c2の極性がB方向に切替ることとなる。
次にモータの速度制御について説明する。モー
タの速度制御は、モータの選択制御および極性切
替による回転方向制御が行なわれた後に行なわれ
る。したがつてモータの速度制御を行なう段階で
は、リレー16,17の各接点がいずれか一方に
閉成されている。いま走行用駆動モータ8c1が選
択され、その極性がA方向に設定されているとす
ると、リレー16,17の接点16a1,16a2
16a3,17a117a2が閉じている。
上述のような状態において、入力端子c1に制御
指令信号f1が入力され、続いて入力端子c3に制御
指令信号f3が入力されたとする。制御指令信号f1
の入力により、受信レジスタ22aがシフトレ記
録内容が論理1,0または0,1になり、排他的
オアゲート24aの出力が論理1となる。排他的
オアゲート24aの出力は接点16a1を介してア
ンドゲート28に導かれる。アンドゲート28の
否定入力は、モノマルチバイブレータ26が不動
作状態にあるから、論理0であり、したがつてア
ンドゲート28の出力、すなわちアンドゲート3
0の入力は論理1となつている。
制御指令信号f1に続いて、制御指令信号f3が入
力端子c3に入力されると、受信レジスタ22cの
記憶内容が論理1,0または0,1となり、排他
的オアゲート24cの出力が論理1となる。この
論理1の出力はアンドゲート30に与えられてア
ンドゲート28からの論理1の入力との間で論理
積がとられ、アンドゲート30の出力が論理1と
なり、出力端子d3からモータ電流制御回路18に
高速指令信号が送出され、送行用駆動モータc1
A方向に高速回転することとなる。
一方入力端子C1に制御指令信号f1が与えらた
後、入力端子c4に制御指令信号f4が与えられた場
合は、受信レジスタ22d、排他的オアゲート2
4dを介して、アンドゲート31に論理1の入力
が与えられ、この入力とアンドゲート28から与
えられる論理1の入力とにより、アンドゲート3
1の出力が論理1となり、出力端子d4からモータ
電流制御回路19に低速指令信号が送出され、走
行用駆動モータ8c1がA方向に低速回転すること
となる。
なお、排他的オアゲート24aまたは24bに
排他的論理和出力を生じているとき、制御指令信
号f3,f4が入力された場合、排他的オアゲート2
4c,24dの論理和をとるオアゲート25の出
力が論理1となるので、アンドゲート27aまた
は27bの出力が論理1となり、インバータ29
a,29bの出力が論理0となつて、ブレーキコ
イル32または33が消勢され、ブレーキが解除
される。
付帯設備用モータ8c2の速度制御の場合は、受
信レジスタ22aに代つて受信レジスタ22bが
動作し、かつ接点16a1,16a2,16a3に代つ
て接点16b1,16b2,16b3が閉じられること
を除いて、走行用駆動モータ8c1の速度制御の場
合とほとんど同じであり、モータ電流制御回路1
8,19は両モータ8c1,8c2間で共用されるこ
ととなる。なお、上記の実施例では制御指令信号
をf1〜f4の4種類としてあるが、その数は制御内
容によつて変動するものであることは言うまでも
ない。また多周波信号方式に限らず、シーケンシ
ヤトルトーン信号方式または時分割コード信号方
式等、他の方式にも適用し得る。さらにモータ制
御回路等は、種々の変形が考えられ、図面に示す
実施例に限定されないことは勿論である。以上述
べたように、本発明は、自走車上に設けられた複
数のモータを地上よりの指令に基づいて制御する
自走車制御装置において、前記モータの制御状態
毎に複数の符号化された信号の組でなる指令信号
を割付け、この指令信号を所定のシーケンスに従
つて送信する地上装置と、前記地上装置から送信
された前記指令信号を受信し正常のシーケンスに
基づかない指令信号の入力に対してモータ制御を
禁止する安全論理に従つて動作する受信部を有す
る車上装置とを備えることを特徴とするから、地
上装置のシーケンス誤りや伝送線路の雑音によつ
て、自走車や付帯設備が暴走することがなく、安
全性及び信頼性が高く、しかも高度の制御の可能
な自走車制御装置を提供することができる。
また、実施例に示したように、複数のモータの
極性の切替制御を、モータ電流が切れている間に
行なうことにより、切替接点の摩耗を防ぎ、その
寿命を可及的に長くすると同時に、回路に対する
過電圧、過電流の悪影響、接点チヤタリングによ
る誤動作を防止でき、更に複数のモータのモータ
電流制御回路を共用したことにより、回路構成を
簡単化し、小型化及びコストダウンを達成でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る自走車制御装置のブロツ
ク図、第2図はレベルスイツチの回路図、第3図
は制御指令信号の割り付けを説明する図、第4図
は正常シーケンスの一例を説明する図、第5図は
モータ制御回路のブロツク図、第6図は2重防止
回路の回路図、第7図はデコード回路の詳細なブ
ロツク図、第8図はモータ切替回路の回路図、第
9図は第7図のモノマルチバイブレータ26の入
力と出力の関係を説明するタイムチヤートであ
る。 1……誘導無線路、5……車上装置、6……車
上コイル、7……送信部、8……受信部、8b…
…モータ制御回路、8c1,8c2……モータ、9…
…レベルスイツチ、10……地上装置、11……
受信部、12……送信部、13……2重出力防止
回路、14……デコード回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 自走車上に設けられた複数のモータを地上よ
    り指令に基づいて制御する自走車制御装置におい
    て、前記モータの制御状態毎に複数の符号化され
    た信号の組でなる指令信号を割付け、この指令信
    号を所定のシーケンスに従つて送信する地上装置
    と、前記地上装置から送信された前記指令信号を
    受信し正常のシーケンスに基づかない指令信号の
    入力に対してモータ制御を禁止する安全論理に従
    つて動作する受信部を有する車上装置とを備える
    ことを特徴とする自走車制御装置。 2 前記受信部は、一のシーケンスにおいて最先
    に入力された指令信号に対応する出力を他に優先
    して出力する2重出力防止回路と、この2重出力
    防止回路から与えられる信号に基づいて前記モー
    タ制御シーケンスを進めるデコード回路とを有す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    の自走車制御装置。 3 前記モータの選択及び極性の切替制御は、前
    記モータ電流が切れている間に行なことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項または第2項に記載の
    自走車制御装置。 4 前記複数のモータは、モータ電流制御回路を
    共用することを特徴とする特許請求の範囲第1
    項、第2項または第3項に記載の制御装置。
JP3950279A 1979-04-02 1979-04-02 Self travelling car controller Granted JPS55131204A (en)

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JPH072465B2 (ja) * 1987-02-17 1995-01-18 株式会社椿本チエイン 自走車輌の走行制御装置

Citations (2)

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JPS5142365A (ja) * 1974-10-08 1976-04-09 Sumitomo Chemical Co
JPS5219811B2 (ja) * 1972-03-30 1977-05-31

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