JPS6133306B2 - - Google Patents

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JPS6133306B2
JPS6133306B2 JP7696077A JP7696077A JPS6133306B2 JP S6133306 B2 JPS6133306 B2 JP S6133306B2 JP 7696077 A JP7696077 A JP 7696077A JP 7696077 A JP7696077 A JP 7696077A JP S6133306 B2 JPS6133306 B2 JP S6133306B2
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JP
Japan
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signal
code
output
page
signals
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JP7696077A
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English (en)
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JPS5411631A (en
Inventor
Masayoshi Hirashima
Toshikatsu Kawakami
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP7696077A priority Critical patent/JPS5411631A/ja
Publication of JPS5411631A publication Critical patent/JPS5411631A/ja
Publication of JPS6133306B2 publication Critical patent/JPS6133306B2/ja
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  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、英国において実用化されている
“CEEFAX”システムの如きテレビジヨン付加情
報伝送システム用の情報受信装置を試験するため
の試験信号を発生する装置に関し、受信装置を効
率良く試験することのできる試験信号を発生する
装置を提供するものである。 テレビジヨン信号に文字情報等の付加情報をコ
ード化し多重化して伝送するものとして、英国に
おいて、“CEEFAX”システムおよび
“ORACLE”システム(以下、両者をまとめてテ
レテキストシステムという)が実用化されてい
る。このテレテキストシステムは、アルフアベツ
ト、数字、記号等をそれぞれコード化し1行分づ
つ並べてテレビジヨン信号の垂直帰線期間中の水
平走査期間に多重化して伝送し、受信側ではこの
コード化されている多重化信号を受信して記憶
し、キヤラクタゼネレータで各コード化信号に応
じた映像信号を発生して、文字情報等の情報を再
生するものである。 まず、このテレテキストシステムにおける付加
情報の伝送態様について説明する。このシステム
においては、付加情報は原則として24行で1ペー
ジとして構成され、各行は40字で構成される。た
だし、最上端の行はページヘツダーとして使用さ
れるので実質情報は23行である。そして、伝送さ
れるべき各文字等はそれぞれ1文字当り8ビツト
(うち1ビツトはパリテイビツト)の2進信号に
コード化され、1行40文字づつが制御コード信号
とともにテレビジヨン信号の垂直ブランキング期
間中の水平走査期間に多重化されて伝送される。
第1図および第2図はその付加情報信号Iが多重
化されている状態を示し、奇数フイールドにおい
ては第1図Aのように垂直ブランキング期間中の
第17H目と第18H目に、偶数フイールドにおいて
は第1図Bのように垂直ブランキング期間中の第
330H目と第331H目に、それぞれ多重化されてい
る。各水平走査期間においては、第2図のように
その中央部に多重化されている。なお、Hsは水
平同期信号、Vsは垂直同期信号、Buはカラーバ
ースト信号である。 第3〜7図は各水平走査期間に多重化されてい
る付加情報信号の詳細を示す。まず第3図A〜E
は1ページ分の情報信号を示し、Aは情報の最上
端である第0行目すなわちページヘツダーの信
号、B,C,D……Eはそれぞれ情報の第1,
2,3……23行目の信号である。ページヘツダー
の信号Aが第1フイールド目の第17H目に多重化
されているとすると、第1行目の信号Bは第1フ
イールド目の第18H目に、第2行目の信号Cは続
く第2フイールド目の第330H目に、第3行目の
信号Dは第2フイールド目の第331H目に、……
第23行目の信号Eは第12フイールド目の第331H
目に、と1フイールド当り2行分づつ信号が多重
化されて、12フイールドで1ページ分の信号が伝
送される。多種類の情報が伝送される場合には多
くのページの信号は12フイールド毎に切換えられ
て順次多重化される。 各行の信号は、8ビツトを1群として45群合計
360ビツトで構成され、先端部の5群40ビツトが
制御信号用に割当てられ、残り40群320ビツトが
コード信号用に割当てられている。 制御信号の部分は第4図に詳細に示す通りであ
り、最初の2群16ビツトは、“1”と“0”のく
り返し信号からなるクロツクラン信号CRであ
る。このクロツクラン信号CRは受信装置におけ
る受信用サンプリングクロツク再生時の同期用に
用いられる。 続く1群8ビツトは特定コードに定められてい
るフレーミングコード信号FCで、ここでは
“11100100”に定められている。このフレーミン
グコード信号FCは受信装置でこの信号が検出さ
れればそれ以後の信号はテレテキストシステム用
の多重化信号であるということを示すために用い
られる。すなわち、受信装置ではこのフレーミン
グコード信号FCを受信したときにのみそれ以後
の制御信号およびコード信号を受信するように動
作制御がなされるのである。 さらに、続く2群1ビツトにマガジンおよび行
アドレスコード信号グループMARGで、前部6
ビツトがマガジンの種類を示すマガジンコード信
号MCに用いられ、後部10ビツトは行アドレスを
示す行アドレスコード信号RAに用いられる。こ
のマガジンコード信号MCは伝送される付加情報
の種類(マガジン)が多数である場合に当該多重
化されている情報信号Iがいずれの種類(マガジ
ン)のものであるかを示すマガジン識別信号であ
る。マガジンは8種類であるのでこのマガジンコ
ード信号MCは3ビツトであらわされている。ま
た、行アドレスコード信号RAは、当該情報信号
Iが1ページの情報のうちの上から第何行目のも
のであるかを示す行アドレス識別信号である。行
は全部で24行であるので、この行アドレスコード
信号RAは5ビツトであらわされている。そし
て、このマガジンコード信号MCを行アドレスコ
ード信号RAとでは伝送誤りを少なくするように
いわゆるハミングコード変換されて1ビツト毎に
保護ビツトPと情報ビツトMとが交互に設けられ
てるので、それぞれ6ビツトと10ビツトを用いて
いるが実際に伝送されるコードは第4図中に示し
たように3ビツトと5ビツトのものである。 これら5群40ビツトの制御信号は第3図に示す
ようにいずれの行の情報信号でも共通に多重化さ
れている。 次にページヘツダー以外の行すなわち第1行目
〜第23行目の各行の情報信号B〜Eでは上記の制
御信号の後に情報内容を示す40群80ビツトのコー
ド信号が多重化されている。このコード信号にお
いては第5図に示すように各群の8ビツトづつが
それぞれ1文字をあらわすものとして用いられ
る。ただし、各群の最終の1ビツトはパリテイチ
エツク用ビツトPで、奇数パリテイを満足するよ
うに定められている。従つて各文字はb1〜b7の7
ビツトの2進信号によつてコード化される。通常
は第6図Aに示されるようなISO―7といわれる
コード表によつてコード化される。また、図形を
伝送しようとする場合にはそれぞれの文字が表示
される1文字分の区画部分を第7図B中に示すよ
うに6分割していずれの分割部分を表示するかを
切換えることによつて任意の図形を表示すること
ができるので、そのいずれの分割部分を表示する
かが第6図Bのようなコード表によつてコード化
される。 ただし、第6図Aの文字コード表と第6図Bの
図形コード表とでは同一コードが重なつて使用さ
れているので、いずれのコード表のものであるか
を識別するために、各群の7ビツトのうちの後部
3ビツト“b5b6b7”が“000”と“100”のものが
切換コード信号として用いられる。すなわち、文
字コード表Aによつてコード化された群のコード
信号が伝送される場合にはその直前の群に
“b5b6b7”が“000”となるコード信号が付加さ
れ、図形コード表Bによつてコード化された図形
のコード信号が伝送される場合にはその直前の群
に(b5b6b7”が“100”となるようなコード信号
が付加される。従つて、受信装置ではこのような
切換コード信号を受信したときには、それがいず
れのコード信号であるかに応じてその後に受信さ
れるコード信号をA,Bいずれのコード表によつ
てデコードするかを切換えればよい。 また、この切換コード信号として用いることが
できる群では第6図A,B中に示したように、前
部の4ビツトを用いて受信装置で表示する文字や
図形の色を指定したり、あるいは表示態様を指定
したりする表示制御コード信号を伝送するように
なされている。たとえば、“b1b2b3b4”の4ビツ
トが青色表示を指定する“0010”になされている
と、受信装置ではそれ以後に受信される群の文字
あるいは図形が青色で表示されるように制御され
る。 なお、この切換コード信号用および表示制御コ
ード信号用に用いられる群は文字や図形のコード
信号としては用いることができないので、受信装
置においてはこの群の部分はスペースとして表示
される。 一方、1ページ分の付加情報信号の最初の行す
なわち第0行目であるページヘツダーでは、上述
のような5群40ビツトの制御信号に続いて、さら
に受信装置を制御するための8群64ビツトの制御
信号が設けられている。最初の2群には当該ペー
ジの付加情報信号が第何ページの情報のものであ
るかを示すページ番号コード信号PU,PTが多重
化されており、PUはページ番号の1の桁をPTは
10の桁を示し、ともに2進化されている。このペ
ージ番号コード信号は受信装置で受信するページ
を選択するときの識別用に用いられる。続く4群
には時刻をあらわす分と時のコード信号が多重化
されており、MUは分の1の桁を、MTは分の10
の桁を、HUは時の1の桁を、HTは時の10の桁
を、それぞれ示す。この分時コード信号も2進化
されている。これらの分時コード信号は、受信装
置において時限動作をさせるときの時刻識別用に
用いられる。さらに、続く2群はその他の制御用
のために予備的に設けられており、ここには適宜
必要な制御信号が付加される。そして、これらペ
ージヘツダーにおける制御コード信号PU,PT,
MU,……CBも、第7図に示されるように、ハ
ミングコード変換されていて保護ビツトPと情報
ビツトMとが交互に設けられていて、それぞれの
群は実質的には4ビツトの情報を有している。 さらにこのページヘツダーにおいては、残りの
32群に第8図のように見出し、マガジン番号、ペ
ージ番号、曜日、日、月、時、分、秒をあらわす
文字のコード信号が多重化されている。これらの
コード信号が第5図のものと同様に7ビツトのコ
ードに1ビツトのパリテイビツトを付加したもの
であることはいうまでもない。 以上のような態様によりテレテキストシステム
の多重化テレビジヨン信号が送出される。 次に、このシステムにおける受信装置において
は、英国雑誌「Wireless World」1975年11月号
第498〜504頁に示されるように、上記のような多
重化情報信号が多重化されているテレビジヨン信
号が受信されると、まず垂直ブランキング期間中
に多重化されている多重化情報信号がゲートされ
て取り出され必要な波形成形が行なわれる。ま
た、クロツクラン信号CRに同期したサンプリン
グクロツク信号が再生され、これによつて各多重
化信号がサンプリングされて再生される。さら
に、再生された信号のうちの各制御信号がそれぞ
れハミングコード変換により再変換(デコード)
されて識別され、必要な制御が行なわれて文字お
よび図形を示すコード信号がメモリに記憶され
る。その後、表示に適したタイミングでメモリか
ら読み出され、これによつてキヤラクタゼネレー
タが制御されて多重化情報の映像信号が発生され
る。この映像信号はは増幅された後、陰極線管に
加えられて、その画面上に第9図のように24行か
らなる1ページ分の多重化情報が表示される。キ
ヤラクタゼネレータは第6図Aのような文字コー
ド表用のものと第9図Bのような図形コード表用
のものとの2種が備えられており、いずれのもの
が使用されるかは前述した切換コード信号の識別
出力により切換えられる。また、表示の色彩や表
示態様も同様に制御コード信号の識別出力により
制御される。 第9図は指定された番組(ページ)の多重化情
報信号が受信された場合の表示態様であるが、指
定されている番組以外の多重化情報信号が受信さ
れているときには、第9図中の第1〜23行目の画
像は表示されず、ページヘツダーすなわち第0行
目の画像のみが1行表示される。前述のように1
ページ分の伝送は24フイールドで完了するのでペ
ージヘツダーも24フイールド毎に受信されること
になる。 また、通常は8種類のマガジンの種類がありそ
れぞれに数〜数10ページ程度づつの情報が含まれ
ていて合計60〜100番目(ページ)程度分の多重
化情報信号が伝送されているので、これらが一通
り伝送されるのに約30〜50秒かかる。従つて、受
信装置において受信希望の番組(ページ)が指定
されてから実際にその番組(ページ)の多重化情
報信号が受信されるまでには最高で約30〜50秒の
待時間があり、その待時間の間はページヘツダー
の第0行目のみが表示されることになる。 以上が英国において用いられているテレテキス
トシステムの概要であるが、本発明はこのような
システムにおいて用いられる受信装置を製造する
場合には試験用信号を発生する装置に関するもの
である。 すなわち、このようなテレテキストシステム用
の受信装置を製造する場合、その各部の部品や回
路が正しく動作するか否かを製造途中および完成
時に試験する必要がある。その試験項目は大略次
の通りである。 A 受信したテレビジヨン信号の検波出力信号を
波形成形して正しいパルス波形にするための波
形成形回路に用いられるスライス回路の動作、
特にそのスライスレベルの設定レベル、 B クロツクラン信号CRに基づいてサンプリン
グクロツク信号を再生する回路の動作、特にそ
の位相、 C ハミングコード変換されている制御信号を再
変換(復号)するデコーダの動作、 D 各コード信号のパリテイチエツク動作、 E 番組選択のためのマガジンコード信号Mおよ
びページコード信号PU,PTの識別および比較
動作、 F コード信号を記憶するメモリの記憶動作、 G 映像信号を発生するキヤラクタゼネレータの
動作、 H 発生された映像信号により文字。図形等の情
報を表示する回路の動作、 I 行アドレスコード信号に基づいた上記メモリ
への書込みおよび読出し動作、 J 表示停止、メモリクリア等の手動制御による
制御動作。 これらの試験項目中、B,IおよびJ項の試験
は上述したような伝送信号をそのまま使用しても
簡単にかつ正確に試験をすることができるのであ
るが、その他の項目についてはかかる伝送信号形
式の信号をそのまま用いたのでは長時間を要した
りあるいは適確な試験が行えないという不便があ
る。 たとえばE項の番組選択動作について見ると、
マガジンの種類が8種類、ページ番号の10の桁が
“0”〜“9”までの10種類、ページ番号の1の
桁も“0”〜“9”までの9種類で、それぞれ単
独に指定比較されるものであるので、これらをそ
れぞれ一通り試験するとすれば合計28種類につい
て行なう必要がある。ところが、上述のような伝
送形成では1つの番組が指定されてから実際にそ
の指定番組が受信されるまでの待時間が長いの
で、上記のような多くの種類について全て試験し
ようとすると非常に多くの時間がかかりとうてい
実用的ではない。番組の種類を必要最少限の28番
組にしたとしても、1番組の伝送に12フイールド
要するので一巡するのに336フイールドかかり、
平均待時間はその2分の1として168フイールド
となり、28種類全てについて試験するためには平
均して4704フイールドすなわち約94秒も要するこ
とになる。 また、通常の伝送時には各種の情報のコード信
号が多重化されているので、必ずしも試験に適し
た信号が得られるとは限らず、適確な試験を行な
うことができないという不都合がある。 そこで本発明はかかる従来の欠点を解消して、
多重化情報信号の受信装置を短時間でしかも適確
に試験することのできる試験信号を発生する装置
を提供することを目的とするものである。 以下、本発明の一実施例について第10〜18
図を参照して説明する。第10図はその全体的な
構成を示し、ここで、1は基礎となる水平、垂直
同期信号および色搬送波信号を発生する同期盤、
2はクロツク信号を発生するクロツク発生回路、
3A〜3Dはそれぞれ通常のテレビジヨン試験信
号と同様のテレビジヨン信号を発生する回路で、
3Aはカラーバー信号を発生するカラーバー発生
回路、3Bはクロスハツチパターン信号を発生す
るクロスハツチ発生回路、3Cなハニワパターン
信号を発生するハニワパターン発生回路、3Dは
スライドの映像信号あるいはVTRからの映像信
号を発生する通常映像発生回路である。さらに、
4A〜4Dは本装置の特徴とするテレテキストシ
ステム方式の試験信号を発生する回路で、それぞ
れ後述するように特別な試験信号を発生する。5
A〜5Dはこれら各試験信号発生回路3A〜3D
と4A〜4Dからの試験信号を合成してテレテキ
ストシステム用の試験信号を多重化する混合回路
であり、これら多重化テレビジヨン信号はそれぞ
れ変調回路6A〜6Dに加えてそれぞれ異なつた
チヤンネルの高周波信号を変調し、これらを混
合、増幅回路7で混合し、増幅して、被試験受信
装置8に加える。 次に、テレテキストシステム方式の試験信号を
発生する回路4A〜4Dについて詳述する。 まず試験信号発生回路4Aはスライスレベル設
定試験用の信号を発生する回路で、毎フイールド
の第17H目と第330H目にはページヘツダー信号
を発生し、毎フイールドの第18H目と第331H目
には固定パターンのコード信号を発生する。固定
パターン信号は第11図に示すような波形で、
VIF回路に於ける符号間干渉等で送出波形が最も
歪みやすいパルス列を用いる。このパルス列は奇
数パリテイの条件を満している。1Hの40文字中
に第11図に示す如き16種類の文字のコード信号
を2回強繰返して40文字分を送出する。このパタ
ーンコード信号はROMに書込まれている。 第12図はこの信号発生回路4Aの詳細なブロ
ツク図で、大別すると、制御信号発生部、ページ
ヘツダー信号発生部、表示用コード信号発生部に
なる。制御信号は第3図Aのページヘツダーの
CBまでの13群又は、それ以外の行のAGまでの5
群であり、この制御信号発生部からの出力は常に
CBまで出力される。 先ずクロツク発生回路2で発生している
6.9375MHzの基本クロツクcを遅延ゲートパル
ス発生回路11の出力を用いてゲート回路15で
ゲートし、第3図のクロツクラン信号CRの最先
端部から始まるデータクロツクパルスdを形成
する。16はdを1/8に分周する1/8分周
回路で、8ビツト毎にすなわち1群毎に出力を発
生し、1/45分周回路17で45群の終りまで数え
る。一方ROM18ではクロツクラン信号CR及び
フレミングコードFCを発生する。 また、22は行アドレスカウンタで、第17,
18,330,331目にゲートパルス発生回路12から
発生されているパルスを計数して多重化区間を数
え、その出力を行アドレスとして出力する。又、
24行毎に、マガジン及びページカウンタ23へパ
ルスを供給する。試験信号Aの場合は行アドレス
カウンタ22Aは第17H目には必ず10行目の行ア
ドレス信号を出力し、第18H目では1フイールド
毎に第1〜23行目まで順次変化する行アドレス信
号を発生するように構成している。またマガジン
ページカウンタ23Aは特定のマガジンコード信
号とページコード信号とを出力する。 これら22A,23Aの出力とタイマー13か
ら時刻をあらわすコード信号とが、セレクタ20
で第3図Aのページヘツダーの信号の如き順序で
選ばれて、ハミングコード回路21でハミングコ
ードに変換され、並列直列変換回路19で直列信
号に変換される。なおROM18の出力は、直列
信号でありそのまま変換回路19を通過する。従
つて、変換回路19の出力としては第3図Aのよ
うなページヘツダーのCR〜CBの13群の制御信号
が得られる。なお、セレクタ20は1/45分周回
路17の分周出力で8ビツト単位で切換えられて
いる。又、タイマー13は垂直同期信号を分周す
る等して、時、分、秒の2進信号を得ている。 次にページヘツダーのコード信号について述べ
る。ページヘツダーの信号は第3図Aに示す如く
32群から成り、変化するのはページ番号文字、マ
ガジン文字と、時刻の文字であつて、日付の文字
は同一日では変化せず、又「CEEFAX」或は
「ORACLE」の見出し文字もページ或はマガジン
と無関係に一定である。ページ番号信号、マガジ
ン信号はマガジンページカウンタ23Aから得ら
れ、並列直列変換回路24で直列信号に変換さ
れ、パリテイチエツク回路25でパリテイビツト
が付加される。時刻を表わすコード信号もタイマ
ー13の出力信号が変換回路24で変換され、同
様に処理される。 次に固定文字回路26について説明する。ここ
で31は「CEEFAX」又は「ORACLE」の文字
を表わすコード信号を出力する回路でROMで構
成される。「CEEFAX」か「ORACLE」かは手
動スイツチで切換えられる。32は曜日の文字の
コード信号を発生する回路で、各曜日の信号を
ROMに記憶しており、選択スイツチで7通りの
アドレスを指定することにより曜日の文字のコー
ド信号が読み出される。33は日付の文字のコー
ド信号を発生する回路で、日付を指定する2桁の
BCD出力のデジタルスイツチ(サミルスイツ
チ)を備えている。34は月名の文字のコード信
号を発生する回路で、各月のコード信号を記憶し
ているROMを備え、2桁の選択スイツチで12通
りのアドレスを指定し各月のコード信号が読み出
される。各発生回路31〜34の出力をセレクタ
35で順次選択し第8図に示す順にコード信号を
出力する。セレクタ36へは1/45分周回路17
からそれぞれの文字用の群において選択用パルス
が供給されている。 36はパリテイチエツク回路で、セレクタ35
の出力信号に奇数パリテイビツトを追加し、並列
直列変換回路37で直列信号に変換し、混合回路
28へ供給する。ページヘツダーでは行アドレス
は「0」であるので、行アドレス発生回路27の
出力は混合回路28を通過せず、19,25,2
6の出力が通過する。このときの信号の切換は
1/45分周回路17からの群パルスに同期して行
われる。即ち、第13群までのパルスで制御信号を
選択し、その後の第22〜24群と第38〜45群の出力
でマガジン信号、ページ信号、時刻信号を選択
し、それ以外の群の区間に固定文字発生回路26
の出力を選択する。 さらに、この混合回路28の出力をレイズドコ
サイン整形回路29へ供給して波形成形し、その
出力を混合回路30で映像信号の第17H目に多重
化する。 ページヘツダー以外の行が多重化される期間即
ち第18H目では固定パターン発生回路27の出力
を混合回路28で選択して出力とする。この場合
には、制御信号は前述の如く第3図B〜Eにおけ
るAGまでの5群で、残りの40群には第11図の
ような固定パターンのコード信号を繰り返して多
重化する。 固定パターン発生回路27は128ビツトのROM
で、その記憶内容は第11図に示されている固定
パターンのコード信号である。これを2回繰返し
て読み出せば、32文字分となり、さらに8文字分
読み出せば40字分となる。 この固定パターン発生回路27の詳細な構成は
第12図に示すようなもので、ここで27Cは
ROM27Rのアドレスを決めるカウンタで、
1/45分周回路17の出力で制御され、MRAG
の群の後から計数可能となつて、ROM27Rの
アドレスを1群毎に変化させ、その内容を読み出
す。ROM27Rの出力は8ビツトずつ並列に出
力され、8ビツト並列入力直列出力形のシフトレ
ジスタ27Sで直列信号に変換される。シフトレ
ジスタ27Sは1/8分周回路16の出力でロー
ドされてROM27Rの出力を読み込み、その
後、基本クロツクで読み出している。 信号Aは以上述べた如く毎フイールド第17H目
(第330H目)にページヘツダーを、第18H目(第
331H目)に固定パターンを送出するものである
ので、試験時にページヘツダーの時刻以外は波形
が変化せず、オツシロスコープ等で第17H目又は
第18H目のみを観測するのが容易である。又、毎
フイールド1行分ずつ行アドレスコードが変化す
るので、受信装置のスライスレベルを調整し、画
面上で正常な行の位置に文字が表示される範囲の
中点にレベルを設定すれば極めて容易にかつ、正
確にスライスレベルの設定ができる。 なお、ベージコード信号マガジンコード信号を
通常より早く変化させ、ページ選択の待時間を短
縮するように1ページを2フイールドで一巡させ
平均待時間をわずか28フイールドにするものを信
号発生回路4Bで発生し、また、第6図Aの文字
コードを順次送出して受信装置発生用キヤラクタ
ゼネヒタを検査するページと、第6図Bの図形コ
ードを縦に読み取つて各行に2回半ずつ送出しか
つ各行の始めの1群の8ビツトに「赤」〜「白」
を示すコード信号を順次付加したページと、第6
図Aの全コードを横方向に読み出して受信装置の
制御信号検出動作を試験する信号のページと第6
図Aの「@」のコードのみをくり返して送出する
ページと「?」のコードのみをくり返して送出す
るページとからなる信号を信号発生回路4Cで発
生し、さらに現在英国試験放送されているような
形式の数10ページから成る信号を信号発生回路4
Dで発生する。そして、以上のA〜Dの信号をそ
れぞれ別々のチヤンネルのテレビジヨン信号に多
重化し、混合して、送出するようにして、これを
受信装置のアンテナ端子に加えるようにすれば、
チヤンネル切換だけでA〜Dの信号が選択でき調
整検査が迅速正確に行えるものである。 次にページコード信号、マガジンコード信号を
通常より早く変化させ、ページ選択の待時間を短
縮するようにした要部について説明する。上述し
たようにテレテキストシステムでは8マガジンで
各100ページの情報が伝送されるので、受信機の
選択機能の検査はマガジンとページを1桁ずつ変
化させるとして合計28ページ分を検査せねばなら
ない。通常では1ページの受信に12フイールド必
要であるから、通常状態では12×28=336フイー
ルドで一巡し、平均待時間は168フイールドとな
る。従つて28ページ分を検査するための待時間は
168×28=4704フイールド即ち約94秒となる。手
で選択スイツチの設定に要する時間を1回当り
0.5秒とすると0.5×28=14秒が切換のために必要
であり、さらに目視による判定に要する時間を1
秒とすると1×28=28秒がさらに必要で、全体で
136秒以上である。 そこで本発明ではページを少数行たとえば2フ
イールドのみで構成して28種類の信号を56フイー
ルドで一巡させ、平均待時間をわずか28フイール
ドにするものを信号発生回路4Bで発生するよう
にしたものである。このような早送り送出態様は
次の如くして実現できる。即ち送出する行コード
を固定した「0」、「12」、「23」の3種と、時間と
共に変化する「n」との4種のみとし、「0」行
以外では固定パターン発生回路27Bの出力はす
べて固定文字を表示するようにしておくとよい。 第14図にそのための具体的な回路構成を示
す。通常動作時には切換入力F/Nが低レベルの
ため、セレクタ39は行アドレスカウンタ22B
の出力の0行目の行コード信号を選択してマガジ
ンページカウンタ23B及び混合切換回路28へ
供給する。一方セレクタ43は行アドレスカウン
タ22の出力を選択してセレクタ20へ供給す
る。早送り動作時には切換入力F/Nが高レベル
になされ、セレクタ39は1/4分周回路38の
出力即ち第17,18,330,331H目のパルスを1/
4分周して2フイールドに1回づつ発生される0
行目の行コード信号を選択し、セレクタ43では
セレクタ42の出力を選択する。従つて、0行目
の行コード信号は2フイールドに1回(例えば
17H目で)の割合で出力される。 一方、マガジンページカウンタ23Bはページ
番号コード信号を下1桁0〜9まで数え、次に上
の桁を0〜9まで数え、その次にマガジン番号コ
ード信号を8まで数えるようにして、28回だけ0
行目の信号を数えて、出力を発生するよう構成さ
れたカウンタである。また1/23分周回路40は
「1」から始まり「23」までカウントし、マガジ
ンページカウンタ23Bの出力を24個数えるとリ
セツトされて初期値が「1」になる分周回路であ
る。従つて、40の出力は「1」〜「23」のいず
れかを指す。固定行コード信号発生回路41は0
行目、12行目、23行目に対応する行コード信号を
出力する回路である。そして、セレクタ42によ
り第17H目では0行目、第18H目では12行目、第
330H目では23行目の固定コード信号を選択し、
第331H目では変化するn行目(1/23分周回路
40の出力)のコード信号を選択する。セレクタ
42は1/4分周回路38の出力で制御されてい
る。セレクタ42の出力をセレクタ43へ供給し
ているので、前述の如く、各頁の送出される信号
は0行目のページヘツダーと、中央部の第12行目
と、最下行の第23行目と、次々に変化する第n行
分の信号から構成されることになり、受信機では
4行表示されることになる。ただし、「n」が
「12」と「23」の時には3行表示となる。 この時の表示内容は各ページで異なつているこ
とが望ましいので、第15図に示すような回路構
成により、各ページ毎に別々の固定文字を送出す
るとよい。即ち、図中44,45,46は早送り
送出の場合のためのページ・マガジンカウンタで
先ず「000」ページからスタートし、「009」まで
10進カウンタ44でカウントし、次に「010」か
ら「090」まで10進カウンタ45でカウントし、
最後に「100」から「700」まで8進カウンタ46
でカウントすることにより、28ページ分のページ
番号コード信号及びマガジン番号コード信号が出
力される。10進カウンタ44,45の出力は第1
2図中のセレクタ20と直列並列変換回路24と
へ供給され、制御コード信号及びページヘツダー
の表示用数字PU,PTとなる。 一方、表示用コード信号はセレクタ50,51
によつて作成される。これが第12図中の固定パ
ターン発生回路27Bに相当する。先ず「000」
〜「009」まではフリツプフロツプ(以下FFとい
う)47のQ出力が高レベルとなつてセレクタ5
0の出力としてはA入力が出されることとなりb7
=「0」,b6=b5=「1」となり、第6図A表の
col3即ち「0」〜「9」の列を指定し、一方セレ
クタ51がカウンタ44の4ビツトの出力を選択
するのでb1〜b4はその計数出力となり、「000」で
「0」,「001」で「1」と順次数字を指定するの
で、各ページで異なる数字のコード信号が送出さ
れ、受信側で表示される。「010」〜「090」
(「009」の次の「000」も含む)ではセレクタ50
の出力はB入力が出力されることになつて即ちb7
=「1」,,b6=「0」,b5=「1」となり、第6図A
の表のcol5を指定し、カウンタ51の出力は45
の出力となり1ページ毎に「P」,「Q」,「R」と
送出され表示される文字のコード信号が変化す
る。次はFF48のQが低レベルとなりセレクタ
46の出力がセレクタ51の出力となり、「@」,
「A」,「B」と変化する。 なお、FF47はカウンタ44の10進目出力で
リセツトされ、同時にFF48がセツトされ、セ
レクタ45の10進目出力でFF48がリセツトさ
れ、同時にFF49がセツトされ、セレクタ46
の8進目出力でFF49がリセツトされ、FF47
がセツトされる。セレクタ51はFF48のQ出
力が高レベルの時にセレクタ45の出力を取り出
し、FF49のQ出力が高レベルの時にカウンタ
46の出力を取り出す。FF48,49のQ出力
が共に低レベルの時はセレクタ51はセレクタ4
4の出力を取り出す。以上の如く構成すれば、早
送りの各行に固定文字が送出されて表示され、か
つ各ページ毎に固定した文字が送出されて表示さ
れる。 次に、受信機の主メモリの全ビツト、文字発生
用ROM及び図形発生用回路の機能を検査する目
的の信号を発生する信号発生回路4Cについて説
明する。この信号は全部で5ページ構成とし、
「P101」〜「P105」のページを用いるものとす
る。1ページの送出には12フイールド0.24秒かか
るから1巡するのに要する時間は1.2秒であり、
平均待時間は0.6秒である。「P101」のページでは
「?」即ち、“0111111”のみを「P102」のページ
では「@」即ち“1000000”のみを全文字につい
て送出する。画面全体に「?」もしくは「@」が
表示されれば、主メモリは正しく動作しているこ
とが判る。「P103」のページでは、文字発生用
ROMをチエツクするため、第6図Aの表の全コ
ード信号を順次送出する。「P104」のページで
は、第6図Bの表の全コード信号を順次送出する
が、col1の列は「赤」〜「白」のコード信号のみ
を送り、他のコード信号を送出しないようにする
必要がある。即ち第1行目に、col2のコード信号
第2行目にcol3のコード信号……と送出し第5行
目に再びcol2のコード信号に戻つて送出し、各行
の始めに、「赤」〜「白」のコード信号を順次挿
入して送出する。 このような「P103」,「P104」のページの信号
発生回路を第16図に示す。即ち図中のカウンタ
52が、第6図A,Bのb1〜b4の4ビツトを出力
しており、1行で2回半即ち、“0111”までは3
回出力される。b1はカウンタ52の2゜出力、b2
は2′出力、b3は22出力、b4は23出力を用いる。カ
ウンタ52は1/8分周回路16の出力をカウン
トし、カウント開始位置は1/45分周回路17の
出力即ち、第3図のMRAGの終りの位置であ
る。一方b5〜b7は行アドレスカウンタ22Cを用
いる。b5は行アドレスカウンタ22Cの2゜出
力、b6は2′出力、b7は22出力を用いる。 「P103」のページの場合はページカウンタ2
3Cの出力により、セレクタ58の出力をA入力
側とする。このセレクタ58のA入力は、第6図
Aの表col2〜7のコード信号であり、b7,b6の両
方が零の場合はゲート53の出力により、セレク
タ56の出力はB入力即ち、b6 b7 あり、第6図
Aの表のcol6,7を指定する。従つて画面に表示
すると、第1行目はb7=b6=b5=1となり、小文
字の“p”,“q”……が1行に2回半繰返して表
示される。第2行目は、左端がスペースで2字目
から“!”,“〃”,“£”,……と表示される。8
行目は、小文字の“a”,“b”,……である。従
つて、小文字が2行ずつ続けて表示される。小文
字の発生回路のない受信機では大文字で表示され
る。 次に「P104」のページでは、セレクタ58は
B入力を出力する。このB入力はロジツクアレイ
57の出力であり、その構成は下記のような変換
を行うアレイになつている。
【表】 従つて、4行目に、同じ図形が現わらる。第1行
目は、第6図Bの表のcol3の列、2行目はcol6の
列である。この場合、各行の第1字目でANDゲ
ート60の出力でセレクタ59を制御し、ロジツ
クアレイ61の出力をセレクタ59の出力として
いる。ロジツクアレイ61は第1行目で
“0010001”を出力し、2行目で“0010010”を出
力する。以下第7行目までは行アドレスカウンタ
22Cの20,21,22,23の出力をそのまま出力
し、8行目以降22Cの23 と20,21,22を出力す
る。但し、b1=b2=b3=0(第8行目、16行目)
では“0010111”に出力が切換えられるようなロ
ジツクアレイである。 「P105」のページでは、第6図Aの表をその
まま横方向に読取つて送出する。従つて、第1行
目は“赤”で“!”,“ ”,“A”……“P”が繰
返し表示される。 以上述べた如く構成すれば必要な試験信号が形
成される。 なお、試験信号発生回路4Dからの信号として
数10ページの文章、図形等を含む信号(現在試験
放送中の信号と同様の形式)を形成し、この信号
でニユースフラツシユ或は字幕の場合のボツクシ
ングの機能をチエツクすればよい。 次に、受信装置の機能で試験・検査すべき項目
は、ハミングコード変換されてる制御信号を再変
換(復号)するデコーダにおける誤り訂正動作及
びパリテイチエツク動作の確認である。先ず、ハ
ミングコード信号の再変換による誤り訂正機能に
ついて説明する。 上述のように信号発生回路4Cで発生するペー
ジ「P104」では4行毎に同一図形が表示される
ので、そのうちの8行分たとえば第16〜23行目の
8行について第17図に示すような回路で行頭の
5郡の制御コード信号の最終の1群の部分の8ビ
ツトを1行毎に1ビツトずつ反転した信号を発生
するようにする。第17図は下表に示すようなハ
ミングコード信号を形成する一例の回路である。
【表】 62は制御コード信号のBCD信号を10進信号に
変換するデコーダで例えばSN7442等が用いられ
る。データb2〜b3のBCDの値をデコードし、その
出力を10進―2進変換用の2個のエンコーダ6
3,64へ供給する。エンコーダ63,64は、
その出力に4ビツトの出力を発生する変換回路
で、データb2〜b8の指定するBCD数に対応するハ
ミングコードの保護ビツトがエンコーダ63,6
4の出力に得られるようにデコーダ62の出力を
エンコーダ63,64の入力へ接続している。そ
して、その出力をNORゲート65〜67で合成
し、上記表に示されるようなハミングコード化さ
れた信号b1〜b8を得る。 次にこの信号b1〜b8を順次反転する回路の一例
について第18図を参照して説明する。第18図
の回路では、まず、行アドレスカウンタ22の24
出力が「1」のとき即ち第16行〜23行目の時で、
ページ「P104」が指定されており、かつ行頭の
5群の制御コード信号の最終群8ビツト間を示す
ゲート信号が1/45分周回路17からANDゲー
ト79へ加えられている時のみANDゲート79
の出力が高レベルになり、負論理NORゲート7
7,78の出力はインバータ80,81の出力を
反転したもの、即ち行アドレスカウンタ22の
22,23の出力となり、デコーダ76はカウンタ2
2の20〜23の4ビツトの出力をデコードする。従
つて、行コード信号が「16」の時は、20〜23の4
ビツトが全て“0”であるのでデコーダ76の
出力が低レベルになり、反転回路68中のAND
ゲートG1が遮断されてANDゲートG2が導通し、
入力のb1は反転されてb1 となつてORゲートG3
らb1として出力される。このときb2〜b7は反転回
路69〜75をそのまま通過してb′2〜b′7とな
る。次にコード信号が「17」の場合にはデコーダ
76の出力が低レベルとなるので反転回路69
の出力のみが反転されてb2 となる。反転回路69
〜75は68と同一の構成であるので、以下同様
にして行コード信号が「23」になるまでb3,b4
…b8が1ビツトづつ反転される。以上の如くすれ
ば、第16〜23行目の行コード信号の上4桁のハミ
ングコードが1行毎に1ビツトずつ反転される。 従つて、受信装置のハミングコード信号復号回
路における誤り訂正機能が正常でなければ、行コ
ード信号が誤つたままとなつて、信号が正しくメ
モリに記憶されず、第16〜23行目の間で表示に抜
けが出るので、画面上で誤り訂正機能の確認がで
きる。もちろん、正しく動作していれば訂正され
て所定の表示がなされる。 パリテイチエツクについても同様にすればよく
例えば、信号発生回路4Bで発生する表示文字コ
ード信号即ち、第15図中のセレクタ50,51
の出力のb1〜b7にパリテイビツトb8を付加したも
のを上記の第18図と同様の回路のb1〜b8入力と
し、第18図中の行アドレスカウンタ22に代え
て文字水平位置即ち1/8分周回路16の出力を
カウントするカウンタを用い、1/45分周回路1
7の出力として制御コード信号より後の第6群以
後に低レベルになる信号を用いて前記文字位置カ
ウンタを制御するようにすればよい。その場合に
は左端の文字(カウンタ出力“00000”)では入力
b1b1 に反転し、第2番目の文字では入力b2b2
に反転し……と、1字毎に1ビツトずつ反転され
ることになる。従つて、この信号により受信装置
で表示すれば、パリテイチエツク回路に誤動作が
あれば1〜数字抜けるので直ちに判定することが
できる。この場合ANDゲート79へ文字位置カ
ウンタから24のカウント出力を加えるようにして
おけば、第17字目(“10000”)からだけ1ビツト
ずつ反転されることになりそれまでは反転されな
いので、1行分の左16文字は正常になり、右24文
字中に1字以上の抜けが生じるようになるので、
パリテイチエツク動作の誤りが画面上で容易に確
認できる。 なお、同様にして2ビツト以上を強制的に誤ら
せることも可能であることはいうまでもない。 以上のようにして、ハミングコード信号再変換
回路の誤り訂正動作やパリテイチエツク回路の機
能を受信装置の画面上で容易に確認できる信号が
得られるものである。 以上のように、本発明においては通常のコード
化された放送信号の形態ではなく、受信装置にお
けるハミングコード信号およびパリテイコード信
号の再変換動作の試験に適した多重化信号を発生
するようにしているので、受信装置を能率的にか
つ適確に試験あるいは調整することのできる装置
を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図A,Bおよび第2図は多重化情報信号の
一送出態様を示す波形図、第3図A,B,C,
D,E、第4図、第5図、第7図および第8図は
同信号の内容を示す模式図、第6図A,Bは同信
号のコード化態様を示すテーブル、第9図は同多
重化情報の表示態様を示す正面図、第10図は本
発明の一実施例における試験信号発生装置のブロ
ツク線図、第11図は同装置で発生する一例の信
号を示す波形図、第12図、第13図、第14
図、第15図、第16図、第17図および第18
図は同装置の要部のブロツク線図である。 1…同期盤、2…クロツク発生回路、3A…カ
ラーバー発生回路、3B…クロスハツチ発生回
路、3C…ハニワパターン発生回路、3D…通常
映像発生回路、4A〜4D…試験信号発生回路、
5A〜5D…混合回路、6A〜6D…変調回路、
7…混合増幅回路、8…被試験受信装置、11…
遅延ゲートパルス発生回路、12…ゲートパルス
発生回路、13…タイマー、14…映像信号発生
回路、15…ANDゲート、16…1/8分周回
路、17…1/45分周回路、18…リードオンリ
ーメモリー、19…直列並列変換回路、20…セ
レクタ、21…ハミングコード回路、22…行ア
ドレスカウンタ、23…マガジン・ページカウン
タ、24…直列並列変換回路、25…パリテイチ
エツク回路、26…固定文字発生回路、27…固
定パターン発生回路、28…混合切換回路、29
…レイズドコサイン回路、30…混合回路、62
…デコーダ、63,64…エンコーダ、65,6
6,67…NORゲート、68〜75…反転回
路、76…デコーダ、77,78…NORゲー
ト、79…ANDゲート、80,81…インバー
タ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 テレビジヨン信号の垂直帰線期間に多重化さ
    れて送信されるコード化された付加情報信号を受
    信する受信装置を試験信号としてハミングコード
    化もしくはパリテイーコード化されている信号の
    任意のピツトを強制的に順次反転した誤り訂正機
    能試験用信号を発生するようにしたことを特徴と
    する試験信号発生装置。 2 行コード信号を構成するハミングコード信号
    を1行当り1ピツトづつ位置をずらせて順次反転
    するようにしたことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の試験信号発生装置。 3 同一行に複数の文字のコード化信号を設け、
    1文字毎にパリテイコード化されているコード信
    号を1文字当り1ビツトづつ位置をずらせて順次
    反転するようにしたことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項または第2項記載の試験信号発生装
    置。
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