JPS6133145A - 脂肪酸誘導体及びその製造法 - Google Patents

脂肪酸誘導体及びその製造法

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JPS6133145A
JPS6133145A JP15343084A JP15343084A JPS6133145A JP S6133145 A JPS6133145 A JP S6133145A JP 15343084 A JP15343084 A JP 15343084A JP 15343084 A JP15343084 A JP 15343084A JP S6133145 A JPS6133145 A JP S6133145A
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JP
Japan
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group
interrupted
oxygen atom
carbon atoms
carbon chain
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Pending
Application number
JP15343084A
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English (en)
Inventor
Shinichi Tsukamoto
塚本 紳一
Yoshinobu Nagano
長野 嘉信
Kimio Katsuta
公雄 勝田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamanouchi Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Yamanouchi Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は優れた線溶系光通作用を示し、かつ  7水溶
性の高められた脂肪酸誘導体及びその塩並びにそれらの
製造法に関する。
[従来の技術] 従来、線溶系亢進作用を有する化合物の一つとして、下
記の一般式で示されるアシルペプチド類は公知である(
特開昭57−131747号、同58−118549号
)。
[発明の解決しようとする問題点] しかし、線溶系先進剤としての臨床上の目的のためには
線溶系先進活性が更に強力であることが望ましく、かつ
、上記の公知化合物はそのほとんどが水に対する溶解性
が低(、薬埋活性の充分な発現あるいはその製剤化を困
難なものとしている。
本発明の目的は、上記公知化合物よりも線溶系先進活性
が著しく優れ、かつ水溶性の高められた新規な化合物と
その合成法を提供することKある。
[発明の解決手段] 本発明者らは種々の新規化合物を合成し、その線維素溶
解活性について研究した結果、下記一般式(I)で示さ
れる化合物が上記の公知化合物に比して著しく優れ、か
つ水溶性が高められたものであることを知見して本発明
を完成した。
8□)cH−(cHt)n−co−A−B−oR゛(1
)[式中の記号は以下の意味を有する。
R1; 炭素鎖が酸素原子によって中断されていてもよ
い炭素数10乃至18個のアルカノイルアミノ基、炭素
鎖が酸素原子 によって中断された炭素数10乃至16個のアルカノイ
ルオキシ基、又は式W −(NH−Y −Co )m−2−で示される基。
V;炭素数が2乃至12個のアルカノイル基、又は堺級
アルキルスルホニル基。
Y; 炭素数が1乃至6個のアルキレン基。
m:1又は2゜ 2:酸素原子又はイミノ基。
Rta 炭素数が10乃至18個のアルキル基。
炭素鎖が酸素原子によって中断されて いてもよい炭素数が10乃至18個のアルキルアミノカ
ルボニル基、又は炭素 鎖が酸素原子によって中断された炭素 数カ10乃至14個のアルコキシアミノカルボニル基。
n; 1乃至3の整数。
A及びB; 同−又は異って、単結合、又は置換基とし
て、アシル基、アラルキル 基、又はエステル残基な有していても よいアミノ酸残基。
R3: 水素原子又はエステル残基。
但し R1が酸素原子によって中断されていないアルカ
ノイルアミノ基であるときは R2は炭素鎖が酸素原子
によって中断されたアルキルアミノカルボニル基、又は
炭素鎖が酸素原子によって中断されたアルコキシアミノ
カルボニル基を意味する。以下同じ。] 本明細書の一般式の表示で用いられた基の定義忙おいて
、r低級、なる語は特にことわらない限り、炭素数が1
〜5個の直鎖又は分岐状の炭素鎖を意味する。
従って、低級アルキル基としては、メチル基。
エチル基、フロビル基、インプロピル基、フチル基、イ
ソブチル基、  5ee−ブチル基、tert−ブチル
基、ペンチル、(アミル)基、イソペンチ/’ M r
 tert −ヘア チル基、ネオペンチル基ナトが挙
げられる。
低級アルキルスルホニル基としてはメチルスルホニル基
、エチルスルホニル基、フロビルスルホニル基、ブチル
スルホニル基等である。
また2本明細書の一般式の基の定義において。
r炭素鎖が酸素原子によって中断された。なる語は、炭
素数が10乃至18個のアルキル基、アルカノイルアミ
ノ基、アルキルアミノカルボニル基、炭素数が10乃至
16個のアルカノイルオキシ基、炭素数カ10乃至14
個のアルコキシアミノカルボニル基の炭素鎖の任意の位
置において中断されるように1乃至4個の酸素原子が導
入されたエーテルあるいはポリエーテルタイプの基を意
味し、好ましくは式 R’−(0−Y’)l−0−Y” −D−[式中、 R
’ ハ炭素数が1乃至12個のアルキル基、Ylは低級
アルキレン基を、tは0又は1乃至3の整数を。
では単結合又は低級アルキレン基を、Dは単結合、カル
ボアミド基(−C0NH−) 、カルバモイル基(−N
HCO−)、カルボニルオキシ基(−Coo−)を意味
する。以下同じ。]で示される基が挙げられる。
本発明においてアルキル基やアルキルアミノカルボニル
基のアルキル基は炭素数が1乃至18個の範囲内で選択
されるが、具体的には上記低級アルキル基の具体例に加
えて、ヘキシル、イソヘキシル基、ヘプチル基、イブヘ
プチル基。
オクチル基、イソオクチル基、ノニル基、イソノニル基
、デシル基、イソデシル基、ウンデシル基、インウンデ
シル基、ドデシル基、インドデシル基、トリデシル基、
イソトリデシル基。
テトラデシル基、インテトラデシル基、ペンタデシル基
、イソペンタデシル基、ヘキサデシル基、インヘキサデ
シル基、ヘプタデシル゛−基、インヘプタデシル基、オ
クタデシル基、イソオクタデシル基なとの直鎖又は分枝
な有するアルキル基が挙げられる。
アルキレン基としては1本発明では炭素数が1乃至6個
の範囲内で選択されるが、メチレン基、エチレンン基な
どの低級アルキレン基の他、ヘキサメチレン基等が挙げ
られるが、 Ylの低級アルキレン基としては、炭素数
が2乃至5個の範囲内で選択される。
また、アルカノイル基あるいはプルカメイルアミン基や
アルカノイルオキシ基などのアルカノイル基としては1
本発明においては炭素数が2乃至18個の範囲内で選択
されるが、アセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、
イソブチリ)v基、 バレリル基、インバレリル基、ピ
バロイル基、ヘキサノイル基、ヘプタノイル基、オクタ
ノイル基、ノナノイル基、デカノイル基、ウンデカノイ
ル基、ラウロイル基、トリデカノイル基、ミリストイル
基、ペンタデカノイル基、バルミトイル基、ヘプタデカ
ノイル基、ステアロイル基などが具体例として挙げられ
る。
また1本発明においてアルコキシアミノカルボニル基の
アルコキシ基は炭素数が9乃至13個の範囲内で選択さ
れるが具体的にはノニルオキシ基、イソノニルオキシ基
、デシルオキシ基。
イソデシルオキシ基、ウンデシルオキシ基、イソウンデ
シルオキシ基、ドデシルオキシ基、イソドデシルオキシ
基、トリデシルオキシ基、イントリデシルオキシ基等で
ある。
従って、炭素鎖が酸素原子によって中断されたアルキル
基、アルカノイルアミノ基、アルカノイルオキシ基、ア
ルキルアミノカルボニル基やアルコキシアミノカルボニ
ル基は、上記のアルキル基、アルカノイルアミノ基、ア
ルカノイルオキシ基、アルキルアミノカルボニル基やア
ー0−γ−D−で式示されるような位置に導入された。
モノ−、ジー、トリー又はテトラオキサ−アルキル基、
−アルカノイルアミノ基、−アルカノイルオキシ基、−
アルキルアミノカルボニル基ヤーアルコキシアミノカル
ボニル基である。
アミノ酸残基は、天然又は合成のアミノ酸で。
そのアミン窒素(N端)から水素原子を、カルボキシ基
(C端)から水酸基を除去した残基であって、具体的に
はfNH−CH−Yl −Co −)(式中 B6は水
素原子、低級アルキル基、ヒドロキシ低級アルキル基、
アミン低級アルキル基、カルボキシ低級アルキル基、グ
アニジノ低級アルキル基、低級アルキルチオ低級アルキ
ル基、フェニル低級アルキル基。
ヒドロキシフェニル低級アルキル基、ヒドロキシフェノ
キシフェニル低級アルキル基。
イミダゾリル低級アルキル基又はチェニル基をl Yl
は単結合又は低級アルキレン基を特忙好ましいアミノ酸
残基は、セリン残基(8er  )+フェニルアラニン
残基(−Phe  ) 。
β−アラニン残基(−β−Ali −) 、グルタミン
酸残基(−Glu −) 、アスパラギン酸残基(−A
sp−)。
グリシン残基(−Gly−)、チロシン残基(−Tyr
−)等である。
これらのA、Hのアミノ酸残基は、さらに置換基として
アシル基、アラルキル基、又はエステル残基を有してい
てもよく、当該ペプチド化学の分野で汎用され2本発明
化合物の合成過程においてアミン基、カルボキシ基、又
はシテー請禰水酸基の保護基をも兼ね、緩和な反応条件
下に容易に脱離しうる基が選択される。
このような、アミノ基の保護基としては、を−ブトキシ
カルボニル基、ベンジルオキシカルボニル基、p−メト
キシベンジルオキシカルボニル基、シクロヘキサンカル
“ボニル基、フタロイル基、トリフルオロアセチル基等
のアシル基や、ベンズヒドリル基、トリチル基等のアラ
ルキル基が、またカルボキシ基の保護基としてはメチル
エステル、エチルエステル、プロピルエステル、メチル
エステル、  t−7’チルエステル。
アセトキシメチルエステル、ピバロイルメチルエステル
、ベンジルカルボニルオキシメチルエステル、ベンゾイ
ルオキシメチルエステル、フタリジルエステル、5−オ
キソ−2−テトラヒドロフリルエステル、ベンジルエス
テル、p−ニトロベンジルエステル、ベンズヒドリルエ
ステル、トリチルエステル、フェニルエステルを形成す
るエステル残基が、シT−一か←水酸基の保護基として
はアセチル基、プロピオニル基ブチリル基、バレリル基
等のアシル基や、ベンジル基、ベンズヒドリル基、トリ
チル基等のアラルキル基が挙げられる。
R3が示すエステル残基もまた前記エステル残基と同様
である。
っては各種の光学異性体が存在する。本発明はこれらの
全ての異性体の分離されたものあるいは混合物をも包含
する。
また2本発明化合物の中には塩を形成するものもある。
本発明は上記一般式(I)の化合物の薬理上許容される
非毒性の塩をも包含するものであり、かかる塩としては
ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属、カルシウム、
マグネシウム等のアルカリ土類金属、トリメチルアミン
トリエチルアミン、シクロヘキシルアミン、ジシクロヘ
キシルアミン、ジェタノールアミン。
アルギニン、リジン等の塩基や塩酸、硫酸、臭化水素酸
、リン酸、ギ酸、酢酸、シュウ酸、コハク酸、フマール
酸、マレイン酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸
、ベンゼンスルホン酸等の酸との塩や、アンモニウム塩
等が挙げられる。
上記一般式(I)で示される化合物やその塩は種々の方
法によって製造することができる。
本発明は本発明化合物(I)やその塩の製造法をも提供
するものである。
第1製造法(エステル残基の脱離) 8゛、。1.。R2)’n−6゜−A−B−OR7(I
a)一一一→ >CH(CH2)nCo A B  O
H(Ib)(反応式中 R7はエステル残基を意味する
・。
以下同じ) 本発明化合物中R3が水素原子である遊離カルボン酸の
誘導体(Ib)は、対応するエステル誘導体(R” =
 R7=エステル残基)からエステル残基を脱離させる
こと傾よって製造することができる。
このエステル残基の脱離反応は、用℃・られる原料化合
物、殊にそのエステル残基の種類に応じて、当該ペプチ
ド化学の分野で汎用されて℃・る方法から適宜選ばれ適
用される。このような反応としては、酸触媒による加水
分解、塩基性条件下におげろケン化、接触還元や化学的
還元忙よるエステル残基の脱離反応がある。
例えばエステル残基がtert−ブチル基やベンズヒド
リル基であるときは、一般式(1,)で示される原料化
合物をトリフルオロ酢酸、トリフルオロ酢酸−ア二ソー
ル、臭化水素酸−酢酸、塩酸−ジオキサン等の溶媒に溶
解し、冷却下乃至室温下に処置する方法を採用するのが
簡便で好適である。
また、エステル残基が、メチル基、エチル基。
等の低級アルキル基であるときには、原料化合物(Ia
)をメタノール、エタノール等の溶媒に溶解し水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム等の塩基の存在下にケン化す
る方法が適切である。
さらに、エステル残基が例えばベンジル基。
ベンズヒドリル基、p−ニトロベンジル基などであると
きはパラジウム炭素などを触媒とする接触還元によって
容易にエステル残基を脱離させることができる。
なお、原料化合物(Ia)のA、Hのアミ、ノ酸残基が
エステル残基で置換されたカルボキシ基を有するアミノ
酸残基であるときは、目的に応じて。
それらのエステル残基を同時に、あるいは目的とするエ
ステル残基のみを選択的に脱離させることができる。
第2製造法(アミド化A法) 又はその反応性誘導体 −〉〉CH−(CH2)n−CO−A′−B′−0R3
(Id)(反応式中、A′及びB′は、一方が置換基と
してアシル基、アラルキル基、又はエステル残基を有し
ていてもよいアミノ酸残基な。
他方が単結合又は置換基としてアシル基。
アラルキル基、又はエステル残基を有していてもよいア
ミノ酸残基な意味する。以下同じ) 一般式(Id)で示される本発明化合物は、一般式(I
C)で示されるカルボン酸類又はその反応性誘導体と、
一般式(n)で示されるアミノ酸若しくはペプチド類と
を反応させることにより製造することができる。
化合物(Ic)の反応性誘導体としては酸クロリド、酸
プロミド等の酸ノーロゲニド;酸アジド;N−ヒドロキ
シベンゾトリアゾールとのエステル。
N−ヒドロキシスクシンイミドとのエステル、p−ニト
ロフェニルエステル等の活性エステル;対称型酸無水物
;アルキル炭酸混合酸無水物。
p−)ルエンスルホン酸との混合酸無水物等が挙げられ
る。
このアミド化反応は通常化合物(IC)又はその反応性
誘導体と、化合物(II)とをほぼ等モル、ある(・は
一方をやや過剰量とし。
反応に不活性な有機溶媒中冷却下乃至 室温下に行なうのが有利である。溶媒は使用される原料
化合物の種類等を考慮して適宜選択する必要があるが2
通常テトラヒドロフラン、ジオキサン、エーテル、ベン
ゼン、トルエン、キシレン、メチレンクロリド、ジクロ
ルエタン。
クロロホルム、四塩化炭素、ジメチルホルムアミド、酢
酸エチル、アセトニトリル等が用いられる。
化合物(I c)を遊離のカルボン酸で反応させるとき
は、 N、N’−ジシクロへキシルカルボジイミド。
1.1−カルボニルイミダゾール等の縮合剤の存在下に
実施するのが有利である。
反応に際し、トリエチルアミン、ピリジン。
ピコリン、ルチジン、N、N−ジメチルアニリン等の三
級塩基や炭酸カリウム、炭酸す) +Jウム。
水酸化ナトリウム等の無機塩基などの存在下に実施する
のが2反応を円滑に進行させる上で有利な場合があり、
使用原料化合物の種類を考慮して採用される。
化合物(Ie)の反応性誘導体として、活性エステル等
を用いる場合は、化合物(II)のカルボキシ基はエス
テル残基で置換されていなくてもアミド体を得ることが
でき、その意味において化合物(n)及び化合物(Ia
)のR3が水素原子及びエステル残基の双方を採りうる
第3製造法(アミド化B法) (反応式中、R8は炭素鎖が酸素原子圧よって−で示さ
れる基を意味する。以下同じ)一般式(Ie)のアミド
化合物は、一般式(III)で示されるアミン化合物と
、一般式QV)で示されるカルボン酸類又はその反応性
誘導体とを反応させることKより製造される。
反応における溶媒の種類、原料化合物等の使用量2反応
温度等の反応条件は第2製造法と全(同様である。
第4製造法(アミド化C法) ・   QI 一−−→   )Cf(−(CH2)n−Co−A−B
−OR3(If)R’NHCO (反応式中、R9は炭素鎖が酸素原子によって中断され
ていてもよい炭素数が10乃至18個のアルキル基、又
は炭素鎖が酸素原子によって中断された炭素数が10乃
至14個のアルコキシ基を意味する。以下同じ) 一般式(If)の本発明化合物は、一般式(V)のカル
ボン酸又はその反応性誘導体と、一般式(ロ)のアミン
類とを反応させて製造される。
このアミド化反応条件等は第2.及び第3製造法と全く
同様である。
第5製造法(エステル化) (反応式中、R10は炭素鎖が酸素原子によって中断さ
れた炭素数10乃至16個のアルキル基、又はRIOC
oで式R’−(NH−Y−Co)m−で示される基を意
味する。以下同じ)本発明化合物中一般式(Ig)で示
される化合物は、一般式(■)のアルコール類又はその
反応性誘導体と、一般式(■)のカルボン酸又はその−
反応性誘導体とを反応させることKより製造される。− この反応は一般的なエステル形成反応であり。
常法を適用して実施することかできるが、化合物(■)
と化合物(■)とを、ジシクロへキシルカルボジイミド
(DCC)等の縮合剤の存在下にエステル化する方法が
有利である。反応はジメチルホルムアミド、メチレンク
ロリド等の反応に不活性な有機溶媒中、化合物(■)と
(■)とをほぼ等モルあるいは一方をやや過剰にして室
温乃至加温下に行なうのが好適である。反応に際し。
ジメチルアミノピリジンの如き塩基を添加するのが反応
を円滑に進行させる上で有利な場合がある。
また、酸成分の反応性誘導体として酸ノ・ロゲニド、酸
無水物等を、あるいはアルコール成分の反応性誘導体と
して次の一般式 %式% (式中、Xはハロゲン原子、又はトルエンスルホニルオ
キシ基を意味スる) で示されるノ・ロゲン置換体又はトシレート誘導体等を
用いて常法により反応させることもできる。なお、Xが
示すノ・ロゲン原子としては具体的には塩素原子、臭素
原子等が挙げられる。
このように種々の方法により製造された本発明化合物は
遊離のままあるいはその塩として単離され、精製される
。単離、精製は、結晶化。
蒸留、抽出、各種クロマトグラフィー、再結晶等当分針
において通常用いられる方法によって行なわれる。
[発明の効果] 本発明によって提供される上記一般式(I)の化合物及
びその塩は、その脂肪酸部分 カルバモイル基、エーテルあるいはポリエーテルタイプ
9基(好ましくはR’  (OY’)7 0−Y”−D
−で示される基)を有する点に構造上の特徴を有し、従
来公知のアシルペプチド類と比較して顕著に優れた線溶
系亢進作用を有しており。
末梢動静脈閉塞症、肺塞栓症、冠動脈閉塞症。
脳梗塞症、心筋梗塞症、網膜動静脈閉塞症や癌等のフィ
ブリンクロ芸”トの形成に伴って起る各種の疾病の予防
及び治療に有用である。
殊に本発明化合物は従来のアシルペプチ)°類では認め
られない水溶性の点についても検討されたものであり9
本発明化合物は水溶性を有しており、薬効の充分な発現
が期待でき、かつ注射剤等への適用など製剤化を容易と
した点においても特異的かつ極めて有用である。
本発明化合物の薬理作用は以下の方法によって確認され
たものである。
線溶系亢進作用(クロットリシス法) 実験方法 1 ml当り0.5〜Irr@反応量を含むプラスミノ
ーゲン−リッチフィブリノーゲン(PRF、ミドリ十字
■製、静注用フィブリノーゲン)の50〜100μLを
採り、被験化合物の10−5〜10−’Mの溶液(生理
食塩水、対照につζ・ては生理食塩ラム140mMを含
む20 rrM )リス塩酸緩衝液pH7,4とを加え
て全量を850μlとし、これに冷却したウロキナーゼ
200 CTA単位/mL、スロンビン15 NII(
単位/ mZ 、及び塩化ナトリウム140mMを含む
20mMのトリス塩酸緩衝液の150μtを加えて、充
分に混合する。この溶液を37Cでインキ−ベートする
と、スロンビン作用によるフィブリンの形成に伴って気
泡がフィブリン網に捕獲される。そして、ウロキナーゼ
作用でフィブリン網が溶解されるのに従って、捕獲され
ていた気泡が上昇する。一定の距離を上昇して到達する
までの時間を測□定し、ウロキナーゼ単独の系をコント
ロールとしてウロキナーゼに対する被験化合物の線溶系
充進作用の比活性を求める。公知化合物の中で最も優れ
た線溶系充進活性を有する化合物の一つである 3−ヘ
キサデカノイルオクタデカノイル−β−アラニル−し−
フェニルアラニン とする本発明化合物の薬理効果試験の結果を以下の第1
表に示す。
朶験結果 第1表 一般式(I)で示される化合物やその塩を主成分として
含有する薬剤は当分野において通常用いられている製剤
用担体、賦形剤等を用いて通常使用されている手段を適
用して調製することができる。
投与は錠剤、丸剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤。
液剤等による経口投与、あるいは静注、筋注等の注射剤
、量刑等による非経口投与のいずれの形態であってもよ
い。
投与量は症状、投与対象の年令、性別等を考慮して個々
の場合に応じて適宜決定されるが1通常、静注の場合成
人1日当り5〜zsoq/kg好ましくは10〜sor
ng/kg、また。経口投与の場合は成人1日当り5〜
25’OOrl[/kg、好ましくは10〜500mg
、/kg程度で[実施例] 以下に実施例を掲記し9本発明を更に詳細に説明する。
なお2本発明の原料化合物(m)、 (V)、 (■)
中には新規な物質も含まれておシ、そのような化合物は
下記参考例又はその方法に準じて容易に製造することが
できる。
実施例や参考例の記載中に用いた記号は以下の意味を表
わす。
IR赤外線吸収スペクトル NMR核磁気共鳴スペクトル m、p、  融点 HOBT   N−ビトロキシベンゾトリアゾールDC
CジシクロへキシルカルボジイミドBOCtert−ブ
トキシカルボニル基Bzl   ベンジル基 Bu   ブチル基 TFA   )リフルオロ酢酸 TEA   )リエチルアミン HO8U   N−ヒドロキシスクシンイミドPd−C
パラジウム−炭素 DMAP   4−ジメチルアミノピリジン参考例1゜ ミ N−tert−ブトキシカルボニル−し−グルタミン酸
γ−ベンジルエステル2g、N−ヒドロキシベンゾトリ
アゾール(HOBT) 877!Qgをメチレンクロリ
ド20 mtに溶解し、氷冷したところにジシクロへキ
シルカルボジイミド(DCC) 1.24 gを加え。
30分攪拌した後6−(3,6,9−)リオキサトリデ
シル)ヒドロキシルアミン1.33gを加え、水冷下1
時間、室温で12時間攪拌した。不溶物を沢去し、溶媒
を減圧留去して得た残渣をカラムクワマドグラフィー(
シリカゲル200 g、  クロロホルム−メタノール
100 : 1 v/v)により精製し、無色油状物と
して(S)−γ−tert−ブトキシカルボニルアミノ
−γ−[N−(3,6,9−)リオキサトリデシルオキ
シ)カルバモイル]酪酸ベンジルエステル3゜3.18
gを得た。
物性 IR(neat) 3250.2950.292
0.2860.1680−1730(broad)cm
−” NMR(CDC1g、δ)0.90(3H,t、J=7
Hz)1.2〜1.7(13H,m)  1.9〜2.
3(2H,m)  1.4〜1.6(2H,m)3.4
7(2H,t、J=7Hz)3.6〜3.8(IOH,
m)  4.08(3H,m)  5.13(2H,s
)5.30(IH9d、J−10H2)7.37(5H
,s)実施例1゜ (1)化合物! 1.5 gをメチレンクロリド10 
mlに溶解し、アニソール10 mtを加え、−10°
Cに冷却し、トリフルオロ酢酸(TFA) 30+nZ
を滴下し。
水冷下1時間反応させた。反応混合物を減圧下濃縮乾固
し、残渣にベンゼンを加えて再濃縮することにより、 
 TFAを留去した。こうして得た残留物を、メチレン
クロリド20m1に溶解し、トリエチルアミン(TEA
) 1.18m1を水冷下に加え、さらに−30°Cに
冷却したところに、n−ヘキサデカノイルクロリド77
0■のメチレンクロリド10m1溶液を滴下した。水冷
下20分反応させた後9反応混合物を氷水に注入し、I
N塩酸で酸性にした後クロロホルム80+nlを加え分
層した。水層をクロロホルム40m1で抽出し、 クロ
ロホルム層を合わせて、飽和食塩水で2回洗い、無水硫
酸ナトリウムで乾燥した後、溶媒を減圧留去して得た残
留物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル100
 g+ クロロホルム−メタノール100 : 1 v
/v )により精製し、無色固体として。
(S) −4−ヘキサデカンアミド−4−[N−(3゜
6.9−)リオキサトリデシルオキシ)カルバモイル]
酪酸ベンジルエステル51.5gをAだ。
物性 IR(KBr) 3270.2910.2840
.1725.1635m−’NMR(CDCI、、δ)
 0.9 (6H,m )  1−2〜1.7 (32
H+ m)1.9〜2.6(41H,m)  3.47
(2H,t、J=7Hz)3.6〜3.8(IOH,m
)  4.04(2H,m)  4.40(IH。
m)5.12(2H,s)、6.44(IH,d、J=
10Hz)7.36(5H,5) (2)化合物51.41gを酢酸エチル30m1メタノ
ール30 mlの混合溶媒に溶解し、10%パラジウム
−炭素粉末(Pd−C) 140rr@を加え、常温、
常圧で水素化した。反応混合物を沢過し、P液を減圧濃
縮して、無色固体として、1.2gの(S) −4−ヘ
キサデカンアミド−4−[N−(3,6,9−)リオキ
サトリデシルオキシ)カルバモイル]酪酸6を得た。
物性 IR(KBr) 3270.2910.2830
.1730.1700゜1660、1635cIn−’ NMR(CDCl3.δ) 0.9(6H,m) 1.
1〜1.7(32H,m)1.9−2.5(4H,m)
 3.47(21H,t、 J=7Hz)3.6〜3.
8(IOH,m) 4.08(IH,m) 4.54(
IH,m)6.71 (IH,d、 J=10Hz )
参考例2 N −tert −フトキシカルボニルーL−フルパラ
ギン酸β−ベンジルエステル4 g、  O−(3,6
,9=トリオキサトリデシル)ヒドロキシルアミン2.
76gを用いて参考例1と同様にして、(S)−3−t
ert−ブトキシカルボニルアミノ−3−[NL(3゜
6.9’−)リオキサトリデシルオキシ)カルーバモイ
ル]フロピオン酸ベンジルエステルss、ssgt−m
色油秋物として得た。
物性 jR(neat) 3270.2950.292
0.2860.1660.〜1730 (broad 
)cm−” NMR(CDC1,、δ) 0.94(3H,t、 J
=7Hz) 1.2〜1.7(13I(+ m) 2.
87(2H9dd+ J=7Hz、4Hz) 3.48
(2H,t、 J=7Hz) 3.6〜3.8(IOH
,m) 4.05(2H。
m) 4.50(IH,m) 5.1’5(2H,s)
 5.58(iH,d。
J=10Hz)  7.37(5H,s)実施例2゜ (1)  81.5 gを用臂て実施例1−fl)と同
様にして(S)−3−ヘキサデカンアミド−4−[N 
−(3,6゜9−トリオキサトリデシルオキシ)カルバ
モイル]フロピオン酸ベンジルエステル91.39gを
無色固体として得た。
物性 IR(KBr) 3270.3220.2900
.2830.1720゜1630cnL−” NMR(CDCI、、δ)  0.9(6H,m) 1
.2〜1.7(30H。
m) 2.2(2H,t、 J=8Hz) 2.84(
2H,m) 3.47(2H,t、 J=7Hz) 3
.6〜3.8(10I(、m) 4.05(2H,m、
) 4.77(LIF(、m)’ 5.15(2)L 
s) 6.75(IH。
4 J=8Hz ) ’ 7.37(5I(、’5)(
2)芝1.39gを用いて、実施例1−(2)と同様に
して(S) −3−ヘキサデカンアミド−4−[N−(
3,6,9−)リオキサトリデシルオキシ)カルバモイ
ル]プロピオン酸101.0gを無色固体とし〜 て得た。
物性 IR(KBr) 3270.3200.2910
.2830.1700゜1645α−1 NMR(CDC13)  0.9(6)Lm) 1.2
〜1.7(30H,m)2.24(2H,m) 2.8
0(2H,m) 3.48(2H,t、 J=7Hz)
 3.6〜3.8(IOH,m) 4.07(2H,m
) 4.80(IH,m) 6.90(IH,d、 J
=9Hz、)参考例3゜ N −tert−ブトキシカルボニル−し−アスパラギ
ン酸β−ベンジルエステル4.85g、O−テシルエタ
ノールアミン3.05gを用いて参考例1と同様にして
5.58gの無色油状物として(S) −3−tert
 −ブトキシカルボニルアミノ−3−(3−オキサトリ
デシルカルバモイル)プロピオン酸ベンジルエステル1
2を得た。
物性 IR(neat) 3280.2920.284
0.1715.1665cm−’NMR(CDCI8.
δ) 0.87(3H,t、 6Hz)、 1.2〜1
.7(25H,m) 2.7(IH,dd、 J”’7
Hz、 19Hz) 3.10(1/H,dd。
J=5Hz、 19Hz) 3.:3−3.5(6H,
m) 4.5(LH,m)5.12(2H,s) 5.
62(IH,m) 6.75(IH,m) 7.35(
5H,り 実施例3゜ C0OH穏          〜 HOBT、DCC (1)化合物1280011@をメチレンクロリド5I
nlに溶解し、アニソール5 mlを加え、水冷下TF
A 10m1を滴下し、水冷下1時間反応させた。反応
混合物を減圧上濃縮乾固し、この残漬にエーテル50m
1.水50m1を加え4%炭酸水素ナトリウム水でpH
9〜10とした後分層し、水層をさらにエーテル30 
mlで抽出し、エーテル層を合わせて、飽和食塩水で洗
った後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧上濃縮乾固
して、無色固体を得る。
一方で、3.6−シオキサヘキサデカン酸411■とH
OBT 216ffgをメチレンクロリド10+++Z
に溶解し、氷冷したところにDCC330rngを加え
て、水冷下30分攪拌する。この反応混合物に上記無色
固体のメチレンクロリド10m1溶液を加え、室温で2
4時間攪拌した。反応混合物をf過し、F液を0、IN
塩酸水、飽和食塩水、4%炭酸水素ナトリウム水、飽和
食塩水の順に洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、
減圧上濃縮乾固して、無色固体を得る。これを、カラム
クロマトグラフィー(シリカゲル30g、クロロホルム
−メタノール100:1、/)によシ精製し、無色固体
として840rr@の(S)−3−(3,6−シオキサ
ヘキサデカンアミド)−3−(3−オキサトリデシルカ
ルバモイル)プロピオン酸ベンジルエステル14 ヲ得
〜 た。
物性 IR(KBr) 3290.2920.2840
.1730゜1645(+Il−’ NMR(CDC1,、δ)0.88(6H,m)1.2
〜1.7(32H。
m)2.9(2H,m)3.32〜3.70(1,2H
,m)4.03(2H9s)4−90(IHlm)5.
15(2Ht s)6.75(IH,m)  7.35
(5H,s)  7.72(IH,d、 J=10Hz
)(2)  14830mgを用いて実施例1−(2)
と同様にして。
620mgの無色固体として、 (S)−3−(3,6
−シオキサヘキサデカンアミド)−3−(3−オキサト
リデシルカルバモイル)プロピオン酸15を得た。
物性m、p、  70〜71℃ IR(KBr) 3320.3275.2910.28
40.1710゜1675cIL−” NMR(CDCI、、δ) 0.88(6H,m) 1
.2〜1.7(32H。
m)2.87(’2H,m)3.35〜3.70(12
H,m)4.06(2H,s)4.88(IH,m)6
.94(IH,m)7.76(IH,d、J=10Hz
) 実施例4゜ す (1) 、 (S) −3−tert−ブトキシカルボ
ニルアミノ−3−テトラデシルカルバモイルプロピオン
酸ベンジルエステル2gt−メチレンクロリド13 m
lに溶解し、アニソール13 mlを加えて水冷下TF
A40mZを滴下し、水冷下2時間攪拌した。
反応混合物を減圧上濃縮乾固して残留物を得る。
3、6.9−トリオキサヘキサデカン酸957■。
HOBT 540■をメチレンクロリド10 mlに溶
解し、氷冷下、  DCC803ff1gを加え30分
攪拌し。
次に上記残留物のメチレンクロリド10m1溶液と、 
 TEA 560μlを加えた復水冷下30分、室温で
24時間攪拌した。反応混合物を沢過し、F液を0.5
N塩酸水、飽和食塩水、4%炭酸水素ナトリウム水、飽
和食塩水で順に洗った後、無水硫酸す)IJ酢酸エチル
−ヘキサン1 : 2 v/v )で精製し、 1.0
6gの無色固体として、(S)−3−テトラデシルカル
バモイル−3−(3,6,9−ト’)オキサヘキサデカ
ンアミド)プロピオン酸ベンジルエステル18を得た。
物性 IR(KBr) 3300.2920.2840
.1730゜1660α−1 NMR(CDCI、、δ) 0.88(6H,m) 1
.2〜1.7(32H。
m ) 2.90 (2H+ m ) 3−21 (2
)19 m ) 3−46 (2I(+ t。
J=7Hz) 3.6〜3.78(8H,m) 4.0
4(2H,g)4.87(IH,m) 5.16(2H
,s) 6.54(1)t、 m)7.37(5H,’
s)’1.77(IH,d、J=10Hz)(2)  
181.0gを用いて実施例1−(2)と同様にして。
(S) −3−テトラデシルカルバモイル−3−(3゜
6.9−)リオキサヘキサデカンアミド)プロピオン酸
19750■を白色固体として得た。
物性 IR(KBr) 3290.2910.283’
0.1715.1650゜1630α−1 NMR(CDCI、、δ) 0.88(6)L m) 
1.2〜1.7(32H。
m) 2.76(IH,dd、 J=7H2,18Hz
) 3.03(IH。
dd、 J=6Hz、 18Hz) 3.24(2H,
m) 3.53(2H。
t、 J=7Hz) 3.6〜3.8(8H,m) 4
.06(21,d。
J=3Hz) 4.82(IH,m) 6.60(IH
,m)7.87(IH,d、 J=10Hz)参考例4
゜ (S)  3− tert−ブトキシカルボニルアミノ
−3−テトラデシルカルバモイルプロピオン酸1.73
1Qg、L −セリル−し−フェニルアラニンベンジル
エステル−トリフルオロ酢酸塩2.21gをメチレンク
ロリド920m1に溶解し、水冷下トリエチルアミン(
TEA)0.57 mlを加え、さらにDCC845■
を加えて、室温で24時間反応させた。反応混合物にク
ロロホルムを加えて、  300a+Aとし、不溶物を
f去後、冷0.5N塩酸水、飽和食塩水、4%炭酸水素
す) IJウム水、飽和食塩水で順に洗った後、無水硫
酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮して得られた残留物
をカラムクロブトゲラフィー(シリカゲル100 gt
ジクロロルム−メタノール100 : 1 v/v )
によす精製し、1.97gの白色固体としてN −[t
s) −3−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3
−テトラデシルカルバモイルプロビオニル]−L−0−
ペンiルtセリルーL−フェニルアラニンベンジルエス
テル221.97 gを得た。
物性 IR(KBr) 3280.2910.2840
.1720.1685゜1635信−1 NMR(CDC1,、δ)0.88(3H,t、J=6
Hz)1.08〜1.70(33H,m)2.50(I
H,dd、J=7Hz、17Hz)2.85 (I H
= dd、J=5HZl 17Hz )  3.0〜3
.3 (4H9m )3.48 (IH1d4 J=1
0Hz、 8Hz )  3J 6 (1)L dd。
J=10Hz、5Hz)43〜4.6(2H,m)4.
45(2H,a)4.85(IH,m)5.L2(2)
L a)6.0(IH,m)6.56(IH,m)6.
76(IH,m)6.9〜7.44(15H,m)実施
例5゜ (1)化合物22980■、  3,6.9−ヘキサデ
カン酸17293rr@を用いて実施例4−(1)と同
様にして。
900■の白色固体として、N−[(S)−3−テトラ
デシルカルバモイル−3−(3,6,9−)リオキサヘ
キサデカンアミド)プロピオニル]−L−0−ベンジル
セリル−L−フェニルアラニンベンジルエステル23 
ヲ得り。
物性 IR(KBr) 3270,2920+ 284
0,1715゜1635CIE−’ NMR(CDCl、 、δ) 0.88(6L m) 
1.16〜1.70(32H,m) 2.68(2)L
 m) 3.0〜3.24(4H,m)3.26〜3.
7(IIL m) 3.87(IH,d4 J=4Hz
10Hz) 4.03(2H,s) 4.44(2H,
g) 4.48(IH。
m) 4.68〜4.96(2H,m) 5.15(2
)L s) 7.0〜7.4’(15H,m) (2)化合物23900■を酢酸20m7に溶解し、1
0%Pd−Csoongを加え、常温、常圧で水素化し
た。反応混合物をr過後、P液を減圧上濃縮乾固して、
560■の白色固体として、N−[+8)−3−テトラ
デシルカルバモイル−3−(3,6,9−トリオキサヘ
キサデカンアミド)プロピオニル]−L−セリルーL−
フェニルアラニンUを得た。
物性m、p、  140−142℃ IR(KBr)’3275,2910,2840,17
20゜1635cm−’ NMR(CDCI3.δ)0.88(6H,m)  1
.1〜1.7(32H。
m)2.68(2H,m)3.16(4H,m)3.3
7〜3.80(12H,m)3.96(2)L s)7
.22(5H,s)実施例6゜ EA (1)  化合物22970 mg、 3.6.9.1
2−テトラオキサへキサデカン酸304 n1gを用い
て、実施例4−(1)と同様にして、N−[(S)−3
−テトラデシルカルバモイル−3−(3,6,9,12
−テトラオキサヘキンジルセリルーし一フェニルアラニ
ンベンジルエステル261.08 gを無色固体として
得た。
物性 IR(KBr) 3270.3060.2910
.2840.1715゜1635cm−” NMR(CDCI、、δ) 0.8〜1.0(6H,m
) 1.15〜1.65゜(28H,m) 2.7(2
H,m) 3.0〜3.2(4H,m)3.44(2H
,t、 J=7Hz) 3.4〜3.7(13H,m)
3.88(IH,dd、 J=41Hz、 10Hz)
 4.03(2H,s)4.44(2)L s) 4.
5(IH,m) 4.72〜5.00(2H。
s) 7.0〜7.6(15H,m) (2)化合物2676’011tgを用いて、実施例5
−(2)と同様にして、N−[(S)−3−テトラデシ
ルカルバモイル−3−(3,6,9,12−テトラオキ
サヘキサデカンアミド)プロピオニル]−L−セリル−
し一フェニル′アラニン27500■を無色固体として
得た。
物性 IR(KBr) 3270.30.60.291
0.2840.1723゜1630儒−1 NMR(CDC13,δ)  0.8〜1.0(6H,
m)  1.0〜1.7(28H,m)  2.7(2
H,m)  3.16(4H,m)  3.3〜3.9
(16H,m)3.98(2)L s)4.4〜5.0
(3H,m)7.21(5H,s) 参考例5゜ N−tert−ブトキシカルボニル−β−アラニル−L
−クルタミン酸α、γ−ジベンジルエステル1.63 
g ヲメチレンクロリド16m1に溶解し、アニソール
16 mlを加え、−30℃に冷却し、TFA32ml
を滴下し、水冷下2時間攪拌した後、減圧下濃縮乾固し
、残留物にエーテル50 mZ + ヘキサン50m1
を加えて処理した後、デカンテーションによって上澄を
除き不溶物として β−アラニル−L−グルタミン酸ジ
ベンジルニステルトリフルオロ酢酸塩を得このジエステ
ルと+ (S)  3− tert−フ゛トキシカルボ
ニルアミノー3−テトラデシルカルノ(モイルプロピオ
ン酸1.4gをメチレンクロ1ノド20mtに溶解し、
氷冷下TEA 458μl、 DCC6801[1gを
カロえ。
室温で3日間攪拌した。反応混合物を濾過し、冷0,5
N塩酸水、飽和食塩水、4%炭酸水素ナトリウム水。
飽和食塩水の順に洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、
減圧下濃縮乾固して得た無色固体をカラムクロマトグラ
フィー(シリカゲル100 g、  クロロホルム−メ
タノール100 : 1 v/v )により精製し、無
色固体として1.7gのN −[3−tert−ブトキ
シカルボニルアミノ−3−テトラデシルカルノ(モイル
フ゛ロビオニルコーβ−アラニル−し−グルタミン酸ジ
ベンジルエステル29を4た。
物性 IR(KBr) 3290.2910.2840
.1730.1685゜1640cIrL−’ NMR(CDCI、、δ) 0.88(3H,t、 J
=6Hz) 1.15〜1.60’(24H,m) 1
.44(9H,s) 2.10〜2.76 (81(。
m) 2.85〜3.30(4H,m) 3.9(IH
,m) 4.39(1’H。
m) 4.67(LH,m) 5.10(2H,s) 
5.16(2L s)6.88(IH,m)’  7.
31(5H,’ s)7.34(5H,s)7.74(
IH,d、J=9Hz) 実施例7゜ HOBT、DCC17 (1)化合物291ニアg、  3,6.9−)リオキ
サヘキサデカン酸523 ff1gを用いて実施例4−
(1)と同様にして、  N−[(S)−3−(3,6
,9−)リオキサへ。
キサデカンアミド)−3−テトラデシルカルノ(モイル
プロピオニル]−β−アシエル−L−クルタミン酸ジベ
ンジルエステル301.36 g ヲ無〜 色固体として得た。
物性 IR(KBr) 3280.3070.2910
.2840.1730゜1635α−1 NMR(CDCI、、δ)0.88(6H,m)1.0
5〜1.70(32H,m)  2.0〜2.8(8I
(、m)  1.9〜2.3(4H,m)3.46(2
H,t、J=7Hz)3.63(4H,m)3.75(
4H,a) 4.08(2H,s) 4.5〜4.84
(3H,m)5.11(2H,s)5.19(2H,s
)7.02(、IH,m)7.36(5H,s)7.3
8(5H,s)7.75(IH,d。
J=10Hz)8.90(4H,d、J=9Hz)(2
)  301.3 gを用いて、実施例1−(2)と同
様にして、N−[(S)−3−テトラデシルカルバモイ
ル−3−(3;6,9−)リオキサヘキサデカンアミド
)プロピオニルコーβ−アラニル−L−グルタミン酸3
11.0gを無色固体として得た。
物性 IR(KBr) 3275.3075.2910
.284’0.1730゜1635気−1 NMR(CDCI3.δ) 0.88(6H,t、 J
=7Hz) 1.1〜1.7(32I(、m) 1.9
〜2.9(8H,m) 3.2(4H,m)3.48(
2H,t、 J=7Hz) 3.5〜3.8(8H,m
)4.06(2H,s) 4.62(LH,m) 4.
85(IH,m)実施例8 (DIIIIAP) TF;A ’ (1)  3.6.9.12−テトラオキサヘキサデカ
ン酸1.32g+  3−ヒドロキシオクタデカン酸t
ert−ブチルエステル1.78gをメチレンクロリド
20mZに溶解し、水冷下DCC1,14g、 4−ジ
メチルア、ミノピリジン(DMAP ) 61.!Qg
を加え、室温で24時間攪拌した。反応混合物を沢過し
、P液を減圧濃縮し、酢酸エチル50 mlを加えこの
溶液を、冷0.5N−酸水、飽和食塩水、4%炭酸水素
す) IJウム水、飽和食塩水で順に洗い無水硫酸す)
 IJウムで乾燥し、減圧下濃縮して得られる油状物を
カラムクロマトグラフィー(シリカゲル50g。
ベンゼン−酢酸エチル5 : 1 v/v )によシ精
製し、無色液体として1.2gの3− (3,6,9,
12−テトラオキサヘキサデカノイルオキシ)オクタデ
カン酸tert−ブチルエステル33ヲ得た。
〜 物性 IR(neat) 2910.2840.175
5.1730cm−’NMR(CDCI、、δ) 0.
92(6)L m) 1.2〜1.7(32H。
m) 1.43(9H,s) 2.49(2H,d、 
J−7Hz)3.47(2H,t、 J=7Hz) 3
.58〜3.80(12H,m)4.12(2H,s)
 5.30(IH,m)伐)化合物332.55gを一
30℃に冷却し、  TFA32mZを滴下し、室温で
1時間攪拌した。反応混合物を減圧下濃縮し、残留物を
エーテル溶液とし。
水洗した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧
留去して無色油状物2.24gを得る。この無色油状物
9201Qgをメチレンクロリド10mAに溶解しHO
BT 2301Qg−を加え、氷冷下DCC350■を
加え室温で1時間攪拌した後、水冷下L−フェニルアラ
ニンベンジルエステルp−トルエンスルホン酸塩727
mg、 TEA 238μtを加え、室温で20時間攪
拌した。反応混合物を沢過し、F液を冷0.5 N塩酸
水、飽和食塩水、4%炭酸水素ナトリウム水、飽和食塩
水で順に洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減
圧留去して得た残留物をカラムクロマトグラフィー(シ
リカゲル30g、クロロホルム−メタノール100 :
 1 v/v )で精製し1.Ogの無色液体としてN
−[3−(3゜6.9.12−テトラオキサヘキサデカ
ノイルオキシ)オクタデカノイル]−L−フェニルアラ
ニンベンジルエステル35ヲ%た。
物性 IR(neat) 3280.2910.284
0.1735゜1650cIIL−’ NMR(CDCI、、δ) 0.8〜1.0(6H,m
) 1.1〜1.7(32H,m) 1.47(2H,
m) 3.10(2H,d、 J=、7Hz)3.46
(2H,t、 J=7Hz) 3.60〜3.75(1
2H,m)4.07(2H,s) 4.90(1)L 
m) 5.14(2H,s)5.22(IH,m) 6
.22(IH,d、 J=8Hz) 6.96〜7.1
0 (2H+ m ) 7.15〜7.45 (8)I
I m )(3)  化合物351gをメタノールlo
mZ+酢酸エチル10 mlに溶解し、10%Pd−C
1100ff1を加えて常温常圧で2時間水素化した。
反応混合物をf過し、F液を減圧濃縮乾固して、N−[
3−(3,6,9,12−テトラオキサヘキサデカノイ
ルオキシ)オクタデカノイルコーム−フェニルアラニン
36770U@を白色固体として得た。
物性、IR(KBr) 3320..2910.284
0.1735゜1635ニー1 NMR(CDCI、、δ) 0.8〜1.0(6H,m
) 1.1〜1.7(32H,m) 2.47(2I(
、m) 3.16(2I(、m) 3.48(2H,t
、 J=7Hz) 3.55〜3.75(12H,m)
 4.07(2H,s) 4.85(IH,m) 5.
23(1)L m) 6.46(1)L m) ’7.
24(5H,m)実施例9゜ 式 (1)  3,6,9.−)リオキサベンタデカン酸1
.24g。
3−ヒドロキシオクタデカン酸tert−ブチルエステ
ル1.78gを用いて実施例8−(1)と同様にして、
  3−(3,6,9,−)リオキサペンタデ力ノイル
オキシ)オクタデカン酸tert−ブチルエステル37
1.44gを無色液体として得た。
物性 IR(neat)’2910.2840.175
0. j725cm−1NMR(CDCIg、δ) 0
.88(6H,m) 1.1〜1.7(36ILm) 
1.42(9H,s) 2.49(2H,d、 J=7
Hz)3.45(2H,t、 J=7Hz) 3.6〜
3.8(8H,m)4.08 (2H,s ) 5.2
 (IH,m)(2)化合物371.34 g 、を用
いて実施例8−(2)と同様にして、  N−[3−(
3,6,9−)リオキサペンタデカンアミド)オクタデ
カノイルコーし−フェニルアラニンベンジルエステル3
81.23 gを無色液体として得た。
物性 IR(neat) 3290.2920.284
0.1740.1650cm−’NMR(CDCI、、
δ) 0.8〜1.0(6H,m) 1.2〜1.7(
36H。
m) 2.47(2H,m) 3.10(2H,d、 
J=7Hz) 3.45(2H,t、 J=7Hz) 
3.55〜3.75(8H,m) 4.08(2)L 
s) 4.92(IH,m) 515(2H,m) 5
.20(IH。
m) 6.19(IH,d、 J=9Hz) 6.95
〜7.15(2H,m)7.16〜7.45(8H,m
) (3)  381.2 gを用いて、実施例8−(3)
と同様にして、 N−[3−(3,6,9−)リオキサ
ベンタデカンアミド)オクタデカノイv ] −]L−
フェニルアラニン3991011tgを無色固体として
得た。
物性 IR(KBr) 3320.2910.2840
.1730.1635cm7’NMR(CDCl、、δ
) 0.88(6H,m) 1.1〜1.7(36H,
m)2.46(2H,m) 3.15(2H,m) 3
.46(2H,t。
J=7Hz) 3.55〜3.70(8H,m) 4.
06(2H,s)4.83(IH,m) 5.22(I
H,m) 6.39(IH,m)’7.1〜7.4 (
5H,m) 7.7 (IH,s)実施例10 HO 鮎 (1)  ’3.6−シオキサヘキサデカン酸1.3g
、3−ヒドロキシオクタデカン酸tert−ブチルニス
デル1.78 gを用℃・て実施例8−(1)と同様に
して1.5gの無色液体として、3−、(3,6−シオ
キサヘキサデカノイルオキシ)オクタデカン酸tert
−ブチルエステル40を得た。
物性IR(neat)2910.284()、 175
5.1730cm−’NMR(CDCI3.δ) 0.
88 (6H,m) 1.1〜1.7 (44H,m)
1.43C9H,s)2.50(2g d、J=7Hz
)3.47(2H,t。
J=7Hz)3.67(4H,m)4.13(2H,s
)5.11(IH,m)(2)化合物40 soo■を
用いて実施例8−(21と同様にして N−[3−(3
,6−シオキサヘキサデカノイルオキシ)オクタデカノ
イル] −L−フェニルアラニンベンジルエステル41
560■ヲ無色液体として得た。
物性IR(neat)3300.2910.2840.
1730.1635cm−’NMR(CDCI、、δ)
0.88(6H,m)、  1.1〜1.8(44H,
m)2.46(2H,m)3.10(2H,d、 J=
7Hz)、 3.45(2)I、 t。
J=7Hz)、 3.64(4H,m)4.07(2H
,s)、 4.9(IH,m)5.15(2H,s)5
.20(IH,m)6.12(IH,d、J=9Hz)
6.95〜7.10(2H,m)7.2〜7.4(8H
,m)(3)化合物41 560IQgを用いて実施例
8−(3)と同様にして、N−’[3−(3,6−シオ
キサヘキサデカノイルオキシ)ヘキサデカノイル] −
L−7エニルアラニン42390U@を白色固体として
得た。
物性IR(KBr)3300.2910.2B40.1
730.1640cm ”NMR(CD CI3. a
 ) 0!88 (6Hlm ) 1.2〜1.7 (
44H,m )2.47(2H,m)3.14(2H,
m)3.49(2H,t、J=7Hz)3.66(4H
,a)4.06(2H,d、J=2Hz)4.86(I
H,m)5.20(LH,m)6.’0−6.35(2
H,m)7.26(5H,m)実施例11 す 3−(3,6−シオキサヘキサデカノイルオキシ)オク
タデカン酸tert−ブチルエステル750rr@に氷
冷下TFA20mZを滴下し、室温で2時間攪拌した後
減圧下濃縮し、残留物をエーテル50mZに溶解し。
水洗した後無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧
留去して無色液体を得る。これに、N−ヒドロキシスフ
シイミド(HO8U) 138■を加え、ジオキサン1
5mZに溶解し、水冷下DCC249■を加え。
室温で4時間攪拌した。反応混合物を濾過し、P液を減
圧下濃縮乾固して得た残留物をジメチルホルムアミド2
0rntに溶解し氷冷下に、L−セリン127■、 T
EA 170plの水10m1溶液を加え、2日間室温
で攪拌した。反応混合物を減圧下濃縮し残留物に水30
m1を加え、  0.IN塩酸で酸性にした後、クロロ
ホルム50mZで2回抽出した。クロロホルム層を合わ
せ、飽和食塩水で2回洗った後無水硫酸ナトリウムで乾
燥し、減圧下で濃縮して、ペースト100:1′V/v
)により精製し、 20011!gの無色固体として、
N−[3−(3,6−ジオキサへキサデカノイルキシ)
オクタデカノイル]−L−セリン43を得た。
物性IR(KBr)33’00.2910.2840.
1735.1640cm−’NMR(CDCI3.δ)
0.8〜1.0 (6H,m) 1.1〜1.8 (4
4H,m)2.58(2H,m)3.50(2H,t、
 J=7Hz)3.68(4H,m)4.0(2H,m
)4.18(2H,a)4.65(IH,m)5.42
(2H,m)7.05 (IH,m ) 実施例12 O n −015馬 す (1)3−ヒドロキシオクタデカン酸tert−ブチル
エステル1.57 gと、6−ゾカンアミドヘキサン酸
1.30 gをメチレンクロリド30+nZ中で混和し
DMAP50■、 DCC930■を攪拌下に加え、そ
のま声室温で2日間攪拌する。析出したジシクロヘキシ
ル尿素を沖去し、  0.1N−塩酸10m1で洗い。
さらに2回水洗する。無水硫酸マグネシウムで脱水後、
濃縮し、シリカゲルカラムにかけ、クロロホルムで溶出
して 3−(6−デカンアミドヘキサノイルオキシ)オ
クタデカン酸tert−ブチルエステル45610gを
得た。
(2)化合物45700mgにTFA 8mZを加え、
室温で2時間攪拌する。減圧下TFAを留去し2石油エ
ーテルでデカントした後、シリカゲルカラムにかけ、メ
タノール−クロロホルム(5:95ソ、)で溶出して、
3−(6−デカ/アミドヘキサノイルオキシ)オクタデ
カン酸46500■を得た。
物性IR(KBr)3300.2900.2830.1
720.1695゜1620 am−’ NMR(CDCLl、δ)0.90(6H,t、 J=
6Hz)、 1.00〜1.80(48H,m)2.0
8〜2.40(4H,m)、 2.56(2H,d、 
J=8)tz)、 3.08〜3.40 (2H,m 
)t 5.10〜5.46 (I H,m)(3)  
この化合物464M5+++gをメチレンクロリド10
mZに混和し、水冷攪拌下に、β−アラニル−し−フェ
ニルアラニンベンジルエステル・トリフルオロ酢酸塩4
7375111g、  TEA 0.11m4.  D
CC。
1751Qgの順に加え、30分後に水浴をはずす。終
夜攪拌後、析出したジシクロヘキシル尿素を炉去し、水
洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し。
シリカゲルカラムにかけ、メタノール−クロロホルム(
5:95ン、)で溶出して、N−[3−デカンアミドヘ
キサノイルオキシ)オクタデカノイル]−β−アラニル
−L−7エニルアラニンベンジルエステル48730I
TIgヲ得り。
〜 (4)  化合物48705mgをテトラヒドロフラン
30m1゜メタノ−#10mZに溶解し、 10%Pd
−C80mgで接触還元を行い、触媒をr去後溶媒を留
去し、N−[3−(6−デカンアミドヘキサノイルオキ
シ)オクタデカノイル]−β−アラニル−L−フェニル
アラニン660■49を得た。
物性IR(KBr)3290.2910.2840.1
720゜1635 cm−’ NMR(CDCl2.δ)0.88(6H,t、 J=
6Hz)、 1.04〜2.00(48H,m)、20
0〜2.52(8H,m)3.04〜3.48(6H,
m)、4.64〜4.92(IH,m)、5.04〜5
.28(IH,rr、)、 7.24(’5H,s、)
実施例13 O n−CgH,、C0−Gly Gly−Q)I +  
 )CHCH2COO−tBun−0,5H31 す n−G1.H&。
す n−G、、H,A (1)3−ヒドロキシオクタデカン酸tert−ブチル
エステル1.9’6gとN−オクタノイルグリシルグリ
シン1.43 gをメチレンクロリド40m1中で混和
し、DMAP 60g DCC1,14gを加え、実施
例12(1)と同様に処理して、3’−(N−オクタノ
イルグリシルグリシルオキシ)オクタデカン酸tert
−ブチルエステル51970n1gを得た。
物性IR(KBr)3280.2920.2840.1
730.1660゜1.630 cm−’ NMR(CDCl3. a ) 0.88 (6H,t
、 J=6Hz)、 1.04〜2.00(511(、
m)、 2.10〜2.40 (2H,m)、 2.5
0(2H,d。
J−8Hz)、 3.88〜4.28(4H,m)、 
5.12〜5.40(IH,m)(2)  このエステ
ル体51770■を実施例12と同様TFA 8+++
Zで処理して、遊離カルボン酸52とし。
乾燥後、メチレンクロリド2m7を加え、Lニフェニル
アラニンベンジルエステル−p ’ −) ルエンスル
ホン酸塩530[Qgと混和し、水冷攪拌下TEA0.
17mZ、 DCC255’Qgを加える。終夜室温攪
拌後。
析出したジシクロヘキシル尿素を炉去し、水洗。
脱水後シリカゲルカラムにかけ、メタノール−クロロホ
ルム(5:95ソV)で溶出してt”[3−(N−デカ
ノイルグリシルグリシルオキシ)オクタデカノイル]−
L−フェニルアラニンベンジルエステル53’316■
を得た。
、 このエステル体5330011tgをテトラヒドロ
フラン20+nZ、  メタノール10mZに溶解し、
10%Pd−C40II!gで接触還元を行い、実施例
12(4)と同様に処理して、N−[3,−(N−デカ
ノイルグリシルグリシルオキシ)オクタデカノイル]−
L−7エニルアラニン54270■を得た。
物性IR(KBr)3300.2900.2840.1
740.1650゜1630 cm、’ NMR(CDCl3. δ)0.88(6H,t、 J
=61F(z)、  1.08〜1.92(42H,m
)、 2.08〜2.40(2H,m)、  2.40
〜2.56(2H,d、 J=8Hz)、 3.04〜
3.24(2H,m)t3.80〜4.20 (4H,
broad)、 4.72〜5.00 (IH,m)。
5−12〜5.48 ’(I H2rr+ )y 7−
28 (5Hy a )実施例14 n−C+sHm す n−C,、H,。
リ リ (1)3−ヒドロキシオクタデカン酸tert−ブチル
エステル2.35 gと、6−(6−アセトアミドヘキ
サンアミド)ヘキサン酸1.80 gをメチレンクロリ
ド40mZ中で混和し、DMAP 80[Qg、DCC
l、36 gを加え実施例12 (11と同様に処理し
て3−[6−(6−アセトアミドヘキサンアミド)へキ
サノイルオキシ]オクタデカン酸tert−ブチルエス
テル561.82gを得た。
物性IR(KBr)3280.3070.2920.2
850.1730.1660cm−’NMR(CDC1
3,δ)0.92(3H,t、 J=6Hz)、 1.
08〜1.80 (49H,m)、 1.96 (3H
,s )、 2.04〜2.52(6H。
m)、3.OO〜3.36(4H,m)、5.04〜5
.28(IH,m)(2)  このエステル体561.
80gをTFA8mtで処理し。
遊離カルボン酸57とし、メチレンクロリド5 mZ。
L−7エニルアラニンベンジルエステルp−トルエンス
ルホン酸塩1.20 g 、  TEA 0.4ml、
  DCC5901Qgを加え、実施例13(21と同
様に処理して。
N−[3−[6−(6−アセトアミドヘキサンアミド)
ヘキサノイルオキシ]オクタデカノイル]−L−フェニ
ルアラニンベンジルエステル59740■を得た。この
エステル体鰭660■をテトラヒドロフラン30mZ、
メタノール15 mlに溶解し、10%Pd−C100
■で接触還元を行い実施例12 (4)と同様に処理し
て、N−[3−[,6−(,6゜−アセトアミドヘキサ
ンアミド)ヘキサノイルオキシコオクタデカノイル]−
L−7ェニルアラニン59450■を得た。
物性IR(KBr)3280.3070.2920.2
850.1730゜1650、1630 am−’ NMR(CDCI3. a )0.96 (3H,t、
 J=6Hz)、 1.08〜1.92 (40H,m
)、 2.00 (3H,s )、 2.08〜2.4
8(6H。
m)、 3.04〜3.48 (6H,m)4.76〜
4.92 (IH,m)。
5.08〜5.20(IH,m)、 7.24(5H,
’s )実施例15 ソ (S) −3−7ミノー3−テトラデシルカルバモイル
プロピオン酸ベンジルエステル820”tgトy  6
−y”カンアミドヘキサン酸520■をメチレンクロリ
ド10mZ中で混和し、水冷、攪拌下にDCC400■
を加え30分後に水浴をはずし、そのまま終夜攪拌する
析出したジシクロヘキシル尿素を炉去し、水洗し、・無
水硫酸マグネシウムで脱水後、濃縮して。
シリカゲルカラムにかけ、酢酸エチル−クロロホルム(
1:9〜1:1″yV)で流出し、(S)3  (6−
ゾカンアミドへキサンアミド)−3−テトラデシルカル
バモイルプロピオン酸ベンジルエステル6160011
gを得た。このエステル体611.00gをテ、トラヒ
ドロフラン30m1.メタノール10mAに溶解し、1
0%Pd−C100■を加えて接触還元を行い、触媒を
F去後、溶媒を留去してj(8)−3−(6−ゾカンア
ミドヘキサンアミド)−3−テトラデシルカルバモイル
プロピオン酸62670Qを得た。
物性IR(KBr)3300.2900.2840.1
720.1690゜1630 cm−’ NMR(CDCI、+cD、OD、δ) 0.88 (
6鴇t、 J=5七)。
1.04〜1.88 (44H,m)、 2.04〜2
.40(4H,m)、 2.72(2H,d、 J=8
)Iz)、 3.04〜3.36(4H,m)、 4.
60〜4.84(IH,m) 実施例16 す (S)−3−アミノ−3−テトラデシルカルバモイルプ
ロピオン酸ベンジルエステル780mg、N−デカノイ
ルグリシルグリシン490rr@をジメチルホルムアミ
ド10mZに混和し、 DCC380rr@を加え、実
施例15と同様に処理し、酢酸エチル−クロロホルム−
メタノール(5:5:1v/v)で溶出して、(S)−
3°−(N−デカノイルグリシルグリシルアミド)−3
−テトラデシルカルバモイルプロピオン酸ベンジルエス
テル63170111gを得た。
このエステル体63380■をテトラヒドロンラン20
mZ、メータノール10m4に溶解し、10%pd−C
5Qmgを加え接触還元を行い、実施例15と同様に処
理して、(s)−3−(N−デカノイルグリシルグリシ
ルアミド)−3−テトラデシルカルバモイルプロピオン
酸64320■を得た。
物性IR(KBr)  3280. 3050. 29
00. 2830゜1705、1650fi−1 NMR(CDCI、 + CD、00.δ)0.88(
6H,t、 J=6Hz)。
1.08〜2.0O(38H,m)、 2.08〜2.
44(2H,m)。
2−84 (2)Iy d−J 〜8 Hz )p 3
−04〜3−36 (2Hz m )p3.84〜4.
12 (4鴇broad)、 4.64〜4.88 (
I H,m )実施例17 H,N n  CuHnNHCO (S)−3−アミノ−3−テトラデシルカルバモイルプ
ロピオン酸ベンジルエステル2.1g、  6− (6
−アセトアミドヘキサジアミド)ヘキサン酸1.5gを
メチレンクロリド10m7中で混和し、  DCC1,
1gを加え実施例15と同様に処理し、メタノール−ク
ロ四ホルム(1:3v/v)で、溶出して、(S)−3
−[6−(6−アセトアミドヘキサンアミド)ヘキサン
アミトコ−3″Lテトラデシルカルバモイルプ・ピオン
酸ベンジルエステル6525k ヲi t、ニー。
〜 このエステル体65250mgをテトラヒドロフラン1
0m7.メタノ−/’15m1に溶解し、 10%Pd
−C50111gを加え、接触還元を行い、実施例15
と同様に処理して、(S)−3−[6−(6−アセトア
ミドヘキサンアミド)ヘキサンアミトコ−3−テトラデ
シルカルバモイルプロピオン酸6621011@を得た
物性(KBr) 3270.3070.2910.28
40゜1720、1630α−1 NMR(CDCI8.+ CD、OD、δ) 0.88
 (3H,t、 J=6Hz)。
1.04〜1.96 (36H,m)2.00 (3H
,m )t 2.08〜2.48(4H,m )、 2
.50〜2.86 (2H,m、)、 3.08〜3.
40 (6)L m )4.52〜4.80 (I H
,m )実施例18 ワ (S)−3−アミノ−3−テトラデシルカルバモイルプ
ロピオン酸ベンジルエステル1.o 5g t 6(6
−メタンスルホンアミドヘキサンアミド)ヘキサン酸i
、o o gをメチレンクロリド20mL中で混和し。
DCC500■を加え実施例15と同様に処理して、(
S)−3−[6−(6−メタンスルホンアミドヘキサン
アミド)ヘキサンアミド]−3−テトラデシルカルバモ
イルプロピオン酸ベンジルエステル68140■を得た
このエステル体68135rr@をメタノール10m?
に′4 溶解し、10%Pd−C70mgを加え接触還元を行い
実施例15と同様に処理して、(S)−3−[6−(6
−メタンスルホンアミドヘキサンアミド)ヘキサンアミ
ドヨー3−テトラデシルカルバモイルプロピオン酸69
110mgを得た。
物性IR(KBr)  3,280.2920.285
0.1730゜16407m” NMR(CDCl、 + CD、OD、δ)0.92(
3H,t、J=6H2)。
1.08〜2.00 (36I(、m)2.04〜2.
50 (4H,m)2.50〜2.80 (2H,m)
、 2.96 (3H,8)t 3.04〜3.40 
(6H。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中の記号は以下の意味を有する。 R^1;炭素鎖が酸素原子によって中断されていてもよ
    い炭素数10乃至18個のアルカノイルアミノ基、炭素
    鎖が酸素原子によって中断された炭素数10乃至16個
    のアルカノイルオキシ基、又は式R^4−(NH−Y−
    CO)m−Z−で示される基、R^4;炭素数が2乃至
    12個のアルカノイル基、又は低級アルキルスルホニル
    基、 Y;炭素数が1乃至6個のアルキレン基、 m;1又は2 Z;酸素原子又はイミノ基、 R^2;炭素数が10乃至18個のアルキル基、炭素鎖
    が酸素原子によって中断されていてもよい炭素数が10
    乃至18個のアルキルアミノカルボニル基、又は炭素鎖
    が酸素原子によって中断された炭素数が10乃至14個
    のアルコキシアミノカルボニル基、 n;1乃至3の整数 A及びB;同一又は異って、単結合、又は置換基として
    、アシル基、アラルキル基、又はエステル残基を有して
    いてもよいアミノ酸残基。 R^3;水素原子又はエステル残基。 但し、R^1が酸素原子によって中断されていないアル
    カノイルアミノ基であるときは、R^2は炭素鎖が酸素
    原子によって中断されたアルキルアミノカルボニル基、
    又は炭素鎖が酸素原子によって中断されたアルコキシア
    ミノカルボニル基を意味する。〕 で示される脂肪酸誘導体又はその塩。
  2. (2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中の記号は以下の意味を有する。 R^1;炭素鎖が酸素原子によって中断されていてもよ
    い炭素数10乃至18個のアルカノイルアミノ基、炭素
    鎖が酸素原子によって中断された炭素数10乃至16個
    のアルカノイルオキシ基、又は式R^4−(NH−Y−
    CO)m−Z−で示される基、 R^4;炭素数が2乃至12個のアルカノイル基、又は
    低級アルキルスルホニル基、 Y;炭素数が1乃至6個のアルキレン基、 m;1又は2 Z;酸素原子又はイミノ基、 R^2;炭素数が10乃至18個のアルキル基、炭素鎖
    が酸素原子によって中断されていてもよい炭素数が10
    乃至18個のアルキルアミノカルボニル基、又は炭素鎖
    が酸素原子によって中断された炭素数が10乃至14個
    のアルコキシアミノカルボニル基、 n;1乃至3の整数 A及びB;同一又は異って、単結合、又は置換基として
    、アシル基、アラルキル基、又はエステル残基を有して
    いてもよいアミノ酸残基。 R^7;エステル残基。 但し、R^1が酸素原子によって中断されていないアル
    カノイルアミノ基であるときは、R^2は炭素鎖が酸素
    原子によって中断されたアルキルアミノカルボニル基、
    又は炭素鎖が酸素原子によって中断されたアルコキシア
    ミノカルボニル基を意味する。 以下同じ。〕 で示されるエステル誘導体より、エステル残基を脱離さ
    せることを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示される脂肪酸誘導体の製造法
  3. (3)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中の記号は以下の意味を有する。 R^1;炭素鎖が酸素原子によって中断されていてもよ
    い炭素数10乃至18個のアルカノイルアミノ基、炭素
    鎖が酸素原子によって中断された炭素数10乃至16個
    のアルカノイルオキシ基、又は式R^4−(NH−Y−
    CO)m−Z−で示される基、 R^4;炭素数が2乃至12個のアルカノイル基、又は
    低級アルキルスルホニル基、 Y;炭素数が1乃至6個のアルキレン基、 m;1又は2 Z;酸素原子又はイミノ基 R^2;炭素数が10乃至18個のアルキル基、炭素鎖
    が酸素原子によって中断されていてもよい炭素数が10
    乃至18個のアルキルアミノカルボニル基、又は炭素鎖
    が酸素原子によって中断された炭素数が10乃至14個
    のアルコキシアミノカルボニル基、 n;1乃至3の整数 但し、R^1が酸素原子によって中断されていないアル
    カノイルアミノ基であるときは、R^2は炭素鎖が酸素
    原子によって中断されたアルキルアミノカルボニル基、
    又は炭素鎖が酸素原子によって中断されたアルコキシア
    ミノカルボニル基を意味する。以下同じ。〕 で示されるカルボン酸類又はそのカルボキシル基におけ
    る反応性誘導体と、一般式 H−A′−B′−OR^3 (式中、A′及びB′は一方が置換基としてアシル基、
    アラルキル基、又はエステル残基を有していてもよいア
    ミノ酸残基を、他方が単結合又は置換基としてアシル基
    、アラルキル基、又はエステル残基を有していてもよい
    アミノ酸残基を、 R^3は水素原子又はエステル残基を意味する。以下同
    じ。) で示されるアミノ酸若しくはペプチドとを反応させるこ
    とを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示される脂肪酸誘導体の製造法。
  4. (4)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中の記号は以下の意味を有する。 E;アミノ基又は水酸基 R^2;炭素数が10乃至18個のアルキル基、炭素鎖
    が酸素原子によって中断されていてもよい炭素数が10
    乃至18個のアルキルアミノカルボニル基、又は炭素鎖
    が酸素原子によって中断された炭素数が10乃至14個
    のアルコキシアミノカルボニル基、 n;1乃至3の整数 A及びB:同一又は異って、単結合、又は置換基として
    、アシル基、アラルキル基、又はエステル残基を有して
    いてもよいアミノ酸残基、 R^3;水素原子又はエステル残基。以下同じ。〕 で示されるアミン類若しくはアルコール類、又はアルコ
    ール類の活性化誘導体と、一般式 R^1−COOH 〔式中の記号は以下の意味を有する。 R^1;炭素鎖が酸素原子によって中断されていてもよ
    い炭素数10乃至18個のアルカノイルアミノ基、炭素
    鎖が酸素原子によって中断された炭素数10乃至16個
    のアルカノイルオキシ基、又は式 R^4−(NH−Y−CO)m−Z−で示される基、 R^4;炭素数が2乃至12個のアルカノイル基、又は
    低級アルキルスルホニル基、 Y;炭素数が1乃至6個のアルキレン基、 m;1又は2 Z;酸素原子又はイミノ基。 但し、R^1が酸素原子によって中断されていないアル
    カノイルアミノ基であるときは、R^2は炭素鎖が酸素
    原子によって中断されたアルキルアミノカルボニル基、
    又は炭素鎖が酸素原子によって中断されたアルコキシア
    ミノカルボニル基を意味する。 以下同じ。〕 で示されるカルボン酸又はその反応性誘導体とを反応さ
    せることを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示される脂肪酸誘導体の製造法
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