JPS6133037Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6133037Y2 JPS6133037Y2 JP7783583U JP7783583U JPS6133037Y2 JP S6133037 Y2 JPS6133037 Y2 JP S6133037Y2 JP 7783583 U JP7783583 U JP 7783583U JP 7783583 U JP7783583 U JP 7783583U JP S6133037 Y2 JPS6133037 Y2 JP S6133037Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foreign matter
- tank
- pulper
- water
- discharge pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 25
- 239000002994 raw material Substances 0.000 claims description 7
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 4
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 3
- 238000007865 diluting Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Paper (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、紙、パルプ業界において用いるパル
パーから異物を自動的に除去させる装置に関す
る。
パーから異物を自動的に除去させる装置に関す
る。
従来、紙、パルプ業界において用いるパルパー
は、操業により槽内へ異物が堆積すると、その段
階で原料の投入を中止し、槽内のリジエクトを水
により稀釈して紙料分をできるだけ排出し、残渣
を良く水洗してから槽内に人が入り、異物を取出
す方法が一般に採用されている。
は、操業により槽内へ異物が堆積すると、その段
階で原料の投入を中止し、槽内のリジエクトを水
により稀釈して紙料分をできるだけ排出し、残渣
を良く水洗してから槽内に人が入り、異物を取出
す方法が一般に採用されている。
しかし、この方法では異物排除の間パルパーに
よる原料離解の作業が中断されるだけでなく、無
理な過洗滌を行うため排除されるべき異物がアク
セプト側に送り込まれる結果となり、その度に紙
料濃度の変動をもたらす欠点を有するものであつ
た。
よる原料離解の作業が中断されるだけでなく、無
理な過洗滌を行うため排除されるべき異物がアク
セプト側に送り込まれる結果となり、その度に紙
料濃度の変動をもたらす欠点を有するものであつ
た。
本考案は、パルパー内に堆積した異物を選別槽
へ取出して紙料と異物に選別し、紙料はパルパー
へ戻し、異物は分離装置へ送つて水を分離し、こ
の水を選別槽へ戻して処理水に利用することによ
り、前記従来の欠点が解消されるパルパー用の異
物自動除去装置を提供することを目的としてい
る。
へ取出して紙料と異物に選別し、紙料はパルパー
へ戻し、異物は分離装置へ送つて水を分離し、こ
の水を選別槽へ戻して処理水に利用することによ
り、前記従来の欠点が解消されるパルパー用の異
物自動除去装置を提供することを目的としてい
る。
次に本考案に関する装置の実施の一例を図面に
基いて説明する。
基いて説明する。
1はパルパーの槽で、その底部中心にロータ2
を設け、ロータ2の下側にスクリーンプレート3
により槽1と区画された紙料室4を設け、この室
4に紙料の送出管5を接続してある。6は前記し
たパルパーの槽1の下部に連結した堆積異物排出
管で、槽1の近くにナイフ付の仕切弁を設け、先
端を選別槽8に連結してある。9は前記した選別
槽8の上部に隣設した紙料室で、選別槽8とスク
リーンプレート10により区画される。11は前
記した紙料室9に連結した紙料の戻し管で、中間
に弁12を設け、先端をパルパーの槽1の開口に
臨ませてある。13は前記したスクリーンプレー
ト10に接近させて選別槽8内に設けたインペラ
で、モータ14により40m/sec程度の速度で回
転させる。15は選別槽8の下部に連結した異物
の排出管で、槽8の近くに弁16を設け、弁16
の下流側にポンプ17を設け、先端を後記する異
物と水の分離装置の始端上方へ臨ませてある。1
8は傾射フイルター式等の分離装置で、その始端
に異物を供給して終端へ流下させる間に、異物か
ら水を分離して下方の白水槽19へ集め、異物を
受部20へ落す。21は前記した白水槽19に連
結した白水の戻し管で、槽19に近い部分にポン
プ22を設け、その下流側に弁23を設けたもの
である。
を設け、ロータ2の下側にスクリーンプレート3
により槽1と区画された紙料室4を設け、この室
4に紙料の送出管5を接続してある。6は前記し
たパルパーの槽1の下部に連結した堆積異物排出
管で、槽1の近くにナイフ付の仕切弁を設け、先
端を選別槽8に連結してある。9は前記した選別
槽8の上部に隣設した紙料室で、選別槽8とスク
リーンプレート10により区画される。11は前
記した紙料室9に連結した紙料の戻し管で、中間
に弁12を設け、先端をパルパーの槽1の開口に
臨ませてある。13は前記したスクリーンプレー
ト10に接近させて選別槽8内に設けたインペラ
で、モータ14により40m/sec程度の速度で回
転させる。15は選別槽8の下部に連結した異物
の排出管で、槽8の近くに弁16を設け、弁16
の下流側にポンプ17を設け、先端を後記する異
物と水の分離装置の始端上方へ臨ませてある。1
8は傾射フイルター式等の分離装置で、その始端
に異物を供給して終端へ流下させる間に、異物か
ら水を分離して下方の白水槽19へ集め、異物を
受部20へ落す。21は前記した白水槽19に連
結した白水の戻し管で、槽19に近い部分にポン
プ22を設け、その下流側に弁23を設けたもの
である。
前記の様に構成される装置において、パルパー
の槽1内へ操業の連続により異物が堆積して来れ
ば、槽1の異物排出管6に設けたナイフ付の仕切
弁7を開くと、槽1内の異物と原料の混合物は排
出管6により選別槽8内へ送られてこれを満すか
ら、このとき仕切弁7を閉じてパルパーの槽1内
へ原料を投入して離解を行わせつゝ、選別槽8内
に設けたインペラ13をモーター14により回転
させると、この回転により原料は離解され、異物
は洗滌されるから、之に応じて選別槽8内へ白水
槽19の白水をポンプ22により圧入すると、離
解された紙料は白水と共にインペラ13の回転に
より目詰りを防去されるスクリーンプレート10
を通つて紙料室9へ送られ、戻し管11によりパ
ルパーへ戻され、異物は洗滌により附着する原料
を除かれる。従つて、原料の離解と異物の洗滌が
充分に行われたとき、紙料の戻し管11の弁12
を閉じ、異物排水管15の弁16を開いてポンプ
17を運転すると、異物は白水と共に分離装置1
8の始端へ送られ、分離装置を終端へ流下する間
に白水槽1を除かれて終端から受部20へ落下堆
積する。一方白水槽19内の白水は前述の通りポ
ンプ22により選別槽8内へ戻され、最後迄槽8
内の原料と異物との混合物を稀釈して、その流動
性を良好に保つため、ポンプ17による異物の圧
送も詰りを生じず円滑に行われる。こうして選別
槽8内の異物が排出されて槽8内を空にすれば、
戻し管21による白水の戻しを止めて選別槽8を
空にして置き、パルパーの槽1に異物が堆積した
とき前記の操作を繰返し行うものである。
の槽1内へ操業の連続により異物が堆積して来れ
ば、槽1の異物排出管6に設けたナイフ付の仕切
弁7を開くと、槽1内の異物と原料の混合物は排
出管6により選別槽8内へ送られてこれを満すか
ら、このとき仕切弁7を閉じてパルパーの槽1内
へ原料を投入して離解を行わせつゝ、選別槽8内
に設けたインペラ13をモーター14により回転
させると、この回転により原料は離解され、異物
は洗滌されるから、之に応じて選別槽8内へ白水
槽19の白水をポンプ22により圧入すると、離
解された紙料は白水と共にインペラ13の回転に
より目詰りを防去されるスクリーンプレート10
を通つて紙料室9へ送られ、戻し管11によりパ
ルパーへ戻され、異物は洗滌により附着する原料
を除かれる。従つて、原料の離解と異物の洗滌が
充分に行われたとき、紙料の戻し管11の弁12
を閉じ、異物排水管15の弁16を開いてポンプ
17を運転すると、異物は白水と共に分離装置1
8の始端へ送られ、分離装置を終端へ流下する間
に白水槽1を除かれて終端から受部20へ落下堆
積する。一方白水槽19内の白水は前述の通りポ
ンプ22により選別槽8内へ戻され、最後迄槽8
内の原料と異物との混合物を稀釈して、その流動
性を良好に保つため、ポンプ17による異物の圧
送も詰りを生じず円滑に行われる。こうして選別
槽8内の異物が排出されて槽8内を空にすれば、
戻し管21による白水の戻しを止めて選別槽8を
空にして置き、パルパーの槽1に異物が堆積した
とき前記の操作を繰返し行うものである。
前記の様に本考案に関する装置は、操業の連続
によりパルパーの槽内へ異物が堆積すると、この
異物と紙料の混合物を排出管により選別槽へ送出
して排出管を閉じ、槽内に紙料を供給してその離
解を行わせつゝ選別槽内ではインペラの回転によ
り紙料の離解と異物の洗滌を行わせ、離解紙料は
パルパーへ戻し、洗滌異物は分離装置へ送らせる
から、パルパーの離解操作中にその槽から異物を
自動的に除去できるため、パルパーの連続稼動に
よりその能力をフルに発揮させ得て、然も、異物
除去に人手を要しないため省力化の効果が大であ
るし、又この装置は、異物と共に分離装置へ排出
された水を選別槽へ戻し、最終迄異物の稀釈を行
わせて異物の流動性を良好としたから、ポンプに
よる異物給送が詰りの問題もなく順調に行われる
特有の効果を奏するものである。
によりパルパーの槽内へ異物が堆積すると、この
異物と紙料の混合物を排出管により選別槽へ送出
して排出管を閉じ、槽内に紙料を供給してその離
解を行わせつゝ選別槽内ではインペラの回転によ
り紙料の離解と異物の洗滌を行わせ、離解紙料は
パルパーへ戻し、洗滌異物は分離装置へ送らせる
から、パルパーの離解操作中にその槽から異物を
自動的に除去できるため、パルパーの連続稼動に
よりその能力をフルに発揮させ得て、然も、異物
除去に人手を要しないため省力化の効果が大であ
るし、又この装置は、異物と共に分離装置へ排出
された水を選別槽へ戻し、最終迄異物の稀釈を行
わせて異物の流動性を良好としたから、ポンプに
よる異物給送が詰りの問題もなく順調に行われる
特有の効果を奏するものである。
図面は本考案に関する装置の一実施例を一部を
縦断して示す正面図である。 図中1はパルパーの槽、6は管路、8は選別
槽、9は紙料室、10はスクリーンプレート、1
3はインペラ、15は管路、18は分離装置、2
1は管路である。
縦断して示す正面図である。 図中1はパルパーの槽、6は管路、8は選別
槽、9は紙料室、10はスクリーンプレート、1
3はインペラ、15は管路、18は分離装置、2
1は管路である。
Claims (1)
- パルパーにおける槽の、内部へ溜つた異物を排
出し易い個所に連結した異物排出管と、この排出
管に設けて原料の処理中は閉じさせ、処理後の異
物排除時に開かせる弁と、前記異物排出管を接続
して排出異物を送入し、該異物から残存紙料を分
離してスクリーンプレートを通し、紙料室へ送り
出させる選別槽と、この選別槽内に前記スクリー
ンプレートの近くで回転する様に設けたインペラ
と、前記選別槽に溜つた異物を次の水分離装置へ
送らせる管路と、前記紙料室に送られた紙料をパ
ルパーへ戻させる管路と、前記水分離装置により
異物より分離された水を前記選別槽へ戻させる管
路とを備えさせたことを特徴とするパルパーから
の異物自動除去装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7783583U JPS59181900U (ja) | 1983-05-24 | 1983-05-24 | パルパ−からの異物自動除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7783583U JPS59181900U (ja) | 1983-05-24 | 1983-05-24 | パルパ−からの異物自動除去装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59181900U JPS59181900U (ja) | 1984-12-04 |
JPS6133037Y2 true JPS6133037Y2 (ja) | 1986-09-26 |
Family
ID=30207852
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7783583U Granted JPS59181900U (ja) | 1983-05-24 | 1983-05-24 | パルパ−からの異物自動除去装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59181900U (ja) |
-
1983
- 1983-05-24 JP JP7783583U patent/JPS59181900U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59181900U (ja) | 1984-12-04 |
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