JPS6132394B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6132394B2
JPS6132394B2 JP57229150A JP22915082A JPS6132394B2 JP S6132394 B2 JPS6132394 B2 JP S6132394B2 JP 57229150 A JP57229150 A JP 57229150A JP 22915082 A JP22915082 A JP 22915082A JP S6132394 B2 JPS6132394 B2 JP S6132394B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
vapor
adhesive
deposited
roll
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP57229150A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59117544A (ja
Inventor
Koji Nakamura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Reiko Co Ltd
Original Assignee
Reiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Reiko Co Ltd filed Critical Reiko Co Ltd
Priority to JP22915082A priority Critical patent/JPS59117544A/ja
Publication of JPS59117544A publication Critical patent/JPS59117544A/ja
Publication of JPS6132394B2 publication Critical patent/JPS6132394B2/ja
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  • Physical Vapour Deposition (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は部分蒸着フイルムの製造装置に係
り、詳細には、例えばポリエステルフイルム、ポ
リプロピレンフイルム、塩化ビニルフイルム、ポ
リビニルアルコールフイルム、ナイロンフイルム
等の各種のプラスチツクフイルム(この明細書で
はセロハンフイルムをも含む)の表面に部分的に
金属蒸着層を形成する装置に係るものである。
従来から、プラスチツクフイルムの部分的金属
化方法として、フイルム上に金属蒸着法を形成し
その上に部分的に印刷を施した後これをアルカリ
液又は酸液に浸漬して非印刷部の金属蒸着層のみ
を溶解除去する方法、あるいは、フイルム上に水
溶性塗料により印刷を施こしその上から全面に金
属蒸気層を形成した後これを水洗して印刷部上の
金属蒸着層のみを塗料と共に除去する方法、が知
られている。しかしこれらの方法はいずれもアル
カリ液、酸液、に浸漬あるいは水洗するものであ
るから、水溶性のプラスチツクフイルムを使用し
たときはフイルムが溶解し、また、高吸水性のプ
ラスチツクフイルムを使用したときはフイルムに
極めて容易に皺が入つたり、フイルムと金属蒸着
層との密着力が低下して金属蒸着層がフイルムか
ら自然に剥離するなどの欠点があるため、水溶性
又は高吸水性のプラスチツクフイルムを使用する
ことはできなかつた。また、ポリエステルフイル
ム等の非水溶性のプラスチツクフイルムを使用す
る場合でも、浸漬あるいは水洗のための大がかり
な装置が必要であり、さらにまた、浸漬又は水洗
後の乾燥も必要であつた。
この発明は上記の欠点を除去し、アルカリ液、
酸液に浸漬したり水洗したりすることなく、水溶
性又は高吸水性であると否とにかかわらず、各種
のプラスチツクフイルムに部分的に金属蒸着層を
形成するための装置を提供するものである。
すなわちこの発明は、表面に粘着剤が塗布され
る回転体と、蒸着フイルムを回転体に圧接する圧
接ロールと、粘着剤除去装置と、粘着剤塗布装置
と、乾燥装置とからなり、回転体の周囲に、圧接
ロール、粘着剤除去装置、粘着剤塗布装置、及び
乾燥装置が、回転体の回転方向にそつて順次設置
されていることを特徴とする部分蒸着フイルムの
製造装置である。
次にこの発明を図面を参照しつつ説明する。
表面に粘着剤11が塗布される回転体1は、例
えば金属製ドラムの如き金属表面を有している円
筒状の回転体である。また、回転体1は2本のロ
ールにより広巾な無端のスチールベルトを回転走
行させる如くしてもよい。
蒸着フイルム2を回転体1に圧接する圧接ロー
ル3は例えばゴム、プラスチツク、金属などによ
るロールである。
粘着剤除去装置4は例えばドクターナイフ、溶
剤を含浸させた布帛などによるものである。
粘着剤塗布装置5は例えばロールコーテイング
装置である。
乾燥装置6は例えば、熱風乾燥装置、赤外線乾
燥装置である。
この発明では次のような蒸着フイルムを使用す
る。まずポリエステルフイルム、ポリプロピレン
フイルム、塩化ビニルフイルム、ポリビニルアル
コールフイルム、ナイロンフイルム、ポリビニル
アルコールを主成分としたフイルム、セロハンフ
イルム等の各種のプラスチツクフイルム7の片面
に、該プラスチツクフイルム7と剥離性の良好な
樹脂により印刷を行い、印刷部8と非印刷部9と
を形成する。
印刷に使用する樹脂としては例えば、ワツク
ス、シリコン樹脂、弗素樹脂などが使用できる。
また、プラスチツクフイルム7に印刷部8と非印
刷部9とを形成する前に、プラスチツクフイルム
の全体又は一部に適宜の模様や図柄を描いておい
たり着色層を形成しておいてもよく、このような
プラスチツクフイルムを使用してその模様、図柄
又は着色層面側又はその反対側に上記の如く印刷
部と非印刷部とを形成してもよくこの発明はこの
ような場合をも当然含む。
次に印刷した上から全面に金属蒸着層10を形
成する。金属はAl、Cr、Ni、Zn、In、Cu、Ag、
Auその他各種の金属、金属酸化物、合金など真
空蒸着が可能なものはすべて使用できる。なお、
金属蒸着層の形成に先立ち又は金属蒸着層を形成
した後に、金属蒸着層に接する状態で各種の塗料
により模様を形成したり着色層を形成したりする
こともでき、この発明はこのような場合をも当然
含む。
この発明は以上の如くして得た蒸着フイルム2
を使用する。
すなわち上記の如き蒸着フイルム2を回転ロー
ル1と圧接ロール3の間に、プラスチツクフイル
ム側が圧接ロール2に、金属蒸着層10側が回転
ロール1に接するようにして走行させる。そして
この蒸着フイルム2の走行と共に回転ロール1、
圧接ロール3も回転させる。
回転ロール1の表面は粘着剤塗布装置5により
粘着剤11が塗布され、その後回転ロール1の回
転に伴い乾燥装置6により乾燥される。そして蒸
着フイルム2が回転ロール1と圧接ロール3との
間を通過するとき、蒸着フイルム2と回転ロール
1の表面の粘着剤11とが貼着され、さらにその
後蒸着フイルム2を回転ロール1から剥せば、蒸
着フイルム2における印刷部8の樹脂と印刷部8
上の金属蒸着層10がプラスチツクフイルムより
剥離すると共に非印刷部9上の金属蒸着層10が
プラスチツクフイルム上に残存するものである。
また、この場合、使用する蒸着フイルムが、印刷
した上から金属蒸着層を形成する前又は形成した
後に適宜の模様や着色層を形成したものであると
きは、この模様や着色層は金属蒸着層と同様に、
印刷部上にあるものは剥離され非印刷部上にある
ものは残存するものである。
また、蒸着フイルム2から剥離した印刷部8の
樹脂と印刷部8上の金属蒸着層10、及び使用す
る蒸着フイルムによつては印刷部上の模様や着色
層は、回転ロール1の表面の粘着剤11に密着し
ており、回転ロール1の回転に伴い粘着剤除去装
置4により、粘着剤11と共に回転ロール1の表
面から除去される。そして回転ロール1の表面の
粘着剤11を除去された部分は、回転ロール1の
回転に伴い次の粘着剤塗布装置5により粘着剤1
1を塗布されることとなる。
この発明は以上の如くであり、従来の部分蒸着
フイルムの製造が浸漬、水洗などのいわば湿式で
あるのに対し乾式の部分蒸着フイルムの製造装置
である。従つてこの発明では、従来の如く蒸着フ
イルムをアルカリ液又は酸液に浸漬したり水洗し
たりすることがないから、水溶性又は高吸水性の
プラスチツクフイルムをも使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の説明のための概略図であ
る。第2図はこの発明を使用したときに、回転体
と圧接ロールとの間を蒸着フイルムが通過する前
後の状態の一例を示す拡大図であると共にこの発
明に使用する蒸着フイルムの一例として蒸着フイ
ルムの一部拡大断面図をも示すものである。 1……回転体、2……蒸着フイルム、3……圧
接ロール、4……粘着剤除去装置、5……粘着剤
塗布装置、6……乾燥装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 表面に粘着剤が塗布される回転体と、蒸着フ
    イルムを回転体に圧接する圧接ロールと、粘着剤
    除去装置と、粘着剤塗布装置と、乾燥装置とから
    なり、回転体の周囲に、圧接ロール、粘着剤除去
    装置、粘着剤塗布装置、及び乾燥装置が、回転体
    の回転方向にそつて順次設置されていることを特
    徴とする部分蒸着フイルムの製造装置。
JP22915082A 1982-12-23 1982-12-23 部分蒸着フイルムの製造装置 Granted JPS59117544A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22915082A JPS59117544A (ja) 1982-12-23 1982-12-23 部分蒸着フイルムの製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22915082A JPS59117544A (ja) 1982-12-23 1982-12-23 部分蒸着フイルムの製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59117544A JPS59117544A (ja) 1984-07-06
JPS6132394B2 true JPS6132394B2 (ja) 1986-07-26

Family

ID=16887552

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22915082A Granted JPS59117544A (ja) 1982-12-23 1982-12-23 部分蒸着フイルムの製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59117544A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6382821U (ja) * 1986-11-18 1988-05-31

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4510223Y1 (ja) * 1965-03-22 1970-05-11
JPS4512980Y1 (ja) * 1966-04-16 1970-06-04
JPS4829976A (ja) * 1971-08-18 1973-04-20
JPS4913527U (ja) * 1972-05-01 1974-02-05

Patent Citations (4)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6382821U (ja) * 1986-11-18 1988-05-31

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59117544A (ja) 1984-07-06

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