JPS6131775B2 - - Google Patents
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Classifications
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- F23R3/00—Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel
- F23R3/02—Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel characterised by the air-flow or gas-flow configuration
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-
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- F23R3/04—Air inlet arrangements
- F23R3/10—Air inlet arrangements for primary air
- F23R3/12—Air inlet arrangements for primary air inducing a vortex
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
Description
本発明は所謂低NOx化ガスタービン燃焼器に
係り、特に気体燃料を使用するのに好適なガスタ
ービン燃焼器に関する。 従来、ガスタービン燃焼器は高負荷、高効率の
燃焼を行うことが可能であるように開発されてき
たが、この開発に伴い燃焼器からのNOx発生量
が次第に増加してきた。そこで燃焼制御による低
NOx化のガスタービン燃焼器が開発された。こ
の燃焼器は燃焼器外筒と、頭部燃焼室及びこの頭
部燃焼室よりも大径の後部燃焼室より構成される
燃焼器内筒と、この燃焼器内筒の頭部燃焼室側端
部に配置されて燃焼器内筒へ燃料を供給する燃料
ノズルとから成るものである。そしてこの燃焼器
には二通りの燃焼方式が提案されている。 その一つは頭部燃焼室で燃料を過濃に、後部燃
焼室で燃料を希薄にして燃焼させる方式である。
この方式によれば高NOx燃焼する理論比混合空
気の燃焼をなくしてNOxを低下させることがあ
る程度可能となる。しかし高空気比燃焼するガス
タービン燃焼器の場合、燃焼途中に必ず理論比混
合空気となる領域が出現するので、これが低
NOx化の阻害原因となる。更にガスの滞溜時間
が短いガスタービン燃焼器では、頭部燃焼室にお
いてカーボン生成量が増加し、そのカーボンが燃
え切らず黒煙として発生すると言う欠点がある。 他の燃焼方式は、頭部燃焼室に空気を過剰に供
給するものであり、構造上は、先ず燃料ノズルの
周囲には空気を軸方向へ旋回供給する第1の空気
旋回供給孔群を配設し、次に頭部燃焼室の燃料ノ
ズル側側壁には各孔が内周の略接線方向に開口し
て空気を径方向へ旋回供給する第2の空気旋回供
給孔群を配設し、一方後部燃焼室にはガス温度を
タービン入口温度まで冷却する空気供給孔群を配
設したものである。この構造によれば、頭部燃焼
室においては低温燃焼が行われるので低NOx化
が図れ、しかも過剰に空気を供給しても旋回空気
流によつて火災の安定化が図れるという効果があ
る。しかしながら、火災の安定化を図ろうとして
旋回強度(スワールナンバーとも言う。)を強く
すると、頭部燃焼室から後部燃焼室に至る拡大部
以降に後部燃焼室の壁面にそつて低温空気の淀み
領域が形成され、その為この領域以降は過冷却に
よつてCOが多量に発生することになる。 このCO発生対策として第1図及び第2図の如
き燃焼器型式が提案されている。燃焼器101は
主に外筒104と内筒105と燃料ノズル106
とから構成され、燃料ノズル106は内筒105
の一端に開口している。内筒105は燃料ノズル
106側の頭部燃焼室108とタービン103側
の後部燃焼室109とから形成されており、後部
燃焼室109は頭部燃焼室108よりも径が大き
い。燃料ノズル106開口部周囲には空気旋回供
給孔群110が配設されている。頭部燃焼室10
8の燃料ノズル106寄りの側壁にも円周上に空
気旋回供給孔群111が配設されている。頭部燃
焼室108の側壁112には後流側に空気供給孔
群113が、そして頭部燃焼室108から後部燃
焼室109への拡大部には空気旋回供給孔群11
4がそれぞれ円周上に配設されている。燃料11
6は燃料ノズル106から頭部燃焼室108内に
供給する。一方圧縮空気117は外筒104と内
筒105との間に供給し、前記各空気旋回供給孔
群を通じて内筒105内に流入する。空気の一部
は空気旋回供給孔群110から旋回空気流119
となつて頭部燃焼室108内に流入し、軸方向に
渦流を形成する。燃料116は点火により火災1
20となるが、旋回空気流119によつて軸方向
へこの火炎120が延びる。火炎120は空気旋
回供給孔群111からの空気流入によつて更に強
く旋回がかけられて頭部燃焼室108内に充分拡
がり、更に進んで後部燃焼室109に至る。空気
旋回供給孔群114からの流入空気は旋回空気流
119を後部燃焼室109内に拡大させるが、こ
の様子は第2図に示す通りである。すなわち空気
旋回供給孔群114からの強い空気流121が引
き込み流122を起こして周囲空気を引き込む。
こうしてこの付近でのCO発生はある程度解消さ
れるのである。 しかしこの形式によれば空気流121が拡大部
よりもやや後流側で旋回空気流119に火炎凹部
123を形成することになり、後部燃焼室壁面で
のCO発生は抑制できても頭部燃焼室109の内
径略延長上に新たに低温域(COが発生し易い低
温度領域。以下同じ。)124を形成して結局多
量のCOを発生することになる。尚、頭部燃焼室
109の内壁面近傍にも低温域125が形成され
ているが、これは内壁面近傍に添う旋回空気液が
強力である為、特に過剰空気が寄せ付けられるこ
とに起因する。 これらの現象は液体燃料使用時よりも気体燃料
使用時に著しい。 液体燃料使用の場合、燃料ノズル106によつ
て噴霧された燃料粒子は燃焼の過程で徐々に蒸発
し、この過程で生ずるガスが燃焼することにな
る。燃料粒子を微視的に見ると液滴が蒸発しなが
らかつ空気と混合し燃焼することになるが、各粒
子の火炎面は常に最適な燃焼条件、すなわち過剰
空気に左右されず、理論燃焼空気量による燃焼を
持続している。従つて火炎120の温度は高くな
り、しかも多量の過剰空気を供給しても火炎は失
火し難く、火炎の長さの変動も少い(以下、火炎
の失火及び長さ変動を火炎不安定現象という。)。
液体燃料使用の場合、供給空気量を多くすれば火
炎120は長くなり、しかもこの長い火炎の温度
が前記低温域124及び125の発生を抑制する
ことになる。 一方、気体燃料使用の場合、気体燃料には蒸発
の過程が無い為に燃料成分は燃料ノズル106か
らの流入直後に過剰空気中へ拡散し、空気と燃料
との混合が極めて円滑に行われる。従つて液体燃
料と同等量の空気を供給すれば燃焼ガス全体を過
冷却することになり、CO発生量も著しく増加す
る。過剰空気量を減少させても火炎120の温度
は液体燃料使用時よりも低くなる。しかも火炎不
安定現象が液体燃料使用時よりも大きくなる。そ
して頭部燃焼室108の上流側(燃料ノズル10
7側。以下同じ。)で激しく燃焼する程火炎は短
かくなる。従つて気体燃焼使用の場合、低温域1
24及び125の発生を促進することになる。 最近では燃料情勢の変化から石油等の液体燃料
の他に天然ガスや石炭ガス等の気体燃料の使用が
見直されている。しかも気体燃料の燃焼において
は気体燃料が空気と円滑に混合するので液体燃料
の燃焼で見られる高温度のホツトスポツト部が形
成し難く、それ故NOx生成量が少い。また一般
に、気体燃料は液体燃料よりもN2含有量が少い
為に所謂FuelNOxの発生量も少い。これ等の理
由から気体燃料を使用しても火炎不安定現象が生
ずることなく、しかもCO発生を抑制できる機能
を備えた低NOx化ガスタービン燃焼器が強く要
望される。 本発明は上記諸点に鑑みなされたもので、その
目的は、液体燃料に限らず気体燃料を使用しても
低NOx化と同時に低CO化が図れるガスタービン
燃焼器を提供するにある。 上記目的達成の為、本発明は頭部燃焼室の側壁
上流側の空気旋回供給孔群の他に、それよりも下
流側の頭部燃焼室側壁に更に空気旋回供給孔群と
単なる空気供給孔群とを配設したものであり、下
流側の空気旋回供給孔群により強められた旋回空
気流が内筒の拡大部壁面を添うようにしたもので
ある。 以下本発明の一実施例を第3図以降の図面に従
つて説明する。本実施例で使用する燃料はLNG
をガス化したものである。 燃焼器1は圧縮器2とタービン3の間に位置す
る。燃焼器1は外筒4を内筒5とから主に構成
し、内筒5の一端には燃料ノズル6を開口させ、
燃料ノズル6は外筒4のカバー7を貫通して固定
する。内筒5は燃料ノズル6側の頭部燃焼室8と
タービン3側の後部燃焼室9とから形成する。後
部燃焼室9は頭部燃焼室8よりも径が大きい。頭
部燃焼室8の燃料ノズル6開口部周囲には空気旋
回供給孔群10(スワラ、タービユレータ或いは
A.V.G.とも呼ばれる。)を配設する。頭部燃焼室
8の燃料ノズル6側端部側壁には第4図の如く円
周上に空気旋回供給孔群11を配設する。頭部燃
焼室8の側室12には後流側(後部燃焼室9側以
下同じ。)にやはり円周上に空気供給孔群13を
配設する。ただし空気供給孔群13は第5図の様
に、各孔の開口方向が径方向と一致するように配
設する。空気旋回供給孔群11と空気供給孔群1
3との距離は頭部燃焼室8の内径とほぼ等しくす
る。更に側壁12には空気供給孔群13の後流側
にやはり円周上に空気旋回供給孔群14を第4図
のように配設する。空気旋回供給孔群14は頭部
燃焼室8の端部(内筒5の拡大部側)に位置させ
る。後部燃焼室9の側壁15には端部近傍(内筒
5の拡大部51側)に円周上に第5図のように空
気供給孔群16を配設する。後部燃焼室9の後流
側にも空気供給孔群17を配設する。本実施例で
は空気供給孔群は上記した通り空気旋回供給孔群
10,11,14、空気供給孔群13,16,1
7の計6箇所に配設されることになるが、これら
全空気供給孔群の総開口面積に対し各空気供給孔
群の開口面積の比率(以下、単に開口率と称す
る。)は次の通りにする。すなわち空気旋回供給
孔群10については10%、空気旋回供給孔群11
については18%、空気供給孔群13については16
%、空気旋回供給孔群14については9%、空気
供給孔群16については20%、そして空気供給孔
群17については27%の開口率とする。 燃料18は燃料ノズル6から頭部燃焼室8内に
供給する。一方圧縮機2で圧縮された空気19は
外筒4と内筒5との間に供給し、前記各空気供給
孔群を通じて内筒5内に流入する。燃焼ガス20
は内筒5からタービン3へ供給する。空気の一部
は空気旋回供給孔群10から頭部燃焼室8内に流
入して軸方向に旋回空気流21を形成する。燃料
18は点火により火炎22となるが、旋回空気流
21によつて軸方向のこの火炎22が延びる。こ
の火炎22は第4図に示す如く空気旋回供給孔群
11からのタンデンシヤルな空気流入によつて更
に強く旋回がかけられて頭部燃焼室8内に充分拡
がる。この強い旋回空気流21内に空気供給孔群
13から第5図に示す如く径方向へ空気が流入す
る。旋回空気流21の吸い込み現象によつて再循
環流23が誘起されるが、この再循環流23が火
炎22の形状を保持する。そして空気供給孔群1
3から流入した空気の一部が再循環流23に用い
られる。更に空気供給孔13からの流入空気は頭
部燃焼室8の中心部に形成する高温度火炎を冷却
してNOx発生を抑制する。次いで空気旋回供給
孔群14からの空気流入によつて再度強く旋回が
かけられ、こうして強められた旋回空気流21は
拡大部51の壁面をそつて次第に拡大し後部燃焼
室9内にも充分拡がる。燃焼ガスは旋回状態下で
滞溜時間が長くなり、低温域が発生せず。よつて
CO発生が抑制される。若しCOが発生しても滞溜
中に再燃焼する。空気旋回供給孔群14からの空
気流入方向は第4図に示すように内壁面に添う略
内接線方向であり、この為軸長方向の速度成分は
小さくなつて燃焼ガス滞溜時間が悪くなる。旋回
空気流21及び火炎22が拡大部51にそつて拡
がる過程でも再循環流24が生ずる。空気供給孔
群16からの流入空気の一部はこの再循環流24
に用いられる。またこの流入空気は拡大部51以
後に中心部に形成して続ける高温度火炎を冷却し
てNOx発生を抑制する。更に再循環流24によ
つて高温度の火炎を巻き込むので過冷却による低
温域も発生せずよつてCO発生が抑制される。こ
うして火炎22は適温で安定に保持される。そし
て燃焼ガス20は最終的には空気供給孔群22か
らの空気流入によつて最適なタービン流入温度ま
で下げられて燃焼器1を出る。 本実施例によれば次の効果がある。 (1) 気体燃料を使用する為に供給空気量を液体燃
料使用時より減じても、空気供給孔群13から
の径方向の流入空気が高温度の中心火炎を適度
に冷却するので、NOx発生を抑制できる。と
ころで頭部燃焼室8内に計3度にわたつて流入
する空気は、火炎を頭部燃焼室8の内部に充分
拡げ、更に後続する拡大部51内壁、後部燃焼
室9の内壁にも充分拡げる。従つて従来の如き
拡大部近傍での火炎凹部は形成しないので、
CO発生も抑制される。 (2) 空気供給孔群13を旋回空気供給孔群11と
旋回空気供給孔群14との間に配設した為に、
強い再循環流23が発生し続ける。このように
再循環流23が強いのでその周囲の高温ガス流
を再循環流23に巻き込むことになり、同時に
燃焼ガスの滞溜時間を長くすることになり、こ
うして火炎温度の均一が図れるから、CO、
NOx共充分に低減できる。次に旋回強度が空
気供給孔群13の空気流入とより減衰しはじめ
るところで再度空気旋回供給孔群14により旋
回が強められる為、前記(1)の効果をより確実に
達成できる。 (3) 空気供給孔群13の位置を頭部燃焼室8の内
径とほぼ等しくしたが、本発明者等が実験で確
認したところではこの位置は火炎の旋回を乱す
ことが無く、しかも再循環流23の形成、中心
火炎の冷却に最適である。空気供給孔群13は
その上流の各空気旋回供給孔群によつて誘発さ
れる再循環流23に空気を供給するものであ
る。これら空気旋回供給孔群に、空気供給孔群
13の位置が近づき過ぎると、空気供給孔群1
3からの流入空気は強い旋回空気流を貫通しな
ければならず、結局は旋回空気流を抑制するこ
とになる。本実施例における空気供給孔群13
の配設位置は旋回空気流を抑制する働きは無
く、しかも軸心までの径方向への空気貫通距離
を確実に取ることができる。 (4) 空気旋回供給孔群14の位置を頭部燃焼室8
の最後部としたので頭部燃焼室8の後流側で生
ずる低温域はこの空気旋回供給孔群14からの
タンデンシヤルに流入する空気に強められた高
温の渦流を相殺する。しかも旋回空気流21は
確実に内筒5の拡大部51にそつて拡大する。
従つて結局、頭部燃焼室8内にも、拡大部51
近傍にも、低温域は発生しない。 (5) 空気供給孔群16を拡大部51の直後に配設
したが、本発明者等が実験で確認したところで
はこの位置は再循環流24の形成、火炎の安定
化に最適である。 (6) 本実施例における各空気供給孔群の開口率の
効果は、各空気供給孔群の最適開口率の範囲と
併せて以下に説明する。燃焼器1内の燃焼状態
はほとんど頭部燃焼室8内の燃焼状態で決まる
ので、空気旋回供給孔群10,11,14、空
気供給孔群13の開口率によつて低NOx化、
低CO化が充分達成できる。 <空気旋回供給孔群10の開口率について> 空気旋回供給孔群10に始まる旋回空気流21
は燃料の混合に直接影響し、更に再循環流23の
強さにも影響する。従つて火炎の安定性は大部分
空気旋回供給孔群10の開口率を左右される。第
7図は空気旋回供給孔群10の開口率を変えて、
火炎が失火する限界を観察した結果である。燃焼
器全体としての圧力損失を一定に保つ為に、空気
旋回供給孔群10と共に空気供給孔群17の開口
率も変動させたが、他の空気供給孔群の開口率は
いずれも最適範囲を選定した。縦軸は失火時にお
ける頭部燃焼室8内の軸流方向の火炎流速度(B
BO(m/s))を示すもので、この値が大きい程多
量の空気を空気旋回供給孔群10から供給するこ
とができ、安定燃焼が可能である。一方、図中の
特性曲線よりもUBOが大きな領域は、軸流速度が
早くなり過ぎて火炎の吹き飛び現象が起こり燃焼
を持絞することが不可能となる不燃焼領域であ
る。空気旋回供給孔群10の開口率が4%以下の
場合火炎の保持に大きな影響を及ぼす旋回空気流
21が弱くなり、これに追従して再循環流23も
小さくなり、よつて火炎の保持が困難となる。一
方、空気旋回供給孔群10の開口率が12%以上と
なると空気旋回供給孔群10からの空気量が多過
ぎて燃料濃度が希薄になり、やはり燃焼の持続は
困難である。従つて気体燃料使用の場合、火炎安
定化の為の空気旋回供給孔群10の最適開口率は
4〜12%となる。本実施例の開口率(10%)はこ
の範囲に属しているので、火炎安定化には充分効
果を発揮するものである。 <空気旋回供給孔群11の開口率について> 空気旋回供給孔群10の外側から頭部燃焼室8
の内壁面に添つて流入する空気旋回供給孔群11
からの空気は、気体燃料と良好に混合して主な火
炎を形成するものであると共に、低NOx化、低
CO化に大きな影響を及ぼすものである。第8図
は空気旋回供給孔群11の開口率を変えて、
NOx及びCOの低減効果を観察した結果である。
燃焼器全体としての圧力損失を一定に保つ為に、
空気旋回供給孔群11と共に空気供給孔群17の
開口率も変動させたが、他の空気供給孔群の開口
率はいずれも最適範囲を選定した。図中、縦軸
は、低NOx化の達成比と低CO化の達成比とを示
す。両者共、現在ガスタービンプラントで稼動中
の気体燃料使用による燃焼器の各効果に対する、
本実施例の燃焼器の効果の比を示したものであ
る。比較対照に使用した現在稼動中の燃焼器は、
内筒が同一径のものである。従つて本実施例の如
く2室から構成されるものではない。尚、比較対
照の為この内筒と本実施例の後部燃焼室9とは等
径にした。更にこの現在稼動中の燃焼器は、本実
施例の空気旋回供給孔群10、空気供給孔群1
6,17に相当するものが本実施例と同位置に配
設されており、また本実施例の空気供給孔群13
と軸方向上ほぼ同距離に第5図に示す如き2次空
気供給用の空気供給孔群が配設されており、一方
本実施例の空気範囲供給孔群11,14に相当す
るものは内筒のどこにも配設されていない。CO
濃度は、開口率が20%以上になると現在の燃焼器
以上となる。これは旋回空気流による過冷却効果
が急増することが主因である。この傾向は特にタ
ービン負荷が低い条件下、例えば燃焼器への流入
空気量が一定で燃焼供給流量が少くなつた場合に
おいて著しい。尚、国内においては現在の燃焼ガ
スのNOx濃度を約70%低減(すなわち低NOx化
達成比約0.3到達)することが要求されており、
この為には空気旋回供給孔群11の開口率は12%
以上を確保する必要がある。空気旋回供給孔群1
1からの供給空気量が多くなる程NOx低減効果
が大きい。12%以下では空気量が少い為に、希薄
低温度燃焼に及ぼす影響は少く、従つてNOx低
減効果も小である。故に低NOx化、低CO化の為
の空気旋回供給孔群11の最適開口率は12〜20%
となる。本実施例の開口率(18%)はこの範囲に
属しているので、この効果を充分に発揮するもの
である。 <空気供給孔群13の開口率について> 空気供給孔群13は前記した通り火炎の安定化
を図ると共に低NOx化に大きく寄与するもので
ある。第9図は空気供給孔群13の開口率を変え
て火炎の安定性並びに低NOx化の効果を観察し
た結果である。燃焼器全体としての圧力損失を一
定に保つ為に空気供給孔群13と共に空気供給孔
群17の開口比も変動させたが、他の空気供給孔
群の開口率はいずれも最適範囲を選定した。低
NOx化の効果については、空気旋回供給孔群1
1についてと同様の低NOx化達成比で示した。
32%以上になるとここからの空気の流入が強過ぎ
て火炎がほぼ空気供給孔群13の位置で頭部燃焼
室8内の前段火炎と、後部燃焼室9内の後段火炎
とに分かれた。これらの火炎は互いに干渉し合
い、両火炎共軸方向に変動して所謂振動燃焼とい
う現象が起つた。一方、10%以下では空気供給孔
群13からの空気流が弱過ぎて頭部燃焼室8の中
央部に至る空気貫通が無くなり、従つて火炎中心
を冷却せる作用はほとんど無くなつて低NOx化
は図れなくなる。しかも再循環流23への供給空
気量が減少するので燃料濃度が大となり、不安定
燃焼となる。故に低NOx化、火炎安定化の為の
空気供給孔群13の最適開口率は10〜32%とな
る。本実施例の開口率(16%)はこの範囲に属し
ているので、この効果を充分に発揮するものであ
る。 <空気旋回供給孔群14の開口率について> 空気旋回供給孔群14は前記した通り、空気旋
回流21を再度強めることにより低温域の発生を
無くしてCO発生を抑制すると共に、COが発生し
た場合でも滞溜中に再燃させる機能を有する。第
10図は空気旋回供給孔群14の開口部を変え
て、低CO化の効果を前記空気旋回供給孔群11
と同様に低CO化の達成比で示したものである。
燃焼器全体としての圧力損失を一定に保つ為に、
空気旋回供給孔群14と共に空気供給孔群17の
開口率も変動させたが、他の空気供給孔群の開口
率はいずれも最適範囲を選定した。開口率8%以
下においては旋回が弱くなりよつて上記の効果は
減少する。一方11%以上では旋回が強過ぎて後部
燃焼室9の内壁面にまで旋回が充分には拡がらな
くなる。従つて図からも明らかなように空気旋回
供給孔群14の最適開口率は約8〜11%である。
本実施例の開口率(9%)はこの範囲に属してい
るので、この効果を充分に発揮するものである。
尚、現在のところCO濃度に対する詳細な規制は
無いが、少くとも現在稼動中の燃焼器からの燃焼
ガスよりもCO濃度を低く抑えるべきであり、従
つて空気旋回供給孔群14の開口率は6〜12%の
範囲内とすることが望ましい。 表は以上説明した各空気供給孔群の開口率がも
たらす燃焼器全体としての効果を示したものであ
る。この比較は主として頭部燃焼室8への流入空
気量を変化させたものであるが、燃焼器全体の圧
力損失を3〜4%に抑える為に後部燃焼室9への
流入空気量も併せて変化させた。ただし比較簡単
化を図り、空気供給孔群16については開口率を
一定とした。
係り、特に気体燃料を使用するのに好適なガスタ
ービン燃焼器に関する。 従来、ガスタービン燃焼器は高負荷、高効率の
燃焼を行うことが可能であるように開発されてき
たが、この開発に伴い燃焼器からのNOx発生量
が次第に増加してきた。そこで燃焼制御による低
NOx化のガスタービン燃焼器が開発された。こ
の燃焼器は燃焼器外筒と、頭部燃焼室及びこの頭
部燃焼室よりも大径の後部燃焼室より構成される
燃焼器内筒と、この燃焼器内筒の頭部燃焼室側端
部に配置されて燃焼器内筒へ燃料を供給する燃料
ノズルとから成るものである。そしてこの燃焼器
には二通りの燃焼方式が提案されている。 その一つは頭部燃焼室で燃料を過濃に、後部燃
焼室で燃料を希薄にして燃焼させる方式である。
この方式によれば高NOx燃焼する理論比混合空
気の燃焼をなくしてNOxを低下させることがあ
る程度可能となる。しかし高空気比燃焼するガス
タービン燃焼器の場合、燃焼途中に必ず理論比混
合空気となる領域が出現するので、これが低
NOx化の阻害原因となる。更にガスの滞溜時間
が短いガスタービン燃焼器では、頭部燃焼室にお
いてカーボン生成量が増加し、そのカーボンが燃
え切らず黒煙として発生すると言う欠点がある。 他の燃焼方式は、頭部燃焼室に空気を過剰に供
給するものであり、構造上は、先ず燃料ノズルの
周囲には空気を軸方向へ旋回供給する第1の空気
旋回供給孔群を配設し、次に頭部燃焼室の燃料ノ
ズル側側壁には各孔が内周の略接線方向に開口し
て空気を径方向へ旋回供給する第2の空気旋回供
給孔群を配設し、一方後部燃焼室にはガス温度を
タービン入口温度まで冷却する空気供給孔群を配
設したものである。この構造によれば、頭部燃焼
室においては低温燃焼が行われるので低NOx化
が図れ、しかも過剰に空気を供給しても旋回空気
流によつて火災の安定化が図れるという効果があ
る。しかしながら、火災の安定化を図ろうとして
旋回強度(スワールナンバーとも言う。)を強く
すると、頭部燃焼室から後部燃焼室に至る拡大部
以降に後部燃焼室の壁面にそつて低温空気の淀み
領域が形成され、その為この領域以降は過冷却に
よつてCOが多量に発生することになる。 このCO発生対策として第1図及び第2図の如
き燃焼器型式が提案されている。燃焼器101は
主に外筒104と内筒105と燃料ノズル106
とから構成され、燃料ノズル106は内筒105
の一端に開口している。内筒105は燃料ノズル
106側の頭部燃焼室108とタービン103側
の後部燃焼室109とから形成されており、後部
燃焼室109は頭部燃焼室108よりも径が大き
い。燃料ノズル106開口部周囲には空気旋回供
給孔群110が配設されている。頭部燃焼室10
8の燃料ノズル106寄りの側壁にも円周上に空
気旋回供給孔群111が配設されている。頭部燃
焼室108の側壁112には後流側に空気供給孔
群113が、そして頭部燃焼室108から後部燃
焼室109への拡大部には空気旋回供給孔群11
4がそれぞれ円周上に配設されている。燃料11
6は燃料ノズル106から頭部燃焼室108内に
供給する。一方圧縮空気117は外筒104と内
筒105との間に供給し、前記各空気旋回供給孔
群を通じて内筒105内に流入する。空気の一部
は空気旋回供給孔群110から旋回空気流119
となつて頭部燃焼室108内に流入し、軸方向に
渦流を形成する。燃料116は点火により火災1
20となるが、旋回空気流119によつて軸方向
へこの火炎120が延びる。火炎120は空気旋
回供給孔群111からの空気流入によつて更に強
く旋回がかけられて頭部燃焼室108内に充分拡
がり、更に進んで後部燃焼室109に至る。空気
旋回供給孔群114からの流入空気は旋回空気流
119を後部燃焼室109内に拡大させるが、こ
の様子は第2図に示す通りである。すなわち空気
旋回供給孔群114からの強い空気流121が引
き込み流122を起こして周囲空気を引き込む。
こうしてこの付近でのCO発生はある程度解消さ
れるのである。 しかしこの形式によれば空気流121が拡大部
よりもやや後流側で旋回空気流119に火炎凹部
123を形成することになり、後部燃焼室壁面で
のCO発生は抑制できても頭部燃焼室109の内
径略延長上に新たに低温域(COが発生し易い低
温度領域。以下同じ。)124を形成して結局多
量のCOを発生することになる。尚、頭部燃焼室
109の内壁面近傍にも低温域125が形成され
ているが、これは内壁面近傍に添う旋回空気液が
強力である為、特に過剰空気が寄せ付けられるこ
とに起因する。 これらの現象は液体燃料使用時よりも気体燃料
使用時に著しい。 液体燃料使用の場合、燃料ノズル106によつ
て噴霧された燃料粒子は燃焼の過程で徐々に蒸発
し、この過程で生ずるガスが燃焼することにな
る。燃料粒子を微視的に見ると液滴が蒸発しなが
らかつ空気と混合し燃焼することになるが、各粒
子の火炎面は常に最適な燃焼条件、すなわち過剰
空気に左右されず、理論燃焼空気量による燃焼を
持続している。従つて火炎120の温度は高くな
り、しかも多量の過剰空気を供給しても火炎は失
火し難く、火炎の長さの変動も少い(以下、火炎
の失火及び長さ変動を火炎不安定現象という。)。
液体燃料使用の場合、供給空気量を多くすれば火
炎120は長くなり、しかもこの長い火炎の温度
が前記低温域124及び125の発生を抑制する
ことになる。 一方、気体燃料使用の場合、気体燃料には蒸発
の過程が無い為に燃料成分は燃料ノズル106か
らの流入直後に過剰空気中へ拡散し、空気と燃料
との混合が極めて円滑に行われる。従つて液体燃
料と同等量の空気を供給すれば燃焼ガス全体を過
冷却することになり、CO発生量も著しく増加す
る。過剰空気量を減少させても火炎120の温度
は液体燃料使用時よりも低くなる。しかも火炎不
安定現象が液体燃料使用時よりも大きくなる。そ
して頭部燃焼室108の上流側(燃料ノズル10
7側。以下同じ。)で激しく燃焼する程火炎は短
かくなる。従つて気体燃焼使用の場合、低温域1
24及び125の発生を促進することになる。 最近では燃料情勢の変化から石油等の液体燃料
の他に天然ガスや石炭ガス等の気体燃料の使用が
見直されている。しかも気体燃料の燃焼において
は気体燃料が空気と円滑に混合するので液体燃料
の燃焼で見られる高温度のホツトスポツト部が形
成し難く、それ故NOx生成量が少い。また一般
に、気体燃料は液体燃料よりもN2含有量が少い
為に所謂FuelNOxの発生量も少い。これ等の理
由から気体燃料を使用しても火炎不安定現象が生
ずることなく、しかもCO発生を抑制できる機能
を備えた低NOx化ガスタービン燃焼器が強く要
望される。 本発明は上記諸点に鑑みなされたもので、その
目的は、液体燃料に限らず気体燃料を使用しても
低NOx化と同時に低CO化が図れるガスタービン
燃焼器を提供するにある。 上記目的達成の為、本発明は頭部燃焼室の側壁
上流側の空気旋回供給孔群の他に、それよりも下
流側の頭部燃焼室側壁に更に空気旋回供給孔群と
単なる空気供給孔群とを配設したものであり、下
流側の空気旋回供給孔群により強められた旋回空
気流が内筒の拡大部壁面を添うようにしたもので
ある。 以下本発明の一実施例を第3図以降の図面に従
つて説明する。本実施例で使用する燃料はLNG
をガス化したものである。 燃焼器1は圧縮器2とタービン3の間に位置す
る。燃焼器1は外筒4を内筒5とから主に構成
し、内筒5の一端には燃料ノズル6を開口させ、
燃料ノズル6は外筒4のカバー7を貫通して固定
する。内筒5は燃料ノズル6側の頭部燃焼室8と
タービン3側の後部燃焼室9とから形成する。後
部燃焼室9は頭部燃焼室8よりも径が大きい。頭
部燃焼室8の燃料ノズル6開口部周囲には空気旋
回供給孔群10(スワラ、タービユレータ或いは
A.V.G.とも呼ばれる。)を配設する。頭部燃焼室
8の燃料ノズル6側端部側壁には第4図の如く円
周上に空気旋回供給孔群11を配設する。頭部燃
焼室8の側室12には後流側(後部燃焼室9側以
下同じ。)にやはり円周上に空気供給孔群13を
配設する。ただし空気供給孔群13は第5図の様
に、各孔の開口方向が径方向と一致するように配
設する。空気旋回供給孔群11と空気供給孔群1
3との距離は頭部燃焼室8の内径とほぼ等しくす
る。更に側壁12には空気供給孔群13の後流側
にやはり円周上に空気旋回供給孔群14を第4図
のように配設する。空気旋回供給孔群14は頭部
燃焼室8の端部(内筒5の拡大部側)に位置させ
る。後部燃焼室9の側壁15には端部近傍(内筒
5の拡大部51側)に円周上に第5図のように空
気供給孔群16を配設する。後部燃焼室9の後流
側にも空気供給孔群17を配設する。本実施例で
は空気供給孔群は上記した通り空気旋回供給孔群
10,11,14、空気供給孔群13,16,1
7の計6箇所に配設されることになるが、これら
全空気供給孔群の総開口面積に対し各空気供給孔
群の開口面積の比率(以下、単に開口率と称す
る。)は次の通りにする。すなわち空気旋回供給
孔群10については10%、空気旋回供給孔群11
については18%、空気供給孔群13については16
%、空気旋回供給孔群14については9%、空気
供給孔群16については20%、そして空気供給孔
群17については27%の開口率とする。 燃料18は燃料ノズル6から頭部燃焼室8内に
供給する。一方圧縮機2で圧縮された空気19は
外筒4と内筒5との間に供給し、前記各空気供給
孔群を通じて内筒5内に流入する。燃焼ガス20
は内筒5からタービン3へ供給する。空気の一部
は空気旋回供給孔群10から頭部燃焼室8内に流
入して軸方向に旋回空気流21を形成する。燃料
18は点火により火炎22となるが、旋回空気流
21によつて軸方向のこの火炎22が延びる。こ
の火炎22は第4図に示す如く空気旋回供給孔群
11からのタンデンシヤルな空気流入によつて更
に強く旋回がかけられて頭部燃焼室8内に充分拡
がる。この強い旋回空気流21内に空気供給孔群
13から第5図に示す如く径方向へ空気が流入す
る。旋回空気流21の吸い込み現象によつて再循
環流23が誘起されるが、この再循環流23が火
炎22の形状を保持する。そして空気供給孔群1
3から流入した空気の一部が再循環流23に用い
られる。更に空気供給孔13からの流入空気は頭
部燃焼室8の中心部に形成する高温度火炎を冷却
してNOx発生を抑制する。次いで空気旋回供給
孔群14からの空気流入によつて再度強く旋回が
かけられ、こうして強められた旋回空気流21は
拡大部51の壁面をそつて次第に拡大し後部燃焼
室9内にも充分拡がる。燃焼ガスは旋回状態下で
滞溜時間が長くなり、低温域が発生せず。よつて
CO発生が抑制される。若しCOが発生しても滞溜
中に再燃焼する。空気旋回供給孔群14からの空
気流入方向は第4図に示すように内壁面に添う略
内接線方向であり、この為軸長方向の速度成分は
小さくなつて燃焼ガス滞溜時間が悪くなる。旋回
空気流21及び火炎22が拡大部51にそつて拡
がる過程でも再循環流24が生ずる。空気供給孔
群16からの流入空気の一部はこの再循環流24
に用いられる。またこの流入空気は拡大部51以
後に中心部に形成して続ける高温度火炎を冷却し
てNOx発生を抑制する。更に再循環流24によ
つて高温度の火炎を巻き込むので過冷却による低
温域も発生せずよつてCO発生が抑制される。こ
うして火炎22は適温で安定に保持される。そし
て燃焼ガス20は最終的には空気供給孔群22か
らの空気流入によつて最適なタービン流入温度ま
で下げられて燃焼器1を出る。 本実施例によれば次の効果がある。 (1) 気体燃料を使用する為に供給空気量を液体燃
料使用時より減じても、空気供給孔群13から
の径方向の流入空気が高温度の中心火炎を適度
に冷却するので、NOx発生を抑制できる。と
ころで頭部燃焼室8内に計3度にわたつて流入
する空気は、火炎を頭部燃焼室8の内部に充分
拡げ、更に後続する拡大部51内壁、後部燃焼
室9の内壁にも充分拡げる。従つて従来の如き
拡大部近傍での火炎凹部は形成しないので、
CO発生も抑制される。 (2) 空気供給孔群13を旋回空気供給孔群11と
旋回空気供給孔群14との間に配設した為に、
強い再循環流23が発生し続ける。このように
再循環流23が強いのでその周囲の高温ガス流
を再循環流23に巻き込むことになり、同時に
燃焼ガスの滞溜時間を長くすることになり、こ
うして火炎温度の均一が図れるから、CO、
NOx共充分に低減できる。次に旋回強度が空
気供給孔群13の空気流入とより減衰しはじめ
るところで再度空気旋回供給孔群14により旋
回が強められる為、前記(1)の効果をより確実に
達成できる。 (3) 空気供給孔群13の位置を頭部燃焼室8の内
径とほぼ等しくしたが、本発明者等が実験で確
認したところではこの位置は火炎の旋回を乱す
ことが無く、しかも再循環流23の形成、中心
火炎の冷却に最適である。空気供給孔群13は
その上流の各空気旋回供給孔群によつて誘発さ
れる再循環流23に空気を供給するものであ
る。これら空気旋回供給孔群に、空気供給孔群
13の位置が近づき過ぎると、空気供給孔群1
3からの流入空気は強い旋回空気流を貫通しな
ければならず、結局は旋回空気流を抑制するこ
とになる。本実施例における空気供給孔群13
の配設位置は旋回空気流を抑制する働きは無
く、しかも軸心までの径方向への空気貫通距離
を確実に取ることができる。 (4) 空気旋回供給孔群14の位置を頭部燃焼室8
の最後部としたので頭部燃焼室8の後流側で生
ずる低温域はこの空気旋回供給孔群14からの
タンデンシヤルに流入する空気に強められた高
温の渦流を相殺する。しかも旋回空気流21は
確実に内筒5の拡大部51にそつて拡大する。
従つて結局、頭部燃焼室8内にも、拡大部51
近傍にも、低温域は発生しない。 (5) 空気供給孔群16を拡大部51の直後に配設
したが、本発明者等が実験で確認したところで
はこの位置は再循環流24の形成、火炎の安定
化に最適である。 (6) 本実施例における各空気供給孔群の開口率の
効果は、各空気供給孔群の最適開口率の範囲と
併せて以下に説明する。燃焼器1内の燃焼状態
はほとんど頭部燃焼室8内の燃焼状態で決まる
ので、空気旋回供給孔群10,11,14、空
気供給孔群13の開口率によつて低NOx化、
低CO化が充分達成できる。 <空気旋回供給孔群10の開口率について> 空気旋回供給孔群10に始まる旋回空気流21
は燃料の混合に直接影響し、更に再循環流23の
強さにも影響する。従つて火炎の安定性は大部分
空気旋回供給孔群10の開口率を左右される。第
7図は空気旋回供給孔群10の開口率を変えて、
火炎が失火する限界を観察した結果である。燃焼
器全体としての圧力損失を一定に保つ為に、空気
旋回供給孔群10と共に空気供給孔群17の開口
率も変動させたが、他の空気供給孔群の開口率は
いずれも最適範囲を選定した。縦軸は失火時にお
ける頭部燃焼室8内の軸流方向の火炎流速度(B
BO(m/s))を示すもので、この値が大きい程多
量の空気を空気旋回供給孔群10から供給するこ
とができ、安定燃焼が可能である。一方、図中の
特性曲線よりもUBOが大きな領域は、軸流速度が
早くなり過ぎて火炎の吹き飛び現象が起こり燃焼
を持絞することが不可能となる不燃焼領域であ
る。空気旋回供給孔群10の開口率が4%以下の
場合火炎の保持に大きな影響を及ぼす旋回空気流
21が弱くなり、これに追従して再循環流23も
小さくなり、よつて火炎の保持が困難となる。一
方、空気旋回供給孔群10の開口率が12%以上と
なると空気旋回供給孔群10からの空気量が多過
ぎて燃料濃度が希薄になり、やはり燃焼の持続は
困難である。従つて気体燃料使用の場合、火炎安
定化の為の空気旋回供給孔群10の最適開口率は
4〜12%となる。本実施例の開口率(10%)はこ
の範囲に属しているので、火炎安定化には充分効
果を発揮するものである。 <空気旋回供給孔群11の開口率について> 空気旋回供給孔群10の外側から頭部燃焼室8
の内壁面に添つて流入する空気旋回供給孔群11
からの空気は、気体燃料と良好に混合して主な火
炎を形成するものであると共に、低NOx化、低
CO化に大きな影響を及ぼすものである。第8図
は空気旋回供給孔群11の開口率を変えて、
NOx及びCOの低減効果を観察した結果である。
燃焼器全体としての圧力損失を一定に保つ為に、
空気旋回供給孔群11と共に空気供給孔群17の
開口率も変動させたが、他の空気供給孔群の開口
率はいずれも最適範囲を選定した。図中、縦軸
は、低NOx化の達成比と低CO化の達成比とを示
す。両者共、現在ガスタービンプラントで稼動中
の気体燃料使用による燃焼器の各効果に対する、
本実施例の燃焼器の効果の比を示したものであ
る。比較対照に使用した現在稼動中の燃焼器は、
内筒が同一径のものである。従つて本実施例の如
く2室から構成されるものではない。尚、比較対
照の為この内筒と本実施例の後部燃焼室9とは等
径にした。更にこの現在稼動中の燃焼器は、本実
施例の空気旋回供給孔群10、空気供給孔群1
6,17に相当するものが本実施例と同位置に配
設されており、また本実施例の空気供給孔群13
と軸方向上ほぼ同距離に第5図に示す如き2次空
気供給用の空気供給孔群が配設されており、一方
本実施例の空気範囲供給孔群11,14に相当す
るものは内筒のどこにも配設されていない。CO
濃度は、開口率が20%以上になると現在の燃焼器
以上となる。これは旋回空気流による過冷却効果
が急増することが主因である。この傾向は特にタ
ービン負荷が低い条件下、例えば燃焼器への流入
空気量が一定で燃焼供給流量が少くなつた場合に
おいて著しい。尚、国内においては現在の燃焼ガ
スのNOx濃度を約70%低減(すなわち低NOx化
達成比約0.3到達)することが要求されており、
この為には空気旋回供給孔群11の開口率は12%
以上を確保する必要がある。空気旋回供給孔群1
1からの供給空気量が多くなる程NOx低減効果
が大きい。12%以下では空気量が少い為に、希薄
低温度燃焼に及ぼす影響は少く、従つてNOx低
減効果も小である。故に低NOx化、低CO化の為
の空気旋回供給孔群11の最適開口率は12〜20%
となる。本実施例の開口率(18%)はこの範囲に
属しているので、この効果を充分に発揮するもの
である。 <空気供給孔群13の開口率について> 空気供給孔群13は前記した通り火炎の安定化
を図ると共に低NOx化に大きく寄与するもので
ある。第9図は空気供給孔群13の開口率を変え
て火炎の安定性並びに低NOx化の効果を観察し
た結果である。燃焼器全体としての圧力損失を一
定に保つ為に空気供給孔群13と共に空気供給孔
群17の開口比も変動させたが、他の空気供給孔
群の開口率はいずれも最適範囲を選定した。低
NOx化の効果については、空気旋回供給孔群1
1についてと同様の低NOx化達成比で示した。
32%以上になるとここからの空気の流入が強過ぎ
て火炎がほぼ空気供給孔群13の位置で頭部燃焼
室8内の前段火炎と、後部燃焼室9内の後段火炎
とに分かれた。これらの火炎は互いに干渉し合
い、両火炎共軸方向に変動して所謂振動燃焼とい
う現象が起つた。一方、10%以下では空気供給孔
群13からの空気流が弱過ぎて頭部燃焼室8の中
央部に至る空気貫通が無くなり、従つて火炎中心
を冷却せる作用はほとんど無くなつて低NOx化
は図れなくなる。しかも再循環流23への供給空
気量が減少するので燃料濃度が大となり、不安定
燃焼となる。故に低NOx化、火炎安定化の為の
空気供給孔群13の最適開口率は10〜32%とな
る。本実施例の開口率(16%)はこの範囲に属し
ているので、この効果を充分に発揮するものであ
る。 <空気旋回供給孔群14の開口率について> 空気旋回供給孔群14は前記した通り、空気旋
回流21を再度強めることにより低温域の発生を
無くしてCO発生を抑制すると共に、COが発生し
た場合でも滞溜中に再燃させる機能を有する。第
10図は空気旋回供給孔群14の開口部を変え
て、低CO化の効果を前記空気旋回供給孔群11
と同様に低CO化の達成比で示したものである。
燃焼器全体としての圧力損失を一定に保つ為に、
空気旋回供給孔群14と共に空気供給孔群17の
開口率も変動させたが、他の空気供給孔群の開口
率はいずれも最適範囲を選定した。開口率8%以
下においては旋回が弱くなりよつて上記の効果は
減少する。一方11%以上では旋回が強過ぎて後部
燃焼室9の内壁面にまで旋回が充分には拡がらな
くなる。従つて図からも明らかなように空気旋回
供給孔群14の最適開口率は約8〜11%である。
本実施例の開口率(9%)はこの範囲に属してい
るので、この効果を充分に発揮するものである。
尚、現在のところCO濃度に対する詳細な規制は
無いが、少くとも現在稼動中の燃焼器からの燃焼
ガスよりもCO濃度を低く抑えるべきであり、従
つて空気旋回供給孔群14の開口率は6〜12%の
範囲内とすることが望ましい。 表は以上説明した各空気供給孔群の開口率がも
たらす燃焼器全体としての効果を示したものであ
る。この比較は主として頭部燃焼室8への流入空
気量を変化させたものであるが、燃焼器全体の圧
力損失を3〜4%に抑える為に後部燃焼室9への
流入空気量も併せて変化させた。ただし比較簡単
化を図り、空気供給孔群16については開口率を
一定とした。
【表】
【表】
以上説明した通り、本発明によれば、火炎温度
が拡大部も含めて内筒内のほぼ全域で適温に保持
することができるので、低NOx化、低CO化が共
に図れるという効果がある。更に再度強められる
旋回空気流は火炎を長くそして安定に保持すると
いう効果がある。
が拡大部も含めて内筒内のほぼ全域で適温に保持
することができるので、低NOx化、低CO化が共
に図れるという効果がある。更に再度強められる
旋回空気流は火炎を長くそして安定に保持すると
いう効果がある。
第1図及び第2図は従来の低NOx化型ガスタ
ービン燃焼器の要部想図及び空気流動説明図、第
3図及び第6図は本発明のガスタービン燃焼器の
一実施例を示した要部断面図及び空気流動説明
図、第4図は第3図のA−A′断面図、第5図は
第3図のB−B′断面図、第7図乃至第10図は第
3図乃至第6図を用いて説明した実施例の特性図
である。 1……燃焼器、4……外筒、5……内筒、6…
…燃焼ノズル、7……カバー、8……頭部燃焼
室、9……後部燃焼室、10,11,14……空
気旋回供給孔群、12,15……側壁、13,1
6,17……空気供給孔群、18……燃料、19
……空気、20……燃焼ガス、21……旋回空気
流、22……火炎。
ービン燃焼器の要部想図及び空気流動説明図、第
3図及び第6図は本発明のガスタービン燃焼器の
一実施例を示した要部断面図及び空気流動説明
図、第4図は第3図のA−A′断面図、第5図は
第3図のB−B′断面図、第7図乃至第10図は第
3図乃至第6図を用いて説明した実施例の特性図
である。 1……燃焼器、4……外筒、5……内筒、6…
…燃焼ノズル、7……カバー、8……頭部燃焼
室、9……後部燃焼室、10,11,14……空
気旋回供給孔群、12,15……側壁、13,1
6,17……空気供給孔群、18……燃料、19
……空気、20……燃焼ガス、21……旋回空気
流、22……火炎。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 頭部燃焼室及びこの頭部設焼室よりも大径の
後部燃焼室より構成される燃焼器内筒と、この燃
焼器内筒を覆う設焼器外筒と、前記燃焼器内筒の
頭部燃焼室端部に設置されて燃焼器内筒へ燃料を
供給する燃料ノズルとから成り、前記燃料ノズル
の周囲に空気を燃焼器内筒の軸方向へ旋回供給す
る第1の空気旋回供給孔群を配設し、前記頭部燃
焼室の燃料ノズル寄り側壁に空気を燃焼器内筒の
径方向へ旋回供給する第2の空気旋回供給孔群を
配設し、前記頭部燃焼室の後部燃焼室寄り側壁に
は空気を燃焼室内筒の径方向へ旋回供給する第3
の空気旋回供給孔群を配設し、前記第2、第3の
空気旋回供給群の間に空気を燃焼室内筒の径方向
に供給する空気供給孔群を配設したことを特徴と
するガスタービン燃焼器。 2 特許請求の範囲第1項記載において、前記第
2の空気旋回供給孔群は各孔が内周の略接線方向
に開口するものであることを特徴とするガスター
ビン燃焼器。 3 特許請求の範囲第1項または第2項記載にお
いて、前記第3の空気旋回供給孔群は多孔が内周
の路接線方向に開口するものであることを特徴と
するガスタービン燃焼器。 4 特許請求の範囲第1項、第2項または第3項
記載において頭部設焼室内径とほぼ等しい距離だ
け前記第2の空気旋回供給孔群から離間させて前
記空気供給孔群を配設したことを特徴とするガス
タービン燃焼器。 5 特許請求の範囲第1項、第2項、第3項また
は第4項記載において、前記第1の空気旋回供給
孔群の総開口面積を前記燃焼室内筒への全空気供
給孔群の総開口面積の4〜12%とし、前記第2の
空気旋回供給孔群の総開口面積を同じく全空気供
給孔群の総開口面積の12〜20%としたことを特徴
とするガスタービン燃焼器。 6 特許請求の範囲第1項、第2項、第3項また
は第4項記載において、前記第1の空気旋回供給
孔群の総開口面積を前記燃焼室内筒への全空気供
給孔群の総開口面積の4〜12%とし、前記第2の
空気旋回供給孔群の総開口面積を同じく全空気供
給孔群の総開口面積の12〜20%とし、前記第3の
空気旋回供給孔群の総開口面積を同じく全空気供
給孔群の総開口面積の6〜12%とし、更に前記空
気供給孔群の総開口面積を同じく全空気供給孔群
の総開口面積の10〜32%としたことを特徴とする
ガスタービン燃焼器。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2663080A JPS56124834A (en) | 1980-03-05 | 1980-03-05 | Gas-turbine combustor |
| US06/234,015 US4429538A (en) | 1980-03-05 | 1981-02-12 | Gas turbine combustor |
| DE8181300903T DE3164647D1 (en) | 1980-03-05 | 1981-03-04 | A gas turbine combustor |
| EP81300903A EP0035869B1 (en) | 1980-03-05 | 1981-03-04 | A gas turbine combustor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2663080A JPS56124834A (en) | 1980-03-05 | 1980-03-05 | Gas-turbine combustor |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56124834A JPS56124834A (en) | 1981-09-30 |
| JPS6131775B2 true JPS6131775B2 (ja) | 1986-07-22 |
Family
ID=12198763
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2663080A Granted JPS56124834A (en) | 1980-03-05 | 1980-03-05 | Gas-turbine combustor |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4429538A (ja) |
| JP (1) | JPS56124834A (ja) |
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| GB671937A (en) | 1949-03-22 | 1952-05-14 | Power Jets Res & Dev Ltd | Improvements in combustion apparatus |
| US3630024A (en) | 1970-02-02 | 1971-12-28 | Gen Electric | Air swirler for gas turbine combustor |
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| US4271675A (en) | 1977-10-21 | 1981-06-09 | Rolls-Royce Limited | Combustion apparatus for gas turbine engines |
-
1980
- 1980-03-05 JP JP2663080A patent/JPS56124834A/ja active Granted
-
1981
- 1981-02-12 US US06/234,015 patent/US4429538A/en not_active Expired - Lifetime
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| JPH02142064U (ja) * | 1989-04-28 | 1990-11-30 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56124834A (en) | 1981-09-30 |
| US4429538A (en) | 1984-02-07 |
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