JPS6131681Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6131681Y2
JPS6131681Y2 JP11428681U JP11428681U JPS6131681Y2 JP S6131681 Y2 JPS6131681 Y2 JP S6131681Y2 JP 11428681 U JP11428681 U JP 11428681U JP 11428681 U JP11428681 U JP 11428681U JP S6131681 Y2 JPS6131681 Y2 JP S6131681Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
iron
hair
ironing
metal
rotating body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11428681U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5820601U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP11428681U priority Critical patent/JPS5820601U/ja
Publication of JPS5820601U publication Critical patent/JPS5820601U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6131681Y2 publication Critical patent/JPS6131681Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Toys (AREA)
  • Surface Heating Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は理髪器具であるヘアーアイロンに関す
るものである。
ヘアーアイロンを構成する略中央部で枢着され
た一対の金属製回動体の一方のアイロン部にはニ
クロム線等の電熱線を内装し、該電熱線への通電
により加熱されたヘアーアイロンの両アイロン部
のアイロン面間の先部で頭髪を挾持加熱して整髪
するのであるが、ヘアーアイロンは加熱によりそ
のアイロン部が長さ方向に熱膨張するため、両ア
イロン部のアイロン面の先部が離間する傾向があ
り、為に頭髪を確実に挾持できなくなる。従つて
電熱線を内装した回動体のアイロン部を予め背面
側に若干膨出させてアイロン面をその長さ方向に
亘つて略円弧状に形成し、これにより加熱状態に
おける両アイロン部の先部を接触させるようにし
たヘアーアイロンが提供されるが、上記の如く回
動体のアイロン部のアイロン面を略円弧状に形成
しなければならないため、その加工が面倒、煩雑
であつた。
また回動体に電熱線を内装するには、アイロン
部の長さ方向に穴を掘削し、該穴内に電熱線を収
納するのであるが、アイロン部は肉厚、幅ともに
小さいため、上記穴を掘削する作業は困難性を伴
うものであつた。
そこで本考案者等は以上を合理的に改善すべく
本考案を成したものであり、その目的とする処
は、略中央部で枢着された一対の金属製回動体の
少くとも一方のアイロン部の背面に溝条を形成
し、該溝条に上記金属製回動体よりも熱膨張係数
の大きい金属を埋め込んで一体化し、これにより
加熱状態における両アイロン面の先部の接触を確
実に成し得、以つて頭髪を挾持加熱して整髪する
のを効果的に保証し得るヘアーアイロンを提供す
ることにある。
また本考案の目的とする処は、回動体のアイロ
ン部の背面に形成した溝条にニクロム線等の電熱
線を収納し、該溝条に回動体よりも熱膨張係数の
大きい金属を蓋体として一体化し、前記した目的
と併せ製作作業性向上に資するヘアーアイロンを
提供することにある。
以下に本考案の好適一実施例を添付図面に基づ
いて詳述する。
第1図はヘアーアイロンの側面図、第2図は金
属製回動体をアイロン部の背面から見た平面図、
第3図は第2図3−3線断面図、第4図は加熱前
の状態を示すヘアーアイロンの説明的側面図、第
5図は加熱状態を示すヘアーアイロンの説明的側
面図である。
ヘアーアイロン1は一対の金属製回動体2,3
からなり、回動体2,3は略中央部で枢着され、
前半体はアイロン部2a,3aを形成し、後半体
は断熱材を被覆した把持部2b,3bを形成し、
図示の如く一方の回動体3の把持部3b後端には
電気コード4が取り付けられる。
両回動体2,3のアイロン部2a,3aは長さ
方向に亘つてフラツトな平担状アイロン面2c,
3cをともに形成してこれ2c,3cを相対向さ
せる。
第2図に示す如く一方の回動体3のアイロン部
3aの背面にはその長さ方向に亘つて溝条5を形
成し、該溝条5には電気コード4と接続され把持
部3b内を通つて当該回動体3の略中央部に導出
したニクロム線等の電熱線6を収納セツトし、更
に該溝条5には回動体3の金属よりも熱膨張係数
の大きい金属7を埋め込み、これを溶接等してア
イロン部3aに一体化する。以上によりアイロン
部3aの平担状アイロン面3cと背面の金属7と
は熱膨張係数が異なり、即ち上記金属7はアイロ
ン面3cに対して熱膨張変化割合が大きいことに
なる。
尚、実施例では溝条5に電熱線6を収納し、且
つ金属7を埋め込んで一体化したが、上記電熱線
6を収納せずに上記金属7を溝条5に埋め込んだ
だけでも所期の目的を達成し得るため、本考案は
上記実施例のみに限定されるものではない。また
溝条5は長さ方向に連続形成して示したが、断続
的に溝を形成しても良い。更に金属7を埋め込む
方法としては鋳込むことも含まれるのは勿論であ
る。加えて両回動体2,3のアイロン部2a,3
aの背面に溝条を形成し、これに熱膨張係数の大
きい金属を埋め込んでも良い。
以上の如く構成した本考案に係るヘアーアイロ
ン1の作用効果は以下に述べる通りである。
第4図に示す如く加熱前の状態におけるヘアー
アイロン1は、該回動体2,3の平担状アイロン
面2c,3cが全面接触している。次にコード4
を電源に接続すれば、電熱線6により回動体3の
アイロン部3aが加熱される。この加熱状態は第
5図に示す通りであり、即ちアイロン部3aの背
面に固着一体化された回動体3本体を成す金属よ
りも熱膨張係数の大きい金属7がアイロン面3c
より大きな変化割合で熱膨張するため、アイロン
面3cは背面側に若干膨出する如く略円弧状とな
り、相対向するアイロン面2c,3cの先部が接
触し、中間部には隙間Sが形成される。
斯る加熱状態にあるヘアーアイロン1の把持部
2b,3bを把持してアイロン面2c,3c間に
頭髪を挾持せしめ、更に把持部2b,3bの把持
力を加えれば、頭髪はアイロン面2c,3c間に
確実に挾持されることとなり、従つて効果的に頭
髪を加熱して確実な整髪を行わしめることができ
る。
またヘアーアイロン使用上の特徴として、頭髪
をアイロン面の先部に挾持し、把持部への把持力
を増大させれば更に頭髪への挾持力が増す。所謂
使用者にとつてヘアーアイロンを把持する場合に
腰があるものが所望されるが、本考案に係るヘア
ーアイロン1によれば、その使用上の特徴をも有
する。
以上から明らかな如く本考案によれば、加熱状
態における両アイロン面の先部の接触を確実に成
し得、以つて頭髪を挾持加熱して整髪するのを効
果的に保証し得るヘアーアイロンを提供すること
ができる。
また実施例の如く電熱線を溝条に収納せしめれ
ば、上記効果に加えて製作作業性の向上化も企図
し得る等の利点を有する頗る実用的なヘアーアイ
ロンを提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
はヘアーアイロンの側面図、第2図は金属製回動
体をアイロン部の背面から見た平面図、第3図は
第2図中3−3線断面図、第4図は加熱前の状態
を示すヘアーアイロンの説明的側面図、第5図は
加熱状態を示すヘアーアイロンの説明的側面図で
ある。 尚、図面中1はヘアーアイロン、2,3は一対
の金属製回動体、2a,3aはアイロン部、5は
溝条、6は電熱線、7は回動体よりも熱膨張係数
の大きい金属である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 略中央部で枢着された一対の金属製回動体の少
    くとも一方のアイロン部の背面に溝条を形成し、
    該溝条に上記金属製回動体よりも熱膨張係数の大
    きい金属を埋め込んで一体化したことを特徴とす
    るヘアーアイロン。
JP11428681U 1981-07-30 1981-07-30 ヘア−アイロン Granted JPS5820601U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11428681U JPS5820601U (ja) 1981-07-30 1981-07-30 ヘア−アイロン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11428681U JPS5820601U (ja) 1981-07-30 1981-07-30 ヘア−アイロン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5820601U JPS5820601U (ja) 1983-02-08
JPS6131681Y2 true JPS6131681Y2 (ja) 1986-09-16

Family

ID=29908571

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11428681U Granted JPS5820601U (ja) 1981-07-30 1981-07-30 ヘア−アイロン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5820601U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5820601U (ja) 1983-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20020007962A (ko) 헤어 장치 및 그러한 장치를 구비한 헤어 집게
JPS6131681Y2 (ja)
JPS61160401U (ja)
JPH0225902U (ja)
JPH0464119U (ja)
JPH0350804Y2 (ja)
JPH0461793U (ja)
JPH0310495U (ja)
JPH022542Y2 (ja)
JPS6210801U (ja)
JPS6345892Y2 (ja)
JPH0126324Y2 (ja)
JPS6188684U (ja)
JPH01139395U (ja)
JPH0271401U (ja)
JP2505281Y2 (ja) 射出成形機のノズル
JPH0317701U (ja)
JPH03123401U (ja)
JPH03186204A (ja) 縮毛矯正用ヘアーアイロン
JPS6182194U (ja)
JPS6186420U (ja)
JPS6392617U (ja)
JPH0192901U (ja)
JPS63160701U (ja)
JPS5923762U (ja) 水冷銅管直接取付形熱電対