JPS6131404Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6131404Y2 JPS6131404Y2 JP13664482U JP13664482U JPS6131404Y2 JP S6131404 Y2 JPS6131404 Y2 JP S6131404Y2 JP 13664482 U JP13664482 U JP 13664482U JP 13664482 U JP13664482 U JP 13664482U JP S6131404 Y2 JPS6131404 Y2 JP S6131404Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lower cylinder
- cylinder
- cylindrical body
- groove
- magnetic tape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000593 degrading effect Effects 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は磁気記録再生装置の回転シリンダに係
り、特に小型化された回転シリンダアツセンブリ
における自動搬送するのに好適な下シリンダ構造
に関する。
り、特に小型化された回転シリンダアツセンブリ
における自動搬送するのに好適な下シリンダ構造
に関する。
磁気記録再生装置の機構系の中で、回転シリン
ダは高い精度を要求され、記録密度の向上に伴な
いより厳しい精度が必要となつている。
ダは高い精度を要求され、記録密度の向上に伴な
いより厳しい精度が必要となつている。
このために材料・加工法を含めた広範囲の検討
がなされている。
がなされている。
しかし一方で磁気記録再生装置全体に対して回
転シリンダの占めるコストの割合も大きい。
転シリンダの占めるコストの割合も大きい。
その一つの要因となつているのが、シリンダの
加工費であり加工機工程間の搬送の問題である。
加工費であり加工機工程間の搬送の問題である。
第１図〜第４図により従来例を説明する。
第１図及び第２図は円筒形下シリンダの一従来
例である。１は下シリンダ、２及び３は上側及び
下側軸受ハウジング、４は磁気テープ（図示せ
ず）を添わせるためのリード、５は下シリンダの
取付面を示す。
例である。１は下シリンダ、２及び３は上側及び
下側軸受ハウジング、４は磁気テープ（図示せ
ず）を添わせるためのリード、５は下シリンダの
取付面を示す。
この様な構造の下シリンダは、円筒形であるた
めに加工は容易であるが、取付面５は高い精度を
要求される基準平面であるために、摩耗及び変形
の問題からこれを搬送用のスライド面とすること
はできない。
めに加工は容易であるが、取付面５は高い精度を
要求される基準平面であるために、摩耗及び変形
の問題からこれを搬送用のスライド面とすること
はできない。
また下側軸受ハウジング３の開口する下シリン
ダ最下面をスライド面とする案もあるが、この場
合は搬送が不安定である。
ダ最下面をスライド面とする案もあるが、この場
合は搬送が不安定である。
第３図及び第４図に他の従来例を示す。
６は７ランジ付下シリンダ、７ａ及び７ｂはフ
ランジ、８ａ及び８ｂはフランジ直線部、９は下
シリンダ６の取付基準面であり、その他の部分に
ついては前述の従来例と同様である。
ランジ、８ａ及び８ｂはフランジ直線部、９は下
シリンダ６の取付基準面であり、その他の部分に
ついては前述の従来例と同様である。
本例においては取付基準面９を搬送用スライド
面とし、フランジ直線部８ａ及び８ｂにより定め
られる間隔ｌより若干広い間隙を持つたスライド
面側縁の間を自動搬送する様にしたものである。
この場合はフランジ直線部８ａ及び８ｂによりフ
ランジ付下シリンダ６はその回転を規制されるた
めに、順繰りに搬送される下シリンダの姿勢を一
様に整えることができるが、搬送時の取付基準面
９の摩耗及び変形の問題は避けられない。
面とし、フランジ直線部８ａ及び８ｂにより定め
られる間隔ｌより若干広い間隙を持つたスライド
面側縁の間を自動搬送する様にしたものである。
この場合はフランジ直線部８ａ及び８ｂによりフ
ランジ付下シリンダ６はその回転を規制されるた
めに、順繰りに搬送される下シリンダの姿勢を一
様に整えることができるが、搬送時の取付基準面
９の摩耗及び変形の問題は避けられない。
本考案の目的は上記した従来技術の不都合を解
消し、下シリンダの取付基準面を搬送用スライド
面としない、簡潔な構造の自動搬送型下シリンダ
を提供することにある。
消し、下シリンダの取付基準面を搬送用スライド
面としない、簡潔な構造の自動搬送型下シリンダ
を提供することにある。
本考案の特徴は、下シリンダの取付面より下方
に突出したほぼ下シリンダと同心の円筒状体部
に、シリンダ回転軸とは直角方向の溝を下方に開
口する様に設けたことである。
に突出したほぼ下シリンダと同心の円筒状体部
に、シリンダ回転軸とは直角方向の溝を下方に開
口する様に設けたことである。
本考案による一実施例を第５図及び第６図によ
り説明する。
り説明する。
１０は下シリンダ、１１は下シリンダ円筒状体
部、１２ａ及び１２ｂは下シリンダ固定面、１３
ａ及び１３ｂは一対の搬送用溝Ａ、１４ａ及び１
４ｂは搬送用溝Ｂ、１５はシリンダ回転軸受のハ
ウジングである。
部、１２ａ及び１２ｂは下シリンダ固定面、１３
ａ及び１３ｂは一対の搬送用溝Ａ、１４ａ及び１
４ｂは搬送用溝Ｂ、１５はシリンダ回転軸受のハ
ウジングである。
円筒状体部１１は、下シリンダ１０の外周とほ
ぼ同等の径を有し、下シリンダ１０の固定面１２
ａ及び１２ｂより下方に突出して形成されてい
る。搬送用溝Ａ１３及びＢ１４は、該円筒状体部
１１に設けられ、シリンダ回転軸と直角な方向
に、かつ互いにほぼ平行に配置され、固定面１２
に対して円筒状体部１１の下方に開口して穿溝さ
れている。また穿溝の最底面は取付面１２までは
至らず下方に位置させる。自動搬送に際しては、
搬送用溝Ａ１３及びＢ１４の両側縁をガイドと
し、各溝の底面をスライド面とする。
ぼ同等の径を有し、下シリンダ１０の固定面１２
ａ及び１２ｂより下方に突出して形成されてい
る。搬送用溝Ａ１３及びＢ１４は、該円筒状体部
１１に設けられ、シリンダ回転軸と直角な方向
に、かつ互いにほぼ平行に配置され、固定面１２
に対して円筒状体部１１の下方に開口して穿溝さ
れている。また穿溝の最底面は取付面１２までは
至らず下方に位置させる。自動搬送に際しては、
搬送用溝Ａ１３及びＢ１４の両側縁をガイドと
し、各溝の底面をスライド面とする。
従つて搬送用溝１３ａと１３ｂ及び１４ａと１
４ｂは互いに充分離れていることがガイドの安定
性の点で望ましい。また本実施例においては２本
の溝１３及び１４を設けたが、これはどちらか１
本でも自動搬送できる。
４ｂは互いに充分離れていることがガイドの安定
性の点で望ましい。また本実施例においては２本
の溝１３及び１４を設けたが、これはどちらか１
本でも自動搬送できる。
更にシリンダ取付用の固定面１２ａ及び１２ｂ
に対する溝の位置関係は自由である。
に対する溝の位置関係は自由である。
以上述べた様に本考案によれば、下シリンダに
要求される精度を低下させること無く、特に下シ
リンダ取付面精度を劣化させること無く自動搬送
することが可能となる。
要求される精度を低下させること無く、特に下シ
リンダ取付面精度を劣化させること無く自動搬送
することが可能となる。
また順繰りに搬送される下シリンダの姿勢、特
にシリンダ回転軸まわりの姿勢が同じであるため
に、加工機へのチヤツキングも自動化することが
可能であり、下シリンダの加工工程のコストダウ
ンを計ることができる。
にシリンダ回転軸まわりの姿勢が同じであるため
に、加工機へのチヤツキングも自動化することが
可能であり、下シリンダの加工工程のコストダウ
ンを計ることができる。
第１図及び第２図は一従来例の下シリンダの斜
視図及び断面図、第３図及び第４図は他の従来例
による斜視図及び断面図、第５図及び第６図は本
考案の一実施例の断面図及びその底面図である。 １０……溝付下シリンダ、１１……円筒状体、
１２……下シリンダ固定面、１３……搬送用溝
Ａ、１４……搬送用溝Ｂ。
視図及び断面図、第３図及び第４図は他の従来例
による斜視図及び断面図、第５図及び第６図は本
考案の一実施例の断面図及びその底面図である。 １０……溝付下シリンダ、１１……円筒状体、
１２……下シリンダ固定面、１３……搬送用溝
Ａ、１４……搬送用溝Ｂ。
Claims (1)
- カセツトから引出された磁気テープが螺施状に
斜めに所定の角度だけ巻装されるように案内を設
けた下シリンダと、前記磁気テープを斜めに走査
する回転磁気ヘツドとを備えた回転シリンダにお
いて、前記下シリンダの支持ベースへの取付面よ
り下方に所定量だけ突出し、かつ該下シリンダと
ほぼ同心の円筒状体部に、前記の所定突出量より
少ない深さの溝を前記円筒状体部の下方に開口す
る様に設けたことを特徴とする回転シリンダにお
ける自動搬送型下シリンダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13664482U JPS5942554U (ja) | 1982-09-10 | 1982-09-10 | 回転シリンダにおける自動搬送型下シリンダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13664482U JPS5942554U (ja) | 1982-09-10 | 1982-09-10 | 回転シリンダにおける自動搬送型下シリンダ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5942554U JPS5942554U (ja) | 1984-03-19 |
| JPS6131404Y2 true JPS6131404Y2 (ja) | 1986-09-12 |
Family
ID=30307170
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13664482U Granted JPS5942554U (ja) | 1982-09-10 | 1982-09-10 | 回転シリンダにおける自動搬送型下シリンダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5942554U (ja) |
-
1982
- 1982-09-10 JP JP13664482U patent/JPS5942554U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5942554U (ja) | 1984-03-19 |
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