JPS6131005A

JPS6131005A - 穀物刈取装置における方向センサ−解除装置

Info

Publication number: JPS6131005A
Application number: JP15261184A
Authority: JP
Inventors: 義勝青木; 雅之阿波; 玉木　良一; 越智　昌次
Original assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Current assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date: 1984-07-23
Filing date: 1984-07-23
Publication date: 1986-02-13

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は穀物刈取装置における方向センサー解除装置に
係るものである。

（従来技術）従来、刈取装置の前端には、左右の方向センサーが設け
られており、該センサーはそれぞれ左右のサイドクラッ
チへ連結されていて、例えば右の方向センサーが稲に突
当って感知したときは、右のサイドクラッチを切って機
体を左の方に自動的に寄せるように構成していた。

（発明が解決しようとする問題点）前記のものは、稲が弱い場合、方向センサーで稲を押し
倒してしまう欠陥があった。

即ち、方向センサーが稲に突き当ると、後方に回動して
サイドクラッチを切ることになるのであるが、稲が弱い
ときは反対に方向センサーで押し倒してしまう。

（問題を解決するための手段）そこで、稲が弱いときは、方向センサーが空回りするよ
うにして、軽く動くようにしたもので、前進方向の先端
部に、穀物に当接すると動くことによりサイドクラッチ
を作動させる方向センサーを設けたものにおいて、前記
方向センサーとサイドクラッチとの間には、その連結を
接断するクラッチ装置を設けた穀物刈取装置における方
向センサー解除装置、および、前進方向の先端部に、穀
物に当接すると動くことにより左右のサイドクラッチを
作動させる左右の方向センサーを設け、前記左右の方向
センサーと左右のサイドクラッチとの間には、その連結
を接断する一個のクラッチ装置を設けた穀物刈取装置に
おける方向センサー解除装置としたものである。

勿論、この場合方向センサーとしての作用は奏しない。

本発明の一実施例を図により説明すると、ｌは左側フレ
ーム、２は右側フレームで、左側フレーム１の先端には
縦方向の軸３を設け、これに左側方向センサー４を前進
方向に対し直角に取付ける。同様に右側フレーム２の先
端には垂直の軸５を設け、これに右側方向センサー６を
直角に取付ける。７は殻稈で、左側方向センサー４の先
端８と右側方向センサー６の先端９との間は、殻稈７が
自由に通る隙間１０が形成される。

左側方向センサー４の軸３より反対側には突出部１１が
形成され、これにワイヤー１２が結合される。ワイヤー
１２はロッドにすることもある。同様に右側方向センサ
ー６の突出部１３にはワイヤー１４が連結される。

１５は隙間ｌＯに入って来た殻稈７を引起す引起装置で
、１６はそのラグである。引起装置１５の後方には引起
した殻稈７の根元を切断するカッター１７が設けられる
。

しかして、１８は本発明のクラッチ装置であり、固定板
１９と可動板２０とを一定の寸法で離間させて設け、固
定板１９の中心にはアウター２１の一端を接合し、イン
ナー２２の一端は手動操作し八−２３に連結し、インナ
ー２２の他端は可動板２０の中心に連結する。固定板１
９とインナー２２との間にはその両側に縦軸２４．２５
を設け、縦軸２４．２５にはそれぞれクラッチ片２６．
２７．２８．２９を設け、クラッチ片２６とクラッチ片
２７との間にバネ３０を、クラッチ片２８とクラッチ片
２９との間にバネ３１を設けてクラッチ片２６とクラッ
チ片２７、クラッチ片２８とクラッチ片２９が常時離れ
るように形成する。

そして、クラッチ片２７にワイヤー１２を連結し、クラ
ッチ片２９にワイヤー１４を連結し、クラッチ片２６に
はサイドクラッチに至るワイヤー３２を連結し、クラッ
チ片２８にはサイドクラッチへ至るワイヤー３３を連結
する。

（作用）次に作用を述べる。

本発明は上述の構成であるから、左側フレームｌと右側
フレーム２の位置が正しい位置であるときは、殻稈７は
左側方向センサー４及び右側方向センサー６のどちらに
も当らず隙間１０を通ってラグ１６で引起され、カッタ
ー１７で切断される。しかし、機体が左右いずれかに片
寄ると殻稈７は左側方向センサー４又は右側方向センサ
ー６のいずれかと当接し、ワイヤー１２又はワイヤー１
４を介してクラッチ片２７又はクラッチ片２９を回転さ
せる。

この場合、手動操作レバー２３を矢印イの方向に倒して
おくと、固定板１９は固定でインチ−２２で可動板２０
を引き上げるから、クラッチ片２６、クラッチ片２８は
バネ３０、バネ３１の弾力に抗してクラッチ片２７、ク
ラッチ片２９に係合し、ワイヤー３２、ワイヤー３３を
介してサイドクラッチを作動させる。

しかして、殻稈７か弱い場合には左側方向センサー４、
右側方向センサー６により押し倒してしまうことがあり
、この場合は左側方向センサー４、右側方向センサー６
を空回りするようにして殻稈７の倒伏を防ぐ、即ち、手
動操作レバー２３を口の方向に倒すとクラッチ片２６、
クラッチ片２８はクラッチ片２７、クラッチ片２９と離
れるので、左側方向センサー４右側方向センサー６は空
回りするようになり、殻稈７の倒伏を防止する。

（効果）従来、刈取装置の前端には、左右の方向センサーが設け
られており、該センサーはそれぞれ左右のサイドクラッ
チへ連結されていて、例えば右の方向センサーが稲に突
当って感知したときは、右のサイドクラッチを切って機
体を左の方に自動的に寄せるように構成していた。

前記のものは、稲が弱い場合、方向センサーで稲を押し
倒してしまう欠陥があった。

しかるに、本発明は、前進方向の先端部に、穀物に当接
すると動くことによりサイドクラッチを作動させる方向
センサーを設けたものにおいて、前記方向センサーとサ
イドクラッチとの間には、その連結を接断するクラッチ
装置を設けた穀物刈取装置における方向センサー解除装
置、および、前進方向の先端部に、穀物に当接すると動
くことにより左右のサイドクラッチを作動させる左右の
方向センサーを設け、前記左右の方向センサーと左右の
サイドクラッチとの間には、その連結を接断する一個の
クラッチ装置を設けた穀物刈取装置における方向センサ
ー解除装置としたものであるから、殻稈が丈夫な圃場で
は、手動操作レバー２３を矢印イの方向に倒しておくと
、固定板１９は固定でインナー２２で可動板２０を引き
上げるから、クラッチ片２６、クラッチ片２８はバネ３
０、バネ３】の弾力に抗してクラッチ片２７、クラッチ
片２９に係し、この状態で、フレームエ、２が正しい位
置であるときは、殻稈７は左側方向センサー４及び右側
方向センサー６のどちらにも当らず隙間ｌＯを通って、
カッター１７で切断され、機体が例えば左に片寄ると殻
稈７は右側方向センサー６と当接し、ワイヤー１４を介
してクラッチ片２９を回転させ、クラッチ片２８、ワイ
ヤー３３を介して、サイドクラッチ切る。しかして、殻
稈７か弱い場合には左側方向センサー４、右側方向セン
サー６により押し倒してしまうことがあり、この場合は
左側方向センサー４、右側方向センサー６を空回りする
ようにして殻稈７の倒伏を防ぐ。

【図面の簡単な説明】

８１図は要部平面図、第２図は要部側面図、第３図はク
ラッチ片２６、クラッチ片２７が離れている状態図、第
４図はクラッチ片２６、クラッチ片２７が結合した状態
図である。符号の説明ｌ・・・左側フレーム、２・・・右側フレーム、３・・
・軸、４・・・左側方向センサー、５・・・軸、６・・
・右側方向センサー、７・・・殻稈、８・・・先端、９
・・・先端、１０・・・隙間、１１・・・突出部、１２
・・・ワイヤー、１３・・・突出部、１４・・・ワイヤ
ー、１５・・・引起装置、１６・・・ラグ、１７・・・
カリター、１８・・・クラッチ装置、１９・・・固定板
、２０・・・可動板、２１・・・アウター、２２・・・
インナー、２３・・・手動操作レバー、２４・・・縦軸
、２５・・・縦軸、２６・・・クラッチ片、２７・・・
クラッチ片、２８・・・クラッチ片、２９・・・クラッ
チ片、３０・・・バネ、３１・・・バネ、３２・・・ワ
イヤー、３３・・・ワイヤー。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）前進方向の先端部に、穀物に当接すると動くこと
によりサイドクラッチを作動させる方向センサーを設け
たものにおいて、前記方向センサーとサイドクラッチと
の間には、その連結を接断するクラッチ装置を設けた穀
物刈取装置における方向センサー解除装置。
（２）前進方向の先端部に、穀物に当接すると動くこと
により左右のサイドクラッチを作動させる左右の方向セ
ンサーを設け、前記左右の方向センサーと左右のサイド
クラッチとの間には、その連結を接断する一個のクラッ
チ装置を設けた穀物刈取装置における方向センサー解除
装置。