JPS6130885A - 情報信号記録円盤再生装置 - Google Patents

情報信号記録円盤再生装置

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JPS6130885A
JPS6130885A JP15334184A JP15334184A JPS6130885A JP S6130885 A JPS6130885 A JP S6130885A JP 15334184 A JP15334184 A JP 15334184A JP 15334184 A JP15334184 A JP 15334184A JP S6130885 A JPS6130885 A JP S6130885A
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JP
Japan
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signal
digital
recording track
circuit
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JP15334184A
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Hiroyuki Sugiyama
博之 杉山
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は情報信号記録円盤再生装置に係り、特に静止画
情報を主体としたディジタル信号が記録されているディ
ジタル記録トラックと複合映像信号を主体としたアナロ
グ信号が記録されているアナログ記録トラックとが夫々
混在して記録形成された情報信号記録円盤のディジタル
記録トラックの記録内容を、再生画像を見ながら再生画
面の乱れなく短時間で検索し得る情報信号記録円盤再生
装置に関する。
従来の技術 従来より複合映像信号及び音声信号の如きアナログ情報
信号が周波数変m (FM)等されて同心円状又は螺旋
状トラックに例えば幾何学的形状の変化として記録され
ている情報信号記録円盤(以下「ディスク」という)が
知られている。このディスクは記録情報が複合映像信号
を主体としているのでビデオディスクと呼称され、また
その記録トラックにはアナログ情報信号で搬送波を変調
する、アナログ変調を行なって得られた被変調波信号の
形態で複合映像信号等が記録されている。なお、ビデオ
ディスクには例えば複合映像信号の垂直帰線消去期間内
の特定期間にランダムアクセス等のためのアドレス信号
が記録されており、そのアドレス信号はコード化された
ディジタル信号であるが、記録情報の主体はあくまでも
アナログ変調された複合映像信号等であるので、このビ
デオディスクの記録トラックのようなトラックを、以下
本明細書では便宜上、[アナログ記録トラック」という
ものとする。
他方、音声信号あるいは音声信号と映像信号とが、夫々
ディジタル変調された後、時系列的に合成されて同心円
状又は螺旋状トラックに例えば幾何学的形状の変化とし
て記録されているディスクも従来より広く知られている
。このディスクは記録情報が音声信号を主体としており
、映像信号は主として静止画であって音声信号の聴取者
の想像力を助tブる補助的情報としての役割を果してい
るにすぎないのでディジタルオーディオディスクと呼称
されている。このディジタルオーディオディスクの記録
トラックには、音声信号等の情報信号がディジタル変調
されてディジタル信号の形態に変換された後周波数変調
等されて記録されている。
本明細書ではこのディジタルオーディオディスクの記録
トラックのようなトラックを、以下便宜上「ディジタル
記録トラック」というものとする。
ところで、上記のビデオディスクには本出願人が提案し
たように、走査針の電極とディスクとの間に形成される
静電容量の変化を検出して既記録信号を再生され、また
情報信号記録トラック(アナログ記録トラック)の両側
には互いに異なる周波数のトラッキング制御用参照信号
が記録されており、再生時にこの参照信号レベルを比較
することによってトラッキング制御を行なわれることに
より、針案内溝を不要にしたビデオディスクが知られて
いる。一方、上記のディジタルオーディオディスクの中
には、本出願人が提案したように、上記の静電容態変化
読取型ビデオディスクと同様にしてトラッキング制御用
参照信号が情報信号記録トラック(ディジタル記録トラ
ック)の両側に記録された、針案内溝のない静電容量変
化読取型ディジタルオーディオディスクがあることが知
られている。このディジタルオーディオディスクは上記
の静電容量変化読取型ビデオディスクと同様の回転数で
再生時に回転せしめられ、またトラッキング制御用参照
信号の周波数及び再生の仕方は夫々同一であり、更に静
電容量の変化を検出されることによって既記録信号を読
取られる構成である点も互いに同一である。このためビ
デオディスク再生装置によってこのディジタルオーディ
オディスクを再生した場合にも、ビデオディスク再生時
と同様に走査針は正常にトラッキング動作せしめられ、
その走査針から既記録信号をピックアップ再生すること
ができ、その再生信号をアダプタに供給することにより
原音声信号等を復調することができる。
従って、上記の本出願人の提案になる静電容量変化読取
型ビデオディスク及び静電容量変化読取型ディジタルオ
ーディオディスクは、いずれも同一の静電容量変化読取
型ビデオディスク再生装置を共用して再生することがで
き、上記のディジタルオーディオディスクとビデオディ
スクとは所謂互換再生ができるという特長がある。
ところで、上記のディジタルオーディオディスクの所望
トラックの既記縁情報信号を短時間で検索する高速サー
チは、従来はディスクに記録されているアドレス信号を
再生し、この再生アドレス信号が所望トラック位置を示
す外部入力アドレス信号と同じ値になる時点まで再生素
子を高速で移送し、両者の値が一致した所から所望モー
ド(通常はノーマル再生モード)で再生を行なうように
していた。このサーチ動作期間中は、再生素子はディス
クの既記録信号をピックアップ再生しているが、その再
生信号情報は本来の情報が何であるかを全く識別するこ
とができないから、それらの再生信号情報はスピーカよ
り発音されず、かつ、画面に表示されないようにミュー
ティングがかけられていた。
このため、従来のディジタル記録トラックのサーチ時は
、再生静止画像は見ることができず、サーチ動作終了時
点より1フレ一ム分のディジタルビデオ信号の再生時間
(例えば、後述する信号フォーマットのコンポーネント
符号化ディジタルビデオ信号を1ブロック当り2ワード
で、かつ、ブロック単位毎に44.1 kH2又はこれ
に極めて近い伝送周波数で伝送した場合は約1.9秒)
持だなければ、検索したディジタル記録トラック位置の
静止画を見ることができないので、検索した結果を確認
するのに若干の時間遅れがあるという問題点を有してい
た。また、ディジタル記録トラック位置を検索するため
には、従来は上記の如くアドレス信号を指定して行なう
ことによるしかなく、よって所望の静止画が記録されて
いるディジタル記録トラック位置を、再生画像を監視し
つつ検索することができないという問題点を有していた
そこで、本出願人は先に特願昭59−119507号〜
特願昭59−119509号にて、複数の静止画が記録
されている各ディジタル記録トラック部分の夫々の先頭
位置に、その内容を示す画像に関するアナログ複合映像
信号のアナログ記録トラックを記録形成されたディスク
(発明の名称「情報信号記録円盤」)並びに、このディ
スクを再生し、ディジタル記録トラックは高速で再生し
、アナログ記録トラックはノーマル再生時程度以下の低
速で再生することにより、上記の諸問題点を悉く解決し
た再生装[(発明の名称[情報信号記録円盤再生装置」
)を提案した。
問題点を解決するための手段 しかるに、上記の提案になるディスク再生装置は、高速
サーチ時には再生素子がディジタル記録トラックを高速
で移動しても、アナログ記録トラックは例えばノーマル
再生時の速度で移動させ、それにより得た画像や音声に
よりその直後のディジタル記録トラックの記録静止画像
の内容を識別させる構成であったため、アナログ記録ト
ラックの再生に時間を要し、検索スピードをより一層高
めることができないという問題点があった。また、高速
サーチ時に画面に表示される画像はアナログ記録トラッ
クから再生した画像のみであり、再生素子がディジタル
記録トラックを高速で移動している時はその間ミューテ
ィングをかけねばならず画像は表示されなかったため、
高速サーチ中の再生画面の乱れを避けることができなか
った。
そこで、本発明はディジタル記録トラックから再生され
たディジタルビデオ信号蓄積用メモリ回路を、アナログ
記録トラックから再生された複合映像信号のフィールド
メモリとしても使用し、ディジタル記録トラック走査期
間中はこの記憶した複合映像信号を読み出し続けること
により、上記の問題点を解決した情報信号記録円盤再生
装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は前記した本出願人の提案になる特願昭59−1
19507号及び特願昭59−119508号にて開示
した情報信号記録円盤(ディスク)を再生する装置であ
って、アナログ記録トラックからの再生信号を予め定め
られた一のテレビジョン方式の水平走査周波数を有する
複合映像信号に再生する第1の再生回路と、再生素子に
よりピックアップ再生して得た再生信号のうちディジタ
ル記録トラックからの再生信号をもとの情報信号に復調
再生する第2の再生回路の各出力信号を夫々静止画デコ
ーダに供給する。この静止画デコーダは高速サーチ時に
は上記第1の再生回路より取り出された再生複合映像信
号をディジタル信号に変換した後、内部のメモリ回路に
それを1フィールド分書き込み、その書き込み終了時点
から書き込んだ信号を、再生素子が再び低速度でアナロ
グ記録トラックを再生しその再生複合映像信号を上記メ
モリ回路に1フィールド分書き込むまで引続いて読み出
し、読み出されたディジタル信号をアナログ複合映像信
号に変換して出力し、他方、ノーマル再生時には前記第
2の再生回路より取り出されたディジタル情報信号から
ディジタルビデオ信号を前記メモリ回路に書き込んだ後
それを読み出し、アナログ静止画信号に変換して出力す
る。一方、再生素子移送制御手段は高速サーチ時は少な
くとも前記ディジタル記録トラック走査期間の再生素子
に対しては土数倍程度以上の倍速比で走査するように再
生素子を高速で移送し、かつ、アナログ記録トラック走
査開始時点よりメモリ回路に1フィールド分の再生複合
映像信号が書き込まれる時点までの期間の再生素子に対
してはノーマル再生時程度以下の倍速比で走査するよう
に再生素子を低速で移送する。
作用 静止画デコーダは、高速サーチ時にはアナログ記録トラ
ックから再生された再生複合映像信号を、その内部のメ
モリ回路に1フィールド分書き込んだ後それを次のアナ
ログ記録トラックからの再生複合映像信号をメモリ回路
に1フィールド分書き込むまでの期間、継続して1フィ
ールドの再生複合映像信号を読み出す。このため、再生
画面はアナログ記録トラックからの再生複合映像信号の
静止画像が次々側々と切換ねり、ミューティング期間は
存在しない。また、再生素子移送制御手段は、高速サー
チ時にはアナログ記録トラックからの再生複合映像信号
を、メモリ回路に1フィールド分書ぎ込むまでの期間の
み低速度で再生素子を移送制御し、それ以外の期間はた
とえアナログ記録トラック走査時でも高速度で再生素子
を移送制御するから、前記本出願人の提案になるディス
ク再生装置に比し、高速移送する期間を長くとれる。以
下、本発明について一実施例と共に更に詳細に説明する
実施例 本発明になる情報信号記録円盤再生装置の一実施例につ
いて説明するに先立ち、まず再生すべき情報信号記録円
盤(ディスク)について簡単に説明する。このディスク
の詳細は前記した本出願人の提案になる情報信号記録円
盤に説明されているように、ディジタル記録トラックと
アナログ記録トラックとが夫々混在して記録形成されて
いる。
このうち、ディジタル記録トラックには第8図に示す如
き信号フォーマットの1ブロック(フレーム)の信号が
、ブロック単位毎に44.056 kHz(又は44.
100 k)−12’)の伝送周波数で時系列的に合成
されたディジタル信号で、例えば7MHz程度の搬送波
を周波数変調して得た、第12図に示す如き周波数スペ
クトラムの被周波数変調波信号(第1のFM信号)が記
録されている。
ここで、第8図に示す1ブロックの信号において、Sは
ブロックの始まりを示す8ピツトの固定パターンの同期
信号の配置位置を示す。ch−i。
Ch−2,Ch−3及びCh−4は夫々16ビツトのデ
ィジタル信号の1ワードの配置位置を示す。
このディジタル信号としては音声信号(オーディオ信号
)をパルス符号変調(PCM)して得たディジタルオー
ディオ信号、又はビデオ信号をPCMして得たディジタ
ルビデオ信号がある。
ここでは後述する如く、4チヤンネルのディジタルデー
タのうち、2チヤンネルは静止i!j(部分動画も含む
ものとする)に関するディジタルビデオ信号データで、
残りの2チヤンネルは本出願人が特願昭58−1394
4号等にて提案した制御プログラム信号や圧縮音声デー
タなどに選定されている。
上記の制御ブOグラム信号はディスク再生装置に接続さ
れる判断機能を持ったパーソナルコンピュータ等の機器
にロードされるべき信号で、セルフクロック可能な変調
方式で変調され、がっ、音声帯域に制限された信号であ
る。また、上記の圧縮音声データは、静止画を説明する
ためのアナウンス音や静止画に音響効果を与える効果音
等の数kHz程度の低周波数の音声信号などでディジタ
ル変調をして、帯域圧縮、ビット方向の圧縮(例えば非
直線量子化など)、又は時間軸圧縮のうちの−又は二双
上の圧縮がされたディジタルデータである。また第8図
に示すP、Qは夫々16ビツトの誤り訂正符号である。
更にCRCは23ビツトの誤り検出符号で、同じブロッ
クに配列されるCh−1〜Ch−4,P。
Qの各ワードを例えばX23+X5 +X4 +X+1
なる生成多項式で除したときに得られる23ビツトの剰
余であり、再生時同じブロックの第9ビツト目から第1
27ビツト目までの信号を上記生成多項式で除算し、そ
れにより得られた剰余が零のときは誤りが無いとして検
出するために用いられる。
また更に第8図中、Adrはランダムアクセスなどのた
めに使用される各種制御信号(アドレス信号)の1ビツ
トの多重位置を示す。この制御信号は各ビットデータを
分散し、1ブロック中に1ビツト伝送され、例えば19
6ブロックにより制御信号の全ビットが伝送される(す
なわち制御信号は196ビツトより構成される。)。
また更にUはユーザーズビットと呼称される予備のため
の2ビツトである。そして、第8図に示すSからUまで
の計130ビットで1ブロックの信号が構成され、ディ
ジタル信号はこのブロック単位でディジタルオーディオ
信号の標本化周波数44.056 k)−IZ  (又
は44,100 kHz )と同じ周波数で合成されて
時系列的に伝送される。
上記の196ビツトの制御信号は、各49ビツトの4種
のアドレスコードが時系列的に合成された構成ひあり、
これら4種のアドレスコードはいずれも第9図に示す如
き信号フォーマットとされている。第9図において全4
9ビツトのアドレスコードのうち5YNCで示す最初の
24ビツトは同期信号であり、その値は4種のアドレス
コードに応じて異なる。同期信号の次の4ビツトは記録
信号が前記した組合せを示すソースモードを示したり、
またストップ再生すべきが否かを示すノーマル・ストッ
プモード判別信号等がらなり、更に次の20ビツトには
アドレスデータが配置され、最後の1ビツトはパリティ
ビットである。
上記のアドレスデータはタイムアドレスコードの場合は
、そのコードが記録されるディスク上のトラック位置が
、ディスクの記録開始位置からノーマル再生をしたとき
の再生時間でどれだけであるかを示す時間データであり
、またチャプタアドレスコードの場合はそのコードが記
録されたトラック位置に、ディスクの記録開始位置から
何番目の音楽プログラムが記録されているかを示すデー
タである。
優述する如く、ディスクのアナログ記録トラックには複
合映像信号が所定の信号形態に変換されて1回転宛4フ
ィールドの割合で記録されるから、ディスクの再生時の
回転数は上記複合映像信号がNTSC方式の場合は89
9.1 (= (59,94/ 4 )xeo) rp
i r、PAL方式又はSECAM方式の場合は750
(= (50/4 ) x60) rpm T:ある。
従ってディスクの1回転宛のディジタル記録トラックに
は、回転数が899. lppmで再生されるべきディ
スクでは2940 (= 44.056x 103 x
 (4159,94))の数のブロックが再生され、か
つ、上記の196ビツトの制御信号はディスク1回転期
間で15回再生され、他方、回転数が750rl)II
で再生されるべきディスクでは352g (−44,1
00x 102 x (4150))の数のブロックが
再生され、かつ、上記の#Jlj信号はディスク1回転
期間では18回再生されることになる。
なお、静止画に関するディジタルビデオ信号を伝送する
場合は、例えば輝度信号の画素データは標本化周波数9
MHz 、1画素当り量子化数8ビツトのものがメモリ
を用いて標本化周波数88,112kH7(又は88.
2 kl−12)にされ、2種の色差信号(R−Y)、
(B−Y)の画素データは夫々標本化周波数2.25 
MHz 、 1画素当り量子化数8ビツトのものがメモ
リを用いて標本化周波数88.112 kHz  (又
は88.2 kHz )にされ1フレ一ム分をまとめる
と第10図に示す如き信号フォーマットで伝送される。
ここで、走査線数525本方式の輝度信号の水平方向の
画素数は、標本化周波数9MHzを水平走査周波数15
.734 kHzで除算した値に略等しい572個であ
るが、そのうち水平、垂直の各帰線消去期間の画素と、
オーバースキャン分の画素とを夫々除いた例えば456
個の画素のみが伝送される。
また、2種の色差信号の各標本化周波数は輝度信号の1
74の2.25M)−12であるから、各114個(−
456/4)の画素が伝送される。また、走査線数62
5本方式の場合は上記の水平方向の輝度信号の画素数は
水平走査周波数が15,625 kHzだから576個
となるが、やはり上記と同様に例えば456個の画素が
伝送される。
一方、垂直方向の画素数(有効走査線数)は走査線数5
25本方式の場合は例えば478個、625本方式では
572個に選定される。これにより、1フレ一ム分の輝
度信号の伝送画素数が64kRA M(ランダム・アク
セス・メモリ)4個で殆ど過不足なく蓄積できる。
第10図において、1ワードは16ビツトであり、最子
化ビット数8ビットの各画素データは1ワードの上位8
ビツトと下位8ビツトとに夫々配置されるので、1ワー
ドで2つの画素データが伝送されることになる。また上
記したように17レ一ム分のディジタルビデオ信号はN
TSC方式カラー映像信号でディジタル変調したデータ
伝送時は、輝度信号に関しては水平方向に456個の画
素と、垂直方向に478個の画素からなり、垂直方向の
画素毎に伝送するものとすると、第10図に示す如く、
各239 (−478/ 2 >ワードのディジタル輝
度信号の画素データ群Yv+〜Yv456と、各239
ワードの2種のディジタル色差信号(R−Y)v+ 〜
(R−Y)v114 、(B−Y)v+ 〜(B−Y)
vl14と、これらの各画素データ群の頭初位置に配置
される各6ワードの計684個のヘッダー信号Hv+〜
Hv684とが夫々時系列的に合成された計167.5
80ワードのディジタル信号である。またYv+は画面
の最左端の縦第1列目の計418個の輝度画素データ群
を示し、各画素データは画面の上から下方向へ順番に配
列され、第11図に示す如く、第1ワードの上位8ビツ
トは最上端の画素データYOが配置され、第1ワードの
下位8ビツトには上から2番目の画素データY456が
配置され、以下第2ワードの上位8ビツトにはY912
.第2ワードの下位8ビツトにはY 1368.第3ワ
ードの上位8ビツトにはY1824゜・・・、第239
ワードの下位8ビツトには最下端の画素データY 21
7512が配置される。第10図に示すYv2は画面の
左端から2番目の縦第2列目の計478個の輝度画素デ
ータ群、Yv3は画面の左端から3番目の縦第3列目の
計478個の輝度画素データ群を示し、同様にYvi(
iは1〜456)は画面の左端からi番目の縦1列目の
計478個の輝度画素データ群を示し、各画素データは
前記画素データ群Yv+と同様に配列され、夫々239
ワードで縦1列分の画素データが伝送される。
また(R−Y)vjは画面の左端からj番目の縦方向に
配列された第1のディジタル色差信号の計478個の画
素データ群で、(B−Y)v、iは画面の左端からj番
目の縦方向に配列された第2のディジタル色差信号の計
478個の画素データ群を示し、夫々同列の478個の
画素データ群は画面の上から下方向へ順番に第1ワード
の上位8ビツト。
第1ワードの下位8ビツト、第2ワードの上位8ビツト
、第2ワードの下位8ビツト、第3ワードの上位8ビツ
ト、第3ワードの下位8ビツト、・・・。
第239ワードの下位8ビツトという順序で配置され、
239ワードで縦1列分の画素データが伝送される(た
だし、jは1〜114)。上記の分割画素データ群の夫
々頭初位置には例えば6ワードのヘッダー信号が配置さ
れる。
また上記コンポーネント符号化信号は第10図に示す如
く、ディジタル輝度信号はYv(4j−3)で始まる計
4つの画素データ群Yv(<j−3>、Yv(4j−z
  >、Yv(4j−+  >。
Yv(4j )と、2種のディジタル色差信号(R−Y
)vjと(B−Y)vjとの計6つの画素データ群を一
単位として、この単位毎に時系列的に伝送される信号フ
ォーマットとされている。
ヘッダー信号は第10図にHV+〜Hv684で示す如
く前記画素データ群YV+、(R−Y)vj及び(B−
Y)vjの計684個の画素データ群の夫々の頭初位置
に配置され、その直後の画素データ群の各種情報を再生
装置に識別させるための信号として伝送される。ヘッダ
ー信号Hv+〜Hv684の夫々は6ワードからなり、
それらは共通の信号フォーマットとされている。
なお、1フィールド分のディジタルビデオ信号を伝送す
る場合は、垂直方向に239−1水平方向に456個の
輝度信号の画素データが伝送される(NTSC方式の場
合)ので、第10図中、各画素データ群のワード数が略
1/2の値の120ワードとなる点が異なるのみで、他
は第10図と同一のワード、信号フォーマットで伝送さ
れる。
他方、前記したアナログ記録トラックには、帯域制限さ
れた輝度信号と低域変換搬送色信号との帯域共用多重化
信号の垂直帰線消去期間内の特定の1H期間に、チャプ
タアドレス信号Ac、タイムアドレス信号AT及びトラ
ックナンバーアドレス信号ANを多重し、更にこの信号
に被周波数変調音声信号を周波数分割多重して得た信号
で所定の搬送波を周波数変調して得た第2のFM信号が
記録されている。ここでアドレス信号Acはディスクの
信号記録位置を記録プログラムの順番で示すアドレス信
号、タイムアドレス信号ATは通算の時間で示すアドレ
ス信号、更にトラックナンバーアドレス信号ANはディ
スク−回転宛形成されるトラックを参照信号fP3記録
位1を始点として1本とするときのトラック本数を示す
アドレス信号であり、これらのアドレス信号はいずれも
29ビツトで構成されている。
上記の第2のFM信号の周波数スペクトラムは、第13
図に実線で示す如くになる。同図中、■は周波数変調さ
れた輝度信号の2.3M HZの搬送波偏移周波数帯域
を示しており、faはシンクチップに相当する6、IM
 HZの周波数、rbはペデスタルに相当する6、6M
 HZの周波数、fCはホワイトビークに相当する7、
9M HZの周波数を示す。またIIL、IILIは周
波数変調された輝度信号の下側波帯、上側波帯を示し、
I[[L、n[uは被周波数変調音声信号FA1.fA
2を更に周波数変調した信号の下側波帯、上側波帯を示
す。■は2チヤンネルの被周波数変調音声信号fAl、
fA2の搬送波3.43 MHz 、  3.73 M
l−1zを示す。
更に、Vは搬送色信号を低域変換して得られた低域変換
搬送色信号の周波数帯域を示す。またこの低域変換搬送
色信号が周波数変調されることによって生じた第1側波
帯はVIL、VIUで、また第2側波帯は■L、Vlυ
で夫々示される。
なお、後述する参照信号fP+、fP2及び[P3は帯
域■Lの下側の空いている周波数帯に位置する。参照信
号rp l〜fp 3と情報信号の占有帯域を夫々分離
することは、同一の再生針で再生する必要性からである
前記した第12図に実線で示す如き周波数スペクトラム
の第1のFM信号と、第13図に実線で示す如き周波数
スペクトラムの第2のFM信号のうち、いずれか一方の
FM信号のみが記録装置に供給される。記録装置はレー
ザー光を用いた公知のカッティング装置で、上記の第1
又は第2のFM信号が第1の入力信号として供給される
と共に、円盤状記録原盤の1回転期間に等しい4フィー
ルド期間毎にバースト状の第1の参照信号fp l と
バースト状の第2の参照信号fP2とが夫々に交互に切
換えられて交互配置とされた参照信号と、fp+、fp
zの切換位置に関連して発生された第3の参照信号rp
3とよりなる信号が第2の入力信号として供給される。
記録装置はこれらの2人力信号を第1.第2の被変調レ
ーザー光に変換し、円盤状記録原盤上の感光剤に1/2
トラックピッチ程度互いに離間して同時に集束せしめる
この記録原盤を公知の現像工程を通して、更にこれより
公知の製器工程により電極機能を持ち、かつ、針案内溝
の形成されていない第14図に示す如きトラックパター
ンを有するディスク12が製作される。
第14図において、ディスク12は螺旋状のトラックT
に映像信号、音声信号、アドレス信号よりなる情報信号
が被周波数変調波信号(第1のFM信号、第2のFM信
号)とされてその情報内容に応じてビットを断続的に形
成されて記録されている。第14図に実線で示す1本の
連続する螺旋状トラックTのうちディスク12の各回転
力に相当するトラックをtl、  t2.  t3.・
・・として示す。各トラックは平坦面に情報信号のビッ
トを形成されてなり、針案内溝は形成されていない。−
のトラックにつき、1水平走査期間(1H)毎に、アナ
ログ記録トラックに対してはその記録水平帰線消去期間
相当位置に、その長手方向上両側に夫々第1の参照信号
fP Iのビット、第2の参照信号fP2のビットを形
成されている。
そして、相隣るトラックの中心線間の中間位置には上記
参照信号fp+、fp2のビットのうちいずれか一方の
みが形成されており、しかも−のトラックに対し参照信
号fp+、fρ2が記録される側はトラック毎に入れか
わる。即ち第14図中、参照信号fp +のトラックは
破線で、参照信号fP2のトラックは一点鎖線で示しで
ある。
Vl、  V2.  V3.・・・は各フィールドの垂
直同期信号の位置を示す。また、各トラックjl、j2
+t3 r・・・の始端位置、即ち参照信号fP I 
とfP2とが切り換わる位置Vl、  Vs、  Vs
、・・・には第3の参照信号fP3が例えば約3H期間
記録されている。
またディスク12はその1回転期間が映像信号の例えば
4フィールド期間に等しく、アナログ記録トラックの垂
直帰線消去期間が第14図にa。
b、c及びdに示す範囲内のトラック tl、j2+t
3.t4に記録されている。
また、ディスク12のアナログ記録トラックの各4個所
の垂直帰線消去期間記録部分a−dには、前記アドレス
信号AC,AT及びANが夫々時系列的に記録されてい
る。
更にディスク12のディジタル記録トラックj5.  
t6.  [7,・・・も上記螺旋状トラックT上に形
成されているが、第8図に示す信号フォーマットの一ブ
ロックの信号が時系列的に合成された後前記第1のFM
信号とされて記録されており、垂直帰線消去期間記録部
分a−dは存在しない。
しかし、ディジタル記録トラック t5.t6゜t7 
、・・・には上記の参照信号fP3はアナログ記録トラ
ック<  1+〜14)の参照信号rpaとディスク1
2の半径方向上に整列して記録されており、またその両
側には参照信号fp+、fp2が同様に1H周期で記録
されている。すなわち、参照信号fp l〜fp3に関
しては、アナログ記録トラックとディジタル記録トラッ
クとの区別なく、ディスク12上常に一定周期で記録さ
れていることになる。
かかるアナログ記録トラックとディジタル記録トラック
とが夫々混在して記録形成されているディスク及びその
再生装置は、本出願人が先に特願昭58−83232号
〜特願昭58−83235号にて提案しており、本発明
で再生すべきディスクは、上記のアナログ記録トラック
に、その直後のディジタル記録トラックの記録静止画の
情報内容を表わす画像の複合映像信号、更にはこの情報
内容を表わす音声の音声信号を記録された点に特徴を有
する。
すなわち、前記した如く、第10図に示す信号フォーマ
ットのコンポーネント符号化ディジタルどデオ信号の1
フレ一ム分は、2チヤンネルで記録した場合は約1.9
秒、すなわち30トラツク(1トラツクの回転期間は4
フイールドである)に亘ってディジタル記録トラックに
記録される。
第15図のToはこの1枚の静止画に関する1フレ一ム
分のディジタルビデオ信号が2チヤンネルで記録された
30トラツクのディジタル記録トラックを模式的に示し
、また、このディジタル記録トラックToの他の2チヤ
ンネルには同図に示す如くディジタル情報信号(前記し
た制御プログラム信号及び/又は圧縮音声データ)が記
録される。
この30トラツクのディジタル記録トラックTDの直前
の6トラツクには第15図に示す如く、アナログ記録ト
ラックTAが記録形成される。このアナログ記録トラッ
クTAにはその直後のディジタル記録トラックTDの記
録静止画の内容を識別させるための画像(図形1文字、
記号など)に関するアナログビデオ信号(複合映像信号
)と、同じく上記静止画の内容を識別させるための音声
に関する2チヤンネルのアナログ音声信号A+。
A2が夫々記録されている。本実施例で再生すべきディ
スク12には、情報信号が第15図に示す36トラツク
単位で順次記録されている。
ここで、第1チヤンネルの音声信号A+は順方向再生し
たときの走査軌跡に従って記録されているのに対し、第
2チヤンネルの音声信号A2は第16図に示す如き逆方
向再生したときの再生素子の走査軌跡に従って記録され
ている。
また、前記した第3の参照信号fP、は後述するディス
ク再生装置においてトラッキングサーボ回路にて使用さ
れる第1及び第2の参照信号fP l及びfP2の切換
時点を明確にするためのインデックス信号として記録さ
れているが、参照 、信号fP3が無から有になった時
点をもって上記の切換時点とすれば、参照信号fp 3
の記録区間の長短は問題でない(例えば本出願人の提案
になる特願昭56−27351号参照)。そこで、上記
のディスク12に一回転周期毎に記録される第3の参照
信号fP3は、第17図に示す如く各トラックの記録開
始位置は円心方向に整列して記録されると共に、リード
イン部分Llには梨地Aに示す比較的広い区間に亘って
記録され、また、リードアウト部分LOでは再生針等の
再生素子を強制的に待機位置へ自動復帰させるためのリ
ードアウト信号として使用されるのでドロップアウト等
による誤動作はあってはならないので、梨地Bに示す如
く最も広い区間に亘って記録される。
更に、上記の第3の参照信号fP3は後述する如くディ
ジタル記録トラックとアナログ記録トラックとを識別で
きるようにするため、第17図において、各6トラツク
のアナログ記録トラックTAI 、TA2 、TA3 
、・・・ではC+ 、C2。
C3,・・・で示す如く最も小なる区間に亘って記録さ
れ、一方各30トラックのディジタル記録トラックTo
+ 、Te3 、Te3、−、TDT+  (ただし、
nは4以上の整数)では斜線を付した区間D+ 、D2
.D3 、・・・、DTIで示ず如く、リードイン部分
LTの記録区間Aと例えば同一の記録角度で夫々記録さ
れている。記録区間C+ 、C7。
C3,・・・の記録角度は夫々同一であるから同一の再
生持続時間でその区間の参照信号fP3が再生され、ま
た記録区間D1〜Dηも夫々同一の記録角度で、かつ、
C+ 、C2、C3、・・・のそれよりも大なる記録角
度で記録されているから、記録区間DI”−DT+の再
生参照信号fP 3の再生持続時間は互いに同一で、か
つ、C+ 、C2、Ca 、・・・の各区間から再生さ
れた参照信号fP3のそれに比し大なる時間となること
は明らかである。なお、第17図中、CHはディスク1
2の中心孔を示す。
次に本発明になるディスク再生装置について説明する。
第1図は本発明装置の一実施例のブロック系統図を示す
。本発明装置は大略プレーヤ部15とアダプタ部16と
からなる。本実施例では前記した如くアナログ記録トラ
ックとディジタル記録トラックとが夫々混在して記録形
成されているディスクのうち、アナログ記録トラックの
記録複合映像信号が走査線数525本方式(例えばNT
SC方式)である第1のディスクと、走査線数625本
方式(例えばPAL方式やSECAM方式)である第2
のディスクと、アナログ記録トラックのみが記録形成さ
れている既存のビデオディスクのうち、記録複合映像信
号が走査線数525本方式である第3のディスクと、走
査線数625本方式である第4のディスクと、前記本出
願人の提案になるディジタルオーディオディスク(第5
のディスク)のいずれでも互換再生し得るよう構成され
た再生装置であって、再生複合映像信号を走査線数52
5本方式又は625本方式のうちいずれか−の方式のモ
ニター再生装置に供給する。ここでは説明の便宜上、上
記のモニター再生装置は走査線数525本方式であるN
TSC方式カラー映像信号を本来表示すべき装置であり
、このモニター再生装置に再生複合映像信号を供給する
再生装置を例にとって説明する。
ここで、ビデオディスクの既記縁映像信号を、異種の走
査線数のテレビジョン信号を表示するモニター再生装置
により、実用上支障なく再生表示することができる回転
記録媒体の記録再生方式は、既に本出願人が特開昭56
−158581号(特願昭55−61998号)により
開示している。
かかる本出願人の提案になる記録再生方式に基づく回転
数制御は、第1図において、プレーヤ部15内のターン
テーブル17を回転するモータ18のサーボ回路により
後述する如くに行なわれる。まず、プレーヤ部15のキ
ー人力装置19のロードスイッチを操作すると、そのス
イッチ出力がコマンドプロセッサ20に入力され、更に
マイクロプロセッサ21に供給される。コマンドプロセ
ッサ20はキー人力装置19のキー人力信号や外部のパ
ーソナルコンピュータ等の判断機能を持った装置からの
コマンド信号等が供給され、表示モードに応じて表示器
(図示せず)を駆動したり、その入力をマイクロプロセ
ッサ21へ転送したりする。
マイクロプロセッサ21は後述する如くりOツクやステ
ータスを発生してコマンドプロセッサ20へ供給する一
方、プレーヤ部15内の各種機構や回路の動作を制御し
て、上記のロードスイッチ入力によって外部よりディス
クの挿入可能状態とする。ディスク22はプレーヤ部1
5の外部にあっては本出願人が先に提案した如く、収納
ケース内に内包されており、上記ディスクの挿入可能状
態とされたプレーヤ部15内に収納ケースを挿入した後
これを引抜くと、所定の機構(詳細な説明は省略する)
によって収納ケースのIf(リッドプレート)と、ディ
スク22とが夫々プレーヤ部15内に残留されてディス
ク22はターンテーブル17上に載置せしめられる。
一方、これと同時に上記のリッドプレートの前端部に設
けられた切欠の有無の組合わせにより、プレーヤ部15
内の奥部に設(プられた複数個のマイクロスイッチ(図
示せず)がオン又はオフとされ、これにより本出願人が
先に実開昭57−33477号にて提案した如く、種々
のディスクの記録内容や再生をする盤面の識別ができる
。上記のマイクロスイッチの各出力信号(例えば、ディ
スク22がディジタルオーディオディスクであるかビデ
オディスク(前記したアナログ記録トラックとディジタ
ル記録トラックとが夫々置在して記録形成されたディス
ク12もビデオディスクとして識別させるものとする)
であるかを示すディスク判別信号など)が入力端子23
よりマイクロプロセッサ21及び後述するスイッチ回路
24に夫々供給される。これにより、マイクロプロセッ
サ21は例えば25ビツトのステータスをシリアルにD
IN型の8ピンコネクタのビン端子253へ出力する。
上記の8ピンコネクタは8つのビン端子251〜258
が配置されており、ビン端子251にはアダプタ部16
からのアドレスデータが入力され、ビン端子252から
は後述する如く再生信号(RF倍信号が出力され、ビン
端子254には必要に応じて外部のパーソナルコンピュ
ータ等の判断機能を持った装置からのコマンド信号が入
力される。
またビン端子255からはマイクロプロセッサ21より
のクロック信号が出力され、ビン端子257にはアダプ
タ部16より外部同期信号が入力される。更にビン端子
258は接地され、ビン端子256は使用されない。な
お、パーソナルコンピュータ等にプレーヤ部15を接続
する場合は、ビン端子251からアドレスデータが出力
され、ビン端子256より再生音声信号が出力され、更
にビン端子257が不使用とされる点が、アダプタ部1
6と接続する場合と異なる。
マイクロプロセッサ21より取り出された上記のステー
タスは、クロック信号に同期してシリアルに出力され、
ビン端子253よりアダプタ部16のビン端子261〜
268を有するDIN型8ビンコネクタのビン端子26
3を介してステータス解読回路27へ供給される。なお
、上記のクロック信号はビン端子25s 、26sを夫
々介してステータス解読回路27等へ出力される。ステ
ータス解読回路27は入力ステータスの第2ビツトに配
置されている、ディスク22がディジタルオーディオデ
ィスクかビデオディスク(前記ディスク12もビデオデ
ィスクとして検出するものとする)かを示す値を判別し
て得た信号をスイッチ回路28,29、可変分周器36
.39へ出力し、また入力ステータスの第4ビツトに配
置されている、ディスク22の記録映像信号が走査線数
525本方式か625本方式かを示す値を判別して得た
信号を静止画デコーダ30へ出力し、更に入力ステータ
スの第9ビツト目から第12ビツト目までの4ビツトに
配置されている再生モードを示す情報から、ディスク再
生装置が高速サーチモードであるかノーマル再生モード
であるかを判別し、その判別結果による信号をディジタ
ル信号復調回路40に供給し、これを高速サーチモード
時にはその動作を禁止し、ノーマル再生モード時にはそ
の動作禁止を解除する一方、スイッチング信号として後
述する切換回路31へ出力する。
アダプタ部16内には、このディスク再生装置の再生複
合映像信号が供給されるべきモニター再生装置(図示せ
ず)において本来再生すべきカラー映像信号の色副搬送
波周波数(ここでは3.579545 MH7)の4倍
に等しい周波数で発振する発振器32と、前記ディジタ
ルオーディオディスクのディジタル信号(ブロック)の
伝送周波数の140倍の周波数である6、174M H
Zの発振周波数を出力する発振器33とが内蔵されてい
る。
発振器33の出力6,174M HZ信号はスイッチ回
路28の端子Aに供給される一方、分周器34で1/3
92分周されて15.75kHzにされた後スイッチ回
路29の端子Aに供給される。
一方、発振器32の出力信号は分局器35に供給され、
ここで1/910分周されて水平走査周波数15.73
4 kHzとされた後、スイッチ回路29の端子Vに供
給される一方、可変分周器36を通して位相比較器37
に供給される。発振器32及び分周器35は第1の発振
回路を構成しており、発振器33及び分周器34は第2
の発振回路を構成している。
位相比較器37は電圧制御発振器(VCO)38、可変
分周器39と共に周知のフェーズ・0ツクド・ループを
構成しており、VCO38の出力信号は可変分周器39
を通して位相比較器37に供給される一方、スイッチ回
路28の端子Vに供給される。ここで、ディスク22が
前記ディスク12である場合は、スイッチ回路28.2
9はステータス解読回路27の出力信号によって端子V
の入力信号を選択出力するように制御されるから、スイ
ッチ回路28からはVCO38の出力信号がマスターク
ロック信号としてディジタル信号復調回路40へ供給さ
れる。またこれと同時にスイッチ回路29からは分周器
35よりの水平走査周波数15,734 kH2に等し
い周波数の信号が取り出され、外部のモータ回転同期信
号としてビン端子267及び257を夫々介してプレー
ヤ部15内の切換回路41に供給される。
ここで、上記のマスタークロック信号は、ディスク22
のディジタル記録トラックから再生されるディジタル信
号の伝送周波数(ワード伝送量7秒)の例えば140倍
の周波数に選定されている。
従って、ディスク22がNTSC方式カラー映像信号が
所定の信号形態に変換されて1回転宛のアナログ記録ト
ラックに4フイールドの割合で記録されているディスク
12(第1のディスク)である場合は、そのディジタル
記録トラックには前記したように1回転宛2940のブ
ロックが44.056 kHzの伝送周波数で記録され
ているから、ステータス解読回路27の出力によって可
変分周器36の分周比は1に制御され、かつ、可変分周
器39の分周比は1/392に制御され、これによりV
C038より6.1678 M Hzの信号が取り出さ
れ、マスタークロック信号としてスイッチ回路28を通
してディジタル信号復調回路40に供給される。−万、
ディスク22がPAL方式又はSECAM方式等の走査
線数625本方式の複合映像信号が所定の信号形態に変
換されて1回転宛のアナログ記録トラックに4フイール
ドの割合で記録されているディスク12(第2のディス
ク)である場合は、そのディジタル記録トラックには前
記したように、1回転宛3528のブロックが44.1
00 kHzの伝送周波数で記録されている。
しかして、本実施例ではこの第2のディスクは後述する
如く、N T S C方式規格モニター用受像礪で実用
上支障なく再生することができるように、記録水平走査
周波数15.625 kHzがその144/143倍で
あるNTSC方式の水平走査周波数15.734 kH
zで再生されるようにモータ18の回転制御が行なわれ
るから、正規の750rl)lではなく755.24 
 (= 750x (144/ 143) ) rpm
で再生される。このため、この第2のディスクのディジ
タル記録トラックから再生されたディジタル信号の伝送
周波数は、44.100 kHzではなく、44.40
8(−44,IX (144/ 143) )  kH
2となり、よってこのときは可変分周器36の分周比は
1/125に制御され、かつ、可変分周器39の分周比
は1/ 49392に切換えられる。これにより、この
第2のディスク再生時には、VC038より水平走査周
波数15.734 kHzの49392/ 125倍の
周波数、すなわち上記伝送周波数44.408 kHz
の140倍の周波数である6、217M Hzの信号が
取り出され、マスタークロック信号としてスイッチ回路
28を通してディジタル信号復調回路40に供給される
次に前記の切換回路41はビン端子257より水平走査
周波数b+の信号の入力があるときはそれを選択出力し
、該信号が入来しないときにのみ発振器42より発振出
力されている水平走査周波数[Hの信号を選択出力する
よう構成されている。
切換回路41より取り出されたビン端子257よりの入
力信号は分周器43により1/21分周されてスイッチ
回路24の端子Nに供給される一方、分周器44により
1/25分周されてスイッチ回路24の端子Pに供給さ
れる。スイッチ回路24は入力端子23の入力信号によ
りスイッチング制御され、ディスク22が前記第1.第
3及び第5のディスクのいずれかであるときは端子N側
に接続され、ディスク22がアナログ記録トラックに走
査線数625本方式の複合映像信号が所定の信号形態に
変換されて記録されている前記第2.第4のディスクの
いずれかであるときは端子P側に接続される。スイッチ
回路24の出力信号はモータ18のザーボ回路の基準信
号として比較器45に供給され、ここで磁気検出器46
の出力パルスと位相比較される。
他方、モータ18の回転軸47にはギヤ歯車48の中央
部が貫通固定されている。このギヤ歯車48の外周側面
には等角度間隔で歯が例えば50個形成されており、そ
の歯に僅かな距離だけ離間対向する位置に磁気検出器4
6が設けられている。これにより、モータ18が回転す
ると、その回転と一体的にターンテーブル17.ターン
テ−プル1フ上に載置されたディスク22及びギヤ歯車
48が回転し、ギヤ歯車48の歯が磁気検出器46の前
方を1個通過する毎に1個のパルスが磁気検出器46よ
り取り出され、比較器45に供給される。
ここで、ディスク22が前記第1のディスク又は第3の
ディスクである場合は、そのアナログ記録トラックに1
回転宛4フィールドの割合で走査線数525本方式のN
TSC方式カラー映像信号が所定の信号形態に変換され
て記録されているから、その1回転宛のアナログ記録ト
ラックには1050本の走査線数が記録されており、よ
って磁気検出器46よりパルスが1個出力される毎に2
1本の走査線が再生されることになる。このため、前記
第1又は第3のディスク再生時にはスイッチ回路24よ
り取り出された水平走査期間(H)の21倍の期間を周
期とする分周器43の出力パルスと、磁気検出器46よ
りの21H周期のパルスとが夫々比較器45に供給され
、ここで両信号の位相差に応じた誤差電圧に変換された
後、モータ駆動増幅器(MDA)49を通してモータ1
8に印加される。
他方、ディスク22が前記第2のディスク又は第4のデ
ィスクである場合は、そのアナログ記録トラックに1回
転宛4フィールドの割合で走査線数625本方式のPA
L方式又はSECAM方式カラー映像信号が第1.第3
のディスクの記録信号と同一の所定の信号形態に変換さ
れて記録されているから、その1回転宛のアナログ記録
トラックには1250本の走査線数が記録されており、
よって磁気検出器46よりパルスが1個出力される毎に
25本の走査線が再生されることになる。このため、前
記第2又は第4のディスク再生時にはスイッチ回路24
が端子P側に切換接続されて取り出された分周器44よ
りの25H周期のパルスと、磁気検出器46よりの25
H周期のパルスとが夫々比較器45に供給され、ここで
誤差電圧に変換された後、モータ駆動増幅器49を通し
てモータ18に印加される。
これにより、モータ18はディスク22の再生水平走査
周波数が、分周器43及び44に夫々供給される信号周
波数(ここでは15.734 kF+2)と同一周波数
で再生されるように回転制御され、この結果、ディスク
22が前記第1のディスク又は第3のディスクである場
合は、モータ18及びディスク22は899.1rl)
IIで回転せしめられ、他方、ディスク22が前記第2
のディスク又は第4のディスクである場合は、モータ1
8及びディスク22は正規の回転数75Orpmの14
4/ 143倍である755.24ppmで回転せしめ
られる。
モータ18.ターンテーブル17及びディスク22の上
記回転が始まり、使用者がキー人力装置19中のスター
トスイッチを押すと、コマンドプロセッサ20及びマイ
クロプロセッサ21を夫々経てフィード送り機構50を
ディスク22の内周方向へ移送する信号が出力され、そ
の後に走査針51がディスク22上に摺動せしめられる
。ディスク22は電極機能を有しており、また走査針5
1には電極が形成されているから、ディスク22と走査
針51の電極との間で静電容量が形成され、それが記録
トラックの幾何学的形状の変化に対応して変化し、この
変化がピックアップ回路52により公知の方法で電気信
号に変換される。
ピックアップ回路52より取り出された再生信号(RF
倍信号は、公知のトラッキングサーボ回路53に供給さ
れ、ここで前記した参照信号fPl。
fP2が弁別分離された後包絡線検波され、それらの検
波出力が差動増幅されてトラッキング誤差信号に変換さ
れる。このトラッキング誤差信号はトラッキングコイル
54に印加され、走査針51が常にトラックずれなく情
報信号記録トラック上を走査するように、走査針51の
針先をトラック幅方向に瞬時瞬時に微小変位させる。
またピックアップ回路52から取り出された再生信号は
、情報信号再生回路55に供給され、ここでアナログ記
録トラックから再生された前記第2のFM信号がFM復
調された後、NTSC方式に準拠した複合映像信号及び
音声信号に再生された後、再生複合映像信号は出力端子
56へ出力され、2チヤンネルの再生音声信号は出力端
子57゜58へ出力される。出力端子56よりの再生映
像信号は入力端子59を介して静止画デコーダ30に供
給され、一方、出力端子57.58よりの2チヤンネル
の音声信号はアダプタ部16の入力端子59.60.6
1を介して切換回路31へ供給される。
ここで、情報信号再生回路55はディジタル記録トラッ
クとアナログ記録トラックとが混在して記録形成された
ディスク(前記第1.第2のディスク)を^速す−チす
るときは、走査針51の移送方向が順方向(例えば内周
方向)か逆方向(例えば外周方向)かを示すマイクロプ
ロセッサ21よりの信号に応じて、再生音声信号に関し
ては2チヤンネルのうちのいずれか−のチャンネルの再
生音声信号のみを選択出力する構成とされている。
また、切換回路31は前記第1.第2のディスクの高速
サーチ時には情報信号再生回路55の出力音声信号を選
択出力し、ノーマル再生時には静止画デコーダ30とD
A変換及び切換8162の出力信号を選択出力する構成
とされている。
更にピッアップ回路52から取り出された再生信号は、
ビン端子252及び262を夫々介してアダプタ部16
内のFM復調回路63に供給され、ここでFM復調され
た後、垂直同期信号検出回路64、アドレスデータ取込
回路65及びディジタル信号復調回路40に夫々供給さ
れる。ディジタル信号復調回路40は前記した如くスイ
ッチ回路28より取り出されたマスタークロック信号が
供給されており、前記ディジタル記録トラックから再生
された第8図に示す如き信号フォーマットの復調ディジ
タル信号中の誤り検出符号CRCを使って誤りの有無を
検出し、誤り符号がある場合は誤り訂正符号P、Qを用
いてもとの正しい符号に復元し、更に第8図のCh−1
〜Ch−4で示す位置に配置されて伝送されるディジタ
ルオーディオ信・号又は第15図に示したディジタル情
報信号をDA変換及び切換装置62へ出力する一方、C
h−3及びCh−4の少なくとも一方で示す位置に配置
されてディジタルごデオ信号が伝送される場合は、その
ディジタルビデオ信号を静止画デコーダ30へ供給する
。DA変換及び切換装置62はディジタルオーディオ信
号等のディジタル情報信号をディジタル−アナログ変換
した後切換回路により、アドレスデータ取込回路66の
出力によって切換え制御され、その出力信号を出力端子
67〜70へ出力する一方、第15図に示した2チヤン
ネルのディジタル情報信号の場合は切換回路31へ出力
する。
静止画デコーダ30は入力ディジタルビデオ信号からも
との静止画像の所望の標準テレビジョン方式のアナログ
ビデオ信号を生成して、これを出力端子71へ出力する
一方、切換回路31へ出力する。また、静止画デコーダ
30は、ステータス解読回路27よりの制御信号によっ
て、ディスク22が前記ディスク12であって、かつ、
そのアナログ記録トラックに走査線数625本方式の複
合映像信号の場合であっても走査線数525本方式への
走査線数変換は行なわず、また2チヤンネルのディジタ
ルビデオ信号が2枚の静止画に関する場合は、どちらか
任意の−のチャンネルの静止画を選択して復調出力する
更に、静止画デコーダ30はステータス解読回路27よ
りの高速サーチモードかノーマル再生モードかを示す制
御信号が供給され、高速サーチ時にはアナログ記録トラ
ックTAから再生された再生複合映像信号を1フィール
ド分書き込んだ後読み出し、ノーマル再生モード時には
ディジタル記録トラックTDから再生されたディジタル
ビデオ信号を1フレーム分書き込んだ後それを婢み出す
第2図は静止画デコーダ30の一実施例のブロック系統
図を示す。同図中、入力端子80には前記入力端子59
より再生複合映像信号が供給され、更にこれよりNTS
Cデコーダ81及び同期信号発生器(SSG)82に夫
々供給される。NTSCデコーダ81は入力NTSC方
式複合映像信号を輝度信号と2種の色差信号(例えばR
−Y、B−Y)とに夫々分離し、これら3種の信号を別
々にAD変換器83〜85を通してメモリ回路86に夫
々供給する。メモリ回路86は1フィールド分の記憶容
量を有するフィールドメモリで、コントローラ87より
の制御信号やアドレス信号によって書き込み動作と読み
出し動作とが夫々制御される。コントローラ87は、5
SG82よりの例えば再生水平同期信号及び再生垂直同
期信号(又は再生参照信号fp 、〜fp3)に夫々同
期したクロック信号(例えば18M)−1z)や水平、
垂直の各ブランキングパルス等を供給され、また端子9
7を介してステータス解読回路27よりのモードを示す
制御信号が供給され、メモリ回路86をして映像期間は
読み出し動作をさせ、水平帰線消去期間は書き込み動作
をさせる。
ここで、静止画デコーダ30は2つのフィールドメモリ
(又は2つのフレームメモリ)を有しており、メモリ回
路86はそのうちの一方のフィールドメモリ(一方のフ
レームメモリ)で、もう一つのフィールドメモリ(又は
フレームメモリ)は第2図中、図示を省略しである。す
なわち、2つのフィールドメモリのうち、一方のフィー
ルドメモリを構成するメモリ回路86は入力端子80よ
りの再生複合映像信号の1フィールド分を高速サーチ時
に書き込まれ、ノーマル再生時にはディジタル記録トラ
ックから再生された入力端子88よりのディジタルビデ
オ信号が書き込まれ、他方のフィールドメモリはディジ
タルビデオ信号専用とされている。
メモリ回路86及びコントローラ87を更に詳細に図示
すると第3図に示す如くになる。同図中、第2図と同一
構成部分には同一符号を付しである。
第3図において、コントローラ87以外の回路部がメモ
リ回路86を構成している。入力端子98にはAD変換
器83より取り出された、輝度信号をディジタル変調し
て得た標本化周波数9MH2。
量子化ビット数8ビツトの画素データが入来し、入力端
子99,100にはAD変換器84.85より取り出さ
れた、色差信号R−Y、B−Yをディジタル変調して得
た標本化周波数2.25 MHz 。
量子化ビット数8ビツトの2種類の画素データが各別に
入来する。また、入力端子88にはディジタル信号復調
回路40よりのディジタルビデオ信号の画素データがシ
リアルに入来する。
再生!!i置が高速サーチモードであるものとすると、
前記した如く、ディジタル信号復調回路40はその動作
を禁止せしめられるから、入力端子88には画素データ
の入来はなく、力Aつ、この入力端子88に接続されて
いるラッチドライノ\1011〜1016はコントロー
ラ87よりインノ\−タ107を介して供給される制御
信号により夫々オフとされ、他方、この1lil11!
1信号と逆相の静制御イ言号によりラッチドライバ10
21〜1026が夫々オンとされる。これにより、ラッ
チドライ/< 1021〜1024は夫々入力端子98
よりの輝度画素データを、デコーダ103よりの9M)
−17のうゝンチノくルスにより、時分割的に、かつ、
巡回的にラッチする。また一方、ラッチドライバ102
s 、  102sは入力端子99.100よりの色差
画素データを、コントローラ87よりの2.25MHz
のランチノくルスにより順次ラッチする。
ラッチドライバ1021〜1026によりラッチされた
画素データは、6列のメモリ素子群1051〜1056
に各別に供給され、コントローラ87よりの2.25M
H2の書き込みパルスによって書き込まれる。メモリ素
子群1051〜1056の夫々は、画素データの量子化
ビット数8ビツトのうち、再生(読み出し)しようとす
る量子化ビット数をX(×は例えば8)としたとき、フ
ィールドメモリの場合はX/ 2 mの64k RAM
 (ランダム・アクセス・メモリ)から構成される。こ
のうちメモリ素子群1051〜1054には4つの11
ilII画素データが別々に記WI(蓄積)され、メモ
リ素子群1055にはR−Yの画素データが記憶され、
メモリ素子群1056にはB−Yの画素データが記憶さ
れる。ここで、上記の6つの画素データはコントローラ
87よりのアドレス信号により指定された、例えば同一
番地に書き込まれる。このアドレス信号は下位8ビツト
と上位8ビツトとが時分割的に発生されてメモリ素子群
1051〜1056に夫々共通に供給される。
上記の動作が繰り返されてメモリ素子群1051〜10
54と1055と1056の夫々に1フィールド分の輝
度画素データ、1フィールド分の2種の色差画素データ
が記憶され終ると、次にメモリ素子群1051〜105
6は夫々同時にアクセスされ、指定アドレスから読み出
された各画素データが同時にラッチドライバ1061〜
1066にラッチされる。
このラッチパルスは2.25MH2で、このラッチパル
スの一周期内でコントローラ87よりドライブパルスが
ラッチドライバ1061〜1066に印加されてその記
憶画素データを出力させる。
ここで、ラッチパルスの一周期内にラッチドライバ10
61〜1064には順次時分割的に1回ずつドライブパ
ルスが印加されるから、ラッチドライバ1061〜10
64に夫々一時記憶されている輝度画素データは時分割
的に9MH7で読み出され、出力端子108を介して第
2図に示すDA変換器89に供給される。他方、ラッチ
ドライバ106s 。
1066には夫々ラッチパルスの一周期内で1回ドライ
ブパルスが印加されるので、その記憶色差画素データは
2.25MHzで読み出され、出力端子109.110
から第2図に示すDA変換器90゜91に各別に印加さ
れる。以下、上記と同様の動作が繰り返され1フィール
ド分の画素データは順次読み出されていく。また、その
読み出しは、次にアナログ記録トラックが再生されて1
フィールド分の画素データが記憶されるまで継続して何
回も繰り返し行なわれる。なお、メモリ回路86がフレ
ームメモリであるときは、その半分の記憶容量(1フィ
ールド分)に1フィールド分の再生複合映像信号の画素
データが蓄積される。
次にノーマル再生時には、ディジタル信号復調回路40
から取り出された画素データが1フィールド分書き込ま
れる。その書き込み方法並びに読み出し方法自体は公知
であるので、その詳細な説明は省略する。この場合、メ
モリ回路86がフレームメモリであり、1フレ一ム分の
第10図に示す如き信号フォーマットの再生画素データ
をヘッダー信号から得たデータに基づいて、デコーダ1
04の出力書き込みパルスをメモリ素子群1061〜1
066に時分割的に送出して書き込み、これを読み出す
方法は例えば特開昭57−185243号に開示されて
いる。また、メモリ回路86がフィールドメモリであり
、1フレ一ム分のディジタルビデオ信号を所謂千鳥状に
書き込み、それを読み出す方法は、例えば本出願人が先
に特開昭58−137377号、特開昭58−1953
87号、特開昭59−63014号等々に提案した如く
、公知である。
上記のようにしてメモリ回路86から読み出された後、
第2図に示したDA変換器89.90及び91から取り
出された輝度信号2色差信号R−Y及びB−Yは、夫々
低域フィルタ92.93及び94を各別に介してNTS
Cエンコーダ95に供給され、ここで各種同期信号を付
加され、NTSC方式に準拠した複合映像信号に変換さ
れた後出力端子96より第1図の出力端子71へ出力さ
れる。
再び第1図に戻って説明するに、アドレスデータ取込回
路66は1ブロックに1ビツトずつ入来する信号を蓄積
して前記第9図に示す信号フォーマットの制御信号を得
た後、データ取込みを行なう。このアドレスデータ取込
回路66により取込まれたデータはスイッチ回路72の
端子りに供給される一方、DA変換及び切換装置62に
供給されてそのデータに基づいて生成されたスイッチン
グ信号によりオーディオ信号伝送チャンネルのみ通過さ
せて4つのチャンネルの夫々の出力端子67〜70のう
ち所定の2以上の出力端子へ出力させる。
アドレスデータ取込回路65はアナログ記録トラックか
ら再生された再生信号中のアドレス信号を弁別分離して
その再生アドレスデータを取込み、更に取込んだアドレ
スデータをスイッチ回路72の端子ANへ供給する。ま
た判別回路73は垂直同期信号検出回路64よりの垂直
同期信号検出信号と、ディジタル信号復調回路40より
の誤り検査符号CRCによる検査結果を示す信号とが夫
々供給され、上記検出信号が入来せず、かつ、上記検査
結果が正しいことを示す信号が入来する期間は、前記デ
ィジタル記録トラックを再生しているものと判別してス
イッチ回路72を端子り側に接続させ、他方、上記検出
信号が入来し、かつ、上記検査結果が誤りであることを
示す信号が入来する期間は、前記アナログ記録トラック
を再生しているものと判別してスイッチ回路72を端子
AN側へ切換接続させる。
これにより、スイッチ回路72がらは、アナログ記録ト
ラック再生時はアドレスデータ取込回路65の出力アド
レスデータが取り出され、他方、ディジタル記録トラッ
ク再生時はアドレスデータ取込回路66の出力アドレス
データが取り出される。この再生アドレスデータはビン
端子261及び25+を夫々介してプレーヤ部15内の
コマンドプロセッサ20及びマイクロプロセッサ21に
夫々供給される。コマンドプロセッサ2oは走査針51
の再生位置を逐次指定したアドレスデータで表示させる
一方、マイクロプロセッサ21はキー人力装置19から
の所望の信号と入力アドレスデータとに基づいて生成し
た各種信号をフィード送り機構50へ出力する。
上記構成のディスク再生装置の前記ディスク12の高速
サーチ時の動作について次に説明する。
キー人力装置19により順方向又は逆方向の高速サーチ
を指示入力すると、マイクロプロセッサ21よりの制御
信号により、トラッキングサーボ回路53はトラッキン
グコイル54に対して、6トラツクのアナログ記録トラ
ックTAの走査期間中はキックパルスの送出を停止し、
次の30トラックのディジタル記録トラックToの走査
期間中は60倍速の速度比で走査針51の再生トラック
を強制的に変更するべき数のキックパルスを送出する。
ここで、マイクロプロセッサ21はトラッキングサーボ
回路53内に在るfP3検出器よりの再生参照信号fP
 3を供給され、ここでその再生持続時間を判定し、そ
の判定結果に基づいてそれがディジタル記録トラックT
I)がアナログ記録トラックTAがを判別して上記のキ
ックパルスを選択出力する。
これにより、第4図に丸印で示す如く、高速サーチ時に
は6トラツクのアナログ記録トラックTAは一定期間(
例えば2トラツク程度)ノーマル再生され、これにより
メモリ回路86に前記した如く1フィールド分の再生複
合映像信号が記憶され終ると、残りのアナログ記録トラ
ック部分と直後の30トラツクのディジタル記録トラッ
クToは60倍速の倍速比で高速再生されることが繰り
返されつつ走査針51はディスク内周方向又は外周方向
へ移送されていく。ここで、ノーマル再生は例えば2ト
ラツク行なわれるから、8フィールド分の再生複合映像
信号が再生されるが、メモリ回路86には最後の1フィ
ールド分の再生複合映像信号が記憶された状態となる。
このように2トラツク程度再生するのは、高速サーチ速
度からノーマル再生速度への切換は、実際には極めて正
確に行なえないから、そのような場合であっても、正確
にノーマル再生された1フイールドの再生複合映像信号
をできるだけ短時間で記憶するためである。
このようにして、ディスク22のに一1番目。
K番目のアナログ記録トラックTAに記録されているプ
ログラムを第5図(A)に模式的にAPK−+、APK
と示すものとすると、高速サーチ中では静止画デコーダ
30内のメモリ回路86からは同図(B)に模式的に示
す如く、1フィールド分の再生複合映像信号APK−+
が記憶された丸印で示す時点(厳密にはアナログ記録ト
ラックTAを2トラツク程度再生した時点)から次のア
ナログ記録トラックTAの再生複合映像信号APKを記
憶するまでの丸印で示す期間(高速移送期間)中は、記
憶した1フィールド分の静止画APK−+が再生され続
ける。このため、高速サーチ時の再生画面はアナログ記
録トラックTAから再生した静止画が次々に切換ねって
いく。
また、高速サーチ時には情報信号再生回路55はマイク
ロプロセッサ21の出力制御信号により、音声信号に関
しては順方向サーチ時には出力端子57のみに第1チヤ
ンネルの再生音声信号を出力し、逆方向サーチ時には出
力端子58のみに第2チヤンネルの再生音声信号を出力
する。従って、切換回路31より出力端子75へ出力さ
れる再生音声信号は、順方向サーチ時にはアナログ記録
トラックTAからノーマル再生された第1チャンネルの
再生音声信号がノーマル移送期間取り出され、次の高速
移送期間はミューティングされることが交互に繰り返さ
れる。他方、逆方向サーチ時にはアナログ記録トラック
TAからノーマル再生(走査軌跡は第16図に示した1
倍速の逆方向再生であるが、第2チヤンネルの音声信号
は予めこの走査軌跡に従って記録されているから)され
た第2チヤンネルの再生音声信号がノーマル移送期間の
み取り出される。
このようにして、高速サーチ時には再生画像と再生音声
を監視しつつ所望のディジタル記録トラックを短時間で
検索することができる。
次にノーマル再生時の動作について説明するに、このと
きはトラッキングサーボ回路53はトラッキングコイル
54に対してアナログ記録トラックTA走査期間中は6
00倍速倍速比で順方向に走査針54を移送されるため
に必要な数のキックパルスを出力し、またディジタル記
録トラックT。
走査期間中はキックパルスの送出を休止して走査針51
の再生トラックの強制的な変更動作を休止させる。これ
により、走査針51は第6図に示す如く、6トラツクの
アナログ記録トラックTAは600倍速走査し、30ト
ラツクのディジタル記録トラックTOはノーマル再生す
ることを交互に繰り返り。
また、ノーマル再生時には切換回路31は静止画デコー
ダ30とDA変換及び切換装置62の各出力信号を選択
出力し、かつ、情報信号再生回路55の出力信号の通過
を阻止する。従って、ノーマル再生時にはアナログ記録
トラックの既記縁情報信号は再生出力されず、無視され
る。ここで、第7図(A)に模式的に示す如く、ディス
ク22に記録されているに番目のアナログ記録トラック
の情報をAPK、に番目、に+1番目のディジタル記録
トラックに記録されている静止画をDPK。
DPK++とし、検索すべき目的のディジタル記録トラ
ックの静止画をDPKとすると、再生装置は同図(B)
に模式的に示す如く、静止画DPKが記録されているデ
ィジタル記録トラックのノーマル再生終了期間まで、そ
の直前のアナログ記録トラックの静止画APKを再生し
続けた後、静止画DPKに切換ねる。
以下、上記と同様にしてノーマル再生を継続すると、6
トラツクのアナログ記録トラックと次の30トラツクの
ディジタル記録トラック走査期間中はその直前のディジ
タル記録トラックから再生された静止画が再生され続け
るため、再生静止画は欠落することなく、次々に一定期
間再生されて切換わっていく。同様に、DA変換及び切
換装置62より取り出される圧縮音声信号又は制御プロ
グラム信号のうち、圧縮音声信号が時間軸圧縮されたも
のをもとの時間軸に伸長した音声信号であるときは、踏
切れることなく音声信号が再生される。所望のディジタ
ル記録トラックの静止画像を所望時間見たい場合は、キ
ー人力装置19より所望の静止画再生時に走査針51を
ディスク22から非接触とするなどの指令を行なうこと
によりできることは勿論である。
なお、本発明は上記の実施例に限定されるものではなく
、その他種々の応用例、変形例が考えられるものである
。例えば、高速サーチ時にはアナログ記録トラックTA
の一部分のみをノーマル再生時の速度で順方向又は逆方
向に再生するように説明したが、アナログ記録トラック
TAを一定期間ストップモーション再生するようにして
もよく(この場合はアナログ記録トラックからの再生音
声信号はミューティングする)、要はノーマル再生時程
度以下の倍速比で走査針51を移送すればよい。また、
ディジタル記録トラックTDの単位トラック数は、参照
信号fP3の再生持続時間の長短を一旦判別した後はそ
の後その長短を判別することなく一定期間、十数倍速程
度以上の倍速比(実施例では600倍速で走査する必要
から(なぜなら、例えば600倍速はディジタル記録ト
ラックTo、30トラツクはディスク半回転程度で走査
されてしまうから、参照信号 fP3は30トラツクの
うち最初の1トラツクのものしか再生することができな
い)、一定である必要があるが、アナログ記録[・ラッ
クTAのそれは一定である必要はないので、同じディス
ク上において必要に応じてその単位記録トラック数を変
えてもよい。
また本発明はディスクの1回転宛のアナログ記録トラッ
クにはNフィールド(Nは2以上の自然数)の複合映像
信号が記録されているディスクを再生することができる
ものであり、上記の4フイールドに限定されるものでは
ない。
更に、上記の実施例ではアダプタ部16はプレーヤ部1
5と別体に設けられているが、アダプタ部16をプレー
ヤ部15に内蔵するようにしてもよい。
発明の効果 上述の如く、本発明によれば、ディジタル記録トラック
の既記録静止画の内容を、アナログ記録トラックの再生
情報信号で識別できるので、高速サーチ時において所望
のディジタル記録トラックの既記録静止画の内容を少な
くとも再生画面を監視して検索することができ、また検
索した結果の確認のための時間遅れは全く生ずることは
なく、更に、アナログ記録トラックから再生した複合映
像信号を高速サーチ中は静止画デコーダ内のメモリ回路
に1フィールド分蓄積し、それを高速移送期間中再生す
るので、再生静止画像の乱れを防止することができ、し
かも1フィールド分の再生複合映像信号を記憶すること
ができる程度の短期間のみ、再生素子を低速移送すれば
よいから、前記した本出願人の提案になる情報信号記録
円盤再生装置に比し、検索スピードを高めることができ
、よってより一層検索時間を短縮化することができる等
の特長を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一実施例を示すブロック系統図、
第2図は第1図図示ブロック系統の要部の一実施例を示
すブロック系統図、第3図は第2図図示メモリ回路の構
成の一実施例を示すブロック系統図、第4図は高速サー
チ時の再生時間と再生トラックとの関係の一例を示す図
、第5図は高速サーチ時の再生信号の出力状態を説明す
る図、第6図はノーマル再生時の再生時間と再生トラッ
クとの関係の一例を示す図、第7図は高速サーチ直後の
ノーマル再生時の再生静止画を説明するための図、第8
図はディジタル記録トラックに記録されるディジタル信
号の1ブロックの信号フォーマットの一例を示す図、第
9図はディジタル記録トラックに記録される各アドレス
コードの信号フォーマットの一例を示す図、第10図は
ディジタル記録トラックに記録されるディジタルビデオ
信号の信号フォーマットの一例を示す図、第11図は第
10図図示フォーマットの要部を更に詳細に示す信号フ
ォーマットの一例を示す図、第12図はディジタル記録
トラックに記録される被周波数変調波信号及び参照信号
の周波数スペクトラムの一例を示す図、第13図はアナ
ログ記録トラックに記録される被周波数変調波信号及び
参照信号の周波数スペクトラムの一例を示す図、第14
図は本発明再生装置で再生すべき円盤のトラックパター
ンの一例を示す図、第15図は本発明再生装置で再生す
べき円盤のディジタル記録トラックとアナログ記録トラ
ックの記録情報内容及び単位トラック数の一例を模式的
に示す図、第16図は逆方向再生時の走査軌跡の一例を
示す図、第17図は再生すべき円盤の第3の参照信号f
P3の記録区間等の一例を示す図である。 15・・・プレーヤ部、16・・・アダプタ部、20・
・・コマンドプロセッサ、21・・・マイクロプロセツ
サ、27・・・ステータス解読回路、28,29.72
・・・スイッチ回路、30・・・静止画デコーダ、31
・・・切換回路、32,33.42・・・発振器、34
.35゜43.44・・・分周器、36.39・・・可
変分局器、38・・・電圧制御発振器(VCO)、4.
0・・・ディジタル信号復調回路、46・・・磁気検出
器、48・・・ギヤ歯車、51・・・走査針、52・・
・ピックアップ回路、53・・・トラッキングサーボ回
路、54・・川・ラッキングコイル、55・・・情報信
号再生回路、62・・・DA変換及び切換装置、63・
・・FM復調回路、64・・・垂直同期信号検出回路、
65.66・・・アドレスデータ取込回路、73・・・
判別回路、74・・・再生映像信号出力端子、80・・
・再生複合映像信号入力端子、81・・・NTSCデコ
ーダ、82・・・同期信号発生器(SSG)、83〜8
5・・・AD変換器、86・・・メモリ回路、87・・
・コントローラ、88・・・再生ディジタルビデオ信号
入力端子、89〜91・・・DA変換器、98〜100
・・・画素データ入力端子、1051〜1056・・・
メモリ素子群、108,109゜110・・・画素デー
タ出力端子。 第7図 第9図 第11図 第13図 第15図 第16図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)同心円状又は螺旋状のトラックに情報信号が記録
    された情報信号記録円盤の既記録信号を再生素子により
    ピックアップ再生する再生装置において、複数の静止画
    を主体とした情報信号でディジタル変調して得た複数チ
    ャンネルのディジタルデータに少なくとも同期信号、誤
    り訂正符号及び誤り検査符号を付加して1ブロックとし
    、該ブロック単位毎に時系列的に合成されたディジタル
    信号を更に変調して得た第1の被変調波信号が記録され
    ているディジタル記録トラックと、該ディジタル記録ト
    ラックの該複数の静止画の夫々の記録トラック部分の直
    前に記録形成され、その直後に記録される該ディジタル
    記録トラックの該静止画の内容を示す画像に関する複合
    映像信号を少なくとも含むアナログ情報信号でアナログ
    変調して得た第2の被変調波信号が記録されているアナ
    ログ記録トラックとが夫々形成された情報信号記録円盤
    の既記録信号を前記再生素子によりピックアップ再生し
    て得た再生信号のうち該アナログ記録トラックからの再
    生信号を予め定められた一のテレビジョン方式の水平走
    査周波数を有する複合映像信号に再生する第1の再生回
    路と、該再生素子によりピックアップ再生して得た再生
    信号のうち該ディジタル記録トラックからの再生信号を
    もとの情報信号に復調再生する第2の再生回路と、該一
    のテレビジョン方式の水平走査周波数の自然数倍の周波
    数を発生する発振回路と、該発振回路の出力信号をモー
    タ回転同期信号として供給され該情報信号記録円盤の回
    転用モータを該モータ回転同期信号に同期して回転せし
    めるサーボ回路と、該発振回路の出力信号を周波数逓信
    して得た信号を該第2の再生回路にマスタークロック信
    号として供給するマスタークロック信号発生回路と、高
    速サーチ時かノーマル再生時かを示す制御信号が供給さ
    れ、高速サーチ時には該第1の再生回路より取り出され
    た再生複合映像信号をディジタル信号に変換してメモリ
    回路に1フィールド分書き込んだ後、それを該再生素子
    が再び低速度で次の該アナログ記録トラックを再生し、
    その再生複合映像信号を1フィールド分該メモリ回路に
    書き込むまで引続いて読み出し、該読み出されたディジ
    タル信号をアナログ複合映像信号に変換して出力し、ノ
    ーマル再生時は該第2の再生回路より取り出されたディ
    ジタル情報信号からディジタルビデオ信号を該メモリ回
    路に書き込んだ後それを読み出し、アナログ静止画信号
    に変換して出力する静止画デコーダと、高速サーチ時は
    少なくとも該ディジタル記録トラック走査期間の該再生
    素子に対しては十数倍程度以上の倍速比で走査するよう
    に該再生素子を高速で移送し、かつ、該アナログ記録ト
    ラック走査開始時点より該メモリ回路に1フィールド分
    の該再生複合映像信号が書き込まれる時点までの期間の
    該再生素子に対してはノーマル再生時程度以下の倍速比
    で走査するように該再生素子を低速で移送する再生素子
    移送制御手段とよりなることを特徴とする情報信号記録
    円盤再生装置。
  2. (2)該再生素子移送制御手段はノーマル再生時には該
    ディジタル記録トラック走査期間の該再生素子に対して
    はノーマル再生時の倍速比で移送し、該アナログ記録ト
    ラック走査期間の該再生素子に対しては十数倍程度以上
    の倍速比で移送を行ない、該静止画デコーダはノーマル
    再生時には該第2の再生回路の出力復調情報信号から生
    成した該アナログ静止画信号のみを選択出力することを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の情報信号記録円
    盤再生装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6353776A (ja) * 1986-08-22 1988-03-08 Pioneer Electronic Corp 情報再生信号装置におけるサ−チ方式
JPS63125064A (ja) * 1986-11-14 1988-05-28 Pioneer Electronic Corp 情報再生装置におけるスキヤン方式

Cited By (2)

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JPS6353776A (ja) * 1986-08-22 1988-03-08 Pioneer Electronic Corp 情報再生信号装置におけるサ−チ方式
JPS63125064A (ja) * 1986-11-14 1988-05-28 Pioneer Electronic Corp 情報再生装置におけるスキヤン方式

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